40代の未経験保育士の需要は高い!求人情報や抱えやすい悩みも紹介

保育士 未経験 40代

    この記事では40代の未経験者でも保育士になれる理由や需要が高い理由をはじめ、平均月給や年収、求人情報の紹介や注意点などを解説します。

    また、40代未経験の保育士が抱えやすい悩みやよくある質問にもお答えしていきます。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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保育士は40代未経験でもなれる

結論から申しますと、40代未経験からでも保育士になることはできます。というのも、保育士不足が深刻な問題になっており、人材難であることが理由として挙げられます。

そのため、40代で未経験の保育士でもニーズが高い傾向にありますね。40代で無資格・未経験でもこれまで携わってきた職種や主婦経験から事務スキル・対人スキルなどが培われているので、保育現場でも十分役立てられます。

実際に厚生労働省の「保育士の有効求人倍率の推移(全国)」によると、保育士の求人倍率は以下のようになっています。

保育士の有効求人倍率の推移の画像 厚生労働省「保育士の有効求人倍率の推移(全国)」

全職種計の有効求人倍率は1倍〜1.5倍程度で推移していますが、保育士の有効求人倍率は全体の約2倍〜3倍と高い数値になっているのがわかりますよね。

40代未経験でも保育士を目指せる理由として、待機児童数が多くなっており、この先もそれに伴い保育施設が増加していくことで、保育士の需要もさらに高まっていくことが考えられます。

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40代で未経験保育士の場合は、保育士としての実務経験やキャリアがなくても子育てを通して習得したスキルがありますよね。


また、親だからこそ感じる不安や悩みを経験している人であれば、若い保護者の相談相手になれることもあるので、保護者にとって心強い存在になれます。

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とはいえ、40代から未経験保育士になることに対して不安や悩みもあると思います。そんな人は保育業界に精通している保育士ワーカー保育士人材バンクの相談してみましょう。


保育士という職種への理解が深く親身にサポートしてもらえるので、安心して転職先・就職先を見つけることができますよ。

保育士におすすめの転職サイト

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ただ、転職エージェントによって求職者を担当するキャリアアドバイザーの質やサポート力には差が生じるので、併せて大手転職エージェントのリクルートエージェントdodaマイナビエージェントもうまく活用することをおすすめします。

大手転職エージェントは業界知識をはじめ、未経験転職を目指す求職者のサポート実績が豊富にあるので、一緒に志望動機や自己PRなどを考えてもらえますよ。

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下記の記事では、未経験から保育士を目指す人や保育士を辞めた人などについて詳しく解説しています。気になる人は合わせてご覧ください!

40代未経験から保育士になる方法

40代未経験から保育士になるには、具体的にどのような方法があるのかよくわからないという人もいると思います。

まず、保育士になるためには保育士資格を取得しなければなりません。保育士資格を取得する方法ですが、主に下記に挙げた4通りありますので、詳しくお伝えしていきますね。

指定保育士養成校に通う

40代未経験から保育士になる1つ目の方法は、厚生労働省が指定する養成校に通い、保育士資格を取得することですね。4年制大学をはじめ、2〜3年制の専門学校や施設でしっかり学んで卒業する必要があります。

指定保育士養成は令和3年4月1日時点で全国657ヶ所あるので、その中から通う養成校を選んで卒業すれば、試験を受けなくても保育士資格が取得できますよ。

指定保育士養成校で資格を取得する方法の画像 厚生労働省「ハロー!ミライの保育士!」

ちなみに養成校では座学だけではなく、実際に保育現場で学ぶ保育実習も用意されています。一方、2年制の専門学校や短期大学に通う場合は、2年間学ぶことで保育士資格を取得できるようになっていますね。

また、保育士資格が取得できる学校はこれまで女性のみ入学可としていたものの、近年では男女共学にされた学校も増加傾向にあります。

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さらに3年制の専門学校や大学に通う場合には、保育の基礎知識に加えて幼児教育や子どもの心理学など周辺分野も学ぶことが可能ですよ。

保育士試験を受ける

40代未経験から保育士になる2つ目の方法は、保育士試験を受けて合格して資格取得するというものです。保育士試験は年2回実施されており、指定保育士養成施設以外の学校卒業者や、社会人でも保育士資格の取得を目指せます。

ただ、受験資格を満たす必要があるので、事前にしっかりと自分が条件をクリアできているか確認するようにしましょう。

保育士試験を受けて資格取得する方法の画像 厚生労働省「ハロー!ミライの保育士!」

おおむね受験資格は「短期大学卒業程度」と設定されていますが、最終学歴が高等学校でも「児童福祉施設での実務経験2年以上かつ総勤務時間数2,880時間以上従事した者」というような条件をクリアしていれば、保育士の受験資格が得られます。

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ちなみに、保育士試験は筆記と実技の2つが用意されており、筆記の全科目に合格できれば実技試験が受けられますよ。

ハローワークの職業訓練を受ける

40代未経験から保育士になる3つ目の方法は、ハローワークの職業訓練を受けることですね。ハローワークには「保育士養成科コース」があるため、窓口から申請することで受講できます。

訓練対象者の条件は「高等学校卒業者、もしくは高等学校卒業と同等以上の学力があると認められた者」となっています。受講すると保育士資格だけではなく、幼稚園教諭2種免許状も取得できるのが嬉しいポイントですね。

訓練の内容は2年間の過程となっており、取得資格にあたって国家試験を受験する必要もなく、卒業生全員に両資格が与えられます。

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ただ、募集期間に偏りがあったり募集定員が少数だったりするため注意が必要ですね。


また、都道府県によっては保育士養成科コースをやっていない場合もあるので、事前に確認をしておくようにしましょう。

保育士がハローワークを活用するポイントや職業訓練については、こちらの記事で詳しく解説しています。気になる人は合わせてご覧ください!

自治体の公務員採用試験の保育士枠を受ける

40代未経験から保育士になる4つ目の方法は、公務員保育士になるというものですね。公務員保育士になるためには、公務員採用試験の保育士枠に合格する必要があります。

この公務員採用試験は地方自治体が公表している募集要項を確認した上で、受験の申し込みをおこなわなければなりません。ただし、年度によっては保育士採用試験を実施しない自治体があるため、しっかりと事前に情報収集しておくのが望ましいですね。

さらに、年齢制限を設けている自治体が多いので、受験資格の有無をチェックしておくのが良いですね。一般的には30歳程度とする自治体が多い傾向にありますが、中には35歳や40歳程度までOKとしている自治体もありますよ。

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ちなみに、保育士採用試験は一次試験と二次試験の2種類になっています。一次試験では筆記試験が実施され、二次試験では面接や実技試験、体力試験が実施されます。


ただし、公務員保育士は数多くのメリットがあることから、それだけ競争率も高くなっているのが特徴ですね。

社会人から未経験で保育士になる方法については下記の記事も参考にしてみてくださいね。

40代の未経験保育士の給与

保育士の給料は業務量の多さには見合っていない、給料が低いと言われていますが、実際にどのくらいであるのか、それは職場により大きく異なります。だからこそ、40代の未経験保育士の具体的な給与金額を上げることが難しいです。

そこで今回は、厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」を参考に、40代保育士の平均月給や賞与、年収について算出してまとめてみました。

月給 賞与 年収
40歳〜44歳 29.8万円 85.4万円 443万円
45歳〜49歳 28.1万円 88.6万円 425.8万円

民間で勤務する保育士の場合は保育園を運営している運営会社が給与を決定するので、低くなる傾向にありますね。一方、公立保育士は公務員と同じ枠になるため、地方公務員として給与査定されることになるので、平均月給も高くなります。

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さらに保育園などの職場によって受けられる福利厚生も大きく変わってくるので、月給や年収の部分がまた少し異なる可能性がありますね。

月給 年収
男性保育士 30.3万円 363.7万円
女性保育士 27.1万円 324.7万円

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男性保育士と女性保育士で平均月収や年収が異なるのは、担う業務がそれぞれ異なっていることが理由として挙げられます。


女性と比べて男性保育士は重労働が多い傾向にあるので、わずかながら給与が高くなっています。

保育士の給料や年収などの金銭面、福利厚生の確認の仕方などについては、以下の記事で詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね!

40代の未経験保育士の求人情報

40代で未経験から保育士を目指そうとしている人の中には「実際に40代で未経験の保育士求人なんてあるの?」なんて思っている人もいるのではないでしょうか。

そこで、ここでは保育士の転職支援実績が豊富で人気のある保育士ワーカーが保有している、40代未経験の保育士を募集している求人を紹介したいと思います。(2024年2月時点)

ただし、時期によって掲載されている求人が異なってくるので、ここで紹介する求人情報はあくまでも参考程度に見ていただけますと幸いです。

【正社員】40代の未経験求人

40代で未経験から正社員になれる求人は数が少ない傾向にあるものの、ゼロというわけではありません。

ここでは、神奈川県で募集されている雇用形態が正社員、40代の未経験歓迎の求人を紹介しますね。

募集要項
施設種類 認可保育園
就業時間 7:00〜21:00の間で週40時間のシフト制(実働 8時間、休憩60分)

※残業あり(月平均5時間程度)
休日 土日祝日(2018年度実績124日)
※土日祝出勤の場合、翌週に振替休日取得可能

【長期休暇・特別休暇】
夏季休暇、年末年始休暇、慶弔休暇、産前産後休暇、介護休暇、年次有給休暇、育児休業制度、介護休業制度
※産休・育休取得率9割以上(2018年度実績)
給与 月給:21万8,000円~30万8,000円
※経験を考慮し、前職の給与をベースに相談可

【昇給】
原則年1回〜(当社賃金規定による)

【賞与】
(当社、標準評価の場合/2018年度実績)
一般(25歳)年2回:2.4ヶ月+決算賞与
主任(35歳)年2回:3.2ヶ月+決算賞与
園長(40歳)年2回:4.0ヶ月+決算賞与

・役職手当(主任、園長など)
・役割別手当(専門リーダーなど)
・交通費 実費支給
・残業代 全額支給
福利厚生 社会保険完備、社内外研修制度(年間100種類程度)、キャリアアップ制度、マネージャーや運営担当などのフォロー、相談窓口(保育園の外にもあります)、退職金制度、従業員組合、異動希望ヒアリング年1回、職員給食制度(給与天引き)、住宅援助(自治体の制度がある場合) など
最寄駅
アクセス
京急本線 上大岡駅
ブルーライン 上大岡駅

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未経験でも正社員になりたいと考えている人は、ぜひ保育士ワーカーなど保育業界に特化した転職エージェントで正社員求人を探してみてくださいね。

【パート】40代の未経験求人

40代で未経験から保育士になる場合は、パートとして働きはじめているという人も実は結構多くいます。

家庭と仕事を両立させたいと考えている人も、パートなら無理なく働き続けられるのでおすすめですね。

ここでは、静岡県で募集されている雇用形態がアルバイト・パート、40代の未経験歓迎の求人を紹介しますね。

募集要項
施設種類 認可保育園
就業時間 【月〜土】
7:00〜19:00
上記時間内で1日4時間以上、週3日以上勤務できる方
※勤務時間・曜日は相談可
休日 日・祝・年末年始
給与 時給:1,050円~
※経験により考慮
福利厚生 交通費支給
マイカー通勤の場合(距離に応じて支給・園の規定により)
※駐車場:月2,500円

社会保険完備(加入条件は法定通り)、退職金制度あり(園の規定による)
最寄駅
アクセス
JR東海道本線(熱海~浜松) 藤枝駅

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もちろん、40代の未経験でも歓迎してもらえるパート求人も多数あるので、どのような求人があるのか知りたい人は、ぜひ保育士ワーカーでパート求人をチェックしてみてくださいね。

【保育補助】40代の未経験求人

40代で未経験から保育士を目指す前に保育補助として働いて、保育士の実務経験を積んでから保育を目指すという人も中にはいます。保育補助は保育士資格がなくても勤務できる職場と、そうではない職場に分かれます。

また、保育補助は家庭と両立させて働けるという魅力があるので、メリハリをつけて働きたい40代の人におすすめですね。

ここでは、東京都で募集されている雇用形態がアルバイト・パート、40代の未経験歓迎の保育補助求人を紹介しますね。

募集要項
施設種類 認可保育園
就業時間 9:30〜18:30
休日 土曜、日曜、祝日、他シフトによる
給与 時給:1,050円~
福利厚生 交通費支給(上限3万円)、バイク・自転車通勤可、社会保険・退職金制度(加入要件を満たした場合)
最寄駅
アクセス
西武池袋線 清瀬駅

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実際に保育士ワーカーで保育補助の求人を検索してみると、研修制度が充実している求人や未経験やブランクがある人でも安心して働ける環境づくりをしている求人も多く見受けられました。

保育補助の仕事内容については下記の記事で詳しく解説しているので、合わせて確認してみてくださいね。

40代の未経験保育士が抱えやすい悩み

40代の未経験から保育士を目指す際には、前もって保育士として働く上でどのような悩みを抱えやすいのか把握しておきたい、そんなふうに思っている人もいるのではないでしょうか。

ここでは、40代が未経験から保育士になったときに抱えやすい悩みを以下に3つまとめました。次でそれぞれ詳しくお伝えしていきますね。

若い保育士ばかりで馴染めない

40代の未経験から保育士になった際に抱えやすい悩みとして「若い保育士ばかりで馴染めない」ことが挙げられます。

というのも、保育士はまだまだ女性の比率が高く結婚や出産を機に退職する人が多いため、どうしても若い保育士ばかりになってしまいがちです。そうなると、指示を出したり指導したりするのが自分よりも年下ということになりますよね。

年下相手から指示や指導されることに慣れなかったり、若い保育士で会話をしている中に入りにくかったりと、職場に慣れるまでに時間がかかってしまいます。

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40代で未経験保育士になると職場や一緒に働くスタッフなどに慣れるまでに時間がかかってしまい、大変でキツく感じることもあるでしょう。


ただ、保護者からの信頼は得やすいので、子育て経験を活かしながら相談に乗ったりアドバイスをしたり、うまく立ち回ることで少しずつ環境に慣れることができるはずですよ。

体力的にキツく感じる

保育士は子どもを抱っこしたり、一緒にしゃがんで砂遊びをしたりとにかく体力を使う場面が数多くありますよね。また、中腰の姿勢で業務をおこなうケースも多いため、腰痛になりやすいのもネックとして挙げられます。

20代や30代の保育士ならまだ大丈夫かもしれませんが、40代になるとどうしても体力が下がってきてしまうことから、保育士の業務負担が大きく感じてしまいがちです。

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保育施設によっては体力的な負担が大きいことや腰痛などの事情を伝えることで配慮してもらえることもあります。


しかし、40代保育士の人の中には「このまま働き続けるのは体力的にキツイ」と考え、退職や転職を検討する人も実際に多く見受けられますね。

保育の仕事に慣れるまで時間がかかる

40代で未経験から保育士になった際には、覚えたりこなしたりする業務量が多いので慣れるまでに時間がかかります。

子どもと遊んだり見守ったりするだけではなく、連絡ノートを記入したり行事進行を考えるなど、やることがたくさんありますよね。

1つずつ正確にしっかりとこなしていきたいところですが、同時進行しなければならない場合もあります。そのため、最初のうちは非常に苦労しますし大変な思いをしてしまうこともあるでしょう。

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覚えたりこなしたりする仕事量が多くてパニックに陥らないように、普段からきちんとメモをとって頭に叩き込むのがベストですね。


また、指導してくれるスタッフが自分よりも年下で若い保育士でも、わからないことがある際には遠慮せずに積極的に質問・確認するようにしましょう。

具体的に保育士がどんな仕事をしているのかや、1日の仕事の流れを知りたい人は下記の記事を参考にしてみてくださいね。

40代未経験から保育士になる注意点

40代の未経験から保育士になる際には、いくつか気をつけておきたいことがあります。「イメージしていたものと違う…」と後悔しないためにも、事前に大切なポイントを押さえておくのがおすすめです。

40代の未経験から保育士を目指すときに注意したいのは、主に以下に挙げた3つとなっていますね。

ブラック求人を見分けて応募する

40代未経験から保育士になる場合に限られた注意点ではありませんが、ブラック求人をしっかり見分けて応募するのがポイントですね。

というのも、保育業界はつねに人材難であることから、通常求人の他にブラック求人も混ざっているケースが多く見られるからです。未経験者歓迎の求人だったとしても、労働時間が異常に長いケースや業務量の割に給与が低いケースなどがあります。

ブラック求人を見極めるには、しっかりと求人票に記載されている内容に目を通す必要がありますね。

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とはいえ、自分でブラック求人なのかどうかを見極めるのは難しいと思いますので、自分の希望をヒアリングした上で求人を紹介してもらえる転職エージェントに相談することをおすすめします。


とくに保育業界の転職に精通している保育士ワーカー保育士人材バンクなら、気になる求人の詳細情報を教えてもらった上で応募できるので安心感がありますよ。

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また、少しでも多くの40代未経験歓迎の保育士求人を網羅するという意味で、大手人材紹介会社のリクルートエージェントdodaなども併用するのがおすすめですね。

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以下の記事では、ブラックな保育園の特徴や見分け方について詳しく紹介しているので、合わせてチェックしてみてください!

研修が充実しているか確認する

40代未経験から保育士を目指す場合は、研修が充実しているかどうかチェックするのがとても重要です。未経験者を歓迎・募集している保育園では研修制度について求人票に記載している傾向が多く見られます。

しかし、中には研修制度の有無についてや詳細内容について記載されていない場合もあります。

求人票に研修制度について記載されていなくても、公式ホームページのほうに詳細情報が記載されているケースもあるため、求人票と合わせて公式ホームページもチェックすることをおすすめします。

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その逆で、求人票に研修制度についてしっかり細かく記載されている場合は、未経験者や新人に対して教育する意識が高いところだと判断して大丈夫ですよ。


自分で研修制度の有無を調べるのは時間がかかりますし、見つけられないということもあるので、無料で利用できる転職エージェントに頼るのがおすすめです。

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中でも保育士の転職を最後まで手厚く徹底サポートしてもらえる保育士ワーカー保育士人材バンクの2社なら、より詳細な求人情報を教えてもらえますよ。


研修制度が充実している求人をいくつか紹介してもらって、一緒に選考対策をすると効率良く転職活動がおこなえるため、スムーズに進められるのも魅力ですね。

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保育士求人の探し方についてはこちらの記事でも詳しく解説しているので、気になる人はぜひ合わせてご覧ください!

きちんと情報収集をおこなう

40代未経験から保育士になる際に大切なのは、きちんと情報収集をおこなうことです。なぜなら転職失敗したと感じる人の共通点としてもっとも多いのは、「情報収集不足であること」が挙げられるからです。

だからこそ、きちんと情報収集しておかなければ入社後にミスマッチが生じて、その結果、短期離職してしまうという事態に繋がってしまう恐れがあります。

また、転職サイト(求人サイト)に掲載されている内容をそのまま受け取る人も多いと思いますが、実は同じ保育園求人でも掲載されている媒体によって、求人票に記載されている内容が異なっているケースがあります。

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だからこそ、1ヶ所だけの求人を見るのではなくできるだけ複数の媒体で求人のチェックをしておくのが望ましいと言えるでしょう。


とはいえ、複数の媒体で求人を検索して確認するのは大変な作業なので、求人紹介から応募や入社までしっかりサポートしてくれる転職エージェントに頼るのがおすすめです。

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その中でも保育士転職に強い保育士ワーカー保育士人材バンクなら、求人の詳細や直接保育園側には聞きづらい勤務の条件などがより詳しく聞けますよ。

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40代未経験の保育士が転職成功させるコツ

40代で未経験から保育士になりたい人の中には、転職や就職するからには少しでも採用してもらえる確率を高めたいと考えている人も多いと思います。

40代未経験の保育士が少しでも転職成功率を高められるようにするためのコツは、主に下記に挙げた2つとなっています。

希望条件に優先順位をつけて整理する

40代未経験から保育士になる際に成功させるコツ1つ目は「希望条件に優先順位をつけて整理する」ことですね。なぜなら、自分がもっとも重要視している希望条件を定めておかなければ、求人を選ぶ際に軸がブレてしまうからです。

その結果、いざ入社しても別の理由で不満を抱いてしまうなどミスマッチが生じる恐れがあります。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、まずは自分が希望する条件や働き方などを紙に書き出してみましょう。

書き出した希望条件や働き方の中から、自分にとって譲れない条件を3つだけピックアップすることで、どの条件なら妥協できるのか把握することができますよ。

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優先順位を明確にさせることはできたけれど自分でうまく求人を探せないという人は、保育求人が豊富な転職エージェントに相談して、自分に合った求人を紹介してもらいましょう。


保育士転職に強い転職エージェントの中でもおすすめなのは、保育士領域トップクラスの支援実績や保育園への人材紹介の実績を誇っている保育士ワーカー保育士人材バンクです。

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希望条件や希望する働き方をヒアリングした上で、40代未経験でも応募できる求人を紹介してもらえるので、効率よく転職活動がおこなえます。


自分が気になる求人企業に合わせた履歴書・職務経歴書の作成や面接対策まで徹底してサポートしてもらえるので、不安を抱えている人でも安心できますよ。

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保育士の転職を失敗したくないと考えている人は、下記の記事で失敗してしまう原因や特徴を解説しているので、合わせてチェックしてみてくださいね。

転職エージェントを利用する

40代未経験から保育士になる際に成功させるコツ2つ目は「転職エージェントを利用する」ことです。

まず前提として、40代未経験の保育士が転職を成功させるためには働く目的と軸を明確にさせることが大事になってきます。なぜなら、明確にすることで自分がどんな保育園で働けば良いのか把握できるからです。

とはいえ、働く目的をうまく明確化できないという人ももちろんいると思いますし難しいことなので、保育業界に特化した転職エージェントに頼るのがおすすめです。

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とくに保育士ワーカー保育士人材バンクの2社は保育士の転職成功実績が豊富にありますし、数多くの保育士をサポートしてきた知識やノウハウがあります。


働く目的や軸を一緒に考えてもらい明確にした上で、40代でも未経験から挑戦できる保育士求人をいくつか紹介してもらえますよ。

それだけではなく、保育士としての実務経験不足をどうやってカバーするのが良いのか相談することも可能です。

行政や民間の企業が実施している保育士研修を受ける、または保育現場で短時間勤務をして経験を積んでいくのがベストなど、親身になってもらえるのが魅力ですね。

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実際に保育現場で保育士としての実務経験を積んでいきたい場合は、その旨をキャリアアドバイザーに伝えてみましょう。


しっかりと相談することで、40代から未経験チャレンジできる求人尚且つ、研修制度が充実している保育求人を複数紹介してもらうことができますよ。

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保育士は40代未経験でも需要が高い

保育業界は保育士不足で売り手市場で、40代未経験でも需要が高いです。

なぜなら保育士不足や待機児童数に伴い保育施設の増設が進んでおり、保育士のニーズが高くなっているからです。

保育所等待機児童数及び保育所等利用率の推移の画像 こども家庭庁「保育所等関連状況取りまとめ(令和5年4月1日)」

上記の表を見ると保育所の利用率が平成29年度では42.4%ですが、令和2年度には47.7%と高くなっていて、その分保育士の需要も高くなっていると考えられます。

さらに保育士経験がない40代の人でも、保育現場ならこれまでの人生経験や子育て経験を活かすことができる点も需要が高い理由の一つです。

特に子育て中の悩みは経験者だからこそわかることもあるので、経験豊富な40代の保育士がいることは保護者からの安心感につながりますね。

転職エージェント末永 末永

保育現場はその場その場の対応力が求められますし、環境が整っていないこともあると思いますが、自身の経験も活かしつつ業務でわからないことは他の先生に確認するなどして自ら吸収しにいく心意気を大切にしましょう。

40代未経験の保育士に関する質問

40代未経験の保育士に多くみられる悩みや疑問を、以下にいくつかピックアップしましました。

詳しくお答えしていきますので40代未経験から保育士になりたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

40代の未経験保育士はどのくらい?

人物 転職者

40代の未経験保育士は、実際にどのくらいいるのでしょうか?

転職エージェント末永 末永

40代の未経験保育士は、東京福祉局の「令和4年度東京都保育士実態調査結果(報告書)」によると、40.7%であることがわかります。


女性保育士の中ではもっとも高い数値となっているので、40代の未経験保育士は多い傾向にあると言えるでしょう。

保育士としての就業状況の画像 東京福祉局「令和4年度東京都保育士実態調査結果(報告書)」

転職エージェント末永 末永

一方、30代以上の未経験男性保育士のほうは59.9%と、40代の未経験女性保育士に比べて非常に高くなっています。

いきなり正社員は厳しい?

人物 転職者

40代で未経験保育士の場合は、いきなり正社員で雇用してもらうのは難しいのでしょうか?

転職エージェント末永 末永

正直、その保育園にもよるところが大きいですね。ほとんどの保育園は未経験者をいきなり正社員雇用することは少ない傾向にあります。


まずはアルバイトやパート・嘱託からスタートして経験を積んでいき、その後正社員登用されるというケースが多いですね。

転職エージェント末永 末永

とはいえ、40代の未経験保育士でも正社員で募集している求人も多数あるので、応募する前に正社員で絞って検索して情報収集することをおすすめします。


もし自分で探すのが難しい場合は、保育業界に専門特化している転職エージェントを利用して、自分に合った求人を紹介してもらいましょう。

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保育園以外で未経験歓迎してくれるところはある?

人物 転職者

保育園以外で、40代の未経験者を歓迎してくれる職場はありますか?

転職エージェント末永 末永

保育園以外で40代の未経験保育士を歓迎してくれるところはありますよ。


具体的には、保育補助・小規模院内保育室・病児・病児後保育室・事業所内保育室・児童発達支援センター・放課後等デイサービスなどが挙げられますね。

転職エージェント末永 末永

とはいえ、その施設の求人によって40代未経験OKとなっていないケースもあるので、しっかり確認しておくのが無難だと言えます。


少しでも自分に合った保育士未経験歓迎の求人を探したい人は、保育士ワーカー保育士人材バンクなど、保育園以外の求人も多数取り扱っている転職エージェントに相談してみましょう。

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保育士未経験者は面接でどこを見られる?

人物 転職者

40代の未経験保育士は、面接でどのような部分がチェックされるのでしょうか?

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具体的には「コミュニケーションスキル」「子どもと向き合う体力の有無」「保育方針が園と合致しているか」などが見られますね。


保育士という職業柄、子育て経験がある人はプラス事項になりますが、それだけで採用はしてもらえません。なぜなら、同じ未経験者なら年齢を重ねている人よりも、若い人を優先的に採用したいと考えるからです。

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さらに、指導する側にとって自分よりも年上の職員に教えるとなれば気を遣いますし、一般的に若い人のほうが体力面や柔軟性・適応力に優れているという印象があることも理由に挙げられますね。


とくに認可保育園の正社員は、新卒以外の未経験者は採用されにくいです。一方、託児所や小規模保育園では、子育て経験の有無が重視される傾向が見られます。

40代未経験の場合は保育補助を経験したほうが良い?

人物 転職者

40代の未経験保育士の場合は、保育補助を経験したほうが良いですか?

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保育士資格を保有していない40代未経験の場合は、まず保育補助として経験やスキルを習得してから保育士資格を取得するという方法もありますね。


保育補助を経験することで、保育の理解を深めることができ、保育士資格取得後にそのまま働いている職場で正社員として就職できる可能性もあります。

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また、中学校卒業・高等学校卒業で保育経験はなく、合わせて保育士資格の受験資格を満たしていない場合、1日6時間以上の勤務を2年間継続させることで受験資格を得ることができるようになっていますよ。

40代未経験の男性保育士は難しい?

人物 転職者

40代未経験の男性保育士は転職するのが難しいですか?

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40代未経験の男性保育士でも転職することは可能ですよ。


男性保育士がいてくれることで、体力仕事の際に頼りになることや不審者などの防犯対策になってもらえるから非常に助かる、という声もよく聞かれますね。


また、男性の育児参加が少しずつ浸透してきていることから、男性保育士のニーズが今後高まっていくことが考えられます。

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とはいえ、育児は女性の仕事という固定観念が根底にあることや、女性同士のほうが保育士と保護者間のコミュニケーションがとりやすいという考えがあることから、まだまだ求人が少ない傾向にあります。


実際に厚生労働省の「保育士の現状と主な取組」を見てみると、女性保育士は約96%、男性保育士は約4%であることがわかります。とはいえ、少しずつ男性保育士の推移が上がってきていますよ。


ちなみに、40代男性保育士は0.4%で女性保育士は20.1%となっています。

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