派遣社員とパートの違いを徹底比較!それぞれの働き方の特徴も解説!

派遣社員とパートの違いを徹底比較!それぞれの働き方の特徴も解説!

    仕事選びのプロが派遣社員の働き方の特徴を徹底解説します!パートやバイトとも比較して違いなども解説していくので働き方で悩んでいる人はぜひ参考にしてください!

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末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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派遣社員とパートの違い

派遣社員とパートには様々な違いがあります。

この違いを理解せずに仕事を始めると早期の離職やミスマッチにつながってしまいます。

2つの働き方の違いを理解した上で自分に合った働き方を選択しましょう。

給与

派遣社員とパートの給与には違いがあり、総じて派遣社員の方が給与は高い傾向にあります。

最新の派遣社員の平均時給は1,643円になっています。(参照:ジョブズリサーチセンター(JBRC)「2023年10月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査」)

対してパート・アルバイトの平均時給は1,177円となっており、466円の時給差があります。(参照:ジョブズリサーチセンター(JBRC)「2023年10月度 アルバイト・パート募集時平均時給調査」)

仮に週3日、1日5時間働いたとして3日×5時間×4週間で約28,000円の差が1ヶ月で生まれます。

1年間で考えれば、約34万円もの差が生まれてしまうのです。

ここまでの差が生まれる理由は3つあります。

  1. ほしい人材を探すコストが抑えられる
  2. 必要な時に条件に合う人材を雇うことができる
  3. 時給の中にはボーナスも含まれている

企業は求人広告を掲載して応募を待っているとかなりの時間とコストが掛かってしまう場合があります。

一方で派遣会社を利用すると、派遣会社に登録している人材から企業の希望する条件に合う人材を比較的早く紹介してもらえます。

そのため、繁忙期や急な人材不足の企業にとってはメリットが大きく、時給設定も高くなっているのです。

また、派遣社員の場合、期間を決めて雇うことができるため、長期で雇う必要がないことも企業のメリットとなります。

加えて、正社員とは違い派遣社員はボーナスや昇給がなく、その分も考慮した時給となっているためにパートよりも高くなる傾向にあるのです。

業務の内容や期間

求人にもよりますが、業務の内容は派遣社員とパートで大きくは変わりません

しかし、パートの場合は業務内容を口頭で説明されることが多く、範囲も明確ではありません。

業務をおこなっていくなかで変わっていくこともあるでしょう。

一方の派遣社員は業務の範囲が派遣会社と派遣先の企業で事前に細かく決められており、その範囲を超えることはありません。

加えて、同じ会社で働くことができる期間も派遣社員とパートでは異なります。

派員は有期雇用契約となり、決められた期間で働くことになります。

多くの場合は3ヶ月に一度契約の更新があります。

また、派遣社員の場合は同じ会社で3年以上働くことが原則できません

同じ会社で働きたい場合は現在の部署から変われば働くことは可能です。

また、派遣会社には同じ派遣先の企業に3年以上派遣される見込みがある派遣社員に対し、希望すれば派遣終了後、派遣先の企業に直接雇用の依頼をする義務があります。

もし派遣先の企業に直接採用を断られてしまっても次の派遣先を派遣会社が探してくれますので安心してください。

パートも有期での契約になります。

期間は仕事によって異なり、数日から1年単位まで様々です。

原則1度の契約で3年が上限とされており、契約期間や更新の有無、更新の基準を書面で明記します。

派遣社員よりも雇用期間の縛りはゆるく、期間を気にせず働くことが可能です。

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「2013年の改正労働契約法」でパート・派遣社員に関わらず、有期雇用契約が5年を超えた場合、企業に対して無期雇用へ変更する申込みができるようになりました。


詳しく知りたい方は派遣会社に聞いてみるとよいでしょう。

有給の有無

有給休暇は雇用形態に関係なく条件を満たせば取得することが可能です。

週の労働時間が30時間以上で週5日以上の就業状況の場合、労働基準法第39条では雇い入れ日から6ヶ月勤務し、全勤務日の8割以上を出勤していた場合、10日の有給休暇を与えなければならないとされています。

その後は1年を経過するごとに勤続年数に応じて有給を付与するように決められています。

また、労働時間が週30時間未満で勤務日数が週4日以下の場合でも、勤務日数と勤務年数に応じて有給休暇が付与されます。

下記が勤続年数に応じた有給休暇付与日数の表です。

週所定労働日数 1年間の所定労働日数 勤務年数
0.5年 1.5年 2.5年 3.5年 4.5年 5.5年 6.5年以上
5日 217日以上 10日 11日 12日 14日 16日 18日 20日
4日 169日~216日 7日 8日 9日 10日 12日 13日 15日
3日 121日~168日 5日 6日 6日 8日 9日 10日 11日
2日 73日~120日 3日 4日 4日 5日 6日 6日 7日
1日 48日~72日 1日 2日 2日 2日 3日 3日 3日
(出典:東京労働局「労働基準法 有給休暇編」)

有給休暇はいつでも取得することができ、理由を提出する必要もありません

雇用主は事業の運営に影響が出る理由がある場合は、有給休暇を他の日に変更することができます。

この場合、影響が出る可能性が無くなり次第、有給休暇を与えなければいけないと決められています。

社会保険

パートの場合、一定の条件を満たしていれば保険が適用されます。

厚生年金保険や健康保険の場合は、下記の条件を満たすことが適用条件となっています。

  1. 週の所定労働時間が20時間以上30時間未満
  2. 1ヵ月あたりの賃金が88,000円以上
  3. 雇用期間の見込みが1年以上
  4. 労働者が学生でないこと
  5. 勤務先企業の従業員数が501人以上または500人以下で社会保険の加入について労使合意がなされている

ただし、社会保険に加入するまで働くことで、所得税が課されたり、扶養から外れてしまうことで手取りの収入が減少してしまう可能性もあります。

詳しくは後項の「扶養内で働きたい人の4つの壁」を参照してください。

一方で派遣社員の場合、長期の勤務が見込まれて労働時間が正社員の4分の3以上であれば派遣会社の社会保険に加入することが可能になります。

また、仮に労働時間が正社員の4分の3以下でも上述したパートの厚生年金保険と健康保険の加入条件を満たしていれば保険に加入することができます。

雇用保険においてはパートと派遣社員ともに下記の条件を満たしていれば雇用先企業は従業員に対して加入させなければならないと決まっています。

  • 1週間の所定労働時間が20時間以上
  • 31日以上引き続き雇用される見込みや予定がある場合

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派遣社員における詳しい社会保険の条件については派遣会社の規定を担当者に確認してみましょう。

評価の方法

パートの場合は直接企業に雇用されるため、直属の上司や場合によっては社長が普段の仕事ぶりや成果について評価や振り返りをおこなうのが一般的です。

業務の成果によっては時給が上がる可能性もあります。

派遣社員の場合は雇用主はあくまで派遣会社のため、派遣先企業からの評価をもとに派遣会社から評価や振り返りがおこなわれます。

振り返りの中では評価だけでなく、現状を踏まえてより活躍するにはどうすれば良いのかなどのアドバイスも受けることができます。

今後のキャリア形成にもつながるため、担当者からのアドバイスも大切にされるとよいでしょう。

福利厚生

雇用形態に関係なく福利厚生を受けることは可能です。

福利厚生は2種類に分類されます。

1つ目が法定福利厚生です。健康保険や厚生年金保険、雇用保険、労災保険の各種保険と有給休暇や産休・育休といった休暇がここに含まれます。

法定福利厚生は法律で義務付けられている福利厚生のため、一定の条件を満たしていれば誰にでも認められています。

詳しくは前項の「有給の有無」「社会保険」の項目を参照してください。

2つ目が法定外福利厚生です。交通費の支給や家賃補助、各種社員割引などがここに含まれます。

法定外福利厚生は法律で義務化されたものではなく、企業が独自に作成する福利厚生です。

そのため、企業ごとに内容は異なります。

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福利厚生も働き先を決める上で重要な指標となります。 企業のホームページや求人票などで確認するとよいでしょう。

派遣社員とパートのメリットとデメリット

派遣社員とパートにはそれぞれメリットとデメリットがあります。

2つの働き方のメリットとデメリットを理解して、自分に合った働き方を考えてみてください。

派遣社員の3つのメリット

派遣社員として働くことで得られるメリットは3つあります。

1つ目が正社員やパートでは勤務するのが難しい大きな企業で働くことができるチャンスがあることです。

入社希望ランキングでも常に上位に入り、正社員として入社するのが非常に難しい企業でも、派遣社員であれば比較的入りやすくなります。

派遣社員として大きな企業に入り、働き方や文化を理解することで今後のキャリア形成にもつながります。

また派遣会社ではスキルアップやキャリアアップの研修もおこなっているため、活用することでより理想のキャリアに近づくことが可能です。

2つ目がパートと比較すると時給が高いことです。

パートよりも高いスキルや能力が求められる分、派遣社員の給与相場は高いです。

自分が派遣で働くことで、どの程度時給がもらえるのか気になる人は一度派遣会社の担当者に確認してみると良いでしょう。

3つ目が様々なサポートを派遣会社から受けられることです。

派遣社員の雇用主は派遣会社のため、派遣先でトラブルが起こった際はすべて派遣会社が対応してくれます。

また契約が満期となり次の仕事を探す際も自分でゼロから始める必要はなく、派遣会社が次の職場を探してくれます。

派遣社員の3つのデメリット

派遣社員として働く場合にはデメリットも3つあります。

1つ目が派遣社員として同じ職場で長期間勤務することができないことです。

派遣社員は3年以上同じ職場で働くことができないと法律で定められており、3年を超えた場合は直接雇用に雇用形態を切り替えるか、次の派遣先を探す必要があります。

長く同じ職場で働きたいという人には派遣社員は難しいでしょう。

2つ目が派遣会社によって待遇に差が出ることです。

派遣会社によって受けることが可能な福利厚生は異なります。

働く上で福利厚生も大切にしたいという人は、登録前に派遣会社のホームページや口コミなどを活用して事前に確認しておくとよいでしょう。

3つ目は自分の今のスキルや能力に見合った仕事がない可能性があることです。

派遣会社によって扱っている求人や得意領域は異なります。

自分のスキルや経験では求人を紹介してもらえず、次の仕事までに時間が空いてしまうことがあります。

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2つ目と3つ目のデメリットは複数の派遣会社に登録して、求人や担当者を比較することで回避することができます。


上手に派遣で働くためにも複数の派遣会社に登録しておくことをおススメしています。

パートの3つのメリット

パートで働くメリットは3つあります。

1つ目は働き方を調整しやすいことです。

求人にもよりますが、派遣社員よりもパートの方が働く時間の融通が利きやすいです。

趣味や家事と両立しやすいため、働きやすさを感じる人も多くいます。

派遣社員に比べてフルタイムで働くことも少ないため、扶養内で働きたいという人にも大きなメリットになります。

また企業がパートを募集する際は、できるだけ勤務地の近くに住んでいる人を雇いたいと考える傾向があります。

できるだけ家の近くで働きたいと考えている人にはパートは最適な働き方になるでしょう。

2つ目は比較的簡単な仕事が多いことです。

パートの仕事は派遣社員に比べて専門性が求められないことが多く、仕事を始めてから業務を覚えていくのが一般的です。

よってスキルや経験に関係なく働くことができるのは大きな魅力です。

3つ目は同じ会社で働き続けることができることです。

パートには派遣社員のように3年以上働けないといったルールはありません。

長く同じ職場で働き続けたいと考えている人にとってはパートが合っていると言えます。

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同じ職場で長く働きたいという人は特に有期雇用と無期雇用どちらなのかを確認しましょう。

パートの2つデメリット

パートで働くデメリットは2つあります。

1つ目が収入が安定しない可能性があることです。

パートはシフト制のところも多いため、働いている人数の関係で想像以上にシフトに入れない可能性があります。

また正社員の増員や他のパートの増員によって影響を受けることもよくあります。

派遣社員と比べると専門性が低い分、時給自体が低く設定されていることが多いです。

働く時間の自由度が高く、未経験からでも働ける求人が多くはありますが派遣社員よりも給与が低くなっているケースがほとんどです。

2つ目がトラブルが発生したときや転職する際の仕事探しを自分でする必要があるということです。

たとえば、働いている職場でハラスメント等のトラブルが起こった場合でも、派遣会社のようなサポートしてくれる仲介人がいないため、自分で対応する必要があります。

また、何らかの理由で職場を変える際には派遣社員であれば次の仕事を探す際に派遣会社がサポートをしてくれますが、パートだと次の仕事探しのサポートはなく、自分で探す必要があります。

扶養内で働きたい人の4つの壁

派遣社員とパートのどちらで働くとしても給与によっては税金の支払いや保険の加入が必要になります。

どのくらい稼ぐとどんなお金がかかるようになるかは意外と知らない人が多いです。

効率よく収入を増やすためにも、ここで紹介する4つの壁は理解しておきましょう。

103万(所得税)の壁

年収が103万円を超えると所得税が課税されるようになります。

103万円の中に交通費や通勤手当は含まれませんので注意してください。

この103万円は原則としてすべての人が受けられる給与所得控除の55万円と基礎控除の48万円を足した額となっています。

103万円を超えた場合にかかる所得税は次の式で求めることができます。

(収入-103万円)×0.05=納める所得税

※0.05(5%)の税率は103万円を超えた金額が1,000円から1,949,000円までの間で、収入に応じて税率は変わっていきます。

106万(社会保険)の壁

年収が106万円を超えてくると社会保険への加入が必要になってきます。

なお、106万円を超えたすべての人に加入が必要になるのではなく、下記の条件を満たしている必要があります。

  1. 週の労働時間が20時間以上
  2. 月額賃金が88,000円以上
  3. 2ヶ月を超える雇用の見込みがある
  4. 学生ではない

社会保険が適用されると給与から毎月天引きされるようになります。

106万を超えて収入を得たい場合、実は123万円までは106万円と手取りが変わりません

103万円までは引かれる金額が少ないため、上手に収入を増やすためには106万円までに収入を抑えるか、もしくは123万円以上稼げるように仕事を増やすかの2択になります。

転職エージェント末永 末永

たとえば、120万円の収入があったとしても、そこから社会保険料の天引きを差し引きすると106万円の収入と手取りが変わりません。


せっかく稼いだ分、効率よく手取りを増やすためにも106万円~123万円では手取りが変わらないということは覚えておくとよいでしょう。

130万(扶養)の壁

年収が130万円を超えると全員が社会保険に加入する必要があります。

収入が130万円を超えてくると扶養から外れてしまうため社会保険料の支払いが発生します。

よく聞かれる扶養が外れるとはこの社会保険料の免除が受けられなくなることを指しています。

社会保険の扶養とは、一定の条件に当てはまる場合に社会保険料の負担をせずに家族の社会保険に加入することができる仕組みのことです。

月10万円を超える収入の場合は社会保険料が発生する可能性があり、月の収入が11万円になると必ず社会保険料が発生します。

もしあなたが家族の扶養に入っている場合は、この130万円の壁については理解しておいてください。

150万(配偶者特別控除)の壁

年収が150万円を超えると配偶者特別控除の金額に差が出ます。

配偶者特別控除は年収が一定額以下の配偶者がいる場合に、扶養する側の所得税が免除される制度のことで、通常38万円の所得控除が認められています。

この配偶者特別控除を満額受け取ることができるボーダーラインが150万円ということです。

150万円を超えると配偶者が支払う税金が段階的に増えていきます。

収入が201万円を超えると配偶者特別控除を受けることができなくなります。

【職種別】派遣とパートの比較

同じ職種でも派遣とパートでは給与や求人内容に違いがあります。

ここでは実際にどのような違いがあるのか業種ごとに紹介していきます。

自分が目指す働き方はどちらで叶うのかを考えながら確認してください。

一般事務の派遣とパートの違い

一般事務未経験の派遣社員の平均時給は1,339円に対して、一般事務のパート・アルバイトの平均時給は1,034円となっており、やはり派遣社員の方が時給相場は高くなっています。

派遣社員の平均給与は1,339円でパートやアルバイトと比べ305円高いものの、振れ幅は大きく、勤務地や求職者のスキル・経験が大きく影響しています。

看護師の派遣とパートの違い

看護師のパートの平均時給は1,773円に対して、看護師の派遣社員の平均時給は2,128円となっており、こちらも派遣社員の時給の方が高く設定されています。

また実際の業務内容も異なります。

パートやアルバイトに比べると派遣社員は専門性が高い仕事を任せてもらえることが多いです。

加えて派遣看護師の方が休みが取りやすいという特徴もあります。

これは雇用主が就業先ではなく派遣会社であるため、残業の量や休みに融通が効くことが多いためです。

薬剤師の派遣とパートの違い

薬剤師のパートの平均時給は2,414円です。

全国的に見ると地方の方が薬剤師の人員が足りていない分、平均時給が高い傾向にあります。

一方、派遣の薬剤師は2,000円後半から高いものだと4,000円まであります。

派遣においても地方など人手不足の地域が時給が高くなりやすい傾向にあるといえるでしょう。

保育士の派遣とパートの違い

保育士のパートの平均時給は1,047円に対して、派遣社員の平均時給は1,344円と高く設定されていることが多いです。

派遣保育士とパート保育士の時給差は297円もありますが、実際の業務内容は基本的には変わりません

有期雇用であることなどから担任のクラスを受け持つことはなく、保育補助や担任クラスのないフリーの保育士の方をイメージされるとよいでしょう。

派遣とパートの違いでよくある質問

ここでは派遣社員やパートで働こうと考えている人からよく受ける質問に対してお答えしていきます。

多くの人が疑問に感じている部分のため必ず確認するようにしてください。

急なお休みがもらいやすいのはどちらですか?

人物 Aさん

私は専業主婦なのですが、もうすぐ子供が小学校に入学するので働きはじめようかと考えています。


でも、子供が急に熱を出して休まなければいけない時もあると思うのですが、派遣とパートではどちらが急な休みにも対応してくれそうでしょうか

転職エージェント末永 末永

急な休みにも対応しやすいのはパートです。


就業時間の拘束という点から考えると正社員の次に派遣社員が強いからです。


派遣社員の場合、急な休みの取得が難しかったり休みが取れたとしても次の契約更新で評価が下がり切られてしまうのではという不安につながる可能性があります。


一方でパートの場合は面接時に家庭環境や急な休みを申請する可能性があることを伝えた上で採用になっているケースが多いので、個人の事情を理解し、柔軟に対応してくれる可能性が高いでしょう。

パートタイム派遣というものを聞いたのですがなんですか?

人物 Bさん

こないだ友人と話していたらパートと派遣を組み合わせたパートタイム派遣という言葉を聞いたのですが、どういったものなのでしょうか?

転職エージェント末永 末永

パートタイム派遣とは時短勤務で派遣社員として働くことを指します。


例えば、平日の13時〜19時だけ、週に3日だけといった働き方ができます。


プライベートを重視したパートと同じような働き方が可能でありながら、時給相場が高いことも多かったり、派遣会社の福利厚生を受けることもできます。


自分の理想の働き方で働くことが可能でプライベートも充実させることができるため、近年注目されている働き方です。


派遣で働きたいがフルタイムは難しいと感じている人はパートタイム派遣の働き方を検討してみてください。

派遣から正社員になることはできますか?

人物 Cさん

いずれは正社員として働きたいと考えているのですが何か良い方法はありますか?

転職エージェント末永 末永

派遣社員から正社員になるには主に次の3つの方法があります。


紹介予定派遣で働く


派遣先の企業に正社員として雇ってもらう


転職活動をする


上記の3つに合わせて派遣会社で期限を決めずに雇用してもらう無期雇用派遣社員(常用型派遣)になるという方法もあります。


正社員になりたいと考えている人は、自分の理想の働き方や希望年収、大切にしたい条件を整理してどの方法が良いのか考えてみるとよいでしょう。

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