三菱ケミカルは平均年収1045万円｜新卒初任給・賞与ボーナスや残業時間も紹介！

三菱ケミカルの平均年収は1045万円

三菱ケミカル株式会社は三菱ケミカルグループ株式会社の子会社となっているため、三菱ケミカルグループの平均年収を紹介します。

2023年3月期の有価証券報告書によると、三菱ケミカルグループ株式会社の平均年収は1,045万円です。

dodaの「平均年収ランキング最新版(業種別)」を見てみると、三菱ケミカルが属するメーカー全体の平均年収は466万円であり、中でも化学メーカーに限定すると業界の平均年収は489万円でした。

三菱ケミカルグループの平均年収とメーカー全体の平均年収を比較すると2倍以上とかなりの高年収であることが分かります。

ちなみに三菱ケミカルグループの平均年収、勤続年数と平均年齢の推移は以下のようになっています。

出典：三菱ケミカルグループ株式会社 有価証券報告書

三菱ケミカルの年収が高い理由

三菱ケミカルでは高い利益率を原資として、社員の高年収につなげられていると考えられます。

中でも、三菱ケミカルは素材から最終製品までの流れを一貫して製造する「総合化学メーカー」であり、高い技術力と競争力を誇ります。

国内化学メーカートップの売上高で、とくにアクリルガラスの材料であるMMA(メタクリル酸メチル)で世界シェア40％を獲得するなど、国内外で幅広く活躍する企業です。

とはいえ、化学メーカーは直接消費者と接することが少ないため、あまり馴染みのない人も多いかもしれません。

一般的な知名度の低さから就職時の競争が少ない一方で、業界自体の安定性や、比較的ホワイトな職場環境から就活生にとって化学メーカーは「穴場」な業界と言われています。

とくにリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントといった転職エージェントなら、求人紹介だけでなく、年収アップの交渉もおこなってくれるので、ぜひ相談してみてくださいね。

三菱ケミカルの職種別平均年収

2024年1月時点の転職口コミサイト「ライトハウス」に投稿されている年収データを参考に、職種別の平均年収を紹介します。

三菱ケミカルの職種の中では研究や技術・開発の年収が高く、オペレーターや製造職の年収はやや低い傾向にあります。

上記の職種別平均年収は現役社員・元社員の回答を元に算出されていますが、役職や在籍時期にもよって変わってくるので、参考程度に見てもらえればと思います。

三菱ケミカルの年代別平均年収

2024年1月時点のライトハウスに投稿されている年収データを参考に年齢別の平均年収を紹介します。

上記の年代別平均年収は現役社員・元社員の回答を元に算出されていますが、残業時間やポジションにもよって変わってくるので、参考程度に見てもらえればと思います。

三菱ケミカルの新卒社員の初任給

2024年4月入社の新卒社員の初任給について詳しく紹介していきます。

三菱ケミカルの新卒採用での募集職種は「技術系職種」と「事務系職種」の2つです。

出典：三菱ケミカル株式会社 新卒採用ページ

三菱ケミカルと競合他社の年収比較

三菱ケミカルと同じ化学メーカー業界「富士フイルム」「旭化成」「住友化学」「三井化学」との平均年収を以下で比較してみました。

各社それぞれ、2023年3月期の有価証券報告書を元に比較をしています。

2024年1月時点の競合5社で比較すると三菱ケミカルは富士フイルムに次ぐ第2位の平均年収でした。

どちらも平均年収は1000万円前後で推移しており、高年収の化学メーカーの中でも、とくに三菱ケミカルと富士フイルムの2社の平均年収が抜きんでていることが分かります。

ただ、各社の平均年収は各企業の正社員比率や年齢構成、売上業績によって変わってくるため、上記の年収比較は参考程度で見てください。

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三菱ケミカルの給与・評価制度

三菱ケミカルの給与・評価制度について、ワンキャリアプラスの評判・口コミを一部抜粋しました。

評判・口コミ

20代・男性
研究職

基本給は高くありませんが、会社全体の業績が良ければ賞与額が大きくなるので、その年の年収は高くなります。また、技術系職種の場合は三交替の手当や夜勤手当があるので平均年収は高くなりやすいようです。

2021年度から評価制度が改定され、等級だけでなく、その年の貢献度に応じて翌年度の給与額が決まる仕組みになりました。実力主義的な評価制度ではありますが、まだまだ社内には浸透しきっていないので依然として年功序列の文化を感じます。

ワンキャリアプラス

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他にもワンキャリアプラスでは、三菱ケミカルで働いている人が前職でどんな会社に勤めていたかなども見ることができます。三菱ケミカルに興味がある人はぜひ登録してみてくださいね。

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三菱ケミカルの残業時間・ボーナス・福利厚生

平均年収とも深い関わりがあり、働く上で気になる三菱ケミカルの残業時間・ボーナス・福利厚生について詳しく紹介していきます。

残業代・残業時間

2024年1月時点の「ライトハウス」によると平均残業時間は25時間です。

三菱ケミカルはみなし残業ではなく、残業しただけ残業代が支給される仕組みです。ただし、働き方改革の一環で会社方針として残業を抑制しようという動きがあり、残業時間は少なめです。

製造現場で働くオペレーター職の場合は勤務時間が交替制で勤務時間は決まっているため、残業が発生する場合は他の社員が休んだ場合の代行勤務となります。

部署によっては「リリーフマン」と呼ばれる代務要員が十分でなく、残業が多くなってしまうこともあるようです。

ボーナス・賞与

2021年度の制度変更により賞与の支給タイミングが年2回から年1回になりました。

前年度の会社全体の業績に連動して毎年6月に賞与が支給される仕組みで、配属先事業の業績にかかわらず、大きく支給額が変動します。

個人的な業績貢献はそれほど支給額に影響しないため納得感は少ないものの、基本給の約5.5ヶ月分の支給と額面が大きいので、不満に思うマイナスな口コミは多くありません。

福利厚生

2021年度からカフェテリアプランという制度が適用されており、役職に応じて家賃・ガソリン代・医療費など社員が自由に使えるポイントを付与される制度になりました。非管理職は年間21万円分のポイントを利用することができます。

ただし、業績悪化の影響を受けて、家賃手当廃止や持株会の奨励金廃止の制度変更を不満に感じる口コミが複数見られました。

独身寮や単身赴任寮をはじめ一般的な福利厚生制度は整備されているものの、手厚い制度設計とは言い切れないようです。

三菱ケミカルの年収に対する評判・口コミ

三菱ケミカルの年収に対する評価をライトハウスから集めてみました。

現役社員・元社員が年収に対して、どのように思っているのか、参考にしたい人はぜひ目を通してみてください！

三菱ケミカルの年収に対する良い評判・口コミ

評判・口コミ

40代・男性
営業

業績に貢献していれば評価が高く、給与や賞与も高く、逆に、業績に貢献していなければ評価が低く、給与や賞与も低いので、自己に対する会社の評価がわかりやすく、納得のいくものになっていると思います。

ライトハウス

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評判・口コミ

40代・男性
研究開発

給与制度や評価制度については、目標設定に対する個人業績が反映される点ので多くの従業員は、満足していると思います。

ライトハウス

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評判・口コミ

30代・男性
化学

これまで財閥特有の家族手当、福利厚生施設が多くあったが、独身と家庭持ち、社宅と持ち家など、職務能力と関係なく賃金差があるという面から、福利厚生を縮小し、その分、職長、課長など、職務責任に応じて給料を増やす形で還元している。

最初は不満に感じたが、こちらが公平であることに気づかされた。

ライトハウス

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三菱ケミカルの年収に対する悪い評判・口コミ

評判・口コミ

30代・男性
生産技術

以前までの年功序列的なモデルを廃止し、職位に対して給与が決められる。

ポストとして上に上がれないと大きな昇給は見込めず、かつ事業、職場によってポストの数はまちまちなので、特に高給のポストの少ない職場では努力しても上に上がれないという意見が散見される。

ライトハウス

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評判・口コミ

20代・男性
所内発電所

昇給は評価によって上がる割合が変わるが、どちらにしてもほとんど期待できない。

年功序列で、枠が開けば繰り上げられていく。賞与は今までは三菱ケミカルグループ全体で計算していたが、業績が悪化したせいか１年前に製薬や産業ガス事業と切り離して計算されるようになったのでほぼ最低保証の賞与となった。

会社の将来が怪しいと感じている。

ライトハウス

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評判・口コミ

30代・男性
設備技術部

入社して数年で何もやらかさず出世していければ並の収入だと思います。ボーナスは化成品の上振れがあると5ヶ月以上です。

回数は年2回から1回に減りました。通勤手当の削減も検討されているのでこれから待遇は悪化していくと思います。

ライトハウス

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三菱ケミカルの会社情報・採用情報

三菱ケミカルの会社概要と採用情報について紹介していきます。

新卒採用と初任給情報

三菱ケミカルの2023年新卒採用では大きく「技術系職種」と「事務系職種」の2職種で募集をおこなっています。

技術系職種は、研究開発、プロセス開発(生産技術)、プロセスエンジニア(製造技術)、プラントエンジニア(設備技術)、ユーティリティ、知的財産などの職種で、事務系職種は営業、事業管理、生産管理、経理、人事、総務などの職種です。

どちらの職種も高専卒から専門学校・大学・大学院(修士・博士)と幅広く採用しており、初任給(2023年4月入社者)は以下で設定されています。

技術系職種、事務系職種ともにインターンシップ制度が用意されており、三菱ケミカルで働くイメージを明確化することができます。

三菱ケミカルの中途採用情報や転職しやすい人の特徴について知りたい人は、以下の記事も読んでみてください。

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三菱ケミカルへの転職を成功させるコツ

dodaの「転職人気企業ランキング(2022年)」の160位にランクインするほど人気があり、年収も高い三菱ケミカルへの転職を考えているのなら、転職エージェントを利用すると良いです。

なぜなら、転職エージェントでは三菱ケミカルの非公開求人を保有している可能性があるからです。また、三菱ケミカルの選考に合わせた応募書類の添削、面接対策なども無料でおこなってもらえます。

ただ、転職エージェントによって保有している求人やサポートに違いがあるので、まずは以下で紹介する転職エージェントの中から2〜3社に複数登録をして、実際にキャリアアドバイザーに会ってみた上で、サポートを任せるエージェントを絞り込むと良いです。

また、転職するべきか迷っている人は、三菱ケミカルのような企業からスカウトされる可能性があるビズリーチに登録するのがおすすめです。