派遣社員は副業も可能!上手な選び方や失敗する人の特徴も紹介!
派遣社員が副業をすることは可能かどうかについて解説します。
また、副業を始める場合の注意点や副業の選び方も合わせて紹介します。
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派遣社員も法律上は副業ができる
派遣社員として働いている方々で「副業が可能なのか?」という点が気になっている方は多いのではないでしょうか?
そのように心配されている方は安心していただいて大丈夫です。
派遣社員でも法律上副業が可能となっています。
正社員も派遣社員も法律的に副業を禁じるものはありません。
しかし、派遣会社の就業規則によって禁止されている場合がありますので、在籍している派遣会社の就業規則を確認しましょう。
また、副業と同時にダブルワークという言葉も聞きますが、2つは意味が違ってきます。
副業は正社員としてメインで働いている仕事があったうえで、他の仕事をおこなうことを指します。
一方でダブルワークはメインの仕事を持たずに複数の仕事をおこなっていることを指します。
実は「副業・兼業の促進に関するガイドライン」というものを厚生労働省が発信しています。
このガイドラインは「収入を増やしたい人」「1つの仕事では生活が厳しい人」などが安心して副業・兼業に取り組むことができるように、副業・兼業の場合における労働時間管理や健康管理について示したものです。
内容は「副業・兼業の方向性」「企業の対応方法」などです。
記載の内容のひとつに労働時間に関する内容があります。
内容は「労働時間として換算されるのは、事業所において働いた労働時間が本業と合わせて通算100時間未満で複数月平均80時間以内になるようにすること」などが記載されています。
しかしフリーランスや起業、コンサルタントなどは労働法が適用されませんので注意が必要です。
副業は会社に黙って副業をおこなうことはせず、会社にきちんと申請をして副業の許可を得てからおこなうようにしましょう。
副業は今後より盛んになる
副業は今後さらに盛んになっていくと考えられます。
理由のひとつが、厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」改定を発表したことから副業を認める起業も年々増加しているということです。
また、企業も多様な働き方を後押しし、副業が本業にプラスの影響をあたえることもあるため、自己成長に副業を利用する方も増えてきました。
そのような方がいる一方で、賃金面で副業をおこなわないと生活が厳しい方も多くいるため、今後収入増加のために副業を選択する方は年々増加していくでしょう。
派遣社員のメリットと留意点
では、副業をすることで派遣社員側のメリットと留意点を紹介します。
メリットは4点です。
- 今の仕事を辞めなくても別の仕事に就くことができる
- 本業の所得を活かしてやりたいことに挑戦できる
- 所得が増えて生活水準を上げることができる
- 起業や転職のリスクを小さくできる
今の仕事を辞めなくても別の仕事に就くことができる
1つ目は今の仕事を辞めなくても別の仕事に就くことができるので、副業からスキルや経験を得て派遣社員の方が主体的にキャリア形成をすることができます。
例えば、派遣社員として販売の仕事をしているとします。
その方が副業としてライティングを始めた場合、言語化能力や要点をまとめる能力など向上して販売実績の向上につなげることが可能です。
また、他の人への発信力なども向上するため、販売からマネージャーへのキャリアもつくることができます。
本業の所得を活かしてやりたいことに挑戦できる
2つ目は本業の所得を活かしてご自身がやりたいことに挑戦できるので自己実現を追求できます。
元々趣味を生かして「物販をしたい」と考えていた場合、ネックになるのが仕入れなどに使う資金です。
本業の所得で副業の資金を作ることができるので、自分のやりたいことに挑戦しやすくなります。
所得が増えて生活水準を上げることができる
3つ目は所得が増えて生活水準を上げることができるので、プライベートの充実につながります。
本業の仕事で年収400万円だとする場合、毎月5万円(年間60万円)の副業収入があるとします。
その毎月5万円(年間60万円)は貯金に回すことや、食事や遊びに使うことも可能です。
今までプライベートで我慢していたことができるようになると、プライベートの充実につながっていきます。
起業や転職のリスクを小さくできる
4つ目は本業を続けたままできるので、リスクを小さく起業や転職に向けた準備や試行が可能です。
さまざまな挑戦として起業や転職を考えている方もいると思います。
そのような方の場合、本業をいきなりなくすと非常にリスクが高くなります。
起業や転職に向けて必要な下準備をおこなうことで、起業や転職を失敗した場合もダメージを少なくすることが可能です。
また、留意点としては3点あります。
1つ目は就業時間が長くなるので自身で就業時間と健康管理をする必要があることです。
2つ目は、職務専念義務、秘密保持義務、競業避止義務を意識することが必要です。
3つ目は1週間の所定労働時間が短い業務を複数おこなう場合は、雇用保険等の適用がない場合があることに留意が必要です。
企業のメリットと留意点
次に企業側のメリットと留意点の紹介です。
メリットは4点です。
- 労働者が社内で得られない知識・スキルを得ることができる
- 労働者の自律性や自主性を促すことが可能
- 優秀な人材の獲得、流出防止、競争力の向上
- 事業機会の拡大につながる
労働者が社内で得られない知識・スキルを得ることができる
1つ目は労働者が社内で得られない知識・スキルを得ることができる点です。
副業から得た知識やスキルが本業のプラスになる場合もあり、パフォーマンス向上につながります。
労働者の自律性や自主性を促すことが可能
2つ目は労働者の自律性や自主性を促すことが可能です。
副業を自由にすることができることで、労働者が自主的に自分や会社のプラスになることを考えて行動してもらうことにつながります。
優秀な人材の獲得、流出防止、競争力の向上
3つ目は優秀な人材の獲得ができたり流出を防止したりでき、競争力が向上していきます。
会社としてさまざまな働き方を容認しているので、優秀な人材に関心を持ってもらえることができます。
また、副業を容認することで、本業以外でやりたいことでの収入が得られることで本業への不満も軽減して転職やヘッドハンティングなどでの流出を防止することが可能です。
事業機会の拡大につながる
4つ目は労働者が社外から新たな知識や情報、人脈を入れることで事業機会の拡大につながります。
社外へ視点を向けることで、今までなかった視点や人脈が広がるので会社としても事業の拡大をすることもできるでしょう。
留意点としては、労働者の必要な労働時間の把握と管理、そして健康管理の対応が必要なことです。
そして、職務専念義務、秘密保持義務、競業避止義務をどのように確保するのかという懸念への対応が必要になってきます。
派遣社員が副業を始めるメリット3選
派遣社員が副業を始める理由はさまざまあります。
例えば「生活費の足しにしたい」「趣味にお金を使いたい」「暇な時間を効率的に使いたい」などさまざまです。
ここでは派遣社員が副業を始めるメリットを紹介します。
副業を始めることでどんなメリットがあるのかを知ることができるので副業を始めようか迷っている人はぜひ参考にしてください。
収入を上げることができる
1つ目は副業をすることで収入を上げることができます。
派遣社員の平均月給は26万円ですが、正社員の平均月給は31万円です。
正社員とくらべると派遣社員は5万円ほど低くなっており、派遣社員はボーナスがないため年収では200万円ほどの差が生まれます。
200万円は生活水準でも非常に大きな差がでるため、収入が上がると生活水準があがることや、趣味や自己投資に使えるお金が増加することにつながります。
副業は、時間を効率よく利用する必要があり、隙間時間や本業が休みの時を利用して副業をすることで効率よく収入を上げることが可能です。
時間も限られるため副業の単価を上げることも効率よく収入を上げる方法のひとつです。
さまざまな経験ができる
2つ目は副業をすることで本業とは異なる仕事に触れることができます。
本業のみの場合は本業でおこなっている業務や人間関係といった限られた範囲での経験しかできません。
一方で副業はさまざまな職種や立場の人と出会うことができ、価値観や視点を広げることが可能です。
加えて本業とは全く異なる仕事をすることで気分転換をすることができるのもメリットといえます。
仕事はさまざまなストレスを抱えてしまいますので、本業とは違う経験が良い気分転換になることもあります。
また本業が特別な事情で継続が難しくなっても、副業があれば収入が0にはならないというメリットも見逃せないところです。
スキルを磨くことができる
3つ目は副業をすることでスキルを磨くことにもつながります。
すでにスキルを持っていて本業で活かし切ることができていない方もいるのではないでしょうか。
そのような方は、副業が自分の持つスキルを活用するチャンスともいえます。
仕事ですでに持っているスキルを使うことで、さらにスキルが磨かれ視野が広がることが可能です。
また、まだスキルを持っていない人はスキルを獲得するチャンスともいえます。
これまでチャレンジしてみたかったことや欲しかったスキルが手に入る仕事にチャレンジしてみましょう。
副業で得たスキルを本業で活かすことができれば、収入を上げることが可能です。
本業がPRの仕事をしている方を例にあげると、副業によってライティングスキルをあげることで、PRに活かせる「相手に伝えるスキル」や「要点をまとめるスキル」などが向上します。
仕事のスピード感もアップすることで本業のクオリティーもどんどん上がっていきます。
このように、本業と副業を連動させることで自己成長ができ、収入も上げることができるようになります。
派遣社員が上手に副業を始める3つのコツ
実は、派遣社員が副業を始めるには3つのコツがあります。
ここで紹介するコツを押さえて上手に副業を始めましょう。
事前に下調べをする
1つ目は事前に下調べをすることです。
まずは会社の就業規則で副業や兼業が禁止されていないかを確認しましょう。
会社によっては就業規則ではなくガイドラインとして副業・兼業について書かれている場合もあります。
会社の承認が必要なケースが多いのできちんと申請するようにしましょう。
申請の内容としては「いつ、どこで、どのような仕事を、どれくらい働くのか」などです。
企業側が副業・兼業に対して気にするポイントは本業に影響が出ないかと会社の秘密情報が漏洩するリスクがないかです。
きちんと申請して安全であるということを会社側に伝えましょう。
また、就業規定で禁止されていない場合でも職務専念義務・秘密保持義務・競業避止義務は注意しましょう。
職業の選択は自由ではありますが、会社に言わずに働いていたことが知られてしまった場合に社内の信用を失うことや、いらないトラブルを起こす可能性もあります。
就業規則ではなく、入社時の誓約書に書かれている場合もあるので、下調べのときには直接会社に確認することをおすすめします。
契約書をしっかり残す
2つ目は企業側と契約する前に報酬形態や仕事の進め方、納期などのルールを確認しましょう。
そしてその内容の契約書はきちんと残しておくことが大切です。
もし契約書がない場合は、報酬や支払いの条件が不明瞭になり、報酬の未払いや支払額や支払いのタイミングが約束したものと違ってくるといったことが発生します。
そのようなことを防ぐためにも見える形で証拠として残すことが大切です。
トラブルとしてよくあるのが、契約書をきっちり残していなかったことで「言った、言っていない」とお互いに話が噛み合わなくなるケースです。
ただ、単発の案件や1万円以下の仕事の場合契約書をつくらないケースも存在します。
仕事を受けた際にメールなどで条件が記載しているものは証拠として残しておくことが大切です。
契約書を交わすことが心配な初心者などは、副業・兼業のサイトで仕事を見つけることをおすすめします。
このようなサイトは手数料が発生しますが、その分報酬の支払いに関しても仕組みがきちんとしているので、契約書を交わさない場合でも確実に報酬を支払ってもらうことができます。
個人でやり取りする場合、お金に関したことは自分から言いづらい側面もあるかもしれませんが、きちんと契約について具体的に話して、決まっている内容を契約書として書面に起こしてもらうようにしましょう。
契約書に応じない場合や不満を言うような相手の場合は契約をしないことをおすすめします。
副業を紹介してくれるサービスを活用する
3つ目は副業を紹介してくれるサービスを活用することです。
近年は新型コロナウィルスの影響もあり、大きく働き方が変わり在宅でできる仕事やスマホがあればできる仕事が増加しています。
また企業側も人材不足も深刻化している中、企業とフリーランス(個人事業主)をマッチングするサービスが増えてきたこともあり、特定の仕事や単純な仕事を外部に委託したり、アルバイトではなく業務委託したりと足りない人材不足を解消している企業も増加しています。
例えばウーバーイーツは業務委託の代表的な例です。
フードデリバリーのニーズが高まったこともあり、配達員という仕事が人気の副業のひとつになりました。
そして、副業を紹介してくれるサービスを活用するにあたって注意して欲しいことが、SNSなどで紹介されている高額求人や闇バイトです。
思わぬところで犯罪に加担することや、お金を稼ぐはずが多額のお金を取られてしまう場合もあります。
そうならないように、正規の求人サイトや仕事探しのサービスを利用しましょう。
派遣社員の副業選びのポイント
ここでは副業選びのポイントを紹介します。
派遣社員が副業をする場合には副業選びのポイントを抑える必要があります。
これから副業をしようか悩んでいる人や副業をしているもののうまくいっていないと感じる人はぜひ確認してください。
副業をする目的に合っているか
1つ目のポイントは自分が副業をする目的にその副業があっているかです。
副業を始める目的は人それぞれ違います。
目的は「収入を上げたい」「スキルを磨きたい」「空き時間を有効に使いたい」などがあげられます。
しかしこの目的がずれてしまうと、副業が非常に辛くなり継続していくことができません。
例えば、新たなスキルをつけるためにPCを使った副業を始めたものの、始めてみたら単純なデータ打ち込みばかりでスキルの習得ができなったという場合があります。
また、収入を上げたくて副業を始めたのに、時給や単価の低い副業を選んでしまって労働時間に対して対価が非常に低いなどもあげられます。
無理なく働くことができるか
2つ目のポイントは無理なく継続して働ける仕事を選ぶことです。
本業がフルタイムだとそれにプラスして労働の時間があるので、体や精神への負担も大きくなります。
そのため無理して続けてしまうと、体調を崩してしまい本業に影響を与えてしまう可能性もあります。
自分の中で「どのような条件で、どのような仕事なら無理なく働き続けることができるのか?」を確認しましょう。
下記はよく挙げられる条件です。
リモートワークができるか? | 昨今は非常に増えたリモートワーク。副業の場合は空いた時間や本業の休みの日におこなうために、フレキシブルに働けることも重要になります。 |
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シフトが柔軟か? | 副業をする場合、本業に影響を与えてしまってはいけません。 そのため、シフト制の仕事の場合などは本業に支障のないシフトが重要になります。仕事をするにあたっては、自身が柔軟に働けるのかは必ず確認するようにしましょう。 |
休日に働きやすいか? | 本業の休日に働きやすいことも重要なポイントです。 休日に自宅や近くのカフェなどで働く仕事など気分転換にもなるような副業は休日に働きやすいといえます。 |
派遣社員が上手に副業を続ける4つの方法
派遣社員が副業を続けるには4つのコツがあります。
自分の理想の働き方や生活を実現するため、下記のコツを抑えて上手に副業を続けましょう。
副業の目標と理由を明確にする
1つ目は副業をする際には目標と理由を明確にしておくことです。
なぜなら、理由や目標によって取り組むべき副業が違ってくるからです。
例えば、収入を増やすことを理由に始めた副業で、目標が「月収の5万円アップ」することだとします。
この場合、未経験で自分にスキルがないのに、スキルが必要な副業をしようとするとうまく進めることができず「間違っていること」に気づくことが可能です。
しかし漠然と「収入を増やしたい」が目標だとこの「間違い」に気がつくことができなくなってしまいます。
単価や時給の安い仕事を漠然とがむしゃらに頑張っているだけだと目標に到達はできません。
目標と理由を明確にしていると、月収を5万円アップするためにどのようなスキルが必要なのか?どのような仕事を選ぶとよいのか?きちんと計画を立てて副業をすることができるのです。
結果が出ないからと言って焦らない
2つ目は結果が出ないからと言って焦らないようにすることです。
実際に副業を始めるとわかるのですが、自分でお金を稼ぐというのは非常に難しいです。
数ヶ月やってもなかなか成果が出ないこともあります。
焦らず、まずは小さい目標を設定して目の前のことをひとつひとつクリアしていきましょう。
目標は簡単過ぎると退屈になってしまいますし、難し過ぎると乗り越えることができません。
目標を設定するポイントは「少し頑張ったらできるくらい」です。
ただ自分がどれくらいできるのかが分からないこともあるので、始めに設定してみた目標を実施してみて「簡単過ぎる」と感じた場合はもう少し目標の難易度を上げて「難し過ぎた」と感じた場合はもう少し難易度を下げるようにしましょう。
また、目標を設定してその目標を達成していくことを楽しめるようにすることも大切です。
好きなことや趣味を活かす
3つ目は好きなことや、得意なこと、趣味を活かして活躍ができる副業を選ぶことも大切です。
これまでの自分の経験を振り返り「どんなことが得意なのか?」や「どんなことをするのが好きなのか?」を考えてみましょう。
そうすることで自分に合った副業を見つけることができます
そして、副業をおこなうことへのストレスを減らすことができます。
経験を振り返る際は、同時にどんなことが苦手だったのかも考えておきましょう。
そうすることで「自分に合わない副業」を知ることができます。
副業に活かせるようなスキルを身につける
4つ目は収入を増やすことが直近の目的ではない場合は、今後仕事に活かすことができるスキルを身につけることです。
スキルが身につき、仕事がうまく進むことで「仕事をもっとやりたい」と思えると、仕事を楽しめるため継続しやすくなります。
まずは「自分が楽しそう、もしくは楽しいと感じたことがある」もので副業になりそうなことを探してみましょう。
その楽しめる中でスキルを高められれば、自分の価値を上げることができ、単価や時給の高い副業に就くことができます。
仕事を自分の成長(スキルアップ)と連動させておくこともおすすめです。
生活のリズムを崩さない
5つ目は、副業に使う時間や体力は生活のリズムを崩さない程度にしましょう。
特に本業終了後、夜中に睡眠時間を削っておこなうような副業の場合は危険です。
最悪の場合本業にも影響し、働き続けることが難しくなってしまう可能性もあります。
そのようになってしまっては元も子もないので、睡眠時間を犠牲にするような副業は控えるようにしましょう。
副業を探す際は「時間の拘束が少ないもの」もしくは「時間の拘束がある場合は無理のない範囲」でできるものを選びましょう。
「体あっての物種」ともいいます。
自分を犠牲にし過ぎないことを必ず念頭にいれて副業を探しましょう。
派遣社員で副業を失敗する人の特徴3選
副業には人によって向き不向きがあります。
ここで紹介するような人は副業を始めてもうまくいかない可能性があります。
また、楽に収入を増やそうと考えていると痛い目にあうので、ここで紹介する項目に当てはまると感じた人は注意が必要です。
たくさん稼ごうとする
1つ目はたくさん稼ごうとする人です。
副業を始めたばかりは張り切って「月〇〇万円稼ぐぞ」と気合が入り、本業の終了後や休日を使って副業をする方も多いです。
しかし、無理に頑張ってしまうと長続きしません。
たくさん稼ごうとして無理をしてしまったり、質の低い仕事に手を出してしまったりして、報酬の低い仕事を延々とおこない体調を崩して本業に影響がでてしまうこともあります。
副業を始めたばかりのときは、月1万円〜2万円くらいを目標にコツコツ稼いで継続できるようにすることがおすすめです。
短期間で稼ごうとする
2つ目は短時間で稼ごうとすることです。
副業を始めるためには仕事をもらわないといけません。
仕事をもらうためには「実績」が必要になります。
インフルエンサーやアフィリエイト、YouTubeなども収入を得るまでは1年以上かかるともいわれます。
ライティング業なども始めは「実績」がないため高額の案件の受注はできません。
副業は時間や労力を投資して成果をあげるものなので、短時間で大きく稼ごうとするのは容易にできません。
そのため着実に実績を残していくことを意識しておこないましょう。
すぐに確実に稼ぎたい場合は時給制のアルバイトなどで稼ぐ方が確実です。
簡単に稼ごうとする
3つ目は簡単に稼ごうとする人です。
近年はフリーランスなどでも稼ぎやすい環境にはなり、在宅でも仕事を始めることが簡単になりました。
しかし簡単には稼ぐことはできません。
友人や知人から「簡単に儲かる仕事があるよ」「実はみんな知らないけどこんな簡単な稼ぎ方があるよ」などと美味しい話を持ちかけられた時は疑うようにしましょう。
例をあげると、株式投資、不動産投資、仮想通貨などは要注意です。
初心者が手を出してしまったら、逆に大きな損失を出すケースも少なくありません。
どんな仕事もゼロからスタートした場合、コツコツと続けていかないと稼げるようになりません。
簡単に稼げる仕事はこの世の中に存在しないことを理解しておきましょう。
闇バイトや裏求人には絶対に手を出さないようにしてください。
派遣社員の副業でよく聞かれる質問
ここでは派遣社員の副業でよく聞かれる質問をまとめました。
多くの人が疑問に思ったり、つまずいたりしていることのため一度確認しておくと今後に役立ちます。
ぜひ参考にしてください。
相談者
末永
可能です。
派遣先が決まったら雇用契約が結ばれるので、別の派遣会社に登録するだけなら問題はありません。
両方の会社で就業規定での副業が禁止されていなければ派遣の求人を二つ扱うダブルワークも可能です。
しかしどちらかの派遣会社の就業規定で副業が禁止されている場合には、ダブルワークはできませんので注意しましょう。
相談者
派遣先で貸し出された備品を副業先で使用するのは問題ですか?
末永
使用してはいけません。
会社から貸し出されたものはあくまで会社の業務をおこなうためのものです。
貸し出されたものは「会社のもの」という意識を強く持ちましょう。
また、ものによっては使用記録が残ったりもするので、派遣会社とのトラブルになる可能性もあります。
2つの仕事先で何かを使うなら「貸し出されたもの」の利用は必ず避けてください。
派遣社員で働きながら別の派遣会社に登録して働くことはできますか?