薬剤師のボーナスは83万円!年収を上げる2つの方法も解説!

薬剤師のボーナスは83万円!年収を上げる2つの方法

    薬剤師のボーナスは、全国平均と比べても高い水準です。本記事では、具体的な勤務先別にどれだけのボーナスをもらえるのか、そして、さらに収入を増やすための方法を解説します!

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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薬剤師の平均的なボーナスは83万円

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、薬剤師のボーナスは年間でおよそ83万円です。

83万円は年間の平均ボーナスなので、年に夏と冬で2回ボーナスがあると仮定すれば、1回のボーナスはおよそ42万円です。

全国的な平均では、年間の平均ボーナス額は約65万円で、1回33万円ほどです。よって、薬剤師のボーナスは全国平均と比較すると約3割高いと言えます。

薬剤師の勤務先別ボーナス金額

ライトハウスに掲載された数百以上の口コミから独自に調査した結果を元にすると、薬剤師の勤務先別ボーナス金額は以下の通りです。

勤務先 およその年間ボーナス額
病院 59万円
調剤薬局 70万円
ドラッグストア 80万円
製薬企業 136万円

なおボーナスの計算方法は、基本給2ヶ月分や3ヶ月分といったように、基本給をベースとして雇用契約時に規定されます。

一般的な薬剤師の月給には手当が含まれているので、ボーナスではこれらの手当を除いた基本給の金額をベースとします。

勤務先によっては、薬剤師手当が高かったり、夜勤手当によって月給が高くなっており、想像よりも基本給が低い場合があるので注意が必要です。求人を探す場合は基本給の額を確認するようにしましょう。

薬剤師1年目でもボーナスはもらえる!

薬剤師1年目は薬剤師としての実務も始まったばかりではあるものの、ボーナスは支給されます。ただし、夏のボーナスはおよそ満額の半額程度の支給になることが多いです。

なぜなら、一般的な薬剤師は6ヶ月ごとにボーナスを貰っているのに対して、新米薬剤師が4月から3、4ヶ月しか働いていないためです。冬のボーナスは6ヶ月働いてから貰うため、満額受け取ることができます。

年収・ボーナスを上げるにはコミュニケーション力と専門性を高めよう

より高い年収を目指したいという人はコミュニケーション能力と専門性を高めることがオススメです。この2つの能力を高めることで高収入につながります。

ここからは、なぜこの能力が求められるのかを解説していきます。

コミュニケーション能力を用いた服薬指導は需要が伸びる

コミュニケーション能力が重要視される理由は、この能力が将来的にAIによって奪われにくい能力だからです。近年、薬剤師が調剤する環境は発達しており、将来的に調剤などの業務はAIによって代替されていくと考えられています。

しかし、服薬指導などの対人コミュニケーションを基礎にした仕事はAIによって代替されにくいとされています。また高齢化社会が進み、薬を利用する人が増えていく中で、服薬指導はより重要な業務になると考えられます。

そのため、服薬指導をする上で患者が無理な服薬をしていないか、薬によって体調を崩していないかなどの状況を汲み取る能力は非常に重要とされ、患者としっかりコミュニケーションを取れる薬剤師が重宝されます。

また、キャリアアップの面でもコミュニケーション能力は重要です。

薬剤師には管理薬剤師という役職があり、その役職に就くことで追加の手当をもらえます。管理薬剤師の業務は調剤だけではなく、上に立つ者として周りとのコミュニケーション能力が必要になります。

専門性はキャリアアップにつながる

薬剤師として年収をあげたいのであれば、専門性、つまり調剤の能力を高めることが求められます。調剤の能力や、薬剤の知識を身につけることはそのままキャリアアップに繋がるためです。

専門性を高めるためには、どれだけ多い種類の処方を受け付け、薬剤についての用法や副作用を学んだかが重要です。

多くの処方箋の知識を身につけたいなら、大規模な調剤薬局や大学病院での勤務を選択することで、様々な診療科の処方を経験できます。次々に新薬が開発されている中で、知識をアップデートするのは大変なものの、身に付けた知識はキャリアを支える武器になります。

なお、薬剤師の中でも希少性を高めたいのであれば英語力を高めることがオススメです。英語を活用する、海外で開発された薬の臨床試験や、海外の人とのコミュニケーションは大きなニーズがあります。

また、英語が話せればCRC(治験コーディネーター)として製薬企業からも求められる人材になるので、キャリアアップの選択肢のとして英語を学ぶことはオススメです。

現在の年収に対する不満はキャリアアドバイザーに相談しよう

薬剤師として働いていて現在の年収やボーナスに不満がある人は、転職サイトを利用してキャリアアドバイザーに相談することがオススメです。

キャリアアドバイザーは、年収やボーナスなどの条件をヒアリングして、あなたの希望にマッチした求人を紹介してくれます。また、ドラッグストアや病院など、勤務先を変えるべきかといった相談にも乗ってくれます。

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