理学療法士(PT)の年収は低いのか?現実と給料事情をプロが徹底解説!

理学療法士(PT)の年収は低いのか?現実と給料事情をプロが徹底解説!

    理学療法士(PT)の年収の現実について、厚生労働省が発表した情報や転職サイトの求人情報を参考に徹底分析していきます。

    また、理学療法士の給与が上がりづらい理由や収入アップの方法についても解説していくので、参考にしてみてください。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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【徹底解説】理学療法士の平均年収は432.5万円

理学療法士は、ケガや病気で身体に障害を抱える人に対して運動療法や物理療法を用いて基本動作能力(座る・立つ・歩く)の回復や維持、悪化防止のための医学的リハビリテーションを行う専門職で、医療分野においては必要不可欠な存在となっています。

ですが、理学療法士をとして働く人の中には「年収が低くて生活ができない」「年収がなかなか上がらない」と感じている人もいて、令和5年の理学療法士の平均年収も432.5万円令和4年の職種全体の平均年収である458万円と比べても差があります。

月収 賞与 年収
令和元年 28.7万円 64.4万円 409.6万円
令和2年 29万円 70.2万円 418.9万円
令和3年 29.6万円 71.3万円 426.5万円
令和4年 30万円 69.8万円 430.6万円
令和5年 30万円 71.4万円 432.5万円

※参照:厚労省 令和5年賃金構造基本統計調査

理学療法士の平均年収432.5万円の内訳は月収30万円、賞与71.4万円となっていますが、算出基準の年齢は35.6歳、勤続年数は7.4年となっており、理学療法士の初任給の目安は月収24.8万円、賞与7.7万円で年収は306万円となります。

初任給は他職種と比べても低いわけではないのですが、年収の手取りは約247万円となるため、一人暮らしをしていると「給料が安くて生活ができない」と感じてしまう人がいるのも現実です。

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理学療法士として3年以上働いていても生活ができない状況が続くのであれば、今の年収が適正なのかを確認するために転職エージェントで相談してみましょう。


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【男女別】理学療法士の平均年収

2024年3月末時点での理学療法士の人数は男性84,754名(平均年齢:36.1歳)、女性54,802名(平均年齢:35.1歳)となっていますが、男女別の平均年収は以下のようになっています。

月収 賞与 年収
男性 31.5万円 73.7万円 452.1万円
女性 28.4万円 68.7万円 409.5万円
男女合計 30万円 71.4万円 432.5万円

※参照:厚労省 令和5年賃金構造基本統計調査

数値を見ると男性の平均年収は452,1万円、女性の平均年収は409.5万円となっており、男女で年収に51.7万円の差があることがわかります。

男性のほうが人数が多く、女性のように育児や出産による職場離れやブランクがある人が少ないことも男性の年収が高い要因なのです。ライフイベントの影響を受けやすいとはいえ、男女で年収に大きな差が出てしまっているようですね。

【年齢別】理学療法士の平均年収

理学療法士の平均年収は432.5万円となっていますが、年齢別の平均年収はどの程度なのでしょうか?

賃金構造基本統計調査のデータをもとに年齢別の平均年収を紹介します。

月収 賞与 年収
20〜24歳 25.1万円 39.4万円 341.5万円
25〜29歳 27万円 62.8万円 387.1万円
30〜34歳 29.1万円 71.1万円 420.7万円
35〜39歳 31.6万円 78.6万円 457.9万円
40〜44歳 32.4万円 81.4万円 470.6万円
45〜49歳 34.3万円 92.4万円 505万円
50〜54歳 34.2万円 86.2万円 497.1万円
55〜59歳 39.9万円 110万円 589.2万円
60〜64歳 35.7万円 95.5万円 524万円
65〜69歳 19.9万円 67.6万円 307.1万円
70歳〜 25.9万円 57万円 368.1万円

※参照:厚労省 令和5年賃金構造基本統計調査

理学療法士の年収を年齢別で見ると、年収400万円を超えるのは30代からで、年収のピークは55歳〜59歳の589.2万円となっています。

理学療法士は年齢が上がると人数が減りますし、ポジションで年収に差が出るのであくまで参考値ですが、令和4年の職種全体の平均年収は458万円となっているので、30代後半まで働けば平均年収程度の給料にはなるようです。

また、数値を見ると50代までは年齢を重ねて経験や実績を積んでいくことで着実に年収が上がっているので、全年齢で見るよりは著しく平均年収が低いわけではないようです。

【経験年数別】理学療法士の平均年収

平均年収の数値を見る際には、年齢だけではなく、実態に近い基準となる経験年収別の平均年収も参考にすることが大切です。

月収 賞与 年収
0年 24.8万円 7.7万円 306万円
1〜4年 25.4万円 63.8万円 368.7万円
5〜9年 27.7万円 68.7万円 401.6万円
10〜14年 30.6万円 79.7万円 447.3万円
15年以上 33.8万円 95.2万円 501.4万円

※参照:厚労省 令和5年賃金構造基本統計調査

経験年数別の平均年収と年齢別の平均年収を見ると、理学療法士の平均年収である432.5万円を超えるのは10年〜14年のタイミングで、年代としては30代前半から30代後半で平均年収と同等の収入になることがわかります。

また、経験年数が15年以上で年収500万円以上になることから、着実に経験を積めば平均年収以上の年収は稼げるため、給料が低くて生活ができないと感じている人は、経験を積みながら年収アップのためにできることをしていくのが良さそうですね。

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もし今の職場の年収が年齢・経験年数の平均も低い場合には、今の年収が適当なのか、年収アップは目指せないのかをプロに相談してみるのもおすすめです。


特に、新卒からずっと同じ職場で働いていると、職場の年収が高いのか・低いのかは判断しづらいため、転職市場に精通したプロに話を聞くことで、転職したほうが良いのか判断しやすくなりますよ。

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【地域別】理学療法士の平均年収

理学療法士の年収は地域によって変わりますが、47都道府県の中でも都市部や求人が多いエリアの平均年収は以下のようになっています。

平均年収 平均年齢
北海道 411万円 33.9歳
埼玉県 446.6万円 34.7歳
千葉県 442.3万円 35.5歳
東京都 444.7万円 36.4歳
神奈川県 430.3万円 33.8歳
静岡県 439.3万円 34.2歳
愛知県 452.2万円 35.4歳
大阪府 451.2万円 35.4歳
広島県 424.9万円 37.3歳
福岡県 434.5万円 36.2歳
沖縄県 441.9万円 38.9歳

※参照:厚労省 職業情報提供サイトjobtag

地域別での平均年収を見ると、都市部は平均年齢が30代前半から中盤が多くて年収も全体の平均値よりも少し高めになっており、人が少ないエリアは平均年齢が高いことで、相対的に年収の水準が高くなっていることがわかります。

また、地域によっては平均年齢に関係なく年収が低いエリアもありますが、地域全体を見ても一般職種の平均年収である458万円を超えている地域はほとんどないようです。

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47都道府県全ての平均年収を見たい人は「もっと見る」から見れるので、チェックしてみてくださいね。

 もっと見る
平均年収 平均年齢
北海道 411万円 33.9歳
青森県 388万円 36.9歳
岩手県 444.8万円 40.3歳
宮城県 401.2万円 32.9歳
秋田県 470.2万円 40歳
山形県 435.4万円 34.2歳
福島県 447.2万円 36.1歳
平均年収 平均年齢
茨城県 470.4万円 40.4歳
栃木県 462万円 35歳
群馬県 437.7万円 33.7歳
埼玉県 446.6万円 34.7歳
千葉県 442.3万円 35.5歳
東京都 444.7万円 36.4歳
神奈川県 430.3万円 33.8歳
平均年収 平均年齢
新潟県 407.2万円 35.5歳
富山県 453.2万円 39.5歳
石川県 452.9万円 36.7歳
福井県 425.5万円 36.5歳
山梨県 446.5万円 36.9歳
長野県 418.7万円 34.3歳
平均年収 平均年齢
岐阜県 444.8万円 39.4歳
静岡県 439.3万円 34.2歳
愛知県 452.2万円 35.4歳
三重県 448.2万円 36.8歳
滋賀県 473.3万円 37.9歳
京都府 422.8万円 33.5歳
大阪府 451.2万円 35.4歳
兵庫県 438.8万円 34.9歳
奈良県 455.2万円 35.7歳
和歌山県 433.8万円 34.4歳
平均年収 平均年齢
鳥取県 417.9万円 36.6歳
島根県 429.2万円 37.9歳
岡山県 453.2万円 40.3歳
広島県 424.9万円 37.3歳
山口県 447.8万円 40.3歳
徳島県 401.7万円 34.9歳
香川県 431.7万円 33.7歳
愛媛県 443.2万円 41歳
高知県 416.4万円 36.3歳
平均年収 平均年齢
福岡県 434.5万円 36.2歳
佐賀県 416.7万円 37.4歳
長崎県 373.4万円 31.3歳
熊本県 388.8万円 35.2歳
大分県 394.3万円 34.5歳
宮崎県 396.4万円 39.4歳
鹿児島県 433.9万円 39.6歳
沖縄県 441.9万円 38.9歳

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各エリアの平均年収を見た上で「今働いている職場の年収が低い」と感じた場合には、転職エージェントで年収アップが目指せるのか相談してみるのもおすすめです。


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【理学療法士の現実】理学療法士の年収は一般職に比べて低い

理学療法士の年収は432.5万円職種全体の平均年収である458万円よりも低く、マイナビ転職が毎年公表している「職種別モデル年収平均ランキング」でも、全322職種中287位と他の職種と比べても理学療法士の年収は低いことがわかります。

また、令和5年の賃金構造基本統計調査で他の医療分野の職種の年収をまとめて比較してみると、平均年収には大きな差があることがわかりました。

月収 賞与 年収
医師 109万円 127.6万円 1436.4万円
歯科医師 69.5万円 89.3万円 924.3万円
薬剤師 41.7万円 76.8万円 577.8万円
診療放射線技師 36.7万円 96万円 536.9万円
臨床検査技師 35.1万円 86.8万円 508.4万円
看護師 35.2万円 85.6万円 508.1万円
理学療法士 30万円 71.4万円 432.5万円
作業療法士 30万円 71.4万円 432.5万円
言語聴覚士 30万円 71.4万円 432.5万円
視能訓練士 30万円 71.4万円 432.5万円
准看護師 28.6万円 62.9万円 407.1万円
歯科衛生士 29.6万円 48.8万円 404.3万円
看護助手 22.2万円 51.3万円 318.3万円

※参照:厚労省 令和5年賃金構造基本統計調査

令和5年の賃金構造基本統計調査では、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・視能訓練士はリハビリ職としてまとめられていますが、医療関連の職種の中でも年収は決して高いとは言えません。

また、理学療法士も含まれる保険医療従事者の中でも「その他の保健医療従事者」に該当する職種の平均年収も459.2万円となっていることから、保健医療従事者の中でも理学療法士をはじめとしたリハビリ職の年収は低いのが現実のようです。

転職エージェント末永 末永

ここまでは、賃金構造基本統計調査の情報を参考に理学療法士の年収について解説してきましたが、ここからは実際に求人を取り扱っている転職エージェントの情報を参考に、理学療法士の年収の実態について解説していきます。


対象サービスは、転職エージェントの中でも理学療法士の求人を豊富に取り扱っているPTOTSTワーカーPTOT人材バンクマイナビコメディカルの情報を参考しているので、気になったら実際にどのような求人があるのか確認してみると良いですよ。

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【比較①】転職サイトで公開されている年収別の求人数

理学療法士向けの転職サイトの中でも求人数が多いPTOTSTワーカーPTOT人材バンクマイナビコメディカルでは、年収別でどれくらいの求人を取り扱っているのでしょうか?

PTOTSTワーカー
年収 件数 月給 件数 時給 件数
300万円〜 5,305件 月給20万円〜 14,105件 時給1,500円〜 1,862件
350万円〜 3,090件 月給25万円〜 10,168件 時給2,000円〜 865件
400万円〜 1,590件 月給30万円〜 4,718件 時給2,500円〜 374件
450万円〜 740件 月給35万円〜 1,775件 時給3,000円〜 247件
500万円〜 369件 月給40万円〜 649件 - -
550万円〜 225件 月給50万円〜 152件 - -
600万円〜 159件 月給60万円〜 76件 - -
650万円〜 115件 - - - -
全体 5,305件 全体 14,105件 全体 1,862件
※2024年6月時点
PTOT人材バンク
年収 件数
300万円〜350万円 4,201件
350万円〜400万円 3,701件
400万円〜450万円 1,707件
450万円〜500万年 670件
500万円〜 327件
全体 15,665件
※2024年6月時点
マイナビコメディカル
年収 件数
300万円〜 9,572件
350万円〜 6,991件
400万円〜 4,260件
450万円〜 1,960件
500万円〜 896件
550万円〜 400件
600万円〜 279件
650万円〜 138件
700万円〜 74件
全体 14,305件
※2024年6月時点

PTOTSTワーカーは年収・月収・時給で分けられていますが、理学療法士の平均年収の432万円を超える450万円を高年収の基準として考えた時の求人数は1,636件で、年収450万円以上の求人は全体の7.6%でした。

また、450万円以上の高年収の求人はPTOT人材バンクでは全体の6.3%、マイナビコメディカルでは13.7%となっていることからも、450万円以上の条件で働ける求人は全体の6%〜13%まで減ってしまうのが現実のようです。

もちろん、求人では300万円〜500万円のように条件は広く設定されていますし、転職時に年収が低くても、働く中で年収が上がって450万円以上になる人もいますが、やはり求人を分析するだけでも、高年収を目指すのは難しい状況にあるようですね。

転職エージェント末永 末永

450万円以上を基準として求人数と割合について紹介しましたが、転職エージェントでは非公開求人も取り扱っていて、非公開求人には待遇の良い求人も多いです。


そのため、もし上記の数値を見て年収アップが難しそうだと感じた人でも、年収アップにつながる求人を紹介してもらえる可能性は十分にありますよ。

リハビリ職におすすめの転職サイト

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【比較②】転職サイトで公開されている施設別の年収と求人数

続いて、転職サイトで公開されている施設別の年収と求人数がどの程度なのか、施設で年収の水準に違いが出るのかについて紹介していきます。

施設別の年収を比較すると情報量が多くなるので、本項では各サービスに分けて施設別の年収と求人数をお伝えしていきます。

転職エージェント末永 末永

転職エージェントで施設別で高年収の求人がどれくらいあるのか見ておくと、年収アップを目指すのに最適な転職サービスを選ぶ際の参考にもなるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

PTOTSTワーカーの施設別の年収と求人数

PTOTSTワーカーの施設検索の選択肢には「病院」「クリニック」「介護施設」「訪問リハビリ」の4つがあり、高年収に当たる求人の割合では「クリニック」「訪問リハビリ」が多い傾向にありました。

PTOTSTワーカー
年収 病院 クリニック 介護施設 訪問リハビリ
300万円〜 828件 1,171件 2,092件 1,211件
350万円〜 439件 739件 1,093件 813件
400万円〜 194件 390件 521件 486件
450万円〜 82件 182件 204件 285件
500万円〜 42件 82件 84件 175件
550万円〜 19件 45件 41件 122件
600万円〜 14件 25件 23件 95件
650万円〜 8件 13件 16件 78件
全体 828件 1,171件 2,092件 1,211件
年収 病院 クリニック 介護施設 訪問リハビリ
月給20万円〜 2,780件 2,147件 5,845件 2,630件
月給25万円〜 1,742件 1,697件 3,997件 2,206件
月給30万円〜 652件 899件 1,637件 1,290件
月給35万円〜 186件 373件 546件 582件
月給40万円〜 60件 132件 173件 253件
月給50万円〜 8件 22件 20件 88件
月給60万円〜 4件 9件 10件 54件
全体 2,780件 2,147件 5,845件 2,630件
年収 病院 クリニック 介護施設 訪問リハビリ
時給1,500円〜 121件 355件 779件 572件
時給2,000円〜 56件 194件 288件 329件
時給2,500円〜 12件 73件 93件 204件
時給3,000円〜 6件 31件 38件 173件
全体 121件 355件 779件 572件
※2024年6月時点

各施設の求人数の割合は「病院(18.16%)」「クリニック・診療所(17.89%)」「介護施設(42.45%)」「訪問リハビリ(21.49%)」で、介護施設の求人が圧倒的に多いですが、高年収の求人で絞ると以下のような割合となります。

全体の求人数(割合) 450万円以上の求人数(割合)
病院 3,729件(18.16%) 148件(9.14%)
クリニック 3,673件(17.89%) 345件(21.31%)
介護施設 8,716件(42.45%) 415件(25.63%)
訪問リハビリ 4,413件(21.49%) 711件(43.92%)
※2024年6月時点

PTOTSTワーカーでは、高年収の求人の割合を見ると、クリニックと介護施設が同じくらいの割合となっており、訪問リハビリが4割以上を占めていることから、訪問リハビリでは高年収の求人が多いことがわかります。

転職エージェント末永 末永

訪問リハビリは、在宅医療の需要増加による人材不足の状況なので、人材を集めるために年収の水準が高くなっているようですね。

PTOT人材バンクの施設別の年収と求人数

PTOT人材バンクは、リハビリ向けの転職サイトの中でもPTOTSTワーカーに次いで求人が多いですが、施設別の年収と求人数には違いがあるのでしょうか?

PTOT人材バンク
年収 病院 クリニック 介護施設 小児療育
300万円〜350万円 615件 405件 2,559件 749件
350万円〜400万円 527件 404件 2,411件 564件
400万円〜450万円 192件 230件 1,171件 136件
450万円〜500万年 58件 76件 383件 75件
500万円〜 40件 44件 203件 30件
合計 1,432件 1,159件 6,727件 1,554件
年収指定なし 1,759件 1,485件 9,718件 3,102件
※2024年6月時点

PTOT人材バンクでは、介護施設の求人が圧倒的に多くて、年収が450万円以上の求人も介護施設は586件と他の施設の求人よりも多く、他の施設の求人は同じくらいの数になっています。

全体の求人数(割合) 450万円以上の求人数(割合)
病院 1,759件(10.95%) 98件(10.78%)
クリニック 1,485件(9.24%) 120件(13.20%)
介護施設 9,718件(60.50%) 586件(64.47%)
小児療育 3,102件(19.31%) 105件(11.55%)
※2024年6月時点

また、PTOTSTワーカーは、求人数では介護福祉士施設が多く、高年収の求人は訪問リハビリの方が多かったことを考えると、転職サイトによって求人の性質にも違いがあることがわかります。

転職エージェント末永 末永

転職サイトでは非公開求人もあるのですが、非公開求人は公開求人と近い割合になる可能性が高いので、介護施設と小児療育の求人を探している人はPTOT人材バンクを活用するのがおすすめですよ。

マイナビコメディカルの施設別の年収と求人数

理学療法士向けの求人を扱う転職サイトの中でも、高年収の求人が2024年6月時点で1,960件(13.7%)と最も多いマイナビコメディカルですが、施設別の求人の内訳はどのようになっているのでしょうか?

マイナビコメディカル
年収 病院 クリニック 介護福祉施設 訪問リハビリ 小児リハビリ 障害福祉(小児)
300万円 1,572件 1,007件 3,735件 2,381件 820件 381件
350万円 1,052件 777件 2,552件 2,045件 509件 262件
400万円 561件 480件 1,425件 1,405件 319件 166件
450万円 266件 260件 538件 705件 117件 62件
500万円 98件 144件 205件 337件 16件 7件
550万円 47件 74件 72件 136件 5件 2件
600万円 23件 55件 37件 92件 5件 2件
650万円 4件 7件 28件 46件 2件 1件
700万円 2件 5件 20件 13件 0件 0件
合計 1,572件 1,007件 3,735件 2,381件 820件 381件
年収指定なし 2,162件 1,404件 5,839件 3,457件 1,408件 640件
※2024年6月時点

マイナビコメディカルは、業種の選択肢が他の転職サイトよりも多くて、年収450万円を超える高年収の求人も豊富に取り扱っていることがわかります。

全体の求人数(割合) 450万円以上の求人数(割合)
病院 1,572件(14.43%) 266件(13.38%)
クリニック 1,007件(9.37%) 260件(13.08%)
介護福祉施設 3,735件(38.97%) 538件(27.06%)
訪問リハビリ 2,381件(23.07%) 705件(35.46%)
小児リハビリ 820件(9.40%) 117件(5.89%)
障害福祉(小児) 381件(4.27%) 62件(3.12%)
※2024年6月時点

また、求人の割合としては、介護福祉施設と訪問リハビリの順番で求人が多いですが、高年収の求人の割合では訪問リハビリ、介護福祉施設の順番となっています。

そのため、3つの転職サイトを比較した結果、理学療法士の求人は「介護施設」や「訪問リハビリ」の分野で、年収の高い求人が多い傾向にあることがわかりました。

転職エージェント末永 末永

ここまで、理学療法士の求人を豊富に取り扱っている3つの転職サイトを参考にして、理学療法士の年収や求人の性質ついてお伝えしてきました。


ですが、求人を探す場合には、実際に転職サイトに登録して、キャリアアドバイザーに話を聞いてみる方が希望に合う求人を探しやすく、疑問点があれば気軽に相談できるので、気になるサービスがあれば登録してみると良いですよ。

リハビリ職におすすめの転職サイト

  • PTOTSTワーカー
    リハビリ職の求人多数!PT・OT・STの各職種専門のアドバイザーが転職をサポート
  • PTOT人材バンク
    サポートの質に定評あり!医療・介護業界に特化した人材紹介サービス
  • マイナビコメディカル
    マイナビが運営するリハビリ職や医療技術職の転職支援に特化した転職エージェント

理学療法士の年収が上がりにくい理由

理学療法士の平均年収を見ると、年々増加傾向にありますが、それでもマイナビ転職の「職種別モデル年収平均ランキング」では、全322職種中287位となっており、平均年収が低い職種に分類されているのが現実です。

では、理学療法士の年収が低い状態が続いているのは、なぜなのでしょうか?

本項では、リハビリ職の特性から「なぜ理学療法士の年収が上がりにくいのか」についてリアルな現実を解説していくので、参考にしてみてくださいね。

報酬上限が決まっているから

理学療法士は1単位(20分)で患者のリハビリテーションを行うのですが、一人当たりの対応上限が、1日上限24単位(240分)、週上限が108単位(2,160分)と決まっているため、一人当たりの理学療法士が稼げる売上の上限は決まっています。

また、リハビリテーション料金区分で疾患によって1単位あたりの点数が違い、点数も最大245点(2,450円)となっているため、基本的に理学療法士一人当たりの月間売上の上限額は月20日勤務計算で約105.8万円までとなっています。

そして、理学療法士はリハビリ以外の業務もありますし、患者の疾患によって料金単価は変わり、必ずしも上限額まで稼げるわけではないため、限られた売上の中から給料を捻出する必要があり、年収が上がりづらい状況となっているのです。

時間が決まっていて点数稼ぎが難しい

理学療法士をはじめとしたリハビリ職では、1単位20分の時間単位でのサービスを提供しているため、医師の診療のように診察ごとの時間を短縮して回転率を上げるような点数稼ぎは難しいです。

また、患者のリハビリの内容によって1単位あたりの単価が変動することも多いですし、売上のために患者を選ぶことは難しいため、基本的に売上の上限を増やすためには診療報酬が改定されるのを待つしかありません。

もちろん、施設の運営方針によって誰がどれくらいの業務を対応するのかは変わりますが、売上上限が決まっている中で費用のやりくりしなければいけないことも、理学療法士の年収が上がらない大きな要因となっているようです。

スキルで1単位あたりの報酬に差がないから

理学療法士の仕事は一人当たりが対応できる上限単位や診療報酬が決まっているため、理学療法士一人が稼げる売上の上限があり、決まった売上の中で人件費や諸経費を捻出する必要があります。

また、理学療法士としてどんなに経験を積んでも、1単位あたりの報酬単価はスキルで変わらないため、新人とベテランでの売上の上限は変わりません。

その結果、患者が多い施設で経営に余裕がある場合には、年収アップもしやすいですが、職場の経営状況が芳しくない場合には、年収を上げたくても上げられない状況の施設もあるようです。

転職エージェント末永 末永

病院やクリニックなど、リハビリ以外の医療サービスを提供している施設であれば、他のサービスでの売上があるため、経営状況が良ければ理学療法士の待遇改善にもリソースを割くことはできます。


ですが、施設によって経営状況は変わるため、施設の経営状況で年収が上がりやすい職場と年収が上がりづらい職場で差が出てきてしまうこともあるようです。

転職エージェント末永 末永

理学療法士として働いていて、今の年収が低くて生活ができないと感じている人は、年収アップができないか、転職のプロに相談してみることをおすすめします。


また、理学療法士が転職相談をするなら、転職支援実績が豊富で理学療法士の転職に精通しているキャリアアドバイザーが在籍するサービスを活用する方が良いので、以下のサービスで気になるサービスがあれば登録して話を聞いてみると良いですよ。

リハビリ職におすすめの転職サイト

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理学療法士として年収上げることはできるのか

理学療法士の平均年収は432.5万円で、職種全体の平均年収の458万円よりも年収の水準が低いのが現実ですが、理学療法士をはじめとしたリハビリ職の年収は毎年徐々に上がっている状況です。

というのも、理学療法士の平均年収は令和元年409.6万円、令和2年418.9万円、令和3年426.5万円と年々増加しており、令和6年度の診療報酬改定では、全体の賃金上昇率+0.88%の0.61%が看護・リハビリの賃上げに割り当てられています。

また、医療福祉業界は高齢化社会において需要が高まっていき、2040年まで65歳以上の高齢者は増加するため、医療の地域格差をなくして平等な医療を提供できるように在宅医療に力を入れている関係で在宅医療分野の需要は特に上がります。

そのため、働き方次第では理学療法士の平均年収である432.5万円を超えることは十分にできますし、現時点では年収の水準は低いですが、今後も診療報酬の改定はされていくので、年収が上がる可能性は十分にありますよ。

理学療法士として年収を上げる方法

理学療法士は今後も診療報酬改定によって年収の水準は上がっていきますが、積極的に年収アップを目指す場合には自主的に行動することも大切です。

そこで、本項では理学療法士として年収を上げる代表的な方法について4つ紹介していくので、年収アップを目指したい人は参考にしてみてくださいね。

関連資格の取得を目指す

理学療法士として年収を上げるためにはスキルアップが必要ですが、スキルアップをするためには経験を積む以外にも、資格を取得して専門性を高める選択もあります。

特に、理学療法士の資格は、運動療法や物理療法を用いたリハビリを行うために必要な知識を証明できますが、理学療法士として働くのであれば、より専門的な知識も求められるので、市場価値を上げるためには関連資格を取得することも必要です。

では、理学療法士としての市場価値を上げたり、仕事の幅を広げるために役立つ関連資格には、どのようなものがあるのでしょうか?

理学療法士に関連する資格一覧

  • 登録理学療法士
  • 認定理学療法士
  • 専門理学療法士
  • 認知症ケア専門士
  • 心臓リハビリテーション指導士
  • 呼吸療法認定士
  • 義肢装具士
  • 健康運動指導士

他にも関連資格はいくつかありますが「登録理学療法士」「認定理学療法士」「専門理学療法士」は、理学療法士としての専門性を高めるためにも重要な資格となるため、年収アップを目指す人は優先的に取得を目指していきましょう。

また、理学療法士に限らず、関連性や親和性の高い資格を取得してダブルライセンス・トリプルライセンスになると、仕事の幅も広がりますし市場価値も上がるため、もし理学療法士として働き続けるなら資格は早めに取得しておくと良いですよ。

キャリアアップを目指す

理学療法士のキャリアパスには、スキルを磨いたり、関連資格を取得して仕事の幅を広げていくスペシャリストやジェネラリストの選択肢もありますが、マネージャーとしてキャリアアップを目指すのも年収アップにつながる有効な方法です。

理学療法士に関連するマネジメントの役職には、リハビリリーダーや部署のマネージャーがあり、より高いキャリアを目指す場合には、施設長・副施設長として施設の運営・経営に携わる選択もあります。

理学療法士が働く現場では、職場によってキャリアアップがしやすいのかも変わるため、今の職場で役職のポジションが埋まっていてキャリアアップが難しい場合には、転職も視野に入れて転職エージェントで相談をしてみると良いですよ。

転職エージェント末永 末永

いくらキャリアアップしたいと考えていても、リーダーやマネージャーとして働けるだけの経験や能力がなければキャリアアップは難しいのが現実です。


そのため、キャリアアップを目指すために必要な能力があるのか、自身の状況に最適な年収アップの方法にはどのようなものがあるのか知りたい人は、転職エージェントで相談してみてください。

転職エージェント末永 末永

特に、PTOTSTワーカーPTOT人材バンクマイナビコメディカルでは、リハビリ職の転職市場に精通したキャリアアドバイザーも在籍しているため、専門的な相談も可能です。


また、転職支援実績も豊富なので手厚い転職支援が受けられますし、求人数も業界トップクラスなので、活用することで年収アップにつながる求人を紹介してもらえるかもしれませんよ。

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副業をする

理学療法士として働きながら年収アップを目指す場合なら、副業で収入源を増やして年収を上げるという選択もあります。

副業にも未経験からできるものもあれば、理学療法士としての知識を活かせる副業もありますが、経験を活かした副業の方が仕事も見つけやすいので、副業をする場合には以下の職種がおすすめですよ。

  • パート・非常勤の理学療法士
  • スポーツセンターのスタッフ
  • トレーニングジムのトレーナー
  • リハビリ分野専門のWebライター
  • リハビリ関連セミナーの講師

理学療法士の知識や経験を活かせる副業としては上記の仕事が挙げられますが、雇用形態にこだわりがない人やキャリアの幅を広げたい人は、パート・非常勤で理学療法士として働くのがおすすめですね。

また、理学療法士としての知識や経験を活かした仕事であれば、スポーツセンターのスタッフやトレーニングジムのトレーナーも候補として上がるので、興味がある人は具体的な仕事内容について調べてみると良いですよ。

その他にも、文章を書くことに抵抗がないのであれば、Webライターや記事の監修の仕事をするのも良いですし、リハビリ・健康・介護関連のオンラインセミナーを行うのも理学療法士の実績につながるのでおすすめですね。

転職をする

理学療法士として働いていて「年収が低くて生活ができない」と感じている場合には、年収アップのために転職をするのも1つの選択肢になります。

というのも、理学療法士の年収は施設の経営状況や人材状況によって変動することも多く、施設として経営が安定していたり、経験を持った人材を求めている職場であれば、転職前の職場よりも良い待遇で転職できる可能性もあります。

もちろん、年収が上がれば求められるレベルも上がり、実務能力や実績が必要になりますが、現状の待遇に不満を感じている場合には、転職も視野に入れてみるのもおすすめですよ

転職エージェント末永 末永

転職をすれば年収が確実に上がるわけではありませんが、転職のプロに相談することで「今の職場の年収が適当なのか」「転職で年収が上がる可能性はあるのか」といった具体的な話も聞けます。


また、今後のキャリアを考慮してどのような選択をするべきなのかもプロの視点でアドバイスしてもらえるため、転職を考えている人は転職サイトで話を聞いてみると良いですよ。

リハビリ職におすすめの転職サイト

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理学療法士が転職をするなら転職サイトの活用がおすすめ

前述で「理学療法士が転職をするなら転職サイトで相談すると良い」とお伝えしましたが、実際に転職活動を進めていく場合には、転職サイトは積極的に活用していくようにしましょう。

というのも、PTOTSTワーカーPTOT人材バンクマイナビコメディカルをはじめとした、リハビリ職向けの転職サイトでは、理学療法士向けの求人も豊富に取り扱っていますし、転職が成功するように様々な転職支援をしてくれます。

転職サイトでの転職支援の内容

  • 転職やキャリアに関する相談
  • 自己分析や情報整理のフォロー
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 希望にマッチする求人の紹介
  • 応募先とのやり取りの代行
  • 選考面接の対策に関するアドバイス
  • 内定時の条件交渉の仲介

転職サイトは転職が成功した際に、採用企業から成功報酬をもらう形のビジネスモデルで運営しているため、求職者は完全無料で上記のサポートを受けることができます。

また、転職サイトでは高年収や管理職などの待遇の良い非公開求人もあるため、年収アップ・キャリアアップを目指すなら、転職サイトを活用して転職活動を進めると、効率的な求人探しができますし、転職の成功率を上げることにもつながりますよ。

リハビリ職におすすめの転職サイト

  • PTOTSTワーカー
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  • PTOT人材バンク
    サポートの質に定評あり!医療・介護業界に特化した人材紹介サービス
  • マイナビコメディカル
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年収500万円〜1000万円の理学療法士の目安

理学療法士として働く中で、経験を積んでスキルを磨けば年収アップは目指せるとお伝えしましたが、実際に年収500万円〜1,000万円を稼ぐ理学療法士はどのような働き方をしているのでしょうか?

本項では、理学療法士の年収に対して、具体的にどのような状況で働いているのか、年収500万円〜1,000万円を達成するためには、何をすればいいのかについて紹介していくので、目標設定の参考にしてみてください。

年収500万円の理学療法士の目安

理学療法士として働く中で、年収500万円以上を目指したい人は、理学療法士としての経験を積みながら、キャリアを積み重ねていくことが大切です。

年収500万円の目安としては経験年数15年以上、年齢は40代後半となるため、年収500万円を目指すだけなら、理学療法士として働き続けることで実現できる可能性は高いです。

ですが、実際には20代や30代で年収500万円以上を目指したい人が多いと思うので、早く年収500万円を達成したい人は、資格を取得して市場価値を上げていくことで、年収500万円を達成することは十分に可能ですよ。

年収600万円の理学療法士の目安

理学療法士として年収600万円を目指したい場合には、関連資格を取得して実績を積んだ上で、管理職としてのキャリアを目指していくことが大切です。

理学療法士の中で、年収600万円はかなり上位の部類に入り、高年収の求人が多いPTOTSTワーカーでは295件(全体の1.4%)マイナビコメディカルでは226件(全体の1.5%)なので、年収600万円を超える求人を探すのは大変です。

また、理学療法士の本業で500万円、副業で年間100万円程度稼ぐのであれば、管理職に就かなくても理学療法士としての経験や実績を積んで、副業を継続していれば十分に達成はできますよ。

転職エージェント末永 末永

年収600万円を超える求人や管理職の求人は非公開求人として取り扱っていることも多いため、もし理学療法士の本業だけで年収600万円を目指したい人は、転職も視野に入れておくと良いですよ。


また、非公開求人は転職支援実績が豊富で、利用者数が多い転職サイトに集まりやすいので、求人を探す際には以下の3つのサービスには登録しておきましょう。

リハビリ職におすすめの転職サイト

  • PTOTSTワーカー
    リハビリ職の求人多数!PT・OT・STの各職種専門のアドバイザーが転職をサポート
  • PTOT人材バンク
    サポートの質に定評あり!医療・介護業界に特化した人材紹介サービス
  • マイナビコメディカル
    マイナビが運営するリハビリ職や医療技術職の転職支援に特化した転職エージェント

年収800万円の理学療法士の目安

理学療法士の仕事だけで年収800万円を稼ぐのは現実的に厳しいため、年収800万円を目指すのであれば「開業する」「副業での収入を増やす」「フリーランスとして関連職種へキャリアチェンジする」といった選択をすることになります。

ですが、理学療法士として開業はできないため、開業するのであればデイサービスや整体院など、経験が活かせる業態で開業をして、副業で収入を増やす場合には、とにかく実績を積んで報酬単価を上げていくことが大切です。

また、フリーランスとして働く場合には、完全に未経験よりも副業で実績を作った上で独立する方が安定しやすいので、フリーランスになることを見越して副業をする場合には、その仕事の年収に関しても詳しく調べてから副業を始めると良いですよ。

転職エージェント末永 末永

独立開業では、上手くいかなくて借金を背負ったり、フリーランスになりたての頃は、年収が下がってしまう可能性もあるため注意が必要です。


また、副業も年収800万円の域になると、高単価の仕事を受けないと実現は難しいため、仕事をする上で何が大切なのかを明確にした上で、無理はしすぎないようにしましょう。

年収1000万円の理学療法士の目安

年収1,000万円を目指す場合には、開業するか年収の水準が高い海外で働くのが、年収1,000万円を実現するための現実的な方法になります。

もちろん、副業の内容次第では理学療法士として働きながら年収1,000万円を目指せるかもしれませんし、フリーランスでも働き方や実績次第では年収1,000万円を目指すことは可能です。

ですが、年収1,000万円となると、経営者や医師と同等の水準になるため、年収1,000万円にこだわるのであれば、年収の水準が高い仕事に転職してキャリアを積み重ねる方が良いかもしれません。

転職エージェント末永 末永

理学療法士として年収1,000万円を目指すのがなぜ難しいのかは、以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある人は参考にしてみてくださいね。

理学療法士の転職におすすめの転職サイト3選

「給料が少なくて生活ができない」「キャリアアップを目指したい」「年収を上げたい」と考えている人は、転職サイトでプロに相談するのがおすすめですが、相談するにしてもどの転職サイトで相談すればいいのか迷ってしまう人もいると思います。

実際に、転職サイトは数が多くて似たようなサービスもあるため「登録しても転職支援をしてもらえなかった」「希望に合う求人を紹介してもらえなかった」ということもよくあります。

そのため、もし利用する転職サイトに迷っているのであれば、求人数が豊富で転職支援実績も多い、PTOTSTワーカーPTOT人材バンクマイナビコメディカルの活用がおすすめです。

いずれの転職サイトもリハビリ領域の転職に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているため、専門的な相談もできますし、手厚い転職支援をしてくれるという口コミも多いので、転職を考えている人は優先的に登録しておくと良いですよ。

転職エージェント末永 末永

また、転職サイトを使って転職をする場合には、求人探しの幅を広げるために、複数の転職サイトを併用することをおすすめします。


実際に、転職に成功した理学療法士も、複数のサービスを併用している人は多いですし、完全無料で利用できるので、気軽に登録してみると良いですよ。

リハビリ職におすすめの転職サイト

PTOTSTワーカー

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の各職種専門のアドバイザーが転職をサポート!

PTOTSTワーカー

おすすめポイント

  1. PT・OT・ST専門のアドバイザーが転職をサポート!
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PTOT人材バンク

サポートの質に定評あり!リハビリ専門のキャリアパートナーがPT・OT・STの転職をサポート

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おすすめポイント

  1. 東証プライム上場会社が運営の安心感
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マイナビコメディカル

人材業界大手のマイナビが運営!リハビリ職や医療技術職の転職支援に特化した転職エージェント

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おすすめポイント

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理学療法士におすすめの転職エージェント・転職サイトランキングについて、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。

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