理学療法士(PT)で年収1000万円は目指せる?転職のプロが徹底解説

理学療法士(PT)で年収1000万円は目指せる?転職のプロが徹底解説

    理学療法士(PT)は年収1,000万円は目指せるのかについて、平均年収や転職サイトの求人を参考に解説しています。

    また、理学療法士として収入アップを目指す方法も紹介しているので、理学療法士で年収を上げたい人は参考にしてみてください。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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理学療法士で年収1000万円は可能なのか

理学療法士の中には「理学療法士として働き続けることで年収1,000万円は稼げるのか?」に興味がある人もいると思います。結論として、理学療法士として年収1,000万円を実現するのは不可能ではありませんが、非常に難易度が高いのが現実です。

というのも、令和5年賃金構造基本統計調査を見ると、理学療法士の平均年収は4432.5万円で、全年齢の平均年収の中で1番高いのが55歳〜59歳の589.2万円となっているため、統計的な数値を見ると年収1,000万円とは大きな乖離があります。

月収 賞与 年収
20〜24歳 25.1万円 39.4万円 341.5万円
25〜29歳 27万円 62.8万円 387.1万円
30〜34歳 29.1万円 71.1万円 420.7万円
35〜39歳 31.6万円 78.6万円 457.9万円
40〜44歳 32.4万円 81.4万円 470.6万円
45〜49歳 34.3万円 92.4万円 505万円
50〜54歳 34.2万円 86.2万円 497.1万円
55〜59歳 39.9万円 110万円 589.2万円
60〜64歳 35.7万円 95.5万円 524万円
65〜69歳 19.9万円 67.6万円 307.1万円
70歳〜 25.9万円 57万円 368.1万円

※参照:厚労省 令和5年賃金構造基本統計調査

もちろん、平均年収なので年収600万円以上稼いでいる人もいるのですが、年収1,000万円になると正社員の理学療法士ではなく、経営者やコンサルタントの域になるため、不可能ではないですが、現実的に難しいことはわかると思います。

そのため、年収1,000万円を目指すのであれば、理学療法士としてキャリアを積んで、デイサービスや整体院など、理学療法士としての知識や経験を活かせる業態で開業するか、物価の高いアメリカで理学療法士として働くのが現実的な方法となります。

また、理学療法士として働くことよりも年収1,000万円を稼ぐことにこだわるのであれば、理学療法士ではなく年収1,000万円を目指せる職種へキャリアチェンジするのも1つの手段ですね。

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理学療法士として年収を上げたいと考えている人は、今の年収が適切なのか、年収アップは目指せるのかを転職のプロに聞いてみるのもおすすめです。


特に、PTOTSTワーカーPTOT人材バンクマイナビコメディカルは転職支援実績もあり、年収アップ目的の転職支援も数多くしてきているので、具体的な話を聞くことができますよ。

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また、実際に年収1,000万円の職種にはどのようなものがあるのか、医療分野の平均年収はどの程度なのかも参考になると思うので紹介していきますね。

年収1000万円を超える職種一覧

年収1,000万円と聞くと経営者や医師などの職種が思い浮かぶ人も多いと思いますが、具体的にはどのような職種が挙げられるのでしょうか?

年収1,000万円を目指せる職種

  • 経営者
  • 医師
  • 航空機操縦士(パイロット)
  • コンサルタント
  • 弁護士
  • 公認会計士
  • 税理士
  • 証券アナリスト
  • 国会議員
  • ITエンジニア
  • PM(プロジェクトマネージャー)
  • 大学教授

上記は代表的な職種となりますが、国家資格が必要な士業や金融系の職種、国家公務員などの職種は年収の水準が高くて年収1,000万円以上稼いでいる人も多いです。

また、IT関連職の中でも、ITエンジニアはフリーランスとして独立してスキルと実績を積み重ねていけば年収1,000万円は目指せますし、PM(プロジェクトマネージャー)もIT系の職種では上位のポジションなので年収1,000万円以上稼いでいる人も多いです。

その他にも、大手出版社・大手テレビ局・大手広告代理店の社員は正社員でも高年収であることも知られています。さらに証券会社や外資系企業の営業職、コンサルティングファームのコンサルタントも年収1,000万円を目指せる職種として挙げられますね。

医療職種の年収ランキング

前述では、年収1,000万円を超える職種について紹介してきましたが、医療分野全体での理学療法士の平均年収は以下の通りとなっています。

月収 賞与 年収
医師 109万円 127.6万円 1436.4万円
歯科医師 69.5万円 89.3万円 924.3万円
薬剤師 41.7万円 76.8万円 577.8万円
診療放射線技師 36.7万円 96万円 536.9万円
臨床検査技師 35.1万円 86.8万円 508.4万円
看護師 35.2万円 85.6万円 508.1万円
理学療法士 30万円 71.4万円 432.5万円
作業療法士 30万円 71.4万円 432.5万円
言語聴覚士 30万円 71.4万円 432.5万円
視能訓練士 30万円 71.4万円 432.5万円
准看護師 28.6万円 62.9万円 407.1万円
歯科衛生士 29.6万円 48.8万円 404.3万円
看護助手 22.2万円 51.3万円 318.3万円

※参照:厚労省 令和5年賃金構造基本統計調査

理学療法士はケガや病気で身体に障害を抱えている人に対して、運動療法や物理療法を用いて基本動作能力(座る・立つ・歩く)の回復・維持・悪化防止のための医学的リハビリテーションを行う専門職として重要な役割を担っています。

また、就業先には病院やクリニック以外にも、リハビリ施設、介護施設、福祉施設があり、高齢化社会の影響で高齢者向けにサービスを提供している施設や在宅医療を提供している施設では、理学療法士の需要は伸びている状況にあります。

ですが、理学療法士の年収は432.5万円と看護師や医療系技師、薬剤師に比べても年収の水準が低く、診療報酬やサービス提供の単位上限がある関係で、理学療法士として年収1,000万円を目指すのは難しいのが現実ですね。

理学療法士としての現実的な年収は400万円〜700万円

ここまで、理学療法士の年収がどの程度なのか、年収1,000万円を超える職種にはどのようなものがあるのかを紹介しましたが、理学療法士として働く人の現実的な年収は400万円〜700万円になります。

というのも、理学療法士向けの求人を取り扱う転職サイトでも、高年収とされる450万円を超える求人の割合は、2024年10月時点でPTOTSTワーカー(1.7%)PTOT人材バンク(9.0%)マイナビコメディカル(36.35%)で、年収700万円を超える求人はほとんどありません。

もちろん、転職をせずに同じ職場で働き続けてキャリアアップをして、年収700万円以上稼ぐ人もいます。中には独立したり、大学教授として働いて年収1,000万円を稼いでいる人、海外の理学療法士として働いて年収1,000万円を実現している人もいます。

ですが、日本で正職員の理学療法士として働く場合には、年収500万円〜600万円であれば稼げているほうに入るため、それ以上の年収を目指す人は副業をしたり、年収の高い職種へキャリアチェンジすることも視野に入れたほうが良いですね。

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理学療法士として年収を上げたいと考えている人は、今後のキャリアも含めてどのような選択肢があるのか、年収アップのためにどのような行動が必要なのかをプロに相談することも大切です。


そして、PTOTSTワーカーPTOT人材バンクマイナビコメディカルでは、リハビリ領域の転職に精通しているプロが在籍しているため、転職やキャリアについて相談したい人は活用してみると良いですよ。

リハビリ職におすすめの転職サイト

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理学療法士として1000万円は難しいが高年収は目指せる

理学療法士として働いている中で、年収1,000万円を目指すのは難しいとお伝えしましたが、働き方やキャリア形成次第では高年収と言われる450万円以上の年収を目指すことは十分に可能です。

特に、年収500万円・年収600万円・年収700万円の範囲であれば、理学療法士として経験を積んで関連資格を取得し、キャリアアップを目指すことで、時間はかかりますが実現はできます。

また、理学療法士の知識や経験を活かして副業することで収入源を増やせば、年収500万円以上は20代30代でも十分に目指せますし、副業で理学療法士としての経験を積んで知見を広げていけばキャリアアップできる可能性も上がります。

もちろん、年収を上げるためには、スキルアップや経験を積むことは必須ですし、副業をするとしても本業と両立させるのは大変ですが、目標を持って計画的に取り組むことで高年収は実現できるのでチャレンジしてみると良いですよ。

理学療法士が年収アップを目指すのにおすすめの業種

理学療法士が年収アップを目指す場合には、経験を積んでスキルを磨くことも大切ですが、年収は施設によって大きく変わるため、年収が上がりやすい業種や需要の高い業種を選んで働くことも大切です。

理学療法士が働く職場には「病院」「クリニック」「介護施設」「福祉施設」などがありますが、年収アップを目指しやすい職場を探しているのであれば「介護施設」「訪問リハビリ施設」がおすすめです。

というのも、介護施設や訪問リハビリ施設は高齢化社会において介護や在宅医療の重要性が増していて、実際に転職サイトの450万円以上の高年収求人の数を調べると、介護施設や訪問リハビリの求人の割合が多くなっています。

PTOTSTワーカー
全体の求人数(割合) 450万円以上の求人数(割合)
病院 3,927件(18.61%) 81件(2.06%)
クリニック 3,454件(16.37%) 182件(5.26%)
介護施設 8,757件(41.51%) 204件(2.32%)
訪問リハビリ 4,164件(19.73%) 284件(6.82%)
※2024年10月時点
PTOT人材バンク
全体の求人数(割合) 450万円以上の求人数(割合)
病院 1,860件(11.41%) 122件(6.56%)
クリニック 1,521件(9.34%) 128件(8.42%)
介護施設 9,892件(60.71%) 530件(5.36%)
小児療育 3,381件(20.75%) 126件(3.73%)
※2024年10月時点
マイナビコメディカル
全体の求人数(割合) 450万円以上の求人数(割合)
病院 2,301件(15.42%) 285件(12.39%)
クリニック 1,493件(10.01%) 275件(18.42%)
介護福祉施設 6,116件(40.97%) 560件(9.16%)
訪問リハビリ 3,580件(23.99%) 761件(21.26%)
小児リハビリ 1,481件(9.93%) 138件(9.32%)
障害福祉(児童) 696件(4.67%) 82件(11.79%)
※2024年10月時点

もちろん、病院や小児リハビリなど、特定分野の専門的な知識を磨くことも年収アップには必要不可欠ですが、高年収を目指しやすい環境で働きたいと考えるのであれば、介護施設や訪問リハビリ施設で働くのが良いですよ。

転職エージェント末永 末永

理学療法士として年収アップを目指していく際には、業種だけではなくキャリアプランを考えて、計画的にキャリアアップに結びつく経験を積むことも重要です。


そして、キャリアプランを考えるための情報収集をするなら、転職のプロに詳しい情報を聞いたほうが良いです。さらにプロなら転職相談もできるので、自分のキャリアについて相談したいのなら以下の転職サイトで話を聞くのも良いですよ。

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【具体案】理学療法士として年収を上げる方法

理学療法士として働く中で、年収アップを目指すためには、具体的にどのようなことをすればいいのか知りたい人もいると思うので、本項では、理学療法士として働いて年収を上げていく方法について紹介していきますね。

関連資格を取得して市場価値を上げる

理学療法士として働いて年収アップを目指す場合には、理学療法士としてのスキルアップが必要不可欠なため、業務に関連する資格は積極的に取得していくと良いですよ。

特に「登録理学療法士」「認定理学療法士」「専門理学療法士」は理学療法士としての高い知識やスキルを有していることを証明する資格なので、キャリアアップ・年収アップを目指すのであれば優先的に取得しておきたい資格になります。

また、業務への関連性の高い「登録理学療法士」「認定理学療法士」「専門理学療法士」は取得することで、資格手当が支給される場合も多いので、スキルや知識を磨きながら年収アップを目指したい人は取得しておいて損はないですね。

その他にも「認知症ケア専門士」「心臓リハビリテーション指導士」「呼吸療法認定士」「健康運動指導士」の資格も理学療法士の仕事に関連性のある資格なので、知見を広げて市場価値を上げていきたい人は取得を検討すると良いですよ。

管理職としてキャリアアップを目指す

理学療法士として年収アップを目指すのであれば、経験を積んでスキルを上げていくだけではなく、実績を積みながらキャリアアップを目指していくのも有効ですね。

もちろん、管理職は枠が少なくて、希望すれば就けるポジションではないので、関連資格を取得して年収アップを目指すよりも確実性に欠けます。

ですが、管理職として働くことができれば、実務でのマネジメント経験を積むことができて、理学療法士としての市場価値が上がるため、転職する際にも年収アップがしやすくなります。

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理学療法士として年収アップを目指したいのであれば、業務を通して経験を積みながらスキルアップを目指したり、資格を取得して年収アップを目指しながら、リーダーや管理職へのキャリアアップを目指していくと良いですよ。

公務員理学療法士を目指す

理学療法士として働く際には、民間企業以外にも公務員として働く選択肢もあり、地方公務員の理学療法士の平均年収は548.9万円と、一般的な理学療法士よりも平均年収は高いです。

公務員理学療法士の給料(地方) 平均基本給月額(手当込み) ボーナス(4.5ヶ月分/年) 年収
男性 33万1531円 149万1889円 547万261円
女性 33万8155円 152万1697円 557万9557円
男女計 33万2702円 149万7159円 548万9583円

もちろん、公務員の年収は経験年数に応じて、人事院規則九―八の医療職俸給表(二)級別標準職務表の金額が反映されるため、転職したばかりだと年収が下がる可能性はあります。

また、昇給に関しても厳密に規定が決まっていて、役職に就かない限り、企業のように大幅な年収アップが見込めるわけではないため、長く安定して働きたい人向けの選択肢にといえますね。

ですが、働き続けることで着実に年収は上がりますし、役職に就けば年収500万円〜600万円以上になる可能性は十分にあるため、興味がある人は公務員試験について調べてみると良いですよ。

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自治体によって公務員試験の応募条件は変わるため、気になっている人は住んでいる地域の自治体のHPで公務員試験の条件や内容について確認しておきましょう。

海外で働く理学療法士を目指す

海外は日本よりも年収の水準が高い国もありますが、その中でもアメリカやイギリスでは円安の影響で年収の水準も高くなっており、理学療法士として働いて年収1,000万円以上稼いでいる人もいます。

国名 平均年収
アメリカ 1,415万円
(1$=144.33円換算)
オーストラリア 741万円
(1$=98.25円換算)
イギリス 493万円〜881万円
(1£=191.78円換算)
※2024年9月時点

金額の参考値となるレートは2024年9月時点の金額で換算していますが、アメリカの理学療法士の年収は1,000万円超えているため、年収1,000万円以上を目指したいのであれば、海外で理学療法士として働くのも1つの選択肢です。

アメリカで理学療法士になるには、現地の大学を卒業後、3年間の理学療法養成大学院に入学・卒業した上で、理学療法士免許の申請及び国家試験に合格する必要があるためハードルは高いです。

ですが、その分年収は高いので、海外で働くことに興味のある人や理学療法士としてどうしても年収1,000万円以上稼ぎたい人は、チャレンジしてみると良いですよ。

年収の水準の高い職場へ転職する

理学療法士として働いて年収アップを目指すのであれば、年収の水準が高い職場へ転職することも年収アップのためには有効な手段です。

というのも、理学療法士向けの転職サイトでは、平均年収の432.5万円よりも高い450万円以上の求人が2024年10月時点でPTOTSTワーカー(738件)PTOT人材バンク(1,474件)マイナビコメディカル(2,060件)となっています。

特に、介護施設と訪問リハビリは業種としての需要が高く、年収が高い求人も多いですし、病院は経営が安定していて専門性の高い医療サービスを提供している場所であれば高年収の求人もあります。

また、転職サイトの中には、高年収や管理職などの待遇の良い非公開求人もあるため、年収アップのために資格取得やスキルアップをしても、思っていたよりも給料が上がらないと感じている人は、転職も視野に入れてみると良いですよ。

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理学療法士として、今の年収が適切なのか、転職で年収アップが目指せるのか知りたい場合は、リハビリ職の転職に精通したプロが在籍する以下の転職サイトで相談してみるのもおすすめです。

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理学療法士の知識や経験を活かして年収を上げる方法

前述では、理学療法士として年収を上げる方法について紹介しましたが、本項では理学療法士の知識や経験を活かして年収を上げる方法について紹介していきますね。

以下の方法では、上手くいけば年収600万円〜700万円以上を目指せる可能性もあります。また、成功すれば年収1,000万円を目指せる可能性もあるため、年収アップを実現したいと考えている人は参考にしてみてください。

教員や教授としてのキャリアを目指す

理学療法士として働いて、経験や実績を積んでいるのであれば、理学療法士向けの大学や専門学校で教員や教授として働くのも1つの選択肢です。

専門学校の教員であれば年収400万円〜600万円、大学教員であれば500万円〜700万円、准教授は600万円〜800万円、教授は700万円〜1100万円が目安となり、学校によっては大学教授になることでもっと年収が上がることもあります。

教員や大学教授として働くためには、非常勤講師や大学教員から入って大学での実績を積み重ねていき、キャリアアップを目指す形になりますが、理学療法士としての知識や経験を活かせるので、興味がある人は詳しく調べてみると良いですよ。

副業をして収入源を増やす

理学療法士として年収を増やすために副業をして収入源を増やす人もいますが、副業で働く場合には以下のような選択肢が挙げられます。

  • パート・非常勤の理学療法士
  • スポーツセンターのスタッフ
  • トレーニングジムのトレーナー
  • リハビリ分野専門のWebライター
  • リハビリ関連セミナーの講師

副業には他にも様々なものがありますが、理学療法士としての経験を活かすのであれば、上記の仕事がおすすめですね。

また、副業する場合には、理学療法士として働くか、知識を活かせる職種で働くかで経験できることは変わりますが、理学療法士として働く場合には、本業では経験できない分野にチャレンジすると経験の幅が広がってキャリアアップにつながりますよ。

フリーランスとして独立して仕事をする

理学療法士の知識や経験を活かして仕事をする場合には、フリーランスとして独立して仕事をするのも1つの選択肢になります。

フリーランスとして独立する場合には、業務委託で理学療法士として働くケースもあれば、知識や経験を活かしてフリーのトレーナーやWebライター、セミナー講師として働く選択肢もありますね。

ですが、フリーランスとして働く場合にはスキルや実績が求められますし、仕事によっては継続性がなくて、常に営業が必要になることもありますし、仕事がなくなれば収入がなくなるので、フリーランスになるかどうかは慎重に判断することが大切です。

整体院やデイサービスを開業する

理学療法士が年収1,000万円を目指すのであれば、理学療法士としての知識や経験を活かして開業するのも1つの手段です。

理学療法士の仕事は医師の指示のもとでリハビリを行うため、理学療法士としての開業はできませんが、整体院やデイサービス、サロンであれば開業はできますし、実際に理学療法士出身で開業している人もいます。

もちろん、独立開業には準備金が必要で、経営に関する知識も求められるため簡単ではありませんし、失敗時のリスクも大きいですが、開業して成功すれば年収1,000万円以上は目指せるので、興味がある人は開業について詳しく調べてみると良いですよ。

理学療法士が転職やキャリアについて相談するなら転職サイトの活用がおすすめ

本記事では、理学療法士が年収1,000万円を目指せるのか詳しく解説しましたが、もし理学療法士として年収を上げるために転職を検討しているのであれば転職サイトで相談するのがおすすめです。

というのも、リハビリ領域の求人を取り扱う転職サイトでは、理学療法士の転職や年収事情についても詳しくて、実際に年収アップ目的で転職している人の支援もしているので、スキルや経験を考慮してどの程度年収アップができるのかも教えてくれます。

また、相談相手もリハビリ領域の転職のプロなので、転職する際のポイントや理学療法士としてのキャリア形成に関するアドバイスも期待できますし、転職活動をするときにも求人紹介から選考対策まで様々な支援をしてくれます。

そのため、理学療法士として年収アップを目指している人は、自分のスキルや経験だとどの程度の年収が適正なのか、希望にマッチする求人があるのかを確認するためにも、転職サイトで話を聞いてみると良いですよ。

理学療法士の転職や相談におすすめの転職サイト3選

理学療法士が転職する際には、リハビリ領域に特化した転職サイトの活用がおすすめですが、実際にサービスを探すと似たようなものが多くて、どのサービスを選べばいいか悩む人も多いです。

ですが、理学療法士が年収アップのために転職をするのであれば、求人数が多くて転職支援実績も豊富なPTOTSTワーカーPTOT人材バンクマイナビコメディカルを活用するのがおすすめですよ。

いずれの転職サイトも年収450万円を超える高年収の求人は、他の転職サイトよりも多いですし、転職支援実績が豊富なことから特定の転職サイトでしか取り扱っていない非公開求人を保有しているサービスもあるため、気になるサービスがあればぜひ活用してみてくださいね。

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また、理学療法士が年収を上げるために転職する場合には、できるかぎり高年収の求人を豊富に取り扱っているサービスを併用することで求人探しの幅が広がります。


そのため、紹介した転職サイトの中で気になったサービスがあれば、登録してみて希望に合う求人を取り扱っているか詳しく話を聞いてみると良いですよ。

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