スポーツ分野で活躍する理学療法士になる方法|仕事内容や活躍の場、求人例も紹介
スポーツ分野で活躍する理学療法士になるために必要なポイントや仕事内容、活躍できる職場について紹介します。
理学療法士の資格や経験を活かせる求人例やスポーツトレーナーとの違い、将来性なども解説するのでぜひ参考にしてみてください
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スポーツ分野で活躍する理学療法士になるためのポイント
スポーツ分野で活躍する理学療法士になるためには、いくつかポイントがあります。
各ポイントごとに詳しく見ていきましょう。
大学や専門学校に行き国家資格を取得する
まず理学療法士になるためには、国家資格を取得する必要があります。
指定の養成校で3年以上、専門知識と実技技術を身につけなければ資格の受験はできません。
養成校は4つの選択肢があります。
- 4年制大学
- 短期大学(3年制)
- 専門学校(3年制または4年制)
- 特別支援学校(視覚に障がいがある人向け)
ただし作業療法士の資格を保有している人は、成校で2年以上学習すれば受験資格を獲得できます。
スポーツに関する資格を取得する
理学療法士の資格だけでは、スポーツ分野に精通しているというアピールにはなりません。
スポーツに関する資格を取得すれば自身のスキルが上がるうえ、門知識があることの証明にもなります。
スポーツ分野で活躍する理学療法士になるためにおすすめの資格は以下の2つです。
おすすめの資
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1.CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
スポーツの際に起こり得るケガや障がいの予防、パフォーマンスの向上を図るために安全かつ効果的なトレーニングプログラムを考え、実行する能力を有する人に与えられる資格 -
2.日本スポーツリハビリテーション学会認定トレーナー
運動器疾患もしくは疾患の再発を予防する知識を持ち、指導やサポートができる能力を有する人に与えられる資格
スポーツに関するスキルを習得できる現場で働く
資格だけでなく、スポーツに関する職場で実践スキルを積むことも重要です。
知識があっても現場での経験がなくては、スポーツ分野で活躍できるという証明は十分ではありません。
1番の近道は病院のスポーツリハビリであり、優秀な医師がいる場所であればプロスポーツ選手のケアをする経験を積めることもあります。
そのほか、スポーツに特化した整形外科や整体院なども選択肢です。
スポーツ分野で活躍する医師たちと人脈をつくる
将来的にスポーツ選手やスポーツチームのサポートに携わり、活動の幅を広げるのが目標の人にとって人脈は欠かせません。
スポーツ分野の理学療法士として人脈を増やすおすすめの方法は、勉強会に参加することです。
勉強会の講師はスポーツ分野で功績を出している医師が多く、親睦会など声をかけられるタイミングで仲良くなれれば仕事につながる可能性もあります。
理学療法士が生活できるのか不安な人は以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
スポーツ分野で働く理学療法士の仕事内容
スポーツ分野で活躍する理学療法士は、体的にどのような仕事をするのか詳しく見ていきましょう。
ケガの対処や予防
スポーツ選手やスポーツを頻繁にする人は体が資本のため、ケガの対処や予防は専門的な知識をもとにしたサポートが必須です。
特に擦過傷や捻挫、骨折などの外傷が発生した際には、迅速で適切な処置をしなければ後遺症が残る可能性があります。
そこで、身体機能に関する専門知識を有した理学療法士による処置が重要視されています。
また、選手や患者ごとの動作パターンを解析し、改善指導でケガの予防をサポートするのも仕事の1つです。
競技復帰のためのリハビリ
ケガによって競技に出られなくなったスポーツ選手が、再び復帰できるようにリハビリをおこないます。
医師の診断をもとに、一般の人におこなうリハビリよりもスポーツ動作に特化したリハビリ内容を考えることも重要な仕事の1つです。
身体機能の回復だけでなく、症状の再発を防ぐ動作や体づくりを指導します。
パフォーマンスを向上させるサポート
選手が効果的な動作を習得できるよう指導をしたり、個々の身体機能を把握してパフォーマンス向上を図ったりするのも、スポーツ分野の理学療法士の重要な役割です。
加えてマッサージやストレッチングを通して痛みの軽減・筋肉のコンディション維持をし、選手が常にベストな状態で試合に出られるようにサポートします。
理学療法士(PT)におすすめの他職種や転職先について詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
理学療法士がスポーツ分野で活躍できる職場
実際に理学療法士がどのようなスポーツ分野の職場で活躍できるのか紹介していきます。
自分の目指す理想と照らし合わせて、希望の職場選びの参考にしてみてください。
スポーツ分野に力を入れている病院・クリニック
スポーツ医学の専門医がいる病院やクリニックには、多数のスポーツ選手が来院します。
有名な場所であれば日本代表チームやプロ選手が来院し、地域のクリニックであれば社会人チームや部活動の選手、趣味でスポーツを嗜んでいる人などが利用します。
スポーツ特化を掲げている病院やクリニックに就職できれば、スポーツ領域の理学療法士として専門性を発揮でき、スキルアップも可能です。
地域の一般スポーツチームや部活動
理学療法士のなかには、地域の一般スポーツチームや学校の部活動で活躍している人もいます。
アマチュアスポーツでは誤ったトレーニングをしているケースがあるため、正しい指導によりパフォーマンスを改善するのがこの分野での理学療法士の役目です。
ただし、ボランティアや低報酬での活動となるケースも珍しくありません。
また求人情報から見つけることは困難であり、チームと連携している職場で働いたり、関係者から紹介してもらったりするケースが多いです。
障がい者スポーツチーム
理学療法士は障がい者に関する豊富な専門知識を習得しているので、障がい者の車椅子バスケットボールや陸上競技などのチームに対してサポートができます。
障がいのある人は一般の人と比較して身体への負担が大きくなるため、ケガや痛みを訴える頻度が高いという特徴があります。
そのため、より理学療法士の専門知識を活かしたケガ予防や、パフォーマンスの向上を図る指導が必要です。
プロスポーツチーム
Jリーグやプロ野球球団など、プロのスポーツチームのトレーナーとして理学療法士を雇用するケースも少なくありません。
しかしリハビリだけでなく、選手のコンディション管理や応急処置もおこなうため、高度な専門技術や豊富な経験が要求されます。
人脈も関わるので、採用されるのが非常に困難です。
また実力重視の環境であり、成果を上げられない場合は直ちに契約終了するシビアな部分がありますが、夢のある職場なので目指す理学療法士は多くいます。
理想の求人や自分に本当に合っている求人が見つからない人は、理学療法士の転職に特化したエージェントに相談するとよいですよ。
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リハビリ職におすすめの転職サイト
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理学療法士の資格や経験を活かせるスポーツ分野の求人例
PTOT人材バンクに掲載されている、理学療法士の資格や経験を活かせるスポーツ分野の求人例を職場別に3つ紹介します。
それぞれの募集要項や特徴を比較しながら、求人探しの参考にしてみてください。
スポーツ特化の整形外科クリニックの求人例
1つ目に紹介するのは、スポーツ分野の強みを謳っている整形外科の求人例です。
雇用形態 | 常勤 |
---|---|
募集要項 | クリニックでのリハビリ業務。
今後デイケア兼務あり |
求める人物像 応募要件 |
オリンピック競技であるライフル射撃ナショナルチームのドクターである院長と一緒に選手をサポートしませんか? プロサッカーや野球・ラグビー・テニスなど様々なスポーツのチームドクターの経験を生かし、一生元気で楽しくスポーツができるクリニックを目指します。一緒に楽しく元気に働いていただける方を募集しております。 【応募条件】 理学療法士または作業療法士 |
給与 | ▼常勤
【月給】220,000円- ▼非常勤 【時給】1,500円-2,000円 |
給与備考 | ●賞与:1ヵ月分/年
年2回 ●昇給の有無: あり ●昇給回数: 1回/年 |
退職金 | なし |
各種手当 | ●住宅手当:あり
10,000円-20,000円 ※住宅手当はクリニックの2キロ圏内在住の方(徒歩20分以内) ●交通費手当:あり [上限]10,000円/月 |
社会保険 | 雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険 |
勤務時間 | ▼常勤8:45-13:00、15:00-19:00
土曜日は8:45-13:00、14:00-16:00 ※月曜日は早朝勤務がある場合あり ※実労働時間7:45 ▼非常勤 上記の時間内より相談可能 週勤務3日以上から応相談 休憩時間:120分 |
休日・休暇 | 【休日】
シフト制/週休2日制(日曜・木曜休診) 【年間休日】 120日以上 【休暇】 夏季休暇5日 年末年始休暇3日 |
2025年7月時点の求人情報 |
院長がオリンピック競技であるライフル射撃ナショナルチームのドクターである魅力的な職場でありながら、理学療法士の資格があれば応募できる新卒、転職ともに挑戦しやすい求人です。
スポーツジム併設接骨院の求人例
2つ目はスポーツジムが併設している接骨院で、リハビリを始めジムでのトレーニング指導もおこなえる求人例です。
雇用形態 | 常勤/非常勤 |
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業務内容 | 施設内におけるリハビリテーション業務
・スポーツジムでのトレーニング指導 ・接骨院での施術・治療等を行っていただきます。 【送迎業務】無し |
求める人物像 応募要件 |
◆ワークライフバランスを重視し、残業が少なく年間休日が多い環境で働きたい ◆リハビリ職としての専門知識を活かし、痛みや予防にアプローチする新しい職場環境を共に作り上げたい方 ◆スポーツジムや接骨院での業務に興味があり、トレーニング指導や施術を通じて幅広い経験を積みたいとお考えの方 ◆利用者様の痛めにくい身体作りをサポートしたい方 |
給与 | 【月給】230,000円-270,000円
基本給 230,000円-270,000円 【時給】1,500円- ※経験加算あり |
給与備考 | ●賞与:1ヵ月分/年
年1回 ●昇給の有無: あり |
退職金 | なし |
各種手当 | ●交通費手当:あり
10,000円/月まで |
社会保険 | 雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険 |
勤務時間 | 9:00-20:00の間の8時間程度
休憩時間:60分 残業時間:月 約5時間 |
休日・休暇 | 【休日】
水曜固定休み、週休2日制 【年間休日】 114日 【休暇】 有給休暇、介護休暇5日 |
2025年7月時点の求人情報 |
接骨院での治療スキルとジムでのトレーニング指導の2つの技術を磨ける職場です。
また、年間休日114日とワークライフバランスも重視されています。
小児向けスポーツ学習の求人例
3つ目は子ども好きの人におすすめしたい、児童福祉施設での指導員の求人例です。
雇用形態 | 常勤 |
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業務内容 | 児童福祉施設での児童指導員業務
【送迎業務】有り |
求める人物像 応募要件 |
ご興味ある方はお気軽にご連絡お待ちしております! |
給与 | 【月給】190,000円- |
給与備考 | ●賞与:
年1回、50,000円-250,000円(前年度実績) ●昇給の有無: あり ●昇給回数: 1回/年 |
退職金 | あり
勤続5年以上 |
各種手当 | ●交通費手当:あり
全額支給 |
社会保険 | 雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険 |
勤務時間 | 11:00-19:00(平日)
10:00-18:00(土日) 休憩時間:60分 残業時間:月 約0時間 |
休日・休暇 | 【休日】週休二日制、年間休日111日
【休暇】夏季休暇、年末年始休暇 |
2025年7月時点の求人情報 |
応募要件には「ご興味ある方はお気軽にご連絡お待ちしております!」とだけあることから、特に求められるスキルはなく、熱意重視の職場と判断できますね。
残業時間が約0時間と謳っている点も魅力的なポイントです。
自分に合った求人が分からない人は、転職サイト・エージェントに登録して相談してみましょう。
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リハビリ職におすすめの転職サイト
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リハビリ職の求人多数!PT・OT・STの各職種専門のアドバイザーが転職をサポート -
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サポートの質に定評あり!医療・介護業界に特化した人材紹介サービス -
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マイナビが運営するリハビリ職や医療技術職の転職支援に特化した転職エージェント
理学療法士から一般企業の転職難易度について知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
理学療法士とスポーツトレーナーの違い
理学療法士とスポーツトレーナーはどちらも運動機能を向上させたり、改善したりする点は同じですが、役割や仕事内容に明確な違いがあります。
両者の違いを分かりやすくするために、以下の表にまとめたので確認してみてください。
理学療法士 | スポーツトレーナー | |
---|---|---|
必要な資格 | 国家資格 | 資格は必要なし (民間資格があれば有利) |
主な職場 | ・病院
・クリニック ・プロ/アマチュアスポーツチーム ・介護福祉施設 ・児童福祉施設 ・企業 ・ジム |
・プロ/アマチュアスポーツチーム
・企業 ・ジム |
サポート対象 | ・頻繁にスポーツをする一般の人
・ケガや疾患のある人 ・高齢者 ・小児 ・スポーツ選手 |
・頻繁にスポーツをする一般の人
・スポーツ選手 |
役割 | ・リハビリ
・ケガの予防 ・身体機能・動作の分析 ・パフォーマンス向上支援 |
・ケガの予防
・パフォーマンス向上支援・分析 |
理学療法士は国家資格が必要で、スポーツトレーナーに必須の資格はありません。
理学療法士が習得している知識のほうがより医学的なため、病院やクリニック、福祉施設での専門的な支援が可能です。
スポーツトレーナーは資格が必要ない分、理学療法士と比べると活躍できる職場が限られます。
理学療法士とスポーツトレーナーの年収
理学療法士とスポーツトレーナーの年収の違いも比較してみましょう。
厚生労働省の令和6年賃金構造基本統計調査によると、理学療法士の平均年収は444万円です。
また、年齢と経験が上がるにつれて給与がアップしていく傾向にあるので、働き続ければ600万円の到達は難しくありません。
一方、スポーツトレーナーの年収について厚生労働省の調べはありませんが、一般的に初心者のうちは300万円程度とされていてあまり高収入ではないです。
しかし独立する人も多く、場合によっては1,000万円程まで上がる可能性もあります。
スポーツ分野での理学療法士の現状と将来性
スポーツ分野で活躍する理学療法士は、今後もますます需要が高まっていくと予想されます。
少子高齢化と医療の発達が進む昨今は、健康志向で長生きしようと努力する人が増えているため、スポーツに打ち込む人も増えているからです。
実際にスポーツ庁の調べによると、20歳以上で週に1日以上のスポーツを実施している人口は平成29年度あたりから5割を超え、令和6年度も前年比0.5%プラスと増加傾向にあります。
スポーツを頻繁にするようになるとケガの予防や処置も必要になるので、専門的な知識を持った理学療法士が重宝されます。
スポーツ分野で働きたい理学療法士におすすめの転職サイト・エージェント
理学療法士の知識や経験を活かしてスポーツ関係の職場で働きたい人には、転職サイト・エージェントの利用がおすすめです。
理学療法士の転職に特化したキャリアアドバイザーに相談することが成功のポイントなので、以下の3つのおすすめ転職サイト・エージェントを紹介します。
理学療法士におすすめの転職サイト・エージェント
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PTOT人材バンクは日本全国どこでも対応が可能で、入職後まで徹底された丁寧なサポートに定評があります。
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リハビリ職におすすめの転職サイト
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理学療法士に強い転職サイトやエージェントについてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
スポーツ分野での理学療法士に関するよくある質問
スポーツ分野での理学療法士に関するよくある質問と回答をまとめたので参考にしてください。
理学療法士はスポーツトレーナーになれる?
スポーツトレーナーになるために特別必要な資格はありません。
むしろ理学療法士は身体機能の回復を支援する専門知識を有するので、スポーツトレーナーとしてワンランク上のアピールができます。
理学療法士がスポーツに関われる仕事は?
理学療法士がスポーツ分野に関われる職場は、スポーツに特化した病院・クリニックや地域の一般スポーツチーム、部活動、障がい者スポーツチーム、プロスポーツチームなどです。
病院やクリニックでは主にリハビリ、スポーツチームでは選手のコンディション管理、ケガの予防やパフォーマンスの向上に携わります。
他には子ども好きであれば児童にスポーツ教育や指導をおこなう仕事もあります。
理学療法士とスポーツトレーナーのどちらがいい?
理学療法士とスポーツトレーナーのどちらになるのがよいかは、目指すキャリアプランによって変わります。
理学療法士は医療施設などでケガや疾患を抱える患者を相手に、運動や身体能力の改善をサポートしたい人向けです。
一方でスポーツトレーナーは、スポーツにおけるパフォーマンスを上げるサポートをしたい人に向いています。
理学療法士は体力がいる仕事?
理学療法士に体力は必須といえます。
訓練やリハビリをおこなう際、患者の身体を支えたり長時間立ったまま指導したりしなければいけないため、体力がなければ十分なサポートができません。
上記の2つは民間資格です。他にも柔道整復師やアスレティックトレーナー、あん摩マッサージ指圧師などの国家資格をあわせて取得する人もいます。
何か極めたい分野がある人は、民間資格に加えて特化した専門資格があるとさらにアピール力が強まります。