言語聴覚士(ST)が辞めたいと思う理由は?取るべき行動や辞めるべき基準も解説!
言語聴覚士(ST)が辞めたいと思ってしまう理由について解説していきます。
また、辞めたいと感じた時に取るべき行動や辞めるべき基準、おすすめの転職先も合わせてご紹介します。
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言語聴覚士(ST)が辞めたいと思う理由
言語聴覚士(ST)として働いていて、「仕事辞めたいな…」と感じる人もいると思います。
言語聴覚士(ST)が辞めたいと感じてしまう理由には色々なものがありますが、今回はよくある理由を3つご紹介します。
人間関係に問題がある
言語聴覚士(ST)が辞めたいと思う理由の代表的なものとして、人間関係に問題があることが挙げられます。
言語聴覚士に限らず、人間関係に関する問題はどの職場でも起こる可能性があります。
その中でも言語聴覚士はサポートする患者さんやそのご家族、他のスタッフ、病院で働く場合は医師や看護師などの多くの人と関わっていかなければいけません。
単独で仕事をしていくのが難しいからこそ、人間関係に問題が生じてしまうと、その職場を辞めたいと感じてしまう原因になります。
末永
給料が低い
給料が低いことも言語聴覚士(ST)が辞めたいと思う理由の1つです。
令和5年の賃金構造基本調査によると、言語聴覚士・理学療法士・作業療法士の平均年収は約431万円です。
それに比べて、令和4年の民間給与実態統計調査によると、給与所得者全体の平均年収が458万円なので、言語聴覚士を含む3職種の平均年収は全体の平均年収より20万円ほど低いです。
言語聴覚士の給料が安い原因としては、診療報酬に限度があることや夜勤がないことが考えられます。
国家資格をせっかく取ったのに給料が安いと、不満が溜まって、辞めたいと思ってしまうのも仕方がありません。
末永
給料が安いことに悩んでいる言語聴覚士の人は働く場所や働き方を変えてみるのが良いでしょう。
言語聴覚士が高年収を実現できる職場としては、訪問リハビリや一般企業が考えられます。
支援したい相手が違う
言語聴覚士(ST)が辞めたいと思う理由の1つに、支援したい相手が違うことが挙げられます。
言語聴覚士の主な仕事内容は「コミュニケーションに問題がある人に専門的なサービスを提供して、自分らしい生き方ができるように支援すること」で、サポートする相手は小児から高齢者まで多岐にわたります。
そのため、本当は子どものサポートがしたい言語聴覚士が高齢者のサポートをしていて、やりがいを感じることができず辞めたいと思ってしまうケースが発生することがあります。
実際に言語聴覚士として働き始める前に、自分は誰をサポートしたいのかを明確にしておかないと、働き始めてから辞めたいと感じる原因になってしまいます。
言語聴覚士(ST)が辞めたいと感じた時に取るべき行動
ここでは、実際に言語聴覚士(ST)が辞めたいと感じた時に取るべき行動について解説していきます。
辞めたいと感じた際は、以下の流れを参考にしてみてください。
なぜ自分が辞めたいと感じているのかを理解する
辞めたいと感じたら、まずはなぜ自分が今辞めたいと感じているのかを理解することから始めましょう。
なぜ辞めたいのかがきちんと理解できていないと、その状況が改善されることはなく、仮に転職をしたとしても同じ悩みを持ち続けてしまう可能性があります。
「ST上司や看護師に無視されて辛い」や「待遇が悪い」など、必ず辞めたいと思う原因はあるはずです。
何か行動を起こす前に、まず辞めたいと思う原因を特定して、言語化しておきましょう。
その原因を取り除くことができないか試してみる
辞めたいと感じる原因が特定できたら、今度はその原因をその職場で取り除くことができないか試してみましょう。
辞めたいと感じたから辞める、転職するというのは、言語聴覚士としてのキャリアに傷をつける可能性もあり、勿体ないです。
確かに、サポートしたい相手が違う場合は転職する以外に対処法はありませんが、人間関係や給与に関する問題は行動次第では改善される可能性があります。
その職場を辞める前に、辞めたい原因を取り除くための行動を起こしてみましょう。
転職活動を始める
今の職場で原因を取り除くのは難しい、もしくはそこまでして今の職場に居たくないという言語聴覚士(ST)の人は転職活動を始めましょう。
現状での解決が難しいのにもかかわらず働き続けるのはストレスが溜まり、心身ともに悪影響を与える可能性があります。
すぐに転職活動を始めて、自分に合った職場を見つけましょう。
また、転職活動をおこなう際はリハビリ職の転職支援に特化した転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントを利用すれば、自分に希望に沿った求人の紹介をしてくれるので、転職先でも辞めたいと感じる可能性を低くすることができます。
ぜひ転職エージェントを利用して、辞めたいではなく働きたいと思える職場に転職しましょう。
末永
転職エージェントを利用すると、自己分析や求人紹介に加えて、選考対策を一貫してサポートしてくれます。
また、リハビリ業界に精通しているエージェントが対応してくれるので、専門的な相談をすることもできます。
特にマイナビコメディカルやPTOTSTワーカーがおすすめなので、まずは登録することから始めましょう。
リハビリ職におすすめの転職サイト
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他にも言語聴覚士におすすめの転職サイトはあるので、気になる人は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
言語聴覚士(ST)が今の職場を辞めるべき基準
辞めたいと感じているけど、今の状況で辞めてよいのか分からないという言語聴覚士(ST)の人もいると思います。
そんな人のために、ここでは言語聴覚士(ST)が今の職場を辞めるべき基準について紹介していきます。
心身に支障をきたしている
心身に支障をきたしている場合は今の職場を辞めるべきです。
言語聴覚士は特性上様々な人と関わっていかないといけないことに加え、患者さんのメンタルケアをしなければならないので、精神的なストレスが溜まりやすいです。
また、職場によってはサービス残業が常態化していることもあるので、肉体への負担も軽視できません。
だからといって、心身に支障をきたしてまでその職場で働き続ける必要はありません。
少しでも心身に異常を感じたら、その職場に見切りをつけて転職しましょう。
やりたいことが明確に決まっている
自分のやりたいことが明確に決まっていることも今の職場を辞めて良い指標の1つです。
「別でサポートしたい相手がいる」「自分はこんなことがやりたくて、覚悟もできている」というような状態で働き続けるのは勿体ないです。
もし今の職場での業務が自分の本当にやりたいことに繋がらないのであれば、今すぐに辞めて自分のやりたいことへの道を歩みましょう。
給料が上がっていく未来が見えない
給料が低く、これから上がる見込みがない場合も今の職場を辞めるべきです。
今の業務量に対して給与が見合っているか、どのくらいの上がり幅で昇給していくのかは働いていく上でとても大切です。
一生懸命働いても給料が全然上がらない状況だと、仕事へのモチベーションも下がってしまいます。
同じ言語聴覚士でも働く職場によって、給料も給料の上がり幅も違うので、今の職場の給与に不満がある人は思い切って転職しましょう。
末永
ここでご紹介した辞めるべき基準に当てはまる人は、転職エージェントを使って転職活動を始めることをおすすめします。
転職エージェントを使えば、自分の悩み・不満を聞いてもらったうえで求人を紹介してもらえるので、より自分に合った求人に出会うことができますよ。
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言語聴覚士(ST)が辞めない方が良い場合
ここでは反対に、言語聴覚士(ST)が辞めないほうが良い場合について紹介していきます。
もしも以下のケースに該当する場合は、一度辞めることを考え直しましょう。
働き始めて間もない
働き始めて間もないタイミングでは辞めないほうが良いです。
特に1年目で辞めてしまうと、転職中の面接の際にまたすぐ辞めてしまうのではないかと思われて、希望の職場で働くことができない可能性が高まります。
キャリアに傷をつけないためにも、特別な事情がない限りは働き始めてすぐ辞めることは避けましょう。
業務が楽しくないという理由だけで辞めたいと考えている
業務が楽しくないという理由だけで辞めようと考えている場合も、一度考え直しましょう。
例えば、他にサポートしたい相手がいるから今の業務が楽しいと思えないという状況であれば辞めることに賛成ですが、ただ楽しくないから辞めるというのは基本的には反対です。
楽しくない理由を考えて、それを解決するために転職するなら良いですが、辞める理由がただ楽しくないからだけだと、転職先でも同じことが起きる可能性があります。
辞める際は明確かつ合理的な理由を持った状態で辞めるようにしましょう。
言語聴覚士(ST)が辞める時の正しい流れ
ここでは、実際に言語聴覚士(ST)が辞める時の正しい流れについて解説していきます。
順序を間違えたり、ある手順を踏まなかったりすると、職場に迷惑をかけて円満に退職できなくなる可能性があるので、以下の正しい手順を参考にして退職手続きを進めましょう。
直属の上司に退職の旨を伝える
言語聴覚士が辞める際は、まずは直属の上司に退職の旨を伝えるようにしましょう。
直属の上司に退職の旨を伝える前にいきなり退職届を出すのは失礼にあたり、また後任を探さなくてはならないので人材配置という点から迷惑をかけることになります。
円満で退職するためにも、最低でも1ヶ月前には直属の上司に辞める旨を伝えておきましょう。
また退職理由の伝え方として、職場とのトラブルを避けるためにも完全に職場側に非があったというような伝え方は控えましょう。
正式に退職届を提出する
直属の上司に退職の旨を伝えた後は、職場側に正式に退職届を提出しましょう。
民法によると、退職日の2週間前までに退職を申し出ることになっているので、基本的には退職予定日の2週間前には退職届を提出するのが好ましいです。
職場によっては書類ではなく口頭で伝えるケースもあるようなので、職場側への確認は忘れないようにしましょう。
業務の引き継ぎをおこなう
正式に退職届を提出した後は、業務の引き継ぎを丁寧におこないましょう。
最も避けたいことは、業務が滞って患者さんに迷惑をかけてしまうことです。
業務が滞らないように業務の引き継ぎは丁寧におこなう必要があります。
その際に、業務マニュアルや業務リストを作っておくと、後任の人もスムーズに業務に入ることができるのでおすすめです。
有休を消化する
退職に関する一連の手続きが終わった後は、溜まった有休を消化することも忘れないようにしましょう。
有休は労働者に与えられた真っ当な権利です。
使わず退職してしまうのは勿体ないので、溜まっている有休は消化するようにしましょう。
言語聴覚士(ST)の経験が活かせる転職先
言語聴覚士(ST)が働くことができる職場は医療機関以外にも存在します。
ここでは、言語聴覚士としての経験を活かすことができる職場について紹介していきます。
一般企業
言語聴覚士(ST)の経験が活かせる転職先として、一般企業が挙げられます。
一般企業の中でも、補聴器メーカーや人工内耳メーカーは言語聴覚士としての知識・経験を活かすことができます。
またそれらのメーカーの中でも、営業や事務、開発など様々な職種があるので、その中から自分の希望する職種を選ぶことができます。
さらに、一般企業だと病院勤務よりも昇級しやすい傾向にあります。
言語聴覚士(ST)として働くのは辞めたいけど、これまでの経験や知識を無駄にしたくないという人にはおすすめの働き方です。
末永
一般企業への転職に興味を持った人は、転職エージェントを使ってみることをおすすめします。
言語聴覚士向けの一般企業の求人は多くあるわけではないので、自分で探すよりも転職エージェントを使ったほうが効率的に転職を進めることができます。
特に、求人数の多さに定評があるマイナビコメディカルやPTOTSTワーカーを使うのがおすすめですよ。
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教育機関
言語聴覚士(ST)の経験が活かせる転職先として、教育機関が考えられます。
教育機関と言っても様々ですが、言語聴覚士(ST)としての経験・知識を活かせる職場としては、特別支援学校の講師や言語聴覚士の養成校の講師が挙げられます。
前者は言語聴覚士として、後者は言語聴覚士を育てるという働き方になります。
病院勤務ではなく、違った働き方がしたい言語聴覚士の人におすすめです。
言語聴覚士(ST)が理想の職場で働くためには
言語聴覚士(ST)が理想の職場で働くためには、リハビリ職の転職支援に特化した転職エージェントを使うことをおすすめします。
転職エージェントを使うことには以下のメリットがあります。
- 自己分析のサポートをしてくれる
- 自分の適性に合った求人を紹介してくれる
- 一貫して選考対策をサポートしてくれる
転職エージェントを使うことで、自分で求人を探すよりも確実に自分に合った求人に出会うことができます。
末永
また、転職エージェントは採用担当者と直接つながっているので、職場の内情をよく知っています。
そのため、転職エージェントを使うことで転職後のミスマッチが防げて、理想の職場で働くことを実現できますよ。
辞めたいではなく働きたいと思える職場で働くことができるように、まずは転職エージェントに登録することから始めましょう。
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また、言語聴覚士は比較的新しい職種なので、医師や看護師に軽視されて、職業差別を受けることもあります。
職場内で疎外感を感じて辞めたいと思ってしまうのは当然のことです。