作業療法士はやめとけ?7つの理由や年収・将来性、やりがいなども紹介

作業療法士はやめとけ?7つの理由や年収・将来性、やりがいなども紹介

    「作業療法士はやめとけ」というネット上の噂について、7つの理由をもとに真相を解説します。

    現職者のリアルな意見や仕事のやりがい、向いている・向いていない人、年収・将来性についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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作業療法士はやめとけといわれる7つの理由

作業療法士はやめとけといわれる主な理由には、以下の7点が挙げられます。

理由の詳細と作業療法士の意見を紹介するので参考にしてみてください。

労働に対する給料が低い

作業療法士は労働に対する給料が低いというイメージがあり、実際に 他の医療職に比べると給料は低めです。

厚生労働省が実施している「令和6年賃金構造基本統計調査 」では、医療職の平均年収額は以下のように発表されています。

医師 約1,168万円
薬剤師 約593万円
看護師 約565万円
作業療法士 約470万円

医師や看護師、薬剤師は生命維持に直結する業務を担っている分、作業療法士よりも給料水準が高めになっています。

続いて作業療法士の意見を見てみましょう。

給料は一般職と同じ

初年度は施設によりますが300〜400万の所が多いです。


以前より安くなってきていますが、それでも普通に就職したサラリーマンくらいはもらえます。

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同じ現場で働くことが多いので他の医療職と比較されがちですが、決して作業療法士の給料が低いわけではないことがわかります。

患者対応がしんどい

患者対応が大変な点も「作業療法士はやめとけ」といわれる理由の1つです。

作業療法士が担当する患者は体を思い通りに動かせず、支援を必要とする人たちです。

中には、思い通りに動けないストレスを作業療法士にぶつけてくる患者もいます。

相性が合わない患者もいる

無視されても患者の身体機能の回復を優先し、続行していました。


それでも無視されたりきつい言葉をかけられるので、「(昨日おっしゃっていた)手の痛みどうですか?」のと問いかけに対し「痛いに決まってるでしょ!」など。 心が折れてしまい、もう一度上司に相談しました。

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感情が不安定な患者を受け止めるのも作業療法士の役目 なので、精神的に落ち込んでしまう可能性もあります。

末永雄大 末永

患者との関係性に悩んだ際には一人で抱え込まずに上司に相談し、スタッフ全員でフォローし合うことが大切です。

時間外労働が多い

作業療法士は時間外労働が多くなりやすい職種であり、理由としては以下の点が挙げられます。

  • 勤務時間内に事務作業まで完了させるのが難しい
  • 午前の外来対応が長引くと休憩時間が減る
  • 休日でも研修や勉強会がある
  • 患者の食事評価で自分の昼休憩が削られる

作業療法士はリハビリ以外の事務作業もおこないますが、 毎回勤務時間内に終わるとは限りません

時間外労働はよくある

病院勤務6年目のOTです。 職場の業務量によって差はあるとは思いますが、私の職場でも昼休みにカルテ入力や書類作成はみなさん普通にしています。


ただし、私の職場の場合、終わらなかったからといって何してたのと怒られることはありませんし、申請すれば微々たるものですが残業代も貰えます。

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時間外労働で残業代が付く職場もあるので、勤務先の条件をよく調べておくことが大切です。

休日が少ない

作業療法士の年間休日数の平均は110日前後です。

厚生労働省で定められている休日の基準には、以下のように記載されています。

使用者は、少なくとも毎週1日の休日か、4週間を通じて4日以上の休日を与えなければなりません

厚生労働省

使用者とは雇用主のことで、1日8時間勤務で上記の枠内に納めたとすると、年間休日数は105日です。

作業療法士はお盆や年末年始も交代制で出勤するケースが多く、休日の最低基準にゆとりを持たせたとしても、平均的な休日数は110日前後になります。

基本的に週休2日

公休が月8回と有給ですね。


有給は職場の雰囲気によってとりにくいところととりやすいところがあります。


基本週2休が多いです。

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週休二日制にも関わらず休日が少ないといわれるのは前述で解説した通り、休日に研修や勉強会に参加しなければならない点が大きく影響しています。

休日でも仕事関連のことに時間を拘束されるため、休みを取っている感覚になれずに「休日が少ない=やめとけ」といわれる傾向があります。

職場の人間関係に気を遣う

作業療法士は職場の人間関係に気を遣う場面も多いです。

リハビリはチーム医療が基本となるため、医師・看護師・理学療法士と連携しながら業務をおこないます

スムーズな連携には良好な関係構築が欠かせないので、常に周囲への配慮が必要です。

また、苦手な人とも仕事上での関わりを避けられないため、気疲れしてしまう可能性があります。

周囲に気を遣いすぎて疲れる

いつも笑顔でいてしまい周囲に気を遣いすぎてしまい疲れてしまいます。


雑談など、仕事と関係のない話はあんまりやってないです。


職場には年上のずっと働いてきたような方しかおらず話すのも気を遣い話しずらいです。

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しかし、どの職場でも人間関係はあるあるな悩みなので、作業療法士だけが特別に苦労するというわけではありません。

周囲に気を遣うことは大切ですが、その分どこかで発散する方法を見つけておくことが大切です。

患者の人生に関わるのでプレッシャーを感じやすい

作業療法士は患者の社会復帰に直接関わる ため、回復へのプレッシャーを感じやすい職種です。

患者への対応に不安がある

1年目の時は毎日のように失敗して先輩に注意されたり、怒られたりで、悩まない日はないぐらいだったし、一般病棟の具合の悪い患者さんを担当してたので自分のミスや能力不足で患者さんの死期を早めてしまうのではないかと、不安でいっぱいでした。

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リハビリの結果は患者のその後の人生に大きな影響を与えます。

患者や患者の家族からの期待も背負う分、荷が重いと感じることも少なくありません。

医療技術の進歩とともに常に勉強が必要になる

作業療法士は、医療技術の進歩に合わせて知識を更新していく必要があります

常に新しい知識を取り入れていかなければ、最善のリハビリを提供できないからです。

業務外の時間も勉強に費やさなければならず、プライベートで不自由に感じる可能性があります。

勉強は継続しなければならない

一応イメージされている通りで、学生時代はもちろん勉強。卒業後ももちろん勉強ですよ。そして給料はさほど良くありません。これが現実です。


あと、作業療法士はしんどいです。他の職種もしんどいです。一般の仕事もしんどいです。

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作業療法士の仕事は確かに勉強を続ける必要がありますが、どの仕事にもデメリットは付きものです。

マイナス面だけを見て決めるのではなく、プラスの面にも目を向けるようにしてみてください。

末永雄大 末永

作業療法士の仕事に興味があるものの不安が多い人は、転職支援サービスに相談するのがおすすめです。


誰でも無料で利用でき、キャリアアドバイザーが丁寧に話を聞いてくれますよ。

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以下の記事では、作業療法士におすすめの転職支援サービスを比較紹介しています。

より多くの選択肢から自分に合うサービスを選びたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

作業療法士のやりがい

作業療法士は「やめとけ」という噂が目立ちますが、決してデメリットばかりの仕事ではありません。

作業療法士がやりがいを感じられる場面には以下の点が挙げられます。

ここからは作業療法士のやりがいに焦点を当てて、作業療法士の意見とともに詳しく解説します。

患者の社会復帰をサポートできる

作業療法士になると患者の社会復帰をサポートできます。

作業療法士がおこなう支援は、患者が生活の自立を目指す際の足がかりとなるからです。

患者が自分の抱える課題を少しずつクリアし、自信を持って社会生活に復帰した際には、大きなやりがいや達成感を味わえます。

患者の回復を間近で見られる

やりがいは、「〇〇ができるようになりました」と患者様から報告していただく事です。


リハビリは完全に元どおりがゴールというわけにはいかない方もいて、今までとは違うやり方になっても、以前より(リハビリ開始時)はやりやすくなったと比較して喜んでいる表情を見ると私も嬉しいです。

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末永雄大 末永

日々の業務の中で人のために役立てる喜びや、充実感を得られることも作業療法士の魅力といえますね。

人から感謝される

作業療法士を続けていると、多くの人から感謝の言葉をもらう機会があります。

難しいと感じていたことが、根気強いリハビリによって「できる」に変わったとき、本人や家族の人たちにも大きな喜びを与えられるからです。

子どもの笑顔が増えた

現職の作業療法士です。 まだ今年度一年目なのでまだまだ経験不足なのでそれで良ければ参考にしてください。


私は、今福祉施設の療育センターで働いていますが、子ども達が(発達・知的障害の子が中心)出来る事が一つ一つ増えていった時と笑顔が見れることがやりがいです。

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作業療法士は業務に負担を感じる部分もありますが、多くの人を笑顔にできるかけがえのない仕事といえます。

独自のリハビリプログラムを考えられる

作業療法士の仕事のやりがいの1つに、独自のリハビリプログラムを考えられる点が挙げられます。

リハビリプログラムは固定されているわけではなく、患者の症状や生活環境に合わせて柔軟に考える必要があります。

自分の特技を活かしたり、患者の趣味を取り入れたりしながらプログラムを組める面白味があります。

自由に考えられるので楽しい

作業療法士は機能訓練で能力の改善だけでなく、自助具を作ったり福祉用具を提案したり、元どおりにはいかない体をどう使っていくか一緒に考える事ができるので楽しいなと感じています。

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独自に考案したプログラムによって患者の意欲が高まり、目にみえる効果が得られた際には、大きなやりがいを感じられます。

活躍できる職場が多い

作業療法士は多方面の職場で需要があるため、仕事の重要性や意義を感じられます。

作業療法士が活躍できる主な職場を一覧にまとめたので、確認してみてください。

分野 主な職場
医療機関 病院、クリニック
介護施設 老人ホーム、デイサービス、訪問介護
児童福祉施設 児童養護施設、児童発達支援センター
障害者施設 グループホーム、就労移行支援事業所
教育機関 特別支援学校、教育委員会
行政機関 保健所、保健センター
一般職 福祉用具のメーカー、市役所

このように作業療法士が活躍できる場は多く、転職にも有利です。

作業療法士が転職に有利な仕事について詳しく知りたい人は、転職支援サービスを利用してみてください。

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資格の価値をさらに高められる

作業療法士には2段階の上位資格があり、能力に応じて資格のグレードを上げられます

作業療法士の上位資格の種類とそれぞれの違いは以下の通りです。

資格 取得条件
認定作業療法士 実践に基づく複数の能力が一定の水準に達している
専門作業療法士 特定の分野において卓越した専門性を有している

専門作業療法士は認定作業療法士のさらに上位の資格なので、まずは認定作業療法士を目指しましょう。

いずれにしても、上位資格を取得すれば作業療法士として高い評価を得られます。

作業療法士に向いている人の特徴

ここでは作業療法士に向いている人の特徴を紹介します。

自分に当てはまる項目がどれくらいあるのか、チェックしながら読んでみてください。

人と関わるのが好き

人と関わるのが好きな人は作業療法士に向いています。

作業療法士は患者の家族とも関わる機会があり、チーム医療で業務をおこなうため、他の医療職とも連携しなければなりません。

末永雄大 末永

人と関わるのが好きな人は、コミュニケーション能力にも優れているので患者や家族から信頼されやすく、安心感を与えられます。

社会に貢献したい

社会に貢献できる仕事がしたいと考えている人は、作業療法士の仕事にやりがいを感じられます。

作業療法士は地域の人たちの生活を支える役割を担っており、社会福祉に大きく貢献できるからです。

作業療法士が患者の社会復帰を支えることによって、医療や福祉関連施設の負担軽減につながり、社会全体のスムーズな循環を維持できます。

末永雄大 末永

誰かの役に立ちたいという思いが強い人ほど、作業療法士の仕事に誇りややりがいを持って取り組めます。

探究心や学習意欲が高い

探究心の強さや学習意欲の高さも、作業療法士に向いている素質です。

作業療法士は常に最新の知識を維持しなければならないため、就職後も勉強会や研修に参加して学習を続ける必要があります。

学習意欲が高い人なら勉強が苦にならず、研究心は専門性を深めるために役立ちます。

末永雄大 末永

知識の豊富さはリハビリの質に直結するため、勉強熱心な人なら作業療法士として高いキャリアを目指せますよ。

共感力が高い

共感力が高い人は患者と良好な関係を結べます。

仕草や表情などから感情を汲み取れるので、患者の気持ちに寄り添ったリハビリを提供できるからです。

コミュニケーションが苦手な患者に対しても適切なサポートができるため、良き理解者として信頼を得られます

末永雄大 末永

信頼関係が結ばれた患者はリハビリにも協力的になるので、より良い回復効果が期待できます。

発想力がある

ユニークな発想ができる人も作業療法士に向いています。

リハビリをおこなう際には患者の症状や運動機能に合わせて、作業療法士がプログラムを考えなければなりません。

発想力がある人は患者が好みそうなプログラムを考案できるので、リハビリのモチベーションを維持できます。

末永雄大 末永

集中して取り組むことにより患者の精神的な負担軽減にもつながり、継続的な支援が可能になりますよ。

作業療法士に向かない人の特徴

作業療法士に向かない人には以下の特徴があります。

作業療法士になったとしても、自分に向いていなければ継続的に働くのは難しい可能性があります。

今後の方向性を定めるためにも、ここでしっかりチェックしておきましょう。

人との関わりが苦手

コミュニケーションに苦手意識がある人は、作業療法士の仕事が負担となる可能性があります。

作業療法士は人との関わりがメインとなる仕事なので、誰とでも柔軟に合わせられるコミュニケーション能力が必要です。

コミュニケーションが不十分な場合、患者に不安を与えてしまうだけでなく、チーム医療の連携にも支障が出る可能性があります。

人と接することに苦手意識がある人は、別の仕事を検討してみてください。

末永雄大 末永

自分に向いている仕事がわからない人は、転職支援サービスで自己分析をサポートしてもらうのがおすすめです。

リハビリ職におすすめの転職サイト

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勉強が苦手

勉強が苦手な人も、作業療法士の仕事に負担を感じる可能性が高いです。

作業療法士は就職後も学習の機会が頻繁に設けられており、休みの日でも定期的に勉強会に参加しなければなりません

末永雄大 末永

研修や勉強会に意欲的に参加できる人でなければ、作業療法士の仕事を長期的に続けるのは困難といえます。

即効性を重視する

すぐに結果を出したい人は作業療法士ではなく、別の道を検討するのがおすすめです。

リハビリの効果は少しずつ現れるものであり、根気強く長期的にアプローチし続ける必要があるからです。

即効性を求める人は短期間で患者の可能性を諦めてしまったり、思うようにいかないことにストレスを溜め込んでしまったりする恐れがあります。

末永雄大 末永

作業療法士は患者を長期的に支えるものであると理解し、患者のペースに合わせたサポートをおこなう必要があります。

定時で終わる仕事がしたい

定時で終わる仕事がしたい人にとっても、作業療法士の仕事は大きな負担になってしまう可能性があります。

作業療法士はリハビリだけではなく事務仕事も自分でおこなう必要があり、非常に多忙な仕事です。

しかし、勤務時間のほとんどをリハビリに費やすため、時間外に事務仕事をおこなうことも少なくありません

末永雄大 末永

定時での終業を重視している人にとって、時間外労働がたびたび発生する作業療法士の仕事は大きな負担となる可能性が高いです。

体力がない

体力に自信がない人もまた、作業療法士の仕事にしんどさを感じる可能性が高いです。

リハビリでは患者の体を支えることはもちろん、足や腕をマッサージしたり、一緒に体を動かしたりしなければならないからです。

体力を使う仕事が多いため、もともと体力が少ない人にとっては重労働となります。

末永雄大 末永

しかし、業務を続けるうちに少しずつ体力が付いてくるので、最初のしんどさを乗り越えられれば負担が軽くなっていきますよ。

作業療法士の向き不向きについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

ぜひ併せて参考にしてみてください。

作業療法士の年収・将来性

これから作業療法士を目指す人に向けて、年収や将来性などの実情を解説します。

しっかり目を通して自分の将来像や生活をイメージしてみてください。

年収

まず作業療法士の平均年収を確認してみてください。

以下の表は厚生労働省が発表している「令和6年賃金構造基本統計調査」をもとに作成した作業療法士の平均年収です。

年代 平均年収
20〜24歳 約356万円
25〜29歳 約430万円
30〜34歳 約491万円
35〜39歳 約500万円
40〜44歳 約531万円
45〜49歳 約582万円
50〜54歳 約603万円
55〜59歳 約730万円

自分の年齢と照らし合わせてみると、おおよその年収が予想できます。

平均年収が想定より低いと感じた人は、以下の記事で収入をアップさせる方法を確認してみてください。

将来性

作業療法士の将来性については、今後さらに需要が増える可能性が高いです。

令和4年版構成労働白書によると、2025年には75歳以上の人口が全人口の約18%を占めるとされており、3人に1人が75歳以上になることを意味します。

末永雄大 末永

高齢化社会が進むにつれ、医療機関や介護福祉施設以外にも幅広い場所でリハビリの需要が高まることが予想されます。

ただし、高齢者数と比例して作業療法士の数も年々増加傾向にあることから、リハビリ職の飽和状態が懸念されているのも確かです。

しかし、専門性の高い作業療法士は対処能力が高いため、どの職場でも重宝されます。

作業療法士の将来性に不安がある人は、認定作業療法士や専門作業療法士を目指すのがおすすめです。

作業療法士になるべきか迷っているなら転職支援サービスがおすすめ

「やめとけ」という噂を聞いても作業療法士の仕事が気になる人は、転職支援サービスで職業相談を受けてみてください。

リハビリ領域に詳しいプロからアドバイスを受ければ、作業療法士への向き不向きがわかり、自分の方向性を明確に定められます

PTOTSTワーカーは、作業療法士の仕事に対して理解度の高い業界専任アドバイザーが、相談者の性格や経験を考慮して的確なアドバイスをしてくれます。

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