
マイナビジョブ20'sのこだわりは「入社後活躍」。20代への支援に込める思いを徹底取材!
20代・第二新卒・既卒に特化した転職支援サービスを展開するマイナビジョブ20's。
今回は、ライフキャリア事業本部 若年キャリア統括本部西日本統括部 統括部長の竹内さんに、サービスへのこだわりを伺ってきました!
「メリットだけでなく、デメリットもきちんとお伝えすること」「転職先をご紹介することだけが私たちの仕事ではありません」。取材で伺った言葉には、転職を決めさせることをゴールにしていない姿勢が一貫していました。
AIで応募書類が整うようになったいま、企業が20代のどこを見ているのか。市場価値を上げるために何から始めるべきか。20代の転職支援を14年続けてきたプロの目線で語っていただきました。
これから転職を検討されている20代の方に役立つ情報がたくさん聞けたので、ぜひ一読いただきたいと思います。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。

竹内博之さん
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
マイナビジョブ20'sの評判や口コミは、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひあわせて参考にしてみてください。
マイナビジョブ20'sはどんなサービス?4つの特徴・こだわりを解説

本日はどうぞよろしくお願いいたします!
はじめに、マイナビジョブ20'sにはどういった特徴があるのか教えていただけますか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
マイナビジョブ20'sは、20代・第二新卒・既卒の方に特化した転職支援サービスです。社会人経験3年未満の若手の層を中心に支援しています。
一番の特徴は、転職を決めて終わりではなく「入社後に活躍できるか」から逆算して支援していることです。

転職を決めて終わりではなく、その先まで見ているということですね。
具体的には、どういったこだわりがあるのでしょうか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
そうですね。求人をご紹介する前に、まずはカジュアルにお話をし、その方のことを知るところを意識しています。
具体的なこだわりは4つあるので、それぞれ順にお話しさせてください。
マイナビジョブ20'sの4つの特徴・こだわり
「転職成功」ではなく「入社後活躍」から考えるキャリア支援

1つ目の「入社後活躍から逆算する」というのは、具体的にどういうことでしょうか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
20代の方は、初めての転職やキャリア選択で悩む方が多く、自分の強みや適性が整理できていないケースも少なくありません。
だから求人をご紹介する前に「その方がどんな人生を歩みたいのか」「どんな環境なら活躍できるのか」を一緒に整理することを大切にしています。

求人をご紹介する前に、そこまで時間をかけるんですね。ほかに、面談で意識されていることはありますか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
メリットだけでなく、デメリットもきちんとお伝えすることです。買い物でもサービスでも、いいことばかり言われたら信用できないじゃないですか。
想定できるマイナスを先にお渡ししておくと、入社後に「あ、言っていた通りだな」と受け止められる方は多いです。

デメリットもお伝えするんですね。そこまで正直に伝えるとなると、転職しないという選択肢を提案することもあるのでしょうか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
あります。転職先をご紹介することだけが私たちの仕事ではありません。
数年後に「あのとき転職して良かった」と思っていただくことが本当の価値だと考えています。
一般論ではなく「あなたの場合」を一緒に探すキャリア面談

2つ目は面談の特徴についてですね。マイナビジョブ20'sの面談は、どんなところを大事にしているのでしょうか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
面談で大事にしているのは、一般論で片づけないことです。
たとえば「未経験で年収を上げたい」というご相談に、人気業界や成長業界が挙がることがあります。間違いではありません。ただ実際には、経験・強み・年齢・地域・志向性で現実的な選択肢は大きく変わります。
お話を聞いてみると、営業や販売で培った強みを活かせるというケースは少なくないんです。キャリアは一般論ではなく個別最適が重要だと考えています。

同じ「年収を上げたい」でも、人によって答えが変わるわけですね。
とはいえ最近は、AIの普及もあって、ご自身で調べて答えを持ってから相談に来られる方も多いのではないですか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
はい。全員が、というわけではないですが、AIと壁打ちをしてからキャリア相談に来られる方も増えています。
その場合には「AIにも同じことを言われました」と共感いただくこともあれば、「AIは少し違うことを言っていました」とご相談いただくこともあります。

すでに答えを持った状態で来られると、伝え方が難しそうですね。
その答えと見立てが違うとき、どう伝えているんでしょうか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
たとえば「AIに〇〇職が向いていると言われたので、その仕事をメインに見てみたいです」というご相談を受けることがあります。
そうした場合でも、その答えを否定することは決してしません。ご本人がある程度納得した状態でいらっしゃるので、頭ごなしに否定しても納得感は生まれないからです。
だから私たちが聞くのは「なぜそれが良いと思ったのか」です。結論そのものではなく、そこに行き着くまでのプロセスや、納得されている思いを深掘りさせていただきます。

結論そのものではなく、そこに至った理由のほうを聞くんですね。
面談で深掘りする対象そのものが、以前とは変わってきているということでしょうか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
そうですね。以前はご本人の過去の経験や、どういう意思決定をしてきたのかを掘っていく形が中心でした。いまはそこに「AIが言っていたこと」が加わって、判断の軸のひとつとして機能しています。
ただ、そこへの納得ポイントを掘るだけでは、ご提案が腑に落ちない方もいらっしゃいます。
ですから、これまでのご経験で感じてこられたことや強みと組み合わせて、複数の要素からご提案するようにしています。

AIの答えも、判断材料のひとつとして扱うということですね。
そこまで深く聞くとなると、まずは話しやすい関係をつくることが前提になりそうです。初回の面談では、どんなことを意識していますか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
初回面談は1時間から1時間半ほどかけて、まずはその方のお人柄や、挑戦したい方向性を一緒に整理します。そのうえで2回目、3回目の面談を重ねて次のご提案をさせていただく流れです。
個人の思いに伴走するために、関係性を築きながら向き合うことを意識しています。
書類添削から模擬面接まで、企業担当も一緒に選考対策

3つ目は選考対策ですね。書類の添削では、どんなところを見ているんですか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
最初にやるのは、その方が面接で話せる言葉になっているかを見ることです。近年ではAIを使用するのが当たり前になりつつありますが、AIで作った自己PRや志望動機は、自分の言葉になっていないことが非常に多いんです。
普段使わない言葉が入っているので、そのまま面接に行くとうまく話せなくなってしまいます。だから一緒に、その人らしさがきちんと伝わる言葉に直すことをしています。
もう1つは回答の長さですね。AIは質問に対する要素を全部盛り込もうとするので、面接官によっては「長すぎて聞いていられない」となる。
ですから一旦この長さに抑えて、深掘りの質問が来たときにこの部分を答えましょう、というように分けて準備します。

書類を作る段階から、面接で話すことを前提にしているんですね。
その面接対策は、キャリアアドバイザーが担当されるんですか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
実は、企業担当であるリクルーティングアドバイザーとの明確な住み分けはしていません。企業担当が面接対策をする機会がとても多くて、他社のエージェントさんと話すと驚かれるほどです。
企業担当は実際に企業を訪問して仕事内容を詳しく把握しているので、その情報をもとに企業別の対策ができます。5社受けられる方なら、最大5人の企業担当とそれぞれ練習することもあります。

企業担当が直接というのは、確かにあまり聞かない体制ですね。
過去に選考を受けた方のデータも共有してもらえるんですか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
はい。企業様ごとのお見送り理由や、そのときにどういう発言をされていたかという傾向が蓄積されています。対策の際にその傾向をお伝えして、通過率を上げていく工夫はしています。
模擬面接も1回から3回程度行います。あえて担当キャリアアドバイザーの上司が同席して、本番さながらの緊張感をつくることもありますね。
1件の口コミにキャリアアドバイザー・企業担当・上司の3人の名前が並ぶことも珍しくないのですが、それはチーム全体で1人の方に向き合っている表れかなと思っています。
マイナビの求人数と一人ひとりに向き合う支援の両立

最後の4つ目です。既卒・第二新卒の領域には、競合にあたる転職支援サービスがありますが、その中でもここだけは負けないというポイントはどこですか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
寄り添う姿勢そのものは、どの会社さんも大事にされている部分かなと思います。そのうえで私たちの強みを挙げるなら、マイナビという大きなバックボーンによる求人数の多さと、寄り添いの掛け算です。
求人数が少ないと、限られた選択肢の中から選んでいただくことになってしまいます。逆に求人数だけを増やしても、一人ひとりに向き合えなければ納得のいく選択にはつながりません。
私たちには、2012年の立ち上げのときから大事にしてきた寄り添いの文化があります。そこにマイナビというプラットフォームの力が掛け算される。そのハイブリッドな形を目指しています。
出典:マイナビジョブ20's「マイナビジョブ 20’sが選ばれる理由」

2012年というと、20代の転職市場はまだこれからという時期ですね。
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
当時は「石の上にも三年」という価値観が強く、1年目や2年目での転職は「すぐ辞める人」と見られがちでした。
その層を支援するサービスはほぼなくて、当時を知る人に聞くと「そのサービス、大丈夫なの?」と言われるほどだったそうです。
一番困っている方々なのに行き場がない。だから支援したい、という思いから立ち上がったサービスです。

いまでは当たり前になった第二新卒の転職を、先に切り開いてきたということですね。
現在の求人数はどのくらいですか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
取扱企業数は2026年9月時点で6,900件以上です。今後もマイナビの基盤をもとに、20代向けの求人はさらに充実していく見込みです。
AIが台頭する時代、20代の転職市場はどう変わっている?

ここからは市場のお話も伺いたいのですが、AIの実用化が進む中で、20代の転職市場で今起きている変化があれば教えてください。
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
求職者の方がAIを活用することが当たり前になってきていることです。
面談前にAIへキャリア相談をしている、自己分析や適職診断を行っている、応募企業の口コミを分析している、内定獲得後に入社すべきか相談している。こうしたケースは珍しくありません。

面談に来る前に、そこまで調べてから来られるんですね。
AIで作られた書類は、プロが見るとどう映るのでしょうか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
やはりAIを使っていることで完成度が高くなりました。「大きく修正する箇所がない」と感じることも増えています。
ただ一方で、文章が整い過ぎていて、その方らしさや実体験が見えづらくなっているケースもあります。

完成度は上がったのに、その人らしさは見えづらくなる。難しいところですね。
企業側からは、どんな声が届いていますか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
「選考書類の完成度が全体的に上がったことで、以前より書類だけでは見極めが難しくなった」という声を聞きます。
AIの利用をある程度判別できる仕組みを持っている企業もありますが、そこまで整っていない企業も多くあります。ですから書類だけで決めずに、一旦会ってみるという企業が増えています。

書類で差がつかないぶん、会ってみないと分からなくなっているわけですね。
とはいえ、AIで作った書類でも差はつくのでしょうか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
つきます。事前に自分で考えた内容をもとに作っているか、ほぼゼロベースでAIに任せているか、その違いです。
たとえば「飲食店のアルバイトを頑張りました」という情報だけでPR文を作るのと、ホールリーダーとして後輩指導をどう行ったかまで入れて作るのとでは、後者のほうが個性が出ます。
前者は書類選考は通っても、面接で深掘りされたときに答えられなくなってしまいます。せっかく面接まで進めたのに、そこでお見送りになるのは本当にもったいないんです。

同じAIを使っていても、何を入れるかで結果が変わるということですね。
企業が20代に求める人物像にも、変化はありますか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
現時点では、急激に変わったという実感はまだありません。採用要件に「AIを活用できる人材」といった項目が入ることも、ほとんど見られないですね。
AIの影響で若手の採用を絞る動きが一部で報じられていますが、20代の採用市場を見る限り、人材不足は続いています。採用人数が減るというよりも、企業が求める人物像が変わっていくと考えています。
知識や情報は誰でも取得できる時代になりましたから、今後は主体性や学習意欲、変化への適応力、周囲と協力する力といった要素がより重視されるはずです。AIを使えることそのものではなく、AIを活用しながら成果を出せるかが問われる時代になっていくと思います。
書類の書き方そのものについては、以下の記事で例文つきで詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
これからの時代に市場価値が上がる20代の共通点

では、今後評価される20代とそうでない20代では、何が違うのでしょうか。市場価値が上がっている方には、どんな共通点がありますか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
「学び続けることを当たり前にしている」ことだと思います。たとえば営業職でも、なぜ成果が出たのか、どうすれば再現できるのか、周囲にも展開できるのか。そこまで考えて行動している方は今後も市場価値が高まるのではないでしょうか。
逆に「会社が育ててくれる」「上司が教えてくれる」という受け身の姿勢になってしまうと、市場価値は伸びづらくなります。
同じAIを使っていても、学習や改善に活用する人と、AIの回答をそのまま受け入れる人とでは、数年後に大きな差が生まれるはずです。

AIを使うかどうかではなく、使って何をするかということですね。
面接の場では、その差はどう表れるんでしょうか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
私自身、マイナビの採用面接に入ることがあります。その中には前職でしっかり結果を出してこられた方もいらっしゃるのですが、その結果を言語化できておらず、再現性が見えないという理由でお見送りになるケースが意外とあるんです。
なんとなく結果が出た、ではなく、どういうプロセスで結果を出し、どう学んできたのか。書類がAIである程度整うようになったぶん、そこは面接でより一層見られるようになってきたと感じます。

結果を出していても、語れないと伝わらないんですね。
では、目先のAIスキル習得に焦る前に、何から手をつけるべきだと思いますか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
まずは自己理解だと思います。何にやりがいを感じるのか。どんなときに成果を出せたのか。自分の強みは何なのか。
どれだけAIが進化しても、自分自身を理解する作業だけは代わってもらうことができません。
そのうえで身につけてほしいのは「問いを立てる力」です。AIは答えを出すことが得意ですが、何が課題なのか、本当に解決すべきことは何なのかを決めるのは人です。
これからは答えを持っている人ではなく、良い問いを立てられる人の価値が高まると思います。
マイナビジョブ20'sでは、キャリアカウンセリングの前に「マイナビジョブ20's適性診断」を受けることができます。
マイナビジョブ20's適性診断は、知識や学力を測るテストではなく、自分の行動スタイルと照らし合わせながら質問に答えていくもので、仕事をするうえでの特徴をパーソナリティの9つの側面で測定することができます。
カウンセリング前に受検することで、キャリアアドバイザーの主観に寄らない客観的な視点を取り入れた面談ができるほか、面接で聞かれる「あなたの強み、弱みは何ですか」等の質問に答えるための材料にすることができます。
転職を迷っている20代へのメッセージ

サービス開始の2012年からの十数年を振り返って、20代の転職の仕方はどう変わってきましたか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
大前提として、現在が売り手市場であることの影響は大きいと思います。10年ほど前はまだ買い手市場に近く、経験者が求められる傾向が強くありましたが、いまは人手不足で、社会人1・2年目の方や既卒の方も受け入れられやすくなっています。
転職を考える理由も変わったと感じています。以前は「いまの環境がどうしても嫌だから転職する」というケースが多かったのですが、いまは「いまの会社と比較しながら、より良い選択肢があれば転職したい」という方が増えています。
選択肢が増えたことは非常に良いことです。ただその分、自分らしい選択をする難しさも大きくなっていると感じています。

選択肢が増えたからこそ迷う、というのは私も実感があります。
転職するかどうか決めていない段階でも、相談していいものでしょうか?
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
もちろんです。ご登録時の入力項目も、あえて最小限にしています。項目が多いと、それだけで相談をためらってしまう方がいますから。
まずは気軽に話しに来ていただいて、そこから一緒に考えていければと思っています。

まずは話してみるところから、ということですね。
最後に、転職を迷っている20代の方へメッセージをお願いします。
株式会社マイナビ 西日本統括部 統括部長
竹内さん
AIによって、情報は誰でも手に入る時代になりました。しかしキャリアは、情報収集ではなく意思決定です。
これからは「どの情報を持っているか」よりも「その情報をもとにどんな選択をするか」が重要になります。AIを活用しながらも、最後に意思決定をするのは人です。
その意思決定を支援して、転職成功だけでなく入社後活躍まで伴走することが、私たちの役割だと考えています。一人で抱え込まず、まずは話しに来ていただければと思います。







