フロントエンドエンジニアのキャリアパス7選!おすすめの資格も紹介

フロントエンドエンジニア キャリアパス

    フロントエンドエンジニアのキャリアパスにはどんなものがあるのか、求められるスキルやおすすめの資格、成功させるためのコツも解説しています。

    また、フロントエンドエンジニアとしてのキャリアをアップさせる方法も紹介していきます。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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フロントエンドエンジニアのキャリアパスは幅広い

フロントエンドエンジニアのキャリアパスは幅広くあります。というのも、フロントエンドエンジニアはWeb系の職種・エンジニア系の職種のどちらにも関連する知識やスキルを持っているからです。

また、他のエンジニア職種と関わる機会が多い傾向にあるからこそ、知見やコミュニケーション能力を磨ける点も特徴の1つとして挙げられますね。

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さらに、HTMLやCSS、JavaScriptといった基本的な技術スキルを深く理解することも大事になってきます。


基本技術に加えて、サーバーやネットワーク、データベースなどの知識やスキルを磨き続けながら専門性を高めていくことで、キャリアパスが広がっていきますよ。

WebデザイナーやWebディレクターへのキャリアパスを希望するなら、UI(ユーザーインターフェース)・UX(ユーザーエクスペリエンス)に関する知識も必要になりますね。

その他にもコミュニケーションスキルや問題解決能力も重要です。他のデザイナーや開発者などと上手にコミュニケーションをとりながら、スムーズに連携できるスキルは重宝されますよ。

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IT業界は技術の進歩や成長がとても速いため、新しい知識やスキルを積極的に学んで磨き続けることで、フロントエンドエンジニアのキャリアパスの幅を広げられます。


とはいえ、キャリアパスを考える際には目指したいキャリアパスによって必要になる知識や技術、スキルが異なってくるので、慎重に考えることが大切ですね。

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もし自分1人でどんなキャリアパスを描けば良いのかわからない場合や、自分はどのようなキャリアパスを選択できるのか知りたい場合は、転職のプロに相談するのがおすすめですよ。


フロントエンドエンジニアなどIT業界・職種に強みがある転職エージェントなら、相談しながらキャリア目標を立てられます。また、自分では思いつかなったキャリアパスを提案してもらえることもありますよ。

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フロントエンドエンジニアのキャリアパス

フロントエンドエンジニアのキャリアパスを考えたときに、どのようなものがあるのかわからず、迷ってしまう人も多いと思います。

フロントエンドエンジニアのキャリアパスは、知識とスキル、経験の積み重ね方によってさまざまな選択肢をとることが可能です。

具体的には下記に挙げたようなキャリアパスを選択することができますが、もちろん下記に挙げた以外にもキャリアパスがあるので、あくまでも参考として検討してみてくださいね。

フルスタックエンジニア

フロントエンドエンジニアの1つ目のキャリアパスは「フルスタックエンジニア」です。フルスタックエンジニアは1つの専門分野に特化せず、複数の技術に対応できるエンジニアのことですね。

フロントエンドエンジニアからフルスタックエンジニアへキャリアパスする際には、設計や開発スキル、ミドルウェアやOS(オペレーティングシステム)の知識などが求められます。

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具体的には、アプリ要件や設計の知識、そして実際のプログラミングスキルや統合運用管理、データベース管理システムの知識が挙げられますね。


OSの知識ではWindowsをはじめ、iOSやLinuxが求められます。

また、Webアプリケーションの実装に必要なインターネットの仕組みを理解する事をはじめ、バックエンド領域のブラウザ動作の仕組みや役割・仕組み、種類についても理解を深める必要がありますね。

さらに、Webページのパフォーマンスを最大化やメモリを最適化するためにOSの理解も必要不可欠となります。基本となるWindows ServerやLinux・Unixの特徴をきちんと理解しておくのが大事ですね。

とくにWeb開発においてはLinuxコマンドを使えることが必須となるため、しっかりと理解を深めて扱えるようにしておくのが望ましいと言えるでしょう。

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フロントエンドエンジニアからフルスタックエンジニアへのキャリアパスの難易度は高いと言えるので、早いうちから知識やスキル、経験を積み重ねていくことをおすすめします。


そんなフルスタックエンジニアですが、フロントエンドやバックエンド、アプリやインフラ、データベースなど幅広い領域に携わることから、Web関連の転職市場では、年々ニーズが高まってきています。

プログラマー

フロントエンドエンジニアの2つ目のキャリアパスは「プログラマー」が挙げられますね。フロントエンドエンジニアはPHP・Rubyといったバックエンド言語が必要になることもあります。

JavaScriptについての知識を深めて学習したり、PHPなどのサーバーサイド技術を学んだりすることで、フロントエンドだけではなくバックエンドも担えるプログラマーに転身することが可能ですよ。

とはいえ、Webサイトやデータベース構築をするWeb系やPCアプリケーションといったパッケージアプリケーション系など、分野が多岐にわたります。だからこそ、どの分野を目指したいのか慎重に考えて、経験やスキル、知識を積み重ねていくことが重要になってきます。

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さらにこの先活躍したいと考えている人は、Pythonのような人工知能に強い言語を習得しておくと、将来的に需要の高い分野へスキルチェンジすることもできますよ。


プログラマーにキャリアパスをした場合、さらにプログラミング言語のスキルを磨き上げることで、システムエンジニアへのキャリアパスも開けるようになります。

Webディレクター

フロントエンドエンジニアの3つ目のキャリアパスは「Webディレクター」ですね。キャリアパスを考慮した上でフロントエンドエンジニアとしての経験をしっかりと積み上げていければ、Webディレクターへのキャリアパスも可能になりますよ。

WebディレクターはWeb制作や運営の責任者なので、企画提案や予算管理をはじめ、クライアントの調整をはじめ、チームメンバーとのコミュニケーションやスケジュール管理をするのが役目になります。

デザインの知識やスキルはもちろんのことですが、SEOやアクセス解析、広告運用といったWeb全般に関する知識も求められますね。

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フロントエンドに対する深い理解や知識のあるWebディレクターは、技術的な要求をクライアントからされた場合でも、スムーズにしっかりと対応することができます。


開発現場も理解しているからこそ、チームメンバーからの信頼も得やすくなりますよ。


Webディレクターはフロントエンドエンジニアにディレクション能力をプラスしたものなので、キャリアパスとして難易度は高くありませんよ。

Webデザイナー

フロントエンドエンジニアの4つ目のキャリアパスは「Webデザイナー」が挙げられます。Webデザイナーはエンドユーザーが直接目に触れるWebサイトのカラー設定や、ページ構成などを担うポジションです。

エンドユーザーとクライアントの双方から見て、魅力的なWebサイトを制作するにあたって重要な役割を担います。

Webデザイナーへのキャリアパスを希望する場合は、PhotoshopやIllustrator、Dreamweaverといったデザイン関連のツール・ソフトを扱えるスキルが必要不可欠になりますね。

さらに、単純に美しいデザインを作り上げるだけではなく、ターゲット層に合わせたパーツの作成・調整、ユーザビリティを配慮したデザインが求められます。そのため、HTMLやCSS、JavaScriptといったスキルも必要になります。

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Webデザイナーはフロントエンドエンジニアの経験を活かしやすい職種なので、キャリアパスの難易度は高くありません。


また、フロントエンドエンジニアとWebデザイナーは、目標や指標となるKPIを達成できる設計を立てるという点が共通しています。


そのため、どのように行動をしてKPIを達成できるのかという点がわかっているので、キャリアパスの際には有利にはたらくこともありますよ。

※KPIとは…Key Performance Indicatorの略。組織目標を達成するために重要な業績評価の指標で、業務における目標達成度を表したもの。

UI・UXエンジニア

フロントエンドエンジニアの5つ目のキャリアパスは「UI・UXエンジニア」です。UI・UXエンジニアはユーザーの満足度の高いコンテンツを実現させるために、デザイナーやリサーチャーとうまく連携をとりながら、ユーザー目線で開発に携わっていきます。

UI・UXエンジニアへのキャリアパスを希望する場合は、プログラミングやWebデザインをはじめ、マーケティングやコミュニケーションスキルが必要になってきます。

プログラミングではHTMLやCSS、JavaScriptのフロントエンドの知識とスキルを保有していることが大前提としてありますが、PHPやRubyといったバックエンドの知識やスキルも求められます。

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マーケティング能力が必要になるのは、ユーザー目線でニーズを把握した上で統計の基本知識やデータ収集、そして分析をおこなわなければならないからです。


さらにWebサイトが上位表示されるように、SEOの知識もしっかりと習得しておくと市場価値を上げることにも繋げられるのでおすすめですよ。

スペシャリスト

フロントエンドエンジニアの6つ目のキャリアパスは「スペシャリスト」ですね。スペシャリストはフロントエンドエンジニアとしての専門性の高いスキルを活かして、技術選定から新機能の設計や実装、そしてフロントエンドの問題解決に取り組むのが役目です。

フロントエンドエンジニアは、コーダーやマークアップエンジニアの上位職にあたる職種で、コーディングのスペシャリストとも言えるポジションになりますね。

ただし、今後も活躍し続けられるスペシャリストになるためには、フロントエンドエンジニアへのニーズの変化に対応できるようにしていく必要があります。

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具体的には自分が得意としている分野に限らず、つねに最新トレンドの情報やスキルに注目してキャッチアップして取り入れるようにすると良いでしょう。


フロントエンドエンジニアへのニーズを確認した上で知識やスキル、技術をアップデートしながら磨き続けていくことにより、幅広いスキルを習得でき、それだけキャリアパスの選択肢も幅広くなりますよ。

フリーランス

フロントエンドエンジニアの7つ目のキャリアパスは「フリーランス」が挙げられますね。フロントエンドエンジニアとしての知識とスキル、そしてしっかりとした実務経験があればフリーランスとしてのキャリアパスが望めます。

フリーランスのフロントエンドエンジニアとして活躍していくためには、主に下記に挙げたような知識やスキルが必要になってきます。

フリーランスに必要な知識・スキル

  • プログラミング言語の知識・スキル
  • UI・UX・Webのデザインスキル
  • SEO対策の知識・スキル
  • コミュニケーションスキル
  • セルフマネジメントスキル
  • チームビルディングスキル

フロントエンドエンジニアのフリーランスになる場合に求められるプログラミング言語は、HTMLやCSS、PHPやJavaScript、そしてTypeScriptですね。中でもHTMLやCSSは必須スキルとなっており、需要の高いJavaScriptも優先的に習得するのが望ましいですね。

また、Webサイトをより上位表示されやすくするために、タグの意味を考えた上で正確にマークアップしなければならないからこそ、SEO対策に関する知識とスキルも求められます。

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フロントエンドエンジニアのフリーランスとして活躍するためには、自分で積極的に営業をかけて案件を獲得することが何よりも重要になってきます。


クラウドソーシングサービスを活用して案件を受注するのも良いですし、レバテックフリーランスなどフリーランス専門の転職エージェントを利用するのもアリですよ。

フロントエンドエンジニアのキャリアパスに必要なスキル

フロントエンドエンジニアのキャリアパスは選択肢の幅が広くなっているので、自分が希望するキャリアを選択しやすいのが嬉しい点ですね。

自分がどのようなキャリアパスを望むのかによって、求められる知識とスキル、技術が異なってくるので、事前にしっかりと確認した上でキャリア形成するのが大事なポイントになってきます。

とはいえ、フロントエンドエンジニアがキャリアパスをする際には、共通して必要なスキルがいくつかあります。ここでは順番に解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

上流工程やプロジェクトマネージャーの経験

フロントエンドエンジニアのキャリアパスには、上流工程やプロジェクトマネージャーの経験を積むことが重要になってきます。なぜなら、上流工程を経験することで、システム全体の設計や要件定義に関する理解を深め、より幅広い視野を持ってフロントエンド開発に取り組めるからです。

一方、プロジェクトマネージャーとしての経験が必要なのは、チームリーダーシップやコミュニケーションスキルを磨くためです。プロジェクトマネージャーの経験を積むことで、クライアントとの交渉やシステム・Webページ全体の設計、予算管理などのスキルも習得できます。

上流工程やプロジェクトマネージャーの経験を通じて、フロントエンドエンジニアとしての技術的な高い専門性を維持しつつ、ビジネス目標や顧客ニーズを深く理解して戦略的な意思決定ができるようになります。

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その結果としてキャリアパスの選択肢を広げられ、より高いポジションを目指したり、フリーランスとして活躍できるチャンスにも恵まれるでしょう。

マネジメント経験

フロントエンドエンジニアのキャリアパスを考えたときに、マネジメント経験も重要な要素になってきます。なぜなら、チームリーダーシップのスキルやプロジェクト全体を俯瞰する視点を持つことで、より成長することができるからです。

チームメンバーの弱みをサポートしながらも、メンバーそれぞれの強みを把握した上で活かし、プロジェクトを成功へ導く力が身につきます。他にも、他の部署やクライアントとのやりとりも増えるので、ビジネス感覚も少しずつ磨いていくことができますよ。

フロントエンドエンジニアがマネジメントスキルを習得することで、プロジェクトマネージャーを目指すことが可能になります。また、部門全体の戦略立案にも携わる機会もあるでしょう。

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とはいえ、フロントエンドエンジニアの技術力を保ちながらマネジメントスキルも磨くとなると、うまくバランスをとりながら磨くことが大事なポイントになってきますね。

開発経験

フロントエンドエンジニアとしてキャリアを積む上で、開発経験はとても重要なものとなります。というのも、実際にプロジェクトに携わることでさまざまな技術や課題に触れることができ、その結果スキルの向上と実践的な知識を習得することができるからです。

HTMLやCSS、JavaScriptを熟知することはもちろんのこと、ユーザーインターフェースの設計・実装をするスキルや経験は何よりも重要です。また合わせてReact.jsやVue.js、Angularなどのフレームワークやライブラリの使用経験を積むことも大事ですね。

それに加えて、バージョン管理システムの使用やチーム開発の経験もキャリアアップには欠かせません。

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さらに、パフォーマンス最適化やセキュリティ対策といった、より専門的な分野での経験を積み重ねることも、キャリアパスを広げることにおいて有効ですね。

フロントエンドエンジニアのキャリアパスにおすすめの資格

フロントエンドエンジニアはキャリアパスによって保有しておくと良い資格が変わってきます。

とはいえ、フロントエンドエンジニアに関連する資格を保有しておくことで、選択できるキャリアパスの幅を広げることができるため、取得しておくのがおすすめです。

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下記にフロントエンドエンジニアのキャリアパスにおすすめの資格をまとめましたので、ぜひ検討してみてくださいね。

HTML5プロフェッショナル認定試験

フロントエンドエンジニアのキャリアパスにおすすめの資格の1つ目は「HTML5プロフェッショナル認定試験」です。HTML5プロフェッショナル認定試験はHTML5やCSS3、JavaScriptなど最新のマークアップに関する技術力と知識を認定する制度です。

HTML5プロフェッショナル認定試験はレベル1とレベル2に分かれています。レベル1はマルチデバイスに対応したWebコンテンツ制作の基礎の実力を測るものです。

一方、レベル2はシステム間の連携や最新マルチメディア技術に対応したWebアプリケーション・動的Webコンテンツの開発や設計能力を認定するものです。フロントエンドエンジニアならレベル2の合格を目指すのがおすすめですよ。

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HTML5はWeb標準技術としてほとんどのブラウザで標準機能として実装されているので、資格取得すると自分の能力を証明する客観的な基準として役に立ちますよ。


ちなみに、レベル1に合格できないとレベル2を受験することができないので、まずはレベル1からスタートしましょう。

Webクリエイター能力認定試験

フロントエンドエンジニアのキャリアパスにおすすめの2つ目の資格は「Webクリエイター能力認定試験」ですね。Webクリエイター能力認定試験は、Webサイトのデザイン能力やWebページのコーディング能力を認定するものです。

初級レベルのスタンダードと上級レベルのエキスパートの2種類に分かれており、どちらの試験にも実技問題が用意されています。Webクリエイター能力認定試験は民間資格ですが、実務に直結する資格である点が特徴ですね。

Webクリエイター能力認定試験はWeb制作の業界において、もっとも受験者数が多い資格と言われています。だからこそ、合格することで即戦力として活躍できる実力があることを証明できますよ。

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ちなみに、難易度としては低くなっており、合格率も90%前後となっているため、挑戦しやすい資格だと言えますね。


ただ、有効期限は2年間となっていて更新するには継続試験を受験しなければならないので、その点だけ注意してください。

Webデザイン技能検定

フロントエンドエンジニアのキャリアパスにおすすめの3つ目の資格は「Webデザイン技能検定」です。試験は1級〜3級に分かれており、それぞれ知識やスキルのレベルが異なっています。中でも3級は初心者向けとなっていて、挑戦しやすいと言えるでしょう。

Webデザイン技能検定は2級・3級に合格するとWebデザイン技能士の合格証書が発行されます。主にWebデザインに関する知識とスキルを証明することのできる資格なので、実務面のスキル証明に役立ちますよ。

フロントエンドエンジニアはWebデザイナーとうまく連携をとりながらプロジェクトを進めていく機会も多いですよね。そのため、Webデザイン技能検定を取得しておくことで、よりスムーズに進めることができます。

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3級は受験資格に大きな縛りがないので誰でも受験可能ですが、1級と2級は2年以上の実務経験や大学卒業者など受験資格が設けられているので、事前によく確認してみてくださいね。


ちなみにWebデザイン技能検定は等級によって合格証書の発行元が異なりますが、すべての級が国家資格となっています。

CIW JavaScript Specialist

フロントエンドエンジニアのキャリアパスにおすすめの4つ目の資格は「CIW JavaScript Specialist」ですね。CIW JavaScript SpecialistはJavaScriptのスキルを証明できる国際的な資格です。

この資格は国内外を問わずJavaScriptの認定試験として有名で、基準にされることが多い資格ですね。そのため、海外で仕事をするとなったときでも通用する資格です。

CIW JavaScript Specialistを取得しておくと、JavaScriptに精通しているフロントエンドエンジニアとして活躍することができますよ。フリーランスを検討している人はぜひ取得しておきたい資格だと言えますね。

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CIW JavaScript Specialistはグローバルな資格なので、問題もすべて英語で出題されます。だからこそ、英語力も求められるのが特徴です。


また、応用レベルの問題を中心に出題されている傾向にあるので、JavaScriptでの開発経験がない、または経験が浅い人にとっては難易度の高い資格となっています。

PHP技術者認定試験

フロントエンドエンジニアのキャリアパスにおすすめの5つ目の資格は「PHP技術者認定試験」です。PHP技術者認定試験は、PHPのスキルを証明することのできる資格です。

PHPの技術力を定量的に測ることを目的としているため、初級試験や上級試験、準上級試験やウィザード、基礎試験などに分かれているのが特徴ですね。フロントエンドエンジニアなら、上級試験に合格できればキャリアパスの選択肢を広げられますよ。

中でもPHP技術者認定ウィザードは、PHP技術者認定試験の中でもっとも難易度の高い最上位資格となっているので、受験者数も少ない傾向にあります。ただ、PHPのプロフェッショナルを目指したい人は取得しておくと良いでしょう。

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フロントエンドエンジニアはサーバーサイドの知識やスキルが求められるケースもあるので、PHP技術者認定試験を取得しておくと市場価値を高めることができますよ。


ちなみに、PRINE STUDYというサイトで一部の試験の模擬問題が公開されているので、事前にどのような問題が出題されたのかチェックしてみてください。

ウェブ解析士

フロントエンドエンジニアのキャリアパスにおすすめの6つ目の資格は「ウェブ解析士」ですね。ウェブ解析士はウェブ解析スキルを習得してデータを読み取り、正しい判断ができるスキルがあることを証明する資格です。

ウェブ解析士の認定試験は「ウェブ解析士(初級)」「上級ウェブ解析士(上級)」「ウェブ解析士マスター(講師/プロフェッショナル)」の3種類に分かれています。ウェブ解析士は受験資格が設けられていないので、挑戦しやすくなっていますね。

上級ウェブ解析士とウェブ解析士マスターはそれぞれ正会員になる必要があるので、事前に確認しておくことをおすすめします。フロントエンドエンジニアがウェブ解析士を取得しておくと、デジタルマーケティングの知識を証明することができますよ。

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フロントエンドエンジニアなら上級ウェブ解析士の資格を取得するのがおすすめではありますが、2023年度の合格率が7割となっているので、しっかりと受験対策しておくのが望ましいですね。

Linux技術者認定資格(LinuC)

フロントエンドエンジニアのキャリアパスにおすすめの7つ目の資格は「Linux技術者認定資格(LinuC)」です。Linux技術者認定資格(LinuC)は、Linux技術やセキュリティといったサーバー構築・管理に必要な知識や技術を有していることを証明できる資格です。

試験はレベル1〜レベル3、アーキテクトの4つに分かれており、経験の浅いエンジニアはもちろんのこと、特定領域の専門家まで幅広く受験できるのが特徴となっています。

Linux技術者認定資格(LinuC)は、大手IT企業を中心に人材採用や社内評価の基準として導入されている業界標準の認定試験です。

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多くのWebアプリケーションはLinuxサーバー上で動作しています。


だからこそ、Linuxに関する知識やスキルを習得することで、よりフロントエンドエンジニアとして活躍の場を広げることができますよ。

Ruby技術者認定試験

フロントエンドエンジニアのキャリアパスにおすすめの8つ目の資格は「Ruby技術者認定試験」です。Ruby技術者認定試験は、Ruby技術者としての技術力を公正に評価され、高水準のRubyによるシステム開発能力を有していると証明できるものです。

Ruby技術者認定試験は「Silver」「Gold」の2種類に分かれています。SilverはRubyの基礎的な問題が出題され、合格することで基礎的な知識やスキルを保有していることが証明できますよ。

一方、GoldはSilverで出題された問題を応用した内容になっており、実務に関する技術も問われる傾向にあります。より実践的な知識やスキルを身に付けたいフロントエンドエンジニアにおすすめですね。

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Silverは比較的初心者でも挑戦しやすいのですが、Goldは実務経験者などRubyに関してより深い知識が求められるため、それだけ難易度も高く合格率も低い傾向にあります。


ただ、Ruby技術者認定試験を取得しておくことで、フロントエンドエンジニアのキャリアパスの選択肢が増えるので、ぜひ検討してみてくださいね。

人間中心設計専門家認定試験

フロントエンドエンジニアのキャリアパスにおすすめの9つ目の資格は「人間中心設計専門家認定試験」です。人間中心設計専門家認定試験は、人間中心設計専門家に求められる知識・能力やコンピタンスを明らかにして、その能力を満たしていることを証明するものです。

人間中心設計専門家認定は、全部で「人間中心設計専門家(認定HCD専門家)」「人間中心設計スペシャリスト(認定HCDスペシャリスト)」「共通」の3つに分かれています。

人間中心設計専門家認定試験はフロントエンド部分の開発における最上位職種となっています。正しくWebサービスやアプリケーションを実装するために、フロントエンドエンジニアにもUI・UX設計の知識が求められます。

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フロントエンドエンジニアは、ニーズや安全性を重視した人間中心設計が求められる傾向が強いので、取得しておくと業務上で役立てられるでしょう。


また、UI・UXデザイナーと円滑なコミュニケーションをとりながら業務を進めたい人も、ぜひ取得することを検討してみてくださいね。

基本情報技術者試験

フロントエンドエンジニアのキャリアパスにおすすめの10個目の資格は「基本情報技術者試験」ですね。基本情報技術者試験はITエンジニアの登竜門とも言われており、ITに関する基本的な知識と技術を有していることを証明できます。

基本情報技術者試験は毎年10万人前後の受験者がいることから人気資格であることがわかります。基本情報技術者試験は「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」の3つに分かれています。

試験内容はネットワークやデータベースをはじめ、経営やプログラミング言語など出題範囲がとても幅広くなっているのが特徴です。そのため、フロントエンドエンジニアだけではなく、他エンジニアにもおすすめの資格だと言えますね。

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基本情報技術者試験の難易度は高いので、この資格を取得することができればキャリアパスの選択肢を増やせますし、市場価値もさらに高められるのでおすすめです。

フロントエンドエンジニアのキャリアパスを成功させるコツ

フロントエンドエンジニアのキャリアパスを成功させるためには、まず自分自身の目標を明確にすることがポイントになります。

スペシャリストとしてスキルを極めて活躍したいのか、それともキャリアチェンジをしてマネジメント職として活躍したいのか考えましょう。それだけではなく、キャリアパスのために最新の技術トレンドの動向をチェックして、学びを深めながら習得していくことも重要ですね。

この他にもフロントエンドエンジニアのキャリアパスを成功させるコツを下記に挙げたので、それぞれ詳しくお伝えしていきたいと思います。

目指したいキャリアパスを考える

フロントエンドエンジニアのキャリアパスを成功させる1つ目のコツは「目指したいキャリアパスを考える」ことですね。というのも、技術の進歩が早いIT業界の中で単純に仕事をこなすだけでは、キャリアの停滞を招いてしまう恐れがあるからです。

だからこそ、市場のニーズを踏まえ、長期的な視点で自分が目指したいキャリアパスを明確にすることが重要になってきます。

例えば、今よりもより専門性を高めていきスペシャリストを目指すのか、それともバックエンド領域にも精通していくフルスタックエンジニアを目指すのか、自分の目指す道を慎重に考えてみましょう。

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自分のキャリアパスを明確化することができれば、その目標に向かって必要な知識や経験、スキルを習得していけるため、効率的に職場選びができるようになりますよ。

キャリアパスに必要な知識とスキルを習得する

フロントエンドエンジニアのキャリアパスを成功させる2つ目のコツは「キャリアパスに必要な知識とスキルを習得する」ことが挙げられます。

基本的なプログラミング言語の深い理解は大前提としてありますが、その基礎技術を土台にした最新のフレームワーク・ライブラリの習得も必要になりますね。

とくに人気のフレームワークであるReact.jsやVue.js、Angularは、多くの企業で採用されているものだからこそ、どれか1つは習得することをおすすめします。

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効率よくキャリアパスに必要な知識とスキルを身につけるなら、オンラインスクールを活用したり技術書籍に目を通したり、自分にあった学習方法を見つけるのが大切なポイントですね。

転職のプロに相談する

フロントエンドエンジニアのキャリアパスを成功させる3つ目のコツは「転職のプロに相談する」ことが挙げられます。

フロントエンドエンジニアとして今後のキャリアパスについて悩んでいる人、もしくは自分にはどんなキャリアパスが望めるのか知りたい人は、IT業界・職種に強い転職エージェントに相談するのがおすすめですよ。

転職エージェントの中にはフロントエンドエンジニアに詳しいキャリアアドバイザーが在籍しているので、最新トレンドや求人市場の動向を踏まえた上で、客観的にこれまでの経験やスキルセットを評価してもらえます。

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キャリアアドバイザーはヒアリングを通して、求職者の強みや弱みを分析した上で具体的なキャリア戦略やキャリアパスを提案してくれますよ。


具体的には「今の経験やスキルレベルに少しプラスするとWebディレクターを目指すことも可能ですよ」など、求職者の目標に合わせたアドバイスをしてもらえます。

IT業界・職種に特化した転職エージェントの魅力は他にもあります。キャリアアドバイザーは保有する求人企業側のニーズを熟知しているので、企業に合わせた履歴書・職務経歴書、ポートフォリオの作成の仕方や添削をしてくれますよ。

もちろん、面接対策においても企業がどの部分を重視しているのか、どんな質問をしてくるのかという傾向も把握しているからこそ、自分1人で転職活動するよりも選考通過率や内定獲得率を高めることができます。

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さらに、求人票には記載されていない職場環境や企業風土、福利厚生や開発環境などリアルな情報も事前に教えてもらえる点も、大きな魅力として挙げられますね。


転職することを前提としていないので、フロントエンドエンジニアとしてのキャリアパスについて相談してみて、その結果転職しないと判断するのも問題ありませんよ。

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キャリアパスに関するよくある質問

フロントエンドエンジニアのキャリアパスが幅広く、希望するキャリアによってどのような経験やスキルを積むのが望ましいのかお伝えしてきましたが、それでもまだ疑問に感じることを抱えている人もいますよね。

ここでは、フロントエンドエンジニアのキャリアパスに関する質問をいくつかまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

フロントエンドエンジニアの一般的なキャリアパス

人物 相談者

フロントエンドエンジニアの一般的なキャリアパスは、どのようなものが挙げられますか?

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フロントエンドエンジニアのキャリアパスは、キャリアアップ・キャリアチェンジの2パターンがありますね。


フロントエンドエンジニアとしてキャリアアップするなら、チームリーダーやマネージャーといったフロントエンドエンジニアのマネジメント職が挙げられます。

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一方、フロントエンドエンジニアからキャリアチェンジするなら、WebディレクターやWebマーケターなどがあります。


ただ、キャリアアップ・キャリアチェンジどちらも共通するのは、フロントエンドエンジニアとしてこれまで培ってきた経験・スキルを存分に役立てられることですね。

フロントエンドエンジニアの将来性について

人物 相談者

フロントエンドエンジニアは将来性がありますか?

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フロントエンドエンジニアは、将来的に需要が高まる職種だと言われています。なぜなら、Webサイトやアプリケーション開発の市場が年々拡大しているからです。


また、企業はユーザーが利用しやすいWebサイトやプリケーションを通してクライアントとの接点を強化したいと考えているので、フロントエンドエンジニアの知識やスキル、技術はこの先も重宝されるでしょう。

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ただ、ある特定の分野に関しては飽和状態を引き起こす可能性も十分に考えられます。


だからこそ、常日頃から最新技術やトレンドに注目してキャッチアップしつつ、新たに求められるスキルや知識を習得して、自分の専門性を高め続けることが大事なポイントですね。

フロントエンドエンジニアのロードマップ

人物 相談者

フロントエンドエンジニアのロードマップを教えて欲しいです!

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フロントエンドエンジニアを目指すロードマップとしては「コーダー」→「マークアップエンジニア」→「フロントエンドエンジニア」というルートが一般的ですね。


まずコーダーとして知識やスキル、技術を習得するところからスタートします。

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コーダーとして経験を積み重ねることができれば、次はマークアップエンジニアとして経験をしっかりと積み、最終的にフロントエンドエンジニアへと進んでいきます。

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