リヴァンプはやばい?評判・年収・転職難易度を転職のプロが解説

リヴァンプはやばい?評判・年収・転職難易度を転職のプロが解説

    リヴァンプを調べると検索候補に「やばい」と表示され、選考を受けるか迷っていませんか。パワハラや激務、上場中止といった言葉が並ぶと不安になりますよね。ただ、評判の多くは実行支援型コンサル特有の働き方から生まれます。

    この記事では口コミをもとに、パワハラや上場中止の真相、年収や転職難易度、向いている人まで整理します。

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現インディードリクルートパートナーズ)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

リヴァンプは、不祥事などで一概に「やばい会社」と切り捨てられる企業ではありません。


ただ仕事の要求水準が高く、案件による残業の差も大きいため、人によって向き不向きが分かれます。


評判の背景を理解したうえで、自分の志向と合うかで判断してほしいと思います。

株式会社リヴァンプとは?会社概要と事業内容

「やばい」の中身を見る前に、まずはリヴァンプがどんな会社かを押さえておきましょう。事業の性質を知ると、なぜそうした評判が立つのかが見えてきます。

リヴァンプの会社概要(設立・代表・売上・従業員)

リヴァンプは、2005年9月に設立された経営支援・事業再生のコンサルティング会社です。

本社は東京都港区にあり、代表は湯浅智之氏です。

売上高は82億364万円(2024年3月期)、社員数は382名(2025年12月末時点)です(出典:マイナビ2027リヴァンプ公式サイト)。

特徴的なのは、2024年3月に東証プライム市場上場のフューチャー株式会社と経営統合し、同社グループの一員となった点です。

上場企業グループの一員となり基盤が強化されたと考えられます。「やばい会社なのでは」と身構える人もいますが、事業規模の面でもしっかりした中堅コンサルティングファームです。

経営・DX・投資の3つの事業とハンズオン型の特徴

リヴァンプの事業は「経営」「DX」「投資」の3本柱で成り立っています。

一番の特徴は、机上の戦略提案で終わらず、コンサルタント自身が現場に入り実行まで伴走する「ハンズオン型」だという点です。

公式サイトでも、カメラのキタムラの再生支援やファンケルのDX支援などの事例が公開されています(出典:リヴァンプ公式サイト)。

この「現場に入って結果を出す」スタイルこそが、後で触れる激務や実力主義の評判につながっています。

玉塚元一・澤田貴司が創業した事業再生のパイオニア

リヴァンプを創業したのは、ファーストリテイリングで社長を務めた玉塚元一氏と、副社長を務めた澤田貴司氏の2人です。

ユニクロの急成長を現場で牽引した2人が「投資して口を出すだけ」ではなく「自ら現場に入って会社を立て直す」ことを目的に立ち上げた会社です。

創業の思想が実行で企業価値を上げることにあるため、社員にも当事者として泥臭く動くことが求められます。華やかな戦略コンサルのイメージで入るとギャップを感じる人が出てくるのはこのためです。

リヴァンプが「やばい」と言われる5つの理由

ここからが本題です。リヴァンプが「やばい」と言われる背景には、大きく5つの理由があります。噂を鵜呑みにせず、1つずつ構造を分解して見ていきましょう。

実力主義で仕事の要求水準が高い

最初の理由は、求められる仕事の水準が高く、実力主義が徹底していることです。

コンサル未経験で入った人ほど、自分の現状の力と求められるレベルの差に苦しみやすい傾向があります。成果で評価される環境のため、その基準の高さを「やばい」と表現する声が出てきます。

ただ、これは裏を返せば市場価値が高まりやすい環境ということでもあります。難易度の高い経験を積める職場は、キャリアの観点ではむしろ有利に働くこともあります。

ハンズオン型ゆえに現場常駐で激務になる時期がある

2つ目は、プロジェクトの佳境で残業が増え、激務になる時期があることです。

現場に入り込んで実行まで担うため、事業再生やシステム移行など緊急性の高い局面では稼働が一時的に跳ね上がります。口コミでも「佳境では月60時間を超える残業になった」という声が見られます。

一方で、常に激務なわけではありません。案件やフェーズによって働き方が大きく変わるので、どのプロジェクトに入るかで実態が変わると理解しておくと現実に近いです。

口コミで「詰められる」と語られる指導スタイル

3つ目が、パワハラという言葉が出てくる背景です。口コミでは「なぜそう考えたのか」「根拠は何か」と論理を厳しく問われる場面があるという声が見られます。

こうした指導を「詰められている」と受け止め、パワハラという言葉で表現する人もいます。指摘そのものは論理を突き詰めるための問いかけである場合が多いようです。

ただし、個別の口コミだけで会社全体の実態や法的な該当性は判断できません。指導のスタイルは上司や部署によっても異なると考えられます。

評価が上長依存で不透明という声

4つ目は、評価基準への不満です。口コミには「昇格が上長の評価で決まる」「チームによって評価にばらつきがある」といった声があります。

管理職試験のような明確な基準が整いきっていない部分があり、誰の下につくかで評価が変わると感じる人がいるようです。

こうした声に不安を感じる人は、面接の段階で評価制度や昇格の仕組みを確認しておくと、入社後のギャップを減らせます。

2021年に上場を中止した経緯

最後が「上場中止」というキーワードです。リヴァンプは2021年6月、ジャスダック市場への上場を予定していました。

しかし内部統制の有効性の確認に時間を要すると判断し、自ら上場申請を取り下げました。

東京証券取引所も、同社の申出に基づいて上場承認を取り消しています(出典:日本取引所グループ)。

公表資料では、取り下げ理由は内部統制の有効性の確認に時間を要するためと説明されています。その後2024年にフューチャーと経営統合し、上場企業グループの一員として経営を続けています。

「上場できなかった会社」という印象だけで敬遠するのは、実態とややズレていると言えます。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

もし言われたものをこなすだけの働き方に限界を感じているなら、実行まで踏み込めるコンサルの環境が合うかもしれません。


まずは自分の志向とコンサル職の適性を整理するところから始めてみてください。

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口コミ・評判からわかるリヴァンプの実態

噂の背景を押さえたところで、実際の社員クチコミから良い面と悪い面の両方を見ていきます。ネガティブな評判とあわせて、評価されている点も知っておきましょう。

良い評判:経営人材が育つ成長環境

良い評判として目立つのが「経営人材として成長できる」という声です。

若手のうちからクライアントの経営層と直接議論し、実行まで担える環境があり、経営に近い意思決定に関われる点が評価されています。

戦略の立案だけでなく、その戦略が現場でどう機能するかまで見届けられるため「経営を丸ごと経験できる」点に価値を感じる人が多いようです。成果を出せば、市場価値が上がったと実感しやすいという声もあります。

悪い評判:残業・ワークライフバランス

悪い評判で目立つのは、やはり残業やワークライフバランスに関する声です。

OpenWorkのクチコミでは総合評価3.83、月間平均残業42.8時間、有給消化率63.0%です(出典:OpenWork 2026年7月時点)。

月20営業日と仮定すると、平均は1日あたり約2.1時間です。ただし、案件や配属先によって残業の差が大きい点には注意が必要です。

口コミでも佳境で残業が増えたという声があり、平均値だけで働き方を判断するのは避けたほうがよいでしょう。

リヴァンプの年収は高い?役職別の目安

働き方と並んで気になるのが年収です。リヴァンプの年収は、コンサル業界の中でどのくらいの水準なのかを整理します。

社員クチコミでみる年収レンジ

リヴァンプの年収は、役職や成果に応じて大きく伸びる設計です。まずは社員クチコミの実態データを見てみましょう。

項目 数値
平均年収 683万円
年収レンジ 350万〜1,200万円
平均年齢 30歳

出典:OpenWork「株式会社リヴァンプ」社員クチコミ(2026年7月時点)

平均年収683万円は、平均年齢30歳という若さを踏まえると高めの水準です。上位の役職になると1,000万円を超え、経営層に近いポジションではさらに伸びる傾向があります。

20代のうちから成果を出せば年収を早く伸ばせる余地があるのが、この会社の特徴だと言えます。

実力主義の評価制度とキャリアの伸びしろ

年収レンジが広いのは、実力主義で評価される仕組みだからです。同じ役職でも、成果を出す人とそうでない人で差がつきます。

「昇進が厳しい」という口コミもありますが、これは裏を返せば、実力があれば早く上がれる可能性があるということでもあります。年功序列で頭打ちになる会社とは伸び方の構造が違います。

年収は個人の頑張り以上に、どの業界のどの職種を選ぶかで決まる部分が大きいものです。コンサルティングは在庫を持たず粗利率が高く、成果が給与に反映されやすいビジネスです。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

もし今の会社で年功序列による年収の頭打ちを感じているなら、成果が年収に反映されやすい環境へ移るのも選択肢の1つです。


自分の市場価値を、すべらないキャリアエージェントのようなプロに一度整理してもらうと、次の一手が見えやすくなります。

コンサル業界の転職エージェントは領域ごとに強みが違います。選び方は以下の記事でも詳しく解説しています。

リヴァンプの転職難易度と選考対策

ここまでで実態が見えてきたところで、実際の転職難易度と選考の進め方を確認しましょう。就活や新卒での入社難易度にも触れます。

中途採用の難易度は高め|募集職種により未経験者も応募可能

リヴァンプの中途採用の応募条件は、職種によって異なります。実務経験を求める求人が多い一方、第二新卒やコンサル未経験者を対象とした募集が出る場合もあります。

選考フローは、書類選考のあと、人事面接、現場マネージャー面接、役員面接と進むのが一般的です。各段階で「なぜリヴァンプなのか」「実行までやり切れる人か」を深く問われます。

対策のポイントは、これまでの経験を「現場を動かして成果を出した実績」として語れるよう整理しておくことです。周囲を巻き込んで実行した経験があると評価されやすくなります。

就活・新卒・インターンの難易度

新卒採用やインターンの難易度も高めです。新卒採用の枠は多くはなく、地頭の良さに加えて、当事者として動ける主体性が重視されます。

新卒の場合、経営に若いうちから関わりたいという志望動機を、具体的な経験や行動で裏づけられるかが問われます。インターンで実際の議論に触れておくと入社後のギャップも小さくなります。

新卒と中途では採用の背景がまったく異なります。中途は事業課題を解決できる即戦力が、新卒は将来の幹部候補としてのポテンシャルが見られる点を押さえておきましょう。

向いている人・後悔しやすい人

リヴァンプに向いているのは、自分で考えて動ける人、論理を厳しく問われても前向きに受け止められる人、経営に近い場所で泥臭く働きたい人です。

逆に、細かい指示を待つスタイルの人や、スマートな戦略提案だけをしたい人、残業の波を避けたい人は後悔しやすい傾向があります。

大事なのは、「やばい」に振り回されず自分の志向と合うかで判断することです。難易度の高い環境で市場価値を高めたい人には、むしろ理想的な選択肢になり得ます。

キャリアの軸から逆算して選べば、入社後のミスマッチは避けやすくなります。実力主義のファームを検討するなら、自分の適性との相性を選考前に整理しておくと安心です。

ITコンサル領域に強い転職エージェントは、以下の記事でも特徴を比較しています。

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まとめ:リヴァンプは本当に「やばい」のか

リヴァンプが「やばい」と言われる理由を整理してきました。パワハラや激務、上場中止といった言葉の多くは、実行支援型コンサルという事業の性質から生まれたものです。

実力主義で要求水準は高く、案件によって残業の差も大きい会社です。一方で年収の伸びしろは大きく、経営人材として成長できる環境が整っています。

上場中止も内部統制の確認に時間を要したための取り下げで、今は上場企業グループの一員です。つまり「やばい」かどうかは自分の志向と合うかの問題だと言えます。

難易度の高い環境で市場価値を高めたい人には、十分に挑戦する価値のあるファームだと言えます。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

実行支援型ファームは、合う人には最高の成長環境ですが、合わない人には本当にきつい環境です。


だからこそ評判の良し悪しだけで決めず、自分のキャリアの軸から逆算して判断してほしいと思います。


見極めが難しいときは、専門家と一緒に適性を整理すると後悔のない選択に近づけますよ。

コンサルやDX領域へのキャリアアップを本気で考えているなら、まずは自分の市場価値と、どのファームが合うのかを整理するところから始めてみてください。

すべらないキャリアエージェントでは、キャリアの軸の言語化からファーム選び、選考対策まで一貫してサポートしています。

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リヴァンプに関するよくある質問

最後に、リヴァンプについてよく寄せられる質問をまとめました。

リヴァンプが上場を中止した理由は何ですか?

2021年6月、内部統制の有効性の確認に時間を要すると判断し、自ら上場申請を取り下げたためです。その後2024年にフューチャーと経営統合し、上場企業グループの一員となっています。

リヴァンプはパワハラがひどいって本当ですか?

口コミでは、根拠や論理を厳しく問われる指導を「詰められている」と感じたという声が見られます。ただし、個別の口コミだけで会社全体の実態や法的な該当性を判断することはできません。

リヴァンプの平均年収はどのくらいですか?

OpenWorkの社員クチコミによると平均年収は683万円です。平均年齢30歳という若さを踏まえると高水準で、上位の役職になると1,000万円を超えていきます。

リヴァンプは未経験でも転職できますか?

応募条件は職種によって異なります。実務経験を求める求人が多いですが、第二新卒やコンサル未経験者を対象とした募集が出ることもあります。現場を動かして成果を出した経験があると評価されやすいです。

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