生産管理の転職事情ってどうなの?転職のプロが徹底解説!

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アクシス株式会社 代表取締役 末永雄大
新卒でリクルートキャリア入社。その後、サイバーエージェントにて集客支援を行う。 2012年転職エージェントとしてアクシス株式会社を設立。 ■Yahoo!ニュース(個人):IT/キャリアコンサルタントが語る「働き方3.0」 ■オールアバウトガイド:「キャリアプラン・転職ノウハウ」ガイド

こんにちは、自立型人材の転職・キャリア支援に特化した転職エージェント、アクシス代表の末永 雄大(すえなが ゆうた)です。

弊社運営サイト転職エージェントが語る「すべらない転職」では、主に20代~30代前半のビジネスパーソンを対象に、転職者に向けて転職のプロがぶっちゃけで転職やキャリア形成ノウハウをお伝えしています。

元から生産管理の仕事をしていたなら特に迷う事もないのですが、未経験で生産管理職に就きたいという人も、結構多いです。

ただそういった人は、生産管理とはどのような業務をおこなうのかについて、意外と知らない人が多いと感じます。

今回は、生産管理はどのような業務をおこなうのか、生産管理への転職は未経験でも可能なのか?という点に言及していきたいと思います。

また、生産管理の知られざる転職市場についても紹介していきます!

生産管理とは?


生産管理とは、主に生産している製品が決められた期日までに出荷できるよう、日程を管理する仕事です。そのため、製造部門と販売部門の双方と関わることになります。

生産計画の立案から材料の調達、製造ラインの調整、出荷管理、メンテナンス体制の調整など、プロジェクトの発進から終わりまで関わっていかないといけないので、広い視野を持って仕事をしないといけません。

メーカーにおける生産の「指揮・監督」を行う仕事と言えばわかりやすいかも知れませんね。

例えばアイスクリームを販売しているお菓子メーカーなら、季節に応じて生産量などを調整しないと無駄な在庫を抱えてしまうことになるので、季節に合わせた適正な生産量を見極めて出荷するように、現場に指示を出すわけです。

生産管理は、あらゆる工程に関わるため、求められるスキルも幅広くなります。では具体的にはどのようなスキルが求められるのかというと、大きく以下の5点です。

  1. ものづくりの工程・技術に対する理解
  2. 生産システム全体を俯瞰し、設備・工程を設計する力
  3. トラブルなどに対して臨機応変に対応できる力
  4. 新たな生産技術への柔軟性
  5. サプライヤーや海外の生産拠点とやりとりをするための語学力

これらをまとめると「技術的な知識、物流に関しての経験、国外とやりとりする可能性があるため、語学力や調整力」といった、総合力が必要な仕事であることがわかります。

生産管理職の魅力とは


では生産管理職の魅力とはいったいどのような点があげられるのでしょうか。具体的には以下の2点です。

キャリアアップしやすい

生産管理のお仕事は、開発~流通までものづくりの全工程に関わるため、スキルの幅広さ・高さから市場価値の高い人材になれます。

また、生産管理経験者であれば、将来の工場長や役員といったポストを見込んでの採用も少なくありません。

一生働ける

生産技術に対する知識や物流にも長けている生産管理の経験は、総合力の高さから常に求められがちな人材です。一旦仕事を覚えれば年齢に関係なく活躍することが可能です。

生産管理という仕事は、物を生産する時に必ず必要となる役職です。需要は常に存在すると考えていて良いでしょう。

生産管理職に未経験で転職するのは可能?


生産管理は、総合力が求められる仕事なので、裏を返して言えば「絶対に必要なスキル」はありません。ただ、即戦力としての採用が多いでの、未経験からの転職はハードルが高いです。

未経験なら、原材料の購入や商品開発の経験があれば可能性はあります。

末永

生産管理は即戦力としての採用傾向が強いため、生産管理の経験がないという理由で、書類選考に落とされることが非常に多いです。

未経験で生産管理に転職したいなら、転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントは、転職者が持っているスキルや経験の中から生産管理で活かせそうな者をピックアップしてくれます。

さらに、企業側への推薦や未経験でも受かりそうな生産管理の求人を紹介してくれることもあります。

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未経験から生産管理を目指す場合にはマイナビメーカーエンジニアリクルートdodaへの相談をおすすめします。

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担当エージェントによっては希望する会社の求人を紹介してくれない可能性や担当エージェントと馬が合わないことがあります。

そういったリスクを想定すると、2〜3社の転職エージェントを実際に使ってみて、どのエージェントを継続して利用するか比較検討してみるのがオススメです。

生産管理職の転職事情!求人が少ない理由とは


現在、生産管理の求人は少ないのが現状です。実際、業界最大手の転職サイトのリクナビネクストにおいても、公開求人約9000件のうち、生産管理の案件はわずか50件にも届かないというのが現状です。

ではなぜ、生産管理の求人は少ないのか。その理由を解説します。

求職者からの人気が比較的低い

まず、そもそも職務内容の知名度が低く、人気があまりない職種なので、転職サイト側が求人を出してもあまり効果がないと考えていることが多いです。

生産管理の仕事は、現場の作業員や取引先によって、生産体制を整えなくていけないため、業務内容が一定化されていません。

どんな仕事をするのか具体的にイメージできないこと、職場環境が郊外だったり、男社会の印象が強く、女性の転職者が少ないのも影響しています。

社内転職で人材を調達してしまうことも多い

生産管理経験を出世の要件としている企業も多く、社内で人材を調達してしまうことも多いです。生産管理の仕事は、事業内容を深く理解している必要があるため、社外から人材を採用するのはリスクが高いんです。

なので、変に新しい人材を採用するよりも、社内の製造ラインや物流を知っている人材に担当させた方が効率的であると考える企業が多いです。

そのことから、生産管理の求人を出す企業が少ないというのも、求人数が少ない理由の1つです。

40〜60歳でも転職できる!海外求人がアツい!


生産管理職は、要求されるレベルが高いことから、転職市場で一般的には転職が難しいと言われる40代以降でも転職が可能となっています。

また、近年はアジア企業の日本人技術者に対するニーズがかなり高いため、機械エンジニア同様、生産管理においても同様に破格の海外求人もあり、給与アップも可能となっています。

生産管理からの転職は有利なの?


結論から言うと、生産管理からの転職は有利です。よく、生産管理から転職したい人で「今の会社で獲得したスキルは特殊すぎて他社で通用するはずがない」と考えてしまうのですが、これは間違いです。

では、なぜ生産管理からの転職は有利なのかについて、以下から解説していきます。

経営・開発・量産・販売すべてを知っているから有利

生産管理は、生産ラインの管理をするだけではなく、先ほども説明している通り、販売や原材料の調達など、その仕事範囲は多岐に渡ります。中でも、経営戦略については知っておかなければなりません。

メーカーにとって、工場作りほど大きな投資はまずないので、生産管理は会社の命運を託されたも同然です。予算や生産規模、将来の成長予測も把握しなければなりません。

開発者との連携から生産体制に入った時の作業を効率化させる工場設計なども業務内容に含まれていて、企業の従業員の中でこれだけ広い視野で仕事をしている人は、そう多くはいません。

そのような仕事をしてきた生産管理経験者は、転職してもどのメーカーでも通用するでしょう。

生産管理から他社の生産管理への転職

生産管理は特殊技能なので、あるメーカーの生産管理から別のメーカーの生産管理に転職すれば失敗することはないでしょう。

給与アップを含む処遇改善が期待できます。

開発への転職

生産管理から開発部門への転職を考えている人は、開発部門の仕事は「工場での生産を考える仕事」であるため、生産管理と割と近しい業務内容でもあります。

なので、開発部門へ転職を考えている人は、「1から開発業を覚えないと」などと難しく考える必要はありません。むしろ、開発一筋で勤務していた人よりも有利になり得る可能性があります。

ずっと開発部門で勤務している人は、試作品を作るまでは得意としていても、それをどう量産するかを考えるのは苦手な人が多いです。

生産管理から開発部門へ転職した人の特徴として、試作から量産までの道筋を立てるのが得意で、スピーディな商品化が可能になりやすいです。

販売への転職も可能

生産管理は、在庫管理や出荷調整といった販売部門のことを考えた工場作りをするため、販売部門への転職も可能です。

むしろ、工場を知り尽くしている生産管理の経験者が販売部門に入ることで、商品の販売量の目測を誤ることが少なくなり、工場の負担も減りやすくなります。

販売部門のみ経験している人の中には、目測を計り間違えてしまい、工場の稼働率が落ち在庫が積み上がってしまうことがあります。

末永

生産管理の求人はそもそもの頭数が少なく、企業の中には求人を一般公開しないで、一部の転職エージェントのみに依頼しているケースもあります。

なので、生産管理の転職活動では転職エージェントを活用することが非常に有効です。

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生産管理経験者の方が、別のメーカーの生産管理職を目指す場合には、
マイナビメーカーエンジニアビズリーチJACへの相談をおすすめします。

マイナビメーカーエンジニア

メーカー・ものづくり業界の技術職に特化した転職エージェント

リクルートやdodaが保有していない、大手企業の2次受け3次受けの中小優良企業の求人といったレアな求人に出会える可能性も高いので、ものづくりの業界で転職を検討している方は必ず登録しておくべきエージェントです。

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ビズリーチ

生産管理の経験が3年以上など、一定のキャリアのある方は、年収500〜600万円以上のハイクラス求人多数の転職サイトであるビズリーチもオススメです。

年収レンジが高い求人が揃う他、企業の採用担当者やヘッドハンターから直接スカウトをもらうことができます。

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JACリクルートメント

ビズリーチと同じように経験豊富な人なら、JACリクルートメントもおすすめです。製造メーカーへの転職成功実績が多数あります。

ハイクラス求人は絶対数が少ないため網羅するためにも、転職サイトと転職エージェントは両方に登録しておくと求人の見逃しがなくなります!

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生産管理から別職種へキャリアチェンジを目指す場合には、
リクルートエージェントdodaへの相談をおすすめします。

リクルートエージェント

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リクルートエージェントと並ぶ、業界最大手のエージェント。

dodaには、リクルートで扱っていない大手企業の求人がある可能性が高く、マイナビやリクルートと平行して登録しておく価値があります

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担当エージェントによっては希望する会社の求人を紹介してくれない可能性や担当エージェントと馬が合わないことがあります。

そういったリスクを想定すると、上記2社〜3社にまず登録してみて、担当者や紹介された求人を元に、どのエージェントを継続して利用するか比較検討してみるのがオススメです。

生産管理からの転職理由は?


生産管理経験者が他社の「生産管理」「開発部門」「販売部門」への転職を挑む場合、まず間違いなく転職理由を聞かれます。

その時に、どのような転職理由を述べられれば、採用担当者が納得してくれやすくなるかを解説していきます。転職理由に迷っている人は、参考にしてみてください。

他社の生産管理に転職するときの転職理由

生産管理の経験者が他社の生産管理に転職しようと思った場合は、年収アップを理由にしても問題ありません。

ただ、やはり履歴書の志望動機に「貴社の給与に魅力感じた」などと、ストレートに書いてしまうのは抵抗がありますよね。少し露骨過ぎるので、あまり良い印象を持たない採用担当者もいるかもしれませんし。

なので、年収アップの他に以下のような内容を付け加えましょう。

  • 貴社は常に最新設備の導入に意欲的なので、生産管理の仕事にやりがいがあると感じました
  • 貴社が工場のオートメーション化に積極的であると聞き、御社で働きたいと思いました

ストレートに年収アップだけ書くよりは、露骨さがなくなり印象も良くなりやすいです。

他社の開発部門に転職するときの転職理由

生産管理から他社の開発部門に転職しようと考えたときの転職理由としては、次のようなものが考えられます。

  • 生産管理に長年携わって、自分でもいちから製品をつくってみたいと感じるようになりました
  • 開発部門と工場がより密接になっている貴社の開発・生産体制に魅力を感じました

生産管理として開発に関わって来たことなど、今までの経験を踏まえて開発部門に興味を持ったことを伝えられると良いでしょう。

他社の販売部門に転職するときの転職理由

生産管理の仕事はどうしても社内の人たちの要望に応えなければならないので、内向きな仕事になりがちです。

実際に、販売部門のことを考えた工場作りをするといっても、実際に販売することはほとんどないので、お客さんの顔をみることはできません。

ものを作っている以上、やはり自分が作った商品を購入する人と関わってみたいと思う人もいるのではないでしょうか。そこで、以下のような転職理由をおすすめします。

  • 顧客のために「つくる」仕事ではなく、顧客に「届ける」仕事に興味を持つようになりました

生産管理を経験したからこそ、販売部門のどこに興味を持ったのかを伝えるようにすると良いです。

生産管理の転職には転職エージェントを使おう!


生産管理という仕事は、生産ライン、購買・物流、販売という幅広い分野において知見の求められる仕事です。

いわば生産活動を取り仕切る「司令塔」であり、出世の要件に設定されるほど、企業からは重要視されている職業です。その技能というのは非常に希少価値が高く、生産管理の経験をお持ちの方というのは転職市場においても売れっ子となります。

ただし、上述のように生産管理職は社内のシステムを熟知していないと難しいという性質もあり、社内人員で賄うことも多いため、企業からのニーズは高いにもかかわらず、転職市場における求人数というのは圧倒的に少ないという現状があります。

売り上げを大きく左右する職種のため、求められる知識・スキルもハイレベルになりがちで、優秀な人だけを選考にかけられるよう、求人を一般公開せず、非公開求人として転職エージェントに依頼するケースも多いです。

ですから、生産管理の転職活動では転職エージェントを活用することが非常に有効です。

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