【入門編】Rubyの特徴は?プログラミング言語初心者のための学び方

【入門編】Rubyの特徴は?プログラミング言語初心者のための学び方

    プログラミング言語Ruby(ルビー)とはなにかについて、分かりやすく解説します。また、どんな特徴があるのか、何ができるのかも紹介します。

    他にも初心者が習得するにはどうすれば良いのかも説明します。

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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Rubyって何?

Rubyとは、1995年に日本人のまつもとひろゆき氏によって開発されたオブジェクト指向のプログラミング言語です。

後からオブジェクト指向の仕組みを取り入れたPHPとは異なり、Rubyは最初からオブジェクト指向で記述できるよう開発された言語で、自然にその仕組みを利用したコードを書くことができます。

実行はインタプリタ方式でおこないます。クックパッドや食べログといったWebサービスの開発に利用されています。

PHPやPerlなど他の有名言語にも負けないくらい人気があり、他の言語と比べコードを短く書くことができるため、読みやすく書きやすい初心者でも学びやすい言語になっています。

短期間でもアプリ開発ができるのでスタートアップ企業やベンチャー企業で採用されることが多いです。

Rubyの特徴

Rubyは、低速で動作するものの短い記述で済むことが特徴のスクリプト言語です。記述が長いCやJavaのようなコンパイル言語と違い、プログラミングが手軽におこなえます。

また、Rubyはデータや動作の集合体を用いてプログラミングするオブジェクト指向言語なので、コードの記述量が少なく、工数が削減できる点が優れています。

ですから、Rubyは開発にかかるストレスが少なく、開発者にとってコーディングしやすい言語だと言えます。また、フレームワーク(Ruby on Rails)があるため、開発工程の大幅な短縮ができ、多くの企業に使われています。

Rubyエンジニアの求人の募集要項のほとんどに「Ruby on Railの開発経験」が記載されています。

Rubyエンジニアを目指すのであれば、Ruby on Railを習得していた人が応募できる求人がかなり多くなり採用される可能性も高まるのでおすすめです。Ruby on Railsについては、次の章で詳しく解説します。

Ruby on Railsとは

Rubyの概要はなんとなくお分かりいただけたと思います。

では、Rubyを調べていくと出てくるRuby on rails(ルビー・オン・レイルズ)とは何でしょうか?

Ruby on Railsとは、RubyのWebフレームワークのひとつです。

フレームワークとは、あらかじめプロのエンジニアが何千・何万行と書いたコードのことで、「アプリケーションの骨組み」となるもの。フレームワークを利用することで、自分で一からコードを書かなくても、さまざまな機能を簡単に追加できるようになります。

RubyとRuby on Railsは何が違うのかというと、Rubyはプログラミング言語そのものを指すのに対し、Ruby on RailsはRuby言語を利用してプロのエンジニアが書いたフレームワークという違いがあります。

Rubyには、MerbやSinatra、Waves、Ramazeといったフレームワークもありますが、最も開発に利用されているのはRuby on Railsです。

なぜなら、Ruby単独で書くよりも書き方のルールが細かく定められており、その書き方通りに書いていくだけで、簡単にアプリケーションが作れるから。また、クックパッドやRettyなど急成長した企業のWebサービスに利用されていることも、人気の一因です。

これらの背景から、Rubyの案件のほとんどはruby on railsを使用した案件となっています。ですから、Rubyの案件を獲得したいエンジニアは、Ruby on Railsにふれておく必要があります。

Rubyのフレームワーク3選

Ruby on Rails以外にもRubyには優れたフレームワークが存在します。具体的には「Sinatra」「cuba microframework」「HANAMI」「Ramaze」「Padrino」がありますが、今回はその中の3つを厳選して紹介したいと思います。

1.Sinatra

少ないコードで実装できることが特徴のフレームワークです。数行コードを書くだけで動的なウェブサイトを実装できます。また、Ruby on Railと比べると規約が少なく自由度も高いです。

勉強しなければならないことは少なく、初心者におすすめのフレームワークになっています。逆にデメリットとしては、複雑なものや大規模なものの実装には向いていません。

2.cuba microframework

Rubyのフレームワークですが、「Ceci n'est pas un framework(Cubaはフレームワークではない)」と紹介されています。公式サイトでは「ウェブ開発用のマイクロフレームワーク」として発表されていて、機能の最小化、軽量化に重点を置いています。

3.HANAMI

以下の4つの方針をもとに開発されているフレームワークです。

  • Fast response times(レスポンスタイムが速い)
  • Full-featured, but lightweight(多くの機能が提供されている上に軽い)
  • Secure by default(最初からセキュリティ面にも配慮)
  • Simple and productive(簡単で生産性に優れる)

そして、MVCモデルを採用しています。JavaのSpringやPHPのLaravelなど利用する開発者が多いフレームワークと同じ仕組みを採用しており、MVCモデルを経験しているプログラマーにとっては学習コストが低いこともメリットの1つです。

Rubyによってできること

Rubyは以下のように様々なものを開発することができます。

  1. Webアプリケーション
  2. WebAPI
  3. スクレイピング
  4. スマホアプリ
  5. 機械学習

1.Webアプリケーション

Rubyが最も使われているのは、Webアプリの開発です。とくにWebアプリケーションの開発分野で需要が高く、先述した通り、食べログやクックパッド、Wantedlyなどの人気サイトで利用されています。

SNS、マッチングサイト、ソーシャルゲームの開発に採用されることも多いです。これは先ほども述べた「Ruby on Rails」という優秀なフレームワークがあることが背景にあります。

Ruby on Railsの最大の魅力は「開発スピード」で低予算でWebアプリを簡単に作ることができることです。

パッケージを利用することで、管理画面、参照機能、認証など様々な機能を一からプログラムを書かなくても開発することができます。そのため、ビジネスをスモールスタートで始める必要があるスタートアップ・ベンチャー企業で採用されることが多くなっています。

2.WebAPI

RubyはWebアプリだけでなくWebAPIの開発にも利用されています。WebAPIを実装しておけば、他の言語で開発されたシステムから呼び出すことも可能です。

たとえば、Rubyで実装したWebAPIをJavascriptで実装したクライアントサイトのアプリから呼び出すことができます。WebAPIで実装しておけば様々なシステムで幅広く利用することができるので非常に便利です。

3.スクレイピング

スクレイピングとは、「ウェブサイトにアクセスして情報を収集し加工すること」です。Rubyはスクレイピングの実装に適した言語で、「nokogiri」というスクレイピングのためのライブラリが用意されています。

このnokogiriを使うとHTMLを読み込み特定の要素を抽出することができます。たとえば、ウェブページの特定のテキストボックスに入力されている値を取得したいとすると、コードの中でそのテキストボックスのidを指定して値を取得することができます。

4.スマホアプリ

Rubyはスマホアプリの開発でも利用されることがあります。スマホアプリ自体はAndroidアプリはJavaやKotlin、iOSアプリはSwiftで開発されることが一般的ですが、サーバーサイドはRubyで開発されることもあります。

5.機械学習

RubyはPythonなどと比べると機械学習のライブラリなどの開発は遅れをとっていますが、実装は一応可能です。

たとえば、「PyCall」というブリッジライブラリを使うことで機械学習を実装できます。PyCallを利用することでPythonのオブジェクトにアクセスすることができます。

Pythonは最も機械学習の実装に適したプログラミング言語であり、その言語のオブジェクトを呼び出せる仕組みを利用することで、Rubyで開発したシステムでも機械学習の仕組みを実装することが可能になります。

初心者のためのRuby習得法

では、初心者がRubyを学習するには、どんな方法があるのでしょうか?

これからRubyを学ぶ人は、無料で学べる以下の学習サイトを利用することをおススメします。サイトを利用した学習方法であれば、時間や場所にとらわれず学ぶことができます。

独学で学ぶのが難しい人は、オンラインのプログラミングスクールといったもありますので、自分に合ったやり方を探しましょう。

おすすめのプログラミングスクールは、TECH ACADEMY[Webアプリケーションコース(Ruby on Rails)]と侍エンジニアの2つです。

TECH ACADEMYのWebアプリケーションコースではRubyを学びオリジナルのWebサービスを開発するまで、最短4週間で約17万5千円と、通常30~60万円の他社に比べると安いです。

侍エンジニアでは、学びたい言語をカスタマイズできるので、Rubyの他にも学びたい言語がある人におすすめです。

またカリキュラムの半分がオリジナルコンテンツ開発なので、確実に実務レベルを身につけた人は是非検討してみてください!

Rubyエンジニアになるためには

ここまで、プログラミング言語Rubyを使った仕事について解説しましたが、いかがでしょうか?

改めておさらいすると以下のとおりです。

  • Rubyは初心者でも学びやすいプログラミング言語で、主にWebアプリ開発に使われている
  • Rubyを基に作られたフレームワークruby on railsを使った案件が多い
  • Rubyを学習するには、無料で学べるサイトを利用するのがおすすめ

将来性の高いRubyエンジニアは、初心者でも学びやすいことが特徴です。未経験でRubyエンジニアへの転職を検討している人は、ぜひ時間を取って学習することをおススメします。

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