看護師向け退職願・退職届の書き方完全マニュアル|提出の流れや例文を解説

看護師向け退職願・退職届の書き方完全マニュアル|提出の流れや例文を解説

    退職願や退職届の書き方が分からない看護師向けに、現役転職エージェントが作成方法を徹底解説します。

    また、誰にいつ渡せば良いのかも含め、作成から提出までの流れについても説明します。さらに退職理由の例文やテンプレート・フォーマットも紹介しています。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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看護師が退職する際には退職願・退職届が必要

看護師として働く中で転職を考えてる人は、まず現在働いている職場に対して退職する旨の「意思表示」が必要です。

一般的に「退職願や退職届などの書類を提出しなければいけない」と考えられていますが、法律上は労働者からの一方的な意思表示により退職できるとされています。

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意思表示の手段は退職願・退職届はもちろん、口頭でも問題はありません。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

民法第627条

ただ、実際には退職する際に「言った」「言わない」でトラブルになることもあります。

そのため、人事労務管理の都合から書面・システムで退職日を確認している職場は多く、就業規則で退職願・退職届の提出を義務付けているのが一般的です。

就業規則に明確に記載されていない場合もありますが、トラブルを避け、互いに後腐れがないように、一般慣習に則って退職願・退職届を提出することが円満退職には重要ですね。

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とはいえ、退職願・退職届を書く機会は看護師人生でも限られます。


自分ひとりでスムーズに退職できるか不安な人は、「転職のプロ」である転職エージェントに頼るのがおすすめです。

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退職願・退職届の書き方はもちろん、退職を願い出るのに適したタイミングや伝え方、退職願・退職届の渡し方、引き継ぎ、挨拶周り方法などの「退職の流れ」「効果的な進め方」をアドバイスしてもらえます。


円満退社したいなら経験豊富なプロの力を借りるのが良いですね。

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看護師が提出する退職願と退職届の違い

退職する際に、職場へ提出する書類には一般的に、「退職願」「退職届」があります。

ここでは、退職願と退職届を作成する目的や提出するタイミングの違いを紹介します。

退職願と退職届を作成する目的の違い

退職願と退職届はどちらも退職する際に作成する書類ですが、それぞれ作成目的が異なります。

退職願と退職届の目的の違い

  • 退職願
    退職を決意した際に病院・クリニックなどの医療施設へ退職を願い出る書類。退職願は退職の意向を伝えたことを証明するための書類なので、提出しても退職が決定するわけではない。

  • 退職届
    病院・クリニックなどの医療施設の退職の承認の可否を問わず、自分の退職を通告するための書類。原則、退職届を提出することで退職は決定するため取り消しはできず、退職願が承認された後に正式な書面として退職届の提出を求められることもある。

退職願は退職を決意した際に病院・クリニックなどの医療施設に退職を願い出るための書類です。

あくまでも「退職したいです」と打診する書類なので、退職願だけでは明確に意思表示したとみなされず、医療施設側から却下される可能性もあります。

対して、退職届は医療施設側へ提出したことが証明できれば、法律上原則2週間後(14日後)には退職することが可能となる書類です。

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基本的には直属の上司または人事部に提出しますが、受理されない・拒否されるなどのトラブルがある場合は内容証明郵便などを利用し、退職の意思表示をしたことが明確になるようにするといいですね。


ただし、退職届は提出して受理された後は、原則として撤回することはできません。

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一般的な認識では、両者の違いがやや曖昧になっていることもありますが、厳密には退職願と退職届の意味合いは異なります。


違いを理解した上で作成・提出をすることが大切です。

なお、退職願・退職届と似たような意味をもつ書類に「辞表」があります。辞表は職場内で役職についている人がその役職を辞める際や、公務員が退職を申し出る際に使用します。

役職者や、地方自治体などが運営する公立の病院などの医療施設で働いている場合は、退職願や退職届ではなく「辞表」を提出することになるので注意しましょう。

退職願・退職届を提出するタイミングの違い

退職願と退職届を提出するタイミングは、基本的に退職願と退職届を提出するのは以下の通りです。

退職願と退職届の提出するタイミングの違い

  • 退職願
    退職を決意して上司である看護部長や看護師長に退職する旨を伝える時

  • 退職届
    上司(看護部長や看護師長など)に退職する旨を伝えて正式に退職することが決まった後

退職願は看護部長や看護師長などの上司に退職する意思表示をするための書類なので、上司に退職の相談をするタイミングで提出します。

対して、退職届は退職の事実関係を明確にするための書類です。退職届提出後は撤回することができないので、正式に退職が決まった後に提出します。

医療施設によっては事務手続き上、退出届の提出を求められるケースがあるので、提出のタイミング・書式などは職場のルールに従いましょう。

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なお、退職の相談をしても上司から無視や拒否をされたり、強い引き止めにあって退職させてくれない場合には、退職届を任意のタイミングで提出しても問題はありません。

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退職願・退職届を適切なタイミングで提出するのは社会人としてのビジネスマナーです。


円満退職したい場合にはしっかりと段取りを確認したうえで、手続きを進めていきましょう。

また、退職の意思表示をされたあと、引き留めにあったり、退職を拒否された場合も、労働者は一方的な意思表示から2週間後に退職できる権利が認められています。

ただ、あくまでも最後の手段としてとらえ、まずはトラブルを避けるためにも話し合いで解決できるようにするのが重要ですね。

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退職願・退職届をいつ、誰に渡すのか?渡し方はどうすれば?といった疑問に対してアドバイスが欲しい人は転職エージェントを頼りましょう


毎日多くの求職者を支援する転職エージェントは、現職場の円満退職に関するノウハウを豊富に保有しており、スムーズな退職を無料で支援してくれます。積極的に利用するのがおすすめですよ。

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おすすめの看護師向けの転職サイト・エージェントについては、以下の記事で詳しく紹介しています。併せてチェックしてみてください。

看護師が退職願・退職届を提出して辞めるまでの流れ

看護師の退職は基本的に以下の流れで進めます。

退職願・退職届の提出に対して、いつ、誰に、渡し方は?と不安を感じる看護師の人は、ぜひ参考にしてください。

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退職手続きは、原則として職場の就業規則に沿って対応します。


どの病院・クリニックであっても基本的には同じ流れになるので、ここでは一般的な流れを紹介します。


また、円満退職するために注意したいポイントを併せて紹介します。

退職に関連する情報を集める

退職交渉をスムーズに進めるには、まずは職場の就業規則を確認しましょう。転職に最適な時期、職場の繁忙期などの情報を集めていくことで、退職手続きはスムーズに進みます。

法的には労働者から一方的に退職意思を通達すれば一定期間経過後に退職可能ですが、後々のトラブルになりかねません。退職者・職場ともに後腐れなく退職できるように、職場のルールに従って退職手続きを進めましょう。

また、退職に合わせて転職を検討している場合は、看護師の転職に最適な時期を考慮しないと、希望にマッチする求人が見つかりづらかったり、職場の繁忙期で退職交渉が上手く進まなかったりといった弊害を生むことになります。

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もちろん、看護師自身や家族の体調不良や、家庭の事情など、どうしても狙った退職時期に退職できない場合もありますが、事務手続きや引き継ぎなどを考慮すると、できる限り退職の1~2ヶ月前には退職手続きを進められると良いですね。

特に、看護師の仕事は患者さんの健康や命に関わる仕事なので、職場に迷惑をかける形で辞めてしまうと転職活動でも印象が悪くなる可能性があります。

スキルアップやキャリアアップなど転職を志望している場合は、余裕をもった退職手続きを心がけましょう。

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病院、診療科によって若干のタイミングのズレはありますが、一般的に看護師の求人は1月・6月・9月・11月に求人数が増加する傾向にあります。


「求人数が多い時期=自分にピッタリの職場が見つかりやすい時期」なので、退職後に看護師として転職を検討している場合は、転職に最適な時期を意識して転職活動を進めていくのがおすすめですよ。

看護師の転職におすすめの時期

  • 1月:仕事が落ち着いていて春に向けた採用活動が活発化する時期
  • 6月:ボーナス後の退職者がいることで求人が増える時期
  • 9月:人員強化に力を入れることが多いので転職がしやすい時期
  • 11月:年明けに向けた採用活動を始める時期

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看護師の転職では、転職エージェントを活用することで希望にマッチした求人を効率的に探すことができます。


日々の業務に忙しく、シフト勤務で日中帯に十分な時間が取れない場合も、経験豊富なキャリアアドバイザーが求職者一人ひとりに併走しながら、最適な支援を提供してくれますよ。

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特に、看護師向けの転職エージェントであれば、看護師経験のあるキャリアアドバイザーも多く在籍しています。


看護師の職場・転職事情に精通し、転職や退職交渉に関する相談もしやすいので、気になることがある人は積極的に活用していきましょう。

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看護師の転職時期について最適なタイミングが知りたい人は下記の記事もおすすめです。

退職理由を整理する

看護師が今の職場から退職するためには、看護部長や看護師長などの上司に対して退職意思を伝えるとともに、なぜ退職するのかを説明しなければなりません。

そのため、退職理由をすぐに答えられるように、なぜ退職しようと思ったのかを整理をして、あらかじめ退職理由を明確にすることが大切です。

なお、上司に相談する際は、人間関係・仕事内容・待遇などの病院側で改善できる余地のある理由だと「不満要素を改善するから辞めないでくれ」と引き留めの口実となってしまい、引き止められる可能性もあります。

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また、不平不満を伝えるだけで、上司の気分を害してしまっては何の得にもなりません。


退職理由はあくまでも個人的な理由・できる限り引き止めづらい理由を伝えるようにしましょう。

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退職理由を伝える際には、現在の職場ではどうしようもない理由やキャリアや働き方に関する理由、状況的に引き止めづらい理由を伝えるのが効果的です。


具体的には、以下のような退職理由を伝えることで、上司も引き止めづらくなるので、参考にしてみてください。

引き止めづらい退職理由

  • 他の分野や職場で経験を積みたい
  • 希望のキャリアや働き方を実現するため
  • 既に転職先と入職時期が決まっている
  • 出産・育児がしやすい環境で働きたい
  • 介護のために引っ越す必要がある
  • 体調不良によって勤務が継続できない

退職を引き止められた際の交渉術や対処法は下記の記事で詳しく解説しています。

退職スケジュールを明確にする

退職手続きをスムーズに進めるため、退職日から逆算してスケジュールを立てましょう。

退職交渉を円滑に進めていくためには、病院側が余裕を持って引き継ぎや人材の補填ができるように配慮する必要があります。体調不良などのやむを得ない事情の場合を除き、1〜2ヶ月前には退職意思を伝えられると良いですね。

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退職スケジュールを立てる際は、希望する退職日までに退職するために、引き継ぎ期間や退職に必要な手続きなど必要な作業を洗い出し、客観的に整理していくことも重要です。

そのほか、転職先が決めてから退職手続きをしたい人は、転職活動の期間も考慮してスケジュールを立てる必要があります。

一般的に転職活動開始から内定を得るまでの期間は人によって異なりますが、平均で2~3ヶ月程度です。退職スケジュールを立てる際には退職手続きに必要な期間だけではなく、転職活動に必要な期間も考慮して計画を立てていきましょう。

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転職活動や退職手続きのスケジュールを立てる際には、以下を意識しておくと最適なスケジュールを立てやすくなります。参考にしてみてください。

退職スケジュールの作成で意識すること

  • 就業規則に則った退職通告時期
  • 引き継ぎ資料の作成にかかる時間
  • 引き継ぎ業務に必要な期間
  • 転職活動のために必要な期間
  • 職場の繁忙期や転職に最適な時期
  • 退職の相談をしてから承認されるまでの期間

退職願を作成する

退職スケジュールを作成できたら、上司に相談する際に提出するための「退職願」を作成します。

口頭で退職意思を伝えることもできますが、「言った」「言わない」でトラブルになる恐れもあります。また、形として示すものがなければ退職を希望しても取り合ってもらえない可能性もあります。

そのため、退職意思を伝える際は口頭だけではなく、書面を作成して形に残せるものを用意しましょう。

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退職願の書き方の詳細に関しては「【縦書き】退職願の書き方」と「【横書き】退職願の書き方」で紹介しているので、参考にしてみてください。

上司に相談して退職願を提出する

退職願を作成したら、看護部長や看護師長など直属の上司に相談の場を設けてもらい、退職を希望している旨を伝えます。退職はデリケートな話なので、できるだけ二人きりで落ち着いて話せるようにすることが重要です。

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このとき、直接的に「退職について話したい」と伝えると、退職させないために意図的に時間を作らえない可能性もあります。


いきなり辞めたい旨を伝えるのではなく、「ちょっとお話があるのですが」「ご相談があるので都合の良い時間にお時間いただけますか」などと伝えて時間を確保してもらいましょう。

また、退職理由はポジティブに言い換えて伝えることも重要です。現在の職場環境に不満があった場合でも、「今後はこんな仕事をしていきたい」という気持ちを正直に伝えのがおすすめです。

どのような退職理由であっても、円満退職のためには「いままでお世話になったのですが」と、まずは上司や会社を敬うクッション言葉を挟みながら、丁寧かつ落ち着いた表現で退職したい旨を伝えます。

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上司が忙しく、どうしても相談の時間をとってくれない場合は、先に退職願を提出し、やや強引にでも上司との相談の場を設けることもできます。


また、退職願を提出しても承認してもらえない場合や、退職願は受け取ったのに話が一向に進まない場合には、どのように対応すれば良いか、経験豊富な転職エージェントに相談してみるのもいいですね。

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転職エージェントは、転職活動に関わる求人紹介や選考対策だけではなく、退職手続きの進め方もアドバイスしてもらえます。


数多くの転職者を支援してきたノウハウを活かし、円満退職につながるように最大限支援してもらえるので、なかなか退職できないと悩んでいる人は積極的に相談してみてください。

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退職までのスケジュールを決める

上司に退職意思を伝え、退職願を提出したあとは、退職までの具体的なスケジュールを相談します。

退職までのスケジュールについて話をする時には、いつまでに退職したいのかを明確に伝えることが重要です。退職希望日をベースとして、引き継ぎや事務手続きにかかるスケジュールを上司と話し合いながら整理しましょう。

また、退職にあたって、職場に迷惑がかからないように配慮できているかどうかで上司からの心証は大きく変わります。職場の状況をふまえ、引き継ぎの進め方、スケジュールに対する考えをしっかりと説明することが大切です。

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さらに、自分しか担当出来ない業務があるなど、引き継ぎに時間がかかるケースも想定しておきましょう。


自身の業務内容と引き継ぎ内容を整理し、引き継ぎ資料・チェックリストを作成しておくと、希望する退職日で退職しやすくなりますよ。

退職届を作成する

上司に退職意思を伝えたあと、院長からの承認が降りて退職日が決定したら、正式に退職する旨を伝えるための退職届を作成します。

退職届の提出方法は職場の就業規則やルールとして決まっていることも多いので、退職届の作成方法・渡し方はあらかじめ調べておきましょう。

また、退職届を提出するまでに引き継ぎや有休消化に関する確認や人事部に雇用保険・離職票・退職証明書の発行などの手続きが必要です。退職日までに必要な作業が漏れなく完了するように、早い段階で確認しておきます。

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退職届の書き方の詳細に関しては「【縦書き】退職届の書き方」と「【横書き】退職届の書き方」で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。

仕事の引き継ぎをおこなう

退職日が決まった後には、上司と決めたスケジュールに沿って仕事の引き継ぎを進めます。

引き継ぎの際は、まず業務内容を洗い出し、引き継ぎ資料・マニュアルとして整理しましょう。具体的には、以下の内容を意識して作成してみてください。

  • 担当業務の一覧を作成して参照しやすくする
  • 業務の概要・詳細・共有事項を漏れなく書く
  • 特殊な作業は具体的な作業工程や注釈も書く
  • 誰がみても手順が理解できるように作成する
  • 何かあった時の確認先・問い合わせ先も書く

また、実際に引き継ぎをおこなう際は、引き継ぎ相手に退職日・引き継ぎ期間を伝えたうえで、業務を滞りなくこなせるようになるまで、しっかりとフォローすることが重要です。

引き継ぎをする際には一方的に話すのではなく、こまめに理解度を確認しながら、丁寧に情報を共有していきましょう。

職場に挨拶をして退職する

仕事の引き継ぎや退職に関連する情報の確認が終わったら、退職をすることを同僚・関係者に伝えます。

退職の際には全体に挨拶をすることも多いですが、できるかぎり一人ひとりに挨拶し、今までの感謝などのポジティブな言葉を伝えましょう。

退職理由は「一身上の都合で退職する」という伝え方で問題はありませんが、職場での印象的だったことや特に感謝したいことを中心に話すと印象が良くなります。

ただし、仕事中の挨拶の場合は業務を止めて対応してくれているので、あまり長くならないように端的に話をしていくことも大切です。

看護師が退職願・退職届を提出する前に確認すること

看護師が退職願・退職届を提出する際には、あらかじめ以下を確認しておきましょう。

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当たり前ですが、退職時は就業規則をしっかりと確認しておくことが大切です。ルールに従い、トラブルなく退職できるように準備をしておきます。


また、有休消化や雇用保険などの事務手続きや、引き継ぎも必要になるので、退職を決めたら早い段階で確認しておきましょう。

就業規則の退職に関する項目

就業規則には「退職する際には1ヶ月〜3ヶ月前に告知すること」などの規則・ルールが記載されていることが多いです。手続きの仕方や時期など、あらかじめ就業規則の関連項目は確認しておきましょう。

特に、退職時期は職場の特性に合わせて、引き継ぎ期間や人材募集の期間を考慮して設定されていることが多くあります。自分の都合で退職希望日を伝えても、業務に支障が出ることを理由に退職希望を拒否される恐れもあるので、事前確認が重要です。

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看護師の職業柄、チームで一緒に働く看護師や担当の患者さんのケアなど、退職による影響が最小限になるよう、十分な配慮が必要です。


実際に、就業規則や雇用契約書の中で「引き継ぎを実施したうえで退職すること」といった内容が記載されていることもあるので、就業規則・雇用契約書を元に引き留めに合わないよう、事前によく確認しておきましょう。

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とはいえ、はじめての退職で流れが良く分からない、スムーズに進められるか不安と感じる人は多いのではないでしょうか。


円満退職のためにも、退職に悩む数多くの看護師を支援してきた実績を持つ転職エージェントにアドバイスをもらうのが良いですね。

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有休消化に関すること

「退職するのに有給をもらうなんて」と、後ろめたさを感じる人は多いですが、有給休暇は労働者に与えられた権利であり、退職日までは自由に取得することが可能です。

ただ、「引き継ぎが長引いて有給休暇がとれない」「そもそも有給休暇があることを忘れていた」「退職に合わせてすべて消化したつもりが、実は残っていた」などの事態にならないよう、退職日までに希望通り有給消化ができるように、上司を含めて早めに調整しておくことが重要です。

退職前に有給消化をするパターンとしては、大きく以下の2通りがあります。

  • 最終出社日の前に有給休暇をとる場合
  • 最終出社日の後に有給休暇をとる場合

どちらもメリット・デメリットがあるので、自分や職場の都合に合わせて選択しましょう。どちらを選択した場合も、周囲が不安にならないように、あらかじめスケジュールを共有することが重要ですよ。

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消化しづらい雰囲気があった、仕事が忙しくて取れなかったなどで、希望通りに有給消化ができない人も多いですが、有給休暇の取得は労働者の権利であり、取得させるのは病院側の義務です。


必要以上に後ろめたく感じる必要はないですが、気持ちよく退職できるように、周囲とコミュニケーションを取りながら有給消化の計画を立てられると良いですね。

退職時の有給取得については下記の記事で詳しく解説しています。

年金や税金などの公的な手続きについて

退職にあたって必要な公的手続きは、基本的には職場から案内される内容に従って手続きを進めれば問題ありません。

退職後すぐに転職するのか、退職後にゆっくり転職先を探そうとしているのか、などの条件によっても必要な手続きは異なるので、漏れのないように進めましょう。

  • 年金
  • 税金
  • 健康保険
  • 雇用保険

退職後に次の転職先に入職するまでに期間が空く場合は、失業給付金などの手当てを受けられます。

住所地を管轄するハローワークに必要な書類(離職票など)を持参のうえ、給付の手続きをします。病院都合による退職は7日間の待期期間の後に手当てが支給されますが、自己都合退職の場合はさらに2~3ヶ月間の給付制限期間経過後に失業給付金が支給されます。

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失業給付金は再就職の意思があり、求職の手続きをしている人を対象に給付されます。


退職後に再就職をする意思がない人、ケガや病気、妊娠・出産などですぐに就職できない人などは対象外となるので注意しましょう。

退職願・退職届を書く際に用意するもの一覧

病院によっては退職届などの書類を統一書式として準備されていることも多いので、職場のルールにしたがって退職願・退職届を提出しましょう。一方、決められた書式がない場合は、退職に関わる要件を漏れなく記載した書類を作成します。

  • 封筒の形式
    改まった用件では白無地で二重封筒のものが望ましく、退職願・退職届は手渡しすることが多いです。基本的には郵便番号枠があるものは避け、無地の封筒を使用しましょう。

  • 便箋の大きさ
    A4便箋(長形3号)は比較的用意しやすいのでおすすめですが、B5便箋(長形4号)でも問題はありません。

  • 筆記用具
    黒いボールペンか万年筆が望ましく、油性・水性は問いません。また、筆ペンやマジック、サインペンは文字が目立すぎるので避けましょう。

  • 透明なクリアファイル
    提出するまでは汚れなどを防ぐためにクリアファイルに保管しておきましょう。また、提出時はクリアファイルから出しteら渡します。

退職願・退職届には細かいルールはありませんが、非常識な人だと思われないためにも、慣例にならって対応するのが良いです。退職願・退職届を作成する際の参考にしてみてください。

【テンプレート】退職願・退職届の基本の書き方

基本的に退職願・退職届の書き方にルールはありません。ただ、分かりやすさ・伝わりやすさや、トラブルを抑止するためにも、ある程度テンプレート・フォーマットに従って記載するのが安心ですね。

ここでは、退職願や退職届の書き方、封筒の書き方・入れ方を紹介します。職場のルールで退職願・退職届のルールが決まっている場合は、ルールに従いますが、もしルールがないのであれば、以下を参考にしてください。

なお、退職願・退職届は手書きでなければいけないというルールはありませんが、パソコンで出力した文章では冷たさや事務的な印象を持たれる可能性もあります。こだわりがなければ、手書きで作成するのがおすすめです。

退職願の書き方

退職願を作成する際には、基本的に以下のテンプレートに沿って作成していきましょう。

【縦書き】退職願の書き方例文

まずは縦書きの退職願の書き方のテンプレートとポイントについて解説していきます。

縦書きの退職願
①冒頭行 「退職願」と書きましょう。
②文の冒頭 「私儀」と書いてください。「私事」でも良いですが、この場合は謙譲語である「私儀」が適切です。
③退職理由 一般的には「一身上の都合」で問題ありません。また、希望する退職日もここに書きます。縦書きの場合、日付は漢数字で書きます。
④届出年月日 退職願を提出する日付を書きます。縦書きの場合は漢数字で日付を書きます。
⑤所属・氏名 所属は正式名で書きましょう。役職もきちんと書き、フルネームを記入し捺印を押します。
⑥宛先 最高執行責任者の役職とフルネームを自分の名前より上に書きます。「様」よりも「殿」を使うのがポイントです。

【横書き】退職願の書き方例文

次に、横書きの退職願の書き方のテンプレートとポイントについて解説していきます。

退職願(横書き)
①冒頭行 「退職願」と書きましょう。
②届出年月日 退職願を提出する日付を書きます。横書きの場合は算用数字で記入します。
③宛先 最高執行責任者の役職とフルネームを正確に書きます。「様」よりも「殿」を使いましょう。
④所属・氏名 所属は正式名で書きます。役職もきちんと書き、フルネームを記入し捺印を押します。
⑤文の冒頭 謙譲語である「私儀」を使用します。
⑥退職理由 一般的には「一身上の都合」で問題ありません。また、希望する退職日もここに書きます。横書きの場合、日付は算用数字で書きましょう。

退職届の書き方

次に退職届の書き方を紹介していきます。

同じように、縦書きと横書きの2パターンに分けて解説していきます。

【縦書き】退職届の書き方例文

縦書きの退職届の書き方のテンプレートとポイントは以下の通りです。

退職届(縦書き)
①冒頭行 「退職届」と書きましょう。
②文の冒頭 「私儀」と書いてください。
③退職理由 自己都合で退職する際の退職理由は「一身上の都合」で問題ありません。

会社都合で退職する場合は「このたび、貴社、退職勧奨に伴い、来たる令和●●年×月×日を持ちまして、退職致します。」と記入しましょう。

また、退職届はより厳格なものになるので「退職致します」と退職することを決める形で書きます。
④届出年月日 退職届を提出する日付を漢数字で書きます。
⑤所属・氏名 所属は正式名で書きましょう。役職もきちんと書き、フルネームを記入し捺印を押します。
⑥宛先 最高執行責任者の役職とフルネームを自分の名前より上に書きます。「様」よりも「殿」を使うのがポイントです。

【横書き】退職届の書き方例文

横書きの退職届の書き方のテンプレートとポイントは以下の通りです。

退職届(横書き)
①冒頭行 「退職届」と書きましょう。
②届出年月日 退職届を提出する日付を算用数字で書きます。
③宛先 最高執行責任者の役職とフルネームを正確に書きましょう。「様」よりも「殿」を使いましょう。
④所属・氏名 所属は正式名で書きましょう。役職もきちんと書き、フルネームを記入し捺印を押します。
⑤文の冒頭 謙譲語である「私儀」を使用しましょう。
⑥退職理由 自己都合で退職する際の退職理由は「一身上の都合」で問題ありません。

会社都合で退職する場合は「このたび、貴社、退職勧奨に伴い、来たる令和●●年×月×日を持ちまして、退職致します。」と記入しましょう。

また、退職届はより厳格なものになるので「退職致します」と退職することを決める形で書きます。

封筒の書き方・入れ方

次に、退職願・退職届の封筒への入れ方と封筒の書き方について紹介していきます。

退職願・退職届の封筒への入れ方と封筒の書き方にも形式的なルールがあるので、参考にしてみてください。

退職願・退職届用の封筒の書き方例文

封筒の表には「退職願」「退職届」と記入して、裏側には所属部署と自分の氏名をフルネームで左下に記入します。

また、書き方としては所属部署を先に書き、行頭をずらして氏名を書きます。

退職願・退職届の封筒への入れ方

退職願・退職届を封筒に入れるときは、三つ折りにするのが一般的です。受け取る側が便箋の書き出しを見やすいように、下から上に向かって三分の一を折っていき、最後に上から下へ折り曲げます。

また、封筒に入れるときは受けて側が取り出した時にスムーズに内容を確認できるように、便箋の右上が封筒の裏の上部に来るように入れましょう。

そして、封を閉じてのり付けが終わったら、最後に「〆」と書いて終わりです。

看護師が退職願・退職届を提出する際にあるトラブル

看護師は退職したいと考えていても繁忙期の場合には簡単に退職できませんし、人手が不足している状態では引き止められることもあります。実際に以下のようなトラブルも起こっている職場もあるので注意が必要です。

相談しても退職願・退職届を受理してくれない

看護師が退職するために相談をしても、退職願・退職届を受理してくれなくて退職できないトラブルです。

具体的には、退職願を提出したにもかかわらず、忙しいから承認できないと言われたり、何らかの理由をつけて受取自体を拒否したりといったケースがみられます。

このケースの対処方法としては、まず就業規則を確認したうえで、「退職日の○ヶ月前に申し出ること」といった退職の意思表示の期間が記されていないか、ルールに従って退職願・退職届を出そうとしているかを確認します。

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そのうえで、上司と対話する時間を設け、退職の意思をハッキリと伝えましょう。


上司が忙しそうだからと退職の申し出を遠慮していると、ズルズルと退職の機会が伸びてしまいます。


まずは2人きりで落ち着いて話ができる時間・環境を用意し、明確に退職意思を伝えることが重要です。

なお、期間の定めのない雇用契約では、退職は労働者の自由とされており、退職意思を伝えてから一定期間計画後に退職できることになっています。

いつまでも退職願・退職届を受理してもらえない場合には、上司のさらに上司に相談する、内容証明で退職届を提出する、労働基準監督署に相談するなどの対処方法も検討しましょう。

退職について相談をしても強く引き止められる

退職理由が仕事内容・待遇・人間関係などの職場の対応によって改善できる場合には、退職の相談をしても逆に改善提案をされて、引き止められるトラブルです。

特に職場で重要な役割を担っている人や優秀な看護師ほど、退職したことによる病院への悪影響を懸念し、強く引き止められる可能性があります。

また、看護師としての経験年数が短く、退職後のキャリアが心配と純粋に退職者の将来を考えて引き止めているケースや、退職希望者の情に訴えかけるケース、辞めるなら業務に支障が出るから訴えるといった脅しを受けるケースもあります。

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どの場合であっても、なんとか病院に残ってもらうための提案や声かけをされることになるので、スムーズに退職するには上手く引き止めを交わすことが重要です。

たとえば、「しばらくゆっくりしたい」「近々退職したいのですが……」といった曖昧な言い回しや、決め手に欠ける理由は、病院側が引き止める口実になりやすいです。

引き止めにくい退職理由を整理したうえで、「○○月までに退職したい」と明確に退職の意思を示し、具体的な日程や引き継ぎの方法などを相談するという意識を持ちましょう。

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あまりにも強い引き止めにあっていて、1人ではスムーズに退職できないという場合は、迷わず周囲に助けを求めましょう。


もちろん、転職のプロである転職エージェントも、一人ひとりの事情に寄り添いながら、的確なアドバイスがもらえますよ。

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理由をつけて退職時期が引き伸ばされてしまう

退職に関して相談した際に「繁忙期が終わるまで」「新しい人が入るまで」「新人が1人前に育つまで」など、何かしらの理由をつけて退職時期を引き伸ばされるトラブルです。

もちろん、職場の状況的に今すぐ辞めてしまうと迷惑がかかるので仕方ないこともありますが、退職願は受理するものの、退職時期をはぐらかしながら引き伸ばし、結果的に退職させないケースもあります。

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何らかの理由をつけて退職時期を引き伸ばそうとされるのであれば、その理由に妥当性があるのか、明確に期限をつけてもらえるのかを確認することが重要です。


曖昧にしようとしている様子があれば、日付を指定して退職届を提出することも検討しましょう。

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そのほか、転職先が決まるまで残って欲しいと言われたうえに、仕事量を増やして転職活動が進められない状態にするケースもあるようです。


退職に合わせて転職を考えている場合は、早い段階で転職活動を始め、転職先を決めてから退職交渉をするのがおすすめです。


転職する際には看護師向けの転職エージェントを活用すると効率的に転職活動を進めることができます。キャリアや退職に関する相談もできるので、積極的に活用していきましょう。

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看護師が職場を円満に退職するためのポイント

円満に職場を退職するためには職場への配慮は欠かせません。たとえば、以下のようなポイントをおさえながら退職を進められると、スムーズですね。

  • ポジティブな退職理由を伝える
  • 引き止められても退職理由を誠心誠意伝える
  • 退職の意思はできるだけ早く伝える
  • 受け入れてもらいやすい退職希望日を伝える
  • 後任への引継ぎは完璧に行う
  • 提出書類の期限を守る

家庭都合や体調の理由など、すぐに退職する必要がある場合を除き、余裕を持って退職の手続きを進めましょう。

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退職する理由はさまざまでも、前向きな気持ちで新しい生活をスタートさせるためには円満退職は欠かせません。紹介したポイントを抑えてスムーズに退職できるようにしましょう。

看護師の退職交渉が上手くいかない場合はプロに相談するのがおすすめ

せっかく希望条件にマッチする転職先が見つかったとしても、現在の職場との退職交渉がうまく進まないと入社日までに退職が間に合わない可能性があります。

特にはじめての退職となると、「退職する旨を上手く伝えられるか?」「退職願・退職届はどう作成するのか?」「渡し方は?」「引き止めに合ったらどうかわすの?」などと、スムーズに退職できるのか不安に感じるかもしれません。

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この記事で紹介した退職の流れやポイントを抑えたとしても、上手く退職交渉が進まない場合は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

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多くの看護師を支援してきたキャリアアドバイザーは、退職交渉のコツや進め方なども相談できます。


少しでも転職活動に関する不安がある人は、転職エージェントの活用も検討してみてください。

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看護師の転職ノウハウについては以下の記事でも紹介しています。あわせてチェックしてみてくださいね。

看護師の退職(退職願・退職届)に関するよくある質問

最後に看護師の退職(退職願・退職届)に関するよくある質問をまとめました。

退職願と退職届の違いはなんですか

人物 看護師

退職願と退職届の違いって何ですか?

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退職願は退職を決意した際に病院へ退職を願い出る書類で、退職届は病院の退職の承認の可否を問わず、自分の退職を通告するための書類です。


退職願はあくまで意向を伝えたことを証明するための書類なので提出しても退職が決定するわけではありません。


対して、退職届は退職を決定するためのものなので原則取り消しはできない点に注意しましょう。

退職願・退職届は誰にいつ提出すればいいですか

人物 看護師

退職願・退職届は誰にいつ、どのタイミングで提出すればいいのでしょうか?

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基本的には、退職願・退職届は直属の上司に提出するのがマナーです。


就業規則に記載があったり、何かしらの理由があって上司が取り合ってくれない場合には、上司のさらに上司や、人事部に提出するケースもあります。


退職願・退職届の渡すタイミングは、退職願が上司に退職する旨を伝える時、退職届は正式に退職することが決まったあとに提出します。

退職願・退職届の提出から退職までの流れはどうなっていますか

人物 看護師

退職願・退職届の提出から退職までの流れはどうなっているのでしょうか?

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退職願・退職届の提出から退職までは、基本的に以下の流れで進めていきます。


1.退職に関連する情報を集める
2.退職理由を整理する
3.退職スケジュールを明確にする
4.退職願を作成する
5.上司に相談して退職願を提出する
6.退職までのスケジュールを決める
7.退職届を作成する
8.仕事の引き継ぎをおこなう
9.職場に挨拶をして退職する

退職願・退職届が受理されないのですがどうすればいいでしょうか

人物 看護師

上司に相談しても退職願・退職届が受理されないのですがどうすればいいでしょうか?

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上司に相談しても何かしらの理由で退職願・退職届が受理されない場合には、上司のさらに上司や、人事部に相談してみましょう。


それでも、取り合ってもらえない場合には内容証明で退職届を送ってから、相談の場を設けて交渉していくのが確実ですね。

退職する際にはどのタイミングで転職活動を始めればいいのでしょうか

人物 看護師

退職する際にはどのタイミングで転職活動を始めればいいのでしょうか?

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基本的に退職前に転職活動を進めるのがおすすめです。


退職してから転職活動をすると収入が途切れますし、ブランクが発生する可能性もあるので、働きながら転職活動を進めていきましょう。


また、退職について相談する際には内定先が決まってからのほうが、期限が決まっているのでスムーズに話を進めることができますよ。

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転職活動から退職交渉までトータルでサポートして欲しいのなら看護師の転職に熟知した転職エージェント・転職サイトがおすすめです。


転職活動を無料で、しかもトータルでサポートしてもらえます。

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退職や転職について誰に相談するのが良いでしょうか

人物 看護師

退職や転職について誰に相談するのが良いでしょうか?

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看護師が退職や転職について誰に相談するのであれば、看護師向けの転職エージェントを活用するのがおすすめです。


看護師向けの転職エージェントでは、看護師経験のあるキャリアアドバイザーが在籍してるので、一人ひとりの状況をヒアリングしたうえで最適なアドバイスをもらうこともできますよ。

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