朝日新聞は平均年収1147万円|新卒初任給・賞与ボーナスや残業時間も紹介!
株式会社朝日新聞社の平均年収や新卒初任給がどれくらいなのか現役転職エージェントが徹底解説します。
また、職種別や年代別、競合他社と比較した給与水準、残業時間や賞与ボーナスについても社員の口コミ評判を交えながら分かりやすく紹介します。
給料以外に福利厚生や激務度を正しく理解し、就職・転職活動の際の企業分析として役立ててください。
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朝日新聞の平均年収は1147万円
2024年3月期の有価証券報告書によると、朝日新聞の平均年収は1,147万円です。
dodaの「平均年収ランキング最新版(業種別)」を見てみると、放送・新聞・出版業界の平均年収は413万円となっていました。全体の平均年収と比べると、朝日新聞の年収は高いです。
ちなみに朝日新聞の平均年収、勤続年数と平均年齢の推移は以下のようになっています。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 |
---|---|---|---|
2019年3月期 | 1,208万円 | 45.0歳 | 20.8年 |
2020年3月期 | 1,229万円 | 45.4歳 | 21.2年 |
2021年3月期 | 1,165万円 | 45.8歳 | 21.5年 |
2022年3月期 | 1,113万円 | 46.1歳 | 21.8年 |
2023年3月期 | 1,147万円 | 46.6歳 | 22.3年 |
2024年3月期 | 1,147万円 | 46.8歳 | 22.4年 |
出典:有価証券報告書 |
朝日新聞の平均勤続年数は、国税庁が発表している「民間給与実態統計調査(令和4年度 )」の平均勤続年数12.7年と比べると、約9.6年長いです。
中途で朝日新聞の平均年収はもらえるのか
中途採用で朝日新聞に転職した場合、必ず平均年収と近しい金額が支給されるわけではありません。
金額は経験や能力、前職の年収を考慮の上で決定されるので、場合によっては転職によって年収が下がることもあります。
なるべく年収を下げないためには、転職エージェントを利用するのがおすすめです。専任のキャリアアドバイザーが求職者と企業の期待値調整から年収交渉の代行までおこなってくれます。
転職で希望する年収に近づけたい人は、転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
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朝日新聞の職種別平均年収
2024年11月時点の転職口コミサイト「エンゲージ会社の評判」の年収データを参考に、職種別の平均年収を紹介します。
職種 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
営業系 | 982万円 | 39.8歳 |
企画・事務・管理系 | 875万円 | 40.6歳 |
クリエイティブ系 | 937万円 | 37.8歳 |
その他 | 864万円 | 44.3歳 |
専門職 | 929万円 | 37.2歳 |
すべての職種の年収が同業界の中でも高い水準です。中でももっとも高かったのは、営業系の982万円です。
営業や記者などの職種は、繁忙部署であることから手当が高く設計されているので、年収が高くなっていると考えられます。
朝日新聞の転職難易度や求人情報・内定獲得のコツを知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
朝日新聞の年代別平均年収
2024年11月時点の転職口コミサイト「エンゲージ会社の評判」の年収データを参考に年齢別の平均年収を紹介します。
年代 | 平均年収 | 最高年収 |
---|---|---|
25~29歳 | 640万円 | 830万円 |
30~34歳 | 841万円 | 1,200万円 |
35~39歳 | 938万円 | 1,200万円 |
40~44歳 | 1,080万円 | 1,200万円 |
45~49歳 | 1,200万円 | 1,500万円 |
50~54歳 | 1,188万円 | 1,600万円 |
55~59歳 | 1,140万円 | 1,400万円 |
上記の年代別平均年収は現役社員・元社員の回答を元に算出されていますが、残業時間やポジションにもよって変わってくるので、参考程度に見てもらえればと思います。
年功序列の色彩が強いとう口コミが多く見られました。
年齢が上がると役職に就くことが多くなるため、年収が上がりやすいですが、昨今では役職者の若返りをはかる目的で若い人も登用しているようです。
末永
求人サイトの求人情報だけでなく、転職口コミサイトも必ずチェックしましょう。求人情報や採用ホームページは良い部分しか書かれていません。入社後に後悔しないためにも確認が不可欠です。
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朝日新聞の新卒社員の初任給
2024年4月入社の新卒社員の初任給(総合職)について詳しく紹介していきます。
学歴 | 初任給 |
---|---|
大学卒 | 248,730円 |
大学院卒 | 266,180円 |
出典:朝日新聞 新卒採用情報 |
募集職種は取材記者・映像(写真)記者である記者部門、販売・企画事業・人材戦略・財務などのビジネス部門、メディアシステムや社内業務システムの管理や「朝日新聞デジタル」などのサービス開発を手掛ける技術部門の3つがあります。
別途時間外手当は支給され、賞与が6月・9月・12月・3月の4回あります。
手当や福利厚生についても、家賃補助や家族給などもあり手厚いことがわかります。
朝日新聞と競合他社の年収比較
朝日新聞と同じ新聞業界「日本経済新聞」「読売新聞」「毎日新聞」「産業経済新聞社」との年収を比較してみました。
各社とも2024年11月時点のエンゲージ会社の評判が公開している年収データを元に比較しています。
企業名 | 平均年収 | ||
---|---|---|---|
朝日新聞 | 937万円 | ||
読売新聞 | 885万円 | ||
日本経済新聞 | 854万円 | ||
毎日新聞 | 653万円 | ||
産業経済新聞社 | 618万円 | ||
出典:エンゲージ会社の評判 |
朝日新聞は新聞業界の中では第1位の年収でした。
ライトハウスを見ると、賞与の口コミが多く見受けられるため、それぞれの賞与を比較すると、朝日新聞は年4回に対し、毎日新聞社は年2回です。
2023年3月期の各社売上高を見ると、朝日新聞は2670億3100万円、毎日新聞は595億2300万円、約4.5倍の差があるので、給与にも関係していると言えます。
ただ、両者ともに前年よりも売上高は減少しているので、賞与が少なくなることも考えられます。
ただ、平均年収は各企業の業務形態や事業内容などによって変わってくるため、上記の平均年収比較は参考程度で見てください。
朝日新聞の給与・評価制度
朝日新聞の給与・評価制度について、ワンキャリアプラスの口コミを一部抜粋しました。
評判・口コミ
20代・男性
営業
給与は基本給とみなし残業代です。基本的に年功序列の風土があるので勤続年数が高い社員ほど多くもらっています。
評価は所属長など上の役職の人たちからの査定によって決まります。最近は自分自身の評価も査定の参考材料に取り入れています。
ワンキャリアプラスでは、朝日新聞で働いている人の転職理由や転職ルート、職種ごとのキャリアパスを見ることができます。興味がある人は登録してみてくださいね。
朝日新聞の残業代・残業時間
2024年11月時点の「エンゲージ会社の評判」によると、朝日新聞の平均残業時間は43時間です。
平均残業時間 | |
---|---|
朝日新聞 | 43.0時間 |
日本全体 | 21.9時間 |
出典:エンゲージ会社の評判・doda |
dodaの平均残業時間ランキング【91種類別】によると、日本全体の残業時間は21.9時間でした。
比較すると、朝日新聞のほうが21.1時間長いという結果になりました。
残業手当の支給額は部署により変動します。ほぼ全額支給される職種もあれば、みなし残業で実際の残業時間とは関係なく、初めから一定の残業手当が支給される部署もあるようです。
みなし残業の場合は、部署により60時間ほどの残業代が設定されていることもあり、残業代についての評判は良いです。
実際、ライトハウスなどの口コミサイトを見てみると、年収の大半は残業手当の割合が大きいと言う声が多い印象でした。
朝日新聞の年収に対する評判・口コミ
朝日新聞の年収に対する評価を集めてみました。
現役社員・元社員が年収に対して、どのように思っているのか、参考にしたい人はぜひ目を通してみてください!
良い評判・口コミ
評判・口コミ
30代・男性
記者
給料は良い。30代前半で1千万を超える人がほとんどではないか。業績が悪いのでボーナスは低いが、それでも賞与は年4回ある。 ライトハウス
評判・口コミ
40代・男性
企画
給与制度の改革があって手取りが減った人もいるが、業界水準や業種から比較するとやはり高給であることは間違いない。
ライトハウス悪い評判・口コミ
評判・口コミ
40代・男性
記者
評価制度はあるものの、部署ごとに仕事が違いすぎるので、他部門に異動したときに従来のスキルがそのまま通用するとは限らないにもかかわらず、新部署の基準で評価してくるので、相対的に不平等と感じる。
よって、今までいる部門にいた方が結果的には得することになると感じる。
あとは、昇進試験や資格ホルダーを優遇する制度も何もないので、結局、何を根拠に評価しているのか、その透明性や納得性において大いに疑問が残る。
ライトハウス評判・口コミ
30代・男性
人事
給料は基本的に高いが、記者・営業・管理や経理など、みなしでつく残業代が異なるため、給与格差はそれなりにある。
ライトハウス朝日新聞への転職を成功させるコツ
結論から言うと、朝日新聞へ転職を考えている人は一度転職エージェントに相談することをおすすめします。
転職エージェントでは朝日新聞の採用基準に合わせて選考対策をしてくれるため、内定獲得率が上がるからです。
また、朝日新聞のような大手企業の場合、転職エージェントに非公開の求人を掲載しているケースも多く、求人を探すためにも活用して損はないでしょう。
ただ、担当のキャリアアドバイザーによってサポートの質が異なるので、まずは2~3社複数登録して、そこから自分に合ったキャリアアドバイザーと転職活動を進めていくのがベストですね。
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