LINEヤフーは平均年収819万円|新卒初任給・賞与ボーナスや残業時間も紹介!
LINEヤフー株式会社(旧:Zホールディングス株式会社)の平均年収や新卒初任給がどれぐらいなのか現役転職エージェントが徹底解説します。
また、職種別や年代別、競合他社と比較した給与水準、残業時間や賞与(ボーナス)についても社員の口コミ評判を交えながら分かりやすく紹介します。
給料以外に福利厚生や激務度を正しく理解し、就職・転職活動の際の企業分析として役立ててください。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
LINEヤフーの平均年収は819万円
2024年3月期の有価証券報告書によると、LINEヤフーの平均年収は819万円です。
dodaの「平均年収ランキング最新版(業種別)」を見てみると、LINEヤフーが属するIT/通信全体の平均年収は約436万円です。LINEヤフーの年収は業界平均の倍以上であることがわかります。
ヤフーは2023年内に合併を発表
2023年10月にヤフー、LINE、Zホールディングスの3社が合併されることが発表されました。
ヤフーとLINEは2021年にZホールディングスの傘下で経営統合され、幅広いサービスを展開していますが、今回コロナ渦で広告事業が不調であったこと、LINEのデータ管理に問題があったことなどを受け、経営の意思決定を早め、ガバナンスを強化することを目的に合併することになりました。
今後さらに意思決定が早くなり、事業が大きく展開されることが期待されますね。
旧LINE株式会社の平均年収や給与水準に関しては下記の記事から確認ください。
LINEヤフーの年収が高い理由
LINEヤフー(旧:Zホールディングス)の平均年収が高い理由は幅広い事業で利益を出していることです。
LINEヤフーは、ヤフオクや急成長しているPayPayフリマなどのEコマース、検索エンジンやLINE、Yahooニュースなどのメディア事業など、生活に根付いたサービスを数多く展開しています。
グループ企業
- バリューコマース株式会社
- 株式会社一休
- PayPay株式会社
- 株式会社ZOZO
- PayPay銀行株式会社
- LINE証券株式会社
- LINE Pay株式会社
- アスクル株式会社
- 株式会社マイベスト
- 株式会社出前館
- dely株式会社
- スポーツナビ株式会社
末永
LINEヤフーへの転職なら
-
すべらないキャリアエージェント
転職支援経験が豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍!
LINEヤフーの平均年収の推移
合併前のZホールディングスの有価証券報告書と合併後のZホールディングスの有価証券報告書をもとに過去6年間の平均年収の推移をまとめてみました。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 |
---|---|---|---|
2019年3月期 | 765万円 | 35.6歳 | 6.8年 |
2020年3月期 | 1,105万円 | 41.6歳 | 8.6年 |
2021年3月期 | 1,079万円 | 42.0歳 | 9.8年 |
2022年3月期 | 1,074万円 | 42.9歳 | 10.6年 |
2023年3月期 | 912万円 | 43.5歳 | 10.1年 |
2024年3月期 | 819万円 | 37.3歳 | 7.4年 |
出典:ライブラリ
2019年から2020年にかけて平均年収が1,000万円を超え、そこから3年以上1,000万円以上の水準をキープしています。
新型コロナウイルスの感染拡大は多くの業界に影響を与え、業績悪化に伴って平均年収が下がった会社が多いです。しかし、オンラインサービスが主戦場のヤフーは収益を増加させており、平均年収が1,000万円水準まで上昇しています。
ヤフーの中途採用情報や転職しやすい人の特徴について知りたい人は、以下の記事も読んでみてください。
LINEヤフーの職種別平均年収
2024年9月時点の転職口コミサイト「エンゲージ会社の評判」に投稿されている年収データを参考に職種別の平均年収を紹介します。
職種 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
営業系 | 624万円 | 32.7歳 |
企画・事務・管理系 | 766万円 | 37.3歳 |
クリエイティブ系 | 679万円 | 35.0歳 |
IT系エンジニア | 700万円 | 33.7歳 |
上記の職種別平均年収は現役社員・元社員の回答を元に算出されていますが、役職や在籍時期にもよって変わってくるので、参考程度に見てもらえればと思います。
LINEヤフーの年代別平均年収
2024年9月時点の転職口コミサイト「エンゲージ会社の評判」に投稿されている年収データを参考に年齢別の平均年収を紹介します。
年代 | 平均年収 | 最高年収 |
---|---|---|
25~29歳 | 566万円 | 900万円 |
30~34歳 | 637万円 | 1,200万円 |
35~39歳 | 785万円 | 1,290万円 |
40~44歳 | 846万円 | 2,000万円 |
45~49歳 | 849万円 | 2,000万円 |
上記の年代別平均年収は現役社員・元社員の回答を元に算出されていますが、残業時間やポジションにもよって変わってくるので、参考程度に見てもらえればと思います。
末永
転職活動では求人サイトの求人情報だけでなく、転職口コミサイトも必ずチェックしましょう。求人情報や採用ホームページは良い部分しか書かれていません。入社後に後悔しないためにも確認が不可欠です。
末永
転職活動では求人サイトの求人情報だけでなく、応募先企業のことをよく知っている転職エージェントに聞くと、入社後もミスマッチを減らせます。すべらないキャリアエージェントはLINEヤフーへの転職支援もしていますので、転職を考えている人はご相談ください。
LINEヤフーへの転職なら
-
すべらないキャリアエージェント
転職支援経験が豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍!
LINEヤフーの新卒社員の初任給
LINEヤフーの2025年4月入社の新入社員の初任給を紹介します。
年代 | 基準給与 | 標準年収 |
---|---|---|
エンジニア職 | 336,000円~ | 504万円~ |
デザイナー職 | 320,000円~ | 480万円~ |
セールス職 | 302,000円~ | 453万円~ |
企画職 | 302,000円~ | 453万円~ |
データアナリスト職 | 302,000円~ | 453万円~ |
参照:新卒採用情報
*35時間相当分の固定時間外手当が含まれています。
*年収は賞与2回分が含まれています。
ヤフーは高卒でも大学卒であっても初年度の年収は変わりません。ポテンシャルが期待できる若手人材であれば学歴不問で採用をおこなっていることがわかります。
ただ、大学院でさらに高い専門性を身につけた人材に関しては1年目の平均年収が異なります。学部卒と比較して、修士卒だと年収が約40万円、博士卒だと約100万円上がります。
LINEヤフーと競合他社の年収比較
LINEヤフーと同じIT業界「楽天」「メルカリ」「Google」「サイバーエージェント」との平均年収を比較してみました。
各社とも2024年9月時点のエンゲージ会社の評判が公開している年収データを元に比較しています。
企業名 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
1,093万円 | 34歳 | |
LINEヤフー | 700万円 | 34歳 |
メルカリ | 678万円 | 32歳 |
楽天 | 666万円 | 33歳 |
サイバーエージェント | 622万円 | 30歳 |
出典:エンゲージ会社の評判
IT業界の競合他社と比較しても、LINEヤフーの平均年収は高い水準にあることがわかります。
ただ、各社の平均年収は各企業の正社員比率や年齢構成、売上業績によって変わってくるため、上記の年収比較は参考程度で見てください。
LINEヤフーと年収の高い企業ランキング
ダイヤモンドオンラインが発表する「年収が高い会社ランキング2022」によると、ヤフー(Zホールディングス)は48位にランクインしています。
ランキング前後の企業と一緒に紹介します。
46位:日本郵船 | 1,082万円 |
---|---|
47位:GMOファイナンシャルHD | 1,080万円 |
48位:Zホールディングス(LINEヤフー) | 1,074万円 |
49位:日本オラクル | 1,073万円 |
50位:商船三井 | 1,072万円 |
前後にランクインしている企業は海運や証券、IT(情報・通信)など様々です。ランキング上位に入っているIT企業は多く、LINEヤフーもその1つとなります。
IT業界で年収が高い企業への転職を考えている人はLINEヤフーを検討してみると良いでしょう。
LINEヤフーの給与・評価制度
Zホールディングスの公式サイトより、LINEヤフーの評価制度を一部抜粋して紹介します。
期初に自身の所属組織におけるゴールを設定し、その達成度や個人の貢献度を本人の期待役割に照らして評価し、それが本人の賞与や昇給などに反映されるシステムです。(年2回)
つまり、ヤフーの評価制度は、年齢や社歴、国籍などに関わらず、その人がもたらした成果を評価し、報酬が連動する「Pay For Performance」の考え方を基本としています。
評価にあたっては、目標設定から評価の実施・フィードバックまでの一連のプロセスを適切に実行するため、以下のようなサイクルで運営しています。
また、業務上必要な成長、そして目標達成に向けたさらなるパフォーマンス発揮につなげる機会として、「仕事で深く関わる複数の社員」から成長につながる「率直なフィードバック」をもらい、上長との1on1などの場でふり返りを行うピアフィードバック※ を実施しています。(年2回)
評価制度
以下の口コミにもある通り、パフォーマンスがしっかり評価される評価制度になっています。一方で、明確な成果を出さないと昇給することは難しいようです。
LINEヤフーの残業時間・ボーナス・福利厚生
平均年収とも深い関わりがあり、働く上で気になるLINEヤフーの残業代・ボーナス・福利厚生について詳しく紹介していきます。
残業代・残業時間
2024年9月時点の「エンゲージ会社の評判」によると平均残業時間は26時間です。
LINEヤフーの残業が比較的少なく余裕を持った働き方ができることは魅力ですね。
役職がない社員については残業をした分はしっかりと手当としてもらえるようになっていますが、専門職やマネージャークラスになると36協定の45時間を超えた分だけが支給になるようです。
賞与・ボーナス
エンゲージ会社の評判で掲載されている賞与は、低いもので40万円、高いと本部長クラスで700万円以上というものもありました。
ボーナス額に関する口コミを紹介します。
評判・口コミ
30代・男性
生産技術
昇給に関しては、グレードが定められており、給与テーブルに従って、グレードが上がるごとに昇給していきます。
また、賞与は基本的に年2回支給されます。賞与は基本給の2.5ヶ月に対して、評価の結果に応じた係数を掛け合わせるかたちで算出されます。
それに加えて、業績に応じて特別ボーナスが支給される年もあります。
エンゲージ会社の評判待遇・福利厚生
働く上で必要不可欠な福利厚生について、公式サイトに載っている情報を紹介します。数が多いため一部を抜粋して紹介します。
福利厚生 | 確定拠出年金、財産形成貯蓄制度(財形)、共済保険、脳ドック/心臓ドック費用補助、乳がん検診費用補助、マッサージルーム、オープンコラボレーションスペース・社内レストラン・カフェなど |
---|---|
育児・介護 | マタニティー休暇、ヤフー出産休暇、産前産後休暇、育児休業、育児短時間勤務、育児時差出勤、ベビーシッター補助制度、子どもの看護休暇など |
休暇 | 土曜日祝日振替特別休日、積立有給休暇、課題解決休暇、プレグナンシーサポート休職制度、勉学休職制度など |
その他 | パートナーの海外転勤帯同にともなう退職・再雇用制度 |
このようにLINEヤフーは従業員が安心して働けるようにさまざまな福利厚生を用意していることがわかります。
LINEヤフーの年収に対する評判・口コミ
LINEヤフーの年収に対する評価をエンゲージ会社の評判から集めてみました。
現役社員・元社員が年収に対して、どのように思っているのか、参考にしたい人はぜひ目を通してみてください!
LINEヤフーの年収に対する良い評判・口コミ
評判・口コミ
30代・男性
経理
しっかり成績を上げた人が正当に評価され正当に昇給しているイメージがあるので納得感はある。
エンゲージ会社の評判評判・口コミ
20代・男性
法人営業
広告予算として具体的な数値が敷かれているので計画を立てやすい点と、時に特別給与として一定金額が支給されるのが良い点です。
エンゲージ会社の評判評判・口コミ
20代・男性
その他エンジニア系(IT・Web・ゲーム・通信)
社員ランクによって給与が決まっており、半年に一回ランクの変動がある。賞与は4月と10月の年2回で、4月には特別賞与が加算される。
景気にも左右されるが特別賞与の額が大きく、実質3回分の賞与額になったこともある。自分の所感としては市場価値以上に貰っている自負がある。
エンゲージ会社の評判LINEヤフーの年収に対する悪い評判・口コミ
評判・口コミ
20代・男性
エンジニア
給料はそこまで高くはない。昇級などの制度に不満を持っている社員も多い印象。ただし、給料よりも働きやすさを重視している人が多いため、その点で納得している方も多い。
エンゲージ会社の評判評判・口コミ
30代・男性
生産技術
賞与の至急が早いのは満足しています。給与自体が全体的に低く、働き方の自由度(どこでもオフィスや副業の許可)を広げる代わりに給与を上げない姿勢が見えます。
エンゲージ会社の評判評判・口コミ
30代・女性
経営企画
給与はグレードで決まります。給与には一定時間までの残業代も含まれています。賞与は半年に一度、2.5か月分を基準に評価によって上下します。
大手IT企業でありながら、給与水準が低いという声は、社内のどの部署からも挙がっていますが、私個人としては、自身の給与が業務内容と照らし合わせて低いか高いかはよくわかりません。
会社がもうかっているので、もう少しベース給与を全体的に上げていただいてもよいかと思うところはあります。
ですが、残業もかなり少ないですし、社員は良い方が多いので人間関係も良好ですし、時間と場所にとらわれない、かなり柔軟な働き方をさせてもらっているので、給与には代えられないこの会社の良さはあると思います。
給与水準が他大手IT企業と比べて低めだということで、社内の雰囲気がギスギスしたり、足のひっぱりあいが起こることは全くなく、とても働きやすいので、まあいいかなと思います。
ただし、アグレッシブな若手社員は、給与を理由として退職し、他の給与水準が高いIT企業へ転職する方も多く見受けられます。
ハングリーな若手社員にとっては、働きやすい環境だが物足りなさを感じるのかもしれませんが、優秀な若手社員は抜擢されて、きちんと昇給もしているようです。
エンゲージ会社の評判今よりも年収を増やすための秘訣
今の年収に不満があって、ヤフーなどの給与水準が高い企業へ転職することで収入を増やしたいと考えている人も中にはいると思います。確かに転職することで年収を増やすことは可能です。
ただ、必ず転職で年収が上がるとは限りません。厚生労働省が発表する「雇用動向調査結果の概要(令和3年)」によると、転職で年収が上がった人は34.9%、逆に年収が下がった人は35.9%となっています。
前職に比べて収入が上がった | 34.9% |
---|---|
前職と年収と変わりがなかった | 28.4% |
前職に比べて収入が下がった | 35.9% |
つまり、転職で年収が上がるかは人によって異なります。しかし、転職で年収が上がる条件は3つあり、これに当てはまる人は今よりも年収を増やすことが可能になります。
転職で年収が上がる3つの条件
- 企業が求めている人材であること
- 実績やスキルがあること
- キャリアに対して正しい向き合い方をしていること
この3つの条件を満たすだけではなく、基本的に現在の職種を変えずに転職すると年収は上がります。その際に以下の2つのポイントも押さえておくといいです。
- 伸びている業界・今後伸びる業界
- 面接時に自分をしっかり売り込む
転職で年収を上げるためには、現在の職種を変えず、今伸びている業界もしくは今後伸びる業界を選択し、面接時に自分をしっかり売り込むことが大切です。
ただ、伸びている業界は自分で判断できるものの、今後伸びる業界を自分で判断するのは難しいものです。
LINEヤフーへの転職を成功させるコツ
LINEヤフーへの転職を成功させるためには転職エージェントを利用することがおすすめです。
転職エージェントは転職のプロなので、プロ目線から選考対策のサポートをしてくれて、結果的にLINEヤフーへの転職成功率を上げることができます。
転職エージェントの中でも弊社のすべらないキャリアエージェントが特におすすめです。
なぜなら、すべらないキャリアエージェントは納得感の高い転職・意思決定ができるように転職者様個人と徹底的に向き合うスタンスを持っていて、またLINEヤフーで募集が多いエンジニア・営業の転職支援に強みがあるからです。
末永
LINEヤフーに転職するためだけの対策というよりも、転職後のキャリアプランを見据えたうえでLINEヤフーで何がしたいのか、なぜLINEヤフーである必要があるのかといった部分の言語化までサポートさせていただきます。
徹底的に個人に向き合うスタンスを大切にしているので、自己分析に2日〜3日もの日数をかける場合もあります。
そのため、どの転職エージェントよりも個人に寄り添った転職支援をしているという自負があります。
他にも、以下のような他の転職エージェントに負けない強みがあります。
- 転職サイトに載っていない優良求人を保有
- 志望する企業向けにカスタマイズされた面接練習の実施
- 転職支援のプロによる転職者様の長期的なキャリア設計のコンサルティング
すべらないキャリアエージェントは完全無料でご利用いただけるので、LINEヤフーへの転職を考えている、またキャリアに不安がある人はまずは一度お問い合わせください。
キャリアを高めたい20~30代前半のための転職エージェント
弊社は、会社に依存せず、自分の実力や専門スキルでキャリアを築いていける人材のキャリア支援を提唱しています。
ポイント
- 会社に依存せず自立を目指す人に向けた転職支援!
- 丁寧なカウンセリングと厳選された求人で質の高いサポートをします
- あなたのキャリアに有利な企業・求人のみご紹介!
LINEヤフーのように年収が高い企業は人気なので、転職難易度が高いです。LINEヤフーへ転職をしたい人は、企業の面接傾向を理解しているすべらないキャリアエージェントのような転職エージェントに相談することをおすすめします。