更新日：2025.03.02

【回答例19選】転職面接で「仕事をする上で大切なこと」を答えるポイントを解説！

転職の面接で「仕事をする上で大切なこと」はよく聞かれる質問です。

本記事では「仕事をする上で大切なこと」を答えるポイントや回答例、考え方について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」
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「仕事をする上で大切なこと」で仕事の価値観がわかる

企業が面接時によく質問する「あなたが仕事をする上で大切なことは？」という質問は、どんな価値観を大事にして働いているかを確認するためにしています。

企業は、即戦力のためのスキル面も重視しますが、それと同等に内側にある動機を大切にするという考え方である、内因的仕事観を特に重視しています。

内因的仕事観とは、給与やステータスなどの目にみえるわかりやすいものではなく、あなたの仕事に対する価値観や考え方のことを指します。

自分自身の内側から湧き上がる動機や仕事の楽しさや達成感、意義など内面的な満足感のことを指します。

自分の内側から湧き上がる動機は、変わることがほとんどないため、長期間働いてもらえるかを確認する材料になるのです。

一方で収入や社会的地位、肩書きなどを得るための価値観である功利的仕事観は、あなた自身が望む待遇ではない場合に大きくモチベーションが低下します。

また、社会や他の誰かのために働くという規範的仕事観は、それだけで転職先を選んだ場合、仕事に対する満足感が低下する傾向があります。

そのため、モチベーション高く転職先の企業で業務に取り組むためにも、内因的仕事観を明確にすることが重要です。

とはいえ、自分の内側にある欲求を言語化できる人は極少数です。

なぜなら、自分の強みや価値観がわかっていないと、本当に求めているものもわからないからです。

末永雄大末永

そのため、まずは自分の強みや価値観を知るために自己分析をしましょう。

1人で自己分析をするよりもキャリアのプロと一緒におこなう方がきちんと言語化できます。

マジキャリというキャリアコーチングサービスは、元採用人事や元転職エージェントなどキャリア知見が豊富なコーチがあなたの強みや価値観の言語化の言語化を手伝ってくれます。

仕事をする上で大切なことをきちんと伝えるためにも、マジキャリで自己分析をしましょう。

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「あなたにとって仕事とは？」との違い

「仕事をする上で大切なこと」という問いは業務に対する考え方を質問しているのに対し、「あなたにとって仕事とは」という問いは将来性やビジョンを質問しているという違いがあります。

「あなたにとって仕事とは？」という質問は「仕事」そのものに対する価値観を確認しています。

つまり、仕事に対する個人的な意義や目的、人生における位置づけを確認する意図があるというわけです。

例えば、仕事を「自己成長の場」や「社会貢献の手段」などと捉える人がいます。

これらの回答から、採用担当者は企業とのマッチ度を判断しています。

末永雄大末永

そのため、回答する際には、働くことの意義を明確にし、企業の理念と重なる部分を意識して伝えることが重要です。

また、将来のビジョンついても伝えることで、中長期的な視点を持っていることを評価してもらえる可能性が高まります。

「あなたが仕事で大切にしたい価値観は？」との違い

「あなたが仕事で大切にしたい価値観は？」という質問は、業務に対する価値観と、生きていくために大切にしていることの違いです。

「あなたが仕事で大切にしたい価値観」は、仕事を通じて社会や他者にどういった影響を与えたいか、自分がどう在りたいかを伝えましょう。

例えば、「どんな手段を使ってでも売り上げを作りたい」や「売り上げや数字だけにとらわれず、目の前のお客様を幸せにしたい」などが挙げられます。

面接官は「仕事で大切にしたい価値観」を通じて、あなたがどんな思考を持っていて、仕事を通じてどんな人になりたいのかを判断します。

企業が面接で「仕事をする上で大切なこと」を質問する理由

企業が面接で「仕事をする上で大切なこと」を質問する理由は以下の3つです。

ポテンシャルを確認したい
コミュニケーション能力を確認したい
企業の社風や業務にマッチしているか確認したい

それぞれ詳しく解説していくので、参考にしてください。

ポテンシャルを確認したい

企業は応募者のポテンシャルを確認するために、「仕事をする上で大切なこと」を質問しています。

企業はこの質問をすることで、目標を持って働ける人材なのかを見極めています。

末永雄大末永

「仕事をする上で大切なことは？」という質問に対する回答が曖昧な場合は、面接官からのイメージダウンになるだけではなく、転職しても仕事に対する意欲を失ってしまう可能性が高いです。

また、「仕事をする上で大切なこと」が会社とあっているかを確認することは、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながります。

コミュニケーション能力を確認したい

企業は応募者のコミュニケーション能力を確認するために、「仕事をする上で大切なこと」を質問しているケースもあります。

なぜなら、「仕事をする上で大切なこと」という質問は様々な捉え方をすることができるからです。

「仕事をする上で大切なこと」という質問に対してどう答えるかによって、物事の捉え方や相手に分かりやすく伝える能力を確認しているのです。

企業は、応募者に対して相手の言葉を正しく理解する能力や、物事をわかりやすく伝えることができる能力を求めています。

そのため、応募者は自身の経験を振り返り、簡潔かつ説得力のある回答を心がけることが大切です。

企業の社風や業務にマッチしているか確認したい

企業は「仕事をする上で大切なこと」という質問で、応募者が社風や業務にマッチしているかを確認しています。

末永雄大末永

企業にはそれぞれ文化があるため、社風とマッチしない人材を採用した場合、職場に適応できず早期離職につながったり、業務効率が低下したりする可能性が高いです。

特にチームワークを大切にしている企業では、職場内での協調性が欠けることによる生産性の低下が顕著に表れやすくなります。

そのため、企業と同じ方向を向いて業務に取り組んでくれる人材を求めています。

応募者は事前に企業研究をおこない、企業の文化や求める人物像を把握し、自分の価値観と照らし合わせることが重要です。

キャリアのプロに相談したり、OB・OG訪問などを活用したりすることをおすすめします。

仕事をする上で大切なことを考えるポイント

「仕事をする上で大切なこと」を考えるポイントは以下の3つです。

自分の過去の経験を深掘りして考える
将来なりたい姿から考える
企業が求める人物像から考える

それぞれのポイントを確認したうえで、「仕事をする上で大切なこと」を自分なりに言語化できるようにしましょう。

自分の過去の経験を深掘りして考える

仕事をする上で大切なことを考えるポイントの一つは、自分の過去の経験を深掘りして考えることです。

自分の価値観は、成功体験や楽しかったこと、辛かったことなど過去の経験によって形成されています。

過去の経験を深掘りすることで、仕事をする上で大切なことが見えてくるのです。

過去の経験を深掘りするときは、幼少期から現在までを振り返り、記憶に残っていることを全て書き出すことをおすすめします。

また、記憶にある経験をしたときに、どのような感情になったのかをセットで書き出すことで、仕事をする上で大切なことをさらに明確にすることができます。

将来なりたい姿から考える

仕事をする上で大切なことを考えるときは、将来なりたい姿を考えてみることをおすすめします。

なぜなら、どんなキャリアを歩むことが理想なのかを考えることで、ゴールが決まり、その達成に向けて必要なスキルや経験、働き方の優先順位が明確になるからです。

将来なりたい姿を言語化することや過去の経験を深掘りするためには、自己分析をする必要があります。

しかし、自己分析とはその名のとおり、自分で自分を分析する必要があるため、一人でおこなうとバイアスが掛かりやすいというリスクがあります。

そのため、キャリアのプロと一緒に自己分析をしましょう。

末永雄大末永

キャリアコーチングの中でもマジキャリは、転職知見のある「アクシス」が運営しているため転職を見据えた自己分析に最適です。

「仕事をする上で大切なこと」に対する本音の回答をするためにも、ぜひマジキャリにご相談ください。

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企業が求める人物像から考える

仕事をする上で大切なことを考えるときは、企業が求める人物像から考えることも重要です。

企業が求める人物像によって、マッチする価値観は異なるため事前に明確にしておきましょう。

仕事をする上で大切なことが、企業が求める人物像とマッチしていなければ、選考を通過する確率は低くなってしまい、仮に転職してもミスマッチになる可能性が高くなります。

企業が求める人物像の要素と自分の仕事をする上で大切なことが合致していれば、採用される確率は高くなるでしょう。

ただし、企業が求める人物像に寄せすぎてしまうと、不自然に思われる可能性が高いので注意しましょう。

仕事をする上で大切なことを転職面接で答えるコツ

仕事をする上で大切なことは人それぞれ異なりますが、共通して求められる要素を抑えておくことで、より説得力のある回答ができるようになります。

ここでは、仕事をする上で大切なことを転職面接で答えるコツを3つ紹介します。

PREP法で答える
具体的なエピソードで伝える
入社後にどのように活かすのかを伝える

PREP法で答える

仕事をする上で大切なことを面接で答えるときは、PREP法で答えることをおすすめします。

なぜなら、PREP法で答えることで、簡潔かつ説得力のある内容になるからです。

Point(結論)：私が仕事をする上で大切なことは〇〇です。
Reason(理由)：なぜなら〇〇だからです。
Example(具体例)：例えば〇〇な時に〇〇を意識しながら仕事をしていました。
Point(結論)：このように、〇〇と考えています。

はじめに結論を伝えてから、結論にいたった理由を説明し、説得力を持たせるための事例やデータを加えて結論で締めることで、わかりやすい回答をすることができます。

具体的なエピソードで伝える

仕事をする上で大切なことを面接で答えるときは、具体的なエピソードを盛り込むことが必須です。

なぜなら、具体的なエピソードがなければ回答の説得力が欠け、面接官に良い印象を与えることができないからです。

具体的なエピソードを盛り込むことで、オリジナリティのある内容となり、面接官にあなたの人柄や考え方などを理解してもらうことができます。

面接官が知りたいことは、失敗から何を学び、どのような行動をしたのか、その結果なにを得たのかなどです。

具体的なエピソードを伝えるときは、「数字を使う」「5W1Hを使う」「理由を伝える」を意識することで、あなたの話を面接官は印象深く聞いてくれます。

入社後にどのように活かすのかを伝える

仕事をする上で大切なことを面接で答えるときは、応募した企業に入社後、あなたが大切にしていることをどのように活かすのかを伝えましょう。

入社後にどのように活かすのかを盛り込むことで、面接官はより具体性を持ってあなたが話す内容をイメージできます。

企業は、採用した人材により長く働いてもらうこと、活躍してもらうことを求めているため選考の段階で「入社後のビジョン」を聞くことで、ポテンシャルを見極めているのです。

根拠を具体的なエピソードとして盛り込むことで、より説得力のある内容になります。

ただし、仕事をする上で大切なこと、入社後にどのように活かしたいのかが矛盾しないよう注意しましょう。

仕事をする上で大切なことを転職面接で答えるときの注意点

「仕事をする上で大切なことは？」という質問に適切に答えることで、自分の強みや働く上でのこだわりをアピールできます。

一方で曖昧な回答をすると「仕事に対する意識が低い」と判断されるため、いくつか注意すべきポイントを以下で解説していきます。

抽象的な表現を避ける
条件面のみの言及を避ける
社会人として当たり前のことは避ける

抽象的な表現を避ける

仕事をする上で大切なことを面接で答えるときは、抽象的な表現は避けるべきです。

誰にでも当てはまるようなエピソードや、どのような業界・職種の企業でも当てはまるような回答は、伝えたいことの焦点がぼやけてしまい面接官に伝わりません。

例えば「誠実さ」や「努力すること」などの抽象的な回答だけでは、面接官に具体的なイメージを伝えることができません。

そのため、「前職でこんな経験があった」「こんな失敗経験から学びを得た」など自分にしかない具体的なエピソードも一緒に盛り込むことが重要です。

ここで注意すべきなのが、面接の時間は限られているため、エピソードが長くなりすぎたり、話が分かりにくくならないように注意しましょう。

条件面のみの言及を避ける

仕事をする上で大切なことを面接で答えるときは、給与面や残業時間、休日日数など条件面のみの言及は避けましょう。

なぜなら、条件面のみを強調すると、仕事への意欲が低く、会社への貢献度に不安が残るためです。

働く意欲がないとみなされてしまえば選考を通過することは難しくなります。

本音を話すことは重要ですが、面接はあくまでもあなたの入社意欲をアピールする場です。

仕事よりも条件面を重視していると思われるような回答は避けるようにしましょう。

社会人として当たり前のことは避ける

仕事をする上で大切なことを面接で答えるときは、社会人として当たり前のことは避けましょう。

なぜなら、質問の意図が全く異なるからです。

末永雄大末永

「仕事をする上で大切なこと」を聞く意図は、仕事への取り組みや、企業にマッチするかを判断するためなので、「遅刻をしない」「失敗をごまかさない」など社会人として当たり前のことを伝えてしまっては、面接官の意図とずれた回答をしてしまいます。

これはマイナス評価となり、選考を通過する確率を下げてしまいます。

社会人として当たり前のことを大切にすることは問題ありませんが、面接時に誇らしく伝えることは避けましょう。

仕事をする上で大切なことはキャリアのプロと考えよう

仕事をする上で大切なことを事前にキャリアのプロと考えることで、選考を通過する確率をより上げられます。

なぜなら、キャリアのプロと一緒に考えることで、自分では気づかない強みや適性を明確にし、企業が求める人物像に合った回答を準備できるからです。

転職エージェントやキャリアコーチングなどのキャリアのプロは、あなたが希望する業界・職種の企業に対して、どのようなアピールをすればいいのか具体的なアドバイスをすることができます。

キャリアのプロに具体的なアドバイスをもらうことで、選考を通過する確率をより高める内容とすることができるのです。

ただし、転職エージェントとキャリアコーチングの違いを理解したうえで相談しないと、企業とのミスマッチが起こる可能性があります。

転職エージェントは、企業の紹介がメインになるため、「仕事をする上で大切なこと」に対する企業が求めている回答を教えてくれる可能性がありますが、それはあなた自身の本音ではないことがあります。

一方、キャリアコーチングは、自己分析から転職サポートまでをしてくれるため、自分の経験から考える「仕事をする上で大切なこと」を言語化できます。

末永雄大末永

そのため、転職したい業界や企業が絞られている人は、無料で利用できる転職エージェントがおすすめですが、まだ自分の強みや価値観がわかっていない人はキャリアコーチングがおすすめです。

キャリアコーチングの中でもマジキャリは、転職エージェントを運営する「アクシス」が運営元なので、特に転職を考えた相談に最適なサービスとなっています。

少しでも転職に不安がある人はぜひ無料相談をご利用ください。

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転職面接で評価される「仕事をする上で大切なこと」の回答例

「仕事をする上で大切なことは？」という質問に対して適切な回答をすると、企業側に「自社にフィットする人材だ」と好印象を与えることができますが、抽象的な表現や一般的すぎる内容では、十分に評価されない可能性があります。

そのためここでは、いくつかの回答例を紹介します。

回答例1：チームワーク
回答例2：信頼関係
回答例3：主体性
回答例4：協調性
回答例5：責任感
回答例6：思いやり・気配り
回答例7：素直さ
回答例8：柔軟性
回答例9：チャレンジ精神
回答例10：向上心
回答例11：生産性の向上
回答例12：企業の利益への貢献

回答例1：チームワーク

私が仕事をする上で大切にしていることはチームワークです。

なぜなら、チームワークがなければ、チームメンバー一人一人の能力を最大限に活かすことができず、大きなプロジェクトを成功させることは難しいと考えているからです。

私は前職で、プロジェクトメンバーとして様々な業務に携わり、チーム内のコミュニケーションや協力する体制を作り上げることに努めてきました。メンバー同士の意見を尊重し合い、互いの強みを活かせるよう役割分担を工夫した結果、プロジェクトは円滑に進められただけでなく成功につなげることができました。

このように、チームワークを発揮することで、プロジェクトの成功だけでなく、チーム全体の成長や信頼関係の構築にもつながると考えています。御社でも、チームワークを大事にし、協力し合いながら目標達成に貢献していきます。

回答例2：信頼関係

私が仕事をする上で大切にしていることは信頼関係です。

信頼関係がなければ、円滑なコミュニケーションや協力が難しくなり、結果的に生産性を上げられないと考えるからです。

前職では、顧客対応を担当する中で、常に相手の立場に立った丁寧な対応を心がけることを大切にしてきました。

例えば、取引先との定例ミーティングでは、単に報告をするだけでなく、相手の課題や要望を積極的にヒアリングし、それに応じた柔軟な提案をおこないました。その結果、顧客からの信頼を得ることができ、継続的な契約の獲得につなげることができました。

このように、信頼関係を築くことで、中長期的に見ると大きな資産を作ることができます。御社でも、同僚や取引先との信頼関係を大切にし、誠実な対応を心掛けながら貢献していきます。

回答例3：主体性

私は仕事をする上で主体性を大事にしています。

なぜなら主体性を大事にすることで、自ら考えて行動し、目標を達成するためのアクションを取れるからです。

主体性を持つことで、ただ指示を待つのではなく、自分から課題を見つけ、解決策を提案し、チームの成果向上に貢献できます。

前職では新しいプロジェクトに取り組む際、与えられた業務だけでなく、業務効率を改善するための提案をおこなっていました。結果として、個人だけでなく、チーム全体の生産性の向上に貢献することができました。この経験から、主体性を持って働くことが、個人の成長だけでなく組織全体の成果にもつながることを実感しました。

御社でも、自ら課題を見つけ積極的に取り組む姿勢を大切にしていきます。

回答例4：協調性

私が仕事をする上で大切にしていることは、協調性です。

協調性を大切にすることで、効率よく仕事ができるだけではなく、やりがいをもって仕事に取り組めると考えます。

前職では、部門を超えたプロジェクトに参加した際、異なる立場や専門性を持つメンバーとの連携が求められました。その際、私は積極的にコミュニケーションを取り、各メンバーの意見を尊重しながら意見のすり合わせをおこないました。

特に、異なる意見が対立した際には、双方の考えを客観的に把握し、共通のゴールを見つけられたため、問題なく業務を進められたと考えています。

この経験から、お互いの立場や意見を尊重することが、プロジェクトの成功に何より重要であると実感しました。ご縁があって御社に入社した際には、周囲と積極的に協力し、チームの目標達成に貢献していきたいと思います。

回答例5：責任感

私が仕事をする上で大切にしていることは、責任感です。

過去の経験から、責任感を大切にすることで、より信頼されることがわかりました。

前職で、新規顧客向けのプロジェクトを担当した際、途中で想定外のトラブルが発生し、納期が大幅に遅れる可能性がありました。その時、私はチームの中心となって問題解決に取り組み、関係部署と迅速に連携しながらスケジュールを調整しました。

結果的にはプロジェクトを無事に納期通りに終わらせることができ、顧客からの評価も得ることができました。

この経験から、どのような状況でも最後まで責任を持って取り組むことが、信頼関係の構築や自身の成長につながると強く実感しました。

御社に入社しても、どんな業務も責任感をもって取り組みます。

回答例6：思いやり・気配り

私が仕事をする上で大切にしていることは、思いやりと気配りです。

なぜなら、思いやりと気配りを大事にすることで、職場の円滑なコミュニケーションが生まれ、チーム全体の働きがより活発になると考えているからです。

前職で、同僚の業務の負担が大きく、納期が厳しい状況にあることに気づいた私は、自分のスケジュールを調整して同僚のサポートを積極的に行いました。結果的にはチーム全体の進捗をスムーズに進めることができ、無事に成功に導くことができただけでなく、助け合う文化がチーム内にできました。

日々の業務の中でも、メンバー同士で小さな気遣いや声かけをおこなうことで、働きやすい職場づくりができると考えております。

御社でも、周囲への思いやりと気配りを忘れず、より良い職場環境の整備に貢献していきます。

回答例7：素直さ

私が仕事をする上で大切にしていることは、素直さです。

前職で、新しい業務に挑戦した際、私は自分なりのやり方にこだわってしまい、思うように仕事を進めることができませんでした。しかし、先輩から「もっと効率的な方法があるよ」とアドバイスをもらい、素直に受け入れて実践してみると、驚くほどスムーズに業務をこなせるようになりました。

そのとき「人の意見を素直に聞くことは、自分の成長につながるんだ」と実感しました。御社でも、周囲の意見に耳を傾け、学びながら、チームに貢献できるよう努めていきたいと考えています。

回答例8：柔軟性

私が仕事をする上で大切にしていることは、柔軟性です。

前職で、担当していた業務に急な方針変更があり、今までのやり方が通用しなくなったことがありました。最初は戸惑いを感じましたが、「変化を受け入れることが成長につながる」と考え、自ら新しい手順を模索し、上司や同僚と意見を交換しながら改善を重ねました。

その結果、以前よりも効率的に仕事を進めることができ、チーム全体の業務改善にもつながりました。御社に入社した際は、どんな変化にも対応する柔軟性を活かして組織全体に貢献します。

回答例9：チャレンジ精神

私が仕事をする上で大切にしていることは、チャレンジ精神です。

現在、窓口業務を担当しており、日々たくさんのお客様と接する中で、「もっとこうしたらお客様に喜んでもらえるのでは？」と考え、様々なことに挑戦しています。

例えば、忙しい時間帯にスムーズに対応できるよう、自分なりに接客の流れを工夫したり、話し方を変えてみたりしました。最初はうまくいかず試行錯誤の連続でしたが、徐々に「説明がわかりやすいね」「あなたにお願いしてよかった」と言っていただける機会が増え、自分のチャレンジが成果につながっていることを実感しました。

この経験を活かして、御社でもチャレンジし続けることで、お客様やチームに貢献していきたいと考えています。

回答例10：向上心

私が仕事をする上で大切にしていることは、向上心です。

現在の職場では、新しい業務システムが導入されましたが、操作に慣れていないスタッフが多く、業務の進行が遅れることがありました。最初は戸惑いましたが、「もっとスムーズに業務を進めるために、自分が先に習得しよう」と考え、業務後の時間を使ってマニュアルを読み込んだり、実際に操作を試したりしながら学習を進めました。

最初はわからないことも多かったのですが、少しずつコツを掴み、最終的には同僚から質問を受けたり、操作方法を教える立場になりました。今では「困ったら◯◯さんに聞こう」と言われることが増え、自分の努力が職場の役に立っていることを実感しています。

この経験を通じて、自ら学び、積極的にスキルを身につけることで、自分の成長だけでなくチーム全体にも貢献できると学びました。今後も、常に学び続ける努力をしていきます。

回答例11：生産性の向上

私が仕事をする上で大切にしていることは、生産性の向上です。

前職では、毎月達成すべき目標が設定されていました。しかし、日々の業務に追われるうちに、効率的な進め方が分からず、ノルマをこなすだけで精一杯になっている人が多くいました。

私自身も最初は同じ状況でしたが、「もっと効率よく仕事を進められないか」と考え、まずは自分の業務の流れを見直しました。

例えば、毎日手作業でおこなっていた書類整理をテンプレート化し、作業時間を短縮。また、メール対応の時間を決めて集中することで、他の業務にかける時間を確保できるよう工夫しました。

その結果、以前よりも短い時間でノルマを達成できるようになり、周囲からも「効率よく仕事を進めるコツを教えてほしい」と頼られるようになりました。

回答例12：企業の利益への貢献

私が仕事をする上で大切にしていることは、企業に利益をもたらすことです。

どんなに自分の売上を伸ばしても、企業全体として利益が出なければ意味がありません。

前職では、店舗運営の中で「少しでも利益を増やすにはどうすればよいか」と考え、在庫管理の方法を見直しました。これまで、売れ残りが多く廃棄が発生していた商品について、過去の販売データを分析し、適正な仕入れ数を調整する取り組みをおこないました。その結果、商品の無駄を減らし、廃棄コストを削減することで、年間の利益改善に貢献できました。

御社に入社した際には、業務の細部にまで目を配り、売上拡大とコスト削減の両面から、企業の利益追及に貢献していきたいと考えています。

転職面接で避けるべき「仕事をする上で大切なこと」のNG回答例

ここまで、転職面接で評価される「仕事をする上で大切なこと」の回答例について紹介してきました。

ここでは、転職面接で避けるべき「仕事をする上で大切なこと」のNG回答例を3つ紹介します。

回答例13：仕事とプライベートを両立させたい
回答例14：安定していること
回答例15：わからない・特にない

回答例13：仕事とプライベートを両立させたい

私は特にワークライフバランスを重視しています。

仕事とプライベートをしっかりとわけることで、より充実した日々を送れると考えています。そのため、できるだけ効率よく業務を遂行し、残業しないようにします。

この回答例だと、面接官には「サボりそう」だなと思われてしまうでしょう。

もちろん、仕事とプライベートを両立させることは重要ですが、「残業しないようにしたい」と面接で伝えるのは避けるべきです。

生産性を向上させるためにどんなことに気をつけているのか、などを伝えるようにしましょう。

回答例14：安定していること

仕事をする上で大切なことは安定性です。

決められた業務内で、自分の役割を果たすべきだと考えています。御社のような歴史ある企業だと、給与面の安全性も担保された上で働けると思います。

この事例では、「成長意欲が無さそう」と見なされ、面接に通過する確率はかなり低くなるでしょう。

安定性は大事ですが、企業に対して貢献できないと、雇うメリットがないため、どんなところで貢献できるのか伝えるようにしましょう。

回答例15：わからない・特にない

仕事をする上で大切なことは特にありません。

これまで、言われたことを忠実にこなすことしかしていないので、大事にしているものとかは、考えてきませんでした。

御社で働いていく中で見つけられたらと考えています。

この事例だと、考える力がないと判断され、面接には受からないでしょう。

咄嗟に聞かれた場合は難しくて、頭が真っ白になってしまい、「特にない」と伝えてしまうこともあります。

しかし、この記事を読んでいる人は、事前に準備ができるため、これまでの経験から大切にしたいと思えることを言語化するようにしましょう。

【職種別】転職面接で仕事をする上で大切なことの回答例

ここでは、職種別に転職面接で仕事をする上で大切なことの回答例を紹介します。

回答例16：営業職
回答例17：事務職
回答例18：エンジニア職
回答例19：マーケティング職>回答例19：マーケティング職

それぞれの回答例を紹介していくので、自分の転職先の職種を参考にしてみてください。

回答例16：営業職

私が仕事をする上で大切にしていることは、目標を達成し続けることです。

営業職では、日々の業務の中でさまざまな課題があり、「どうすれば目標を達成できるか？」を常に考えることが求められます。前職では、新規顧客の獲得を目標として設定されていましたが、なかなか成果が出ず、チーム内でも苦戦している状況が続いていました。

そこで過去の顧客データを分析し、アプローチ方法を見直すということをおこないました。具体的には、顧客のニーズを整理し、それに応じた資料を作成したことで、商談の成功率が上げることに成功しました。

この経験から、目標を達成するためには、きちんと今の状況を分析し、PDCAを最速で回し続けることが重要だと思いました。今後も、目標を確実に達成するために逆算思考で行動していきます。

回答例17：事務職

私が仕事をする上で大切にしていることは、コミュニケーションです。

私は事務担当として、日々資料作成やデータ管理などをおこなっています。配属された当初、他部署とのやり取りがメール中心だったため、情報共有のタイミングが遅れたり、重要な連絡が埋もれてしまったりすることが多々ありました。

そこで私は、チーム間の情報共有を円滑にするため、オンラインチャットツールの導入を提案しました。ツールの選定から導入後の運用ルールの整備、マニュアル作成などを担当し、周囲が使いやすい環境づくりに注力した結果、やり取りがリアルタイムでおこなえるようになり、問い合わせ対応のスピードが向上しました。

この経験から、事務職においても周囲との円滑なコミュニケーションが、業務の正確性や効率向上につながることを実感しました。御社でも円滑なコミュニケーションを大切にしてサポート業務全般に貢献します。

回答例18：エンジニア職

私が仕事をする上で大切にしていることは、効率性です。

私はエンジニアとして、システム開発や保守業務に携わっています。配属当初、コードの管理方法が統一されておらず、メンバーごとに異なるコーディングスタイルやファイルの命名規則が存在していたため、修正やレビューに想定以上の時間がかかることが頻繁にありました。

そこで私は、作業の手戻りを防ぐために、まず過去のコードを徹底的に読み込み、どの部分が無駄になっているのかを分析しました。その結果、似たような機能が重複して実装されている箇所を見つけ、関数の共通化を進めることで、メンテナンスしやすいコードに改善しました。その結果、チーム全体の作業時間が短縮され、より重要な機能開発に集中できるようになりました。

この経験から、限られた時間の中で最大の成果を出すためには、無駄な作業を見直し、よりスマートに業務を進めることが重要だと学びました。御社でも効率性を高める働きをしていきます。

回答例19：マーケティング職

私が仕事をする上で大切にしていることは、責任感です。

マーケティング業務は、キャンペーンの成果が会社の売上やブランドイメージに直結するため、一つひとつの施策に責任を持ち、最後までやり遂げる姿勢が欠かせません。

前職では、SNSを活用した新商品のプロモーションを担当しました。当初は予算やスケジュールの制約が厳しく、想定していた効果を出すのが難しい状況でした。しかし、他部署と連携し、限られたリソースの中でできる施策を模索しました。具体的には、低コストで効果の高いコンテンツマーケティングを取り入れることで、目標のエンゲージメント数を達成できました。

この経験から、どんな状況でも冷静に問題を分析し、周囲と協力しながら最後までやり抜くことが、成果につながると学びました。

御社に入社した際には、どんな業務に対しても責任感を持ち、成果につながるマーケティング施策を実行していきたいと考えております。