作業療法士の志望動機の例文を状況・職場別に紹介!ポイントやNG事項も解説
作業療法士向けの志望動機の書き方について詳しく解説します。
書き方のポイントや状況別・職場別の例文、避けるべきNG事項、面接で伝えるときのポイントなどを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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作業療法士の志望動機を書くときのポイント
作業療法士を目指す人が志望動機を書くときに押さえるべきポイントはいくつかあります。
以下のようなポイントを意識して志望動機を考えましょう。
作業療法士になりたい理由を明確にする
まずは、数多くの職業から作業療法士を選んだ動機を具体的に考えましょう。
例えば「作業療法によるリハビリテーションを通じて、患者が日常生活を楽しく過ごせるようにサポートしたい」など、作業療法士にしかできない内容を絡めるのがポイントです。
また、志望動機を作成する前に作業療法士の具体的な業務や最新の動向について情報収集をし、説明に加えればより説得力が増します。
作業療法士に向いていない人・向いている人の特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。
志望先の職場を選んだ理由を明確にする
作業療法士の職場には医療機関や福祉施設などさまざまな勤務環境がありますが、なぜその職場を希望するのかを明確に伝えましょう。
それぞれの職場ごとに特徴や大切にしていることは異なります。
例えば、共感した志望先の企業理念や社風など、その職場でなければ実現できない理由を記載するのがポイントです。
「他の職場でもよいのでは?」と判断されないよう志望先の研究を十分におこない、競合他社との違いをしっかりと伝えましょう。
作業療法士として求められる人物像を意識する
作業療法士には「どのような人物が求められるのか」を意識しながら志望動機を作成しましょう。
リハビリテーションの成果は即座に現れるものではなく、日々の継続的な取り組みによって徐々に改善されるため、忍耐強さと継続力が求められます。
また、患者のなかには期待通りに回復せず意欲を失ったり、つらくなったりする人もいるので粘り強く支援する精神力も欠かせません。
作業療法士に求められる根気強さや洞察力、思いやりといったスキルをアピールできるエピソードを取り入れましょう。
自分ならではの考えやエピソードを取り入れる
自分ならではの考えやエピソードを伝えなければ、他の応募者との差別化はできません。
また、応募先の理念や方針への共感だけでは、説得力や熱量に欠けてしまいます。
自身の価値観や経験が志望先の求めているものとどう繋がるのか、具体的なエピソードを踏まえて伝えることが重要です。
ネガティブな内容はポジティブな表現に変える
現在の職場に不満があり転職する人の場合は、素直に伝えるとマイナスな印象を与えてしまいます。
例えば「専門技術をさらに向上させたい」「より充実したキャリアアップを目指したい」などのポジティブな転職理由に変換しましょう。
そうすることで「向上心のある人」「積極的な姿勢の人」という好印象な転職者のイメージを与えられます。
文字数は200~300文字でまとめる
志望動機の文字数は200~300字程度にすることで、要点が伝わりやすくなります。
簡潔すぎる志望動機は熱意不足の印象を与え、逆に長すぎる文章は読み手への配慮不足や考えが整理されていないと受け取られる可能性があります。
構成は以下のように組むと作成しやすいのでおすすめです。
- 志望する理由やきっかけ
- 考え方やこれまでの経験
- どのようにして貢献できるかのアピール
志望動機の詳しい書き方は次の「作業療法士の志望動機の例文」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
噓は書かない
少しでも自分を良く見せようと嘘を書きたくなる人もいるかもしれませんが、必ず真実を書きましょう。
志望動機で虚偽の内容を記載しても面接で矛盾が発覚したり、入職後にミスマッチが生じたりする可能性があります。
自分に合わない職場に就職してしまうと応募先に迷惑をかけるだけでなく、自身にとっても大きなデメリットとなります。
効果的な志望動機の書き方を教えてもらいたい人は、プロのアドバイスを受けましょう。
作業療法士に特化した転職エージェントに相談するのがおすすめです。
リハビリ職におすすめの転職サイト
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作業療法士向けの履歴書の書き方について知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
作業療法士の志望動機の例文【状況別】
新卒や転職など、作業療法士を目指す人の志望動機の例文を状況別に紹介します。
大学や専門学校から就活をする新卒向け
まずは新卒向けの志望動機の例文です。
新卒向け
大学で作業療法を学ぶ中、臨床実習で日常生活を取り戻していく患者様の姿に感動し、この道を志しました。
また、貴院は回復期から在宅まで切れ目なく支援する体系が整っており、多職種の連携による包括的なケアに魅力を感じています。
在学中は解剖学・神経科学から作業活動分析まで幅広く学び、グループワークや実習を通して多職種連携の重要性を実感しました。
また、ボランティア活動で高齢者施設を訪問し、利用者様とのコミュニケーション力を磨きました。
新人として柔軟に学び、患者様一人ひとりに寄り添った支援を実践するとともに、貴院のチーム医療に貢献してまいります。
新卒の場合はまだ仕事の経験がないので、作業療法士を目指したきっかけを具体的に伝え、学生時代にどのようなことを学び身に付けたのかを伝えることが大切です。
また、ボランティア活動や新人ならではの姿勢をアピールするのも好印象です。
異業種から転職をする人向け
続いては、異業種から作業療法士への転職を目指す人向けの志望動機の例文です。
異業種からの転職向け
前職は営業職として働いておりましたが、仕事を通じて人の人生に直接的かつ長期的に良い影響を与える仕事がしたいという思いが強まり、医療業界への転身を決意しました。
特に作業療法士の「身体」「精神」「社会参加」の側面から、幅広く生活支援ができる点に魅力を感じております。
なかでも地域に密着し、急性期から在宅支援まで一貫されている貴院のサポート体制にも惹かれました。
患者様一人ひとりのニーズを把握し、適切なプランを提案するうえで、営業職で培った傾聴力・課題発見力・提案力が必ず役立つと考えています。
また、営業で培った視点とコミュニケーション力を活かし、患者様だけでなくご家族やスタッフとも円滑な協力関係を築いてまいります。
全くの異業種からの転職の場合は、例文のように前職で培ったスキルを作業療法士の業務にどう活かせるのかを伝えられるとよいですよ。
キャリアアップを目指して同業転職をする人向け
次は、作業療法士としての経験を活かしたキャリアアップを目指し、転職をしたい人向けの志望動機の例文です。
同業転職向け
現在は病院のリハビリ科で勤務していますが、友人が精神的な病で仕事を休職してから精神疾患がある方の社会復帰をサポートをしたいという思いが強まりました。
貴院では患者様それぞれの個性にあわせて創意工夫をした作業活動を実施されており、丁寧に寄り添ったサポートに強く惹かれました。
これまで現場で培ってきた洞察力やコミュニケーション能力を活かし、質の高いリハビリプログラムの提供に貢献します。
また、新人指導やカンファレンス運営の経験から、人材育成や多職種連携の推進に自信があります。
同業転職の場合は違う職場に転職して何をしたいのか、今までの経験をどのように活かせるのかを明確に伝える必要があります。
また、人材育成にも携われるアピールや熱意などを加えて、長く働く意思を伝えられるとさらに好印象です。
20代の作業療法士の転職について詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
復職を目指す人向け
続いては事情があって休職し、作業療法士としての復職を目指す人向けの志望動機の例文です。
復職を目指す人向け
結婚・出産を機に現場を離れましたが、育児を通して「生活を支える」という作業療法の本質を改めて実感しました。
もう一度、多くの人の生活の質向上に携わりたいと強く考え、復職を決意いたしました。
研修制度やチームサポートが充実しており、復職者がスムーズに適応できる貴院の環境に魅力を感じております。
以前は介護施設にて、高齢者のADL維持・向上を目指した訓練に従事しました。ブランク期間中も研修や勉強会に参加し、知識や技術のアップデートに努めてきました。
過去の臨床経験と日々の生活から得た視点を活かし、利用者様に寄り添った支援をおこないます。
また、現場復帰後は迅速に業務へ適応し、周囲と協力しながら質の高いケアの提供に貢献します。
例文の「育児を通して作業療法の大切さに気付き、復帰を決めた」のように明確で熱意を感じる復帰理由を考えると面接官の印象に残ります。
さらに「ブランク中も勉強を続けていた」と例文にあるように、復職への真剣さが伝わるエピソードがあるとより良いです。
管理職を目指す人向け
次は、経験を活かして管理職を目指したい人向けの志望動機の例文です。
管理職を目指す人向け
長年の臨床経験のなかで個々のリハビリ成果だけでなく、チーム全体の力を引き出す重要性を感じ、管理職として組織運営に貢献したいと考えるようになりました。
貴院の多職種協働の文化や人材育成に力を注ぐ体制に大きな魅力を感じています。
これまで急性期から生活期まで幅広い領域で経験を積み、新人教育や部門間調整、業務改善プロジェクトのリーダーも担当しました。
現場視点と経営的視点の両面から判断できる力があります。
組織全体のサービス向上に取り組み、利用者様とスタッフの双方にとって最良のリハビリ環境を提供することを目指します。
管理職を目指すのであれば、志望先の魅力に感じている点と自分の経験・能力を関連付け、即戦力であることをしっかりアピールしましょう。
パートタイム勤務に転職したい人向け
正職員ではなく、パートタイムの作業療法士に転職したい人向けの志望動機の例文です。
パートタイムに転職したい人向け
家庭との両立を大切にしながら、これまで培った作業療法士としてのスキルを地域や施設で活かしたいと考え、パート勤務を希望しております。
短時間でも質の高い支援を提供できる職場を探しており、貴院の柔軟な勤務体制に魅力を感じました。
これまで回復期病棟で主に脳血管疾患のある患者様を担当し、限られた入院期間内での機能回復・ADL向上を実現するための効率的な訓練計画を経験しました。
勤務時間に制限があるなかでも、患者様一人ひとりの目標に沿った効果的なリハビリを提供し、チームの一員として積極的に貢献します。
パートタイム希望の人は勤務時間が短いなかでもどのように即戦力になれるかをアピールし、熱意が伝わる内容にしましょう。
作業療法士が派遣で働く条件やパート・バイトとの違いについて知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
作業療法士の志望動機の例文【職場別】
作業療法士が志望する職場別に志望動機の例文を紹介します。
病院(回復期)
まずは、回復期の病院を志望する場合の志望動機の例文です。
病院(回復期)向け
急性期病棟で働くなかで、社会復帰に向けて機能と生活力を取り戻す過程により深く関わりたいと感じ、回復期病院を志望いたしました。
貴院は多職種連携と個々の生活環境に即したリハビリを重視されており、その姿勢に深く共感しています。
これまで脳血管疾患や整形疾患のリハビリを担当し、ADL改善と早期離床を推進するうえで、患者様の目標に寄り添いながら希望を引き出す支援を大切にしてきました。
急性期病院での経験を活かして患者様1人ひとりに最適な作業活動を提案し、退院後の自立を継続的に支援していきます。
回復期と急性期の病院では提供するリハビリ内容が異なるので、なぜ回復期の現場で働きたいのかを明確に伝える必要があります。
加えて今までの経験をどのように活かせるかもアピールしましょう。
病院(精神科)
続いて、病院の精神科の作業療法士として働きたい人向けの志望動機の例文です。
病院(精神科)向け
学生時代の実習で精神科リハビリを経験し、患者様の社会参加や自立を支える作業療法に魅力を感じました。
貴院は作業療法の枠組みを生活支援・就労支援まで広げており、自分の理想と一致しています。
精神疾患を持つ人への支援において、症状理解と信頼関係の構築が重要だと考えています。
実習やボランティアで傾聴・感情の受容に重点的に関わり、安心して活動できる環境づくりを学びました。
患者様の想いを汲み取りながら、集団活動や個別プログラムの工夫で生活の幅を広げ、社会復帰への一歩を支援する取り組みに貢献します。
精神疾患を持つ人へのリハビリは、相手の感情を汲み取る力が必要になります。
支援方法について学んだことや理解していることを述べたうえで、どう活躍していきたいのかの思いを伝えましょう。
クリニック
次は、クリニック向け志望動機の例文です。
クリニック向け
患者様と長期的に関わり、日々の生活に即した支援をおこなえる地域密着型のクリニックで働きたいと考えております。
特に貴院は医師と療法士間の距離が近く、迅速かつ柔軟な対応が可能な点が魅力的です。
これまでは急性期から訪問リハビリまで幅広く経験し、回復期や退院後の方の生活支援にも携わってきました。また、生活環境を踏まえた適切なアプローチを心がけてきました。
今まで培ってきた臨床経験を活かし、身近な地域医療の担い手として患者様の日常の困り事に寄り添った提案と生活指導をおこない、信頼される存在を目指します。
クリニックでどのような作業療法士として活躍していきたいのか、またなぜその志望先がよいのかを他の職場や前職と比較し、自分の思いを伝えるのがポイントです。
訪問リハビリ
次は、訪問リハビリ向けの志望動機の例文です。
訪問リハビリ向け
急性期の病院で働くなかで、患者様が退院後の生活に苦労されている現実を見る機会が多くあり、環境調整や生活動作の実践支援ができる訪問リハビリに携わりたいと考えました。
医療・介護連携が密に連携しており、地域全体で支える体制が整っている貴施設であれば高品質な支援ができると思い、志望いたしました。
現場で臨機応変な対応をしてきた経験を活かし、個々の環境や生活背景を踏まえたオーダーメイドのリハビリプログラムで、利用者様の自立と生活の質の向上をサポートします。
また、多職種のスタッフやご家族との連携も強化し、安心して在宅生活が続けられる支援提供に貢献します。
なぜ病院や施設ではなく訪問リハビリで働きたいと思ったのか、きっかけやその志望先を選んだ理由を明確にしましょう。
また患者の家族とのコミュニケーションにも触れるなど、在宅ケアで肝心なポイントは何かを理解していることを伝えるのも好印象です。
通所リハビリ
続いては、通所リハビリ向けの志望動機の例文です。
通所リハビリ向け
病院勤務で退院後の訓練不足により再入院される患者様を見て、継続的な支援の必要性を痛感し、通所リハビリの大切さを学びました。
貴施設の個別リハビリと集団活動のバランスが良く、多様なアプローチが可能な環境で、1人でも多くの利用者様が日常生活を取り戻せるように尽力したいと考えております。
また、前職でおこなってきた集団活動の企画・運営やADL訓練経験を活かし、貢献していく所存です。
個々の目標を尊重した訓練と地域交流を促す活動の両面から、利用者様の身体機能改善と社会参加を支援し、笑顔と活気のある施設運営に取り組んでまいります。
なぜ数ある選択肢のなかから通所リハビリで働きたいと思ったのかを明確に伝えましょう。
また志望先の取り組みと自身の経験を関連付け、即戦力になれることをアピールできればより良いです。
介護福祉施設
次は、介護福祉施設向けの志望動機の例文です。
介護福祉施設向け
回復期の病院のリハビリ科で在宅復帰の支援をするなかで、患者様の生活の質を上げるためには退院後のサポートが重要と感じました。
医療・介護双方の視点を持つ多職種が連携している貴施設であれば、高品質な在宅復帰支援ができると思い志望いたしました。
これまで現場で学んだ自立支援の経験を活かして日々のケアに専門性を加え、利用者様の「できること」を増やしていきます。
また職員との協力を深め、施設全体のケアのクオリティ向上に寄与します。
リハビリの対象者のなかで、なぜ介護福祉施設の患者対応に注力したいのかを明確に伝えましょう。
また例文のように「志望先の体制であれば、自分の思い描く支援ができる」と、その職場でなければいけない熱意を感じる内容を含められるとさらに好印象です。
児童福祉施設
続いては、児童福祉施設向けの志望動機の例文です。
介護福祉施設向け
専門学校の実習で児童発達支援に関わり、遊びや日常活動が発達促進に大きな役割を持つことを学び、発達障害や肢体不自由のある子どもたちの成長を支える仕事に携わりたいと考えました。
貴施設の個々の特徴に寄り添った丁寧な支援計画と、多職種連携による包括的な支援体制が整っている点に魅力を感じております。
作業療法の専門知識を活かした活動プログラムで、子どもの意欲と可能性を伸ばしていく所存です。
また実習時の保護者や教育機関との連携内で得た学びを活かし、保護者支援にも力を入れ、家庭と施設をつなぐ存在になります。
数ある職場のなかで、なぜ児童のリハビリに深く関わりたいのかを明確に伝えましょう。
また例文では、学生時代の実習で学んだ具体的な内容を志望理由と抱負に上手く関連付けているのがポイントです。
企業
最後は、作業療法士の経験を活かして企業に応募する人向けの志望動機の例文です。
介護福祉施設向け
介護福祉施設で5年間、利用者様を支援するなかで「もっと個々の悩みに寄り添った福祉用具が作れるのではないか」と考えるようになり、リハビリ機器の開発に携わりたいと決意いたしました。
貴社の「現場ニーズを反映した製品作り」という理念に強く共感しております。
臨床経験と現場視点を活かし、利用者様の声と課題解決を結びつける商品開発に貢献できると確信しております。
営業やマーケティング部門の方々との連携や日々の情報収集も怠らず、現場で感謝される商品開発に尽力していく所存です。
なぜ現場ではなく企業で働きたいのか、自身のスキルを活かして何をしたいのかをしっかりと伝えることが重要です。
また、例文のように自身の理想や想いと企業理念を結びつけられると、より説得力が増します。
作業療法士(OT)にベストな転職時期について知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
作業療法士の志望動機を作成する際のNG事項
作業療法士が志望動機を作成するときに、避けるべきNG事項がいくつかあります。
以下のようなポイントに気を付けて、失敗しない志望動機を作成しましょう。
説得力のない内容
説得力に乏しい志望理由にならないよう意識しましょう。
志望先を選んだ理由と入職後の目標に関連性がなく、一貫性の欠けた内容は説得力がありません。
以下のNG例文を見てみましょう。
NG例
貴施設は地域密着型の丁寧な支援体制として評判が高く、雰囲気も良いと感じたので志望いたしました。
入職後は専門知識を深めていきたいです。
上記は評判や雰囲気を理由にしている点は悪くないですが、「なぜその施設である必要があるのか」や「作業療法士としてどのような知識を深めたいのか」が抜けており、志望理由と目標の接点がありません。
応募先の特色を理解したうえで、志望理由と将来の目標を関連付けて記載することが大切です。
採用担当者の視点を意識し、理解しやすい文章構成を心がけましょう。
待遇や条件だけで判断していると思われる内容
勤務先の条件や待遇について気になるのは当然のことですが、「他の職場より高収入が得られるため」「十分な休日が確保できるため」などがメインの志望動機は避けましょう。
なぜなら「実際の作業療法士としての仕事内容には関心がないのではないか」という印象を与える可能性があるためです。
採用担当者に良い印象を与えるためには、志望先の企業理念や取り組みで魅力を感じた点や共感ポイントなどを盛り込みましょう。
さらに、その職場で働きたいと感じる明確な理由を加えることで、志望動機がより伝わりやすくなります。
失礼だと取られてしまう表現
マナーがないと思われるリスクがある表現は避けましょう。
悪意がなくても、表現方法によっては採用担当者に不快感を与えてしまう恐れがあります。
よくある失敗例としては「小規模施設で患者様と密接に関わりたい」という内容です。
志望先が小規模であることを強調していない場合は、失礼だと取られることがあります。
他にも「貴施設のリハビリテーション品質を向上させます」は、上から目線で失礼な印象を与えやすいので要注意です。
マイナスな印象を与える転職理由
現職場への不満が転職のきっかけであっても、否定的な理由の記載は控えましょう。
本音を素直に伝えても「短期間で退職するのではないか」というマイナスな印象を与える可能性があります。
否定的な内容は肯定的な表現に変換し、目標として表現してみてください。

末永

実際にどのように否定的な理由を肯定的な表現に変えるのか、例を紹介しますね。
例1. 人間関係の悩みで転職する場合
「チームワークを重視し、周囲と連携しながら業務を進めたい」
例2. ハードすぎる勤務環境が不満で転職する場合
「患者様1人ひとりと丁寧に向き合える環境で支援したい」
上記を参考にし、好印象になる転職理由を考えてみてください。
オリジナリティがない内容
志望動機の例文は丸写しせず、必ず自分にしか書けないオリジナリティ要素を加えましょう。
就職・転職対策の書籍やインターネット上の志望動機の例文は、あくまで参考資料です。
仮に例文を丸写ししたとしても、面接で説得力のある受け答えができなかったり、回答に詰まったりして不信感を与える可能性が十分にあります。
すでに作業療法士としての経験があるなら「培ってきたスキルをどう活かせるのか」、未経験なら「学生時代に学んだことや、自分の長所を活かしてどのような作業療法士になりたいのか」などをオリジナルの内容で盛り込みましょう。
特に初めて就職・転職する人は修正するべき点がわからず、気づかぬうちに採用担当者を不快にさせる志望動機を作ってしまうこともあります。
志望動機の作成が不安な人は、作業療法士に特化した転職サイト・エージェントに登録して添削してもらうのがおすすめです。
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作業療法士の志望動機が書けないときの解決策
書き方や例文を調べて志望動機の作成に取り掛かっても良い内容が思いつかず、結局書けないときの解決策を紹介します。
以下の3つを試してみてください。
自分と志望先の共通点を見つける
自分と志望先の共通点を探すために自己分析をしましょう。
以下のような点をリストアップしてみてください。
自己分析リスト
- 興味・関心
- 好きなことや得意なこと
- 強み
- 目標
上記をまとめたら、次は志望先の理念や取り組みを調べます。
2つの情報を照らし合わせ、志望先で活かせそうな自分の趣味やスキルを見つけてみてください。
今まで学んだことや経験を改めて思い返してみる
今まで自分が学んだことや、経験を通して身に付けたスキルを整理しましょう。
仕事の経験のみならず、学生時代に学んだことや日常生活で気づいたことでも構いません。
自分の考え方やスキルをまとめることで、志望先の業務でどのように貢献できるかが見えてきます。
転職エージェントに添削してもらう
志望動機が完成しても「他の応募者と差別化できているか分からない」ときは、転職エージェントに添削してもらいましょう。
転職エージェントは、求職者それぞれの強みやスキルをどうアピールすれば効果的かを志望先にあわせて的確にアドバイスしてくれます。
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作業療法士の面接で志望動機を伝えるときのポイント
志望動機は面接で伝えるときのポイントも押さえておく必要があります。
書類選考が通過したら、以下のような点に沿って志望動機の伝え方を練習しましょう。
履歴書に書いた内容と矛盾がないようにする
作業療法士の面接で志望動機について回答する際は、履歴書に記載した内容と矛盾がないようにしなければなりません。
履歴書の内容と異なる話をしてしまうと志望動機に統一性がないことで不信感を持たれ、低評価につながってしまいます。
面接では履歴書の志望動機について詳しく質問されることも多いので、事前に予想できる関連エピソードを準備しておくとスムーズに回答できます。
話す順番に気を付ける
作業療法士の志望動機は、結論→理由→展望の順番で伝えましょう。
まずはじめに「なぜその応募先の作業療法士として働きたいのか」から述べることで面接官は要点を理解しやすく、印象にも残りやすくなります。
その後に志望する詳しい理由を自身の経験や価値観と関連付けて説明し、入職後の働き方や目標について述べることで、説得力のある伝え方になります。
話す時間は2分を目安にする
志望動機の説明時間は約2分が適切とされています。
時間が短すぎると意欲が十分に伝わらず、長すぎると面接官が要点を十分に把握できないためです。
また、人間が1分間で話せる文字数は250〜300文字程度とされています。
履歴書に書く志望動機の文字数の目安は200~300文字とお伝えしたので、面接で話す際にはさらに作業療法士としての具体的なエピソードや考え方を追加するなどして、2分程度になるよう調整しましょう。
2分程度で話せるよう練習することは大切ですが、文章を暗記したような棒読みはあまり好印象ではありません。
履歴書に書いた内容をベースに、経験を通して感じたことや志望先で成し遂げたいことなど、自然に出てくるような内容を付け加えるイメージで考えてみましょう。
作業療法士の面接で聞かれる定番の質問・回答例に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
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作業療法士の志望動機に関するよくある質問
作業療法士の志望動機に関するよくある質問と回答をまとめたので、確認してみてください。
作業療法士になりたい理由はどう書けばいい?
作業療法士を目指す理由は人それぞれですが、人の役に立ちたい思いは共通している部分です。
代表例は以下の3つです。
- 社会復帰までの支援がおこなえる仕事がしたい
- 自身や家族が作業療法士に支えてもらった経験から憧れた
- 精神科領域でも役に立てる仕事に興味がある
書き方に迷った際は、自身が作業療法士になりたいと思ったきっかけを思い返してみましょう。
志望動機はどう書けばいい?
作業療法士の志望動機を書くときのポイントは3つあります。
- なぜ作業療法士がよいのかをまとめる
- なぜその職場がよいのかを整理する
- 作業療法士に求められる人物像を把握する
作業療法士に求められるものは何?
作業療法士は根気強さや患者の気持ちを察する洞察力が求められます。
患者のなかには結果が出るのに時間がかかり、やる気を失くしてしまう人もいますが、諦めずに向き合わなければいけません。
また、体に不自由があることから心を閉ざし、感情を上手く伝えられない人もいます。
個々の体調や心境を読み取り、常に適切なリハビリプログラムを考える必要があります。
新卒の場合は「なぜ作業療法士になりたいのか」について、具体的なエピソードやきっかけを交えて説明しましょう。
転職の場合は「なぜ作業療法士になったのか」に加えて実際の仕事を通してどう感じ、今後どうなっていきたいのかを伝えることが大切です。