失業手当の求職活動はハローワーク以外でも大丈夫!効率的な方法と組み合わせを徹底特集

失業手当受給のための求職活動実績として、ハローワーク以外での活動も一定の条件のもと認められます。
どのような活動をすれば問題ないのか、効率的に実績を獲得する方法や組み合わせを、転職のプロ目線で詳しく特集していきます。
注意点も含めて解説しますので、ぜひ最後まで確認してください。
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ハローワーク以外での求職活動でも失業手当の受給は可能
失業手当はハローワーク以外の求職活動でも受給対象となります。
たとえば、転職サイトで求人に応募したり、転職エージェントの面談を受けたりセミナーに参加した場合でも求職活動実績として認められるのです。
失業手当の目的は再就職までの生活を支えることで、求職活動実績とは、「再就職に向けて積極的に就職活動をしている証拠」です。
この証拠は決してハローワークでの活動に限定されていません。就職のために行動していると客観的に示すことができるものであれば、ハローワーク以外での活動も求職活動実績として認められるのです。
					 
							
ハローワーク以外で実績として認められる代表的な求職活動7選
ハローワーク以外でも、就職や再就職に向けた具体的な行動を行えば、失業手当のための求職活動実績として認められます。
厚生労働省に求職活動実績として定められている方法は数多くありますが、その中でも代表的といえる7つの方法を紹介していきますね。
転職サイトやエージェントからの求人応募
ハローワーク以外で特に簡単に求職活動実績を作ることのできる方法が、転職サイトやエージェントからの求人応募です。
応募後の結果は実績には関係ありません。リクルートエージェントやdodaなどで求人を選び、応募ボタンを押して応募を完了すれば、それだけで1回分の求職活動実績となります。
また、1日に複数の企業へ応募すれば、その分をそれぞれ1回ずつの実績として申告できます。
求人への応募は時間を選びませんので、いつでもどこでも実績作りができるのが最大のメリットです。
					 
							
求人応募を実績とするには、応募が完了した画面のスクリーンショットや、応募完了メールを提示する必要があります。
応募したつもりになって、認定日直前に応募が完了していないことに気づくと実績不足となる恐れがありますので、応募後には完了画面を保管する習慣をつけておくのがおすすめです。
求人応募を積極的に活用したい人は、以下の2記事も併せてチェックしておきましょう。
転職エージェントでの面談
転職エージェントでのキャリア面談も求職活動実績として正式に認められています。
面談は対面でもオンラインでも構いません。登録後の初回面談はもちろんのこと、応募書類の添削をしてもらったり、面接対策を受ける場合にも実績とすることができます。
面談確認メールや、職業相談証明書などが活動の証拠となりますので、面談時には必ず確認するようにしましょう。
転職エージェントの面談はただ実績となるだけでなく、プロ目線での転職サポートを受けられますので、理想の企業への就職を目指すための行動としてもおすすめですよ。
					 
							
転職エージェントを使う場合、まずは大手総合型のエージェントに登録しておきましょう。
幅広い業界、業種の求人を取り扱っているので、今までの経験にあった企業を見つけてもらいやすく、選択肢を効率的に増やすことができます。
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総合型の大手3社については以下の記事でそれぞれを詳しくまとめていますので、ぜひ併せてチェックしてみてください。
転職エージェントのオンラインセミナー受講
最近、求職活動実績の定番になりつつあるのが転職エージェントのオンラインセミナーの受講です。
転職に関するセミナーであれば実績として認められます。たとえば以下のような講座が対象となります。
実績となるセミナー例
- 履歴書・職務経歴書の書き方講座
- 面接対策セミナー
- キャリアデザイン・自己分析講座
- 企業研究・業界研究セミナー
似たテーマのセミナーを複数回受講しても1回分ですが、テーマが明らかに異なれば複数回としてカウントされます。
パソコンやスマートフォンがあればどこからでも参加できるのが魅力で、気軽に求職活動実績を積むことができますよ。
					 
							
オンラインセミナーの中でも特におすすめなのがリクルートエージェントの開催するセミナーです。
リクルートエージェントのセミナーはジャンルが多く、何度も求職実績作りに活用できます。また、いつでも視聴できるアーカイブ版のセミナーが用意されていて、いつでも受講できるのも大きなメリットですね。
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リクルートエージェントのオンラインセミナーについては以下の記事でより詳しく特集しています。
派遣会社での職業相談・登録面談
派遣会社に登録し、担当者との本登録面談や職業相談を受けた場合も求職活動実績になります。
派遣スタッフ登録時には、職歴や希望条件のヒアリング、求人紹介がセットで行われることが多く、これらはすべて「職業紹介事業者による職業相談」に該当します。
派遣先が決まらずとも問題はありませんが、仮登録やプロフィール入力だけでは対象外となってしまいます。
派遣会社での求職活動を実績にする場合は、必ず担当者と面談を行い、相談日や派遣会社名を記録しておきましょう。
転職フェアへの参加・個別相談
職業紹介事業者や自治体、大学などが主催する転職フェア、企業の合同説明会への参加も求職活動実績として認められます。
多くの転職フェアでは参加証明書を受付で発行してくれますので、参加する場合は忘れずに証明書をもらうようにしましょう。
なお、複数企業と個別相談をおこなったり、説明会後に求人応募や個別面談に進んだ場合などは、企業数に応じて複数回分の実績として認められるケースもあります。
					 
							
転職フェアは年に1回など、開催頻度が決して多くはありません。ただ、「一度に複数の企業と面談できる場」で、2回の求職活動実績を一気に作ることができますので、タイミングがあえばぜひ出向いてみてください。
地方自治体・公的機関主催のセミナー・相談会
地方自治体や公的機関が開催する就職支援セミナー・相談会も、ハローワーク以外の求職活動として認められます。
たとえば、都道府県や市区町村が主催する「再就職支援セミナー」「キャリアカウンセリング」「女性・シニア向け面接講座」などが該当します。
ハローワークと比べて地域密着型で安心感があり、より参加しやすい雰囲気があるのが特徴です。
一部自治体では、オンラインセミナーも開催しています。自分の住んでいる自治体の公式サイトや、ハローワークに掲示されているセミナー情報をチェックして探してみてください。
再就職に関係する資格試験・検定の受験
再就職に役立つ資格試験・検定の受験も正式な求職活動実績に含まれます。
たとえば以下のような資格の受験が実績として認められます。
- 事務職志望者が日商簿記を受験する
- IT業界志望者がITパスポート試験を受験する
- 不動産業界志望者が宅地建物取引士資格試験を受験する
自分が希望する職種、業界に合わない資格を受験しても、ハローワーク職員に確認されて実績とならない場合がありますので注意してください。
					 
							
資格受験の証明には受験票や合否通知書などが利用できます。
実績のためだけに資格受験をするのは手間や費用の面でおすすめできません。ただ、元々取得しようとしていた資格がある場合などには、ぜひ実績としても活用しましょう。
					 
							
今回紹介した中で実績作りに一番おすすめなのは、リクルートエージェントのオンラインセミナーです。
自宅から出ることなくいつでも参加可能ですし、受講後のお礼メールが参加証明書となります。無料で簡単に求職活動実績を積むことができますよ。
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求職活動実績として認められない活動とその理由
ハローワーク以外でも求職活動実績を作ることは可能ですが、その一方で「これも実績になるだろう」と思って行動しても、実は認められないケースが少なくありません。
失業手当を受け取るためには、認定日までに就職に向けた具体的な行動をする必要があります。求職活動のための情報収集や、準備作業は基本的に求職活動とはみなされません
ありがちなNGパターンを以下の5つに分けて解説していきます。
求人サイトの閲覧・検索のみ
転職サイトで求人を検索しただけでは、求職活動実績にはなりません。
多くの人が「求人を調べたのだから活動のうちでは?」と思いがちですが、ハローワークが重視しているのは就職につながる具体的な行動です。
求人検索だけだと、本当に応募しようとしているのかどうか判断できません。応募ボタンを押してエントリーすることでようやく求職活動実績として認められます。
					 
							
転職エージェントであれば、担当者と面談しながら求人を探してもらうだけでも実績となります。
その後に求人に応募すればさらに1つの実績となりますので、あっという間に2回の実績を満たすことができますよ。
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転職サイトやエージェントへの会員登録だけ
転職サイトや転職エージェントへの登録も転職のための活動ではありますが、登録しただけでは求職活動実績にはなりません。
登録は「準備段階」であり、ハローワークの定義する求職活動には含まれないのです。
ただし、登録後に以下のような行動をすれば、実績としてカウントされます。
- 登録後に求人へ応募した
- 担当者と面談した
- スカウトを受けて応募・面接に進んだ
登録するだけでなく、登録後に具体的に求職に向けた具体的な動きをするがあると考えてください。
SNSでの投稿やDMなどのやり取り
SNS上で企業と求人に関するやり取りをしていたとしても、求職活動実績としては認められません。
SNSの投稿は非公式扱いとなりますし、相手が実在しているかの確認を取ることも難しいです。そうした理由から客観的な活動記録としては扱われません。
また、「転職活動中です」「仕事を探しています」などと投稿してもやはり実績にはなりません。
					 
							
SNS経由で企業から正式なスカウトが届くなどで、実際に応募・面談をおこなった場合は実績となります。SNSはきっかけ作りとはなりますが、求職活動の準備行動として捉えられると認識しておきましょう。
企業への問い合わせや資料請求
企業に「求人はありますか?」と問い合わせたり、資料を請求しただけでは実績になりません。
問い合わせだけではまだ実際にその企業の求人に応募するかはわかりません。情報収集の段階では、まだ求職活動としては不十分と捉えられてしまうのです。
もちろん、問い合わせ後に求人にエントリーすれば求職活動実績となります。あくまでも就職に直接つながる行動でなければ実績と認められないと考えておきましょう。
知人の会社訪問
「知り合いの会社に行って就職の相談をした」「知人に働いてほしいといわれて会社を見学した」など、非公式なやり取りは求職活動とは認められません。
求職活動実績には、誰が見ても実績と確認できる客観性が求められます。たとえば企業面接やセミナー受講などは、活動をした記録が名簿などで企業側に残ります。しかし、会社訪問だけでは公式な活動履歴や証拠が残りません。
仮に「面接のような話をした」と求職者が感じていても、会社側が正式な面接として扱っていない限りは、実績にはならないのです。
					 
							
ただし、「訪問後に履歴書・職務経歴書を提出した」「企業側が面接として対応した」「その企業がハローワークや転職サイトに求人を掲載している」などの場合は実績として認めらえる可能性があります。
実際の選考フローに乗っているかどうかが判断のポイントです。不安であればハローワークに確認するようにしてください。
ハローワーク以外での求職活動のメリットとデメリット
結論から言うと、ハローワーク以外の求職活動には「時間と自由度の高さ」という大きなメリットがあります。
ただし、ハローワークの活用にもメリットはあり、完全に使わないのは状況によっては損をする可能性もあると考えることが大切です。特徴を把握して効果的に使い分けていきましょう。
ここでは以下の順番でハローワークを使わずに求職活動実績を作ることのメリット・デメリットを解説していきます。
ハローワークを使わないメリット
ハローワークを使わないことの主なメリットは以下のとおりです。
							
						ハローワークを使わない3つのメリット		
- 自分のペースで活動できる
- 専門的な支援が受けられる
- 求人の幅や質が広がる
ハローワークは平日昼間の来所が基本で、混雑状況によっては長時間待たされることもあります。その一方、転職サイトでの応募やオンラインセミナーの受講は24時間いつでも可能です。
また、ハローワークでは地域密着型の求人紹介が中心となりますが、転職エージェントにはハローワークが保有していない求人を紹介してくれたり、履歴書添削、面接練習、求人選定のサポートなど、自分の経歴や希望に合わせた支援をおこなってくれます。
ハローワークだけにこだわってしまうと、求職活動の幅が狭まってしまい、求職活動実績が作りづらいだけでなく、理想の転職をするチャンスを逃してしまう可能性があるのです。
					 
							
転職エージェントを活用すると、求職活動実績に困ることがなくなります。たとえば昼間にオンラインセミナーを受講して、その日のうちに1件の求人に応募すれば、それだけで2回分の実績になります。
「短期間で失業手当のための求職活動実績を作りたい」という人にとっては、この効率の良さは大きなメリットですよ。
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求職活動実績作りには裏ワザと呼べる方法も複数あります。次の記事を確認して、効率的な就職活動をしていきましょう。
ハローワークを使わないデメリット
ハローワーク以外のサービスは確かに便利です。ただし、デメリットが存在しないわけではありません。
デメリットをこちらも3つ紹介します。
							
						ハローワークを使わないデメリット		
- 実績の証拠の管理を自分でおこなう必要がある
- スケジュール管理が大切になる
- 認定日を有効活用できない
まず、ハローワークで職業相談を受けたり、セミナーに出席した場合、求職活動実績は自動的に記録されます。しかし、民間等での活動では自分で証明資料を保管する必要があります。
これをうっかり忘れてしまって、認定日当日に慌てて作成することになったり、場合によっては実績として認められないリスクがあると考えてください。
また、当然ではありますが、求職活動のスケジュールは自分で管理しなければいけません。ハローワークに通う場合は担当者が進捗をチェックしてくれますが、ハローワーク以外での活動は実績回数の管理をすべて自分でおこなう必要があります。
問題ないと思って準備した2回分の実績が、認定日当日に認められず実績不足となるケースも多く、注意深く求職活動を進めていかなければいけません
					 
							
認定日当日にはハローワークに来所する必要がありますが、せっかく出向くなら、そのタイミングでハローワークの職業相談を受けるのも非常に効率的な実績作りの方法です。
ハローワークを使わないと決めてしまうと、せっかく簡単に積み上げられる実績を逃してしまうことになってしまいます。状況に合わせて、ハローワークとハローワーク以外を活用する。これが一番バランスのよい考え方だと考えておきましょう。
ハローワークの職業相談については以下の記事も参考にしてください。
ハローワーク以外も活用した求職活動実績作りのおすすめの組み合わせ
ハローワーク以外のサービスを活用して求職活動実績を作るなら、できるかぎり効率的に進めていくのがベストです。
ここでは実際のおすすめできる以下の3つの組み合わせを紹介します。
それぞれ詳細を伝えますので、状況に合わせて使い分けてくださいね。認定日のハローワークでの職業相談と転職エージェントのオンラインセミナー
私がもっとも効率的だと考えるのが、失業手当の認定日当日にハローワークで職業相談を受けておいて、もう1回の実績を転職エージェントのオンラインセミナーで積むという組み合わせ方です。
認定日にはハローワークに来所する場合がほとんどですが、認定日当日の職業相談は次回の認定日分の求職活動実績となります。
認定日に職業相談を受けておけば、あとは好きな時にエージェントのオンラインセミナーを受講するだけで、時間的な負担を最小限に抑えて実績を作ることができますよ。
					 
							
認定日当日の午前中に職業相談を受けて、午後にリクルートエージェントのアーカイブ版のオンラインセミナーを受ければ、1日で求職活動実績を満たすことも可能です。
以降は自分の好きなペースで求職活動できますし、特に負担の少ない方法だといえるでしょう。
求職活動実績を作るのにおすすめの転職エージェント
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 業界No1!専門性を高められるセミナーもあり
転職エージェントのオンラインセミナーと求人応募
認定日当日に時間が限られてしまい、職業相談を受けられない場合は、転職エージェントのオンラインセミナーと求人応募を組み合わせるのもおすすめの方法です。
どちらも自宅で完結できますので、介護や子育てなどで外出する余裕が少ない人には最適だと考えてください。
転職エージェントが開催するオンラインセミナーを受講し、受講後すぐに学んだ内容を活かして求人に応募します。これだけで2回の求職活動実績が問題なく満たされます。
					 
							
別テーマのオンラインセミナーを2回受講するのも効率的な実績獲得方法です。
ただ、求人応募をしておかないと転職は絶対に決まりません。転職エージェントを活用しながら興味の持てる求人を見つけていくことで、求職活動自体を前へ進めていくことにつながりますよ。
転職エージェントの面談と求人応募
転職エージェントは併用可能ですので、複数の転職エージェントに登録しながら、初回面談と求人応募を進めていくのも効果的な方法です。
多くの転職エージェントには全国に支部があり、担当者の質はどうしてもバラバラになる傾向があります。
複数のエージェントに登録して、担当者のサポートを受けていけば、自分に合ったアドバイザーが見つかる可能性が高まります。そうした中で求人にも応募しておけば、就職活動を効果的に進めつつ、求職活動実績がすぐに満たされていきますよ。
					 
							
転職エージェントには総合型と特化型の2つの種類があります。
リクルートエージェントやdodaなどの総合型は幅広い求人を扱い、特化型は20代に強いマイナビジョブ20's、ハイクラス求人の多いビズリーチ、ITに強みのあるGeekly(ギークリー)など、年代や職種を絞ったサービスが特徴です。
まずは総合型のエージェントを柱にしつつ、自分の属性に合った特化型エージェントを併用していけば、専門的なサポートと求人の選択肢が増え、より有利に転職活動を進めることができます。
以下の記事ではおすすめする転職エージェントを総合型、特化型の両方で紹介しています。転職エージェント選びに迷ったら、ぜひチェックしてみてください。
ハローワーク以外を利用した求職活動実績作りでの注意点
ハローワーク以外で求職活動をする場合は、活動の自由度が高い反面、ルールや記録管理に注意が必要です。
せっかく行動しても、認定日に正しく申告できなかったり、証拠が残っていなかったりすると、実績として認められないケースもあります。
当日に慌ててしまったり、失業手当の受給が繰り越しとなると、せっかくの効率的な求職活動実績作りが無駄になってしまいます。
上記の5つの注意点をしっかり把握して、認定日当日にピンチにならないようにしておきましょう。失業認定申告書に正しく記載する
 
最も重要なのが、「失業認定申告書」の正確な記入です。申告書は、どんな活動をいつ・どこで行ったかを記録する唯一の公式書類です。
誤字や記入漏れがあると再提出を求められることもあり、最悪、失業手当がその月は受け取れないケースもあります。
以下のポイントを意識して丁寧に書きましょう。
- 記入には黒ボールペンを使う(鉛筆・消えないボールペンは不可)
- 「ア.求職活動をした」に〇を記入
- サービス名だけでなく、会社名も記載する
- 活動内容は具体的に記載する
- 活動日・利用期間・内容の3点セットで記載する
特に注意が必要なのが、活動内容を簡略化しすぎないことです。「リクルートエージェントの「〇〇(セミナー名)」をテーマにしたオンラインセミナー受講」「株式会社〇〇に応募」など、活動の対象がハッキリとわかるように記載してください。
					 
							
「どこで・何を・いつしたか」を具体的に書くのが基本です。あとで自分でも見返せるよう、活動記録をメモしておくと安心ですね。
基本的に求職活動実績は月2回必要
失業手当を受け取るには、認定日までに定められた回数の求職活動実績が必要です。
回数は受給開始のタイミングによって異なります。
| 認定区分 | 必要な実績回数 | 期間の目安 | 
|---|---|---|
| 初回認定日 | 1回以上 | 約4週間 | 
| 2回目以降の認定日 | 2回以上 | 約4週間ごと | 
初回だけは1回分でOKですが、2回目以降は原則として2回以上の実績が求められ、もし活動が足りないと、その期間の失業手当が支給されないこともあります。
「あと1回足りない」とならないよう、スケジュールを組んで計画的に動いていきましょう。
求職活動の証拠となる資料を必ず保管する
ハローワーク以外での活動は、証拠資料がないと実績として認められないことがあります。そのため、活動ごとに証拠を必ず残しておくことが大切です。
以下のような資料は必ず保存しておきましょう。
- 求人応募完了メール(またはスクリーンショット)
- オンラインセミナーの参加証明書
- 転職エージェントとの面談記録(日時・担当者名など)
- 企業説明会や合同面談会の参加証明書
電子データで届いたものは、印刷して申告書と一緒に保管しておくと安心です。ハローワーク側から確認を求められた場合にスムーズに提示できますよ。
					 
							
オンライン中心で活動する人ほど、「証拠を残す」意識が大事です。受講証や応募メールはフォルダ分けして管理しておきましょう。
認定日の求職活動は次回の実績となる
失業手当の認定日は「前回の認定日から前日までの活動」が対象となるため、認定日当日に行った求職活動は次回の実績としてカウントされます。
認定日当日に実績が足りないからと、慌ててオンラインセミナーを受ける等の活動をしても、受給が認められない可能性がありますので、注意しておいてください。
求職活動実績作りは認定日の前日までに終わらせておいて、当日はハローワークでの手続きに専念するようにしましょう。
もしギリギリのタイミングになりそうな場合は、セミナーの受講証発行日や応募完了日を確認しておくと安心です。
虚偽申告は絶対に避ける
「ハローワーク以外の活動ならバレにくい」と考え、実際にはやっていない活動を申告するのは不正受給に該当してしまいます。
不正が発覚した場合は、以下のような厳しい処分を受ける可能性があります。
- 受給した手当の全額返還
- 返還額の最大2倍の追加徴収
- 今後の失業給付の停止
- 悪質な場合は詐欺罪として刑事罰の対象になる
ハローワークでは、申告内容をもとに企業やサービスの主催者へ確認を取ることもあります。リスクを避けるためにも、実際に行った事実だけを正直に申告することが基本です。
					 
							
「少しくらい大丈夫」と思って申告すると後で大変です。不正受給は重いペナルティになるので、事実だけを丁寧に記録しましょう。
もし認定日に実績が足りなかったとしても、失業手当がまったく受け取れなくなるわけではありません。翌月に実績が提出できればまとめて給付されますので、虚偽申告だけは絶対にしないようにしてくださいね。
ハローワーク以外での求職活動でよくある質問
ハローワーク以外での求職活動実績作りをして失業手当を受け取ることに関する、よくある質問をまとめておきます。ハローワーク以外の活動だけで失業手当を受け取れますか?
はい、ハローワーク以外の活動だけでも問題ありません。厚生労働省は「求職活動実績」として認められる行動を定義しており、転職エージェントでの面談、オンラインセミナー、求人応募なども正式にカウントされます。
活動内容を申告書に正確に記載し、証拠を残しておくことが前提ですので、その点については注意してください。
ただし、認定日当日のハローワークでの職業相談は実績作りとしては特に効率的な方法なので、ハローワークでの活動と組み合わせての求職活動を進めるのがおすすめです。
オンラインセミナーアーカイブ視聴でも実績になりますか?
アーカイブ視聴が対象になる場合もありますが、ハローワークによって判断が異なりますので、利用するハローワークに確認するようにしましょう。
なお、主催者が職業紹介事業者であり、セミナー内容が就職に関することでなければいけません。たとえば、健康に関するセミナーなどは実績として認められない可能性があります。
1日で複数の活動をすると、すべてカウントされますか?
はい、内容が異なる活動であればそれぞれ1回分としてカウントされます。
たとえば、「午前にエージェント面談、午後に求人応募2件」を行えば、合計3回分の実績になります。
ただし、「同じセミナーを複数回受けた」「同じ求人に重複応募した」などは1回分にしかなりません。テーマや内容が異なる活動を組み合わせると効率的です。
求職活動実績の虚偽申告は必ずバレますか?
必ずバレるとは限りませんが、虚偽申告はバレてしまうものと考えておくことが大切です。
申告書や求職者の言動に少しでも怪しいところがあれば、ハローワークは企業や主催者に書類の確認をします。その結果、虚偽申告だとわかると、失業手当が受給できないだけでなく、受給資格の取り消し、罰金の支払いなど、重い罰が与えられてしまいます。
リスクが大きすぎるので、虚偽申告は絶対にしないようにしましょう。
企業の公式サイトやSNSからの直接応募も実績になりますか?
実際に応募すれば、転職サイトやエージェント以外からでの求人応募も実績として認められます。
応募日や会社名、担当者名などできるだけ詳しい情報をメモしておいて、申告書に記載しましょう。
応募時のスクリーンショットを保存しておいて、証拠として添付することも大切です。
ハローワークを利用しないと職員の心証が悪くなりませんか?
最近ではハローワーク以外での求職活動は一般化しており、ハローワークの職員も対応に慣れています。ハローワークを使っていないからといって問題視されることはありませんので、安心してください。
あくまでも、求職活動実績を正しく提示することが大切です。実際におこなった活動を堂々と届け出れば大丈夫ですよ。
ハローワーク以外での求職活動実績ならオンラインセミナーを活用しよう
ハローワーク以外の活動は、自由で柔軟に実績を作れる反面、自己管理が欠かせません。
そうした中で、もっとも簡単なのが転職エージェントのオンラインセミナーへの参加です。
セミナー参加後に参加証明書が発行されますし、セミナーの種類も豊富なので、複数の求職活動実績を作ることができます。
もちろん、セミナーの質も高く、内容そのものが転職活動に役立ちます。実績作りのための活動と、キャリアアップにつながる学びの場の両方に活用できますので、ぜひ有効活用していきましょう。
					 
							
リクルートエージェントであれば、参加後のお礼メールが証明書代わりになるので、より気軽に出席することが可能です。
また、求人数が非常に多く、履歴書・職務経歴書の添削や、面接対策などのサポートも受けられますので、実績を作りながら理想の企業への転職に近づいていけますよ。
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昔と比べて求職活動の方法は幅広くなっています。ハローワークもそうした時代の変化に対応して、民間の転職サービスも含めて実績とするようになったと考えてください。
ただし、求職活動であれば何でも実績となるわけではない点に注意が必要です。転職サイトを閲覧するだけなど、「行動の記録」が残らない活動は認められません。