ワコールの平均年収は585万!残業代や昇給制度などについて紹介
ワコールの平均年収がどれくらいなのかをズバリ紹介します。また、平均年収の推移、職種別、競合他社との年収も比較して説明します。
さらに気になる残業代やボーナスについても徹底解説します!
ワコールの平均年収は約585万円
ワコールはワコールホールディングスの子会社であるため、今回は2020年6月に公開されたワコールホールディングスの有価証券報告書を元に平均年収を紹介していきます。
ワコールホールディングスの有価証券報告書によると、平均年収は約585万円です。
dodaの「平均年収ランキング最新版(業種別)」を見てみると、ワコールが属する繊維メーカー全体の平均年収は387万円です。
業界全体の年収を比較すると198万円もの差があり、ワコールの年収は高いことがわかります。
女性下着市場シェア国内1位
ワコールの平均年収が高い理由として、国内の女性用下着市場において首位のシェア率を誇っていることが挙げられます。
近年は事業が世界へと広がっており、売上高の約40%が海外のものであるほど好調な動きを見せています。
ちなみにワコールの勤続年数と平均年齢は以下のようになっています。
勤続年数 | 20.6年 |
---|---|
平均年齢 | 46.9歳 |
ワコールの平均勤続年数は、国税庁が発表している「民間給与実態統計調査(令和元年)」の平均勤続年数12.4年よりも長いです。
年収が高いワコールへ転職するには
ワコールへ転職したいのなら、転職エージェントの利用をおすすめします。
なぜなら、ワコールのような大手企業の場合は、大手の転職エージェントに求人依頼をして採用をおこなっているケースが多い傾向にあるからです。
また、これまでに転職者を支援してきたノウハウで、応募書類の作成・添削から面接対策までおこなってくれます。自分で直接応募するよりも内定獲得に向けた対策を万全にすることができます。
大手企業への転職に強い転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する定番エージェント -
マイナビエージェント
20代・第二新卒の転職サポートに強み
転職エージェントの他に、スカウト型の転職支援サービスに登録するのもおすすめです。
なぜなら、ワコールだけでなく、同業他社の人事やヘッドハンターからオファーが届く可能性があるからです。
転職はしたいけど、希望する求人がない人は以下で紹介するビズリーチに登録し、オファーが届くのを待つのも1つの方法です。
スカウト型の転職支援サービス
-
ビズリーチ
人事やヘッドハンターから直接オファーが届く!
ワコールへの転職を考えている人は、以下の記事も読んでみてください。
ワコールの平均年収の推移
ワコールの過去5年間の有価証券報告書を参考に、平均年収の推移を以下の表にまとめてみました。
2016年 | 616万円 |
---|---|
2017年 | 641万円 |
2018年 | 598万円 |
2019年 | 592万円 |
2020年 | 585万円 |
上記の平均年収の推移を見てみると、2017年以降下がっていることがわかります。これは、国内のインナーウェア市場規模が年々縮小していることによる業績下落からくるものだと考えられます。
また、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により海外事業にも大きく打撃が及んだため、年収下落を招いています。
ただし今後は、低採算が続く百貨店ビジネスの見直しや巣ごもり消費で好調なインターネット事業の拡大により収益アップが見込まれるため、業績が安定し、年収も増える可能性があります。
ワコールの職種別平均年収
2021年1月時点のOpenWorkに投稿されている年収データを元に、独自の方法で職種別平均年収を算出してみました。
営業系 | 509万円 |
---|---|
企画・事務・管理系 | 640万円 |
販売職 (ビューティーアドバイザー) |
320万円 |
もっとも高いのは企画・事務・管理系の640万円で、もっとも低いのは販売職(ビューティーアドバイザー)の320万円となっています。
販売職(ビューティーアドバイザー)の年収が低い理由としては、契約社員といった非正規雇用者が含まれているためだと考えられます。
企画・事務・管理系の年収がもっとも高い理由として、役職に応じたボーナス支給があることや管理職になると昇給の上がり幅が大きくなることが挙げられます。
回答人数や回答者の役職などにもよって平均年収は変わってくるので、参考程度に見てもらえればと思います。
ワコールと競合他社の年収比較
ワコールと同じインナーウェア業界で最大の競合といえば「トリンプ」です。また近年ではユニクロを運営するファーストリテイリングのように、インナーウェアの製造販売に乗り出すアパレルメーカーも出てきました。
そこで今回は、「ワコール」「トリンプ」「ファーストリテイリング(ユニクロ)」の3社の年収を以下で比較してみました。
ワコールとファーストリテイリングは、2021年1月13日時点で提出されている最新の有価証券報告書の平均年収を元に比較しています。
トリンプは非上場企業であり、平均年収が記載されている有価証券報告書が公表されていないので、en Lighthouse(旧カイシャの評判)独自の算出データを元に比較します。
ワコール | 585万円 |
---|---|
トリンプ | 426万円 |
ファーストリテイリング(ユニクロ) | 901万円 |
ワコールと競合他社の平均年収を比較してみた結果、アパレル業界首位を誇るファーストリテイリング(ユニクロ)よりは低水準でしたが、インナーウェア業界の中で同じく大手であるトリンプよりは高い平均年収でした。
とはいえ、今回比較したトリンプの平均年収は、en Lighthouse(旧カイシャの評判)に投稿されているデータから算出された金額です。実際の平均年収とは前後する可能性があります。
また、各社の平均年収はその企業の業務形態や事業内容などによっても変わってくるため、上記の平均年収比較は参考程度にみてください。
ワコールの残業代・ボーナス・昇給制度
ワコールの残業代・ボーナス・昇給制度について、以下で詳しく紹介します。
ワコールの残業代
ワコールのコーポレートサイトによると、勤務時間は9:00~17:30とし、1日の労働時間は7時間30分となっています。
残業代については、規定の労働時間を超えた分は時間外手当としてきっちり支払われます。
社員の口コミによると、販売職(ビューティーアドバイザー)は残業がほとんどありませんが、本社勤務の総合職になると多くて40時間、少ないと10時間程度発生することもあるようです。
ワコールのボーナス・昇給制度
ワコールのボーナスは年に2回、6月と12月に支給されています。
課長以下のボーナスは上下期の目標管理制度で決定され、部長以上は部門ごとの業績評価で決定されます。また、課長以上のクラスになると、役割給が支給されます。
昇給については、年に1度、昇給機会があります。課長クラスまでは筆記とアセスメントによる昇格審査で、毎年数千円ずつ基本給があがります。年功序列の風土があるため、入社6~7年目で初めて年収の上げ幅を大きく左右する昇給試験を受けられるようになります。
部課長クラスになると、上司や部下による多面評価によって昇給が決まります。
ワコールの年収に対する評判・口コミ
ワコールの年収に対する評価を集めてみました。
現役社員・元社員が年収に対して、どのように思っているのか、参考にしたい人はぜひ目を通してみてください!
良い評判・口コミ
また、残業代は100%支給ですし、23区内で一人暮らしをすると住宅手当が貰えたり、セールスやリーダーなどになると役職手当も出るので福利厚生は充実しています。
きわめて高いと言える年収ではありませんがワークライフバランスを大事にしたい人には向いてると思います。
悪い評判・口コミ
また、販売の店舗スタッフはほとんどが契約社員であり、正社員になれるのは勤続年数が長い、ほんの一握りです。
リーダー手当などはありますが、大してそれらしい仕事をせずに年功序列で位に就いている人もいるので、若くて優秀な人たちは不満を持っていると思います。
仕事をほとんどせずにボーナスを貰う上位職の人もいますし、評価制度も基準が曖昧で、とてもナンセンスな給与体系だと思います。
ワコールへの転職を成功させるコツ
ワコールのような大手企業への転職を考えるなら、転職エージェントの利用をオススメします。
転職エージェントを利用することで、志望企業の選考に合わせた書類添削や面接対策などをおこなってくれます。
これらのサービスは無料で利用できるだけでなく、業界事情・仕事内容についてもアドバイスしてくれるため、ワコールへの転職を考えている人は利用すると良いでしょう。
ただ、キャリアアドバイザーとは相性があるので、まずは以下で紹介する転職エージェントの中から2~3社に複数登録をして、実際にキャリアアドバイザーに会ってみた上で、相性の合う転職エージェントにサポートを任せると納得のいく転職ができます。
また、転職するべきか迷っている人は、ワコールのような大手企業からスカウトされる可能性があるビズリーチに登録するのがおすすめです。
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント
ポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
- 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
- たくさんの求人の中から比較検討できる
20代の登録者数No.1!
20代・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
ポイント
- 新卒サイトの掲載社数No.1!若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
- 20代向けの全業界・職種の求人を網羅
- 若手層の転職サポート・アドバイスに強い!転職サポートの手厚さに定評あり!
年収500万円以上の転職を目指す人向け
ハイクラス求人は全体的に少ないため網羅するためにも、転職サイトと転職エージェントは両方に登録しておくのがオススメです。
年収600万〜1500万の優良求人を多数掲載している転職サイト
登録しておくだけでスカウト機能が使えるので、どんな企業からどんなスカウトが来るかで、気軽に自分の市場価値を確かめることができますよ。
ポイント
- 企業の採用責任者やヘッドハンターから直接スカウトが届く!
- 中小のエージェントとのコネクションも作れるので、大手エージェントと併用して利用するのがオススメ
- 大手エージェントで取り扱っていないような隠れた優良求人が見つかる
国内3位、高年収求人領域では国内No.1の転職エージェント
外資系企業やコンサル、管理職/専門職への転職サポートに強み(経験者のみ対象)
ポイント
- 年収600〜1500万円の高年収の非公開求人を大量に保有
- 30〜40代のマネジメント層や専門スキルを持った人向けの求人も多数
- 業界・職種別コンサルタントによるレベルの高いサポートを受けられる
女性におすすめの転職エージェント
女性のアドバイザーが担当!女性特有の悩みに寄り添ったきめ細やかなサポートがウリ
※サポート可能エリアが1都3県に限られます。
それ以外の方は、全国規模でサポート可能で、女性向けや事務職求人などの豊富な求人をもつマイナビエージェント や リクルートエージェントへの登録がおすすめです。
ポイント
- 女性に人気の事務職(総務・庶務・秘書・営業事務・経理事務など)の求人も豊富
- 未経験からでも挑戦できる職種も多数!
コロナ禍で厳しいご時世ですし、まったくボーナスが貰えないという企業もありますから…