やりたいことを聞かれるのが苦手?人生で何がしたいかわからない時の解決法
人生でやりたいことがない人は経験不足や自己分析不足が原因です。また人生の大部分を占める仕事でも、やりたい仕事がないと悩む人も多いでしょう。
本記事では、人生・仕事でのやりたいことの見つけ方を紹介します。
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何がしたいかわからない人は4割
しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女1798名を対象におこなったアンケート調査によると、自分のやりたいことがわからないと答えた人は全体の42.2%でした。
出典:Sirabeeリサーチ
また、年代・性別ごとに分けた結果、全ての年代において男性よりも女性のほうがやりたいことがわからないと答えた人の割合は多くなっています。
「仕事も別にやりたいことではなく、ただお金を手に入れるために働いている。これといった趣味も特にない」と、仕事でもプライベートでもやりたいことがないという人がいるのが現状です。
人生で何がしたいかわからない原因
人生で何がしたいかわからなくなってしまう原因は一概に決めつけることはできず、人それぞれです。
そして、原因をはっきりさせ適切に対応しなければ、いつまで経っても何がしたいかわからない人生を送ってしまうことになります。
そのため、ここでは人生で何がしたいかわからない原因について一つ一つ深掘りしていきます。
じっくり考える時間をとってない
人生で何がしたいかわからない人は、あなたが人生を懸けてやりたいことについてじっくりと考える時間をとっていないことが原因である可能性があります。
「日々の仕事や家事が忙しくて、何がやりたいかについて考える暇なんてない」と思っていませんか?
確かに、仕事や家事が忙しい人は、まとまった時間をとることは難しいでしょう。
そのようなときは、通勤の時間やお風呂に浸かっている時間などを有効に活用してみてください。
末永
まとまった時間をつくることが難しい人は、空いた時間の有効活用を意識してみてください。
やりたいことのハードルが高すぎる
末永
やりたいことのハードルが高すぎて、人生に対するモチベーションが下がっていませんか?
目標を高く持つことは大切ですが、高すぎる目標は逆にモチベーションを下げてしまうことがあります。
目標はモチベーションを維持するために重要なものですが、達成できなければ効果を発揮しにくいという一面も持っています。目標が高すぎると、達成までの道のりもそれだけ遠くなってしまうのです。これでは、モチベーションは続かないでしょう。
そのようなときは、最終的な目標を達成するための、小さな目標を立ててみてください。小さな目標を一つずつクリアしていくことで、少しずつ最終的な目標に近づいている実感を得ることができるので、モチベーションを維持することができます。
周囲の人と自分を比べてしまう
周囲の人と自分を比べてしまい、本当にやりたいことができていない人もいるのではないでしょうか?
末永
本当はやりたいことがあるけどできていない人は、周囲の目を気にしてしまったり、周囲の人と自分を比べてしまう傾向があります。
周囲の人の評価を気にしてしまい、失敗が怖くなってしまうでしょう。また、「それはやめておいたほうがいい」と言われたら、躊躇してしまうかもしれません。
ですが、自分は自分であり、他人は他人です。あなたの人生の責任を他人が取ってくれることはありません。他人と比べるのではなく、自分はどうしたいのかをよく考えるようにしてください。
損得勘定で考えている
あなたは物事を損得で考えていませんか。やりたいことに対しても損得勘定で考えてしまうと、いつまでも行動に移す決心がつきません。
例えば、あなたがやりたいことをすることで収入が増えるメリットがある一方、自由時間を削ることになるデメリットがあります。
物事にはメリットとデメリットが必ず存在します。そして、収入が増えるというメリットよりも自由時間を削るというデメリットの方が存在感が大きくなってしまい、なかなか行動に移せないのです。
そのようなときは、あなたがやりたいことを実際に行動に移している人をSNSで探してみるなど、どんな小さなことでもいいので行動に移してみましょう。
悩んでいるだけで考えていない
末永
悩んでいるだけで、実は本気でやりたいことについて考えられない人もいます。悩んでいるだけでは前に進むことができません。
例えば転職を考えたとき「転職先の会社で正当に評価されるだろうか」「職場の人と打ち解けることができるだろうか」などの答えが出ない疑問に悩まされてしまい、不安になってしまう人がいます。
ですが、答えが出ない疑問について悩み続けても何も答えは出ません。今あなたができることに焦点を当てて考えるようにしてください。そうすることで前に進めるようになるでしょう。
また、家族や友人などあなたを理解している親しい人にアドバイスを求めることも有効な手段です。あなたを客観的に見てくれるので、自分では気付かなかったことに気付くきっかけになるかもしれません。
人生経験が少ない
人生経験の少なさは、やりたいことが見つからない原因に直結します。
人は何かを判断するときに、自分の過去の経験から判断します。そのため、知らないものに手を出す勇気はなかなか持つことができません。
やりたいことを見つけるときも同様で、選択肢が多いことに越したことはありませんが、人生経験が少ないとどうしても選択肢は少なくなりがちです。
そのようなときは、「様々な業種の人と交流してみる」「セミナーに参加してみる」などとにかく行動しましょう。行動することで、様々な経験をすることができます。
経験を積んでいくことで、選択肢が増えていくので、あなたがやりたいことを見つけるきっかけになるでしょう。
やりたいことや好きなことがない
やりたいことが見つからない原因として多いのが、そもそもやりたいことや好きなことがないということです。
やりたいことが何かと聞かれても、正直よくわからないと感じている人は多いのではないでしょうか?
やりたいことや好きなことがない人におすすめの方法は、過去の経験の振り返りです。過去の経験を振り返ることで得られる効果については以下のようなものがあります。
- 自分の価値観がわかる
- 家族や友人、先生から受けた影響がわかる
- 義務や責任とは無縁な状態で、何に興味があって、何に熱中していたのかがわかる
過去の経験を振り返ることで、自分が本当に興味があるものが何なのかを見つけるきっかけになります。やりたいことが特にないという人は、過去の経験を振り返ってみてください。
末永
過去の経験を振り返ってみたけど自分のやりたいことや好きなことが見つからないという人はマジキャリに相談してみてください。
マジキャリとは、自己分析に強みを持つキャリアコーチングサービスのことで、あなたの過去の経験を深掘りしていく中で、あなたの本音の部分を引き出していきます。
コーチは家族や友人とは違い、第三者なので、家族や友人には言いにくいことについても相談することができます。
そのため、自分ではうまく言語化できないやりたいことや好きなことを見つけたいという人はプロの手を借りて自己分析を進めてみてください。
マジキャリでは現在無料でプロの自己分析を受けることができるキャンペーンを実施しているので、興味のある人は相談してみてください。
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今の仕事にやりがいを感じない
今の仕事にやりがいを感じられなければ、仕事に対して面白さや楽しさを見出すことができず、仕事はただ生活をするための手段になってしまいます。
先ほども例に挙げた「好きなこともないし、やりたいことを仕事にしているわけではないけど、とりあえず給料は貰えているし生活にも困っていないから現状に特に不満がない」というのが典型例です。
そのような時は、あなたが仕事にやりがいを感じられない原因を特定しましょう。原因を明確にすることで、解決策も見つかります。仕事にやりがいを感じられるようになることで、仕事が自己実現の手段へと変えることができるでしょう。
自分の強みや得意がわからない
自分の強みや得意なことはやりたいことに繋がりやすいため、それがわからないとやりたいことも見つけられません。
人は弱いところに意識が向きやすいので、強みについては見逃しがちです。また、自分自身の特徴をネガティブに捉えてしまい、強みとして活かせていないことがあります。
自分の強みを知りたいときは、自己分析で自己理解を深めることがおすすめです。
自己分析をすることで自分がどのような強みを持っていて、どんな時に強みを発揮できるかを言語化することができるためです。
末永
ただ、自分の強みは自分では気づけないことがあるので、1人で自己分析をするのではなく、マジキャリなどのプロの手を借りるのがおすすめです。
自分の強みは自分では当たり前にできてしまっていることのため、自分では気づくことができない可能性が高いのです。
強みを誤って認識してしまうと、仕事選びに失敗してしまったり、転職後にミスマッチを感じてしまうことが多いです。
そこでキャリアコーチが第三者の目線であなただけの強みを過去の経験を深掘りする中で特定してくれるキャリアコーチングがおすすめです。
マジキャリでは、診断ツールなどを使った自己分析ではなく、プロのコーチとの対話の中で過去の経験の一つ一つ深掘りをおこなっていくため、あなたの強みや弱みが見つかります。
末永
自分の強みを活かせる仕事では成果を出せたり、周りから評価されやすいため、やりたい仕事と繋がっている可能性が高いです。
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将来どうなりたいかがわからない
将来どうなりたいかわからなければ、今何をやりたいかもわからなくなってしまうでしょう。
「将来こうなりたい」「そのために今〇〇をしたい」といったように、ゴールがあることで、今何をやりたいのかが見えてきます。ゴールが見えなければ、今何をやればいいかもわかりません。まずは、将来どうなりたいかを考えましょう。
末永
将来どうなりたいかを考えるときは、「どのような生活を送りたいか」「どれくらいの収入があればいいか」など自分の希望を全て書き出してみてください。また、「こうなりたくない」というように嫌いなことを明確にして、それを避ける方法を考えてみるのも良いでしょう。
将来の理想が見えてくることで、今やりたいことも見つかるはずです。
自分でどうやって決めればいいかわからない
興味のあることや好きなことはあるけど、自分でどうやって決めればいいかわからないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そのような人は自分に自信がなかったり、失敗を恐れてしまい決断できない傾向にあります。
そのようなときは積極的に誰かに相談してみましょう。アドバイスをもらうことで決心がついたり、やりたいことをやる方法を見つけることができるでしょう。
末永
また、実際に行動に移して成功している人の経験を調べてみることで、決心がつくこともあります。このようにロールモデルを見つけて参考にすることは、あなたがやりたいことを見つけて成功するための近道になります。
結局何から始めればいいかわからない
興味のあることや好きなことはあるけど、何から手をつければわからない人は、選択肢が多く迷いがあったり、将来の目標がはっきりしていない場合があります。そのようなときは、やりたいことを逆算的に考えてみましょう。
まずは最終的に実現したい目標を考えます。目標を立てることができたら、実現するために必要な手段を逆算して考えていきましょう。そうすることで、何から始めればいいかが明確になるはずです。
末永
また、やりたいことは1つに絞る必要はありません。複数の興味を追求していくこともできます。その際、逆算的に考える方法は変わりません。実現するために必要な手段を考えるときに優先順位を付けることを意識しましょう。
人生で何がしたいかわからない人の特徴
ここまでは、やりたいことが見つからない原因について深掘りしてきました。では、人生で何がしたいかわからない人に共通する特徴はあるのでしょうか?
実は、ここにもいくつか共通点があるのです。ここでは、人生で何がしたいかわからない人の特徴について深掘りしていきます。
親の期待に応えようと頑張ってきた
親の期待に応えようと頑張ってきた人は、人生に関わることを自分自身で意思決定できない傾向にあります。
それは、やるべきことを親が与えていてくれていて、あとは実現するために頑張るだけだったためです。
ですが社会人となってからは誰もあなたのためにレールをひいてくれないし、自分自身で決めなければなりません。そのため、親の期待に応えようと頑張ってきた人は意思決定の経験が少なく、「どうやって決めればいいかわからない」「何がやりたいのかわからない」と立ち止まってしまいます。
そのような人は、普段からどんな小さなことでも自分で決断することを心掛けましょう。誰かに意思決定を委ねるのではなく、自己責任で決める癖をつけてください。
子どものころに否定されてばかりだった
子どものころに否定されてばかりの人は、人生の中で何がしたいか見つけられない傾向にあります。
子どものころに否定されてばかりの人は、自己否定感が強く自分を評価する自信が持てません。また、頭では「そんなことはない」と思っていても、心の奥に否定的な感情が残ります。そして、否定され続けた経験から他人を信用できなくなり、誰かに相談することも難しくなってしまうのです。
そのような人は、まずは自分に自信をつけることから始めましょう。どんな小さなことでもいいので、できたという成功体験を積んでいってください。成功体験を積んでいくことで、自己否定的な感情は薄れていき、自分に自信を持てるようになるでしょう。自分に自信を持てるようになれば、やりたいことも見つかるはずです。
成功体験がない
成功体験がない人は、自分がやりたいことを見失いがちです。成功体験は、モチベーションを維持し高めていくために重要です。ですが、成功体験がなければモチベーションは下がってしまい、やりたいと思っていたことも嫌になってしまうのです。
成功体験を得るためには、先ほど紹介した自分に自信をつける方法以外にも、自分だけの成功の定義を持つこともおすすめです。他人や世間の常識に捉われずに、自分だけの成功の定義を持つことで、成功体験を簡単に得ることができます。
成功体験を積み上げていくことで自己肯定感が高まり、やりたいと思っていたことがやりたいことに変わるでしょう。
失敗をするのが怖い
末永
失敗をするのが怖い人は、やりたいと思っていることがあっても、失敗したときのことを過度に意識してしまい行動に移すことができないでしょう。
新しいことに挑戦することを避け、失敗を恐れて行動することができずに現状維持で落ち着いてしまいます。
そのような人は、失敗の捉え方をネガティブからポジティブなものに変えていきましょう。失敗は誰でもするものであり、そこから学び次に繋げていくことが重要です。失敗を学びの一環と捉え、成長していくために必要なものと考えましょう。
失敗を恐れないようになることで、やりたいと思っていることを実際に行動に移す決心がつくはずです。
人生で何がしたいかわからない時の解決法
ここまでは、人生で何がしたいかわからない人の特徴について深掘りしていきました。では、人生で何がしたいかわからないという悩みはどのように解決すればよいのでしょうか?
ここでは、人生でやりたいことが見つかる方法を7つ紹介します。あなたにもできそうなことから行動に移してみてください。
自己分析で強み・得意を見つける
人生で何がしたいかわからない人は、自己分析で強み・得意なことを見つけて、それを活かす方法を考えてみましょう。
- 周りに褒められた経験
- うまくいった経験
- 人よりもうまくできること
これらを深掘りしていくことで、自分の向いてることやうまくできることが見つかります。
何がしたいかわからない人はまず向いてる仕事に就くという選択肢もあります。向いてる仕事であれば、成果が出やすかったり、仕事が楽しく感じやすいです。仕事でできることが増えると、その中で自分のやりたいことが出てくることがあります。
やりたいことは過去の成功体験に基づいている傾向にあり、「やりたいこと」と「できること・自信があること」は紐づきやすいです。そのためまずは、あなたの強み・得意なことを見つけましょう。
自己分析を自分でやっても強み・得意なことが見つからないという人もいるでしょう。
自分で当たり前にできてしまうこと=強みであるケースが多いので、自分1人では強み・得意なことが見つかりにくいのです。
末永
そこで、強みや得意なことが見つからないと悩んでいる人は、自己分析に強みを持つマジキャリに相談してみましょう。
マジキャリのコーチは、人材業界で何十年も働いてきた経験のある人しかいないため、過去の経験を深掘りしていくことで、強みや弱みを見つけることができるのです。
さらにただ自己理解して終わりではなく、あなたの強みを活かせる場面や仕事内容などに紐付けて適職を教えてくれます。
そのため、自分の強みややりたいことが自分では言語化できない人は、マジキャリの自己分析を通して、強みを活かせる仕事を見つけていきましょう。
自己分析で強み・得意を見つけたい方へ
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強みを活かせる向いてる仕事を見つける方法については以下の記事で解説しています。
自己分析でやりがいを見つける
やりたいことを見つけるときは、あなたが何に対してやりがいを感じるのか、どのような価値観を持っているのかを知ることも重要です。なぜなら、やりがいを持っているかどうかで、物事の捉え方が変わったりモチベーションを維持することに役立つからです。
逆に、やりがいがないとモチベーションを維持することが難しく、枝葉の部分に気がとられてしまいます。そうすると、不安や不満を抱くようになってしまい、やりたいと思っていたことが楽しめなくなってしまうのです。
自分の強みや得意を活かせることも重要ですが、それと同じくらいやりがいを感じることも重要だということを忘れないでください。
思い出に残っている出来事を書き出す
人生で何がしたいかわからない人は、幼少期から現在までの経験を思い出せる限り全て書き出してみましょう。
やりたいことはある日いきなりパッと思いつくものではなく、あなたの今までの経験を分析することで見えてきます。
ただ今までの思い出を羅列するのではなく、「印象に残っている出来事」「そのとき何を感じたか」「そのときどのような行動をとったのか」をセットで書き出すことがポイントです。
- 好きなこと・嫌いなこと
- 得意なこと・苦手なこと
- どういうときにどのような感情が出てくるのか
- どういうときにどのような行動をとるのか
そして、書き出したあとにそれぞれの共通点を見つけることで、やりたいことを見つけるヒントが出てきます。
モチベーショングラフを作成する
モチベーショングラフを作成することで、どんなときに、何が原因で、モチベーションが上がる・下がるかがわかるのでおすすめです。
モチベーショングラフとは
モチベーショングラフとは、感情曲線ともいわれていて 、感情・幸福度を縦軸、時間を横軸に自分の人生を振り返ってグラフ化することを言います。
大きく感情が動いたときに、どのような出来事があったのか、その出来事に対してどのような行動をとったのかを振り返ることで、今の自分を形成している価値観に気付くヒントになります。
- どういう人といるとやる気が出る・出ないのか
- どういう環境でやる気が出る・出ないのか
- どういうことでやる気が出る・出ないのか
そして、感情曲線が上がったポイント・下がったポイントを書き出し、それらの共通点を見つけることで上記の項目が見えてきます。
将来「どうなりたいか」を考える
将来どうなりたいかを考え、人生のゴール状態を設定し、そこから逆算することでやりたいことが見つかるケースもあります。
ここでいう将来の理想とは、「ありたい姿(being)」と「何をしていたいか(doing)」の2つです。
ありたい姿(being)
どのような性格・人間性で、働く環境や住む場所などはどのような状態になっていたいか
何をしていたいか(doing)
ありたい姿(being)を実現するためには何が必要か
まずはありたい姿を思いつくままに書き出し、それを達成するために何が必要か(どれくらいの年収/その年収をもらうために必要なスキルなど)を考えてみましょう。
ありたい姿を実現するためには、どのような経験を積むべきか、逆算するとあなたのやりたいことが見つかりますよ。
将来「こうなりたくない」を考える
先ほどは「ありたい姿」について解説しましたが、逆に「こうなりたくない」からやりたいことを考えることもできます。
末永
人間の思考には「目的思考(目的を達成するために行動する)」と「逃避思考(こうなりたくないから行動する)」の2つがあります。ここでは逃避思考の場合の考え方を紹介します。
今までの経験を振り返って、あなたが頑張った経験の原動力が逃避(こうなりたくない)から来るのであれば、「将来はこうなりたくない」をベースに考えてみるのも良いでしょう。
「将来こうなりたくない」からやりたいことを見つけるときは、以下のポイントを書き出してみてください。
- どんな人間性を持った人になりたくないか
- どのような状態になりたくないか
- あなたが尊敬しない人(苦手な人)はどんな人か
- 1~3を回避するためには、どんな人間性・状態になっていれば良いか
- 4になるために(1~3にならないために)どのようなスキル・経験が必要か
好きなことを動詞で書き出す
あなたの好きなことは、やりたいことを見つけるときに役立ちます。好きなことからやりたいことを見つけるときは、名詞ではなく動詞で思いつく限り書き出してみましょう。
末永
名詞で書き出すと「好きなもの」に捉われてしまい、視野が狭くなってしまいます。一方、動詞で書き出すことで仕事と紐付けやすくなり、やりたいことが見えてくるのです。
例えば、あなたは学生時代の飲食店でのアルバイトの仕事が好きだったとします。
ここでのあなたの好きなことは「接客」ではなく、「接客業を通じて常連客とコミュニケーションをとる」ことなのか「バイト仲間と一緒に売り上げ目標を追う」ことなのかで好きなことは変わってきます。
やりたいことを見つけるコツについては以下の記事で解説しているので、ぜひ確認してみてください。
【年代別】仕事で何がしたいかわからない原因
仕事で何がしたいかわからなくなる原因は、年代によっても変わりますし、当然対策も異なります。
ここでは、仕事で何をしたいかわからなくなる原因を年代別にまとめました。
20代の場合
20代のときに、仕事で何がしたいかわからなくなる原因には以下のようなものがあります。
- インターネットやSNSが普及したこと
- 人生経験が少ない
- やりたいことや好きなことがない
- 成果を出せていない
- 今の仕事が好きじゃない
- 自分の強みや才能がわからない
以前は、入社したら定年まで勤め上げることが一般的で、入社した会社で頑張れば良い時代でした。しかし、現代は転職することが珍しくなくなり、YouTubeやSNS等で様々な働き方、生き方を発信する人も増え、それを簡単に見ることができるようになりました。
末永
その結果、自分の現状と比較し、もっと向いている仕事があるのではないかと考え、自分が本当に何がしたいのかわからなくなってしまうのです。
また、人生経験の少なさも影響が大きいです。経験が少ないため、就職先も知名度や目先の条件等でなんとなく選んでしまいがちで、自分が本当にやりたいことを考えて選ぶ人は少ないでしょう。結果、仕事にやりがいや面白さを感じられず、何がしたいかわからなくなってしまいます。
まずは、自己分析で自己理解を深めることが重要です。また、様々なことに触れ、人生経験を積んでいくことも人生の視野を広げる有効な手段となるでしょう。
仕事で何がしたいかわからない20代向けに、向いている仕事の見つけ方を以下の記事で紹介しています。向いている仕事を見つける方法を知りたいという方は参考にしてください。
30代の場合
30代のときに、仕事で何をしたいかわからない人によくある原因はこちらです。
- 自分の強みを活かせる仕事ができない
- ライフステージの変化
- 他人と比較してしまう
- あるべき論で物事を考えてしまう
- 忙しくて自己分析ができていない
- 自己肯定感が低い
- 失敗を恐れている
自分の強みを活かした仕事ができないと、仕事に対して能動的に動くことができなくなり、受け身になってしまいます。結果、仕事で思うような成果を出せなかったり、周りから評価されずに悩むようになり、やりがいも失ってしまうでしょう。
そして、このまま今の仕事を続けていいのか悩むようになり、自分が何をやりたいのかわからなくなってしまうのです。
末永
また、30代になると家庭を持つ人も増えます。今までは、自分のことだけを考えていれば良かった人も、家庭のことも考えて行動しなければならなくなります。
結果、自分と家族の将来のことを考え、自分に向いている仕事や働き方が別にあるのではないかと思うようになり、仕事で何をしたいかわからなくなるのです。
まずは、自分の力を存分に発揮できる環境はどんな環境なのかという視点で物事を考えるようにしてみましょう。自分の力を存分に発揮できるようになったことで、やりたいことも見つかったという人もいます。そのときに、一人で考えるのではなく、家族や友人、キャリアのプロに相談することもおすすめです。
30代で、仕事で何をしたいかわからないと悩んでいる方向けに、やりたいことを見つけるためにするべき行動について、以下の記事で解説しています。やりたいことを見つけるための参考にしてください。
40代の場合
40代の人の場合、管理職としてマネジメント中心の業務をこなしている人も多く、このまま管理職としてキャリアを積んでいくか悩んでしまう人が多いです。
原因としては、30代のようにプレーヤーとして成果を残す方が楽しかったり、やりがいを感じられていたことが挙げられます。
このような人は、プレーヤーからマネジメント中心の業務に変わった途端に、仕事に対してやりがいや面白さを感じられなくなり、仕事で何をしたいかわからなくなってしまうのです。
まずは、自分が何に対してやりがいや面白さを感じるのかを書き出してみましょう。それが今の仕事に活かせないのか考えてください。自分で成果を残すのが楽しかった人は、部下が成長し、成果を残せるようになることにも面白さを感じられるはずです。
このように、自分がやりがいや面白さを感じることを、今の仕事に置き換えることができないのかを考えることが40代のキャリアでは重要になるでしょう。
女性の場合
末永
女性の場合、家庭、キャリア、プライベートの両立が難しいからこそ、優先順位を立てることができず、何がしたいかわからないと陥ってしまいます。
20代の女性は、自分の強みを活かした仕事ができている感覚がないことや、ライフイベントを含めたキャリア設計の方法がわからないことに悩む人が多いです。
30代では、リーダーとしてプロジェクトを動かしたり、管理職として複数の部下のマネジメントを担当したりと、仕事の責務の大きさと自身のスキルや経験、ライフプランとのギャップに不安を抱えてしまうこともあります。
このようなときは、キャリアの方向性を常に明確にしていくことが重要です。キャリアの方向性を明確にするには、自己分析で将来の理想と現在地をはっきりさせる必要があります。
将来の理想と現在地がはっきりすることで、今なにをやらなければならないのかがはっきりするので、将来への漠然とした不安もなくなり、自信を持ってキャリア選択ができるようになるでしょう。
女性がキャリア相談をするときにおすすめのサービスを以下の記事で紹介しています。キャリアに関する悩みの相談先選びの参考にしてください。
仕事で何がしたいかわからない時の解決法
ここでは、仕事で何がしたいかわからない時の解決法を5つ紹介します。仕事で何がしたいかわからなくなり悩んだときに試してみてください。
今の仕事で成果を出す
仕事で何がしたいかわからなくなったら、まずは1つ今の仕事で成果を出してみましょう。
そもそも仕事はプロセスが楽しいものではなく、成果(結果)が出て初めてやりがいを感じたり楽しく感じられるようになります。
そのため、今目の前にある仕事に集中して、成果を出すことだけを考えてみてください。仕事をやりきることで自分の強みや弱み、やりがいを感じて、その先にやりたい仕事が見つかることがあります。
転職したい理由を考える
転職したいけど何がしたいかわからないと感じる人は、改めて転職する目的を考えてみましょう。
最初はぼんやりとした目的でも構いません。そこから「それはなぜなのか」を5回繰り返して、あなたが転職したい目的は何なのかを言語化してみてください。
転職したい目的が明確になれば、その目的を達成するためにどのような仕事に就き、何が転職を考えた要因になっているのかが見えてくるはずです。ゴールを改めて再確認できると、ゴール到達へのロードマップを作ることができます。
ポジティブな要因でもネガティブな要因でもどちらでも構いません。まずは「なぜ転職したいのか」という問いをあなた自身に投げかけてみましょう。
どのような仕事があるのかを調べる
転職したいけど何がしたいかわからないと悩む人は、世の中にどのような仕事が存在し、どんな選択肢あるかわからない状態になっていることがあります。
営業職など、誰もがすぐに思いつく職業でも有形・無形商材、法人、個人営業、新規開拓やテレアポなど、いくつもの形態があります。そして、具体的な業務内容、1日のスケジュールなども様々です。
せっかくやりたいことや興味のあることを見つけても、それを仕事・具体的な業務内容に紐付けないと転職してもやりたい仕事は見えてきません。
自己分析であなたを知ることも重要ですが、選択肢となる仕事はどのようなものなのかを把握することも重要です。
転職して環境を変える
転職をして環境を変えることは、あなたがやりたいことを見つけるための一つの手段になります。
転職をするということは、新しいキャリアが始まるということです。新しい環境に挑戦することで、今まで見えなかったものが見えるようになり、やりたいことが見つかるかもしれません。また、職場の雰囲気の悪さに悩んでいた人は、転職をして職場環境が良い企業に移ることで、自分のやりたいことができるようになる可能性があります。
転職は、あなたのキャリアを広げるための一つの手段です。
プロに相談する
これまで自己分析や、選択肢としてどのような仕事があるのかを知ることの重要性について解説してきました。
ですが、これを全て自分一人でおこなうことが難しい上に、何から手をつければいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
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この記事では、人生で何がやりたいのかわからなくなる原因は何なのか、解決法は何か、何がやりたいのかわからなくなる人の特徴などを解説してきました。
人生で何がしたいかわからない人は、自己分析が不足しているのが1番の原因です。
そのため、自分の過去の経験を深掘り、自分にはどんな強み・弱みがあるのか、どんな時にやりがいを感じられるのかを考えていきましょう。
ただ、自分の強みは自分にとっては当たり前にできてしまうことなので、自分では強みだと認識できないことがあります。
自分の強みを正確に把握できていないまま転職してしまうと、転職後にミスマッチを感じてしまう可能性が高いです。
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実は、お風呂に浸かっているときは心と身体がリラックスして脳にアルファ波とシータ波が発生します。特にシータ波は記憶力が高まり、ひらめきの力がアップすると言われているのです。何かやりたいことがひらめくかもしれません。