キャリア形成サポートセンターの評判！厚生労働省のキャリア相談は無料？

キャリア形成サポートセンターとは

キャリア形成サポートセンターとは、厚生労働省のキャリア形成・リスキリング推進事業です。個人向けサービスは就業中であれば無料でキャリア相談が受けられます。

ちなみにキャリア形成サポートセンターは厚生労働省が提供するサービスではなく、株式会社パソナが厚生労働省より依頼を受け運営しています。

キャリア形成サポートセンターは2023年4月1日から名称が「キャリア形成・リスキリング支援センター」に変わっています。日本全国47ヶ所に支援センターが設置されています。サポートの対象は「個人」「企業・団体」「学校関係者」の3つで、それぞれでジョブ・カードを使ってキャリア形成や学び直し支援をおこなっています。

ジョブ・カード

ジョブ・カードは厚生労働省が様式を定め、「生涯を通じたキャリア・プランニング」「職業能力証明」の機能を有するツールとして普及を進めています。

2024年5月時点でジョブ・カードは3種類あります。

ジョブ・カードについて、さらに詳しく知りたい人は下記の動画も視聴してみてください。

拠点

キャリア形成サポートセンターは日本全国47都道府県に必ず1つは設置されています。

47都道府県のキャリア形成・リスキリング支援センターの所在地について、さらに詳しく知りたい人は「もっと見る」を押して確認してみてください。

キャリア形成サポートセンターの評判

キャリア形成サポートセンターを利用した人の評判・口コミをX(旧Twitter)から探してみました。

国のキャリアを支援する事業として「相談してよかった」の口コミが多く、キャリア形成サポートセンターは高く評価されていることがわかります。

ただ、キャリア形成サポートセンターを利用したポスト自体は少なく、全体的に活用している人は少ない印象です。

評判・口コミ

まろう煩瑣哲学工房@Afurederun

国がやっている「キャリア形成サポートセンター」であるが、女性職員が寄り添って話を聞いてくれた上に、憂いに満ちた表情で「おつらいですよね」って言ってくれた。また利用したい。

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評判・口コミ

ささき@sasakioutput

キャリコンの学びの中で知った「キャリア形成サポートセンター」。 企業や個人のキャリア形成支援に役立つ情報が多く、自身にとっても非常に有益。 ぜひ活用していこうと思います。

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評判・口コミ

ななな@r1y5o10u

キャリア形成サポートセンターのキャリアコンサル、とっても良い方に当たってありがたかった〜！！自分の強みとか今までの振り返りとかできて良かった！！こないだのは本当に何だったんだ…(笑)

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評判・口コミ

おさかな@careerche

今日はずーーっと迷ってたことをキャリア形成サポートセンターで相談しました！とってもとってもとってもとってもスッキリした！😖みんなに広めたい本当に😖キャリコンの人ってすごい🥲話せて良かった🥲

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評判・口コミ

えひめくん@ehimenori

キャリア形成サポートセンターとかいうところで、在職者は無料でキャリアコンサルティングを受けられるらしいぞ！学び直しの支援や情報まであるかはわからないけど、受けてみるか…

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評判・口コミ

おかゆ@maru_reyn

先日キャリア形成サポートセンターにキャリコン受けに行ってきました。取り止めなく色々と話をして、今はキャリアも家庭（特に子育て）もどちらも比重が大きく苦しい時期であることを客観的に見ることができて、受け入れるきっかけをもらえた気がします。色々と焦りすぎているので少しペースダウンが必要かもしれない。転職やキャリアアップ、副業など考えていたけど、ちょっとキャパオーバーになりそう。

まずは勉強期間として捉えて、色々とやりたいことを勉強しようと思ってます。まずは来年5月のFP2級を目指そうと思ってます（自分のためにも勉強したかった）。あとは10年以上言ってるスキューバダイビングのライセンスが欲しいのです。冬は寒いから来年かなー。ちょっとワクワクしながら進もうと思います☺️

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評判・口コミ

もえ@moeoecafe

先日、キャリア形成サポートセンターの方と面談。ハロワ系列で、1時間無料でがっつり&キャリアの棚卸しや私の強みを見つけて言語化していただけたので有益すぎた。

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キャリア形成サポートセンターの個人向けサービス

キャリア形成サポートセンターの個人向けサービスとして、現在就業中の人を対象にジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングをおこなっています。

個人で申し込めるキャリアコンサルティングは下記の4つです。

各申し込み受付時間は月曜〜金曜の9:00～17:00までです。利用の流れは基本的に下記のようになっています。

これらの事前情報を踏まえ、キャリア形成サポートセンターの個人向けキャリアコンサルティングやセミナー内容について、さらに詳しく紹介していきます。

キャリアコンサルティング

キャリア形成サポートセンターの個人向けキャリアコンサルティングは、対面もしくはオンラインで実施されます。雇用形態に関係なく個人が抱えるキャリアに関する問題・課題に対し、専門のキャリアコンサルタントが相談に乗ってくれるサービスです。

転職エージェントと混同されることが多いのですが、キャリア形成サポートセンターのキャリアコンサルティングは求人紹介はおこなっていません。転職を前提としていないので、求人を紹介して欲しい人にはおすすめできないサービスです。

個人向けセミナー・イベント

キャリア形成サポートセンターが個人向けに提供しているセミナー・イベントは、都道府県別で開催されています。

出典：キャリア形成・リスキリング推進事業 【厚生労働省委託事業】

エリアごとに下記のセミナーを開催しています。参加は無料で、オンライン開催・オフライン開催に分かれています。オフライン開催の場合は会場まで行く必要があります。

2024年5月時点で開催されているセミナーの種類は下記の3つです。

キャリア形成サポートセンターの企業・団体向けサービス

キャリア形成サポートセンターでは個人だけでなく、企業・団体向けにもサービスを提供しています。

企業・団体向けのサービスは「採用・人材育成・評価」「キャリアコンサルティングの実施」「セルフ・キャリアドックの導入支援」「雇用型訓練」の4つです。

それぞれのサービスについて、下記でさらに詳しく紹介していきます。

キャリア形成・学び直し支援

企業・団体向けのキャリア形成・学び直し支援でも、ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングを実施しています。

キャリアコンサルタントとの面談で、今の自分の状況や会社で与えられた役割など、自己理解を深めていきます。仕事とプライベートを両立しながら、リスキリングを含めたキャリアのアドバイスをおこない、個人のキャリア形成・モチベーション向上・成長意欲を促していきます。

セルフ・キャリアドック

セルフ・キャリアドッとは定期的・総合的なキャリア支援の仕組みのことです。公式サイトでは下記のように定義しています。

セルフ・キャリアドックとは、企業がその人材育成ビジョン・方針に基づき、キャリアコンサルティング面談と多様なキャリア研修などを組み合わせて、体系的・定期的に従業員の支援を実施し、従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援する総合的な取り組み、また、そのための企業内の「仕組み」のことです。

キャリア形成・リスキリング支援センター

企業の人材育成方針に沿って、効果的なタイミングでキャリア研修とキャリアコーチングをおこない、従業員はモチベーションアップ、会社は生産性アップが期待できます。

雇用型訓練

キャリア形成サポートセンターが提供する雇用型訓練とは、ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングをおこなったあとに、企業内での実習(OJT)と教育訓練機関などでの座学(Off-JT)を組み合わせた実践的な訓練のことを言います。

雇用型訓練の場合、一定の要件を満たしていると国から人材開発支援助成金が支給されます。教育訓練機関などで生じるコスト負担を軽減できます。

企業向けセミナー・イベント

出典：キャリア形成・リスキリング推進事業 【厚生労働省委託事業】

キャリア形成サポートセミナーが企業・団体向けに提供しているセミナーは少なめです。

2024年5月時点では人事・教育担当者向けジョブ・カード活用セミナーと、障害者雇用セミナーの2つのみです。

キャリア形成サポートセンターの学校関係者向けサービス

キャリア形成サポートセンターがサービスを提供しているのは、個人や企業だけではありません。学校関係者向けにもサービスを提供しています。

学校関係者向けのサービスでもジョブ・カードを活用したキャリア形成や就職支援をおこなっています。キャリア形成は学生だけでなく、教職員も対象です。

学生のうちからキャリアについて考える機会になり、適切な職業選択がおこなえるようになります。

キャリア形成サポートセンター以外でキャリア相談ができるサービス

キャリア相談ができるのはキャリア形成サポートセンターだけではありません。他にもキャリア相談ができるサービスはあるので、自分の希望に合わせて使い分けると良いです。

キャリア形成サポートセンターのように転職を前提としていないのなら、キャリアコーチングサービスがおすすめです。転職を前提としているのなら転職エージェントかハローワークが利用できます。

それぞれのサービスについて、次でさらに詳しく解説していきます。

キャリアコーチングサービス

キャリア形成サポートセンターは無料のサービスなのに対し、キャリアコーチングサービスは有料のサービスになります。

相談者が費用を支払うため、キャリア形成サポートセンターよりも親身に向き合ってもらえます。サービス内容も希望に合わせ柔軟に対応をしてもらえるので、課題に感じている部分を重点的に相談できます。

キャリアコーチングサービスやキャリア相談について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。

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転職エージェント

転職を前提としながらキャリア相談をしたいのなら転職エージェントがおすすめです。転職エージェントは求人企業が費用を出すため、求職者は無料で利用できます。

求人企業が費用を支払うため、転職を前提としていない場合は親身に相談に乗ってもらえないので注意が必要です。

転職エージェントはどんなサービスなのか、評判やおすすめランキングについて、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。

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ハローワーク

公共職業安定所とも呼ばれるハローワークも転職することを前提としたサービスです。公的な就業支援機関なので、ハローワークも無料で利用できます。

ハローワークの相談員はキャリアの専門家ではない可能性が高いです。というのもハローワークの相談員のほとんどが非正規雇用で、さらに人材業界での就業経験がなくても採用されるからです。

つまり、求人を探すのには役立ちますが、キャリア相談をするにはやや物足りないと言えます。キャリア相談で適切なアドバイスをしてもらいたいのなら、顧客満足度が92％のマジキャリを利用したほうが良いです。

ハローワークのメリット・デメリット、利用の流れついて、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。

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