介護職を辞めたい人は転職するべき?理由別の対処法も徹底解説!
介護職を辞めたいけど、本当に辞めて良いのか不安・辞めた後どうしていくべきかわからないなどで踏ん切りがつかないことはありませんか?
本記事では、介護職を辞めたい時によくある理由や、辞めたいと感じた場合にやるべきことを詳しく紹介します。
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介護職を辞めたいと感じる理由7選
ここでは介護職を辞めたいと感じる主な理由と弊社が独自に募集した介護職の声を紹介していきます。
こんな理由でやめて良いのだろうかと迷っている人は自分に近い理由で辞めたいと感じている人がいないか参考にしてみると良いでしょう。
職場の人間関係がつらい
評判・口コミ
![20代・女性](/magazines/shindan/img/default/woman.png)
20代・女性
自分の勤めていた施設は人間関係がとても悪く、施設を利用している介護者のことで自分が悩んでいても、一切関わらず、自分のことだけしか考えていない人たちでした。
とにかく自分が与えられている仕事だけこなせばいいという雰囲気が出ていたので、人間関係はとても悪かったです。
![20代・男性](/magazines/shindan/img/default/man.png)
20代・男性
病院で3年間介護士としてた働き介護福祉士を取得後デイサービスへ転職したが、そこで働いていた人達は資格は持っていないため介護の基礎を知らないのか移乗介助がとても下手。
危険なので指摘したが「私のほうが年上よ、ここで働いているのも先」と偉そうに言われ何も言えなくなった。
介護職を辞めたい理由1つ目は職場の人間関係がつらいという理由です。
このことから人間関係で介護職を辞めたいと感じるのは一般的であることがわかりますね。
確かに介護職の声にもあるように助け合いの必要な現場において協力的でない職場や、上下関係が全ての縦割りな環境は人間関係が良好とは言えません。
また、お局のような独裁的な年上の介護士がいたとしても経営側としては常に人手不足を懸念しています。
性格に難があったとしても、ベテランの介護士を手放すリスクを取れない職場も多いです。
仕事内容に対して給料が低い
評判・口コミ
![20代・女性](/magazines/shindan/img/default/woman.png)
20代・女性
初任給の平均が20万だった時代、私は11万円しかなかった。
すごくキツイ仕事だったが、世間は厳しいと思い知った。
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20代・男性
ボーナスのカットや基本給もほとんど上がっていません。
処遇改善があるので、多少は上がりますが国がいう月〇〇円という数字にはまずなりません。
介護職を辞めたい理由2つ目は仕事内容に対して給料が低いという理由です。
介助には体力を使う上に、お年寄りに快適に過ごしてもらうための声掛けやコミュニケーションを取る必要があります。
介護現場は常に人手不足であることが多いので、休みなく動き続けることも頻繁に起こります。
その頑張りに対して給料が少ないと感じるのも無理はないでしょう。
また、介護職の声にあるように直近の2024年6月の介護報酬改定のように処遇改善は年々進められています。
しかし、事業所に分配方法を委ねられている上に、事業所の人数でも貰える金額が変動してくるので恩恵をあまり受けられない介護職員がいることは事実です。
直近の介護職員の給与改善について詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみることをおすすめします。
体力や精神がもたない
評判・口コミ
![20代・女性](/magazines/shindan/img/default/woman.png)
20代・女性
認知症の方に理不尽な事を言われたり、お局からも威圧感ありまくりな指導をされたりと色々板挟みになる時のストレスが半端ない。
ゆっくり利用者さんと会話できなかったり常に業務に追われすぎて自己嫌悪になるような対応をしてしまう。
そして時には余裕がなさすぎて要望に答えられず利用者さんにきつい事を言ってしまう事も。
それが元々目指していた働き方と全く違う為自分に対しても嫌になった。
人手不足が常にあるし、多忙で業務中はトイレを我慢して膀胱炎になったり。夜勤の為生活リズムも崩れたせいか生理が半年来なくなるときも。
そして私に介護をされる方に申し訳なく思う気持ちが目覚めた。結果的に向いてないなと辞めた。
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20代・男性
夜勤が大変だった。
夜勤入りは16:00、明けは翌10時。休憩は、1時間あるが、ナースコールが鳴れば行かねばならず、あってないようなものだった。
また、残業で昼過ぎまで残ることも多かった。
介護職を辞めたい理由3つ目は体力や精神が持たないという理由です。
人によっては自分より体格の良い利用者を介助することもある介護職は体力的な負担が多いです。
職場によっては福祉用具が揃っていないことで人力のみでなんとかしなければいけない現場も存在します。
さらに、利用者によっては、介助の際に心無い言葉をかけられたり、物理的にも危害を加えられるケースも存在します。
いくらそういうものだとわかっていても耐え難いものはあります。
毎日のように同じ状況を繰り返していることで、限界が来てしまう人も少なくないです。
施設の理念や介護方針が合わない
評判・口コミ
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20代・女性
利用者さんや家族と友好な関係を結んでいくという視点が、当時の職場にはなく、利用者さんや家族を見下す感じが強かった。
![20代・男性](/magazines/shindan/img/default/man.png)
20代・男性
先輩に教わったように介護をしていましたが、この対応で正解なのだろうかと疑問を抱くこともありました。
介護職を辞めたい理由4つ目は施設の理念や介護方針が合わないという理由です。
基本的に人手不足の介護現場ではどうしても丁寧さよりも効率よく介護をおこなう必要があるケースが出てきます。
ただ、現場によっては限度を超えた雑な介護や、利用者の気持ちをあまりにも考えない介護をおこなう現場も存在します。
施設の理念や方針に魅力を感じて入ったのに実態は効率重視でギャップを感じてしまうこともあるでしょう。
特にしっかりと大学や専門学校で福祉や介護について学んできた人や新人が感じるケースは多いでしょう。
理想の介護から離れた介護現場は耐え難く辞めたいと感じてしまうかも知れません。
新人なのにすぐに辞めて良いのかと悩んでいる人は以下の記事も参考にしてみてください。
ブラックだと感じる待遇や業務量がきつい
評判・口コミ
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20代・女性
残業するのは当たり前。1日平均3時間は残業していた。
夜勤明けのミーティングの時などは、24時間働いていたこともあった。
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20代・男性
100人施設で介護士とは違う掃除や洗濯の方も、介護士として登録されて基準人数の面で減算を食らわない様にするほどブラックな環境でした。
そもそも国が定めている基準の配置人数自体がおかしい程少なく、どの施設も最低基準以上の配置は当然しません。
介護職を辞めたい理由5つ目はブラックだと感じる待遇や業務量がきついという理由です。
明らかに就業時間内に終わらない仕事量であったり、事務作業をする時間を考慮されていないスケジュールなど、ブラックじみた働き方をしている人は多いです。
介護現場は利用者の人数に応じて、役職や職員を指定された人数以上は配置しなければいけないというルールがあります。
しかし、この人数配置基準を守っていない明らかにブラックな職場も中には存在しています。
介護職の声にもあるようにあり得ない就業時間を強いられたり、上手く法に触れないようにブラックな人数登録をするといった環境は非常に良くないです。
きついと感じてしまうのも当然なので、あまりにも理不尽に感じる職場は即辞めるべきでしょう。
育休や産休が取得できない
評判・口コミ
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20代・女性
妊娠時に働いてた同僚を見て辞める決意をした。
妊娠は人それぞれだからきついことや出来ないことは言ってと管理者が言っていたため同僚が申し出たが、他のスタッフから私が妊娠してた時は出来た、なぜ出来ないの?と意見があったからと結局はやらされていた。
介護職を辞めたい理由6つ目は育休や産休が取得できないという理由です。
確かに経営者側の視点に立つと産休、育休で欠員が出ると、現場がにとってかなり痛手であることは事実です。
ただし、そこを許容できずに休みを取らせないというのは間違っています。
しかし、事実休みを取らせてくれない、介護職の声にもあるようにパワハラじみた発言や働き方をさせられている現場もあるようです。
この場合はどう考えても確実にしっかりと必要な休みを取らせてもらえる介護施設に転職するべきですね。
夜勤がつらい
介護職を辞めたい理由7つ目は夜勤が辛いという理由です。
評判・口コミ
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20代・女性
体力面については、夜勤がキツかったです。2連続夜勤は相当応えました。
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20代・男性
体力面は初めはキツいけれど慣れてくれば大丈夫です。
ただ夜勤が続くと疲れが取れませんでした。
介護職を辞めたい理由7つ目は夜勤が辛いという理由です。
介護職の仕事自体に特に苦痛を感じていなくても、夜勤という勤務形態がシンプルに体力を奪われきついと感じている人は多いようです。
介護職の声にもあるように連続して続くと生活リズムが崩れてしまいます。
上手く自分をコントロールできないとかなり苦しい働き方になってしまう恐れがあるのが夜勤です。
ただ、介護職はデイケアや、訪問介護など夜勤という働き方がない職種も存在しているので絶対に夜勤で働きたくないというのであれば転職して施設を変えるのも良いでしょう。
介護職を辞めたいと感じた際の対処法
上記の理由にもあるように、介護職として働く中で様々なストレスに直面すると、介護職を辞めたいと感じる人もいるのではないでしょうか。
しかし辞めたいと感じても、辞めた後どうしていきたいかがはっきりしていないことが多いですよね。
踏ん切りをつけられずに結局頭の中で辞めたいと考えるだけになってしまうことは多いのではないでしょうか。
なので、ここではまず介護職を辞めたいと感じたら一旦考えてほしいことをお伝えしていきます。
介護職を辞めたいと感じた場合に考えてほしいことは以下の3点です。
職場の介護に問題がある可能性を考える
まず1つ目に考えて欲しいことは職場の介護に問題があるのではないかと考えてみることです。
介護職を辞めたいと感じている理由は人によって様々ではあるものの、多くの人は介護という仕事に興味や意欲を持ってこの業界に転職したのではないでしょうか。
そうであるにも関わらず、今介護の仕事がつらいと感じているのは職場の雰囲気やシステムが悪い、施設の介護に対する方針に納得がいかない、仕事内容の割に給与が低いといった職場側の問題によるものではないでしょうか。
少しでもそう感じる点があるなら、自分に合った施設で働くことで自分のやりたかった介護の仕事を実現させることができる可能性は大いにあります。
実際に職場を変えてからやりがいをもって働けている介護職の人を多く知っているからこそ一度振り返ってみてほしいです。
特に自分だけの判断で職場を決めた場合は知識や職場のイメージが足りていなかった可能性も高く、ミスマッチが起きていることが考えられます。
まずは自分は介護が嫌いになったのではなく、今の職場に厳しさを感じてしまっているのではないかと考えてみると良いでしょう。
もしそうなのであれば、職場を変えることを積極的に検討してみてください。
その際、一人で職場を決めてミスマッチを起こさないようにレバウェル介護やカイゴジョブエージェントといった介護職に特化した転職エージェントを利用して、プロのアドバイスを貰いながら進めていくことをおすすめします。
介護職に特化した転職エージェントの評判が気になる場合は以下の記事も参考にしてみてください。
やりがいを感じられているかを考える
次に2つ目に考えて欲しいことは介護職としての仕事にやりがいを感じられているかどうかです。
どれだけ待遇や業務量がきつくても利用者さんと接しているときは穏やかな気持ちになれる、やりがいを感じられるという場合は、職場を変えるだけで再び快適に介護職として働くことができます。
何を言っても給料やその時の人間関係などに感情が引っ張られると思うので、純粋に今の介助にやりがいを感じられているのかを考えるのは難しいかも知れません。
ただ、ここで少しでも楽しい瞬間はあると思えるかどうかは介護職を続けるかどうかにおいて非常に大事な要素です。
どうしても介護自体の問題より施設、環境の原因で辞めたいという気持ちに傾いてしまうことはあります。
仕事内容だけで見たときに介護自体が嫌いになっていないかは一度考えてみてください。
周りの意見を考慮して考えられているか
3つ目は考えて欲しいことは周りの意見を考慮して辞めるべきかどうかを考えられているかです。
家族、友人、特に同じ職場で働く人からの意見を踏まえて判断することで、より自分の選択に自信を持って進めることができます。
もちろん、周りの意見は参考程度にして自分の気持ちを最優先にして大丈夫です。
ですが、自分だけで判断してしまうことで気づけなかった部分が後で辞めて後悔する要因にもなったりするので、気をつけてください。
もちろん介護業界に詳しい転職エージェントに相談するのも良いでしょう。
レバウェル介護であれば相談のみの初回面談も歓迎していますし、マイナビ介護職であれば介護業界で働いた経験があるエージェントが在籍しているので、悩みに共感した上での意見をもらうことができますよ。
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介護職を辞めたほうが良い人の特徴
次に介護職を辞めたいと感じたときに辞めたほうが良い人の特徴を紹介します。
介護職を辞めたほうが良い人の特徴は大きく以下の3つと言えます。
別業界や業種に興味がある
評判・口コミ
![20代・女性](/magazines/shindan/img/default/woman.png)
20代・女性
今はしっかり休みも取れて日勤のみの仕事をしているので心も身体も健康に生活できていると感じます。
給料も介護の時よりほんの少しですが上がったので違う職種に転職して良かったです。
![20代・男性](/magazines/shindan/img/default/man.png)
20代・男性
ストレスが無くなった。他の仕事をし始めた時に、こんなに働くことが楽しいんだと思った。
介護士は精神的にも肉体的にもハードなのに割に合わなすぎる。
介護職を辞めたほうが良い人の特徴1つ目は別業界や業種に興味があるという理由です。
介護職の仕事をしている中で感じる様々なストレスや、給料面から他の業界の職業や職種が魅力的に見えることも多いでしょう。
それに介護職の声にもあるように別業界に転職することで精神的なストレスが激減している人も実際多いです。
しっかりと別業界に行きたい理由や興味があれば検討して問題ない選択肢であると言えます。
ただし浅い見解で他業界に転職してしまうと、思いもよらない部分でギャップを感じてしまうこともあるので、情報収集を徹底的におこなうことは忘れないようにしましょう。
排泄処理などにかなり抵抗がある
介護職を辞めたほうが良い人の特徴2つ目は排泄処理などにかなり抵抗があるという理由です。
介護職員として現場で利用者のケアをする以上、利用者の排泄処理などの業務は避けられません。
ですが、業務とはいえ、どうしても耐えられないと感じてしまうのも仕方のないことです。
あまりにも業務スピードに支障が出てしまっている、自分の精神的な部分に影響が出ている場合はこのまま介護職を続けるのか検討するべきでしょう。
人とコミュニケーションを取ることが苦手
介護職を辞めたほうが良い人の特徴3つ目は人とコミュニケーションを取ることが苦手だという理由です。
介護職として働く以上、利用者との会話や介助の連携のために常にコミュニケーションが必要になってきます。
そのような中でそもそも人と話すことが好きではないという場合は正直、介護職として働いていくことはかなり難しいです。
コミュニケーションが必須の現場で会話自体にストレスや抵抗を感じるのは業務的な観点から見ても致命的です。
辞めたいという気持ちにまで繋がってしまっているのであれば、別の業界への転職を検討したほうが良いでしょう。
介護職を辞めるべきかどうかの判断基準
次に介護職を辞めるべきかどうかの判断基準についてお伝えします。
介護職を辞めたいと感じても、別の介護施設に転職することで辞めたいと感じる問題が解決するケースも多く存在します。
そこでここまでで先述した内容を、「別の介護施設に転職すれば解決する理由」と、「介護職を辞めたほうが良い理由」で分類すると以下のようになりました。
別の介護施設に転職すれば解決する理由
- 職場の人間関係がつらい
- 仕事内容に対して給料が低い
- 体力や精神がもたない
- 施設の理念や介護方針が合わない
- ブラックだと感じる待遇や業務量
- 育休や産休が取得できない
- 夜勤がつらい
介護職を辞めたほうが良い理由
- 別業界や業種に興味がある
- 排泄処理などにかなり抵抗がある
- 人とコミュニケーションを取ることが苦手な人
別の介護施設に転職すれば解決する理由は別の言い方をすれば、介護業界ではない別業界に転職しても職場選びを間違えれば起こりうる問題とも言えます。
なので、正しい職場選びをしてストレスなく介護現場で働けるように転職活動を進めていくと良いでしょう。
一方でそれ以外の理由は、介護職を辞めたほうが良い理由になります。
やはり介護業界以外に興味があるはもちろんですが、排泄処理が苦手、人との会話が好きではない人は介護職に向いていないと断言できます。
介護職である以上排泄処理とコミュニケーションは絶対に避けることはできない上に辞めたいと感じるほどの苦手意識は致命的です。
苦手でも頑張りたいと感じているなら話は別ですが、辞めたいと感じているのであれば別業界への転職を目指すべきでしょう。
介護職以外への転職には以下の大手転職エージェントを利用することをおすすめします。
経験豊富なエージェントが介護職での経験や利用者の強みを活かせる転職先を紹介してくれます。
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介護職を辞めたいと感じる職場の特徴
介護職を辞めたい理由は人それぞれありますが、辞めたいと感じる職場には共通して以下の特徴があります。
当てはまっている場合は本当に今の職場で介護職を続けるのか一度考えてみることをおすすめします。
過度な業務を求められる
介護職を辞めたいと感じる職場の特徴1つ目は過度な業務を求められる職場です。
大手の介護施設のような、常に人数が不足している職場で特によく起こる問題です。
常に人数不足の施設はとにかく無差別に大量採用し業務量に耐えられない、施設の方針に合わないと感じる人は辞めてもらって大丈夫という方針で運営しています。
現場を回すことしか考えていないので、過度な業務を介護職員に与えることに課題すら感じていない施設も多く存在します。
このような現場は一人ひとりの介護職員の将来やキャリアに向き合ってくれる職場ではないため、ただ精神と体力をすり減らすだけになってしまう上に自分の介護職としての未来を見据えにくくなってしまいます。
しっかりと職員の労働量や状況を気にかけてくれる職場は大量に存在するため、過度な業務量で苦しみ続けている場合は転職することをおすすめします。
利用者や職員の雰囲気が悪い職場
介護職を辞めたいと感じる職場の特徴2つ目は利用者や職員の雰囲気が悪い職場です。
明らかに利用者が少ない、利用者が一言も喋っておらず下を向いている、職員同士で固まって喋っているなどの状況が見られる職場が最たる例です。
このような職場はかなり閉鎖的な空間で、職員のやる気もないため介護が作業になっておりかなり良くない状況です。
介護に対して前向きで利用者のためになりたいと正しい感覚を持っている職員であれば、人間関係で悩みを抱えてしまったり自分の理想の介護ではないことで介護にやりがいを感じなくなってしまうケースが存在します。
これも明らかに職場に原因があります。自分の思っている介護ではないと感じる人は確実に介護に正しく向き合っている施設が存在するので、転職することをおすすめします。
職員の昇給や昇格の基準がかなり雑な職場
介護職を辞めたいと感じる職場の特徴3つ目は職員が昇給やキャリアの流れを理解できていない職場です。
職員一人ひとりの努力に向き合って、適切に昇給や昇格を積極的に検討してくれる職場かどうかはかなり重要なポイントです。
明らかに昇給幅が少ない、査定頻度が曖昧な場合は気をつけたほうが良いです。中堅社員や指導係クラスの人にどのような昇給の仕組みや頻度になっているか聞いてみることをおすすめします。
答えられない場合は経営層に上手くコントロールされているケースが懸念されます。幹部層が報酬の多くを得ることができる理不尽な仕組みになっている可能性も高いです。
給与に不満があったり、明らかに周りの介護士や別の施設の介護士よりも給料が少ないと感じる場合はこのケースを疑ってみても良いでしょう。
明確に昇給の未来が見えない場合は転職することをおすすめします。
このように職場の問題によって介護職を辞めたいと感じさせられているケースは意外と多いです。
なので、介護職自体を辞める前にまずは自分の理想としていた介護ができる職場はないか探してみましょう。
理想の介護施設を探す際には転職エージェントに相談することをおすすめします。
自分が想像している理想の職場環境を伝えれば、その条件に合った職場をエージェントが探してくれて提案してくれます。
20万件以上の求人数を誇るレバウェル介護や非公開求人を多く保有しているマイナビ介護職であれば求める求人も存在している可能性は高いです。
まずは登録して転職エージェントに今の悩みと働きたい施設の理想を伝えてみると良いでしょう。
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転職のプロがおすすめする介護施設の特徴
次に転職のプロである末永がおすすめする良い介護施設の特徴を紹介していきます。求人を判断する際やエージェントに質問する際の一つの目安にしてみてください。
また、良い施設の基準は介護職を辞めたい理由を参考に以下のように設定しています。
良い施設の基準
- 利用者、職員を含めた人間関係が良好な環境
- 待遇に対しての不安が出にくい
- 雇用契約書などの働き方に関するルールが守られている
上記を踏まえて良い介護施設の特徴は以下の3つです。
1つずつ詳しく説明していきます。
近隣の地域と交流がある職場
良い介護施設の特徴1つ目は近隣の地域と交流がある職場です。
例えば、施設内に地域の人が訪れることのできるカフェがあり地域交流スペースとして開放されているといった施設などが挙げられます。
他にも珍しい例を挙げるとデイサービスとパン屋が一緒になっており、利用者が手伝いに入り地域交流を図る施設もありますよ。
外に開かれた施設は活発な交流がおこなわれている上に、利用者や介護職員の顔も明るいです。
閉鎖的な環境にならないため人間関係の悩み事も少ない好環境といえるためおすすめです。
利用者第一の姿勢を否定しない職場
良い介護施設の特徴2つ目は利用者第一の姿勢を否定しない職場です。
介護施設はどうしても効率化を図った運営を目指してしまい、介護職員も経験が豊富になるとその思考で行動してしまいます。
例えば利用者さんが5分前にトイレに行ったのにまた行きたいと言った場合、全体の運営を考えて「さっきいったでしょ」と後回しにする場合があります。
現場の効率を考えると間違った判断ではないですが、5分前であっても利用者を想って再度トイレに連れて行ってあげる介護職員を否定されず称賛される職場は良い職場と言えます。
どうしても全体の運営を考えるとこのように介護が作業になりがちな場面も多く、指示語が飛び交う施設も存在します。
一方で利用者の幸せを優先に作業ではない介護を大切にする施設は良い介護施設だと言えます。
このような要素は転職活動の中で職場見学をさせてもらうことで掴むことができるので、積極的に転職候補先の職場見学はおこなうようにしましょう。
着実に昇給や昇格ができる職場
良い介護施設の特徴3つ目は着実に昇給や昇格ができる職場です。
介護士を辞めたいと感じる理由の中でも体力的にも精神的にも負担がかかる業務内容の割に給料が見合っていないという理由は多く見られます。
だからこそ、一人ひとりの仕事を適切に評価し定期的に昇給、昇格を見込んでくれる職場は良い職場だと言えます。
従業員の士気が上がれば、従業員も質の良いケアをしようと頑張ることができます。
それが利用者の増加に繋がり施設が豊かになることを理解できている施設を見つけられると良いです。
そのためにも職場見学の際に施設長と事前に話しておくことは転職においても非常に重要だと言えます。
介護業界は介護報酬という財源がメインであることから、昇給や昇格のシステムをきっちりと組み運用できている施設は少ないです。
しかし上記のような従業員の報酬やキャリアアップを大切にしている施設は多く存在しているので、探してみることをおすすめします。
ここまでで紹介した良い介護施設に当てはまる施設の情報は転職エージェントも必ず把握しています。
より確実に良い介護施設に転職したいと考えている場合は転職エージェントにまずは相談してもらうのも一つの手でしょう。
また、良い職場環境かどうかは職場見学をして体感することが一番の近道です。
自分から職場見学を申し出るのは少し手間がかかりますが、転職エージェントに頼めば面接前に見学できるように設定してくれるので、自分にあった転職先を見つけるためにも積極的にエージェントを利用することをおすすめします。
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介護職を辞めたいと思ったら一度エージェントに相談しよう
ここまででお伝えしたように、介護職を辞めたいと感じている原因は職場が大きく影響している可能性が高いです。
職場を変えることで辞めたいと思っていた原因が解消し、ストレスなく働けるようになることはよくある話です。
そのような職場を見つけるためにも介護職に特化した転職エージェントを利用することを強くおすすめします。
介護職を辞めたいと考えている人が介護職に特化した転職エージェントを利用することには多くのメリットが存在しています。
エージェントを利用するメリット
- 辞めたいと思っている原因をエージェントに相談できる
- 自分が介護職をやめたほうが良いのか続けられるのかはっきりわかる
- 転職先を探す手間が省けるため楽に転職活動ができる
辞めた後にどうしていきたいかがはっきりしていないことで、退職に踏み切れない懸念も解消できます。
介護職を辞めたいのに介護職の転職エージェントに相談するというのは違和感があるかも知れませんが、上記のメリットから一番正しい選択だと言えます。
不満がある今の職場から抜け出し、少しでもストレスなく働くためにもまずは転職エージェントに一歩踏み出して相談してみましょう。
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