サーバーサイドエンジニアの転職!意識するポイントをプロが徹底解説
本記事では、サーバーサイドエンジニアが転職する際の流れとポイントや注意点について紹介しています。
また、サーバーサイドエンジニアへキャリアチェンジしたい人が転職する際の流れとポイントや注意点も紹介しているので、参考にしてみてください。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
【ケース1】サーバーサイドエンジニアが転職をする際の流れ
サーバーサイドエンジニアとして働いている人が、転職をする際には、以下のような流れで転職活動を進めていくことになります。
サーバーサイドエンジニアが転職をする際の流れ
- 自己分析をして転職の軸を明確にする
- 転職の軸を参考に希望条件を設定する
- 履歴書と職務経歴書を作成する
- 転職エージェントに登録して求人を探す
- 気になる求人に応募して選考を進める
- 内定をもらって転職をする
サーバーサイドエンジニアの転職活動では、まず自己分析や転職の軸・希望条件の設定、履歴書や職務経歴書の作成などの転職準備から進めていきます。
自己分析では、職務経歴やスキルの整理、強みや得意分野の整理とアピールポイントの洗い出しなどを行い、転職の軸と希望条件を決めていきましょう。
その後、転職準備が終わったら転職エージェントに登録して、求人を紹介してもらい、気になる求人に応募して選考を進めていくことになります。
そして、内定をもらえた後は、内定条件を確認した上で、必要に応じて交渉を進めて、条件に問題がなければ合意して雇用契約を締結していきます。
末永
サーバーサイドエンジニアが転職する際のポイント・注意点
サーバーサイドエンジニアとして転職する際には、円滑に転職活動を進めていくために意識しておいて欲しいポイントや注意点があります。
求人探しでは転職エージェントを活用する
サーバーサイドエンジニアが転職をする際には、転職サイトよりも転職エージェントを活用した方が、効率的に求人探しを進めることができます。
というのも、エンジニア転職に強い転職エージェントなら、あなたの経験やスキル、希望条件に応じて求人を紹介してくれるからです。
また転職エージェントでは非公開求人も取り扱っていて、転職サイトよりも求人数が多く選択肢が広がる可能性が高いです。
さらに、求人紹介以外にも自己分析のサポートや転職相談、職務経歴書の添削や面接対策時のフォローまで、様々な転職支援をしてくれます。
末永
エンジニア転職に強い転職エージェントを探しているのであれば、以下の転職エージェントの活用がおすすめです。
いずれも、エンジニアの転職支援実績が豊富で、手厚い転職支援が受けられるので、活用してみると良いですよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
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マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
ウィルオブテック
ITエンジニア専門エージェント!2名の専属アドバイザーが年収アップをサポート -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有 -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント
将来のキャリアも見据えた選択をすること
サーバーサイドエンジニアが転職する際には、将来のキャリアも見据えて転職先を選びましょう。
というのも、サーバーサイドエンジニアのキャリアパスにはスペシャリスト・ジェネラリスト・マネジメントといった道があり、どのようなキャリアパスを描くかで必要な経験・スキルが異なるからです。
例えば、サーバーサイドエンジニアからフロントエンドやインフラエンジニアにキャリアチェンジすると、使用するプログラミング言語やフレームワークが異なりますよね。
末永
自分のキャリアの目標を明確にした上で必要な経験を積める職場への転職を目指すことが大切ですね。
業務内容は応募前に詳細まで確認すること
サーバーサイドエンジニアの転職で求人を探す際には、応募する求人の業務内容が希望とマッチしているか詳細まで確認しましょう。
というのも、求人に記載されている業務内容は企業の状況によって変わるため、「任せる可能性のある仕事」であることも多く「絶対できる仕事」とは限りません。
末永
特に、受託会社やSES会社の場合は、案件ごとに役割が変わることもありますし、自社開発会社でもプロジェクトの進行具合と人員状況次第で仕事内容が変わることも多いです。
そのため求人に応募する際には、希望する仕事ができる可能性があるのか、転職した後に任される予定の仕事にはどのようなものがあるのかまで確認しましょう。
職務経歴書の内容は工夫すること
エンジニア転職において、職務経歴書はエンジニアとしてのスキルや経験を伝えるために重要な書類なので、相手に伝わりやすいように作成する必要があります。
特に、書類選考では職務経歴書の内容で合否が決まるので「会って話してみたい」と感じてもらえるように、企業の求める人物像にマッチするようにアピールする内容を調整することも大切です。
また、エンジニアとしての経験や実績、スキルレベルや得意分野を伝えるために、スキルセットを表としてまとめたり、得意分野や活かせるスキル・経験をアピールしていくのも良いですね。
職務経歴書を作成した後には、書き方や内容に問題がないかを添削してもらった方が良いので、転職エージェントを利用する場合には、キャリアアドバイザーに添削してもらいましょう。
面接対策ではキャリアアドバイザーに相談すること
サーバーサイドエンジニアが面接に臨む際には、面接対策が必要ですが、面接対策をする際にはキャリアアドバイザーに相談することも大切です。
自分で情報を調べて面接対策をすることも必要なのですが、面接で質問される内容や応募先が評価しているポイントは、キャリアアドバイザーに聞いた方が正確な情報が得られます。
また、面接対策を考えた後にも、内容に問題がないか、他にアピールできることや掘り下げた方が良いことはないかをキャリアアドバイザーに聞けば、具体的なアドバイスももらうこともできます。
そのため、転職の成功率を少しでも上げたいと考えているのであれば、キャリアアドバイザーにも相談をしながら、面接対策を入念にしておきましょう。
【目的別】サーバーサイドエンジニアが転職をする際のポイント・注意点
サーバーサイドエンジニアとして転職する人の中には、スキルアップや年収アップ、キャリアチェンジなど、明確な目的を持って転職する人もいます。
そこで、本項では、目的別にサーバーサイドエンジニアとして転職を考えている人が意識しておくと良いポイントについて紹介していきます。
得意分野のスキルアップを目指したい人の転職におけるポイント・注意点
サーバーサイドエンジニアとして、得意分野のスキルアップを目指したい人は、具体的にどのような分野の経験を積みたいのか、どのようなスキルを身に付けたいのかを明確にしておくことが大切です。
サーバーサイドエンジニアは開発目的によって求められるスキルセットは変わりますし、どのような経験を積みたいのかによって、求人選びで意識するポイントも変わります。
そのため、転職する際にはキャリアの方向性を明確にしつつ、今回の転職の軸を決めて、求人探しでも希望する経験を積めるのか、希望するスキルを磨けるのかを確認した上で求人を選びましょう。
また、選考では、キャリアの方向性が応募先とどのようにマッチしているのか、自身の経験やスキルを活かしてどのような貢献ができるのかを話せるようにしておくと、評価してもらいやすいですよ。
年収アップを目指したい人の転職におけるポイント・注意点
年収アップを目指すために、サーバーサイドエンジニアが転職をする場合には、転職市場における適正年収を正確に把握しておくことが大切です。
エンジニアの年収は、開発経験年数やスキルレベル、対応できる業務範囲の広さや役職経験の有無で決まるため、自身の経験や実績を元にどの程度の年収が妥当なのかを確認しておきましょう。
確認する方法としては、年収診断ツールを活用するか転職エージェントで確認する方法がありますが、スキルセットや対人スキルなども考慮して判断するなら、転職エージェントの活用がおすすめです。
また、転職活動を進めていく際には「提示された年収を出す価値がある」と思ってもらうために、いままでの実績や貢献してきたことを中心にアピールしていくと良いですよ。
新しい分野の経験を積みたい人の転職におけるポイント・注意点
サーバーサイドエンジニアの中には、対応できる業務の幅を広げるために、別の開発言語やフロントエンド開発・インフラ構築など、新しい分野の経験を積みたい人もいると思います。
そして、新しい分野の経験を積みたいのであれば、転職活動を始める前にスキルを習得するか、メインスキル以外の経験を積める可能性のある会社を選んで応募していくと良いですね。
事前にスキル習得をする場合には、参考書を活用して学習することが多いですが、転職時に一定のスキルを証明したいなら、プログラミング関係の資格を取得するのもおすすめです。
また、選考の際には、具体的なキャリアプランについて話したり、エンジニアとして働く中で貢献してきたことや評価されたことをアピールしていくと、未経験分野でも評価してもらいやすくなりますよ。
末永
新しい分野に転職するために、資格取得を目指すなら「スキル習得や転職におすすめの資格」で、おすすめの資格を紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
【ケース2】エンジニア経験者がサーバーサイドエンジニアを目指す際の流れ
エンジニア経験者が、サーバーサイドエンジニアにキャリアチェンジする場合には、以下のような流れで転職活動を進めていくことになります。
- サーバーサイド言語に関する情報収集をする
- 自己分析をしてキャリアの方向性を整理する
- 希望するプログラミング言語のスキルを習得
- 履歴書と職務経歴書を作成する
- 転職エージェントに登録して求人を探す
- 気になる求人に応募して選考を進める
- 内定をもらって転職をする
コーダーやマークアップエンジニア、フロントエンドエンジニアやインフラエンジニアのようなエンジニア経験者がサーバーサイドエンジニアへ転職する場合には、まずは情報収集から始めましょう。
エンジニア経験者なら、仕事内容は把握している人も多いので、情報収集では、スキルの需要や将来性、言語別でのリモートのしやすさ、具体的なキャリアパスを中心に調べると良いですよ。
転職準備や転職活動を進める際のポイントや注意点は、次項でお伝えしていますが、エンジニア経験者が転職する場合には、自己分析を行ってキャリアの方向性を定めておくことが重要です。
特に、サーバーサイドエンジニアへの転職では、複数の開発言語からスキルを選ぶ必要がありますし、転職でもキャリアチェンジを目指す理由やキャリアプランについて深掘りされることも多いです。
そのため、転職する際には、少しでも転職が上手くいくように、情報収集と自己分析、キャリアプランの立案は優先的に行った上で、転職活動を進めていきましょう。
エンジニア経験者がサーバーサイドエンジニアを目指す際のポイント・注意点
エンジニア経験者がサーバーサイドエンジニアを目指す場合には、以下のポイントや注意点を意識しておくと良いですよ。
特に、スキルの選び方や希望条件の設定方法、選考でアピールするポイントは、選考の通過率を上げるために重要なので、参考にしてみてくださいね。
既存スキルとの親和性を意識して選ぶこと
エンジニア経験者がサーバーサイドエンジニアに転職するために、スキルを習得するなら、既存のスキルとの親和性を意識して選ぶことも大切です。
というのも、既存スキルとの親和性がある方がスキルの習得もしやすく、キャリアチェンジする際にも「未経験でもキャッチアップして貰えば良い」と感じてもらいやすいです。
もちろん、希望するキャリアの実現に必要なスキルを身につける方が優先度は高いですが、関連性のあるスキルを身につける方が、採用側もリスクを感じにくく、転職難易度は下がります。
そのため、サーバーサイドエンジニアを目指す時に、習得するスキルに迷ったら、希望するキャリアの実現に必要かどうかだけではなく、既存スキルとの親和性も意識して選ぶと良いですよ。
経験職種によって勉強方法を変えること
エンジニア経験者でも、プログラミング経験の有無でおすすめの勉強方法は変わります。
特に、インフラエンジニアのように、プログラミング言語に触れる機会が少ない場合には、参考書だけだとスキル習得に時間がかかったり、挫折してしまう人もいます。
独学では、学習サービスを利用したり、資格取得を目指す方法もありますが、どちらにしてもプログラミング未経験だと、挫折する可能性があるため、プログラミングスクールを活用する方が良いですね。
また、スキル習得後に求人探しもしたいなら、転職保証コースのあるプログラミングスクールの利用もおすすめなので、希望するスキルと経験職種によって、最適な方法を選択すると良いですよ。
末永
プログラミングスクールを探しているなら、TECH ACADEMY・TECH CAMP・侍エンジニアがおすすめです。
いずれのスクールも転職保証コースがあるので、転職保証コースを探している人は詳細を確認しておくと良いですよ。
ニーズに合う求人を取り扱う転職エージェントを選ぶこと
エンジニア経験者がサーバーサイドエンジニアへの転職をする際には、希望やニーズに合う求人を取り扱う転職エージェントを選びましょう。
転職エージェントにも「総合型」「既卒/第二新卒向け」「経験者向け」「ハイクラス向け」など、取り扱っている求人の特徴にも違いがあるため、どのサービスを使うかで求人探しの効率も変わります。
エンジニア経験者の場合、経験者向けのサービスでも求人探しはできますが、条件に合う求人の数は減るので、希望にマッチする求人を探すのは難しいです。
そのため、エンジニア経験者が転職をする際には、求人数の多い総合型の転職エージェントか未経験者向けの求人も取り扱う「既卒/第二新卒向け」の転職エージェントを活用すると良いですよ。
末永
求人数が多くて、未経験分野でも応募できる求人を取り扱っているサービスを探すなら、リクルートエージェント(IT)・dodaには登録しておきましょう。
ワークポートも総合型の転職エージェントで、希望する求人を紹介してもらえる可能性があるので、登録しておくと良いですよ。
希望条件は客観的な意見を聞いてから設定すること
エンジニア経験者でも、未経験分野へ転職する際には、年収が下がる可能性もあるため、希望条件は客観的な意見を聞いてから設定することも大切です。
特に「年収」「働き方」「福利厚生」は、企業によって変わりますし、条件の設定次第では該当求人がなくて、紹介が難しくなる可能性もあります。
また、仕事内容に関しても、未経験分野だと保守運用の業務から入ることが多いため、いきなり構築の仕事がしたいと言っても、紹介できる求人は限られるので注意しましょう。
適切な条件を設定するために意見を聞くなら、エンジニアの転職市場を理解している転職エージェントのキャリアアドバイザーに聞くのが良いので、条件設定に悩んだら相談してみると良いですよ。
選考ではキャリアの方向性やエンジニア経験をアピールする
エンジニア経験者がサーバーサイドエンジニアへ転職する際には、キャリアの方向性やエンジニアとして働いてきた経験を中心にアピールしましょう。
サーバーサイドエンジニアとして働く場合には、スキルは違ってもエンジニアとして働いた知見や経験は活かせますし、他の職種を経験したからこそ貢献できる要素もたくさんもあります。
また、エンジニアとして働いていく上で、具体的にどのようなキャリアを実現したくて、サーバーサイドエンジニアへの転職を考えたのかを説明できると、転職理由にも納得してもらいやすくなります。
未経験者の採用では、モチベーションの高さと既存の知識やスキルを活かして貢献してくれるのかが重視されるので、具体的な動機や貢献できる要素をアピールすると評価してもらいやすくなりますよ。
【ケース3】エンジニア未経験者がサーバーサイドエンジニアを目指す場合
エンジニア未経験からサーバーサイドエンジニアを目指す場合には、以下のような流れでスキル習得から転職活動まで進めていくことになります。
- サーバーサイドエンジニアに関する情報収集
- 自己分析をしてキャリアの希望を明確にする
- 希望するプログラミング言語のスキルを習得
- 履歴書と職務経歴書を作成する
- 転職エージェントに登録して求人を探す
- 気になる求人に応募して選考を進める
- 内定をもらって転職をする
エンジニア未経験の場合、サーバーサイドエンジニアの仕事内容や関連するエンジニアとの役割の違い、求められる知識・スキルや言語別の需要・将来性まで調べて理解を深めておく必要があります。
また、スキル習得では「どのようなエンジニアになりたいのか」を明確にしてから、スキルを選ぶことが大切なので、スキル習得の前に自己分析をしてキャリアの希望を明確にしておきましょう。
そして、職務経歴書を作成する時には、基本的には前職のフォーマットを採用しつつ、エンジニアとして求められる知識やスキルがあるのかを伝えられるように、書き方や内容を工夫することも大切です。
未経験転職の際には、わからないこともたくさんあるので、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談しながら転職活動を進めていきましょう。
エンジニア未経験者がサーバーサイドエンジニアを目指す際のポイント・注意点
エンジニア未経験の人が、サーバーサイドエンジニアを目指す際には、以下のポイントや注意点を意識して転職活動を進めていくと良いですよ。
需要や将来性を意識して習得するスキルを選ぶこと
エンジニア未経験からサーバーサイドエンジニアを目指す場合のスキル選びでは、サーバーサイド言語の需要や将来性を把握した上で、希望に合うスキルを選択することが大切です。
というのも、サーバーサイド言語にはいくつか種類がありますが、それぞれ得意分野も異なりますし、言語とフレームワークでトレンドや需要・将来性にも違いがあります。
そのため、スキル選びをする際には「どのような開発がしたいのか」を明確にした上で「どの言語やフレームワークの需要・将来性が高いのか」も加味してスキル選択をしていきましょう。
また、プログラミング言語の特徴や需要・将来性に関する情報は「サーバーサイド開発に必要なプログラミング言語の種類」で紹介しているので、スキル選びの際の参考にしてみてくださいね。
独学よりもプログラミングスクールを活用すること
未経験からサーバーサイドエンジニアを目指すのであれば、独学よりもプログラミングスクールを活用した方が、効率的にプログラミングスキルを習得することができるのでおすすめです。
独学でも動画学習サービスやプログラミング学習サービスを活用すれば、基礎的な知識の勉強はできますが、プログラミングが初めてだと難易度が高くて挫折してしまう人も多いです。
ですが、プログラミングスクールでは、エンジニア経験のあるメンターがサポートしてくれて、わからないことがあっても質問できるため、独学よりも挫折する可能性を下げることにも繋がります。
また、プログラミングスクールでは、カリキュラム修了後に、求人紹介をしてくれる転職保証を提供しているスクールもあるので、スキル習得から求人紹介までして欲しい人は活用すると良いですよ。
末永
プログラミングスクールを利用するなら、TECH ACADEMY・TECH CAMP・侍エンジニアがおすすめです。
いずれのスクールも転職支援実績も豊富で、転職保証コースもあるので、未経験からサーバーサイドエンジニアへ転職したい人は、ぜひ活用してみてください。
未経験のエンジニア転職に強い転職エージェントを利用すること
未経験からサーバーサイドエンジニアに転職するなら、経験者向けの転職エージェントではなく、総合型の転職エージェントや未経験のエンジニア転職に強い転職エージェントを活用しましょう。
特に、リクルートエージェント(IT)・doda・ワークポートは、総合型の転職エージェントで豊富な求人を取り扱っています。
また、ユニゾンキャリアもITスクールを運営していて、未経験からのエンジニア転職に強いので、未経験からサーバーサイドエンジニアを目指す人にはおすすめの転職エージェントです。
未経験からサーバーサイドエンジニアを目指す場合は、求人探しの幅を広げるために複数の転職エージェントを併用した方が良いので、気になるサービスがあれば、登録して話を聞いてみると良いですよ。
未経験の転職では年収にこだわりすぎないこと
未経験からサーバーサイドエンジニアへ転職する場合の年収の目安は300万円〜400万円で、企業によっても年収の水準には大きな違いがあります。
そのため「エンジニアに転職すれば年収が上がる」と考えている人は、転職直後は年収が下がる可能性がある点には注意しましょう。
また、未経験からエンジニアへ転職する際には、年収よりも教育体制の有無や仕事内容の方が重要なので、年収にこだわりすぎずに、求人紹介の幅を広げられるような希望条件を設定することも大切です。
ですが、前職で年収が高かったり、エンジニアとして活かせる経験がある場合には、内定後に条件の交渉ができる可能性もあるので、まずは適切な年収がどれくらいなのかを確認してみると良いですよ。
前職の経験で活かせる知識やスキルをアピールする
未経験からサーバーサイドエンジニアを目指す場合、選考では前職の経験の中で、サーバーサイドエンジニアとして働く際に活かせる経験やスキルを中心にアピールしていきましょう。
サーバーサイドエンジニアとして働く際に活かせる知識やスキルには「前職の業界・業種の知識」「対人スキル」「マネジメント経験」があり、人によってアピールすべきポイントは変わります。
そのため、選考でアピールする内容を精査するためにも、まずは自己分析をして経験や強みを整理した上で、転職エージェントで経歴の中でアピールできる要素がないか確認してみると良いですよ。
また、未経験からエンジニアに転職する際には「開発言語を選んだ理由」「具体的なキャリアパス」を聞かれることもあるので、面接対策をする時には答えられるように準備しておくことも大切です。
サーバーサイドエンジニアのスキル習得におすすめの勉強方法
サーバーサイドエンジニアになるには、サーバーサイド開発で用いられるプログラミングスキルの習得が必要ですが、スキル習得を目指す方法には独学とプログラミングスクールの活用があります。
そこで、本項では、独学での勉強方法やプログラミングスクールを利用するメリット・デメリットについて紹介していくので、スキル習得を目指している人は参考にしてみてくださいね。
独学で希望する言語の勉強をする
サーバーサイドエンジニアに必要なスキルを習得する際に、独学で学習を進める場合には、参考書や学習サービスを利用したり、資格を取得してスキルを証明できるようにすることが多いです。
プログラミング未経験の人には、独学は学習難易度が高くて挫折してしまう人も多いので、あまりおすすめはできませんが、プログラミングスクールに比べて費用が抑えられるのが特徴です。
また、勉強の進め方としては、IT全般に関する基礎知識を理解した上で、希望する開発言語のスキルを習得していくことになるため、参考書と学習サービスを併用すると、効率的に学習が進められますよ。
そして、勉強を進めていく際には、転職活動でスキルレベルを証明するためにも、資格を取得したり、GitHubでソースコードを公開しておくと、未経験分野でも、選考の通過率が上がるのでおすすめです。
末永
サーバーサイドエンジニアが独学でスキル習得を目指す場合におすすめの参考書や学習サービス、取得すると良い資格も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
スキル習得におすすめの参考書
独学でプログラミングの学習をする場合には、参考書を活用する人も多いですが、参考書にも種類があって、どの書籍を選べばいいのかわからない人もいると思います。
そこで、本項では、サーバーサイドエンジニアに必要なスキル習得におすすめの参考書をまとめて紹介していくので、参考書選びに迷っている人は参考にしてみてくださいね。
ITやシステム開発に関する勉強におすすめの参考書
- イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本
- ソフトウェア・ファースト あらゆるビジネスを一変させる最強戦略
- 改訂3版 これからはじめるプログラミング 基礎の基礎
- プログラムはなぜ動くのか 第3版 知っておきたいプログラミングの基礎知識
- リーダブルコード より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック
- プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則
プログラミング言語別のおすすめの参考書
- スッキリわかるJava入門
- 気づけばプロ並みPHP 改訂版--ゼロから作れる人になる!
- 現場で使える Ruby on Rails 5速習実践ガイド
- スターティングGo言語
- 独習Python
インフラに関する勉強におすすめの参考書
- 絵で見てわかるITインフラの仕組み 新装版
- インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門 第2版
- サーバ/インフラエンジニアの基本がこれ1冊でしっかり身につく本
- マスタリングTCP/IP―入門編―(第6版)
- すべてわかるゼロトラスト大全 さらばVPN・安全テレワークの切り札
上記で紹介した参考書は、いずれも評価が高くて口コミ数も多い参考書ですが、購入する前には内容と読みやすさも確認しておくことが大切です。
また、参考書で勉強する時には、自分の知識量や理解度にあった参考書選びが重要なので、プログラミング未経験者は初心者〜中級者向けの参考書を中心に購入しましょう。
スキル習得におすすめの学習サービス
独学でスキルの勉強をする場合には、参考書だけではなく、動画学習サービスやプログラミング学習サービスを活用するのもおすすめです。
動画学習サービス
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Schoo
オンラインで講義でタイムライン・チャットでのリアクションをしながら勉強ができる。 -
Udemy
初心者向けから上級者向けまで様々な講座の動画があり、本格的な動画も多い。
プログラミング学習サービス
-
Progate
ブラウザ上でコード記述ができて気軽に学習ができる。結果の答え合わせもできるため、間違えた場所もすぐにわかるのも特徴。 -
ドットインストール
3分動画で学習できて、プレミアムプランでは現役のエンジニアへの質問も可能。参加型のプログラミング勉強会もある。 -
paiza
動画解説がある実践型のプログラミング学習サービスで、ブラウザ上でコード記述ができるので動画を見ながら学習できる。
動画学習サービスを活用するなら、基礎はSchooやUdemyのどちらもおすすめですが、本格的な内容について学びたいならUdemyで学習を進めていくのがおすすめですね。
また、動画学習サービスでは、Progateやpaizaならブラウザ環境でプログラミング学習ができるので、気軽にプログラミングを学習したい人は活用してみると良いですよ。
ドッドインストールでも、オンライン勉強会の「256times」を活用すれば、ブラウザ環境でコーディングの練習もできるので、紹介した中で気になるサービスがあれば詳細を確認しておきましょう。
スキル習得や転職におすすめの資格
サーバーサイドエンジニアが、知識やスキルを証明するために、資格取得を目指すなら、以下の資格の取得を目指すのがおすすめです。
スキル習得におすすめの資格
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
- Javaプログラミング能力認定試験
- PHP技術者認定試験
- Ruby技術者認定試験
- Python3エンジニア認定基礎試験
- Python3エンジニア認定実践試験
ITパスポートは、エンジニア未経験者が基礎を理解するために取得を目指す人向けの資格で、基本情報技術者試験は、エンジニアを目指す人は優先的に取得しておきたい資格になります。
また、プログラミング言語に関連する資格を取得するなら、認定試験の取得を目指すのがおすすめですが、他にも認知度のある資格はあるので、気になる人は調べてみると良いですよ。
その他にも、必要に応じてクラウドサービスの認定資格やインフラ関連の資格も取得しておくと、転職時にアピールできるので、余裕があれば取得を目指してみるのもおすすめです。
クラウドやインフラ関連のおすすめの資格
- 情報セキュリティマネジメント試験
- Linux技術者認定資格
- シスコ認定技術者資格
- Oracle Master
- AWS認定資格
- Google Cloud認定資格
- Microsoft Azure認定資格
プログラミングスクールで勉強をする
プログラミング未経験の人が、サーバーサイドエンジニアに必要なスキルを習得するなら、プログラミングスクールの活用がおすすめです。
本項では、プログラミングスクールを利用するメリット・デメリット、おすすめのプログラミングスクールを紹介するので、プログラミングスクールの利用を検討している人は参考にしてみてくださいね。
プログラミングスクールを利用するメリット・デメリット
プログラミング未経験の人が開発スキルを身につけるなら、プログラミングスクールの活用がおすすめですが、プログラミングスクールにもメリットやデメリットがあります。
プログラミングスクールのメリット
- 効率的にプログラミングの勉強ができる
- エンジニア経験のあるメンターがサポート
- コースによっては転職支援も受けられる
プログラミングスクールのデメリット
- 受講料が高くて利用するハードルが高い
- コースによって学べる内容が限定される
- 必ずスキルが習得できるわけではない
プログラミングスクールは、未経験者でも効率的に学習が進められるようなカリキュラムが用意されていて、エンジニア経験のあるメンターがサポートしてくれるため、独学よりも挫折しづらいです。
また、プログラミングスクールでは転職保証コースを用意しているスクールもあるので、カリキュラム修了後に、未経験でも応募できる求人を紹介してもらえるのも利用するメリットとして挙げられます。
ですが、プログラミングスクールは、数十万円の受講料がかかり、学習効率を優先しているので、コースに学習内容は限定されますし、利用したからといっても必ずスキル習得ができるとは限りません。
もちろん、独学よりも効率的に学習できて、メンターに質問もできるので、独学より挫折しづらいですが、プログラミング学習は本人が高い意欲を持って学習する必要があることは理解しておきましょう。
サーバーサイドエンジニアにおすすめのプログラミングスクール
プログラミングスクールには、様々な種類がありますが、サーバーサイド言語のスキル習得を目指すなら、以下のスクールの活用がおすすめです。
おすすめのプログラミングスクール
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UZUZカレッジ
資格取得に強いプログラミングスクールで、Java認定資格やCCNA・LinuCなどのインフラ関連の資格取得を目指せるコースもある。 -
Code Camp
PHPやRubyなどのWeb系の開発言語のコースに強く、Javaマスターコースや希望するスキル習得ができるオーダーメイドコースの取り扱いもある。 -
侍エンジニア
AIやデータサイエンスに関するコースやオーダーメイドで学習できるコース、資格取得を目的としたコースや転職保証コースまで様々なコースの取り扱いがある。 -
TECH ACADEMY
フロントエンドからサーバーサイドまで様々なコースがあり、プログラミング関連のコースを網羅的に取り扱っている。Webエンジニア向けの転職保証コースもある。 -
TECH CAMP
フロントエンドスキルからRubyを用いた開発など、Web開発に関するスキルを網羅的に身につけることができる。短期集中や夜間・休日の転職保証プランもある。
プログラミングスクールにも種類がありますが、資格取得を目指すなら、UZUZカレッジや侍エンジニアの活用がおすすめです。
また、希望に応じて必要なスキルを習得したいなら、オーダーメイドコースを取り扱っている、Code Campや侍エンジニアを活用すると良いですよ。
そして、サーバーサイド言語の転職保証があるスクールを利用したいなら、侍エンジニア・TECH ACADEMY・TECH CAMPがおすすめですね。
末永
プログラミングスクールの中でも、認定スクールの侍エンジニア・TECH ACADEMY・TECH CAMPでは、条件を満たせば受講料を一部返金されます。
そのため、プログラミングスクールを利用する際に、受講料が気になる人や転職保証のあるスクールを利用したい人は、詳細を確認してみると良いですよ。
サーバーサイドエンジニアに関する基本情報
サーバーサイドエンジニアを目指すなら、基本情報を把握しておくことが、ミスマッチを防ぐためには必要です。
そこで、本項では、サーバーサイドエンジニアに関する基本情報を紹介していくので、参考にしてみてくださいね。
サーバーサイドエンジニアの仕事内容
サーバーサイドエンジニアは、Webサービスやアプリケーションの開発における、サーバー側で実行される機能の開発を行う職種の総称で、バックエンドエンジニアとも呼ばれています。
サーバーサイドエンジニアの仕事内容には、要件定義や基本設計/詳細設計、開発やテスト、運用保守まであり、一貫して対応することもあれば、チームで役割分担をして対応することもあります。
サーバーサイドエンジニアは、開発目的で用いられるプログラミング言語が変わり、JavaエンジニアやPHPエンジニアのように、得意としている開発言語で職種名が変わるのも特徴です。
サーバーサイドエンジニアとその他エンジニアの役割の違い
サーバーサイドエンジニアは、主にサーバーサイドの開発を行うエンジニアですが、エンジニアには他にも役割によって職種があり、それぞれ以下のような違いがあります。
エンジニア職種別の役割の違い
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コーダー/マークアップエンジニア
設計書を元にHTML・CSSを用いたコーディングを行うエンジニア。 -
フロントエンドエンジニア
HTML/CSS/JavaScript/JQueryを用いたフロントエンド実装を行うエンジニア。要件定義から保守運用まで対応することもある。 -
サーバーサイドエンジニア
Webサービスの開発におけるサーバーサイドの実装を行うエンジニア。スキルによって開発言語で呼ばれることも多い。 -
インフラエンジニア
サーバー・データベース・ネットワーク・セキュリティなど、ITインフラ全般の要件定義から保守運用まで行うエンジニア。 -
フルスタックエンジニア
フロントエンド・サーバーサイド・サーバー/データベース構築まで一貫して対応できるエンジニア。 -
スマホアプリエンジニア
スマートフォンアプリの開発を行うエンジニア。得意分野によってiOSエンジニアやAndroidエンジニアと呼ばれることもある。
開発では、様々なスキルを持ったエンジニアが役割を分担して対応することが多く、他にも進捗管理を行うディレクターやプロジェクトマネジメントを行うPL/PMがいるプロジェクトも多いです。
サーバーサイドエンジニアとして働く場合には、それぞれの職種がどのような役割を担っているのか把握しておくことも大切なので、気になる職種があれば、詳しい情報について調べると良いですよ。
サーバーサイドエンジニアに求められる知識・スキル
サーバーサイドエンジニアは、主にサーバー側の機能開発を行いますが、転職する際には以下のような知識・スキルも求められます。
- プログラミングスキル
- フレームワークに関する知識・スキル
- システム全般やOSに関する知識
- クラウドを用いたサーバー構築のスキル
- データベース構築に関するスキル
- セキュリティに関する知識
サーバーサイド開発を行う際には、開発目的によって用いるプログラミング言語やフレームワークは変わるため、希望する開発分野に合わせた言語やフレームワークのスキルを習得する必要があります。
また、サーバーサイドエンジニアは開発だけではなく、要件定義や基本設計/詳細設計、テストや保守運用の対応まで行うことも多いので、システム全般やOSに関する知識も必要になりますね。
開発においてインフラ構築を行うこともあるため、クラウドサービスを用いたサーバー構築やSQLを用いたデータベース構築に関するスキル、セキュリティ関連の知識も求められることもあります。
サーバーサイド開発に必要なプログラミング言語の種類
サーバーサイドエンジニアとして働く場合、開発目的によって必要なスキルは変わりますが、開発言語にはどのような種類があるのでしょうか。
本項では、サーバーサイド開発で用いられるプログラミング言語の特徴とそれぞれの開発言語の需要・将来性に関して解説していくので、スキル選びの参考にしてみてくださいね。
プログラミング言語の特徴と需要・将来性の違い
-
Java
業務用システムの開発で利用されることが多く、安定した需要があって、未経験から挑戦する人も多い。 -
PHP
WebサイトやWebシステムの開発で用いられることも多く、安定した需要もあって未経験からでも挑戦しやすい。 -
Ruby
Webアプリ開発やSNSの開発ができ、未経験からの習得難易度も低め。需要は他の言語に比べると低め。 -
C言語
組み込み機器やソフトウェア開発で用いられる。未経験からスキルを習得するなら他の言語の方がおすすめ。 -
C#
アプリ開発からゲーム開発までできる言語。汎用性が高く将来性もあるが、Web系・業務系の開発では他言語の需要の方が高い。 -
C++
組み込みシステムからロボット開発まで幅広い開発が可能。需要はあるが習得難易度は高いので、未経験なら他言語の方がおすすめ。 -
Go
ドローンやIoT開発での需要が高い言語。WebサービスやAPIの開発もでき、IoT開発に関わりたい人におすすめの開発言語。 -
Python
AI開発やデータ分析など、多岐にわたる分野で用いられる言語。需要が高く将来性もあるので、特におすすめの開発言語。 -
JavaScript
Webブラウザ上で動作するWebサイトやWebアプリの開発で用いられる言語。フロントエンドだけではなくサーバーサイドの開発で用いられることもある。
サーバーサイド言語には、様々なプログラミング言語が活用されますが、大きく区分すると「コンパイラ型言語」「インタプリタ型言語」「スクリプト言語」に分類されています。
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コンパイラ型言語
業務システムやスマホアプリなど、プログラムの更新が簡単にできないような開発で用いられる。主な開発言語はJava・C言語・C#・C++・Go -
インタプリタ型言語
WebサイトやWebサービスのような、プログラムの確認や変更が容易なことが求められる開発で用いられる。主な開発言語はPHP・Ruby・Python・JavaScript -
スクリプト言語
機械語への変換作業を省略して簡単に実行できるようにしたプログラミング言語で、Webサイト制作やアプリ開発、ゲーム開発など様々な分野で用いられる。主な開発言語はPHP・Ruby・Python・JavaScript
言語によって開発分野は変わるため、スキル選択をする際には、それぞれのサービスの特徴を理解した上で、希望する開発ができるプログラミング言語を選んでいくことが大切です。
開発言語に関する詳しい情報が知りたい人は、以下の記事でも紹介しているので、併せて確認してみると良いですよ。
サーバーサイドエンジニアの平均年収
厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」を見ると、サーバーサイドエンジニアに該当するシステムエンジニア(業務用システム)やシステムエンジニア(Webサイト開発)の平均年収は557.6万円でした。
また、求人ボックスの求人情報に基づいて給料情報を提供する「求人ボックス 給料ナビ」では、サーバーサイドエンジニアを含むWebエンジニアの平均年収は490万円となっていました。
日本の職種全体の平均年収は460万円なので、サーバーサイドエンジニアの年収の水準は、他の職種と比べても高い水準にあることがわかります。
また、サーバーサイドエンジニアは経験を積んでスキルを磨くことで、年収1,000万円も実現できる可能性があるので、高年収を目指したい人にもおすすめの職種といえますね。
サーバーサイドエンジニアの需要・将来性
サーバーサイドエンジニアは、IT業界において必要不可欠な職種で、開発言語によって需要や将来性には差がありますが、AIやIoTなどの最新技術の開発も行うため、需要も高く将来性のある仕事です。
また、DX化の推進によって、業界関係なくITを活用する企業が増えているため、今後も需要は伸びていくことが予想されています。
ですが、サーバーサイドエンジニアをはじめとしたIT人材の数は、2030年時点で79万人が不足することが予想されており、現時点でも需要に供給が追いついていない状況になっています。
そのため、未経験からサーバーサイドエンジニアを目指す人材は求められており、国はプログラミングスクールの給付金の支給もして、IT人材を増やす取り組みをしているので、未経験からでも積極的に挑戦していくと良いですよ。
サーバーサイドエンジニアのキャリアパス
サーバーサイドエンジニアとして働く際のキャリアパスには「スペシャリスト」「ジェネラリスト」「マネジメント」の選択肢があり、具体的には以下のような経験を積んでいくことになります。
サーバーサイドエンジニアのキャリアパス
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スペシャリスト
特定言語の経験を積みながら、様々な業界・業種での開発経験を積んで、専門性を磨く。 -
ジェネラリスト
複数の開発言語のスキルを身につけたり、フロントエンドやインフラ構築の専門性を高めてフルスタックエンジニアを目指す。 -
マネジメント
エンジニアとしての経験を積んだ上で、ディレクターやテックリード、PL/PMへのキャリアアップを目指す。
スペシャリストのキャリアパスを目指すなら、様々な業界・業種での開発経験を積んだり、得意言語で対応できる幅を広げるために、フレームワークのスキルを磨いていきましょう。
ジェネラリストのキャリアを目指すなら、複数の開発言語に対応できるようにスキルを磨いたり、フロントエンド開発やインフラ構築の経験を積んでフルスタックエンジニアを目指すのもおすすめです。
マネジメントのキャリアでは、エンジニア経験を積んだ上で、進捗管理を行うディレクターやリーダーポジションであるテックリード、プロジェクトマネジメントを行うPL/PMを目指すことが多いですね。
サーバーサイドエンジニアが転職をするなら転職エージェントの活用がおすすめ
サーバーサイドエンジニアが転職をするなら、エンジニア転職に強い転職エージェントを活用して、転職活動を進めていくのがおすすめです。
転職エージェントにも得意分野がありますが、サーバーサイドエンジニアとして働いていた人が転職をするならマイナビIT AGENTやレバテックキャリア、Geekly(ギークリー)がおすすめですね。
また、エンジニア経験があっても、サーバーサイド開発の経験がない場合には、求人数の多いリクルートエージェント(IT)やdodaを活用すると、希望にマッチする求人を見つけやすいですよ。
そして、未経験からサーバーサイドエンジニアへの転職を目指すなら、ワークポートやユニゾンキャリアに登録しておくと、未経験者向けの求人も探しやすいので登録しておきましょう。
末永
転職エージェントでは、非公開求人もあるので、求人探しの幅を広げたい人は、転職エージェントを併用するのがおすすめです。
また、転職エージェントを活用する際には、3社〜5社程度に登録しておくと、希望に合う求人が見つけやすくなりますよ。
未経験でスキルを習得するならプログラミングスクールの活用もおすすめ
未経験からサーバーサイドエンジニアに必要なプログラミングスキルを習得するなら、プログラミングスクールを活用するのもおすすめです。
特に、サーバーサイドのスキル習得を目指すなら、以下のスクールから選ぶと良いですよ。
おすすめのプログラミングスクール
スクールによって、特徴や取り扱うコースの種類は変わりますが、いずれも未経験のエンジニア向けた支援実績のあるプログラミングスクールです。
また、侍エンジニア・TECH ACADEMY・TECH CAMPは、認定スクールで転職保証コースも取り扱っているので特におすすめですね。
スクールを選ぶ際には、希望するコースがあるかどうか、サービスの内容や受講料に納得できるかが重要なので、興味がある人は一通り内容をチェックしてから、希望に合うスクールを選ぶと良いですよ。
末永
プログラミングスクールでは、受講料もかかりますが、認定スクールであれば、条件を満たすことで受講料が一部返還される給付金制度もあります。
そのため、プログラミングスクールの受講費用が理由で利用するか悩んでいる人は、認定スクールから希望するコースを取り扱っているスクールを選ぶと良いですよ。
エンジニアが転職をする時には、キャリアの方向性に合わせて転職の軸を設定することも大切です。
そのため、サーバーサイドエンジニアとして転職をするなら、自己分析の後にキャリアプランも立てておくと、希望に合う求人を探しやすいですよ。