投資用不動産営業はきつい?仕事内容・やりがい・成功のコツを解説!
- 投資用不動産営業はきつい面もあるが未経験でも高収入を目指せる。
- 高い営業スキルも身につく。
- 後悔しないためには入社前に企業を見極めることが重要。
投資用不動産営業は「きつい」「やめとけ」と言われますが、本当に稼げる仕事なのでしょうか。
年収アップを目指すあなたへ、仕事の厳しさのリアル、乗り越えた先のやりがい、そして成果を出すためのコツを徹底解説します。
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「投資用不動産営業はきつい割に稼げない」「やめとけ」という声を耳にして転職に踏み切れずにいませんか。
この記事では投資用不動産営業の「きつい」と言われる理由から、それを乗り越えた先にあるやりがい、そして実際に稼ぐための具体的なコツまで、転職のプロが徹底的に解説します。
投資用不動産営業の仕事内容
まずは、投資用不動産営業が具体的にどんな仕事なのかを見ていきましょう。
一言でいうと、顧客に対して家賃収入という形で資産を増やすためのマンションやアパートを提案し、販売する仕事です。その仕事の流れをステップごとに解説します。
アポイント獲得
投資用不動産営業のスタートは、まず顧客を見つけることから始まります。
会社が用意したリストに1日数百件電話をかけたり、時にはイベント等に参加したりして話だけでも聞いてくれる人を探し出します。
不動産投資は誰もが必要なものではないので、100件電話して1件もアポイントが取れない日もよくあります。
そのため見込み客を見つけて会う約束を取り付けるまでが、精神的にきつい関門と言えるかもしれません。
商談・ヒアリング
アポイントが取れたら顧客のもとへ訪問し、詳しいお話を伺います。
ここで大切なのはいきなり物件の話をするのではなく、まずは顧客のことを知ることです。
年収や家族構成、将来の夢やお金に関する不安などをじっくりヒアリングし信頼関係を築いていきます。
物件提案・資金計画
ヒアリングした内容をもとに、その顧客に合った物件を提案します。
ただ物件を勧めるのではなく、この物件なら毎月これくらいの家賃収入が見込めて将来性があるといった形で具体的な資金計画と一緒に提案することが重要です。
ここで成約がとれるか決まるので、最も重要なステップです。
契約・ローン手続き
顧客が買うと決めてくれたら、契約の手続きに進みます。
数千万円という大きな買い物なので契約書の内容を丁寧に説明したり、住宅ローンの申し込み手続きをします。
顧客が不安なく手続きを進められるよう最後までしっかり寄り添います。
引き渡し・アフターフォロー
すべての手続きが完了し物件の引き渡しが終われば、ようやくあなたの成果となります。
しかし、仕事はそこで終わりではありません。
物件購入後も顧客の資産形成のパートナーとして、相談に乗ったり新しい情報を提供したりといったアフターフォローも大切な仕事の一つです。
投資用不動産営業がきつい理由
ここでは、なぜ投資用不動産営業が「きつい」「やめとけ」と言われるのかについて、その具体的な理由を4つ解説します。
不安定な収入
投資用不動産営業の給与は、固定給+インセンティブで構成されることがほとんどです。
例えば、固定給が25万円だとしても、契約がゼロの月はそれがそのまま月収になります。
しかし、3,000万円の物件を1つ売れば100万円以上のインセンティブが上乗せされることもあります。
この収入の振れ幅の大きさが、精神的なプレッシャーに繋がることがあります。
契約ゼロが続けば、生活の不安はもちろん、社内での立場も厳しくなってしまう現実があります。
ストレスフルな営業
投資用不動産営業の基本は電話や飛び込みによる新規開拓です。
1日に100件以上電話をかけ、そのほとんどが冷たく断られる、時には厳しい言葉を浴びせられることもよくあります。
何回も断られながらも気持ちを切り替えて次の電話をかけ続けられる強い精神力がなければ続けるのは難しいでしょう。
厳しいノルマ
多くの会社では、月1件の契約や週5件のアポイント獲得といった具体的な営業ノルマが設定されています。
この数字を達成するために、上司からの厳しい叱咤激励や日々の進捗確認によるプレッシャーは相当なものです。
チーム全体で目標を追う一体感がある一方、常に数字に追われ達成できない罪悪感に苛まれる環境が心身をすり減らす原因になることも少なくありません。
残業と休日出勤
顧客の多くは日中働いているため、商談は平日の夜や土日になるのが基本です。
また、お客様の都合に合わせ夜8時からの商談や休日に契約手続きを行う場合もよくあります。
終電間際まで働く日も珍しくなくプライベートの時間を確保するのは難しいのが実情です。
友人との予定も立てにくく、ワークライフバランスを重視する人にはきついと感じられるでしょう。
投資用不動産営業のメリット
仕事の厳しさばかりが注目されがちですが、それを乗り越えた先には大きなリターンがあります。
ここでは、投資用不動産営業ならではの3つのメリットを紹介します。
実力次第で高年収を目指せる
最大の魅力は、やはり成果が収入に直結する点です。
学歴や年齢、社歴に関係なく、成果を出せば出した分だけインセンティブとして還元されます。
実際に、20代で年収1,000万円を超えるトップセールスも投資用不動産営業では可能性があります。
自分の実力でとにかく稼ぎたいという強い思いがある人にとっては、これ以上ないほどやりがいのある環境と言えるでしょう。
営業力と金融知識が身につく
この仕事で得られるのは、お金だけではありません。
数千万円という高額な商材を扱うため、顧客の潜在的なニーズを掘り起こすヒアリング力、複雑な金融商品を分かりやすく説明するプレゼン力、そしてクロージング力といった、市場価値の高い高度な営業スキルが実践の中で磨かれます。
また、不動産やローン、税金、生命保険といった金融知識も深まり、一生ものの財産になります。
投資用不動産営業で得たスキルや知識は、市場価値が高く転職でも有利に働きます。
成果を出し続ける営業のコツ
では、投資用不動産営業で成果を出し続けるためには何が必要なのでしょうか。
ここではトップ営業に共通する3つのコツを紹介します。
顧客目線の提案力
成功する営業は、商品のメリットを並べ立てて買わせることはしません。
彼らはまず、顧客の家族構成や仕事、将来の夢や不安といった人生そのものに寄り添い、顧客自身も気づいていないお金に関する漠然とした不安を言語化します。
その上で、その不安を解消するための一つの手段として不動産投資がありますと顧客の未来を主語にして提案するため、相手は自分のために最適な選択をしたと心から納得できるのです。
成果を継続できる仕組みづくり
一発のモチベーションだけで成果を出し続けることは不可能です。
トップセールスは、毎日必ず100件の架電や週に2回はイベントに参加し3人と名刺交換するなど行動を習慣化する仕組みを持っています。
決めたルールを実行することで、投資用不動産営業で長期的に安定した成果を生み出す基盤となります。
信頼できる誠実な人間性
利益を優先するあまり、顧客のためにならない商品を売ることは絶対にしません。
本当に成果を出し続けるトップ営業は、目先の利益より顧客との長期的な信頼関係を重視します。
メリットだけでなく、空室リスクや金利上昇リスクなども正直に伝え、今は買うべきではないとアドバイスすることもあります。
その誠実な姿勢こそがあなたから買いたいという揺るぎない信頼に繋がるのです。
小手先のテクニックではなく人として信頼されることが、この世界で長く活躍するための最も重要な鍵と言えるでしょう。

末永

ここまで成果を出すコツを解説しましたが、最も重要なのは「あなたの誠実さが正当に評価される会社」を選ぶことです。
しかし、求人票のきれいな言葉だけでは、その会社が本当に顧客第一なのか、利益至上主義なのかを見抜くのは至難の業です。
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ブラック企業の見分け方
残念ながら、この業界には社員を駒のように扱うブラックな企業も存在します。
入社後に後悔しないために、面接などでチェックすべき3つのポイントを解説します。
強引な営業手法を強要してくる
面接で「うちは気合と根性で売るスタイルだ」「とにかく電話をかけ続ければいつかは売れる」のような精神論のような営業手法を推奨する会社は要注意です。
顧客のためという視点が欠けており、入社後も強引な営業を強要される可能性があります。
社員の表情やオフィスの雰囲気
可能であればオフィス見学はブラック企業か見分けるおすすめの方法です。
電話をしている社員たちの声に活気があるか、社員同士のコミュニケーションはあるか、そして何より社員たちの表情が明るいかどうかを入社前に確認しましょう。
もし、オフィス全体が静まり返っていたり、社員が疲弊した表情をしていたりする場合は、過度なプレッシャーや劣悪な労働環境のサインかもしれません。
面接で必ず確認すべき逆質問リスト
面接は、あなたも企業を見極める場です。
「どのような研修制度で新人を育成していますか?」「成果を出している方の共通点は何ですか?」といった質問を通じて、人材を長期的に育成する文化があるかどうかを確認しましょう。
「個人の頑張り次第」といった曖昧な答えしか返ってこない場合は、注意が必要です。
面接は「見られる場」ではなく「見極める場」です。
この意識が後悔しない転職に繋がります。
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投資用不動産営業に関するQ&A
最後に、投資用不動産営業への転職に関してよくある質問にお答えします。
未経験からでも転職できますか?
はい、未経験からでも十分に転職可能です。
多くの企業がポテンシャル採用をおこなっており、学歴や職歴よりも「稼ぎたい」という意欲や人柄を重視する傾向があります。
入社後の研修制度が充実している会社を選べば、安心してスタートできるでしょう。
離職率はどのくらいですか?
業界全体として、離職率は他の業界に比べて高い傾向にあるのは事実です。
しかし、それは成果主義の厳しさの裏返しでもあります。
一方で、高い報酬とやりがいを見出し、長く活躍し続ける人もたくさんいます。
販売と買取どちらが向いていますか?
販売は個人顧客への提案力が、買取は法人や地主との交渉力がより求められます。
一般的に、未経験から挑戦しやすく、高いインセンティブを目指せるのは販売と言われています。
まずは販売で経験を積み、将来的に買取へキャリアチェンジする道もありますよ。
女性でも活躍できますか?
もちろんです。
性別は関係ありません、実際に、男性以上に成果を上げトップセールスとして活躍している女性もいます。
インセンティブは魅力的ですが、収入の安定性が低いのが投資用不動産営業の特徴です。