転職エージェントが多すぎて選べない!使い分け戦略をプロが解説!
- 転職エージェントの複数登録は必須
- エージェント選びで失敗しない方法
- エージェント選びで悩んでいる人におすすめの転職エージェント
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
\ 無料キャリア相談会実施中! /
転職エージェントが多すぎて選べないのは当然
転職エージェントが多すぎて選べないのは当然です。しかし、「多すぎる=悪いこと」ではありません。
むしろ選択肢が多いことは、あなたにとって大きな武器になります。重要なのは「最初から1社に絞ろうとしないこと」です。
転職エージェントが多すぎる理由
まず、なぜ転職エージェントがこれほど多いのか、その背景を整理しましょう。
転職エージェントが多い理由
- 市場規模の拡大:企業の採用ニーズが年々増加し、転職市場が活況
- 特化型エージェントの増加:IT、医療、ハイクラスなど専門領域ごとに細分化
- 参入障壁の低さ:職業紹介事業の許可取得が比較的容易
- 成果報酬型ビジネス:初期コストが少なく新規参入しやすい
厚生労働省の職業紹介事業報告書によると、転職エージェント(有料職業紹介事業所)は全国に数万社存在します。大手だけでなく、中小・特化型を含めると選択肢は膨大です。
転職成功者は複数社を利用している
「多すぎて選べない」と悩む人が多い一方で、転職を成功させている人は戦略的に複数のエージェントを活用しています。

末永

年間数百人のキャリア相談に乗っている中で、「どの転職エージェントを選べばいいですか?」という質問を受けます。
リクルート時代から10年以上この業界にいますが、正直に言うと最初から完璧な1社を選ぶことは不可能です。
なぜなら、転職エージェントの良し悪しは「担当者との相性」で9割決まるからです。同じ会社でも優秀なアドバイザーもいれば、ノルマ優先の人もいます。
だからこそ、最初は5〜6社に登録して実際に面談し、本当に信頼できる1〜2社に絞り込む戦略が最も合理的なんです。
「多すぎる」と感じる人の典型的な失敗パターン
転職エージェント選びで失敗する人には、共通するパターンがあります。
よくある失敗パターン
- 最初から1社に絞ろうとする:情報収集だけで疲弊し、結局決められない
- ネット上の評判だけで判断:実際に面談してみると相性が合わないことが多い
- 登録後に放置してしまう:せっかく登録したのに活用せず機会損失
- 全エージェントを同じ温度感で使う:使い分けができず効率が悪い
これらの失敗を避けるためには、転職エージェントを戦略的に「使い分ける」ことが重要です。
転職エージェントは「使い分け」が最重要
転職エージェントが多すぎて選べない人に知ってほしいのは、すべてのエージェントを同じように使う必要はないということです。
大手総合型・特化型・年代別など、それぞれに役割があります。重要なのは、戦略的に使い分けることです。
大手総合型エージェント
まず登録すべきは、大手総合型の転職エージェントです。
大手総合型エージェントの特徴
代表的なサービス
リクルートエージェント、doda、マイナビエージェントなど
役割
求人の幅を広げる、転職市場の全体感を掴む
メリット
圧倒的な求人数、非公開求人へのアクセス、大手ならではの企業パイプ
デメリット
担当者のサポート品質にばらつき、一人当たりの対応時間が限られる
推奨登録数
2〜3社

末永

リクルート時代、私自身も社内で「どの企業にどのような人材を紹介すべきか」を徹底的に学びました。そこで気づいたのは、転職エージェントごとに得意領域がまったく違うということです。
大手総合型は求人数が圧倒的ですが、一人ひとりへのサポートは手薄になりがちです。だからこそ、大手は「求人の網羅性」を目的に使い、丁寧なサポートは特化型に期待するという使い分けが効果的です。
特化型エージェント
次に登録すべきは、業界・職種に特化した転職エージェントです。
特化型エージェントの特徴
代表的なサービス
レバテックキャリア(IT)、マイナビIT AGENT、JACリクルートメント(ハイクラス)など
役割
専門的なアドバイス、企業への推薦力を活かす
メリット
業界知識の深さ、企業との強いパイプ、専門性の高いサポート
デメリット
求人数が限定的、複数業界を見たい場合は複数登録が必要
推奨登録数
1〜2社
年代・属性特化型エージェント
さらに、あなたの年代や属性に特化したエージェントも活用しましょう。
年代・属性特化型の例
- 第二新卒・既卒向け:UZUZ、ハタラクティブ、ジェイックなど
- ハイクラス向け:ビズリーチ、JACリクルートメント
- 女性向け:type女性の転職エージェント
- IT・エンジニア向け:レバテックキャリア、マイナビIT AGENT
年代や属性に特化したエージェントは、あなたのライフステージに合った求人や、同じ境遇の転職者の事例を豊富に持っています。
【4週間のロードマップ】具体的な使い分け戦略
転職エージェントを効果的に使い分けるための、具体的なロードマップをご紹介します。
転職エージェント活用の4週間ロードマップ
1週目:全エージェントと面談
登録した5〜6社すべてと面談し、担当者の質・提案内容・相性を見極める
2週目:3社程度に絞り込み
求人提案の質、レスポンスの早さ、相性の良さで3社程度に絞る
3週目:応募開始
絞り込んだ3社から求人提案を受け、書類選考・面接対策のサポートを受ける
4週目以降:1〜2社に集中
最も信頼できる1〜2社と密に連携し、内定獲得・条件交渉を進める

末永

私がクライアントに必ずおすすめしているのは、「大手2社+特化型2社」の組み合わせです。
大手で求人の幅を確保しつつ、特化型で専門的なサポートを受ける。この組み合わせが、転職成功率を最も高めます。
ただし、すべてのエージェントを最後まで並行して使い続けるのは非効率です。最初は複数登録し、徐々に絞り込むという「段階的アプローチ」が鍵です。
転職エージェント選びで絶対に失敗しない3つのポイント
転職エージェントが多すぎて選べない人のために、絶対に失敗しない選び方のポイントをお伝えします。
業界の仕組みを理解した上で、戦略的にエージェントを活用しましょう。
ポイント① 転職エージェントのビジネスモデルを理解する
まず知っておくべきは、転職エージェントのビジネスモデルです。
転職エージェントの仕組み
成果報酬型のビジネス
転職エージェントは、企業から成果報酬(転職者の年収の30〜35%)を受け取るビジネスモデルです。
「無料」の本当の意味
求職者は完全無料で利用できますが、エージェント側は内定・入社が決まらないと報酬を得られません。

末永

正直に言うと、転職エージェントは「ボランティア」ではなく「ビジネス」です。企業から成果報酬をもらって成り立っています。
だから、中にはあなたの希望よりも「成約しやすい企業」を優先するアドバイザーもいるのが現実です。
しかし、それを知った上で「こちらも戦略的に使う」という意識を持てば、転職エージェントは最強のパートナーになります。
ポイント② 初回面談で見極める5つのチェックポイント
転職エージェントの良し悪しは、初回面談で8割決まります。以下のポイントをチェックしましょう。
初回面談の5つのチェックポイント
- あなたの話をちゃんと聞いてくれるか:一方的に求人を押し付けてこないか
- 業界・職種の知識が深いか:専門的な質問に的確に答えられるか
- 無理な求人を押し付けてこないか:希望と異なる求人ばかり提案してこないか
- デメリットもきちんと説明してくれるか:良い面だけでなくリスクも伝えてくれるか
- レスポンスが早いか:連絡のスピードと丁寧さはどうか
これらのポイントで「信頼できない」と感じたら、遠慮なく他のエージェントに切り替えましょう。
ポイント③ 複数登録時の注意点
複数の転職エージェントを活用する際は、以下の点に注意が必要です。
複数登録時の注意点
重複応募を避ける
同じ企業に複数のエージェント経由で応募すると、企業からの印象が悪くなります。応募企業は必ず記録しておきましょう。
各エージェントへの情報共有の範囲
複数登録していることは隠す必要はありませんが、他社の求人内容を詳しく伝える必要もありません。
最終的な絞り込みタイミング
書類選考が通り始めたら、1〜2社に絞り込みましょう。面接対策は集中的におこなう方が効果的です。
こんな転職エージェント・アドバイザーには要注意
私が10年以上この業界にいて学んだ「避けるべきエージェント」の特徴をお伝えします。
要注意な転職エージェント・アドバイザーの特徴
- 初回面談で大量の求人を紹介してくる:質より量で対応している可能性
- あなたの希望を聞かずに応募を急かす:ノルマ優先の姿勢
- 企業のデメリットを一切説明しない:内定獲得だけが目的
- 連絡が遅い、レスポンスが悪い:優先順位が低い扱いを受けている
- 「この求人は今日中に決めないと」と煽る:焦らせて判断力を奪おうとしている
こうしたアドバイザーに当たった場合は、担当変更を依頼するか、他のエージェントに切り替えることをおすすめします。

末永

私が考える「本当に良いアドバイザー」は、あなたのキャリアを長期的な視点で考えてくれる人です。
目の前の内定だけでなく、「3年後、5年後にどうなっていたいか」を一緒に考え、そのために今何をすべきかを提案してくれるアドバイザーを選びましょう。
そういうアドバイザーは、時には「今は転職しない方がいい」とアドバイスすることもあります。それが本当の意味での「利用者目線」です。
転職エージェント選びで悩んでいるあなたへ
この記事では転職エージェントの選び方を解説してきました。
実は、私末永が社長を務めるアクシス株式会社でも、すべらないキャリアエージェントという転職エージェントを運営しているのです。
すべらないキャリアエージェントでは、あなたのキャリアに本気で向き合い、長期的な視点でサポートします。
上で紹介したような、大量の求人紹介や質の悪い転職サポートなどは絶対におこないません。
今なら自身のキャリアを無料で相談できるキャリ相談会も実施していますので、お気軽にご利用ください。
\ 無料キャリア相談会実施中! /
すべらないキャリアエージェントについてさらに知りたい人は、こちらの記事もご覧ください!