公認会計士におすすめ転職サイト・エージェント8選!活用のポイントも伝授

公認会計士におすすめ転職サイト・エージェント8選!活用のポイントも伝授

    会計士に強いおすすめ転職エージェント・転職サイトを厳選して紹介します。各転職エージェントの求人数、おすすめの人などを徹底比較!

    さらに選ぶ際のポイントや利用するメリットなども解説しています。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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会計士に強いおすすめ転職エージェント5選

会計士経験者が転職エージェントを選ぶ際には、大手総合型と会計士特化からバランスよく選ぶのがおすすめです。

専門特化している転職エージェントは会計士や管理部門の転職に熟知したキャリアアドバイザーがサポートをしてくれます。職種に対する理解が深く、会社ごとの詳しい情報をもっているのが特徴です。

公認会計士はポジションが限られているため、営業職や事務職と比較して求人が少ない傾向にあります。特化型転職エージェントは保有している案件が少なくなる場合があるので幅広い企業と取引のある大手総合型転職エージェントのリクルートエージェントdodaも利用すると良いでしょう。

特徴 求人数
Hupro(ヒュープロ)Hupro
(ヒュープロ)
▶︎特化型
・士業に強い

・AIが求人を提案
11,990件
MS-JapanMS-Japan ▶︎高年収
・会計事務所
・コンサル
10,590件
リクルートエージェントリクルートエージェント ▶︎求人数最多
・大手総合型
・幅広い業界
・未経験OK
715,190件
dodadoda ▶︎第二新卒歓迎
・大手総合型
・幅広い業界
・求人が豊富
297,230件
ハイスタ会計士ハイスタ会計士 ▶非公開求人多数︎
・満足度が高い
・会計士特化
・USCPA
求人多数
マイナビ会計士マイナビ会計士 ▶手厚いサポート︎
・会計士特化
・事業会社
1,189件
2024年10月時点の求人数

Hupro(ヒュープロ)

最速転職HUPRO

Huproは経理・財務系転職サービスでNo.1の求人数を誇る士業・管理部門の専門職に特化したサービスです。

独自のサービスとしては転職診断があり、保有するスキルを100以上の項目から細かく入力することで精度の高い求人を紹介してもらえる点です。

転職エージェントは面談でのヒアリングをもとに求人を選定しますが、ヒュープロの転職診断はAIが自動で求人を抽出してくれます。

また、いつでも相談できる「クラウドエージェント」サービスにより、最適な求人にのみ出会うことができます

AIの求人選定と合わせて、短期間で満足のいく転職活動を実現できます。

転職エージェント末永 末永

士業特化型のサービスならではの魅力として、企業の採用担当やCFOなどの上流責任者とのコネクションと、そこから得られる非公開情報の多さも魅力ですね。


HUPRO MAGAZINEというコラムサイトも運営しており、士業ならではの仕事術やキャリアのノウハウについて情報収集することができます

運営会社
公式サイト
株式会社ヒュープロ
https://hupro-job.com/
得意領域 ●士業・管理部門
求人数 公開求人数:11,990件
対応エリア
拠点
●東京・神奈川・埼玉・福岡
●東京
2024年10月時点の求人数

おすすめの人

●税理士・公認会計士の求人数No.1のサービスを利用したい人
●最速で相談できる「クラウドエージェント」で最小の負担と時間で転職成功したい人
●士業特化のコネクションのあるエージェントから情報を得たい人

登録はこちら
(公式サイト)

転職エージェント末永 末永

AIによる求人提案は速い反面、スキルで客観的に評価されてしまいます。スキル以外の側面で求人を紹介してもらいたい人は、サポートが手厚いと評判のJACリクルートメントも一緒に登録することをおすすめします。

JACリクルートメントへの
登録はこちら(公式サイト)

MS-Japan

MS-Japan

MS-Japanは管理部門・士業に特化した転職エージェントであり専門性の高いサポートを受けることが可能です。弁護士や公認会計士、税理士の資格を活かせる求人も多いですね。

転職エージェント末永 末永

MS-Japanは公認会計士の転職支援実績も豊富にあり、面接官に刺さる履歴書・職務経歴書の書き方、受け答えなどを伝授してもらえます。会計士の転職に関する専門性が高く、的確なサポートを受けたい人は登録してみると良いです。

運営会社
公式サイト
株式会社MS-Japan
https://www.jmsc.co.jp/
得意領域 ●事業会社の管理部門、士業に特化
求人数 公開求人数:10,590件
会計事務所・監査法人:1,808件
公認会計士資格必須:1,118件
対応エリア
拠点

●関東・東海・関西の主要都市中心
●東京/神奈川/愛知/大阪

2024年10月時点の求人数

転職エージェント末永 末永

MS-Japanは特化型転職エージェントの中でも求人数が多いので、公認会計士転職を検討している人は必ず登録してほしい転職エージェントです。

おすすめの人

●数年の実務経験がある人
●専門性の高いサポートを受けたい人
●年収やキャリアアップしたい人

登録はこちら
(公式サイト)

実際にMS-Japanを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。

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評判・口コミ

40代・女性<br>満足度4:☆☆☆☆

40代・女性
満足度4:☆☆☆☆

MS-Japanは他のエージェントとは違い、管理部門を専門としているため経理や財務などの案件が多いと感じました。


とくに関東や人口の多い都市の案件は多く、選択肢は非常に多かったです。専門分野の求人で探すなら、MS-Japanを利用した方が希望の案件に出会えるチャンスが多いと思います。

評判・口コミ

30代・男性<br>満足度4:☆☆☆☆

30代・男性
満足度4:☆☆☆☆

MS-Japanは経理に使える資格や実務経験がある人向けの求人が多いです。キャリアプランに沿ったアドバイスも的確で、レジュメの作成や面接対策なども丁寧に対応してもらえます。


転職セミナーや個別相談会も定期開催しており、転職に関する悩みを解消してもらえる機会が多いです。バックアップ体制も手厚く安心して利用できます。

評判・口コミ

30代・男性<br>満足度5:☆☆☆☆☆

30代・男性
満足度5:☆☆☆☆☆

MS-Japanは管理部門を経験している人向けの転職エージェントです。経理や人事、財務向けの求人が多いと思います。経験がない人は利用しづらいですが、経理の経験を生かしてキャリアアップしたい人には良いサービスです。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントはリクルートグループが運営する業界最大手の転職エージェントです。そのため、会計系の求人を取り扱っています。

転職エージェント末永 末永

希望する業界はなんであれ、会計系の求人が豊富にあるリクルートエージェント必ず利用することをおすすめします。

非公開求人はリクルートエージェントに登録しなければ紹介してもらえません。1件でも多くの求人に応募するためにもぜひ利用しましょう。

運営会社
公式サイト
株式会社リクルート
https://www.r-agent.com/
求人数 公開求人数:476,780件
非公開求人数:238,410件
会計コンサルタント:2,701件
公認会計士:2,250件
対応エリア
拠点
全国・海外
東京/神奈川/北海道/宮城/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡
2024年10月時点の求人数

おすすめの人

●公認会計士へ転職したい全求職者
●年収やキャリアアップしたい会計士経験者
●初めて転職エージェントを使う人
●充実した求人の中から選択したい人

公式サイトはこちら

doda

doda

dodaはリクルートの次に求人を保有する大手総合型転職エージェントです。非公開求人数は公表されていませんが、リクルートエージェントと同程度あると考えて良いでしょう。

転職エージェント末永 末永

こちらも幅広い求人に精通しているので、会計系の求人を網羅するためにdodaも必ず利用しておきたいエージェントです。

運営会社
公式サイト
パーソルキャリア株式会社
https://doda.jp/
求人数 公開求人数+非公開求人数:297,230件
会計コンサル:450件
財務アドバイザリー:30件
会計士:3,904件
対応エリア
拠点
全国・海外
東京/神奈川/北海道/宮城/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡
2024年10月時点の求人数

おすすめの人

●会計士へ転職したい全求職者
●会計コンサルを希望する第二新卒者
●未経験から財務アドバイザリーへ転職したい人
●1度に転職エージェントと転職サイトに登録したい人
●面接確約オファーで必ず面接を受けたい人

公式サイトはこちら

ハイスタ会計士

ハイスタ会計士

ハイスタ会計士は株式会社アシロが運営している公認会計士/USCPAの求人を専門的に扱う特化型の転職エージェントです。

株式会社アシロでは、弁護士専門の転職エージェントや税理士専門の転職エージェントも展開しており、どのエージェントにも専属のアドバイザーが在籍しています。

支援実績は間違いないので、手厚いサポートを求める会計士経験者の人にはおすすめです。

転職エージェント末永 末永

繰り返しになりますが、転職エージェントは総合型と特化型の併用でより効率的に転職活動を行えます。リクルートエージェントdodaと併用すると良いでしょう。

運営会社
公式サイト
株式会社アシロ
https://asiro.co.jp/
求人数 全て非公開求人
2024年10月時点の求人数

マイナビ会計士

マイナビ会計士

マイナビ会計士も公認会計士・試験合格者・USCPAの求人を専門的に扱う特化型の転職エージェントです。

マイナビ会計士は公認会計士への知識が豊富なキャリアアドバイザーだけでなく、業界に精通したアドバイザーもいるのが特徴です。

また、マイナビグループは手厚い支援に定評があるので丁寧なサポートを求める転職者には適しているエージェントと言えます。

運営会社
公式サイト
株式会社マイナビ
https://www.mynavi.jp/
求人数 1,189件
対応エリア 全国
2024年10月時点の求人数

会計士に強いおすすめ転職サイト3選

転職エージェントの他に転職サイト(求人サイト)も会計士の転職で役立つサービスですが、単体で利用するのはおすすめしません。使うときは転職エージェントとセットで利用したほうが良いです。

というのも転職サイト(求人サイト)は求人情報のみを提供しているサービスだからです。転職エージェントのように希望にマッチする求人の提案、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、年収の代理交渉といったサポートはおこなっていません。

転職エージェント末永 末永

また、公認会計士のように専門スキルが必要な職種はライバルが優秀である可能性が高く、容易に転職するのが難しいです。


プロのサポートを受けることで、自分の魅力を最大限アピールできるようになり、ライバルに差をつけられるようになります。

そこで会計士に強いおすすめの転職エージェントと同様に、転職サイト(求人サイト)も厳選してみました。それぞれの特徴と公開求人数を以下の早見表にまとめています。

特徴 求人数
ビズリーチビズリーチ ▶︎ハイクラス
・会計監査
・財務アドバイザリー
294,630件
リクルートダイレクトスカウトリクルート
ダイレクトスカウト
▶︎ハイクラス
・公認会計士
・税理士
394,760件
アカナビアカナビ ▶︎特化型
・情報が豊富
894件
2024年10月時点の求人数

ビズリーチ

ビズリーチの画像

ビズリーチは転職を考えているすべての人におすすめのスカウト型転職サイトですが、とくにハイクラス層向けのサービスです。

転職エージェント末永 末永

会計士の経験を活かしてワンランク上のポジションへ転職したい人、年収500万円以上を目指している人におすすめです。


実はビズリーチは転職サイトだけでなく、転職エージェント・スカウトサービスの要素も併せ持つ転職支援サービスで、ヘッドハンターや企業の人事からのスカウトで転職を成功させた人が多いです。

転職エージェント末永 末永

また、ビズリーチに登録しているヘッドハンターは独自のコネクションで得た求人を取り扱っているので、大手転職エージェントや転職サイトにはないレアな案件を紹介してもらえる可能性があります。

登録したら絶対に利用しないといけないのではなく、良いスカウトが届くまで待つという使い方もできます。

運営会社
公式サイト
株式会社ビズリーチ
https://www.bizreach.jp/
得意領域

●IT・インターネット、メーカー、サービス、コンサルティング、流通・小売、金融、メディカル、不動産・建設、商社等

求人数 公開求人数+非公開求人数:294,630件
専門職(公認会計士):1,174件
更新日 ●随時
2024年10月時点の求人数

おすすめの人

●管理職経験者、専門性の高いスキルを持っている人
●中長期的に大手企業へ転職を考えている人
●現在の年収が500万円以上の人
●自分の市場価値を知りたい人

登録はこちら
(公式サイト)

実際にビズリーチを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。

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評判・口コミ

30代・女性<br>満足度4:☆☆☆☆

30代・女性
満足度4:☆☆☆☆

自分の登録した経歴を見て、いろいろな企業やヘッドハンターからスカウトが届きました。企業の人事からは面接確約のメッセージももらえ、自分の経歴に自信が持てました。


スカウトが届くので自分で求人を探す手間がないのも良いです。面接確約であれば時間も節約できるので使い勝手が良いと思います。

評判・口コミ

30代・男性<br>満足度4:☆☆☆☆

30代・男性
満足度4:☆☆☆☆

ビズリーチの良いところは書類選考が免除されるところだと個人的に思っています。最初に登録する経歴が職務経歴書代わりになるので、そこを細かく書く必要はありますが。

評判・口コミ

30代・男性<br>満足度4:☆☆☆☆

30代・男性
満足度4:☆☆☆☆

ビズリーチはヘッドハンティング型転職サイトの草分け的な存在であり、登録しているヘッドハンター数も多いです。さらに求人はハイクラスな案件が多いのもよかった点です。


何よりも人事から直接スカウトがくるのが私にとっては1番のメリットでした。

ビズリーチへの
登録はこちら(公式サイト)

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトはリクルートグループが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイトです。ハイクラス・エグゼクティブ層の転職を専門としたヘッドハンターが公認会計士の経験を活かすにはどうしたら良いのかなど、キャリアの相談に乗ってくれます。

転職エージェント末永 末永

リクルートダイレクトスカウトでは年収800万〜2000万のハイキャリア求人を多く取り扱っています。前職で培ってきた経験を活かし、さらなるキャリアアップを目指している人におすすめです。

転職エージェント末永 末永

公認会計士や会計事務所はポジションが限られており、基本的に求人は少ないです。会計士の経験を活かせる転職をするためにはビズリーチも合わせて利用するとレアな求人を逃すことはありません。

運営会社
公式サイト
株式会社リクルート
https://directscout.recruit.co.jp/
得意領域 ●IT・インターネット、メーカー、流通・小売・サービス、コンサルティング・シンクタンク、不動産・建設、金融、商社、マスコミ・メディア等
求人数 求人数:394,760件
税理士:830件
会計士:1,091件
更新日 ●随時
2024年10月時点の求人数

おすすめの人

●ハイクラスやエグゼクティブ転職をしたい人
●短期集中で期限を決めて転職をしたい人
●副業顧問を考えている人
●年収やキャリアアップしたい人

登録はこちら
(公式サイト)

実際にリクルートダイレクトスカウトを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。

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評判・口コミ

20代・女性<br>満足度4:☆☆☆☆

20代・女性
満足度4:☆☆☆☆

リクルートダイレクトスカウトはハイクラス人材向けのスカウト型転職サイトなので、20代若手の私には不向きなサービスでした。


しかし、将来のキャリアプランと照らし合わせたときに、どういう経験やスキルが必要なのかは求人票から読み取ることができたので、結果として利用してよかったと思っています。

評判・口コミ

20代・男性<br>満足度4:☆☆☆☆

20代・男性
満足度4:☆☆☆☆

高収入でハイクラス向けの求人がメインです。スカウトを送ってきたヘッドハンターとの相性も良く、いろいろな提案をしていただけました。ぼんやりとしたキャリアが話をすることで明確になり、自分にあった企業を選べました。

評判・口コミ

30代・男性<br>満足度4:☆☆☆☆

30代・男性
満足度4:☆☆☆☆

ハイクラスに特化した転職サイトなので、転職希望者もそれなりのスキルやキャリアが求められます。スキルやキャリアがある人であれば、登録して数日で数十件のスカウトがきます。

リクルートダイレクトスカウトへの
登録はこちら(公式サイト)

アカナビ

アカナビ

アカナビは会計事務所・経理に特化した転職サイト(求人サイト)です。雇用形態は正社員・契約社員・派遣社員・アルバイト・パートがあり、自分の働き方に合わせて細かく調べられます。

また、転職サイトのため、求人情報が充実しているのが特徴です。募集要項のほかに現役社員のインタビューやオフィスの雰囲気がわかる写真が掲載されています。

転職エージェント末永 末永

アカナビは会計事務所や税理士法人に強い転職サイトなので、一般企業の求人はやや少なめです。一般企業の経理職も候補に入れたい場合は、ビズリーチリクナビNEXTにも登録すると良いでしょう。

運営会社
公式サイト
株式会社レックスアドバイザーズ
https://kaikeizeimu.jp/
得意領域 ●会計事務所・経理求人専門
求人数 894件
更新日 ●随時
2024年10月時点の求人数

会計士の転職でエージェントを使う時のポイント

会計士は営業職などに比べ求人も限られるので転職エージェントだけでなく転職サイト(求人サイト)も併用するのがおすすめです。それぞれの特徴を活かし、上手に活用すれば会計士の転職活動に大きな力を発揮してくれます。

では、どういう点に気をつければ上手く活用できるのかを4つのポイントに分けて解説していきます。

1.転職エージェント・転職サイトの特徴を把握する

転職エージェント末永 末永

公認会計士の転職で転職支援サービスを利用する場合、それぞれの特徴と違いを把握することが大切です。


転職エージェントと転職サイトはサービス内容が大きく異なっており、事前に把握しておかないと思ったようなサポートを受けられないといった問題が発生することもあります。

利用するサービスをどちらかに絞り込むのではなく、両方利用したほうが転職活動を有利に進めやすいです。なぜなら公認会計士の求人は限られるため、1つでも多くの企業と出会う必要があるからです。

その際に大切なのは転職エージェントと転職サイトで使い分けることです。使い分けるコツは次で解説します。

2.サービスを使い分ける

転職エージェント末永 末永

公認会計士の転職を成功させたいのなら、サービスは使い分けることが大切です。転職エージェントと転職サイトでは根本的に提供しているサービスが異なります。


自分では転職サイトのほうが良いと思っていたとしても、実際は転職エージェントのほうが良いという場合もよくあります。そのため、両方に登録して使い分けるようにするのが賢い活用方法です。

また、転職エージェント・転職サイト(求人サイト)ともに得意な業界や領域が違います。メーカーに強いところもあれば、IT・Web業界に強いところもあります。その業界・領域に強い転職エージェント・転職サイト(求人サイト)のほうがより多くの会計系の求人を保有しています。

さらに他のサービスでは取り扱っていない、その転職エージェント・転職サイト(求人サイト)にしかない独占求人もあります。このような求人も選択肢に入れるためには、それぞれのサービスに複数登録して使い分けるのが転職を成功へ導くコツです。

おすすめの大手総合型転職エージェント

ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス

  • ビズリーチ
    年収600万円以上の求人が多数!企業とヘッドハンターから直接スカウトが届く
  • JACリクルートメント
    国内3位の規模を誇る転職エージェント!年収600万〜1,500万円以上の案件を多数保有

3.正直に相談する

転職エージェント末永 末永

転職では嘘はつかず、正直に相談することが大切です。


とくに転職エージェントを利用する場合はキャリアアドバイザーがこれまでの経歴や希望を確認した上で、最適な会計系の案件を紹介します。ここで嘘をついてしまうと適切な求人を紹介できません。


また、嘘をつかれてしまうと信頼関係を築くことができないため、サポートに力を入れてもらえないと感じる要因にもなります。

スカウト型転職サイトを利用する場合は、これまでの経歴を記入することになります。ここを見て企業の人事やヘッドハンターがスカウトを送るので、嘘の経歴を記入してしまうと難易度の高いオファーばかりで内定獲得に結びつきません。

自分を良く見せようと嘘をついたり、誤魔化してしまう求職者は多いのですが、自分のためにはならないので正直に話すようにしましょう。

4.キャリアアドバイザーを味方にする

転職エージェント末永 末永

公認会計士の転職を成功させたいのなら、キャリアアドバイザー・ヘッドハンターを自分の味方にするようにしましょう。


サポートを担当してくれるキャリアアドバイザー・ヘッドハンターは自分を企業へ売り込んでくれるサポーターです。

どの転職エージェントを利用しても転職のサポートをしてくれるのはキャリアアドバイザーです。利用者からしたら「同じ転職者なのだから平等にサポートしてもらえる」と思いがちですが実は違います。

転職エージェントは無料で利用できるサービスですが、それは求職者だからです。求職者の代わりに求人企業が転職エージェント(ヘッドハンター)に成功報酬を支払っているのです。

つまり、求人企業が採用しそうな人材を紹介することが転職エージェントでは重要なのです。このような事情があるので転職意欲が高く、利益に直結しそうな求職者に力を入れたくなってしまうわけです。

この転職エージェントの事情を理解した上で味方にできれば、優先的に会計士や財務系の良い求人を紹介してもらえたり、選考対策に時間をかけてもらえて納得のいく転職を実現できるでしょう。

転職エージェントを賢く使い倒す方法については以下の記事で詳しく解説しています。

会計士の転職でエージェントを利用するメリット

会計士の転職活動で転職エージェントを利用するのには、さまざまなメリットがあります。

  • 非公開求人も紹介してもらえる
  • 履歴書・職務経歴書の添削、作成アドバイス
  • 質の高い面接対策で内定獲得率アップ
  • 業界・職場のリアルを教えてもらえる
  • 企業の人事に推薦してくれる
  • 企業との日程調整・交渉の代行
  • 年収・給料や雇用条件の交渉代行

会計士が転職エージェントを利用する最大のメリットは非公開求人を紹介してもらえる点です。

というのも会計士の求人は公開求人よりも非公開求人のほうが多い傾向だからです。

転職エージェント末永 末永

会計士は、社外に開示していない情報なども扱う機密性の高い業務なので非公開求人で募集されることが多いです。


転職エージェントを利用すれば、このような非公開求人を紹介してもらえるので選択肢の幅を広げられます。

おすすめの大手総合型転職エージェント

また、大企業・有名企業の会計監査や条件が良く応募が殺到してしまう求人も非公開求人になっていることが多いです。

会計士の転職でエージェントを利用する流れ

会計士の転職では転職支援サービスの利用は必要不可欠です。中でもプロのサポートが受けられる転職エージェントは必ず登録しておきたいサービスです。

というのも転職エージェントと転職サイト(求人サイト)は提供しているサービスが異なるため、登録後の利用の流れも違います。

ここでは転職エージェントと転職サイト(求人サイト)に分けて、それぞれの基本的な利用の流れを紹介していきます。

転職エージェントの利用の流れ

転職エージェントは総合型と特化型に分かれていますが、それぞれ会員登録後の流れは基本的に同じです。

また、転職エージェントの流れは一般的な転職活動の流れと同じように進んでいきます。つまり、転職エージェントを利用すればプロと二人三脚で転職活動を進めていけるということです。

転職エージェントの利用の流れ
  • 登録・利用申し込み
  • 面談
  • 求人紹介・応募書類添削
  • 応募・書類選考・面接
  • 内定・退職交渉
  • 入社

サポートは専任のキャリアアドバイザーがつき、内定を獲得して入社するまで付きっきりで進めていくことになります。

転職エージェント末永 末永

面談ではこれまでの経歴や希望、転職理由、今後のキャリアプランなどを深掘りされます。どういう業界で働きたいのか、なぜその仕事をしたいのかなど、詳しく確認されるので準備をしておくと良いですね。

手厚い転職エージェントだと安心して職場で勤務するためにアフターフォローもおこなっており、入社後の悩みを相談できるところもあります。不安に感じた場合はアフターフォローがあるのかも確認してみると良いでしょう。

転職エージェントの利用の流れについては以下の記事で詳しく解説しています。気になる人はぜひ読んでみてください。

転職サイトの利用の流れ

会計士の求人を扱う転職サイト(求人サイト)の場合は、利用するサービスによって異なりますが、基本的には以下の流れで進んでいきます。

転職サイトの利用の流れ
  • 会員登録
  • 求人検索
  • 応募書類作成
  • 応募・書類選考・面接
  • 内定・退職交渉
  • 入社

転職エージェント末永 末永

スカウト型転職サイトだと登録後に職務経歴を記入し、人事やヘッドハンターが見るレジュメをまず作成していきます。その後はスカウトが届くのを待ち、気になるスカウトが届いたら返信をして、ヘッドハンターと面談をします。


ヘッドハンターとの面談では転職エージェントと同じようなことをヒアリングされるので、準備をしておくとスムーズです。なお、求人応募や企業とのやりとりはヘッドハンターが代行してくれるため、転職エージェントの基本的な流れと近いです。

転職エージェント末永 末永

求人検索メインの求人サイトは履歴書・職務経歴書の作成、面接対策、企業とのやりとりをすべて自分でおこなわないといけません。何ヶ月後までに転職しておきたいといった希望がある人は逆算してスケジュールを立てていくことをおすすめします。

すべての転職者向けおすすめ転職サイト

  • ビズリーチ
    年収600万円以上の求人が多数!優秀なヘッドハンターからのスカウトが届く
  • リクナビNEXT
    求人数最大級の就職サイト!未経験歓迎の求人も多数掲載
  • リクルートダイレクトスカウト
    転職後の平均年収950万円!リクルートが運営するハイレイヤー向けスカウトサービス

転職スケジュールの立て方について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もチェックしてみてください。

会計士の転職におけるエージェント利用の注意点

会計士の転職でエージェントや転職サイトを利用する人が多いと思いますが、利用の際にはいくつか注意点があります。その中でも1番気をつけたいのは「おすすめランキングを鵜呑みにしない」点です。

「会計士 転職エージェント」「会計士 転職サイト」で検索すると、おすすめランキングを紹介する記事が出てきますが、必ずしもおすすめだとは言えません。というのも「会計士に強いおすすめランキング」はサイト運営者の思惑によって順位を決められている可能性が高いからです。

要するに1位だから良いというわけではないのです。

また、転職エージェント各社で提供するサービスに大きな違いはありません。それよりも担当キャリアアドバイザーとの相性のほうが大切です。サポートを担当するキャリアアドバイザーも人なので、相性の良し悪しは生じてしまうものです。

転職エージェント末永 末永

相性が合う合わないがあるため、同時にキャリアアドバイザーや求人の質を比較できるように、同じタイミングで複数の転職エージェントに登録することをおすすめします。


この際にランキングの順位ではなく、得意な領域や特徴から選ぶようにすると納得のいく転職エージェントを見つけやすいです。

「おすすめランキングを鵜呑みにしない」という注意点の他に、気をつけたいポイントを2つ紹介します。これから紹介する注意点を逃してしまうと転職活動に支障をきたしてしまう場合もあるので、スムーズに会計士の内定を獲得するためにもぜひ参考にしてみてください。

サービスを利用できないことがある

転職エージェントでは求人紹介を伴わないサポートはおこなっていないので、選考対策目的での利用はできません。

つまり、先に自分で求人に応募して後から転職エージェントを利用したとしても、転職エージェント経由で応募していないので選考対策などのサポートが受けられないということです。

また、スカウト型転職サイトは登録時に審査があるサービスもあります。経歴や年収の金額によっては審査に通らないことがあるので、注意が必要です。

転職エージェント末永 末永

初めての転職で不安な人は複数の転職エージェントに相談した上で、希望する求人が見つからない場合のみ求人サイトを利用すると良いでしょう。

おすすめの大手総合型転職エージェント

求人サイトなどからの直接応募について、さらに詳細を知りたい人は以下の記事も参考にしてください。

口コミサイトなども利用して情報収集する

転職エージェント・転職サイトで会計士の求人に応募して内定をもらって、いざ入社してみたら社風や職場の労働環境が想像と違った、というケースは少なくありません。

転職エージェント末永 末永

そこで、おすすめなのは企業のリアルな情報が得られるONE CAREER PLUSやOpenWorkという転職支援サービスです。企業に勤める社員や元社員から独自に収集した評価や口コミが掲載されています。

「転職体験談」「選考対策」「口コミ」「年収・給与」があり、組織体制・企業文化、働きがい、ワークライフバランスなどの評価・口コミをチェックできるようになっています。

なかなか知ることができないリアルなレビューが多いため、職場の雰囲気が知れて安心できたり企業選びの参考になります。

ONE CAREER PLUSへの
登録はこちら(公式サイト)

会計士の転職に役立つ関連記事

転職したい職種がある場合は、以下の記事をご覧ください。

業種別おすすめ転職サイト・エージェント

転職したい業種がある場合は、以下の記事をご覧ください。

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