
みずほ銀行はブラック?就職するのはやばい?評判を解説
みずほ銀行はなぜブラックと言われるのかを現役の転職エージェントが徹底解説します。
また、ブラックと言われる原因やみずほ銀行の就職・転職に向いている人、向いていない人の特徴を説明します。
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まずはみずほ銀行の職場環境データを表にまとめました。
みずほ銀行はどんな会社なのか
みずほ銀行は、日本を代表する大手金融機関のひとつであり、日本の三大メガバンクの一角に数えられています。
| 所属グループ | みずほフィナンシャルグループ |
|---|---|
| 業界での 立ち位置 |
三大メガバンク (三井住友銀行・三菱UFJ銀行と並ぶ) |
| 顧客 | 国内上場企業の約7割と取引 |
| 強み | 資金調達から資産運用まで ワンストップで対応可能 |
他の三大メガバンクについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
みずほ銀行の悪い評判・ブラックと言われる理由
Googleで「みずほ銀行」と検索すると、関連キーワードに「ブラック」や「きつい」といったワードが見受けられます。
ここでは実際にみずほ銀行がブラックと言われる理由と原因について解説していきます。
みずほ銀行がブラックと言われている理由
労働時間が長いと思われている
みずほ銀行がブラックと言われる理由の1つ目は、労働時間が長いと感じている社員が多いことが可能性として挙げられます。
実際のところ、みずほ銀行の残業時間は他のメガバンクと比較して特別長いわけではありません。
2025年1月時点の「エンカイシャの評判」によると、各社の平均残業時間は以下の通りです。
メガバンク3社の平均残業時間
- みずほ銀行:31時間
- 三菱UFJ銀行:30時間
- 三井住友銀行:32時間
参考:エンカイシャの評判
平均値で見ると大きな差はありません。しかし、部署や支店によっては長時間労働が発生しているケースもあります。
背景には、みずほフィナンシャルグループが進める「19,000人の人員削減計画」があります。現場の業務量削減が追いつかず、一部では業務過多が発生しています。
実際に「エンカイシャの評判」には、以下のような口コミが投稿されています。
労働時間に関する口コミ
女性・総合職・現職
満足度:(3.3点)
男性・営業・現職
満足度:(4.3点)
各部署で人手不足が深刻化しており、長時間残業が常態化しています。
業務効率化による早帰りを求められる一方で、収益などの目標値は維持もしくは引き上げられており、勤務時間の高止まりが解消していない状況です。
エンカイシャの評判
女性・法人営業・現職
満足度:(3.3点)
訴訟事例が示す「上司に意見しづらい環境」
みずほ銀行がブラックと言われる理由の2つ目は、2024年4月の訴訟が示す「上司に意見しづらい環境」です。
日本経済新聞の報道によると、東京地裁はみずほ銀行の元行員への対応を「違法な退職勧奨」と認め、損害賠償を命じました。
裁判で認定された「違法な退職勧奨」
- 上司の勤務態度(店内で新聞を読んでいた等)を指摘した後、退職を執拗に迫られた
- 拒否すると、業務を与えられず「4年半」もの長期間にわたり自宅待機を命じられた
- 裁判所はこれを「通常想定し難い異常な事態」であり「違法」と断罪した
この訴訟を受けて、「組織に意見すると、その後のキャリアを閉ざされるかもしれない」という懸念を持つ人もいるかもしれません。
正直なところ、こうしたリスクが100%起きないかどうかを外部から判断するのは難しいです。
しかし、志望先がブラック企業かどうかを見極めるポイントは存在するので以下の記事を参考にしてみてくださいね。
みずほ銀行の良い評判
「ブラック」という声がある一方で、みずほ銀行にはいい評判も多くあります。
特に2019年以降、副業解禁や人事制度改革など、従来の銀行のイメージを覆す取り組みが進んでいます。
みずほ銀行の良い評判
年収が高い
みずほ銀行の良い評判の1つ目は、業務負荷に見合うだけの高い給与水準にあります。
みずほ銀行の2025年度3月期有価証券報告書によると、平均年収は822万円です。
dodaの業種別平均年収ランキングによると、金融業界の平均年収は500万円なので業界全体と比べてかなり高い給与水準であることがわかります。
さらに、以下の表の通り過去5年間で平均年収は毎年上がっています。
| 年度 | 平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 |
|---|---|---|---|
| 2021年3月期 | 729万円 | 38.1歳 | 14.5年 |
| 2022年3月期 | 769万円 | 39.0歳 | 14.9年 |
| 2023年3月期 | 793万円 | 39.5歳 | 15.4年 |
| 2024年3月期 | 811万円 | 39.9歳 | 15.7年 |
| 2025年3月期 | 822万円 | 40.3歳 | 15.8年 |
実際に働いている社員からも、給与水準や評価制度に対するポジティブな口コミが寄せられています。
年収・給与に関する口コミ
男性・法人RM・現職
満足度:(4.2点)
基本的には年功序列で上昇するが24年度より新人事制度がスタートし、ポジションによってベース給料が細かく規定された。
総じて給与水準は世間では高い方と言え、社会的信用度も高いのでステータス面では一定の安心感があると言える。
エンカイシャの評判
男性・資産運用関連業務・現職
満足度:(4.0点)
2024年度に、グループ中核企業共通のプラットフォームの導入、職階階層の削減による役職などのフラット化、ポストと処遇の見える化など、かなり大きなの人事制度改定がありました。
年功序列を排し、その人の役割に応じて処遇が決まる、という点では従来以上に実力主義的な制度設計だと言えます。
エンカイシャの評判ボーナスや初任給など、みずほ銀行の年収についてより詳しく知りたい人は以下の記事も読んでみてください。
副業・兼業可能な自由度
みずほ銀行の良い評判の2つ目は、副業・兼業への先進的な取り組みです。
2019年、みずほフィナンシャルグループは他のメガバンクに先駆けて社員の副業・兼業を解禁しました。
みずほ銀行の副業・兼業ルール
- 業務時間外に個人事業主として働くことが認められている
- 週休3日・4日制と組み合わせて、週1〜2日程度、別の企業で働くことが可能
副業
社外兼業
みずほ銀行で副業が解禁されてから、実際に起業して事業売却まで実現している人もいます。
ABEMA TIMESによると、入行4年目の社員がコーチング事業を2023年に売却し、現在も銀行業務と並行して会社経営を続けています。
引用:Abema Times
みずほ銀行は金融機関の固いイメージとは異なり「社外で得た経営視点や人脈を銀行の新規事業に還元してほしい」というスタンスで社員の副業を応援しているのです。
これは転職市場でも極めて稀な「ホワイト」な事例です。
副業OKの企業は増えていますが、社員の社外での成功をここまで推奨する大企業はほとんどありません。
みずほで安定収入を得ながら大きなビジネスに挑戦できるのは、今のメガバンクならではの特権と言えますね。
公平な人事制度
みずほ銀行の良い評判の3つ目には2021年に導入された人事評価制度「かなで」にあります。
「かなで」を一言で表すと「年功序列を廃止し、社員の『挑戦』と『役割』に応じて処遇を決める仕組み」です。
「かなで」の導入で、年功序列や減点主義から脱却し、年齢や入社年次に関係なく実力や役割で評価する仕組みに変わっています。
引用:みずほ銀行公式サイト
具体的には、社員の専門性やスキルを可視化する「バッジ制度」が導入され、保有スキルが客観的に評価されるようになりました。
また、キャリアについて話し合う「1on1ミーティング」が制度化され、上司の評価だけでなく部下の意見も反映される評価プロセスが整備されています。
実際に働いている社員からも、こうした評価制度の変化や企業体質の刷新を感じる声が挙がっています。
人事制度に関する口コミ
男性・40代
満足度:(4.0点)
人事評価の改訂もあり、これまでの企業体質からの脱却を試みている。
会社としても風通しを良くしたいため多くの試みを実践しており、上司とのコミュニケーションは比較的円滑に図れる。
社内コミュニケーションツールの採用もあり、組織間の交流も盛ん。また多様性も進んでおり、良い変化を感じる。
エンカイシャの評判
男性・30代
満足度:(3.8点)
人事評価には会社として力が入っている。
目標管理と人事評価は独立しており、いわゆる目標(ノルマ)の達成度合はあくまで賞与への反映のみで、人事評価はそれとは別になされる。
仮にノルマの達成状況が良くなかったとしても、結果に繋がらなかった行動等もしっかりと加味される構造になっている。
エンカイシャの評判
銀行では「若手のうちは下積みばかり」というのが一般的でしたが、みずほ銀行では変わりつつあると言えますね。
みずほ銀行に向いている人・向いていない人
変革期にあるみずほ銀行では、「安定した銀行員」という従来のイメージだけで入社するとミスマッチになりやすいです。
そのためここでは向いている人と向いていない人の特徴を解説していきます。
みずほ銀行に向いている人・向いていない人
みずほ銀行に向いている人
みずほ銀行に向いているのは、 「変化を前向きに捉え、自律的にキャリアを築ける人」です。
新人事制度「かなで」が示すように、みずほ銀行は「指示待ち」ではなく成長意欲があり能動的に働く人材を求めています。
そのため、以下のような志向を持つ人にとっては非常にチャンスが多い環境と言えます。
みずほ銀行に向いている人の志向性
- 年功序列ではなく、実力で正当に評価されたい
- 副業や兼業も含め、社外でも通用するスキルを磨きたい
実際にみずほ銀行への就職・転職を考える際には、「成長意欲があり、能動的に動ける人材であること」をアピールすることが必要になります。
言葉だけでなく、過去のどんな経験からそれが言えるのかも併せて伝えるのがポイントです。
自分の経験を自己PRに繋げることが不安な場合は、リクルートエージェントやdodaのような大手転職エージェントに相談するのがおすすめですよ。
金融業界も含め数々の転職を支援した実績のあるアドバイザーが、過去の経験をどのように自己PRに落とし込むか一緒に考えてくれます。
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みずほ銀行に向いていない人
逆に、みずほ銀行に向いていないのは、「安定・年功序列を求めている人」や「高い裁量権を持ちスピード感重視で働きたい人」です。
人員削減や店舗統廃合が進む中で「一生安泰」を期待する受け身の姿勢では居心地が悪くなりやすいです。
また、みずほ銀行は巨大組織のため意思決定に時間がかかり、個人裁量やスピード感を求める人には物足りなさを感じる場面もあります。
外から見る「メガバンクの安定したイメージ」と、変革期にある「現場のリアルな実態」には、どうしてもギャップが生まれがちです。
自分が何を求めているのかを整理した上で、情報収集することが大切ですよ。
ここまで読んで「自分はみずほ銀行に向いていないかもしれない」と感じた人は、自分の志向に合う企業を探してみることをおすすめします。
以下の表に、タイプ別のおすすめの企業群とそこに強い転職エージェントをまとめたので、参考にしてください。
| タイプ | おすすめの企業群 | おすすめサービス |
|---|---|---|
| 安定・年功序列を求めている人 | 地方銀行・信託銀行・保険会社など他の金融機関 | マイナビ金融AGENT |
| 裁量権・スピード感を求めている人 | ベンチャー企業・フィンテック企業 | リクルートエージェント |
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口コミにもある通り、みずほ銀行の部署によってはブラックな働き方になっていることがわかります。
入社前に配属先の労働環境を把握するのは難しいもののdodaやリクルートエージェントなどの転職エージェントを通じて部署ごとの働き方の傾向を知れる場合がありますよ。