テクノプロはやばい?年収・評判と転職難易度を解説

テクノプロはやばい?年収・評判と転職難易度を解説

    株式会社テクノプロの年収・評判、やばいと言われる理由、転職難易度を解説します。

    平均年収392万円や、派遣と請負で分かれる昇給の実態、技術者派遣から後悔しない転職先(ITコンサル・上流)まで、支援実績をもとに紹介します。

この記事を書いた人
末永 雄大 Suenaga Yuta
アクシス株式会社 代表取締役/すべらない転職 運営責任者
末永 雄大
新卒でリクルートエージェント(現インディードリクルートパートナーズ)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。YouTubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書『成功する転職面接』『キャリアロジック』。ニュース番組「ABEMA Prime」に転職のプロとして出演。
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テクノプロとは

株式会社テクノプロは、技術者派遣を中心に事業を展開するIT・エンジニア系の人材会社です。従業員は2万5千人を超え、技術者派遣の業界では最大級の規模があります。

親会社はテクノプロ・ホールディングスです。2025年12月には米投資会社ブラックストーンの傘下に入り、東証プライム市場への上場を廃止しました。

項目 内容
商号 株式会社テクノプロ
設立 1997年6月(2014年に持株会社傘下4社が統合して現体制)
従業員数 25,697名(2025年6月末)
売上高 1,856億円(2025年6月期)
本社 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー35F
親会社 テクノプロ・ホールディングス(2025年12月に上場廃止・ブラックストーン傘下)
参照:テクノプロ会社概要

入るカンパニーで仕事内容が変わる

テクノプロでは、技術分野ごとに社内が「カンパニー」に分かれています。どのカンパニーに所属するかによって、扱う技術や配属される案件が大きく変わります。

カンパニー 分野 従業員
デザイン社 組込・電気・機械設計、AI・データ 8,522名
エンジニアリング社 IT・機械・電気電子・建築・プラント 7,055名
IT社 ビジネスアプリ・運用・クラウド 6,593名
R&D社 化学・バイオの研究開発 1,629名

そのため、同じテクノプロに入社しても、アプリ開発を続ける人もいれば、インフラや機械設計、研究開発に進む人もいます。

会社名だけで仕事内容を判断するより、「どのカンパニーで、どんな案件に入るのか」を見ることが大切です。

大手の安定感はあるが、売上の中心は技術者派遣

テクノプロの大きな強みは、2万人を超える技術者を抱える規模と雇用の安定感です。大手企業でも外部のエンジニアを活用するケースは多く、幅広い業界に案件を持っています。

一方で、事業の中心は技術者派遣です。自社製品や自社サービスを売る会社とは違い、エンジニアが案件に入っていること自体が売上につながります。

そのため、景気や顧客企業の開発投資によって稼働率が左右される面があります。また、自動車業界との取引が多いことから、特定業界の景況感の影響を受けやすいという社員の声もあります。

さらに2025年12月には上場を廃止し、ブラックストーン傘下に入りました。今後の経営方針や待遇にどう影響していくのかは、引き続き見ていく必要があります。

未経験歓迎でも「誰でも受かる」わけではない

テクノプロは未経験者の採用にも積極的で、研修制度も用意されています。これからエンジニアを目指したい人にとって、入り口になりやすい会社のひとつです。

ただし、「未経験歓迎=簡単に受かる」という意味ではありません。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

テクノプロは採用人数が多いので、「誰でも入れる会社」と思われがちですが、実際には応募者もかなり多いです。


未経験なら年齢だけでなく、「なぜエンジニアなのか」「入社後に何を身につけたいのか」まで見られると思って準備したほうがいいです。

テクノプロの給料・年収

転職口コミサイト「エンゲージ会社の評判」(2026年時点)によると、テクノプロの平均年収は392万円です(回答919人・平均32.4歳)。

年代 平均年収
25〜29歳 362万円
30〜34歳 394万円
35〜39歳 419万円
40〜44歳 440万円
出典:エンゲージ会社の評判

職種別の平均年収は、次のとおりです。

職種 平均年収 平均年齢
営業系 443万円 31.6歳
IT系エンジニア 384万円 31.7歳
電気・電子・機械系エンジニア 411万円 34.6歳
出典:エンゲージ会社の評判

初任給や賞与、残業時間まで含めた年収の中身は、こちらの記事でくわしく紹介しています。

給料は現場の単価で決まる

テクノプロの給与は社内のランク(等級)で決まります。そして、そのランクを左右するのが、派遣先からテクノプロへ支払われる人月単価です。

高い単価で契約されているエンジニアほどランクを上げやすく、給与にも反映されやすくなります。

逆に、仕事の内容が増えていても単価が変わらなければ、給与がなかなか上がらないことがあります。毎年の定期昇給も大きくはないため、年収を伸ばすには単価やランクを上げる必要があります。

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同じ会社でも派遣か請負かで昇給が分かれる

テクノプロの給与を見るうえで、もうひとつ知っておきたいのが契約形態による違いです。

派遣で顧客先に入っている場合、単価を上げるには顧客側との交渉が必要になります。本人の評価が高くても、顧客が単価アップに応じなければ、給与が上がりにくいことがあります。

一方、請負や準委任の案件では、社内での評価が昇給・昇格に反映されやすいという社員の声があります。

同じ会社で同じように働いていても、どの契約形態の案件に配属されたかで給与の伸び方に差が出る。ここは、テクノプロで働くうえで見落としやすいポイントです。

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末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

技術者派遣の方から、「仕事は増えているのに、給料がほとんど変わらない」という相談を受けることがあります。


話を聞くと、本人の実力より、今いる案件の単価が上がらないことで給与が止まっているケースもあります。こうなると、今の会社でもう少し頑張るべきなのか、環境を変えるべきなのか、自分だけでは判断しにくいですよね。

すべらないキャリアでは、今の給与だけではなく、担当している案件や役割まで見たうえで、同じ経験が他社ならどのくらいで評価されるのかを整理しています。

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テクノプロの転職難易度

テクノプロは、入社するときと、テクノプロから次の会社へ転職するときで難しさが変わります。

入社は誰でも受かるわけではない

未経験採用に積極的とはいえ、応募者数も多いため、誰でも受かるわけではありません。

経験者であればこれまでのスキルや担当案件、未経験者であればITへの適性や志望理由が見られます。

「大量採用しているから簡単」と考えるより、希望するカンパニーや職種に合わせた準備をしたほうがいいです。

派遣経験は、そのままだと上流で評価されにくい

テクノプロから上流工程やITコンサルへ転職する場合、ネックになりやすいのが派遣での経験の見え方です。

職務経歴書に「運用」「構築」「テスト」などの担当工程だけを書いていると、「決められた作業を担当してきた人」と判断されることがあります。

実際には顧客と調整したり、トラブル時に判断したり、メンバーを動かしたりしていても、書類から読み取れなければ評価されません。

何を担当したかよりも、「自分がどこまで考え、誰と調整し、何を動かしたか」を言葉にできるかが重要です。

上流を目指すなら、経験が固定される前に動く

派遣で同じ工程を長く続けていると、その経験自体が悪いわけではなくても、次の転職で選べる仕事が少しずつ固定されていきます。

運用を長く続ければ運用経験者、テストを長く続ければテスト経験者として見られやすくなるためです。

上流工程やITコンサルへ進みたいのであれば、「十分経験を積んでから」と考えすぎず、今の経験でどこまで可能性があるかを早めに確認しておくことが大切です。

いきなり大手より、実装もできるITコンサルを見る

ITコンサルを目指すとき、デロイトやアクセンチュアのような大手だけを見ると、上流経験や顧客折衝の実績が足りず、書類選考で苦戦することがあります。

そこで選択肢になるのが、開発・構築の現場にも入りながら上流工程を経験できるITコンサルです。

まず技術力を活かせる会社で顧客折衝や要件定義の経験を増やし、その先で大手コンサルや事業会社を目指す。こうした順番のほうが、これまでの経験を無理なくつなげられるケースもあります。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

以前支援したエンジニアの方も、最初は「正式なPM経験はありません」と話していました。


でも詳しく聞くと、顧客との調整やスケジュール管理、チームを動かすところまで経験していたんです。本人はただの現場経験だと思っていても、仕事を分解すると上流で評価できる経験が出てくることがあります。

テクノプロで派遣案件を経験している方も、「上流をやっていない」「指示された作業しかしていない」と最初から決めつけないほうがいいです。

すべらないキャリアでは、職種名や担当工程だけではなく、実際に誰と関わり、何を判断し、どこまで仕事を動かしてきたのかまで一緒に棚卸ししています。

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テクノプロはやばい・やめとけ?

テクノプロについて調べると、「やばい」「やめとけ」といった言葉も出てきます。

ただ、会社全体がブラックというより、派遣という働き方や配属先によって、給与やキャリアへの不満が出やすい会社と考えたほうが近いです。

社員口コミでよく見られるポイントを見ていきます。

テクノプロ「やばい」の検索画面

参考:Google検索画面

派遣だと単価が上がらず、給料も伸びにくい

派遣で顧客先に入っている場合、本人の評価が高くても顧客側が単価アップに応じなければ、給与が大きく変わらないことがあります。

一方で、請負や準委任の案件に入った同期は昇格していく。

同じ会社で働いているのに、実力ではなく配属された案件によって差がついているように感じ、不満を持つ人もいます。

次の案件が決まらず、待機になることがある

ひとつの案件が終わったあと、次の配属先がすぐに決まるとは限りません。

待機中も基本給は支払われますが、本人としては「次にどんな仕事へ行くのか分からない」という不安が残ります。

希望していた分野とは違う案件や、通勤時間の長い現場を提案されることもあり、キャリアを自分で選びにくいと感じる人もいます。

現場で頑張っても社内には見えにくい

客先常駐では、普段の仕事ぶりをテクノプロ側の上司が直接見ているわけではありません。

そのため、顧客先で成果を出していても、その内容が社内評価に十分伝わらないと感じる社員もいます。

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案件が変わると、専門性も積み上げにくい

案件によって使用する技術や担当工程が変わるため、一つの領域を長く深めにくいこともあります。

幅広い現場を経験できるのはメリットですが、「クラウドを極めたい」「セキュリティを専門にしたい」と考えていても、必ず希望どおりの案件に入れるとは限りません。

経験の幅は増えているのに、「結局、自分は何のエンジニアなのか」が分からなくなる人もいます。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

技術者派遣の方からは、「会社が嫌なわけではないけど、この案件をあと数年続けていいのか分からない」という相談もよくあります。


大事なのは、今の働きやすさだけではなく、今の案件を続けた先で何が残るのかです。経験が増えているのか、それとも年数だけが増えているのかは、一度分けて考えたほうがいいです。

テクノプロを辞めたくなる理由

テクノプロから転職を考える人は、会社そのものが嫌というより、「このまま続けた先に何が残るのか」に不安を感じているケースが多いです。

大手企業なので雇用は比較的安定しています。一方で、給与や配属、キャリアの伸び方を自分でコントロールしにくいことが、転職を考えるきっかけになっています。

同じ実力でも請負の同期だけが昇格していく

テクノプロで不満につながりやすいのが、同じ会社の同期との給与差です。

同じ時期に入社し、同じくらい経験を積んでいても、請負や準委任の案件に配属された人は昇格していく一方で、派遣案件では顧客が単価を上げないため給与がほとんど変わらないことがあります。

頑張りが足りないならまだ納得できます。

ですが、差がついている理由が「どの案件に配属されたか」だと感じたとき、自分ではどうにもできないもどかしさが出てきます。

案件が変わるたびに専門が積み上がらない

案件ごとに違う技術を経験できることは、若いうちはプラスになることもあります。

一方で、何年か働いたあとに経歴を振り返ると、「いろいろ経験したけれど、何か一つ強いものがあるわけではない」と感じることがあります。

特にクラウドやAIなど新しい技術が広がるなかで、年齢を重ねても専門性がはっきりしないことに不安を感じる人は少なくありません。

大手に入ったのに、ずっと決められた作業が続く

客先常駐の案件では、顧客や上位会社が決めた要件に沿って仕事を進めるケースも多くあります。

もちろん現場で身につく技術はありますが、「なぜこのシステムを作るのか」「何を変えるべきなのか」といった上流の判断に触れる機会は限られます。

大手に入ればキャリアも安泰だと思っていたのに、気づけば何年も決められた仕事を続けている。

このギャップから、「次は課題を決める側に行きたい」と考える人もいます。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

支援していると、伸び悩んでいる理由を「自分のスキル不足だ」と考えている方もいます。


でも話を聞いてみると、本人の力より、単価や配属によって経験できる仕事が決まっていることが原因だったケースもあります。環境を変えたほうが伸びる人もいれば、今の会社でもう一段経験を積んだほうがいい人もいます。

テクノプロからの転職先

テクノプロから転職する場合、大きく分けると3つの方向があります。

今と近い環境へ移るのか、事業会社へ行くのか、それとも上流へ進むのか。今抱えている不満によって、選ぶべき転職先も変わります。

方向 転職先 向いている人
同業へ 技術者派遣・SES 仕事内容を大きく変えず、待遇や案件を変えたい人
事業会社へ 自社開発・社内SE ひとつの会社で腰を据えて働きたい人
上流へ ITコンサル・上流工程 顧客に近い仕事や年収アップを目指したい人

同業へ移るなら、請負比率まで見る

別の技術者派遣会社やSESへ移るのは、これまでの経験をそのまま活かしやすい転職です。

請負や準委任の案件が多い会社、単価と給与の関係が分かりやすい会社を選べば、今より待遇を改善できることもあります。

ただし、客先常駐や案件変更、待機といった仕組みそのものは残ります。

「給与だけ変えたい」のか、「配属にキャリアを左右されること自体を変えたい」のか。ここを分けて考えないと、会社を変えても同じ悩みを繰り返します。

腰を据えたいなら自社開発・社内SE

ひとつのサービスや会社に長く関わりたい人には、事業会社の自社開発や社内SEがあります。

案件が終わるたびに次の現場へ移るのではなく、ひとつのシステムを継続して改善できる点は、技術者派遣との大きな違いです。

ただし選考では、単に技術力があるだけではなく、要件を整理した経験や、社内外との調整経験を見られることがあります。

上流へ行きたいならITコンサル

技術だけではなく、顧客の課題を聞いたり、要件を考えたりする仕事へ広げたい人にはITコンサルがあります。

これまで現場で身につけたITの知識を使いながら、顧客との折衝やプロジェクト推進など、より上流の経験を増やしていくことができます。

一方で、派遣経験が長いからといって、全員がいきなり大手ITコンサルへ行けるわけではありません。

実装や構築にも関われるITコンサルから入り、上流経験を増やしていく方法もあります。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

以前支援したエンジニアの方も、最初は「次もエンジニア」と考えていて、ITコンサルはまったく候補に入っていませんでした。


ただ、経験を棚卸しすると、顧客との調整やチームを動かした経験など、本人が強みだと思っていなかった部分が見えてきました。そこからITコンサルまで選択肢を広げ、実際に転職されています。

テクノプロで働いている方も、「派遣エンジニアだから、次も派遣かSES」と最初から決める必要はありません。

一方で、全員がITコンサルへ進む必要もありません。技術を深めるのか、自社開発へ移るのか、上流へ進むのか。これまでの案件を整理してみないと、本当に合う道は見えてきません。

すべらないキャリアでは、求人を並べる前に、これまでの案件・役割・顧客との関わり方まで棚卸ししたうえで、次にどこへ進むのがいいのかを一緒に整理しています。

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テクノプロからの転職を成功させるポイント

技術者派遣から上流工程や事業会社へ転職するときは、会社名や担当工程だけではなく、「実際に自分が何をしてきたか」を伝えることが重要です。

同じ経験でも、伝え方によって選考での見られ方は大きく変わります。

決められた作業でも、自分が動かした部分を語る

派遣で働いている方から、「指示された仕事をしていただけなので、アピールできる実績がありません」と言われることがあります。

ですが、実際にはそのなかでも判断していることがあります。

トラブルの原因を切り分けた、手順を改善した、顧客と調整した、後輩へ仕事を教えた。こうした経験も、十分に本人の実績です。

「何を任されたか」だけではなく、「そのなかで自分が何を考え、何を変えたか」まで話せるようにしておきましょう。

バラバラに見える案件を一本のキャリアにする

テクノプロでは案件ごとに技術や業界が変わるため、職務経歴書を書くと「自分の経験がバラバラに見える」と感じる方もいます。

そこで大切なのが、それぞれの案件をただ並べないことです。

「最初に○○を経験し、そこで△△に興味を持った。次の案件では□□まで広げた。だから次はこの領域を深めたい」とつなげると、複数案件の経験がひとつのキャリアになります。

経験の幅が広いこと自体は弱みではありません。どうつなげるかが重要です。

大手の看板ではなく、自分の成果で話す

テクノプロは知名度のある会社ですが、転職先が見ているのは「テクノプロにいたこと」ではなく、「そこであなたが何をしたか」です。

特に上流やITコンサルでは、指示された業務をこなした話だけでは足りません。

「何が問題だったのか」「自分はどう考えたのか」「誰を巻き込んだのか」「結果どうなったのか」まで話せるようにしておく必要があります。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

実際の支援でも、経歴や人柄は評価されているのに、「話が長い」という理由で選考を取りこぼしかけた方がいました。


そこで、結論から話して、エピソードを一つに絞る練習をしました。経験が足りないのではなく、伝え方で損をしているケースは意外と多いです。

すべらないキャリアでは、求人を紹介するだけではなく、過去の案件の棚卸しから、職務経歴書・面接でどう伝えるかまで一緒に整理しています。

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テクノプロの転職でよくある質問

最後に、テクノプロへの転職や、テクノプロからの転職についてよくある質問をまとめます。

テクノプロの離職率は?

全社の離職率は業界平均より低めとされています。

一方で、派遣案件で単価が上がらず給与が伸びにくい人や、今後のキャリアに不安を感じた人が転職するケースがあります。反対に、テクノプロで経験を積んだあと、事業会社やITコンサルへ進む人もいます。

テクノプロは誰でも受かる?

未経験採用に積極的ですが、「誰でも受かる」というわけではありません。

経験者ならこれまでのスキル、未経験者ならエンジニアへの適性や志望理由が見られます。入社後の待遇やキャリアは配属されるカンパニーや案件によっても変わるため、入社しやすさだけで判断しないほうがいいです。

テクノプロへの転職はやめとけ?

一概に「やめとけ」といえる会社ではありません。大手ならではの安定感や、幅広い案件、研修制度はメリットです。

一方で、給与が案件の単価に影響されやすいことや、希望するキャリアを自分だけでは選びにくい面があります。まずエンジニア経験を積みたい人には合いやすいですが、専門性や上流経験を明確に伸ばしたい人は、配属される案件まで確認して判断したほうがいいです。

非上場化で働き方や待遇は変わる?

2025年12月に親会社がブラックストーン傘下に入りました。

今後の成長方針は示されていますが、現場の給与や働き方がどのように変わるかは、現時点では判断できません。会社の変化だけに期待するのではなく、自分自身が今どんな経験を積めているかも見ておくといいです。

テクノプロからの転職でおすすめの転職先は?

主な選択肢は「技術者派遣・SES」「事業会社の自社開発・社内SE」「ITコンサル・上流工程」の3つです。

今の仕事内容を大きく変えず待遇を改善したいなら同業、腰を据えて働きたいなら事業会社、顧客に近い仕事へ広げたいならITコンサルが候補になります。

ただし、どれが合うかは担当してきた案件によって変わります。最初から転職先を決めるより、まず自分の経験を整理することをおすすめします。

テクノプロの年収は低い?

口コミの平均年収は392万円で、若いうちから高い給与を狙う会社とは言いにくいです。

また、給与は案件の単価や社内ランクの影響を受けます。今の年収だけでなく、今後その案件で単価やランクを上げられるのかまで見たほうが、将来の給与は判断しやすいです。

まとめ|テクノプロから転職するなら

テクノプロは、業界最大級の規模と雇用の安定、幅広い分野の案件を持つ会社です。

一方で、給与やキャリアが本人の努力だけではなく、配属先の単価や契約形態、次に入る案件に左右されやすい面があります。

今感じている不満と、転職で考えられる選択肢を整理すると、次のようになります。

こんな悩みは、転職先の選び方で変わる

  • 派遣配属で単価が上がらず、給料も伸びない
     → 単価だけで評価が決まらない会社も見る
  • 請負の同期だけ昇格していく
     → 配属先より、自分の成果が評価される環境へ
  • 案件が変わるたび専門性がリセットされる
     → 深めたい技術から会社・案件を選ぶ
  • ずっと決められた仕事で、上流に進めない
     → 顧客折衝や要件定義を経験できる環境へ

同じ悩みを次の会社でも繰り返さない

テクノプロから転職するときに気をつけたいのは、「今の会社を出ること」自体を目的にしないことです。

給与が不満だから別の派遣会社へ移ったものの、結局また単価や配属に左右される。上流に行きたくて転職したのに、次も同じような運用・構築案件だった。こうなれば、会社を変えただけで悩みは残ります。

まず考えたいのは、自分が今つまずいている理由です。

給与なのか、専門性なのか、上流経験なのか、評価のされ方なのか。そこが分かれば、次に選ぶ会社も変わります。

そしてもうひとつ大切なのが、今までの経験を過小評価しないことです。

伝え方でこう変わる

  • 転職理由:「派遣だと単価が上がらず、給料が伸びない」
     → 現場で経験を積んできた。次は、自分の役割や成果がより評価に反映される環境で力を伸ばしたい
  • 技術・作業の経験:「言われた仕事をこなしていた」
     → 顧客の要望を整理し、進捗を見ながら、不具合発生時には関係者と調整して対応した
  • リーダー経験:「正式なリーダー経験はない」
     → PLに近い立場で、顧客との調整、進捗管理、メンバーの意見の取りまとめを担った
末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

これまで技術者派遣の方を支援してきましたが、自分では「言われた作業しかしていない」と思っていた経験が、話を聞くと顧客調整やプロジェクト推進の経験だった、ということはあります。


逆に、給料を上げたくて別の派遣会社へ移ったものの、結局また単価や配属に左右され、同じ悩みを抱えてしまうケースもあります。


転職するか決めていなくても構いません。まずは「今の経験で何が評価されるのか」「残るなら次に何を積むべきか」「転職するならどこまで狙えるのか」を整理してから決めてみてください。

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