
AKKODiSコンサルティングはやばい?年収・評判と転職難易度を解説
AKKODiSコンサルティングの年収・評判、やばいと言われる理由、転職難易度を解説します。
平均年収465万円や案件ガチャの実態、SES・運用保守から後悔しない転職先(ITコンサル・上流)まで、支援実績をもとに紹介します。
AKKODiSコンサルティングとは
AKKODiSコンサルティング株式会社は、世界各国で人材サービスを展開する「アデコグループ」の一員です。ITや機電領域を中心に、エンジニアの派遣やシステム開発などを手がけています。
なかでもエンジニア派遣の事業規模が大きく、多くのエンジニアが顧客企業のプロジェクトに参画しています。SES・技術者派遣の領域では、国内でも大手の一社です。
従業員数は6,960名、売上高は776億9,700万円(2025年12月期)と、会社の規模も大きめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設立 | 2004年2月10日 |
| 従業員数 | 6,960名(2026年1月時点) |
| 売上高 | 776億9,700万円(2025年12月期) |
| 資本金 | 10億6,300万円 |
| 本社 | 東京都港区芝浦3-4-1 グランパークタワー |
| 事業内容 | コンサルティング、開発請負、教育、派遣、有料職業紹介 |
| 親会社 | アデコグループ(本社スイス) |
| 参照:AKKODiS会社情報 | |
ITだけでなく、機械・バイオまで案件がある
AKKODiSでは、エンジニアが顧客企業のプロジェクトに入り、開発や設計、運用などを支援する技術者派遣・SESを中心に事業を展開しています。
扱う分野はかなり幅広く、ITシステムやAI・データサイエンスだけでなく、自動車などのモビリティ、電子回路、機械・制御、バイオ・化学までカバーしています。
全国に拠点があり、勤務地やプロジェクトの選択肢が多いことも特徴です。
ひとつの会社の中でさまざまな領域を経験できるのはメリットですが、実際にどんな経験を積めるかは配属される案件によって変わります。
アデコグループの基盤を活かして大手案件も持つ
AKKODiSコンサルティングは、スイスに本社を置く人材サービス大手「アデコグループ」の一員です。
グループの営業基盤を活かし、国内の大手企業を含むさまざまなプロジェクトを支援しています。
会社の規模が大きく、扱う業界や案件の幅が広いことは、AKKODiSで働くメリットのひとつです。
未経験向けの研修はかなり充実している
AKKODiSは未経験者の採用にも力を入れており、入社後は約2か月の研修を経て現場に出るのが一般的です。
平均残業時間も月16時間ほど(2025年実績)で、極端に残業が多い会社ではありません。
求人では、入社後に身につけられるスキルとして、次のような内容が紹介されています。
AKKODiSで身につくスキル
専門スキル
・ネットワーク構築・運用(Cisco、Juniper など)
・サーバー構築・管理(Linux、Windows Server)
・クラウド(AWS、Azure、GCP)/仮想化(VMware、Hyper-V)
・監視・障害対応(Zabbix、Nagios など)
ポータブルスキル
・プロジェクトマネジメント(スケジュール・コスト管理、提案書作成、関係者調整)
・課題抽出・解決力/論理的思考・技術的説明力/リーダーシップ
技術だけでなく、プロジェクト管理や関係者調整など、上流でも使える力を身につけられる可能性があります。
一方で、研修があることと、入社後すぐに希望する案件へ入れることは別です。どんな経験が積めるかは、実際の配属先まで見て判断できると安心です。
AKKODiSの給料・年収
転職口コミサイト「エンゲージ会社の評判」(2026年時点)によると、AKKODiSコンサルティングの平均年収は465万円です(回答521人・平均31.9歳)。
年代別の平均年収は、次のとおりです。
| 年代 | 平均年収 |
|---|---|
| 25〜29歳 | 421万円 |
| 30〜34歳 | 453万円 |
| 35〜39歳 | 519万円 |
| 40〜44歳 | 554万円 |
| 出典:エンゲージ会社の評判 | |
社員の多くを占めるエンジニア職を含む、職種別の平均は次のとおりです。
| 職種 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 営業系 | 518万円 | 33.4歳 |
| IT系エンジニア | 441万円 | 31.2歳 |
| 電気・電子・機械系エンジニア | 516万円 | 32.5歳 |
| 出典:エンゲージ会社の評判 | ||
エンジニアの年収は460万〜500万円前後がひとつの目安
社員口コミでは、月給はおよそ28万〜31万円、賞与は年90万〜125万円ほどという回答が見られます。
在籍3〜5年ほどのエンジニアでは、年収460万〜500万円前後という例があります。
ただし、AKKODiSは配属案件の単価によって給与に差が出やすいため、同じ年齢・経験年数でも年収が同じとは限りません。
高単価の案件や役職に上がれば年収は伸ばせる
AKKODiSの求人では、社員や転職者の年収例も公開されています。
AKKODiSの年収モデル(求人事例)
・32歳:500万円 → 600万円(社内SE出身、サーバ設計・構築をリード)
・33歳:580万円(リーダー職)
・46歳:700万円 → 800万円(SIer出身、ネットワークPL)
・マネージャー職:900万円台の例も
高い年収を狙える例はありますが、誰でもこの水準まで上がるわけではありません。
多くの社員は平均年収の465万円前後で、高単価の案件に入れるか、リーダーやマネージャーなど役割を上げられるかによって差が開きます。
給料は職能レート3割+案件単価7割で決まる
AKKODiSの給与は、社内の職能レートがおよそ3割、配属された案件の単価がおよそ7割で決まる、と社員口コミでは説明されています。
つまり、自分自身のスキル評価だけではなく、「どの案件に配属されているか」が給与に大きく影響します。
同じ会社で経験を積んでいても、高単価の案件にいる人と、単価の低い案件にいる人では、給与の伸び方に差が出ます。

SESの方から、「できる仕事は増えたのに、給料がほとんど変わらない」と相談されることがあります。
詳しく聞くと、本人のスキルではなく、長く同じ案件にいて単価が変わらないことが原因だったケースもあります。頑張り方を変えるべきなのか、案件を変えるべきなのか、会社ごと変えるべきなのかは分けて考えたほうがいいです。
すべらないキャリアでは、今の年収だけでなく、担当している案件・役割・そこで積んでいる経験まで整理したうえで、他社ならどのくらいの年収で評価されるのかを見ています。
AKKODiSの転職難易度
AKKODiSは、入社するときと、AKKODiSから別の会社へ転職するときで難しさが変わります。
中途採用の間口は比較的広い
AKKODiSはSES・技術者派遣を中心としており、未経験者や第二新卒も採用しています。
選考も、書類選考、カルチャーフィットサーベイ、Web面接1回、オファー面談という流れで、比較的シンプルです。
未経験からIT業界へ入りたい人にとっては、選択肢に入りやすい会社といえます。
一方で、入社しやすいことと、その後に希望するキャリアを積めることは別です。どの案件に配属されるかまで見ておく必要があります。
SES・運用保守の経験は、そのままだと上流で評価されにくい
AKKODiSから上流工程やITコンサルへ転職する場合、壁になりやすいのがSESや運用保守の経験の見え方です。
職務経歴書に「監視」「運用」「保守」「テスト」などの担当工程だけを書いていると、「指示された作業を担当してきた人」と判断されることがあります。
実際には、障害対応で判断したり、顧客と調整したり、メンバーをまとめたりしていても、それが書類から読み取れなければ評価されません。
何を担当したかだけではなく、「自分で何を考え、誰と調整し、どこまで仕事を動かしたか」まで整理する必要があります。
上流未経験のまま年齢を重ねると選択肢が狭くなる
転職市場では、年齢が上がるにつれて、実務経験だけでなくリーダーやマネジメント経験も求められやすくなります。
そのため、運用保守など同じ工程を長く続けたあとで上流へ移ろうとすると、「その年齢なら上流経験もほしい」と見られることがあります。
上流やITコンサルに興味があるなら、「十分経験を積んでから」と考えすぎず、今の経験でどこまで狙えるのかを早めに確認しておくことも大切です。
大手を狙うなら、まず実装もできるITコンサルを見る
デロイトやアクセンチュアのような大手総合コンサルは、要件定義や顧客折衝など、上流工程の経験がある人を求める傾向があります。
SESや運用保守が中心の経歴では、いきなり大手だけを受けても書類選考で苦戦することがあります。
そこで選択肢になるのが、実装や構築にも携わりながら上流工程を経験できるITコンサルです。
まず今の技術経験を活かしながら顧客折衝やプロジェクト推進の経験を作り、その先で大手へ進む。こうしたキャリアの作り方もあります。

以前支援したエンジニアの方も、自分では「正式なPM経験はない」と話していました。
でも詳しく聞くと、顧客との調整、スケジュール管理、チーム運営まで経験していました。本人が「ただ現場でやっていただけ」と思っている仕事の中に、上流で評価される経験が隠れていることはあります。
AKKODiSで運用保守やSESの経験が中心でも、「上流経験がない」と最初から自分で決めつける必要はありません。
すべらないキャリアでは、担当工程だけではなく、実際に誰と関わり、何を判断し、どこまで仕事を動かしてきたのかまで一緒に棚卸ししています。
AKKODiSはやばい・ブラック?
AKKODiSについて調べると、「やばい」「ブラック」といった言葉も出てきます。
ただ、会社全体がブラックというより、配属される案件によって給与や働き方、キャリアに差が出やすいことが、不満につながっていると考えたほうが近いです。
社員口コミでよく見られるポイントを見ていきます。
参考:Google検索画面
同じ案件に長くいると、給料が上がりにくいことがある
AKKODiSの給与は案件単価の影響を大きく受けます。
そのため、同じ案件に長く配属されて単価が変わらない場合、本人のスキルが上がっていても給与が伸びにくいことがあります。
社内の職能評価を上げても、案件単価が大きく変わらなければ、期待したほど給与に反映されないという社員の声もあります。
同じ案件を長く続けることもできるが、長居すると単価が上がりにくく昇給しにくいです。職能を昇格させるにはお題に沿った作文が必要で、作成に時間がかかります。幸か不幸か、職能が昇格しても給与にはそこまで大きく影響はしません。
配属先が変わると、働き方もかなり変わる
AKKODiSでは顧客先のプロジェクトで働くことが多いため、残業時間、勤務地、使用する技術、リモート勤務の可否などは案件によって変わります。
働きやすい案件に入ることもあれば、出張や夜勤がある案件、負担の大きい案件へ配属されることもあります。
会社全体の平均残業時間だけでは、自分の働き方までは分からない点に注意が必要です。
高単価の案件に入れるかで給料に差が出る
高単価の案件に入れば、給与も上げやすくなります。
一方で、単価の低い案件に長く配属されると、給与がなかなか伸びないことがあります。
同じAKKODiSで働いていても、配属された案件によって年収の伸び方に差が出るということです。
給与は完全に実力主義です。高単価のところに配属されたら高くなり、低単価なら低いです。一度配属されてしまえば大きく単価が変わることはありません。高単価案件に配属されるためには自分もそれなりのスキルが必要です。
社内評価が上がるまで案件や勤務地を選びにくい
AKKODiSには、自分から案件やキャリアを選んでいくための制度があります。
ただし、入社直後から何でも自由に選べるわけではなく、一定の評価やスキルが必要になることがあります。
希望する勤務地や技術領域があっても、その時点で紹介できる案件との兼ね合いで、出張や夜勤を含む別の案件を提案されるケースもあります。
「頑張ればいつか希望の案件へ行ける」と考えていても、実際にはタイミングや案件の空きにも左右されます。
客先で頑張っていても、会社からは見えにくい
客先常駐では、AKKODiS側の上司が毎日の仕事ぶりを直接見ているわけではありません。
そのため、現場では評価されていても、そこで何をしているのかが社内に十分伝わっていないと感じる社員もいます。

相談では、「今の案件はそこまで嫌じゃないけど、このまま3年続けて何が残るのか不安」という話もよく出ます。
働きやすい案件にいることと、市場価値が上がる案件にいることは同じではありません。今の環境だけでなく、その先に何が積み上がるかも見ておく必要があります。
AKKODiSを辞めたくなる理由
AKKODiSから転職を考える人は、会社そのものが嫌というより、「このまま続けていて将来につながるのか」と不安になったことをきっかけに動くケースが多いです。
大手グループで研修や案件の選択肢もある一方で、実際にどんなキャリアを積めるかは配属先に左右されます。
数年いても「何ができる人か」を語れない
SES出身の方からよく聞くのが、「数年働いてきたのに、職務経歴書に書けることがほとんどない」という悩みです。
ヘルプデスクや運用保守では、問い合わせの回答や作業手順が決まっていて、仕事が定型化しやすいことがあります。
開発案件でも、自分に任される範囲が狭いと、数年経っても担当した仕事が大きく変わらないことがあります。
5年働いたのに、転職活動を始めてみると「何ができる人ですか?」にうまく答えられない。
こうした状態になって初めて、今の案件に長くいることへの不安を感じる人もいます。
案件が変わるたび、専門性が積み上がらない
SESでは、配属先によって使う技術や担当業務が変わります。
さまざまな現場を経験できる一方で、ひとつの分野を深く学びたい人にとっては、キャリアが分散しやすい働き方でもあります。
運用、ヘルプデスク、インフラ、別のツールと案件が変わるたびに経験が分かれていくと、「結局、自分の専門は何なのか」が分からなくなることがあります。
年齢を重ねるほど、経験年数だけではなく専門性も見られるようになるため、このままで5年後・10年後も選ばれるのかと不安になって転職を考える人もいます。
決められた仕事だけでは物足りなくなる
客先で指示された仕事をこなすだけの立場に、物足りなさを感じる人もいます。
特に、自分で考えて進めた改善や、顧客と調整しながら仕事を動かした経験にやりがいを感じた人ほど、「もっと自分で決められる仕事をしたい」と考えるようになります。
技術を使う側から、課題を考えたり、プロジェクトを動かしたりする側へ進みたいという気持ちが、転職のきっかけになるケースもあります。
社内のキャリアパスは全員が上がれるわけではない
AKKODiSには、コンサルタントやPM、アーキテクトなどへのキャリアパスや、社内公募の制度があります。
実際に、社内で上流へ移って年収を上げた例もあります。
これはAKKODiSで働くメリットのひとつです。
ただし、制度があることと、自分がそのルートへ進めることは別です。
配属中の案件や必要なスキル、社内公募のタイミングによっては、希望していてもなかなか異動できないことがあります。
「制度としてはある。でも自分は使えていない」という状態が何年も続き、社外へ目を向ける人もいます。

支援していると、「辞めたいけれど、次に何をやりたいのかまでは分からない」という状態で相談に来る方もいます。
そういうときは、いきなり求人を見るのではなく、「今の仕事の何が物足りないのか」「逆に、どんな仕事をしているときは面白かったのか」から整理します。そこを掘ると、次に進みたい方向が見えてくることがあります。
AKKODiSからの転職先
AKKODiSから転職する場合、大きく3つの方向があります。
今と近いSESへ移るのか、事業会社で腰を据えるのか、それとも上流へ進むのか。今感じている不満によって、選ぶべき会社も変わります。
| 方向 | 転職先 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 同業へ | SES・別の専門領域 | 仕事内容を大きく変えず、案件や待遇を変えたい人 |
| 事業会社へ | 自社開発・社内SE | ひとつの会社で腰を据えて働きたい人 |
| 上流へ | ITコンサル・上流工程 | 顧客に近い仕事や年収アップを目指したい人 |
同業へ移るなら、また案件ガチャにならないかを見る
別のSESへ移るのは、これまでの技術経験をそのまま活かしやすい転職です。
今より高単価の案件が多い会社や、希望する技術領域を選びやすい会社へ移れば、給与や仕事内容を改善できる可能性があります。
ただし、会社を変えても客先常駐や案件変更という仕組みが同じなら、今と似た悩みを繰り返すことがあります。
「今の案件が嫌なのか」「SESという働き方そのものを変えたいのか」は、分けて考えたほうがいいです。
腰を据えたいなら自社開発・社内SE
案件ごとに勤務地や仕事内容が変わる働き方から離れたい人には、事業会社の自社開発や社内SEがあります。
ひとつのサービスや社内システムに長く関わり、継続して改善できる点はSESとの大きな違いです。
一方で、運用保守などが中心だった場合は、要件整理や顧客・社内調整などの経験をどう伝えるかが選考のポイントになります。
上流へ行きたいならITコンサル
これまで身につけたIT知識を使いながら、顧客の課題を聞いたり、要件を決めたりする仕事へ広げたい人にはITコンサルがあります。
AKKODiSで技術を身につけている人であれば、すべてをゼロからやり直すわけではありません。
現場で培った技術理解を土台に、顧客折衝やプロジェクト推進などの経験を増やしていくことができます。
ただし、全員がいきなり大手総合コンサルへ行けるわけではありません。実装や構築にも携われるITコンサルから入り、上流経験を作る方法もあります。

以前支援したエンジニアの方も、最初は「次もエンジニア」と考えていて、ITコンサルはまったく候補にありませんでした。
ただ、仕事を棚卸しすると、顧客との調整やチームを動かした経験など、本人が技術経験だと思っていた仕事の中に、上流で評価される強みがいくつもありました。そこからITコンサルまで選択肢を広げ、実際に転職されています。
AKKODiSにいるからといって、「次もSES」と最初から決める必要はありません。
一方で、全員がITコンサルへ進む必要もありません。技術を深めるのか、事業会社へ移るのか、上流へ進むのか。今までの案件を整理してから考えたほうが、自分に合う道は見つけやすくなります。
すべらないキャリアでは、求人を並べる前に、これまでの案件・役割・顧客との関わり方まで棚卸ししたうえで、次にどこへ進むのがいいのかを一緒に整理しています。
AKKODiSからの転職を成功させるポイント
SESから事業会社や上流工程へ転職するときは、会社名や担当工程だけではなく、「実際に自分が何をしてきたのか」を伝えることが重要です。
同じ経験でも、整理の仕方によって選考での見られ方はかなり変わります。
短期離職が続いているなら、理由をごまかさない
SESを何社か経験していて、在籍期間が短い方も珍しくありません。
2年以内の離職が何度か続いている場合、企業から「またすぐ辞めるのでは」と心配されることはあります。
ここで大切なのは、無理にきれいな理由を作ることではありません。
なぜ転職したのか、その判断で何を学んだのか、今回の転職では何を変えたいのかを事実に沿って話したほうが、納得感は出ます。
短期離職そのものを消すことはできませんが、理由と次にどう活かすのかまで整理できれば、「同じ理由ですぐ辞めそう」という懸念は減らせます。
運用保守も「課題解決」として棚卸しする
運用保守や客先常駐が中心だと、「アピールできる実績がない」と感じる人もいます。
ですが、実際には任された範囲の中でも判断していることがあります。
トラブルの原因を切り分けた、顧客と調整した、手順を改善した、メンバーの困りごとを拾った。
こうした経験も、十分に本人の実績です。
「運用保守を担当していました」で終わらせず、「どんな問題があり、自分が何を考え、どう動いたのか」まで整理すると、同じ経歴でも見え方は変わります。
上流へ行くなら「なぜ今なのか」まで準備する
ITコンサルや上流工程へ転職する場合、「なぜ今のエンジニア職から変わりたいのか」は必ず整理しておきたいポイントです。
「給料が上がらない」「案件を選べない」だけでは、転職理由としては弱くなります。
今の仕事ではどこまでしか関われないのか。次は何を自分で決めたいのか。どんな課題を解決したいのか。
ここまでつながると、上流へ行きたい理由にも一貫性が出ます。
経験があっても、伝え方で取りこぼすことがある
上流やITコンサルの選考では、経験の内容だけではなく、その経験を簡潔に説明できるかも見られます。
とくに複数の案件を経験している人は、全部説明しようとして回答が長くなりやすいです。

実際の支援でも、経歴や人柄は評価されているのに、「回答が長い」というフィードバックを複数社から受けた方がいました。
そこで、結論から話して、使うエピソードを一つに絞る練習をしました。経験不足ではなく、伝え方で取りこぼしている方は意外と多いです。
すべらないキャリアでは、求人紹介だけではなく、過去の案件の棚卸しから、職務経歴書や面接でどう伝えるかまで一緒に整理しています。
SESや運用保守の経験は、伝え方しだいで評価が変わります。実際の支援では、たとえば次のように整理しています。
伝え方でこう変わる
-
転職理由:「今の会社では広げられない」
→ 現場ごとに経験を積んできた。次は顧客に近い立場で、課題解決まで関われる仕事へ広げたい -
技術・作業の経験:「検証業務をこなしていた」
→ 期限から逆算して体制を組み、不具合発生時には顧客と調整しながら進めた、プロジェクト推進の経験 -
リーダー経験:「正式なリーダー経験はない」
→ PLに近い立場で、顧客調整や進捗管理、チームの意見の取りまとめを担った
こうした棚卸しをおこない、最初はエンジニア一本で考えていた方が、ITコンサルまで選択肢を広げて転職したケースもあります。
AKKODiSの転職でよくある質問
最後に、AKKODiSへの転職や、AKKODiSからの転職についてよくある質問をまとめます。
AKKODiSへの転職はやめとけ?
一概に「やめとけ」といえる会社ではありません。大手グループの安定感や、幅広い案件、未経験者向けの研修などはメリットです。
一方で、給与やキャリアが配属される案件に左右されやすい面があります。まずエンジニア経験を積みたい人には合いやすいですが、上流経験や専門性を早く伸ばしたい人は、入社後にどんな案件へ入れそうかまで確認したほうがいいです。
AKKODiSの離職率は?
はっきりした離職率は公表されていません。
社員口コミでは、給与の伸び方や配属、その後のキャリアに不満を感じて転職する人がいる一方で、AKKODiSで上流や高単価の案件を経験したあと、事業会社やITコンサルへ進む人もいます。
AKKODiSは未経験でも入れる?
未経験者や第二新卒も採用しており、未経験からエンジニアを目指す人にとっては選択肢に入りやすい会社です。
入社後には約2か月の研修もあります。ただし、入社できることと希望する案件に入れることは別なので、どんな経験を積めそうかまで確認しておくことをおすすめします。
AKKODiSからの転職でおすすめの転職先は?
主な選択肢は「同業SES」「事業会社の自社開発・社内SE」「ITコンサル・上流工程」の3つです。
今の仕事内容を大きく変えず案件や待遇を改善したいなら同業、腰を据えて働きたいなら事業会社、顧客に近い仕事へ広げたいならITコンサルが候補になります。
ただし、どこが合うかはこれまで担当してきた案件によって変わります。最初から転職先を決めるより、まず経験を整理することをおすすめします。
AKKODiSの残業や働き方は?
平均残業時間は月16時間ほど(2025年実績)で、会社全体では極端に残業が多いわけではありません。
一方で、実際の勤務環境は配属先によって変わります。リモート中心の案件もあれば、出張や夜勤を含む案件もあるため、会社平均だけではなく配属予定の案件まで確認したほうがいいです。
AKKODiSの年収は低い?
口コミの平均年収は465万円です。
給与は職能レートだけではなく、配属された案件の単価にも大きく影響されます。高単価の案件やマネージャー職で年収を伸ばせる例もある一方、同じ案件に長くいると給与が伸びにくいケースもあります。
まとめ|AKKODiSから転職するなら
AKKODiSは、未経験からエンジニアを目指せる研修や、ITから機械・バイオまで幅広い案件がある点は大きな魅力です。
一方で、どの案件に配属されるかによって、給料の伸び方や働く環境、その先に積めるキャリアまで変わりやすい会社でもあります。
つまり、「AKKODiSが良い会社か悪い会社か」ではなく、自分が何を身につけたいのか、その経験を積める案件に入れるのかで評価は変わります。
今感じている悩みと、転職で考えられる方向を整理すると次のようになります。
こんな悩みは、転職先の選び方で変わる
-
できる仕事は増えたのに、案件単価が変わらず給料も伸びない
→ 自分の役割や成果が給与に反映されやすい会社も見る -
数年働いても「何ができる人か」を説明できない
→ 身につけたい専門性から案件・会社を選ぶ -
配属先によって働き方もキャリアも変わる
→ 自分で経験を選びやすい環境へ移る -
社内に上流のキャリアパスはあるが、自分はなかなか進めない
→ 社外も含めて、上流・ITコンサルへの道を考える
次の会社でも同じ悩みを繰り返さない
AKKODiSから転職するときに気をつけたいのは、「今の案件を離れること」だけを目的にしないことです。
今の案件が嫌だから別のSESへ移ったものの、次も低単価の案件に入り、結局給与が伸びない。
上流へ行きたくて転職したのに、次も運用保守や二次受けが中心だった。
こうなれば、会社を変えても悩みは残ります。
まずは、今つまずいている理由がどこにあるのかを整理する必要があります。
給与なのか。案件なのか。専門性なのか。上流へ進めないことなのか。それとも、自分の経験をうまく評価してもらえていないことなのか。
そのうえで、今までの経験を過小評価しないことも大切です。

SESの方を支援していると、自分では「運用しかしていない」「大した経験ではない」と思っている方が少なくありません。
でも詳しく聞くと、顧客との調整や障害対応、チームを動かした経験など、本人が強みだと思っていなかった部分が出てくることがあります。
逆に、今の案件が嫌だからと別のSESへ移っても、また配属や単価に左右されて、同じ悩みを繰り返すケースもあります。
転職するか決めていなくても構いません。「今の経験で何が評価されるのか」「AKKODiSに残るなら次にどんな案件を狙うべきか」「転職するならどこまで狙えるか」を整理してから判断してみてください。
AKKODiSからの転職を本気で目指すなら「すべらないキャリアエージェント」
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