アデコへの転職方法!中途採用の転職難易度や求人情報を徹底解説!
アデコ株式会社へ転職するコツを就職・転職支援のプロである現役転職エージェントが徹底解説します。
また、中途採用の転職難易度や求人情報、採用倍率の高い企業から内定獲得するためのポイントも紹介します。
あわせて企業文化や採用大学、面接で聞かれる質問や社員からの口コミも分かりやすくまとめました。
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アデコの会社情報・事業内容
アデコ株式会社の会社概要を以下で紹介します。
会社名 | アデコ株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都千代田区霞が関3-7-1 霞が関東急ビル |
設立 | 1985年7月29日 |
資本金 | 55億6,000万円 |
代表者 | 代表取締役社長 平野健二 |
従業員数 | 37,200名* |
事業内容 | 人材派遣、研修支援、転職支援、採用代行など |
市場情報 | 未上場 |
URL | https://www.adeccogroup.jp/ |
(2024年5月31日時点)
*当社に所属するすべての雇用形態の従業員の合計
アデコは一言でいえば売上高世界一の「外資系総合人材会社」です。
人材派遣会社のイメージが強いかと思いますが、実は人材という切り口で幅広いビジネスを展開しています。
アデコの事業内容・ビジネスモデル
アデコは人材派遣だけでなく、あらゆる人材関連の支援をおこなうサービスを提供してます。
- 「Springエージェント」というブランドで運営されている転職エージェント
- エンジニアメインの技術派遣事業をおこなう「VSN」
- 再就職支援をおこなう「LEE HECHT HARRISON」
- 採用アウトソーシング、すなわちクライアント企業のなかに入って採用をお手伝いする「PONTOON」
また、かつてはテレビで名物社長として登場することも多かった関口房朗氏がオーナーである、エンジニア人材サービス会社「VSN」を2012年にアデコ社が買収し、事業を運営しています。
このように、アデコ社の事業の幅広さは合併、買収の歴史であるといえます。
以下はアデコ社成り立ちの概要となります。
1996年 | スイスのローザンヌで創業した「アディア」と、フランスで創業した「エッコ(Ecco)」の両社が1996年に合併することにより、アデコが設立。本部は、チューリッヒ市の北郊のOpfikon。 |
---|---|
2000年 | アメリカの人材サービス企業であるOlsten Staffingを、2006年にドイツの人材サービス企業であるDISを買収。 |
2010年 | アメリカの人材サービス企業であるMPS Groupをそれぞれ買収。 |
現在 | 売上高は総合人材サービス企業として世界第1位を維持。現在、世界60ヶ国以上で人材サービスを展開。 |
アデコの仕事の内容・職種
人材派遣がメイン事業ですが、それを軸に転職支援事業も展開しています。
それに伴い、営業職やコーディネーター職、コンサルタント職など、人材業界の職種がメインとなっています。
特徴的なのは、総合窓口としての「営業職」(=企業の人材に関する課題に関して総合的にコンサルテーションをおこなう「人事コンサル営業」)がいて、派遣・人材紹介などの個別サービスの「コンサルタント」がいることです。
それぞれのブランドにおいて業務が非常に細分化されているというのがポイントであるといえます。
具体的には以下のような職種に分かれています。
- 「人材紹介コンサルタント」
- 「キャリアプランナー」(派遣ビジネスのキャリアプランナー)
- 「キャリアコーチ」(派遣ビジネスにおいて既に派遣済みスタッフのフォローをおこなう)
その他、事務職(派遣しているスタッフの給与やクライアントに発行する請求書のマネジメントをおこなう)の採用についても専任のスタッフを採用されているのも特徴といえるでしょう。
非常に多くのクライアントに対しあらゆるサービスを提供しているため、企業の総合窓口営業と各サービスの担当者がチームとなって動いています。
アデコの面接傾向・選考対策
アデコのキャリア・転職の採用の流れは、以下のようになっています。
- エントリー
- 書類選考通過後に面接を2回程度
- 採用
面接の際には、志望動機や職務経歴など基本的な質問が多く、人と接することが好きか・コミュニケーションスキルがあるか等のスキルチェックがメインです。
また、人物としては以下の2点がみられています。
- 自主的に行動ができる
- 互いを尊重できる(協調性)
アデコは、個々人に裁量が与えられる企業ですが、裏を返せば指示待ち人間は採用されません。
また、外資系企業ではありますが、人を蹴落とし自分だけのしあがりたいというタイプの採用を欲していません。
あくまでも互いを尊重し、一緒に会社を盛り上げてくれるような人材を採用したいと考えています。
そのため選考では「協調性」も重要視されます。
面接対策に不安がある場合
上記の基本的な部分を除けば、面接ではあなたの個人的なことについて深掘りされることになります。
その時に対策が疎かだと、回答から思考の浅さや志望度を疑われたりするので、事前に転職エージェントの面接対策(すべて無料)を活用しておきましょう。
そうすることで自信がつき、本番で緊張することなく面接官と話すことができます。
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アデコの売上業績
年度 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 |
---|---|---|---|
19年12月期 | 1,386億円 | 49億円 | 49億円 |
20年12月期 | 1,441億円 | 56億円 | 68億円 |
21年12月期 | 1,531億円 | 63億円 | 71億円 |
22年12月期 | 1,525億円 | 30億円 | 17億円 |
23年12月期 | 1,720億円 | 46億円 | 43億円 |
アデコの代名詞である人材派遣業と人材紹介業(Springエージェント)がこの売上アップの原動力となっています。
慢性的な労働力不足を背景に、非常に好調な売上状況であるといえます。
アデコの仕事のやりがい
個人個人でやりがいは変わってきますが、代表的な内容について3つ紹介します。
やりがい1:自由な社風
人材系の会社は良くも悪くも理念が強すぎるという一面があります。
がんじがらめな働きかたや理念への共感を強いられ、少し宗教じみているという会社もなかにはあります。
アデコの場合はその対極にあり、自主性を重んじ、ある程度自由に業務を進めることができます。
勿論成果は求められますが、それはビジネスマンとしては当たり前のことで、自由な考えのもと裁量をもって仕事ができるという点は非常に魅力的だと感じている人が多いです。
やりがい2:成果に対し、正当に評価してくれる
「頑張って成果を出したら、しっかり評価をしてくれる点にやりがいを感じる」という声も多くあります。
自分なりのやりかたで仕事を進められるだけでなく、成果に対しては評価をしてくれるため、モチベーションを高く維持したまま自主的に仕事に取り組める点も社員満足度の高い事項です。
やりがい3:休みがとりやすい
非常に有給休暇の取得がとりやすい点も魅力です。
一生懸命働くときは働き、休む時はしっかり休める環境が整っているのもやりがいの1つという声が多くあります。
アデコの社風・企業文化
アデコの社風のポイントは、上述でも一部触れましたが「自由」「平等」「成果」です。
とにかく自由で、やりたいと思ったことを実現できる環境で、男女間の差別もありません。
外資系企業でもありますので、その分、成果へのコミットが求められます。
長期で活躍している社員は、成果に対するこだわりの高い人が多いのも特徴です。
また、数多くの事業部、支社がありますので支社長によって支社運営が異なり、支社長のタイプによって社内の雰囲気が異なる点もあります。
実際にアデコへの転職をお考えの人であれば、実際の雰囲気なども確認しておくことが重要となります。
アデコの平均年収・給与相場
2024年7月時点の転職口コミサイト「ライトハウス」によると、アデコの平均年収は487万円でした。
賞与は年3回で、通常の夏・冬の賞与以外に3月に業績連動賞与があります。
営業の年収は平均400万~500万程度となっており、同業他社と比較して特別高いわけではありませんが、支社長以上の職位となると年収が上がる傾向があります。
最近は働き方改革にともない残業は削減方向ですが、基本は残業とインセンティブで稼ぐ会社ですね。
アデコの採用大学・就職難易度
マイナビ2025を参考に、採用実績校を紹介します。
採用実績校
神戸大学、上智大学、東京大学、早稲田大学、明治学院大学、青山学院大学、大分大学、大阪大学、関西大学、関西外国語大学、関西学院大学、京都先端科学大学、京都橘大学、近畿大学、群馬大学、慶應義塾大学、甲南大学、神戸大学、国際基督教大学、駒澤大学、埼玉大学、静岡県立大学、信州大学、順天堂大学、上智大学、西南学院大学、専修大学、創価大学、千葉大学、中央大学、中京大学、筑波大学、東京国際大学、東京女子大学、東京理科大学、東洋大学、徳島大学、富山大学、同志社大学、獨協大学、南山大学、日本大学、日本女子大学、フェリス女学院大学、法政大学、武蔵野大学、明治大学、明治学院大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立正大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、龍谷大学、早稲田大学、他多数(海外大学より多数採用実績あり)
マイナビ2025を参照に、男女別の採用人数を紹介します。
アデコは採用実績校を公表していませんでした。
アデコへの転職を成功させるコツ
アデコへの転職は、コーポレートサイトから直接申し込むことも可能ですが、面接対策などをよりおこなう必要があります。その際に自分ひとりでおこなうのは、失敗に繋がる可能性もあります。
そのため転職サポートを無料でしてくれる転職エージェントを頼ることをおすすめします。
転職のプロである転職エージェントとして10年以上働いた経験を持つ私だからこそおすすめします。
末永
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