アデコへ転職する方法!中途採用の難易度・求人情報を解説

アデコへ転職する方法!中途採用の難易度・求人情報を解説

    アデコへ転職するコツをプロが徹底解説します。また、中途採用の難易度や求人情報なども紹介します。

    他にも面接でよく聞かれる質問なども分かりやすく説明しています。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は1,800万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
詳細プロフィールはこちら

アデコの事業内容・ビジネスモデル

アデコは一言でいえば売上高世界一の「外資系総合人材会社」です。

人材派遣会社のイメージが強いかと思いますが、実は人材という切り口で幅広いビジネスを展開しています。

具体的に言えば、

  • 「Springエージェント」というブランドで運営されている転職エージェント
  • エンジニアメインの技術派遣事業をおこなう「VSN」
  • 再就職支援をおこなう「LEE HECHT HARRISON」
  • 採用アウトソーシング、すなわちクライアント企業のなかに入って採用をお手伝いする「PONTOON」

といったように、人材派遣の「Adeco」だけでなく、あらゆる人材関連の支援をおこなうサービスを提供しているのです。

また、かつてはテレビで名物社長として登場することも多かった関口房朗氏がオーナーである、エンジニア人材サービス会社「VSN」を2012年にアデコ社が買収し、事業を運営しています。

このように、アデコ社の事業の幅広さは合併、買収の歴史であるといえます。

以下はアデコ社成り立ちの概要となります。

1996年 スイスのローザンヌで創業した「アディア」と、フランスで創業した「エッコ(Ecco)」の両社が1996年に合併することにより、アデコが設立。本部は、チューリッヒ市の北郊のOpfikon。
2000年 アメリカの人材サービス企業であるOlsten Staffingを、2006年にドイツの人材サービス企業であるDISを買収。
2010年 アメリカの人材サービス企業であるMPS Groupをそれぞれ買収。
現在 売上高は総合人材サービス企業として世界第1位を維持。現在、世界60ヶ国以上で人材サービスを展開。

なお、日本法人については、前身であるアディアが日本法人を創設したことが起源となっています。

アデコの仕事の内容・職種

人材派遣がメイン事業ですが、それを軸に転職支援事業も展開しています。

それに伴い、営業職やコーディネーター職、コンサルタント職など、人材業界の職種がメインとなっています。

特徴的なのは、総合窓口としての「営業職」(=企業の人材に関する課題に関して総合的にコンサルテーションをおこなう「人事コンサル営業」)がいて、派遣・人材紹介などの個別サービスの「コンサルタント」がいることです。

それぞれのブランドにおいて業務が非常に細分化されているというのがポイントであるといえます。

具体的には以下のような職種に分かれています。

  • 「人材紹介コンサルタント」
  • 「キャリアプランナー」(派遣ビジネスのキャリアプランナー)
  • 「キャリアコーチ」(派遣ビジネスにおいて既に派遣済みスタッフのフォローをおこなう)

その他、事務職(派遣しているスタッフの給与やクライアントに発行する請求書のマネジメントをおこなう)の採用についても専任のスタッフを採用されているのも特徴といえるでしょう。

非常に多くのクライアントに対しあらゆるサービスを提供しているため、企業の総合窓口営業と各サービスの担当者がチームとなって動いています。

アデコの面接・SPIなど選考難易度

アデコのキャリア・転職の採用の流れは、以下のようになっています。

  1. エントリー
  2. 書類選考通過後に面接を2回程度
  3. 採用

面接の際には、志望動機や職務経歴など基本的な質問が多く、人と接することが好きか・コミュニケーションスキルがあるか等のスキルチェックがメインです。

また、人物としては以下の2点がみられています。

  • 自主的に行動ができる
  • 互いを尊重できる(協調性)

アデコは、個々人に裁量が与えられる企業ですが、裏を返せば指示待ち人間は採用されません。

また、外資系企業ではありますが、人を蹴落とし自分だけのしあがりたいというタイプの採用を欲していません。

あくまでも互いを尊重し、一緒に会社を盛り上げてくれるような人材を採用したいと考えています。

そのため選考では「協調性」も重要視されます。

面接対策に不安がある場合

上記の基本的な部分を除けば、面接ではあなたの個人的なことについて深掘りされることになります。

その時に対策が疎かだと、回答から思考の浅さや志望度を疑われたりするので、事前に転職エージェントの面接対策(すべて無料)を活用しておきましょう。

そうすることで自信がつき、本番で緊張することなく面接官と話すことができます。

おすすめの大手総合型転職エージェント

また、転職するべきか迷っている人は、アデコのような大手企業から直接スカウトされる可能性があるビズリーチに登録するのがオススメです。

アデコ株式会社の売上業績

アデコ社の業績について、結論から言えば好調であると言えます。

2016年の売上は1539億円という高い売上を計上し、2017年の売上についても7%アップというペースで本国スイス、および日本法人の売上を計上しています。

とくにアデコの代名詞である人材派遣業と人材紹介業(Springエージェント)がこの売上アップの原動力となっています。非常に好調な売り上げ状況であるといえます。

アデコ株式会社の仕事のやりがい

個人個人でやりがいは変わってきますが、代表的な内容について33点ご紹介をしたいと思います。

やりがい1:自由な社風

人材系の会社は良くも悪くも理念が強すぎるという一面があります。

がんじがらめな働きかたや理念への共感を強いられ、少し宗教じみているという会社もなかにはあります。

アデコの場合はその対極にあり、自主性を重んじ、ある程度自由に業務を進めることができます。

勿論成果は求められますが、それはビジネスマンとしては当たり前のことで、自由な考えのもと裁量をもって仕事ができるという点は非常に魅力的だと感じている人が多いです。

やりがい2:成果に対し、正当に評価してくれる

「頑張って成果を出したら、しっかり評価をしてくれる点にやりがいを感じる」という声も多くあります。

自分なりのやりかたで仕事を進められるだけでなく、成果に対しては評価をしてくれるため、モチベーションを高く維持したまま自主的に仕事に取り組める点も社員満足度の高い事項です。

やりがい3:休みがとりやすい

非常に有給休暇の取得がとりやすい点も魅力です。

一生懸命働くときは働き、休む時はしっかり休める環境が整っているのもやりがいの1つという声が多くあります。

アデコの評判・社風・カルチャー・口コミ

アデコの社風のポイントは、上述でも一部触れましたが「自由」「平等」「成果」です。

とにかく自由で、やりたいと思ったことを実現できる環境で、男女間の差別もありません。

外資系企業でもありますので、その分、成果へのコミットが求められます。

長期で活躍している社員は、成果に対するこだわりの高い人が多いのも特徴です。

また、数多くの事業部、支社がありますので支社長によって支社運営が異なり、支社長のタイプによって社内の雰囲気が異なる点もあります。

実際にアデコへの転職をお考えの人であれば、実際の雰囲気なども確認しておくことが重要となります。

アデコの年収・給与相場

残念ながらアデコの有価証券報告書がありませんでした。

ですので、大手転職口コミサイトの「ライトハウス」を見てみたところ、2023年6月時点でアデコの平均年収は約490万円(平均年齢36歳)でした。

賞与は年3回で、通常の夏・冬の賞与以外に3月に業績連動賞与があります。

営業の年収は平均400万~500万程度となっており、同業他社と比較して特別高いわけではありませんが、支社長以上の職位となると年収が上がる傾向があります。

最近は働き方改革にともない残業は削減方向ですが、基本は残業とインセンティブで稼ぐ会社ですね。

アデコに転職をするには?

転職エージェントの末永雄大

アデコへの転職は、コーポレートサイトから直接申し込むことも可能ですが、面接対策などをよりおこなう必要があります。その際に自分ひとりでおこなうのは、失敗に繋がる可能性もあります。

そのため転職サポートを無料でしてくれる転職エージェントを頼ることをおすすめします。

転職のプロである転職エージェントとして10年以上働いた経験を持つ私だからこそおすすめします。

転職エージェント末永 末永

転職エージェントは、無料でサポート(日程調整・書類の作成・面接対策)をしてくれます。


したがって、転職に対してそこまで前向きではない場合でも、1度転職エージェントに相談してみましょう。


ただ、大手の転職エージェントは人数も多く実際のところ担当になるアドバイザーの質によって左右されます。なので転職エージェントには2〜3社に複数登録したほうがいいでしょう。


また、転職しようか迷っている人には登録するだけでスカウトが来るビズリーチを利用するのがおすすめです。

大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント

大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。

リクルートエージェント

業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント

リクルートエージェント

おすすめポイント

  1. 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
  2. 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
  3. たくさんの求人の中から比較検討できる

リクルートエージェントに
相談する

doda

CMでおなじみ!顧客満足度トップクラス!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み

doda

おすすめポイント

  1. リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
  2. 20万件以上(2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
  3. リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い

dodaに
相談する

マイナビエージェント

20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有

マイナビエージェント

おすすめポイント

  1. 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
  2. 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
  3. 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり

マイナビエージェントに
相談する

年収500万円以上の転職を目指す人向け

ハイクラス求人は全体的に少ないため網羅するためにも、転職サイトと転職エージェントは両方に登録しておくのがオススメです。

ビズリーチ(転職サイト)

年収600万〜1500万の優良求人を多数掲載している転職サイト

登録しておくだけでスカウト機能が使えるので、どんな企業からどんなスカウトが来るかで、気軽に自分の市場価値を確かめることができますよ。

ビズリーチ(転職サイト)

おすすめポイント

  1. 企業の採用責任者やヘッドハンターから直接スカウトが届く!
  2. 中小のエージェントとのコネクションも作れるので、大手エージェントと併用して利用するのがオススメ
  3. 大手エージェントで取り扱っていないような隠れた優良求人が見つかる

ビズリーチ(転職サイト)に
相談する

JACリクルートメント

国内3位、高年収求人領域では国内No.1の転職エージェント
外資系企業やコンサル、管理職/専門職への転職サポートに強み(経験者のみ対象)

JACリクルートメント

おすすめポイント

  1. 年収600〜1500万円の高年収の非公開求人を大量に保有
  2. 30〜40代のマネジメント層や専門スキルを持った人向けの求人も多数
  3. 業界・職種別コンサルタントによるレベルの高いサポートを受けられる
※正しい連絡先・ご経歴を入力することで、より条件にマッチした求人のご紹介が可能になります

JACリクルートメントに
相談する

line

line

人気の転職エージェント