【永久保存版】フリーランスから正社員に転職・再就職する方法を伝授!
「フリーランスから正社員に戻りたいけど大丈夫かな?」と相談を受けることは少なくありません。
フリーランスから正社員に転職する場合、情報量も少なく、具体的にどのような準備をすれば良いか不安に思う人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、フリーランスから正社員に転職する際に知っておきたい事情、転職理由や志望動機、面接での質問などについて紹介します。
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フリーランスから正社員に転職できる?
相談者
末永
結論から申しますと、フリーランスから正社員への転職は十分に可能です。しかし、思った以上に転職活動に苦戦するというフリーランスの人が多いのも事実です。
よくある苦戦理由は、「年収ダウンへの折り合いがつけられない」や「企業から協調性が足りないと判断されてしまう」ことがあげられます。
フリーランスだと月収で月70~80万円ほどもらえることも珍しくありませんが、正社員勤務となるとそうはいきません。
そのため、年収の折り合いをつけられず内定がもらえない、いざ転職してみたが、報酬制度に満足できないというケースは非常に多いです。
また、早くからフリーランスに転向した人だと、チームで仕事をしてきた経験が少ないことから、面接の受け答えで「協調性に欠けている」と判断されてお見送りになるケースもあります。
末永
フリーランスから正社員に戻る方には転職エージェントのサポートを受けることをおすすめしています。
というのも転職エージェントでは、フリーランス時代の経験をうまく企業に伝えるコツを教えてくれるだけではなく、エージェント側が面接では伝えきれなかった転職者の魅力点を補足して伝えてくれることもあるからです。
末永
特にdodaは通算700万名以上の利用者数、リクルートエージェントは年間40万名以上を誇っているので、フリーランスから正社員に戻る際の選考対策のパターンを網羅しています。ぜひ相談してみましょう。
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末永
また、転職エージェント以外にもビズリーチのようなスカウト型の転職サイトを利用するのがおすすめです。
職務経歴書を見たヘッドハンターや求人企業から直接スカウトが届くので、求職者は待っているだけで優良企業と出会うことができますよ。
末永
ちなみに、正社員への転職を検討した結果、フリーランスのままで良いと考えた方は、レバテックフリーランスでいまより高単価・好条件の案件を探すのもありですよ。
次では、他の人がどうやってフリーランスから正社員に戻っているのかを詳しく紹介しますね。
フリーランスから正社員に戻る方法
フリーランスから正社員に戻る場合、いくつかのパターンが考えられます。一般的にはIndeed(インディード)や企業採用求人から応募することが多いですが今回はそれ以外の主要なパターンを紹介します。
それぞれについて詳しくみていきましょう。
取引先から正社員へのオファーを受ける
1つ目が、フリーランスとしておこなっていた業務の中で、取引先から正社員へのオファーを受ける場合です。この場合には、非常にスムーズに会社員へ移行できるでしょう。
これまでおこなっていた仕事をそのまま活かせるのはもちろんのこと、人間関係についてもお互いを知っているという前提がありますし、取引実績もありますので、余計な負担もなくこれまでの業務に取り組むことができますね。
SNS就職
一般的な求人募集以外の方法として考えられる1つ目の手段がSNS就職です。
WantedlyやLinkdinなどのサービスはいまや個人で転職活動をおこなう人に必須のサービスと言えます。Twitter就職もこれに近いかもしれませんね。
これらのメリットは、いきなり面接ではなく、気軽にチャットやランチなどから現場の人と話しをすることで、企業に関する理解を深めていける点にあります。
HPや求人をただ眺めるよりも実際に企業の人とお話しする方が候補者と企業の双方にとっていいですよね。
転職エージェントを利用する
もう1つの方法は、転職のプロである転職エージェントとともに活動を行うことです。
転職エージェントは、あなたの経歴だけでなく、人柄も含めて採用担当者に推薦するので企業側の「協調性に対する懸念」を払拭できます。
加えて、優秀なエージェントであれば一旦年収が下がっても、その後フリーランスと同じ、もしくはそれ以上の年収が見込めるキャリアプランを提案してくれます。
現職と並行して転職活動を行う際「自分自身でSNSを通して連絡を取り活動を行うこと」が面倒な方でも転職の全ての工程を転職エージェントはサポートしてくれるので面倒さを感じずに活動できるのではないでしょうか。
末永
フリーランスで働く人が多いITエンジニアを専門で支援しているウィルオブテックは、複数人体制でサポートしてくれるのでフリーランスから正社員を目指す方にとって非常に心強い存在になってくれるでしょう。
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企業側がフリーランスを雇う際に懸念するポイントとは?
ここでは企業側がフリーランスの人を採用する上で考える懸念点について説明します。
フリーランスから転職する際に企業が懸念しているポイントは以下の3点です。
転職して即戦力として期待できるか
企業はフリーランスに限らず、転職者に即戦力として活躍することを望んでいます。
ですので、フリーランス時代にどのようなことをやったのかという実績をみています。そして、その実績が再現性があるのかどうかは、企業がもっとも気にしているところです。
末永
もしあなたが華やかな実績を持っていても、転職希望先の企業が欲している能力と一致しなければ、企業にとって採用するメリットがありません。
ですので、職務経歴書を書いたり、面接の前に自分のスキルが転職後どう活かせるかを考える必要があります。 最低限「自分が何ができるのか」を明確にしておくことは必須です。
正社員としての給与に納得してくれるのか
フリーランス=個人事業主として仕事をされていると思うのですが、誰にも雇われないというリスクを背負っている分、高い報酬を得ていることが多いと思います。
実際フリーランスマッチングサービスを提供する会社も増えており、自分で営業をしなくても、フリーランスの業務委託案件を紹介してもらえます。
バックエンドの開発エンジニアであれば、月収60〜120万円程と高い報酬を得られることが多いです。(もちろんここから保険料や税金を支払う必要はありますが…。)
それと比較すると、会社員・正社員は雇用・毎月の給与を保証される分、月25〜50万程度になってしまう求人・会社がほとんどだと思います。
フリーランスと正社員では報酬体系も役割も異なりますが、それでも給与レンジを落とせないとなってしまう人は多く、そういった方は企業側と折り合いがつかずに転職に苦戦する可能性が高くなってしまいます。
ですから、一定フリーランス時代よりは給与レンジを落とせるかどうかは考えておく必要があるでしょう。
一方で、一定給与レンジを落とす覚悟を本人が持っていたとしても、求人企業側が高い報酬に対して勝手に嫌煙してしまうリスクはあります。なぜ給与がダウンしてもいいのか、そう言った部分の理由も明確に言えると良いでしょう。
チームワークや会社組織のルールに馴染めるか
スキルは十分ある。年収も問題なさそうだ。では必ず転職できるかというとそうではありません。フリーランス歴が長いと、個人で自由に仕事をしている人が多いという印象を持たれることが多いです。
そのため会社員に戻る際にチームワークを大事にしたり、会社組織のルールを守れるかといった点を懸念されてしまうことが多くあります。
末永
もし他の企業に属していた人とフリーランスで能力が同じであった場合、おそらく10社中9社がフリーランスよりも他の企業に属していた人を選ぶでしょう。
企業としては「また会社を辞めてしまうのではないか」「組織のルールに従ってくれないのではないか」という不安があるのです。
フリーランスが会社員に戻るためには、企業が抱える上記のような不安をいかに解消するかが肝になります。
フリーランスから正社員になるには理由が1番大事
再就職のために就活をおこなう場合、あなたが志望している企業の採用担当は、あなたが「なぜフリーランスを辞めてウチに来たいと思ったのか」を知りたいはずです。
転職活動に踏み切る際、誰もがプラスの理由で転職しているわけではありません。
弊社でもフリーランスの人の転職をお手伝いをさせていただいていますが、フリーランスから会社員になりたい理由として以下のようなものがあります。
- 収入が不安
- 孤独がいや
- プロダクトに関わりたい
- 技術率を磨きたい
上記のように「家族が増えて安定した収入を得たい」「仕事の需要減退などにより働き方を変える必要がある」といった現実に直面した場合などの理由で転職をされる人が多いのではないでしょうか?
受け手によってはこのような理由はマイナスに捉えられることも多いので、あくまであなたの強みを活かして、志望企業に貢献できることを伝える必要があります。
これ以降は、先ほど挙げたよくある4つの悩みの具体例と、どうすれば悩みを解決できるのか、そしてその悩みをどう企業に伝えるか、それらについて考えていきます。
このままだと、収入が不安なので正社員になりたい
「今は生活は何とかなっているけど、これからも同じようにできるのか不安だな…」「これまでは大丈夫だったけど、結婚や出産に伴って、安定した給与が欲しい」こう思って会社員への転職を考える人は少なくありません。
このような人は、フリーランスの時もある程度の実績を出している傾向があり、かつ結婚しているという社会的信頼もありますので、転職・再就職も比較的容易ではあります。
一方で、勢いでフリーランスになったものの、思うように上手くいかず、収入を得るのに苦労している人もおられるでしょう。思うようにいかず、モチベーションが下がる。負の連鎖に苦しんでいる時は、まずは今受けている依頼を誠実にこなしましょう。
フリーランスにとって、信頼を失うことは職を失うことと同義です。モチベーションが下がっているからといって、適当に済ましてしまっては、さらに自分が苦しくなるだけです。
末永
「年収が不安定になったから会社員に戻りたい」は大変よく相談されることなのですが、これを直接面接官にいってしまうと「私は能力がなかったので、企業様に助けて欲しいです」といっているようなものなので、言うのは避けましょう。
それよりは下記で紹介する理由を軸にして、転職活動を進めることをおすすめします。
1人で黙々とするよりも、チームで何かを成したい!
孤独との戦いもフリーランスをやる上で、避けては通れない道ですよね。
始めは「誰からの束縛を受けない、新しい生き方だ!」とやる気に満ち溢れていても、時がたつにつれ「誰かと競い合ったり、上司から評価をもらうのが楽しかったな」「前は面倒で仕方なかったけど、会社終わりの飲み会も今思えば悪くなかったな」などと郷愁にかられることもあったと思います。
まずは、すぐに転職を考えるのではなく、クライアント先に常駐して仕事をおこなう案件を探してみるのも手です。フリーランスの仲間でチームを作り、チームで開発をおこなうという選択肢もありますね。
もしくはフリーランスにおいて孤独だけが不満な要素であれば、シェアオフィス・コワーキングスペースを探して、そこで業務をしてみてはどうでしょうか。
似た環境の人たちが集まっているので、気軽に行けて、自分の業務や将来について相談できる仲間が見つかるかもしれません。
受託開発だけよりも、プロダクトに積極的に関わりたい
仕事をとって、開発して納品する。納期が厳しいのに、単価は安い。
そのサイクルを繰り返す現状に不満を感じ始めた人(とくにエンジニアの人)には、このような傾向があります。
「受託が嫌だったからフリーランスになったのに、結局やってることは一緒だった」「将来的に自社プロダクトを作りたくてフリーランスになったのに、受託開発で忙しく、本来の目的を見失ってしまっていた」
自社サービスの開発は自分が作り上げたと言える実績や世の中にカタチあるものを提供したいというエンジニアにとって、大変魅力的なものですよね。
また、こういった欲求をお持ちの人は規模、予算、期間など、フリーランス時代には請け負えなかったプロジェクトに携わりたいという人もおられるかもしれませんね。
末永
フリーランスでもプロダクトに積極的に関わることもできますが、自ら企業に営業をすることで案件を獲得することが求められるでしょう。しかし、いきなり営業と言われても「営業とか嫌だったから今の職なのに…」と思う人が多いと思います。
そんな時はフリーランスを専門にしているエージェントにお任せするといいでしょう。
末永
フリーランスで働く人が多いITエンジニアを専門で支援しているウィルオブテックは、複数人でのサポート体制でフリーランスと正社員の働き方のギャップを埋めた上で企業の紹介をしてくれます。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
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リクルートエージェント(IT)
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ウィルオブテック
ITエンジニア専門エージェント!2名の専属アドバイザーが年収アップをサポート -
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ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント
今よりもっと自分のスキルを磨きたい
これもエンジニアの人に多いですが、自分のスキルをもっと磨くためにもう1度正社員に戻りたいと考える人もおられます。
技術者として、職人として自分のスキルを高めようとすることは当然の行為だと言えます。
「新しい言語を学びたい」「上流工程のスキルを身につけたい」「最新技術の動向が気になる」など、その理由は多岐にわたると思います。また他の人がスキルアップに関して、どう思っているか気になる人も多いと思います。
ですので、以下にマイナビがITエンジニア137人を対象におこなった意識調査の結果の一部を紹介します。
出典:ITエンジニア137名に聞いた! - スキルアップしたいならどうすればよい?
1番目と2番目に注目すると「様々なタイプの案件を数多く携われ」て「先端技術を駆使できる」仕事ができる企業を求めているようですね。
今の会社でそれらのスキルを身に付けれればいいのですが、現実はそう上手くいかないようです。
先ほどと同じマイナビの調査によると「今の会社でITエンジニアとしてのスキルアップは望めますか?」というアンケートでは、43.1%もの人が「いいえ」と答えています。
つまり半数が、自分の望むことができていないということになります。
出典:ITエンジニア137名に聞いた! - スキルアップしたいならどうすればよい?
フリーランスの人が、企業に再び就職する際にも、不安が残りますよね。
「いざ転職したいと思っても、どこなら自分の求めることができるのか」、この不安を解決するにはとにかく人に聞く!これに限るでしょう。
今ではWantedlyによって、気軽に現場で働いている人に話を聞くことが可能になりました。
現場で働いているエンジニアの人に話を聞くことで、その職場は自分の希望とあっているかどうかが、より鮮明にわかるでしょう。
末永
ちなみに今回アンケートを拝借させていただいたマイナビですが、マイナビも転職支援をおこなっており、エンジニア向けの転職支援も手厚いです。
無料で転職相談できますので「どの企業がいいのかわからない」「まだ就職するわけじゃないけど相談だけしてみたい」という人にオススメです。
フリーランスから正社員を目指す志望動機のポイント
次に、フリーランスからの転職活動を進めていく中で、書類選考や面接において「志望動機」をどのように答えるべきか悩む人も出てくることでしょう。
本音の転職理由はどうあれ、伝えるべきポイントは2つです。
- フリーランス時代の経験、培った能力や知識を活かして働きたい
- そうすることによって、志望企業にどのように貢献できるか
この2つは盛り込みましょう。
フリーランスで働いていたか否かに関わらず、一般的に採用担当者としては「なぜうちの企業なのか」「入社してもらうことでどのようなメリットがあるか」という点をもっとも重視します。
末永
また、フリーランスだからこそ身につけられた能力などを意識的に盛り込むことでこれまでの経験がプラス評価を受けやすくなります。
その際、自身のスキルが、業務にどう活かせるかをアピールすることも重要です。
たとえば、具体的な仕事の成果や売り上げなどはもちろんのこと、以下のような能力を磨いたという点も志望動機につなげることでアピールポイントになります。
- 仕事を獲得するために自ら営業や調整をおこない身につけたコミュニケーション能力
- 受注から業務遂行、納品後のフォローまで一貫して携わるための実行力や計画力
自身の経験をしっかりと棚卸しし「フリーランス経験者だからこそ伝えられる志望動機」を目指しましょう。
フリーランスから正社員に転職・再就職するときの面接対策
最後に気になるのが、面接に進んだ際の対策ではないでしょうか?
フリーランスだからこそ聞かれる質問というのも存在するので、事前に回答を想定しておきましょう。
フリーランスの人が面接でよく受ける質問には、以下のような内容があります。
1. フリーランスになる前はどのような仕事をしていたのか・なぜフリーランスになったのか
フリーランスになる前の経験や、フリーランスになったきっかけはオーソドックスな質問です。
このような質問には、組織で働くことに対してネガティブな理由は避けましょう。
また、会社・家族の事情などにより止むを得ずフリーランスに転身した場合などは正直に状況を伝えつつも、積極的にフリーランスとしての仕事に取り組んだ旨を伝えましょう。
2. なぜフリーランスを辞めようとしているのか
次に挙げられるのは、現在の状況である「なぜフリーランスを辞めようとしているのか」という点です。
この質問の背景には「フリーランスとして食べていけなくなったのではないか」「やっぱり企業で働いたほうが楽だと思っているのではないか」などのネガティブな先入観があるので、払拭するような前向きな回答をすることが必要です。
志望理由や志望動機について紹介したように、フリーランスの経験をどのように活かしたいのか、そうすることでどう企業に貢献できるのかを伝えるようにしましょう。
3. またフリーランスに戻るということもあるんじゃないですか?
「また、すぐに離職するのではないか?」という不安はフリーランスの人の採用時には出てくるものです。
基本的には、その心配はないと答えるべきです。
たとえば「フリーランスでは受注することの少ない、長期的なプロジェクトに腰を据えて携わりたいと考えているので、戻る予定はありません」のように、どのように仕事に携わりたいかといった、前向きな理由などで切り返すと良いでしょう。
以上のように、質問の多くは採用担当者側から見た不安や先入観に基づく内容が多い傾向にあります。
是非、経験を生かして前向きに働く姿勢があることをアピールし、相手の不安を払拭できるように回答を準備してくださいね。
フリーランスから正社員になりたいすべての方へ
この記事に書いてあることを参考に、転職の対策をしっかりとして臨めば十分正社員としての道も開けてきます。
末永
しかし、企業の詳細な情報は自分で調べるには限界があるし、職務経歴書の添削や面接の対策はどうしても自分だけでは不安が残りますよね。
転職エージェントでは、フリーランスにおける実績も考慮して、あなたに合った企業を選定してくれます。また、エージェントが共に自己分析もおこなってくれるので自分でも知らなかった価値観や新たな業界への興味を持つことができ、スムーズに再就職できる可能性が高くなります。
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