大手企業から中小企業への転職|注意点や後悔しない転職方法を解説!
日本では2019年頃から終身雇用制度が崩壊していると言われており、大手に入社したもののこの先の不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?
とはいえ、そこで安易に大手企業から転職してしまうと、「給与」や「福利厚生」への不満、「社風」のミスマッチなどで「こんなはずではなかった…」と後悔する可能性もあります。
そこで今回は、大手企業からの転職を検討している際に考えておきたいポイントを紹介します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
大手企業から中小企業に転職をしたい理由
せっかく大手企業に入社したけれど、中小企業に転職したい!という人は、実は少なくありません。
私自身、数多くの大手企業出身の人の転職活動をサポートしてきました。
大手企業から中小企業に転職する背景には、大手企業は中小企業と比較した際、昇進や昇格のチャンスが巡ってきづらい傾向にあることや、裁量権を委ねられない立場に止まってしまうこともあり、多くの人の転職の動機となっている様子がうかがえます。
また、自身の仕事の成果への評価やそれに伴う報酬の変化、昇進の見込みの有無による生涯年収の違いなど、給与にも関わることについても転職理由として多く見られます。
さらに「手を挙げて何かに取り組みたいと思っても、社内調整に手間が掛かり実際に行動できるまで、時間がかかり過ぎてしまう」と考えて転職活動を始める人も少なくありません。
上記のような理由で「会社の看板がなくても自分はやっていけるのだろうか」とキャリアに悩みを抱えている人が増えています。
就活を頑張って大手に行ったけれども、現状に満足できていないみなさんにとって、この記事がいち手助けになれば幸いです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
大手企業から中小企業への転職って有利?
大手企業から中小企業への転職は有利であることが多いです。
一般的に大手企業は人気度や選考ハードルが高いことが多く、大手企業出身者の学習能力や職務遂行能力が中小企業の採用担当者に評価される傾向にあるためです。
一方で、中小企業やベンチャー企業と仕事の進め方が大きく違うので、適応できないのではないかという懸念を持たれることも少なからずあります。
大手企業と中小企業、ベンチャー企業の仕事の進め方の違い
-
大手企業
=それぞれ決められた役割を遂行し、組織の判断で動くことが求められる -
中小企業・ベンチャー企業
=1人で複数の役割を兼任し、個人の判断で動くことが求められることも多い
末永
そのため転職理由が安易だと後々後悔してしまう可能性が高いので、本当に大手でいることのメリットを手放してまで辞めてもいいのか、転職理由が妥当かというのを考えてみましょう。
- 転職で解決したい課題、希望が明確か?
- 現職の不満を解消するために行動したか?
- ニーズを満たす求人が実際に存在するか?
上記の内容に「はい」と答えられる場合は転職した方がいいでしょう。
末永
ただ、上記の質問に対して悩んでしまう場合は、転職に失敗してしまう可能性があるので、転職エージェントなどのプロに相談しましょう。
どんな転職理由であれば辞めてもいいのか、転職しない方がいいのか、辞めてもいいタイミングについて、プロである転職エージェントが教えてくれます。
そのため、転職した後に「転職しなければ良かった…」「大手企業に戻りたい」と感じることなく、中小企業に行って活躍することができるでしょう。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
大手企業から中小企業に転職するメリット・デメリット
これまで転職エージェントとしてサポートしてきたプロの目線で、大手企業から中小・ベンチャー企業に転職するメリット・デメリットを紹介します。
大手企業から中小企業・ベンチャーに転職した際のメリット
メリット
- 配属や職種などの希望が通りやすい
- 個人に任される業務の幅が広い
- 形式的な会議や稟議が減る
- 転勤の可能性が減る
大手企業の環境と比べて、多くの場合、中小企業やベンチャー企業は「手を動かしてナンボ!」という環境なので、自らのアイデアや思いも歓迎されるチャンスが増えるでしょう。
また、形式的な会議など「組織のルールだから」という不文律なども少なくなり、効率的に仕事を進められるようになる可能性も増えます。
「もっと個人として成長したい」「裁量をもって働きたい」などの考えが強い人は、大手企業からの転職が向いていると言えます。
末永
とはいえ、転職するかまだ迷っている人はスカウトサービスのビズリーチを利用しておくといいでしょう。
経歴を見た企業からスカウトが来るため、「どんな企業に、どんな役職や年収で転職できるのか」を把握することができます。自分のペースで、ノーリスクで転職活動ができますよ。
ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス
-
JACリクルートメント
国内3位の規模を誇る転職エージェント!年収600万〜1,500万円以上の案件を多数保有 -
ビズリーチ
年収600万円以上の求人が多数!企業とヘッドハンターから直接スカウトが届く
就職するか悩んでいる方は、求人紹介から面接対策まで一貫してサポートしてくれるので、大手転職エージェントがおすすめです。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
大手企業から中小企業・ベンチャーに転職した際のデメリット
デメリット
- 待遇面で見劣りする
- 教育制度が整っていない
- 業務効率化の仕組みやツールが整っていない
- 組織の規模的に人間関係が固定される
中小企業やベンチャー企業では、福利厚生、給与、教育制度で大手企業と同じ水準の内容を享受できる可能性は低い傾向があります。
また、組織の規模が小さいことで、大手のように共通した仕事の進め方が決まっておらず、自分で方法を考えなければいけなかったり、人間関係のリセットが難しかったりという問題も発生しやすいです。
大手企業からベンチャー企業に転職したい人向けに、以下の動画でも解説していますので参考にしてみてくださいね。
大手企業から中小企業に転職する際の後悔
大手企業から中小企業、ベンチャー企業に転職する人のなかには、残念ながら一定数転職を後悔する人もいるのが実態です。
大手からの転職で後悔した例
- 待遇面の不満(給与・福利厚生・退職金)
- 一緒に働く人のレベルが見劣りする
- 仕事の規模感が小さい
- ネームバリューがない
先ほどのデメリットを理解せずに、大企業から転職したせいで「こんなはずではなかった」と後悔するケースですね。
以下は、実際に大手企業から中小企業・ベンチャーに転職した人の体験談です。
失敗 | 大手メーカーからITベンチャーに転職 年収400万円 → 年収350万円 |
---|---|
転職理由: |
|
転職した結果: |
成功 | 大手不動産会社から人材紹介会社に転職 年収380万円 → 年収380万円 |
---|---|
転職理由: |
|
転職した結果: |
大手企業からの転職で後悔しないために
大手企業からの転職で後悔しないために、中小企業やベンチャー企業に転職する際には下記の2点を必ず事前に確認、そして熟考しておきましょう。
1. 給与、福利厚生、退職金など待遇の優先順位をつける
大手企業では当たり前だった待遇は、中小企業やベンチャー企業では整っていないことが多く、入社してから「こんなはずじゃなかった」となってしまうケースは多いです。
ですので、実態を把握した上で、何を優先して転職先を決めるかを考える必要があります。もし待遇を高い優先順位とするのであれば、中小企業やベンチャー企業への転職は難しいでしょうし、一方で仕事内容を優先するのであればもちろん判断は異なるはずです。
2. 具体的な仕事内容と、転職先の社員の雰囲気を確認する
仕事内容や環境のギャップによる後悔を防ぐためには、仕事内容や、一緒に働くチームなどの雰囲気を具体的に把握しておくことが大切です。
とくに仕事の進め方や担当業務の範囲などは大手企業と異なることが多いので、転職エージェントから確認したり、面接の際に面接官に質問したりすることで理解を深めると良いでしょう。
大手企業からの転職は転職エージェントがおすすめ
今の職場の不満から、「とにかく転職したい!」と勢いで転職してしまうのは危険です。
「ベンチャーならもっと成長できそう、裁量権を持って自由に働けそう」とイメージで飛び込んだものの、社風などが合わずに後悔してしまうという失敗も意外に多いものです。
末永
新天地への転職を成功に導くためには、企業のことを表面だけで判断せずに深く理解し、自分の希望に合うのかどうかをしっかり見定めることがポイントです。
そのために転職エージェントを利用するのもいいでしょう。企業の内部情報にも精通しているので、それも加味してあなたにあった企業を見極めてくれます。
まずは気になるエージェントに2〜3社登録してみて、実際に担当のアドバイザーに会ってみた上で比較検討してみるのがオススメです。
「転職するべきかまだ迷っている」という人は、ビズリーチに登録して興味のある企業からのスカウトを待つのも手段の1つです。
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント
おすすめポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
- 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
- たくさんの求人の中から比較検討できる
CMでおなじみ!顧客満足度トップクラス!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み
おすすめポイント
- リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
- 20万件以上(2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
- リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い
20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
おすすめポイント
- 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
- 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
- 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり
ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス
ハイクラス求人は出回る数が少ない!求人数を網羅するためには転職サイトと転職エージェント両方の登録がオススメ
年収600万〜1500万の優良求人を多数掲載している転職サイト
登録しておくだけでスカウト機能が使えるので、どんな企業からどんなスカウトが来るかで、気軽に自分の市場価値を確かめることができますよ。
おすすめポイント
- 企業の採用責任者やヘッドハンターから直接スカウトが届く!
- 中小のエージェントとのコネクションも作れるので、大手エージェントと併用して利用するのがオススメ
- 大手エージェントで取り扱っていないような隠れた優良求人が見つかる
国内3位、高年収求人領域では国内No.1の転職エージェント
外資系企業やコンサル、管理職/専門職への転職サポートに強み(経験者のみ対象)
おすすめポイント
- 年収600〜1500万円の高年収の非公開求人を大量に保有
- 30〜40代のマネジメント層や専門スキルを持った人向けの求人も多数
- 業界・職種別コンサルタントによるレベルの高いサポートを受けられる
エンジニア・デザイナーの転職に特化した転職エージェント
大手上場企業から人気ベンチャー企業、隠れた優良企業の求人が多数!
エンジニアからPM、コンサルタントまで幅広い求人提案が可能!
おすすめポイント
- エンジニアがスキルアップできる求人多数
- 大手からベンチャー企業まで、コンサル、SIer、WEB系の幅広い求人を保有
- 人気の社内SE求人も多数!働き方に合わせた多彩な求人アリ
エンジニアの求人も豊富に保有している
国内最大級の定番エージェント
おすすめポイント
- エンジニア求人は業界最大の10万件以上!
- プログラマーや品質管理、社内SE、テクニカルサポートなど人気の職種を網羅
- 専門のアドバイザーチームがあり、IT・Web業界ならではのサポートが充実
おすすめポイント
- 保有求人7000件以上の約8割が年収600万円以上のハイクラスIT求人
- 大手IT系・Web系企業からスタートアップまで幅広く網羅
- WEB・アプリエンジニア、インフラエンジニア、PM、ITコン、SEなど多様な職種に対応
今お伝えしたように、大手企業から中小企業への転職は有利といわれていますが、今企業から受けている恩恵(福利厚生やワークライフバランス、ボーナスなど)を手放すことになります。