マンションデベロッパーから異業種へ転職するには?

不動産業界というのは、一般的に高給取りの業界として知られていますが、同時に離職率の高い業界としても知られています。

今回は不動産業界の中でもマンションデベロッパーから他業種への転職についてお話ししたいと思います。

マンションデベロッパーによくある転職理由

では、まずマンションデベロッパーの人でよくある転職理由について言及したいと思います。

1.ノルマが厳しい

マンションデベロッパーに限らず、不動産営業というのは、開発に至るまで相当な資金を費やします。そのため資金を早期回収が求められるため、「とにかく売ってこい!」という厳しいノルマが課されことがあります。

時代が時代なのでめちゃくちゃなことは少なくなりましたが、それでもハードな数字の「詰め」があり、それに耐えられないという人は非常に多いです。

2.自分で提案できる余地がない

マンション等の住宅販売において、成約するかはその物件のスペックによる部分が大きいです。そのため、提案幅というのは非常に狭いと考えることが多いです。

そのため、「顧客の抱えるニーズに対して、自分の頭で考えて生み出した解決策を提供したい」という想いから転職を検討することも少なくはありません。

3.非効率な営業スタイル

不動産営業のスタイルは大きく「電話」「展示会」「ポスティング」の3パターンです。泥臭い営業スタイルに耐えられず、転職を検討するという話もよく聞きます。

不動産がインターネット経由で売れる時代ですので余計にそう思う人も多いでしょう。

4.休みが平日

世の中の大半は土日休みで休みが合わず友達と遊びに行くこともなかなか難しいです。また、結婚を意識したときに配偶者や、結婚後のお子さんのことなどを考え、転職するというケースも多いです。

このように、不動産営業を継続するには上記の理由を中心に厳しいと感じられている人が多いというのが現状です。

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マンションデベロッパーにオススメの転職先は?

不動産業界で営業職として働いている人というのはあらゆる能力が醸成されています。

例えば、用地仕入れなど仕入れフェイズの経験をされている人であれば、様々な関係者の利害を調整する力や周りを巻き込んでプロジェクトを進めていくリーダーシップが醸成されていますし、BtoCで販売をおこなっている人であれば、高級取材を売りきるため営業力(コミュニケーション能力・交渉力・プレゼンテーションスキル)。

また、厳しい環境でも業務を継続できるための忍耐力を身につけているため、転職業界での価値が高いです。

不動産業界で働くのは嫌だけど、この経験を活かしたいと考えるのであれば転職先としては異業種の遊休不動産を活用する部署や銀行・信託銀行の不動産を扱う部門というのが妥当でしょう。

しかし、銀行をはじめ金融業界は、新卒文化の強い業界であるため、転職は簡単に決めにくいところではあります。

むしろ、不動産業界で培ったポータブルスキル(業界関係なしで使える能力)を活かし、さらなる人材価値の向上と、提案幅の拡大を目指し、無形商材の営業職(IT・Web業界や人材業界、広告業界が挙げられます。)に転身することを最もオススメしたいと思います。

なぜ、無形営業職をお勧めするのかという理由ですが、大きくは下記の5点となります。

  • 専門性を身につけやすい
  • 他社からの引き合い・選択肢を増やしやすい
  • やりがいを感じやすい
  • 中長期的に給与•年収を上げていきやすい
  • 物売り的な要素が少ない

つまり、あなたの培った能力をいかしつつ、働く上での課題を解決できるということなのです。実際、私が所属する転職エージェントの業界でも不動産業界経験者は多く在籍しています。

無形商材の営業職については以下の記事で詳しく説明していますので、ぜひお読みください。

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転職するか迷った時はどうすればいい?

今の会社にいるのは正直つらい、とはいえ異業種へ転職する決意がつかない…という時は以下の3つの観点からどうすべきか考えてみましょう。

今感じているやりがいは他の仕事では得られないのか

転職をためらう理由としては、今の仕事のやりがいを感じる部分もあるからではないでしょうか。

不動産営業の醍醐味としては、高いロットのビジネスで他者の人生を左右するような仕事ができるという理由が挙げられます。

しかし、このようなビジネスは他でも考えられます。

私が所属する人材紹介業であれば、他者の人生に影響を与えながら、かつ1ディール100万、200万といった高いロットの仕事をすることは可能です。

また、お客様のニーズを聞いて、それを満たすような提案を考えるのが好きという理由であれば、先述した無形商材を扱う業界でも実現は可能です。

転職はよく考えた上で判断するべきです。原状維持のまま自身のモチベーションを保つことが本当に可能なのか、変化を拒む理由としてやりがいを盾にしていないかということを振り返ってもらいたいです。

そして、あなたの感じているやりがいというのはおそらくほかの業界でも実現可能です。そのことを含め転職という舵をとるべきかどうか考えてみましょう。

10年後の自分の姿は想像できるか

今の職場で働き続けた10年後の自分の姿を想像したことがありますか?転職をする、しないの判断をする際、このイメージというのは非常に大事です。

イメージができないのであれば転職という選択肢も重要となります。

実際、「在籍する業界で働くイメージを長期的に持てなかったことが転職を決意する決定打になった」という人が、私が今まで転職支援をした人の中では多いです。

このように10年後の自分の姿や、35歳、40歳という転職ができなくなる年齢の自分という判断軸を持ってみてはいかがでしょうか。

抱えている不満は自分で解決できるのか

人間関係が問題であれば人事異動や業界内転職で解決することもあるかもしれません。

しかし、「よくある転職理由」であげたような点は業界の特徴とも言えるので自力での解決や業界内転職での解決は自身で消化することは困難といって良いでしょう。

とくに休日・ライフスタイルはどんなに逆立ちしても変えられるものではありません。その点についてはご理解されていると思いますが改めて転職をする・しないという判断材料にしていただきたいと思います。

20代でマンションデベロッパーから転職を成功させる方法

転職エージェントの立場から現実をお伝えすると、特定のスキルを持っていない人が30歳を超えて転職をするのは厳しいです。

反対に20代で未経験業界への転職をしてキャリアアップを考えている人は市場価値を伸ばせるチャンスです。

なぜなら、前向きな思考を持っている人は想像以上に評価されるからです。

とくに不動産営業は商材が高価で高い営業スキルを持っているので転職市場において評価が高いです。

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