ジョブカフェはニートでも使える?利用できる年代やサービスを解説

ジョブカフェはニートでも使える?利用できる年代やサービスを解説

    ジョブカフェとはどんな場所なのか?ニートでも行っても良いのか?その疑問に就職・転職支援のプロがお答えします!

    また、ジョブカフェ以外に誰でも利用できるおすすめな就職支援サービスも紹介していきます!

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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ジョブカフェとは

ジョブカフェとは、都道府県が運営している就職支援サービスです。20代などの若い層が自分の適性にあった仕事を見つけるために作られた施設で、無料で利用できます。

現在は、日本全国で約46都道府県に設置されていて、ハローワークと併設しているジョブカフェもあります。基本的には県庁所在地にありますが、地域によってはサテライトという出張所を作り、都心部に住んでいない人でも、サービスを受けられるようにしています。

ジョブカフェは、ハローワークや就職エージェントと違い、職探しだけをおこなう場所ではありません。

就職関係のセミナーや職場体験、カウンセリング、職業相談、職業紹介、保護者向けセミナーも実施していますので、ニートやフリーターを長期間続けていて、まだ社会復帰する自信がない人でも気軽に相談できます。

ジョブカフェを利用できる年齢

ジョブカフェ30年度利用者グラフ

上記のグラフは平成30年にジョブカフェちばを利用した年代をまとめたものです。20代の利用者が多く、全体の70%を超えています。利用している年齢層には偏りはあるものの、15歳〜44歳までの幅広い層が利用しています。

ただ、ジョブカフェは拠点によって支援できる年齢層は変わってくるので、30代までしか支援できない拠点もあります。また、30代以上になると、拠点によってサービス内容が限定されてしまうこともあるので、事前に調べておくことが重要です。

(平成30年度)利用者の属性

ジョブカフェちばの利用者で1番多いのが失業中の41.2%で、2番目が27.4%の学生です。全体4.1%ではありますが、家事手伝い(ニート)の利用者もいますので、どんな人でも利用できます。

また、ジョブカフェはニートやフリーターなど、まだ正社員として働く自信がない人の背中を押すサービスもあるので、まずは相談からの利用もできます。

サービス内容

ジョブカフェでは就職支援はもちろん、カウンセリングから各種セミナーなど、就活に関するサポートをワンストップでおこなってくれます。ただ、サポート内容は、拠点により違います。

たとえば東京のジョブカフェなら、東京しごとセンターヤングコーナーという、学生・既卒・第二新卒・転職・再就職・アルバイトから正社員を目指す人・失業中など、29歳以下を対象にした就労サービスや講座、イベントを実施しています。

講座・イベントの内容は、自己分析から業界研究、ES作成、SPI対策など、実用的なことをおこないます。また、他にも自己管理やセルフマネジメント、働くことへの不安など、マインド的なことまで幅広く実施しています。

20代なら「若者正社員チャレンジ事業」という直近2年以内に1年以上の正社員としての職歴がない人を対象としたセミナーや実習を提供し、実践的な能力などを身につけられます。

34歳以下を対象としたサービスも充実しています。「ワークスタート」と呼ばれるサポートは、働くことへの不安を解消し、就職活動の背中を押してくれるサポートがあったり、就業の選択アドバイスと求人の紹介をしてくれるサービスもあります。

ジョブカフェではとくに20〜34歳の人なら、応募書類の添削や面接対策、定着支援など就職エージェントレベルの利用者サポートを受けることができます。

ジョブカフェとハローワークの違い

ジョブカフェとハローワークの違いについて解説していきます。まずは以下の一覧をご確認ください。

ハローワーク ジョブカフェ
運営 厚生労働省 都道府県
職業相談・セミナー
求人紹介
利用料 無料 無料

上記表の内容が、ジョブカフェとハローワークの違いになります。

ジョブカフェは、いわば働く前の相談ができ、そのまま求人紹介もしてくれます。比べてハローワークは、働く意志があり、初めから求人を紹介してもらいに行く場所です。

すでに働くことを決めている人ならハローワークを利用し、まだ働く決心がつかない人なら、ジョブカフェを利用するのが良いと思います。

ハローワークについて詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。

ジョブカフェと若者サポートステーションの違い

ジョブカフェと若者サポートステーションの違いについて、まずは一覧で解説します。

若者サポート
ステーション
ジョブカフェ
運営 厚生労働省 都道府県
職業相談・セミナー
求人紹介 ×
利用料 無料 無料

若者サポートステーションとジョブカフェの大きな違いは、求人紹介があるかないかです。

若者サポートステーションは、就活の相談に特化している反面、求人紹介はありません。就職に関する相談窓口といったイメージです。

比べてジョブカフェは、相談から求人紹介までワンストップでおこないます。

ニート向けのおすすめ就職支援サービス

ニート向けのおすすめ就職支援サービスの特徴を、以下にまとめてみました。

求人の量 求人の質 サポートの質
就職エージェント
ジョブカフェ
ハローワーク
サポート
ステーション
× ×

詳しく解説していきます。

就職活動のすべてをサポートしてくれるサービス

就職エージェントとジョブカフェは、就職活動を全面的にサポートしてくれるサービスです。就職に関する相談や面接対策、求人紹介などをおこなってくれます。

就職エージェントとジョブカフェの大きな違いは、求人数やサービスの質です。就職エージェントは大手企業の求人も多数保有しているので、求人数ではジョブカフェよりも多いです。

サービスの質については、正直相談に乗ってくれるキャリアアドバイザーの質に左右されるので、一概にどちらが優れているかは言いにくいです。

ただ、就職エージェントは離職率が高い企業の求人などを排除して紹介してくれます。ブラック企業の可能性がある企業を徹底的に排除してくれるので、安心して応募できます。

就職エージェントとして人気があるのは、UZUZハタラクティブです。

下記の記事で就職エージェントについて詳細に記載をしていますので合わせてご覧ください。

気軽に就活相談できるサービス

気軽に就活相談できるサービスとしては、若者サポートステーションとジョブカフェがおすすめです。

若者サポートステーションは、求人紹介こそありませんが、働く前段階の相談をする施設のため、失業中やニートの状態であっても相談しやすい雰囲気があります。

ジョブカフェは、就職エージェントに割と近いサービスですが、相談やセミナーに参加するだけでも良いので、就職の第1歩が踏み出せない人に良いサービスです。その気になれば、求人紹介もしてもらえます。

求人を紹介してもらえるサービス

求人を紹介してもらうなら、ジョブカフェ・ハローワーク・就職エージェントを利用しましょう。とくに就職エージェントは質や待遇の良い求人を取り扱っている傾向があります。

なぜならば企業側がこれらのサービスを通して人材を募集する場合の仕組みに違いがあるからです。

ジョブカフェやハローワークで人材を募集する場合、利用者も企業側にもお金は特にかかりません。一方で、就職エージェント経由の場合は、一人あたりいくらという形で企業側は成功報酬を支払う必要あります。

つまり、就職エージェントには、お金をかけてでも良い人材を獲得したい!という企業や、採用にしっかりとお金をかけられる企業の求人が集まりやすくなっているのです。

就職エージェントを利用するなら、ニートやフリーターに特化しているUZUZハタラクティブなどがおすすめです。

就職エージェントでは、自己分析から内定までの就職に関わるすべてのことを「無料で」サポートしてもらうことが可能です。

就職エージェント受けられるサポート

  • ブラック企業を徹底排除した求人の紹介
  • 履歴書・職務経歴書の作成アドバイス
  • 応募企業に合わせた面接対策
  • ビジネスマナー講座などを受けられる
  • 面接などのスケジュール調整
  • 入社後のアフターフォロー

UZUZハタラクティブは内定率80%を超え、さらにブラック企業や離職率の高い求人を排除していることもあり、定着率も90%を超えていて、安心して相談できるエージェントです。

既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント

未経験OK、正社員経験ナシでもチャレンジできる求人を多数保有!20代で経歴に自信がない方向けに手厚い就職サポートを実施しています。
大手エージェントと合わせて登録しておきましょう。

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多くのメディアに掲載されているUZUZが展開する
第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職支援サービス

※サポートエリアが首都圏・関西圏に限られます。
愛知・福岡にお住いの人は、ニート/フリーター/既卒の求人を豊富に保有しているハタラクティブへの登録がおすすめです。

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おすすめポイント

  1. 既卒・早期離職経験のあるカウンセラーが同じ目線でアドバイス
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  3. IT業界・Web業界の求人を数多く保有
※登録後、キャリアアドバイザーが電話にてご状況をヒアリングさせて頂きます

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※対象エリアは東日本(渋谷、立川、秋葉原、池袋、千葉、横浜)と西日本(大阪、福岡、名古屋、神戸)となります

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ジョブカフェの拠点一覧

以下から、日本全国のジョブカフェはどこにあるのかを紹介していきます。

名称
北海道 ジョブカフェ北海道
(北海道若年者就職支援センター)
青森県 ジョブカフェあおもり
(青森県若年者就職支援センター)
岩手県 ジョブカフェいわて
宮城県 みやぎジョブカフェ
(みやぎ若年者就職支援センター)
秋田県 フレッシュワークAKITA
山形県 山形県若者就職支援センター
福島県 ふるさと福島就職情報センター
茨城県 ジョブカフェいばらき
(いばらき就職支援センター)
栃木県 ジョブカフェとちぎ
(とちぎ就職支援センター)
群馬県 ジョブカフェぐんま
(群馬県若者就職支援センター)
埼玉県 ヤングキャリアセンター埼玉
千葉県 ジョブカフェちば
(ちば若者キャリアセンター)
東京都 東京しごとセンター
神奈川県 かながわ若者就職支援センター
新潟県 若者しごと館
富山県 ヤングジョブとやま
(富山県若者就業支援センター)
石川県 ジョブカフェ石川
福井県 ふくいジョブカフェ
山梨県 ネットジョブカフェやまなし
長野県 ジョブカフェ信州
岐阜県 岐阜県人材チャレンジセンター(ジンチャレ!)
静岡県 しずおかジョブステーション
愛知県 ヤング・ジョブ・あいち
三重県 おしごと広場みえ
滋賀県 しがジョブパーク(旧ヤングジョブセンター滋賀)
京都府 ジョブカフェ京都
(京都府若年者就業支援センター)
大阪府 OSAKAしごとフィールド
兵庫県 若者しごと倶楽部
(ジョブカフェひょうご)
奈良県 ならジョブカフェ
和歌山県 ジョブカフェわかやま
(和歌山県若年者就職支援センター)
鳥取県 とっとり若者仕事ぷらざ
島根県 ジョブカフェしまね
岡山県 おかやま若者就職支援センター
広島県 ひろしましごと館
山口県 YYジョブサロン
(山口県若者就職支援センター)
徳島県 徳島県若年者就職サポートセンター
(ジョブカフェとくしま)
愛媛県 ジョブカフェ愛work
(愛媛県若年者就職支援センター)
高知県 ジョブカフェこうち
(高知県就職支援相談センター)
福岡県 福岡県若年者しごとサポートセンター
佐賀県 ジョブカフェSAGA
長崎県 フレッシュワーク長崎
熊本県 ジョブカフェくまもと
大分県 ジョブカフェおおいた
宮崎県 ヤングJOBサポートみやざき
鹿児島県 キャッチワークかごしま
(鹿児島県若者就職サポートセンター)
沖縄県 沖縄県キャリアセンター

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