ソフトバンクの平均年収は782万!残業代やボーナスについても解説
ソフトバンクのの平均年収がどれぐらいなのか、2021年の最新情報を転職のプロがズバリ解説します。
また、職種別や競合他社と比較した給与水準、残業代・ボーナスなどについても分かりやすく紹介します。
ソフトバンクの平均年収は782万円
2020年6月に公開された有価証券報告書によると、ソフトバンク株式会社の平均年収は約782万円です。
一方でdodaの「平均年収ランキング最新版(業種別)」を見てみると、IT/通信業界の平均年収は444万円となっています。
ソフトバンクとIT業界全体の平均を比べると約338万円もの差があります。つまり、ソフトバンクはIT業界よりも年収水準が高いことがわかります。
ソフトバンクでは年に1回昇給制度が設けられているため、実績・貢献が評価されれば、それだけ給与アップが見込めるでしょう。
また、2020年6月に公開された親会社であるソフトバンクグループ株式会社の有価証券報告書によると、ソフトバンクグループの平均年収は1,389万円です。グループ全体で見たとしても平均年収は高いです。
ちなみに、ソフトバンクの平均勤続年数と平均年齢は以下の通りです。
勤続年数 | 12.4年 |
---|---|
平均年齢 | 39.7歳 |
ソフトバンクの平均勤続年数は、国税庁が発表している「民間給与実態統計調査(令和元年)」平均勤続年数12.4年と同じです。
ソフトバンクの年代別平均年収
ソフトバンクの年代別平均年収を転職会議のデータを参考に、各年代別の平均年収を以下にまとめてみました。
また、dodaが発表している「平均年収ランキング(年齢別)」の一般的な年代別平均年収も合わせて紹介します。
全体 | ソフトバンク | |
---|---|---|
20代 | 348万円 | 350万円〜550万円 |
30代 | 444万円 | 410万円〜650万円 |
40代 | 510万円 | 600万円〜900万円 |
50代 | 613万円 | 700万円〜1000万円 |
上記の平均年収の表を見てみると、ソフトバンクの年代別平均年収はどれも高くなっていることがわかりますね。
給与水準はそこまで高くはないものの、ボーナスの支給額が高くなっているため、それだけ平均年収も高くなっているのではないかと考えられます。
ソフトバンクの職種別平均年収
2020年7月時点のLighthouse(旧カイシャの評判)に投稿されている年収データを元に、独自の方法で職種別平均年収を算出してみました。
営業系 | 547万円 |
---|---|
企画・事務・管理系 | 652万円 |
販売・サービス系 | 387万円 |
IT系エンジニア | 703万円 |
上記の職種別平均年収は現役社員・元社員の回答を元に独自で算出しており、もっとも高いのは、IT系エンジニアとなっています。その逆にもっとも低いのは販売・サービス系ですね。
販売・サービス系の平均年収が低くなってしまっているのは、ショップのスタッフとして勤務されている人が多いからだと考えられます。
職種により年収にばらつきがあることに加えて、実力主義の社風なので年収には開きがあります。基本給よりもボーナスのボリュームが大きいという部分も特徴的ですね。
回答人数や回答者の役職などにもよって平均年収は変わってくるので、参考程度に見てもらえればと思います。
ソフトバンクと競合他社の年収比較
ソフトバンクと同じIT/通信業界「NTTドコモ」「KDDI」「楽天」の3社との年収を以下で比較してみました。
各社それぞれ、2020年6月時点に提出されている最新の有価証券報告書に記載されている平均年収を元に比較をしています。
KDDI | 930万円 |
---|---|
NTTドコモ | 870万円 |
ソフトバンク | 782万円 |
楽天 | 755万円 |
ソフトバンクは主要キャリアとして先行しているKDDIやNTTドコモよりも平均年収が低い結果となりましたが、楽天よりやや高いです。
しかし、IT・通信業界内で見ればソフトバンクの年収水準は高く、決して低いというわけではありません。
平均年収は各企業の業務形態や事業内容などによって変わってくるため、上記の平均年収比較は参考程度で見てください。
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ソフトバンクの残業代・ボーナス・昇給制度
ソフトバンクの残業代・ボーナス・昇給制度・福利厚生について、以下で詳しく紹介します。
ソフトバンクの残業代
ソフトバンクは基本給に固定残業代が含まれています。
ソフトバンクのコーポレートサイトにある採用情報には記載されていませんが、2020年6月時点でdodaに掲載されている求人票をチェックしてみると、月収例の部分に「残業15時間 27,000円含む」と記載されてあります。
残業代についての詳細情報は、残念ながらそれ以上公開されていません。
ですので、気になる人はソフトバンクのコーポレートサイトや、転職エージェントなどの求人を定期的にチェックしてみるのが良さそうですね。
ソフトバンクのボーナス・昇給制度
ソフトバンクのボーナスは6月・12月の年2回に支給されます。会社の業績や個人の業績によって評価され、金額が決定されるようです。
個人の成績によってボーナス支給額に大きな変動がある、という口コミが多く寄せられているのが目立ちましたね。もちろん、個人の業績だけではなく、ポジションによっても大きく変わってくるでしょう。
一方、昇給は年に1回あります。基本的にG1〜G6のグレード評価に分かれており、年2回MBOと呼ばれる評価もおこなった上で昇給額が決定されます。
ソフトバンクの福利厚生
ソフトバンクでは社員の幸せを考え、様々な福利厚生を導入しています。
その福利厚生の中で、とくに可処分所得に影響があるものをピックアップして紹介します。
- 社員持ち株会
- 財形貯蓄
- 確定拠出年金制度
- 関東ITソフトウェア健康保険組合
- 転勤社宅
- ベネフィット・ワン
社員持ち株会は1口1000円から購入でき、個人の拠出金に加え、会社から拠出金の10%が奨励金として上乗せされるようになっています。
財形貯蓄は社員の希望する金額を毎月給料や賞与から控除し、財形取扱機関に預入をおこなう貯蓄制度のことです。年に1回ですが、会社から財形積立額の3%(上限9,000円)が奨励金が出ます。
ソフトバンクには退職金制度はないのですが、これら制度によって退職後にお金が受け取れるので、長く勤めればその分のメリットはあると言えるでしょう。
他にも関東ITソフトウェア健康保険組合(ITS)の直営保養施設を格安で利用できたり、東京ディズニーリゾートやユニバーサルスタジオジャパンなどを安価で楽しめるようになっています。
転勤を伴う場合は、社宅の契約に関わる費用や支度料、社宅賃料などの一部負担、単身赴任の帰省旅費の支給もおこなっています。
ソフトバンクの年収に対する評判・口コミ
ソフトバンクの年収に対する評価を集めてみました。
現役社員・元社員が年収に対して、どのように思っているのか、参考にしたい人はぜひ目を通してみてください!
良い評判・口コミ
月々の残業をつけなければ手取り16万円台になることもありますね。残業代は自己申告方式で、5分単位できっちり申請して受け取れます。
ただ、残業をつけすぎると生産性が低いとみなされ、賞与面の評価が低くなるので注意したほうが良いかと思います。
半期ごとの目標設定も明確にされていたことで、やるべきことがわかり、努力しやすい状況を作り出す仕組みがありました。
昇給やボーナスの査定ではしっかりとした評価テーブルが用意されていたので、頑張りはちゃんと反映されていたと思います。
ボーナスも年に2回あって、金額にも満足しています。
悪い評判・口コミ
家族がいる本社勤務の人は、共働きじゃないと厳しいかもしれません。他社と比べて手当などが見劣っているので、メーカーや公務員へ転職する人も見受けられます。
ここ最近は年度始めに20万円の臨時ボーナスが支給されていますが…。
年2回のボーナスは評価にかなり左右されるので、前年度よりも評価が下がれば年収の30万円〜40万円くらい下がってしまいます。
それと、評価は組織の上長によってかなり変わってきます。
賞与は業績や評価によって大きく変動するため、年収が安定しない。昇給に関しては月に数千円とほぼないに等しく、大きく昇給するにしてもランクをあげるのに3年以上かかる場合が多い。
ソフトバンクへの転職を成功させるコツ
ソフトバンクの中途採用は、基本的に同職種もしくは同業界での経験が求められることが多く、その知名度から人気も高いので転職難易度は高いです。
ソフトバンクの転職については以下の記事も合わせて見てください。
ソフトバンクへの内定獲得率を少しでもあげたいなら、転職エージェントを利用して選考対策をしてもらうことをおすすめします。
さらにソフトバンクのような人気企業などは、応募の殺到や競合に自社の採用戦略が知られてしまうことを防ぐために「非公開求人」として大手エージェントに求人を依頼していることがあります。
こうした様々な企業の非公開求人をみることができる点もエージェントを利用するメリットの1つです。
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