ベンチャー企業への志望動機(志望理由)の書き方を例文テンプレ付で解説
就職活動や転職活動でつまづくポイントの一つに「志望動機(志望理由)が思いつかない…」があります。志望動機(志望理由)を軽視する方もいますが、しっかり考えて対策をしなければ面接で落とされてしまいます
この記事では、ベンチャー企業に転職したい人向けに志望動機(志望理由)の書き方やポイントについて解説します。志望動機(志望理由)は転職成功のための設計図となるものです。例文テンプレートを参考にしながらしっかり考えましょう!
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ベンチャー企業の志望動機(志望理由)で人事が重視しているポイント
ベンチャー企業の志望動機(志望理由)で人事が重視しているのは以下の3つです。人事が重視しているということは、評価のポイントになるので志望動機(志望理由)を考える際に意識して入れる必要があります。
以下の3つの要素が含まれていないと、不十分な志望動機(志望理由)であると判断されるので注意しましょう。
1. なぜこの業界、企業を選んだのか
ベンチャーといっても無限に会社数はあり、その中でも「なぜこの業界を希望したのか?」と「なぜこの企業を希望したのか?」という点は重要です。まずはここをしっかりと押さえてください。
エントリーシートに限らず、 面接へ行く前にも、他の業界ではダメな理由を自分なりに考えて、受け答えの準備を整えてから面接に挑みましょう。
2. 前職との共通点を探す
前職で培った経験やスキルを希望するベンチャー企業でも活かせないかを模索してみてください。
中途採用の場合、前職の経験が大きく影響します。これが新卒採用との大きな差です。現在、新型コロナウイルスの影響もあり未経験で転職をするのは難しいです。
実際に、ベンチャー企業側も、転職者には即戦力を求めている傾向が強いので、前職で活かせそうなスキルや経験をアピールすることも大切です。
また、実績をアピールする場合は、実際に〇〇万円売り上げたことがあるなど、具体的な数字を伝えられると効果的です。
3. 周りとの差別化を図る
志望動機(志望理由)を伝えるときは、自分にしか言えない要素を入れてください。実体験を入れ込めるとオリジナル感が強くなって良いですよ。
「希望している業界に興味を持った理由」や「前職で実際にあった体験や経験」などから、志望動機(志望理由)として使えそうなものはないか探ってみてください。
オリジナル要素がない志望動機(志望理由)は採用担当者に興味を持ってもらえない可能性があるため、注意しましょう。
弊社エージェントのポイント
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ベンチャー企業の志望動機(志望理由)で抑えるべきポイントと流れ
転職活動における志望動機(志望理由)で大事な4つのポイントと流れを以下にまとめてみました。
転職活動における志望動機(志望理由)
- 転職理由
(現職を辞める理由・不満や課題) - 仕事選びの動機
(業界・職種への動機) - その会社への志望動機
(その会社を受けた理由・入社志望理由) - 将来を踏まえて自分がやっていきたいこと
(仕事を通して大事にしたい軸)
次の章では、以上の内容を抑えてケース別に志望動機(志望理由)の例文を挙げてみます。
ベンチャー企業の志望動機(志望理由)の例文テンプレート
とくに需要のあるIT業界、広告・メディア業界に絞り、また転職で価値を反映させやすいWebマーケターや営業経験者に向けての例文テンプレートを紹介したいと思います。
IT業界
大手広告代理店でデジタルマーケティングに携わっていた人が、SaaS企業の営業職へ転職する際の志望動機(志望理由)を例文テンプレで紹介します。
SaaS企業営業職 志望動機
前職では、大手広告代理店のデジタルマーケティング部で中小事業会社のSEOや広告運用、マーケティング戦略の立案をする仕事をしておりました。その中で、代理店という仕事の都合上、最後の実行のフェーズまで自分が携われないことへの歯痒さであり、また自分の興味のあるプロダクトへ長期間携わりたいという考えが生まれました。
貴社のクラウドサービスは、世界でも勝負できるクオリティであるのも関わらず、一貫したマーケティング施策に苦悩している現状があることがわかりました。そこで、自分も貴社に参画し、現職で培った営業に関するいくつかの手法を用いて、戦略立案から実行までおこない、結果を出し、貴社のさらなるビジネス拡張に貢献したいと考えております。
人材業界
次に、医療機器に関する提案型営業をしていた人が、人材エージェントのキャリアコンサルタントへ転職する際の志望動機(志望理由)を例文テンプレで紹介します。
人材エージェント営業職 志望動機
前職では医療機器の営業として、医師のニーズを把握し、それに対し役立つご提案をする提案型の営業をしておりました。しかし、医療業界と接点を持つ中で、現在の医療の社会的課題は、医療従事者の不足であると認識し、自分も保有しているスキルを生かしてその課題に取り組むことを決意しました。
その中で貴社は、転職を希望する医療従事者のキャリアアップの実現を支援するコンサルタントとして情報を提供し、また人材が不足している医療機関には、求める人材を集められるようにする広報戦略のコンサルティングをおこなう事業をしており、自分もコンサルタントとして、現職のスキルを活かしながら貴社に貢献し、ひいては日本の社会的課題の解決のために行動を起こしたい思いました。
広告・メディア業界
メディアの広告営業をおこなっていた人が、総合広告代理店のアカウントプランナーに転職する際の志望動機(志望理由)の例文テンプレを紹介します。
総合広告代理店営業職 志望動機
そのやりがいを感じてから、貴社のような顧客と密接にやり取りのできる広告代理店で、より幅広い広告物に携わり、また貴社が目指す新たなメディア事業の立ち上げに自分も貢献したい思いが大きくなりました。私自身、これまでに独学ながら新しい技術の習得に励んでおり、前職で得た知見以上に貴社においても早期から経験やスキルを発揮できるものだと考えております。
ベンチャー企業の志望動機(志望理由)を考える前に将来の逆算をしよう
上記で様々な志望動機(志望理由)の例を書きましたが、中にはいまいち志望動機(志望理由)が書けない人もいると思います。
そのような人は、志望動機を書き始める前に「将来なりたい自分の姿を逆算する」ことをオススメします。
転職は、なりたい自分や将来像から逆算して、今の職場では手に入らない経験や環境があるときにおこなうべきものなのです。
とくにベンチャー企業は、リソースが揃わない中で必死に仕事に食らいつき、もがき続けなければ生存していくことができません。それをしてでもなりたい将来像があり、転職先の企業で達成したい意欲が求められます。
これらの前提を踏まえ、将来の自分のためになぜベンチャーを志望したのかを志望動機(志望理由)に書くと、志望動機(志望理由)が明確になり説得力が大きく増します。
ポイントとして、なりたい自分から逆算して志望動機(志望理由)を書くときは、以下の3ステップで考えてみてください。
志望動機を考えるプロセス
- 「10年後の自分はどのような人材になっていたいか」とその理由
- 「最初に考えた内容は今の職場で実現不可能なのか」とその理由
- 「最初に考えた内容は希望転職先で実現できるものか」とその理由
上記3ステップの中でも、とくに3の内容は重要です。
仮に1と2を完璧に書けたとしても、3の内容が希望した企業の採用担当者に「自社では転職者の希望に応えられないな」と思われてしまったら、不採用にされてしまう可能性が高くなってしまいます。
そうならないように、志望動機(志望理由)を書く前に希望するベンチャー企業について、企業の公式HPやコーポレートサイトを確認しておきましょう。
弊社エージェントのポイント
❐企業別の徹底した選考対策が可能
❐書類通過率は大手の6倍、内定率は4倍
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ベンチャー企業が求める人材像
ベンチャー企業が求める人材像は大きく分けて3つあります。すべてを網羅する必要はないですが、これらを持っているとより社風やカルチャーフィットが望めます。
成長意欲のある人
これは皆さんもお分かりだと思いますが、ベンチャー企業において、成長意欲は必要不可欠です。しかし、勘違いして欲しくないポイントは、自分自身の成長に限らずということです。
ベンチャー企業では、事業の成長が絶えず求められますし、職場の同僚や部下の成長の促進(いわゆるピープルマネジメント)も求められます。
現状維持ではなく、現状を打破してでも、自他共に成長していくぞという覚悟を持った人は、評価されます。
自分で考え行動する人
ベンチャー企業では、常に自分で考えて行動することが求められます。ボケっとしていても仕事は降ってきませんし、自ら仕事を獲得して、取り組み、成果を出すという繰り返しです。
また、大企業と比べ、十分な教育システムが整っているとは言えないため、仕事をしながら学ぶ姿勢が求められます。
変化に対して柔軟な対応ができる人
柔軟に対応するのは、どの仕事でも必要ですが、ベンチャー企業ではとくに求められます。
新規事業の責任者としてアサインされ、予期せずトラブルが発生し、対応しなければならない場面イメージしてみてください。
ベンチャーは他社が未だやったことがないことに挑戦していることが多く、そのトラブルに対応マニュアルがないのです。 自ら、解決策を考え対応しなければなりません。
また、よくあるのが人手が足りず事業の方向性を変えざるを得ない場面です。自分が今持っている資源を最適化させるために柔軟な対応が求められます。
このように多くの場面で柔軟に対応する必要性があり、マニュアルに書かれていないことに十分に対応できるのかは評価されます。
ベンチャー企業への転職にはプロの転職エージェントがおすすめ
ベンチャー企業へ転職するためには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
なぜなら、一般公募をかけているベンチャー企業の中には、転職者様がキャリアを築けないブラック企業が存在するにも関わらず、転職者様はどの企業がブラックなのか分からないことが多いからです。
すべらないキャリアエージェントは、中小エージェントならではの強みを活かして、転職者に紹介する企業の選別をおこない、ブラック企業の求人を弾いているので、実質的に優良求人しか保有していないのが特徴です。
他にも、以下のような他の転職エージェントに負けない強みがあります。
- 転職サイトに載っていない優良求人を保有
- 志望する企業向けにカスタマイズされた面接練習の実施
- 転職支援のプロによる転職者の長期的なキャリア設計のコンサルティング
本気で転職を成功させたいと考えている人は、ぜひ1度すべらないキャリアエージェントに相談ください
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