教育ベンチャーに転職するには?オススメ企業を転職エージェントが解説!

教育ベンチャーに転職するには?オススメ企業を転職エージェントが解説!

    「教育ベンチャーへの転職について興味はあるけど、どうやってやるのかがわからない」といったお悩みを、今回は解決していきます。

    就職・転職支援のプロである現役転職エージェントの立場から、おすすめ企業や、向いている人の特徴も解説していきます!

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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教育業界で起きている3つのトレンド

教育業界は、時代の変遷と強く関係します。今の社会トレンドから見える、教育業界のトレンドについて3つ紹介します。

EdTech

EdTechはEducation Techの略で、「教育」×「IT」のことを指します。インターネットが普及してもう何年も経ち、学びたい人は誰でも時間や場所に制限されず学ぶ環境ができました。

そこで、インターネットを使ったサービスを提供する企業が多数現れました。EdTechと教育ベンチャーは強い関係があるのです。

プログラミングの義務化教育

2020年から小学校でプログラミング教育が義務化されています。

プログラミング教育はIT化が進むにつれ必要になる実習的な技術力はもちろん、物事を順序立てて考える「論理的思考力」が養われるものです。

これからの社会において「コンピューターを活用する力」と「論理的に考える力」は、大人から子供まで必須の能力になります。だからこその義務教育化なのです。

それに伴いプログラミングを教える教育ベンチャーの需要は、増大しています。

英語需要の増大

英語教育の需要は昔から存在し、昨今のグローバル化の影響でさらに高まっている状況です。

英語教育も学習指導要領が大幅改定され、2020年から小学校での義務化が開始されました。また、現在ではZoomやスカイプなどネット環境の進化により、海外との交流も日常的なものとなっています。

今や誰でも身の回りをみれば、英語教育関連のサービスが多く存在する時代です。そのため今後も共通言語である英語の教育需要は、引き続き高まるとみて間違いないです。

教育ベンチャーの種類

求められる能力が多様化され、需要が拡大している教育ベンチャーですが、その種類は4種類に分けられます。

ここではその4種類を、代表サービスとともに解説していきます。

語学

語学は英語教育が主体です。

英会話やコーチングサービス、子供向けの英語教育スクールなど多くのサービスが展開されています。

またニュースアプリ「スマートニュース」は、英語チャンネルでニュースを配信するなど、英語学習専門ではないサービスを展開している企業も存在します。

代表的な企業

プログラミング

プログラミングは専門の講師をたてたスクールから月額制の学習アプリまで、その種類は多岐に渡ります。

また義務教育化したことで需要の幅が拡大し、現在では子供向けのプログラミングスクールも増えています。

代表的な企業

日常教育・受験支援

何かに特化した教育ではなく、日常学習や受験向けの教育ベンチャーも多く存在します。

予備校講師の授業をオンラインで配信するサービスや支援学校向けの教材を提供するサービス、AIを活用し個人に最適な学習箇所を導き出すサービスなどが有名です。

オンラインで最先端技術を使用しているため、従来の教育システムよりも効率良く学習ができます。

代表的な企業

教育事業者向け

こちらは法人向けとなるのでイメージはつきにくいですが、公教育や学習塾の担い手を支援するサービスをおこなっている企業のことです。

代表企業には学校ICT化をサポートする「Classi」や、受験生ひとりひとりの状況を視覚化する「受験コンパス」が挙げられます。

教育ベンチャーには「教える側」だけでなく、「教える側をサポートする」企業も存在しているのです。

代表的な企業

教育ベンチャーの主な職種

一言で教育ベンチャーと言っても、その職種は多岐に渡ります。また創業して間もない頃は人手不足でもあり、1人でいくつかの職種を兼業することも珍しくありません。

ここでは代表的な4種類の職種について説明します。

営業・コンサルタント職

営業職やコンサルタント職は、企業利益を創出する大黒柱です。そのため会社の業績向上や事業継続には、営業・コンサルタント職が欠かせません。

主な仕事は新規顧客の獲得から継続的な利用を促すことまで、いわゆるカスタマージャーニー全体の統括をします。

具体的にはクライアントが抱える課題を見つけ出し、課題を解決できるサービスを提供します。そして使用後はさらに課題を洗い出し、それを解決するために動くというサイクルを繰り返します。

経営企画・新規事業職

新規事業の立ち上げや、既存事業の内容をさらに拡大するための戦略を考える戦略家集団です。企業の方針を直接決める権限があるため、1番と言って良いほど重要な職種です。

また需要の高まりに連れて、教育業界は新規事業のフィールドが拡がり続けています。

そのため業界を冷静にみる能力が必須であり、業績の大幅な向上にも必要不可欠な職種となっています。

支援・福祉職

こちらの支援・福祉職は、他業界のベンチャーには見られない教育ベンチャー独特の職種です。

教育支援のスタッフ職であったり、福祉系の資格を活かして活動します。直接支援者と面会をおこない、サービスの提供であったり困っていることを聞き出す役割を担っています。

営業・コンサルタント職とは似て非なる職種で、まさに「真の実行部隊」です。

エンジニア職

最近の教育サービスは、オンラインやアプリなどが主流です。

そのため教育ベンチャーは想像以上にエンジニアを必要としており、今や教育ベンチャーはエンジニアがいないと始まらないと言っても過言ではないほど、エンジニア職は重要な職種です。

システムの開発、構築からPDCAをまわして問題が生じないよう管理する役割も担っており、技術面で柱となっています

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教育ベンチャーでおすすめの企業

ベンチャー企業への転職の利点は、積極的に実務をこなし、自分の市場価値を挙げられることです。ここでは教育ベンチャー企業の中で、自分の市場価値を上げるという観点でオススメの企業を2つ紹介します。

LITALICO

LITALICO(リタリコ)は「障害のない社会を作る」ことをビジョンとしており、全国の主要都市で就労移行支援事業所や、発達障害のある子どもを対象とした療育・学習支援などを運営しています。

まず大切なのはLITALICO(リタリコ)の「障害のない社会を作る」というビジョンに共感できるかです。

「困っている人を救ってあげたい」「皆が平等に過ごせる世の中にしたい」という考えが持てる人には、ぴったりの企業になります。

より詳しくLITALICOを知りたい人は以下の記事をご覧ください!

イトクロ

イトクロは2006年に設立された教育メディアサービスを中心に事業展開しているIT企業です。それだけではなく、M&Aにも積極的に取り組んでいます。

イトクロでは、メディアサービスとそれを軸にしたコンサルティングサービスも展開しているのが特徴です。

メディアサービスにおいては「塾ナビ」「家庭教師比較ネット」「医学部受験マニュアル」といった教育業界中心の領域特化型のポータルサイトを運営しています。

一方、コンサルティングサービスにおいては、メディアサービスの運営を通して培ったノウハウを活かし、教育業界を中心にクライアント企業のマーケティング活動のフルサポートをおこなっています。

より詳しくイトクロを知りたい人は以下の記事をご覧ください!

教育ベンチャーに向いている人の特徴

教育ベンチャーの種類や職種について解説してきましたが、もちろん仕事なので向き不向きはあります。そこで教育ベンチャーで働くのに向いている人の特徴を、4つ解説します。

趣味の如く仕事を楽しめる

教育ベンチャーでは、夜遅くまで働いたり、平日休日問わず出勤しなくてはならないことも多々あります。

そのため仕事を趣味のように楽しみ、自分の働きで会社の利益が上がることを心から楽しめる人は、教育ベンチャーに向いていると言えます。

主体的に考えて行動できる

教育ベンチャーの場合、業務上のルールやマニュアルなどが十分に整備されてないことも多いです。

また新規事業を積極的に始めるという特色も強いため、時には早い段階で自らが中心となってプロジェクトを進めていく場面がくるかもしれません。

ですので、すべてマニュアル通りではなく、主体的に考えて行動できる人も、教育ベンチャーに向いていると言えるでしょう。

一人二役・三役と業務がこなせる

教育ベンチャーの場合、業務内容は多岐に渡り、必要な人手が人員を上回る場合があります。

色々な業務に簡単に人員をさけないからこそ、1人で数多くの業務をこなさなければならない場面があるかもしれません。

苦しい時でも逃げずにやりきることができる

教育ベンチャーに関わらず、ベンチャー企業は新しいことに挑戦し続けるものです。そのため予期せぬトラブルや、解決の難しい課題は付き物になります。

よって教育ベンチャーはもちろんすべてのベンチャー企業に、苦しい時でも逃げずに立ち向かう意志は必要になります。

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教育ベンチャーに転職するために求められるスキル

教育ベンチャーに転職する際、必ず必要になるスキルは存在しません。

しかし、教育ベンチャーをターゲットに転職活動をする場合、転職を有利に進める上で持っておいたほうが良いスキルは大きく分けて2つあります。

どの仕事での役立つスキルでもあるポータブルスキルは幅広くあるので、すべて持っている必要はありませんが、より多く持っていたほうが転職は有利に進みます。

専門スキル

1つ目は職種の専門スキルです。

転職市場で企業が部門別で採用する理由は、その職種の経験者を欲しているためです。

人材の育成には多くの時間と労力がかかります。

教育ベンチャーには育成に人材をさけない企業も多く、そのため営業職に転職する場合は営業経験、そしてエンジニア職を志望する場合はエンジニアの経験があると、転職を有利に進めることができるでしょう。

ポータブルスキル

ポータブルスキルとは「汎用力のある力」、つまり「いつでもどこでも役立つ力」を指します。

特定の業務に紐付けずとも活躍でき、時代の流れに置いていかれることのない、ビジネスマンにとって自分の市場価値を上げるために必要なスキルです。

すべてのビジネスの基礎となるこのポータブルスキルを身につけていると、入社後の活躍が期待できます。

表にまとめてみたのでご覧ください。

対人スキル ・コミュニケーション力
・交渉、調整力
・マネジメント力
・リーダー/フォロワー シップ
・影響力
実務スキル ・目標設定力
・逆算計画力
・問題/課題発見力
・問題/課題解決力
・実行/運用力(PDCAサイクル)
基礎的スキル ・社会人としてのマナー/基礎力
・ビジネスパーソンとしてのマインド/心構え/処世術

教育ベンチャーへの転職を成功させるポイント

教育ベンチャーへの転職を成功させるポイントは、大きく分けて3つあります。

とてもシンプルで当たり前だと思うかもしれませんが、転職では「当たり前」を突き詰めることが大切です。

自己分析が深くできているか

転職活動の準備中、志望動機などに気を取られて、自己分析をおろそかにしがちではないでしょうか。

ベンチャー企業は、人柄重視の場合も多くありますし、また安定を捨ててまでもベンチャーに挑む覚悟はどこから生まれたのかについては企業サイドは気になります。

その時に自己分析を深くしており、自分をしっかりと表現できるかが、転職がうまくいくかどうかを左右します。

その企業でなければならない志望動機があるのか

自分の中で心から納得のいく志望動機でない限り、その企業に行きたいという熱意は伝えられなくなってしまいます。そしてそれはダイレクトに面接官に伝わってしまいます。

私末永はリクルート時代面接官をしていた経験上、ほぼ100%見抜けます。これは、私だけでなく、面接官を務めていた他の人ともよくそのことを話していましたので、面接官の共通認識と考えて間違いないです。

また数多あるベンチャー企業の中でなぜこの企業であるのかをはっきりさせないと、深掘りをされた時に詰まってしまいます。

自分の考えた志望動機は、本当に企業の志望動機になっているでしょうか。企業ではなく業界の志望動機になっていませんか。

すでに志望動機を考えている人でも、改めて自問自答することをおすすめします。

面接対策ができているのか

1度面接に落ちてしまうと、一定期間その企業に再度エントリーをすることはできません。つまり面接はほとんど一発勝負と言えます。

行きたいのに、本番でうまく熱意を伝えられない事例は、この業界にいると数多聞きます。正直言ってもったいないです。それを防ぐために、対策をしっかりとしましょう。

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教育ベンチャー企業への転職にはプロの転職エージェントがおすすめ

教育ベンチャー企業に転職するためには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

なぜなら、一般公募をかけているベンチャー企業の中には、転職者様がキャリアを築けないブラック企業が存在するにも関わらず、転職者様はどの企業がブラックなのか分からないことが多いからです。

すべらないキャリアエージェントは、中小エージェントならではの強みを生かして、転職者に紹介する企業の選別をおこない、ブラック企業の求人を弾いているので、実質的に優良求人しか保有していないのが特徴です。

他にも

  • 転職サイトに載っていない優良求人を保有
  • 志望する企業向けにカスタマイズされた面接練習の実施
  • 転職支援のプロによる転職者の長期的なキャリア設計のコンサルティング

のような他の転職エージェントに負けない強みがあります。

本気で転職を成功させたいと考えている人は、ぜひ1度すべらないキャリアエージェントに相談ください

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