
ベンチャー企業の残業事情|残業が多い場合の対処法も徹底解説!
こんにちは!すべらない転職の末永です。
「ベンチャー企業に転職してみたいけど、残業時間が不安」といったお悩みを、今回は解決していきます。
ベンチャー企業の残業時間
ベンチャー企業では、リソースの不足や業務フローの未整備から自分の役割を超えて仕事をしなくてはならないことがよくあるため残業時間が多くなる傾向にあります。
また、ベンチャー企業は、組織体制・制度が整っておらず、業務管理や勤務時間も自己裁量になっていることが多いです。
責任のある仕事を任せられる、という点では聞こえは良いのですが、1人が抱えるタスクがキャパシティを超えることも多くなってしまい、残業・土日出勤があることも珍しくありません。
実際にベンチャー企業は大企業と比較して、残業時間がどれだけ違うのか紹介します。
ここでは2020年11月時点のエンゲージを参考に、ベンチャー企業と大企業の残業時間を3社ずつ紹介していきます。
ちなみに、ベンチャー企業は2019年に上場した企業から、大企業は従業員ランキング上位3社からそれぞれ選出しています。
ベンチャー企業3社の残業時間
| Sansan | 残業時間:39時間 |
|---|---|
| 法人向けの名刺管理サービスを運営 2019年6月東証マザーズ上場 |
|
| freee | 残業時間:28時間 |
| 事務管理クラウドサービスを運営 2019年12月東証マザーズ上場 |
|
| メドレー | 残業時間:23時間 |
| 医療関連のインターネットサービスを運営 2019年12月東証マザーズ上場 |
上の表で紹介した上場しているベンチャー企業は内部統制の整備・管理部門を強化などの上場する条件をクリアしているため残業時間が長くならないように管理されています。
一方で、上場していないベンチャーは制度が未整備なことが多く、残業が多い傾向にあります
業界や企業の風土によっても大きく異なるので、気になる企業がある場合は、確認することをおすすめします。
また企業の成長に伴って、残業時間が増減することもあり得ます。事業を拡大すれば、その分社内は忙しくなり残業時間も変動するでしょう。
また情報収集の際、エンゲージなどの口コミサイトだけでは情報の分母が少なく、企業によっては正確性に欠ける場合があるので注意しましょう。
口コミサイトだけでなく、転職エージェントから企業情報を得るのも有効です。ベンチャー企業の求人を扱う総合型エージェントなら、残業時間など定量データだけでは見えない社風・成長フェーズの情報も得られます。
大企業3社の残業時間
| トヨタ自動車 | 残業時間:28時間(月間) |
|---|---|
| 自動車メーカー | |
| パナソニック | 残業時間:29時間(月間) |
| 電機メーカー | |
| JR東日本 | 残業時間:17時間(月間) |
| 鉄道事業社 |
ベンチャー企業と比べても、残業時間に大きな差がないことがわかります。ただ大企業では基本的に分業が進んでいます。
ひとりひとりが自分の仕事をおこない、それを統括することで会社を運営しているので、仕事内容が決まっていることも多いです。
また歴史が長く安定しているため、残業時間の変動が小さいことは大きな特徴と言えます。
ただ大企業であっても業界・職種によって残業時間は大きく異なるので、大手企業へ転職を考えている場合も企業研究・業界研究を欠かさないようにしましょう。
ベンチャー企業の残業時間を知る方法
ここではベンチャー企業の残業時間を知る方法を、2つ紹介します。手軽に使えるサービスが良いのか、よりリアルタイムなサービスがいいのか、用途に合わせて使い分けてみてください。
1.口コミサイトを参考にする
企業の社員口コミが見られるWebサイトとして、転職会議やエンゲージなどがあります。
数多くの企業の給与情報やワークライフバランス、そして残業時間などについて、在籍中の社員または在籍経験のある社員が口コミを載せています。
また求人情報も掲載しているので、大まかな企業研究から求人のチェックまでをすべておこなうことが可能です。
もちろん、企業によって口コミの多さにもばらつきがありますが、口コミが多いほどより信頼できる情報であると考えられます。
しかし上記したように、とくにベンチャー企業の場合は残業時間が変動することも少なくありません。そのため、古い情報はあまり参考にならない場合があるので、注意して使用しましょう。
また、ベンチャー企業によってはそもそも口コミがない場合もあるので注意が必要です。
2.転職エージェントに相談する
ベンチャー企業の残業の実態を知りたいなら、転職エージェントに聞くのが早いです。エージェントは求人を預かる過程で企業側と直接やり取りしているので、口コミサイトに書き込まれるより前の、今の状況を持っています。
ただ、ベンチャーの場合は「この会社の残業は何時間か」を聞くだけでは足りません。人数が少ないぶん、事業フェーズや配属されるチーム、直属の上司が誰かで働き方が変わります。資金調達の直後とその半年後で、同じ会社の中でも別物になっていることもあります。

面接で「残業はどれくらいですか」と聞ける人は多いのですが、「そのチームは今何人で回していて、繁忙期はいつか」まで踏み込める人はほとんどいません。
選考中に聞きにくい内容ですし、どこまで聞けば実態が分かるのかも、外からは判断がつかないからです。
すべらないキャリアエージェント では、その部分を企業に確認したうえでお伝えするので、実際の働き方が分かった状態で応募するかどうかを決められます。
ベンチャー企業で残業が多いときの対処法3つ
いくら企業のことを調べても、やはり入社してみたら思っていた働き方とは違ったなんてこともあるものです。
また入社当初は許容範囲内の残業時間だったのに、状況が変わり残業が多くなってしまったということもあり得るでしょう。
確かに残業を完全なゼロにするのは厳しいですが、それでも残業時間が明らかに多すぎる場合は、何かしらの対処が必要です。
ここではベンチャー企業で残業が多いときの対処法を、3つ紹介します。
とくに残業代の未払いが発生している場合などは、早急に対応するようにしましょう。
1.上司や同僚に相談する
ベンチャー企業で残業が多いときにまず試してもらいたいのが、上司への相談です。
そもそも労働基準法では、所定労働時間はフルタイムで「1日8時間、週40時間」と定められています。
それを大幅に超えている時点で、会社側の裁量ミスです。社員数の増員や仕事の進め方の変更で改善する可能性があるので、会社側に変えてもらえるよう、上司に相談してみましょう。
また1人では難しいようであれば、同僚への相談も効果的です。
法律では月に働かせていい時間から月の残業時間の上限まで、事細かく決められています。法律を根拠に同僚と話し合いながら、上司に人員を強化する提案をするといいかもしれません。
2.未払いの残業代を請求する
企業は就業時間外の残業代を支払う義務があります。
昨今残業代の未払いで問題になるケースがありますが、時間外労働の労働費を払わないのは立派な違法行為です。
そのため、残業代の未払いがある場合、社員は会社に残業代を請求することができます。
残業代の算出方法は下記の通りです。
- 基礎賃金(1時間あたり)=月給÷所定労働時間(1ヶ月)
- 残業時間=残業時間×基礎賃金(1時間あたり)×割増率
フルタイムで働いている場合に限りますが、残業の場合は所定労働時間と違い、割増率があります。
そのため、サービス残業を多くしている人は、どれだけの損失を受けているかを改めて認識し、残業代の請求を考えるようにしましょう。
3.転職する
そうは言っても残業の多さはそう簡単に解決できる問題ではありません。その場合は思い切って転職してしまうのも1つの方法です。
とくにベンチャー企業で働いていた人は、自ら新規事業を立ち上げた経験や、特定のスキルを持っている人も多いです。
そういったスキルや経験は転職時に大きく役立ちます。
また勤続期間が短く特定のスキルがない人でも、「別業界の同職種」や「同業界の別職種」では経験が買われ、比較的転職しやすいです。
残業が多く悩んでいるという人は、1度転職も視野に入れてみるのをおすすめします。
あなたにあったベンチャー企業に転職する方法
ベンチャーと一括りにされますが、数人で回しているシード期の会社と、上場を控えた数百人規模の会社では、働き方も求められる動き方もまったく別物です。「ベンチャーに行きたい」だけでは、実はまだ行き先を絞れていません。
そして自分がどのフェーズの、どういう決まり方をする組織なら力を出せるのかは、今の会社しか経験していない段階では判断をつけることは難しいです。

ベンチャーに移った方に転職後の話を聞くと、合わなかった理由は会社の規模ではなく、自分で決められる範囲が想定と違った、というケースが目立ちます。
一方で、同じ会社で伸びていく方もいます。分かれ目は、何が整っていない状態なら自分は動けるか、という点で、これは希望条件を書き出しても出てきません。
すべらないキャリアエージェントでは、これまでの仕事でどこに手応えがあり、どこで止まったのかを一緒に遡ったうえで、あなたが力を出せるフェーズの会社に絞ってご紹介します。
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