技術営業への転職は未経験でも可能？現役転職エージェントが徹底解説！

未経験から技術営業に転職するのは可能

未経験からでも、技術営業職に転職することはできます。

例えばエンジニアから技術営業職に転職する場合、技術の専門的な知識があり、また様々な開発に携わってきた経験もあるため、業界や製品を深く理解した上で適切な提案ができます。

転職にあたっては、営業力があるかどうか、素質があるかどうかが鍵になります。

一方、エンジニアの経験がなく他の営業職から技術営業職に転職する場合、転職することは可能ではあるものの、専門知識の面でハンデを背負うことになります。

場合によりますが、営業経験やエンジニア経験のない場合でも、企業によっては「ポテンシャル採用」という形で採用があります。

これは前職における何かしらの数値的な実績、学習意欲があれば、今後の成長を見込んで採用してもらえるというものです。

つまり、未経験から技術営業職へ転職する場合でも、採用してくれる企業も多く、比較的チャンスが多いです。

弊社すべらないキャリアエージェントにお問い合わせいただければ、あなたのキャリアプランを踏まえながら最適な求人先をご紹介いたします。

技術営業の仕事内容

技術営業職の主な仕事内容は、基本的には他の業界の営業職と大差ありません。ヒアリングから顧客の本質的なニーズや課題をとらえ、それを自社の商品やサービスで満たし、解決へ導くのが仕事です。

加えて、技術営業職の場合は顧客からの技術面への質問や相談に応えることや、他社と比べた優位性を技術の面から解説すること、時には顧客の技術面でのニーズに合わせて製品のカスタマイズをおこなうことをします。

専門的な知識があるからこその対応をおこない、信頼を得ていくことが必要と言えます。

また、顧客からの要望などを吸い上げ、社内の適切な部署へ技術的なフィードバックをおこなう仕事もあります。

技術営業への転職で求められる経験・スキル

続いて、技術営業職に転職するにあたって必要とされる経験、スキルを見ていきましょう。

製品に関する専門知識

まずはやはり、製品や技術に対しての専門知識をもち、理解力があることが求められます。

顧客に適切な提案をするためには欠かせない要件です。

システムエンジニアや、機械の設計など製造系の現場での実務経験を有していると、技術営業職への転職の近道になります。

ニーズを理解した提案スキル

提案スキルや、どの業界の営業職であっても必要とされる重要なスキルです。

顧客の悩みや課題をヒアリングし、本質的なニーズを探り、必要十分なソリューションを提案していくことが求められます。

技術営業職の場合は、このヒアリングや課題の把握においても専門知識が欠かせないため、事前準備も大切です。

提案スキルに関連したところでは、顧客と信頼関係を築くコミュニケーション力や、製品の魅力や優位性を的確に伝えるプレゼンテーション力なども身に付けておくと心強いです。

技術営業に転職するメリット・やりがい

ここでは、技術営業職に転職するメリットとやりがいを2つご紹介します。

顧客に感謝される

技術営業職の仕事は、ただ自社製品を提案して販売、成約につなげることだけではなく、顧客の技術的な悩みや課題の相談に乗り、共に解決をしていくパートナーとしての役割も含まれます。

提案した製品やサービスで業務改善などができたり、購入後のサポートをしたりと、顧客から感謝されることが多い職種です。

提案型の営業がうまくできていると、顧客との間に信頼関係が構築ができ、次の営業にも活かすことができるため、よい連鎖が生まれていきます。

最新の技術に触れられる

常に最新の技術に触れ、専門知識をアップデートし続けられるのも、技術営業職に転職することの魅力です。

興味がある領域であれば、飽きずに知識を蓄えることができますよね。

製品の提案や改善にあたり、顧客だけでなくエンジニアなどからヒアリングをすることもあるため、最新の情報が入ってきやすくなります。

また、顧客の事業課題についても知ることができるため、業界全体を通した技術関連の動向や流行、共通の課題などを常に取り入れられるポジションであると言えます。

技術営業へ転職するコツ3つ

技術的な部分の専門知識を活かし、顧客のサポートがおこなえるのが技術営業職です。転職を成功させるためのコツを3つご紹介します。

営業スキルを具体的にアピールする

まずは、営業スキルをしっかりとアピールすることです。

ただ専門知識や経験を持っているだけでなく、営業でも結果を出せるということがわかれば、技術営業として即戦力になると判断してもらえる可能性が高まります。

定性的な経験値のほかに、数値的な実績があればより説得力が増すため、面接を受ける前にこれまでの営業経験や実績を丁寧に整理しておくようにしましょう。

転職理由・志望動機を明確にする

どの職種に転職するにあたっても欠かせないのが、転職の理由や志望動機を明確にすることです。

中でも技術営業職は、どうしてエンジニアではないのか、他の業界や商材を扱う営業職ではいけないのかを整理し、「技術営業でなければいけない理由」に説得力を持たせていきましょう。

そのほか、志望する企業やその企業が扱っている商材を選ぶ理由も自分の言葉で話せるようになっておくと、面接でも志望度が伝わりやすくなります。

転職エージェントを利用する

転職エージェントを利用すると、ただ求人を紹介してつないでもらうだけでなく、自身の今後のキャリアについて相談することもできます。

また技術営業職と一口に言っても企業は様々ですから、自分にあった企業がどこなのか知りたい、という人には転職エージェントを頼ってみるのがおすすめです。

技術営業の平均年収は467万円

2021年1月12日時点でマイナビエージェントが発表している「職種別平均年収ランキング」の情報によると、技術営業職の平均年収は467万円です。

年代別に見てみると、以下の通りです。

営業職の中で市場価値の高く、年収が比較的高いと言われる法人営業職の平均年収が447万円を超えていることからもわかるように、業界の中では技術営業職の年収は高めです。

また、20代と30代の平均値を比べてもわかるように、キャリアを積み重ねていくうちに年収の差が大きくなっていく職種であると言えます。

技術営業への転職にはプロの転職エージェントがおすすめ

技術営業に転職するためには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

なぜなら、一般公募をかけている企業の中には、転職者がキャリアを築けないブラック企業が存在するにも関わらず、転職者はどの企業がブラックなのか分からないことが多いからです。

すべらないキャリアエージェントは、中小エージェントならではの強みを活かして、転職者に紹介する企業の選別をおこない、ブラック企業の求人を弾いているので、実質的に優良求人しか保有していないのが特徴です。

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