フィールドセールスのキャリアパスを紹介!転職方法もあわせて解説!
SaaS営業職の1種であるフィールドセールスの豊富なキャリアパスを紹介します。
あわせて業務内容や身につくスキルも解説するので、フィールドセールスに興味のある人は参考にしてください。
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フィールドセールスのキャリアパス
SaaSの営業職の中の1つであるフィールドセールスには様々なキャリアパスがあります。
ここでは、フィールドセールスのキャリアパスの例を6つ紹介します。
フィールドセールスに興味のある人はぜひ参考にしてください。
マーケター
フィールドセールスで得た顧客のインサイトを読み取る力や業界・市場の知識を活かして、マーケターにジョブチェンジする人もいます。
例えば、フィールドセールスの業務においてKPIを設定し、数値改善に努めるなどの経験を積むとマーケターにジョブチェンジしやすくなります。
将来的にマーケターにジョブチェンジしたい人は、日々の営業活動の成果を数値化し、分析し、改善する力をつけるように意識しましょう。
営業コンサルタント
フィールドセールスで培ったヒアリング力や課題解決の提案力を活かし、営業コンサルタントへキャリアアップする道があります。
営業コンサルタントは営業の専門家であり、成約率の向上や売上を最大化するための営業戦略を立案します。
例えば、SaaS企業においてフィールドセールスとインサイドセールスの連携に問題があるとすれば、その連携強化の仕組みを整えたりします。
営業実績を積み、提案からクロージングまでの精度を高めることで、営業コンサルタントへのキャリアアップが可能になります。
事業開発
フィールドセールスで身につけた市場分析力や顧客開拓の経験は、事業開発でも強みになります。
新規事業の立ち上げには、市場分析力や顧客開拓、案件獲得のスキル、戦略的な提案力などが必須です。
また、パートナー企業との提携を進めるには、コミュニケーション力も必要でしょう。
事業開発は、総合的な営業力が必要なので、フィールドセールスでの経験が活かせるのです。
プロダクトマネージャー
フィールドセールスで培った顧客理解や市場分析力は、プロダクトマネージャーとしての意思決定につながります。
たとえば、営業時に「この機能があれば契約に直結する」と感じた経験は、ユーザー視点でのプロダクト改善につながります。
また、価値提案のスキルは、プロダクトの強みになり、社内外の関係者を説得する場面で活かせます
売れるプロダクトを生み出すために、営業経験を通じて得た実践的な知見が大いに役立つでしょう。
ベンチャーキャピタリスト
ベンチャーキャピタリストとは、ベンチャーキャピタル会社の投資担当者のことです。
未上場のベンチャー企業への出資を決定し、合意に至れば支援をおこない、企業の成長を通じて大きなリターンを得ます。
投資先のビジネスモデルや市場を評価するための分析力や調査力、投資に合意するまでの営業力、投資後の問題解決能力は、フィールドセールスのスキルに通じるものがあります。
起業
起業するには、アイディアや熱意だけではできません。
マーケティング力、販路拡大力、問題解決力、コミュニケーション力が必要で、フィールドセールスで磨いた営業力が使えます。
また、起業に必要な資金調達もプレゼンテーション力があれば、不可能ではありません。
さらに数値管理能力などがあれば、フィールドセールスで身につけた営業力は起業にも結びつきます。
フィールドセールス経験者は市場価値が高い
フィールドセールスの経験者は市場価値が高いです。
顧客と対面でコミュニケーションをとり、売り上げに結びつけるスキルはどの会社でも必要とされる可能性が高いからです。
急速に成長しているSaaS業界では、フィールドセールスの需要が高いのが現状です。
特にマーケティング力を持ったフィールドセールス経験者が注目されています。
「1人で転職活動するのは不安」「SaaS業界に転職してみたい」などどんな理由でも構いません。
ぜひご相談ください。
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フィールドセールスの業務内容
ここでは、フィールドセールスの業務内容について解説します。
多くのSaaS企業では、営業のプロセスを「インサイドセールス」「フィールドセールス」「カスタマーサクセス」の3つに分業しておこなっています。
SaaS企業ではその分業が特徴的ですので、流れに沿って3つのプロセスの業務内容を以下にまとめました。
参考にしてみてください。
業務プロセス | 業務内容 |
---|---|
インサイド セールス |
・マーケティングによりピックアップされた見込み客に対して電話やSNSを通じて非対面でアプローチする
・見込み客のかかえる「効率化したい問題」をヒアリングする ・サブスクリプションで顧客の問題を解決できることを説明する ・顧客の購買意欲を高め、対面でのアポイントを取ってフィールドセールスにつなぐ |
フィールド セールス |
・対面で顧客のかかえる問題をヒアリングし、問題の本質を分析する
・自社サービスで問題を解決できることを提案する ・競合他社の条件等を調査し、顧客の社内で展開するための戦略を考えて実行する ・担当者の理解と共感を得た上で決定権のある上層部にプレゼンをおこなう ・最終的な合意後、契約締結する |
カスタマー サクセス |
・フィールドセールスが契約した顧客に対して、導入支援をする
・自社サービスを定着させ、継続的に利用してもらうためにアップデート等の情報を提供する ・顧客の利用状況を確認しながら、上位モデルを提案したり、利用中のサービスに別のサービスを追加して勧め、顧客満足度を高めながら顧客単価を向上させていく ・自社サービスを活用しながら、顧客の利益を伸ばすようにコンサルティングをする |
フィールドセールスは「一般企業の営業」と業務内容が類似しておりますが、SaaS企業では、契約締結するまでの業務となるのが通常です。
フィールドセールスで身につくスキル
フィールドセールスとして働くことで様々なスキルが身につくため、キャリアの幅を広げることができます。ここでは、フィールドセールスで働くことで身につくスキル3つを紹介します。
対面交渉スキル
フィールドセールスは対面交渉スキルが身につきます。
日々、顧客と対面する中で、相手の求めていることを整理したり、相手の状況や本質を理解する力がついていくのです。
この対面交渉スキルは、全ての売買に関する根幹であり、鉛筆から不動産まで営業して売ることができるスキルです。
また、社内営業という言葉があるように、対面交渉スキルがあれば、社内外の人を巻き込んで大きなプロジェクトを進めることも可能になるでしょう
課題解決力
フィールドセールスは課題解決力が身につきます。
課題解決力とは、生産性を上げ、効率的に仕事を進めるために何が課題になっているかを探し、どのような方法で解決できるかを考えて実行する力です。
まさにフィールドセールスは、顧客の課題解決のために、自社サービスの利用を提案してお互いのメリットとなる契約を結ぶ仕事です。
課題解決力は、ネクストキャリアとしてコンサルタントやベンチャーキャピタリスト、起業も考えられる重要な力です。
データ活用力
フィールドセールスはデータ活用力が身につきます。
現代では、あらゆる情報がデータ化され、ビジネス戦略に活用されています。
例えば、事前に競合他社の価格設定、機能、導入事例などのデータを収集し、自社の優位性をアピールすることもできます。
「他社にはないこのようなサービスがあります。」と具体的に示せれば、商談の成功率が向上することは言うまでもありません。
営業コンサルタントやビジネス開発にも必須のスキルであるため、データ活用力が身につくと自身の市場価値が上がります。
フィールドセールスに向いている人の特徴
この記事を読んでいる人はフィールドセールスに興味のある人が多いと思います。
一方で「フィールドセールスに自分が向いているか分からない」と心配な人も多いでしょう。
そこで、フィールドセールスに向いている人の3つの特徴を紹介します。
人に貢献するのが好きな人
人に貢献したり、応援したり、チームワークが好きな人は、フィールドセールスに向いています。
顧客企業の利益のために施策を考え、提案する仕事がフィールドセールスだからです。
顧客に自社サービスの利用を促し、顧客の利益を伸ばすことが自社の利益につながるため、ともに成長することができます。
「人に貢献することにやりがいを感じる人」にフィールドセールスは向いています。
人の話を聞くことが好きな人
人の話を聞くことが好きで、質問することでさらに相手を探ることができる人は、フィールドセールスに向いています。
例えば「新サービス導入に理解が得られない」という話が出た場合、そこで終わらせず「他部署が反対するのか」「上層部の理解を得られないのか」「競合他社からもっといい提案があるのか」などを質問しましょう。
すると、答えによって契約までのセールス方法を変更し、顧客満足度を高めることができます。
「人の話を聞くことが好きな人は契約成功率が高い」と言えるのでフィールドセールスに向いています。
数字を扱うのが好きな人
数字を扱うのが好きで、データ活用が得意な人は、フィールドセールスで活躍できるでしょう。
一例としては、顧客データのWebサイトの訪問履歴、ホワイトペーパーのダウンロード履歴、メール開封率などから、どの製品に興味があるのかを把握できるので、パーソナライズされた提案をおこなうことができます。
感覚ではなく、数字に基づいた営業を実践することで、フィールドセールスとしての成果をより高めることができます。
フィールドセールスからのキャリアアップのためにすべきこと
フィールドセールスとして働いている人はスキルを身につけやすいと前述しましたが、スキルを身につけやすい=必ず転職に成功するというわけではありません。
ここでは、フィールドセールスからキャリアアップするためにできることを2つ紹介します。
自己投資する
企業は単にフィールドセールスで働いていた人が欲しいのではなく、「フィールドセールスでのスキルを身につけた有能な人材」を探しています。
例えば、データ分析スキルの習得、デジタルマーケティングの知識習得、コンサルティングスキルの習得のためにオンラインコースやコミュニティに入り、自己投資することは非常にプラスになり、有効でしょう。
フィールドセールスとして働きながら学習を継続することは、キャリアアップに欠かせません。
自己分析を徹底する
スキルアップをしただけでは転職は成功しません。
なぜなら、スキルがあってもそれを言語化できなければ、希望企業の面接で自己PRできないからです。
そのために必要なのは自己分析を徹底しておこなうことです。
自分の考え方や強み、スキル、過去の実績を整理して、企業の求める人材であることをアピールできれば、面接官も納得します。
自己分析を徹底的におこなえば何を尋ねられても慌てることもなく、筋の通った受け答えができるので、希望の転職先からの内定が近づきます。
フィールドセールスに転職するには
すべらないキャリアエージェントには、SaaS企業への転職支援実績が豊富なアドバイザーが多数在籍しており、その蓄積されたノウハウを余すことなくお伝えすることができます。
また、SaaS企業の面接対策や履歴書の添削も無料でおこなっており、1人で転職活動をするよりもSaaSに転職する可能性を格段に高めることができます。
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