SaaSエンジニアへの転職は難しい?求められるスキルや求人情報も紹介!
SaaSのエンジニア職への転職難易度について、現役の転職エージェントが解説します。
あわせて、SaaSのエンジニアに求められるスキルや求人情報なども紹介しています。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
SaaSエンジニアの転職難易度
SaaS企業のエンジニアに転職するのは難しいです。
なぜなら、基本的にSaaSのエンジニア採用では経験者を募集しているからです。
そのため、SaaSのエンジニア未経験の人、あるいはエンジニアとしてのレベルが高くない人にとっては難しいものになってしまいます。
SaaSエンジニアへの転職はおすすめ
SaaS企業のエンジニアに転職するのは難しいとお伝えしましたが、SaaS企業のエンジニアに転職するのはお勧めです。
それは以下のような理由があるからです。
- 市場が成長しているため、様々な経験ができる
- 最新技術に触れられる
- キャリアパスが多様になる
SaaS企業のエンジニアに転職すると、市場の成長に伴い多くの開発経験を積むことができます。
また、最新の技術やトレンドをキャッチアップしながら業務に取り組めるため、スキルアップにつながります。
さらに、SaaS業界は職種や役割の幅が広く、エンジニアとしてのキャリアパスも豊富にあるため、将来的にCTO(最高技術責任者)やプロダクトマネージャー(製品責任者)などのポジションを目指すことも可能です。
SaaSエンジニアの職種
SaaS企業のエンジニアには、大きく次の2職種があります。転職を考えている人はぜひ参考にしてください。
フロントエンドエンジニア
SaaS企業のフロントエンドエンジニアは、クラウドベースのWebサイトやアプリケーションのユーザーが直接目にし操作する画面やデザインの開発を担当します。
例えば、キーをクリックしたときの動きや画面のレイアウトが見やすくなるように調整するのが主な仕事です。
他にもプログラミング言語を使って、見た目だけでなくスムーズに動作する仕組みも作ります。
デザイナーや他のエンジニアと連携しながら、より使いやすいサービスに改善していくことが求められます。
バックエンドエンジニア
SaaS企業のバックエンドエンジニアは、アプリやサービスが正しく動くための「裏側」の仕組みを作る仕事です。
ユーザーの情報を保存したり、データを計算して結果を表示したりするシステムの開発や運用をおこないます。
また、多くの人が同時に使っても問題なく動作するように調整するのも重要な役割です。
さらに、データの管理やセキュリティ対策をおこない、安全で安定したサービスを提供することが求められます。
ユーザーには見えない部分での、ウェブサイトのベースとなる基盤を支える役割を担っています。
SaaS企業への転職を考えている人は、弊社のすべらないキャリアエージェントをご利用ください。
弊社のすべらないキャリアエージェント は無形商材を扱う企業への転職に強みをもっており、SaaS企業への転職支援実績も豊富です。
「一人で転職活動するのは不安」「SaaS業界に転職してみたい」などどんな理由でも構いません。ぜひご相談ください。
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SaaSエンジニアに求められるスキル
SaaS企業のエンジニアは、仕事の幅が広いので求められるスキルも多いです。
ここでは、SaaSエンジニアに特に求められるソフト面でのスキルを紹介します。
転職を考えている人は、ここで紹介されるスキルを自己PRに使ってみるのもおすすめです。
コミュニケーション能力
エンジニアの仕事を円滑におこなうために求められるのは、メンバ1人ひとりのコミュニケーション能力です。
例えば、開発チーム内で意見を共有しながら仕様を決めたり、デザイナーや営業担当と連携してユーザーのニーズに合ったサービスを作るケースがあります。
また、システムの問題を解決する際も、チームメンバーと素早く情報を共有することで、よりスムーズに対応できます。
プロジェクトの進行を円滑にし、顧客に対してより良いサービスの提供につなげるためにもコミュニケーション能力は重要です。
問題解決力
問題解決力もSaaSエンジニアに求められる重要なスキルです。
システムの構築・運用において、トラブルは必ず発生します。
例えば、サービスが急に動かなくなったり、データが正しく表示されないといった問題が起こることがあります。
こうした状況で求められるのは、冷静に原因を特定し、素早く対処できる問題解決力です。
また、ユーザーの使いやすさを向上させるために、技術的な課題を解決することも重要な役割の一つです。
適応力
SaaS企業のエンジニアは、進化し続ける社会や技術に常に適応することが求められます。
新しいプログラミング言語やツールが次々に登場し、数年前の技術では対応できない場面も増えてきています。
そのため、新しい技術を学びながら、柔軟に業務へ取り入れることが重要です。
また、事業の方向性が変わったときにも、素早く対応できる適応力があれば、会社にとっても欠かせない存在となります。
適応力のある変化に強いエンジニアは、長く活躍し続けることができます。
SaaSエンジニアの年収・働き方
SaaS企業のエンジニアに転職を考えている人は、「エンジニアの年収は高そうだけど実際どうだろう?」「エンジニアは忙しそうだけどSaaS企業でも忙しいのだろうか?」など疑問のある人もいると思います。
ここでは、年収・働き方の2つを紹介します。
SaaSエンジニアの年収
SaaS企業のエンジニアの年収は500~700万ほどです。
SaaS企業の基盤となるサービスを作る仕事なので、どの企業も給与は高く設定して優秀な人材を集めています。
dodaが発表する日本の平均年収が426万円ということを考えると、平均以上の給与を得られるようです。
SaaS企業の中でもGoogleなどの超有名企業のエンジニアだと1000万円を超えることもあるようです。
SaaSエンジニアの働き方
SaaS企業のエンジニアの働き方は企業により異なりますが、多くの企業では忙しいということを認識しておいたほうが良いです。
もちろん、毎日残業3時間などはないですが、繫忙期の残業は避けることができません。
そのため、転職する前に自分がそのような環境で働くことができるのか、考えておく必要があります。
しかしながら、SaaS企業にはリモートワークを導入している企業が多く、エンジニアも例外ではありません。
残業が多くても、リモートワークだと負担が減るので、その点はSaaS企業の働き方のメリットですよ。
SaaSのエンジニアの求人
ここでは、イメージが湧きやすいようにSaaS企業のエンジニアの求人情報を2つ紹介します。
実際に「このようなことが求められるのか」「このような業務内容なんだ」とわかることもあるので、ぜひ目を通してください。
SanSan
SanSanのWebアプリ開発エンジニアの募集要項を紹介します。
SanSanは、働き方を変えるDXサービス(クラウド名刺管理サービス等)の企画・開発・販売を手がけています。
名刺や企業情報、営業履歴を一元管理して全社で共有することで、売上の拡大とコスト削減を同時に実現する営業DXを提供しているSaaS企業です。
法人向け名刺管理サービスで市場シェアNo.1で、全国で1万社の企業が利用しています。
募集要項 | |
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職種 | Webアプリ開発エンジニア |
仕事内容 | 法人向け営業DXサービス「Sansan」の開発を担当し、開発プロジェクトの要件定義、設計、開発、テスト、運用保守まで一貫して携わります。 また、プロジェクトマネジメントをお任せする場合もあります。 |
必須スキル | ・Webアプリケーション開発・運用経験(3年以上) |
歓迎スキル | ・NET/AWSを用いたシステム開発経験 ・開発プロジェクトにおけるシステム企画・要件定義・設計などの経験 ・要件定義、設計、開発、テスト、運用保守まで一貫して携わった経験 ・提案活動や案件の受注に関わった経験 ・アーキテクチャー、フレームワーク、データベース、ミドルウェア、いずれかの深い技術理解と幅広い技術知識 ・大規模、高トラフィックなWebサービスの開発、運用経験 |
勤務地 | 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F 大阪府大阪市北区堂島浜1-4-19 マニュライフプレイス堂島 3F 福岡県福岡市博多区中洲3-7-24 WeWorkゲイツ福岡 11F |
勤務時間 | フレックスタイム制 ・コアタイム 10:00-16:00(但し、全社会議日(月2回)は9:30-15:30とする。) ・1日当たりの標準労働時間8h ・時間外労働:あり(全社平均20時間/月) |
給与 | 年収742万円~1134万円 経験、能力等に応じて個別に決定します。 年収742万円の場合 月額53.0万(基本給42.9万+時間外手当10.1万) 年収1134万円の場合 月額81.0万(基本給65.6万+時間外手当15.4万) ※時間外労働の有無に関わらず月30時間相当分の時間外手当を支給します。 ※30時間を超える時間外労働分についての割増賃金は追加で支給します。 ※試用期間(6ヵ月)中の条件変更はありません。 昇給:年1回(6月) 賞与:年2回(1月/7月) |
2025年1月時点
SmartHR
次に紹介するのは、SmartHRのウェブアプリケーションエンジニアの募集要項です。
SmartHRは「well-working 労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会を作る。」をミッションに、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」を開発・提供しています。
今後の方針として「マルチプロダクト戦略」を掲げ、労務管理領域・タレントマネジメント領域を中心にプロダクトを拡大・成長させ続けます。
募集要項 | |
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職種 | ウェブアプリケーションエンジニア(オープンポジション バックエンド) |
仕事内容 | 配属先によって職務内容の詳細は異なりますが、基本的には新機能開発や既存機能の改修を中心として、企画・設計・開発・運用の一連のSaaSプロダクト開発に必要な全てのフェーズに携わっていただきます。 |
必須スキル | ・SmartHRのミッションとバリューに共感できる人 ・フレームワークを使用したウェブアプリケーション開発の実務経験(フレームワークの種類は問いません) ・単体テストを用いた継続的な開発の経験 ・RDBを用いた開発の経験 |
歓迎スキル | ・Ruby on Railsを使用したウェブアプリケーション開発経験 ・GitHubを用いた複数人での開発経験 ・アジャイルな開発の経験 ・React / Vue / Angularを用いたSPA開発経験(個人開発含む) ・GCP / AWSによるインフラの運用・構築経験 ・OSSの公開やコントリビュート経験 |
勤務地 | フルリモート(ただし国内在住)もOK |
勤務時間 | フレックスタイム制 (コアタイムなし) |
給与 | 当社規定に応じて、スキルによって個別に等級と金額を決定します。 想定年収例 546万円〜 昇給・成果給(インセンティブ)年2回 |
2025年1月時点
ウェブアプリケーションエンジニア(オープンポジション フロントエンド)[SmartHR]採用情報
未経験からSaaSのエンジニアになるには
エンジニア未経験の人がSanSan企業のエンジニアになるのは、先にお伝えしているようにかなり難しいです。
しかし、なれる可能性は0%というわけではなく、段階を踏んでステップアップしていけば、最終的に辿り着けるポジションです。
そのため、SaaS企業のエンジニアになるには、今の自分に何が足りないのか、どうするべきなのかを逆算して考え、キャリアアップする必要があります。
「一人でそんなことできないよ」という人は転職エージェントを利用してみてください。
プロの目線からSaaS企業のエンジニアになるにはどうすればよいかがわかりますよ。
- 志望企業向けにカスタマイズされた面接練習・履歴書添削
- 転職サイトに載ってない優良求人をご紹介
- 転職者の長期的なキャリア設計のコンサルティング
どんな悩みでも構いませんので、未経験からSaaS企業のエンジニアを目指したいという人は、ご相談ください。
SaaS業界のエンジニアへの転職なら
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すべらないキャリアエージェント
SaaS業界の情報を熟知したキャリアアドバイザーが多数在籍!
SaaS企業のエンジニアに転職するなら
IT業界への転職を考えているのなら、すべらないキャリアエージェント を利用するのがおすすめです。
すべらないキャリアエージェント は、企業に対してもじっくり切り込んで、求める人物像をしっかりと把握しています。
そのため、内定獲得率は大手転職エージェントの4倍です。
さらに、入社半年後の離職率はたった1.5%となっており、転職者様にとってもマッチした求人が紹介をさせていただいております。
非公開求人も多数保有していますので、気になる人は是非一度ご相談ください。
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しかし、そのような人も段階を踏んでいけば必ずSaaS企業のエンジニアにたどり着くことができます。