営業職の平均年収を紹介!業界別・年代別に転職エージェントが解説!
営業職の平均年収を現役の転職エージェントが業界別・年代別に解説します。
あわせて、営業職で働くメリットや激務という噂、転職を成功させるための方法を解説します。
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営業職の平均年収は469万円
dodaによると、営業職の平均年収は469万円です。(2024年12月時点)
全体の平均年収は426万円でしたので、営業職の平均年収は全体平均より43万円高い数字となっています。
よく「営業の年収は高い」と言われますよね。以下の2024年のランキングを見てください。
- 第1位・専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法)
- 第2位・企画/管理系
- 第3位・金融系専門職
- 第4位・営業系
- 第5位・技術系(電気/電子/機械)
営業職の平均年収は「11職種中4位」で「営業の年収は高い」の言葉どおり、高い水準であることが分かります。
営業職の平均年収が高い理由
営業の平均年収が高い主な理由は、以下の2つです。
- インセンティブがあるから
- 顧客と接点を持つ重要な役割を担当するから
営業の年収が高い第一の理由は、「目標が達成されるとインセンティブ(成功報酬)がブラスされるから」という点があげられます。
1件の契約ごとに固定給やポーナスに加算される場合や、一定の目標を達成したら加算される場合があります。
第二の理由は、「営業の結果が直接企業の売上に結び付き、企業の発展に繋がる重要な役割を果たしているから」という点です。
常に目標が達成でき、実績が残せるトップセールスは、情報収集力やコミュニケーション能力の高い重要な人材なので報酬は伸びていくのです。
業界別営業職の平均年収
営業職の平均年収は高いということがわかりましたが、業界ごとに差があるのが実情です。
ここでは、営業職の年収が高い業界を4つ紹介します。
出典:doda平均年収ランキング
医療業界
医療業界の営業職の平均年収は、550~760万円ほどです。
医療業界の営業職、特にMRは、専門性の高い医薬品知識が求められるため、他業界に比べて高いスキルが必要とされます。
さらに、医療機関や薬局との信頼関係を築くことが重要であり、成果に応じたインセンティブ制度が充実していることも、高い年収につながる要因となっています。
金融業界
金融業界の営業職の平均年収は、520万円ほどです。
特に証券や保険、不動産投資などの分野では高度な金融知識と顧客対応スキルが求められ、それに見合った報酬が支払われる傾向にあります。
さらに、法人向けの営業では一件あたりの契約額が大きいため、高収入が得られる環境と言えるでしょう。
機械電気業界
機械電気業界の営業職の平均年収は、500万円ほどです。
製品の技術的な専門知識が求められるので、年収も高水準を保っています。
例えば、産業用ロボットや半導体製造装置などの高度な機械を扱う営業は、製品の仕様や導入効果を理解し、顧客の技術担当者と専門的なやり取りをする必要があります。
さらに、BtoBビジネスが中心となるため、契約単価が高く、一件の取引が企業の売上に大きな影響を与えることも、営業職の年収が上がる要因となっています。
IT業界
IT業界の営業職の平均年収は、480万円ほどです。
年収が高い理由として、継続的なクラウドサービスの販売が中心であり、成果に応じたインセンティブ制度が充実している点が挙げられます。
特に、SaaSやDX関連のソリューションは企業の業務効率化に直結するため、需要が高く、営業成績が収入に大きく反映されやすいのが特徴です。
さらに、技術的な知識や新しい提案力が求められるため、専門性の高い営業職が市場価値を持ち、給与水準も高くなっていると言えます。
年代別営業の平均年収
営業職の年収を年代別に見ていきしょう。
年代 | 平均年収 |
---|---|
20代 | 395万円 |
30代 | 523万円 |
40代 | 616万円 |
50代 | 684万円 |
年代別の平均年収で見ると、20代から30代にかけてが最も伸びており、年齢が上がるにつれて年収の上り幅が低くなっていることがわかります。
これは、若手のうちは成果や昇進によって大きく年収が上がるものの、管理職層が増える40代以降は役職の競争が激しくなり、「さらに高水準になる人」と「現状維持で伸びない人」の二極化が進むためと考えられます。
営業職の平均年収が高い企業の特徴
現在の年収に悩んでいる人は、「少しでも年収が高い企業に行きたい」と考えているかもしれません。
そこで、営業職の平均年収が高い企業の特徴を2点挙げます。
順番に解説します。
法人向けの商材を扱う
営業職の平均年収が高い企業は、法人向けの商材を扱っていることが多いです。
企業向けの商材は単価が高く、契約が長期にわたることが多いため、個人に対する営業より高額な売上になるからです。
例えば、ITソリューションやコンサルティングサービスを提供する企業では、大口契約が発生しやすく、その分、営業職のインセンティブや基本給が高く設定されています。
営業職として高い年収を目指すなら、法人向けの商材を扱う企業を選ぶのが有利と言えるでしょう。
扱う商材の金額が高い
営業職の平均年収が高い企業は、高額な商材を扱っていることが多いのも特徴です。
高単価な商材は1件あたりの売上が大きく、成約ごとのインセンティブや基本給が高く設定されているからです。
例えば、不動産や金融商品を販売する企業では、営業職の成果に応じた報酬が大きくなる傾向があります。
そのため、営業職として高い年収を得るには、単価の高い商材を扱う企業を選ぶこともポイントです。
営業としての年収を上げる方法
すでに営業職として働いているけど、現在の年収に満足していない人もいるでしょう。
そこで、営業として年収を上げるにはどうすればよいか以下の2点について解説します。
希少な人材になる
営業職として年収を上げるためには、希少な人材になることが重要です。
例えば、プログラミングの知識を持ったITの営業や、語学力や異文化理解のあるメーカーの営業などは市場価値が高くなります。
企業にとってもそうした人材を確保するのは難しく、高い給与を提示して引き留めようとします。
そのため、営業として高収入を目指すなら、専門性を高めたり、独自のスキルを磨いたりすることが効果的です。
年収の高い企業に転職する
営業職として年収を上げるためには、年収の高い企業に転職することも有効です。
例えば、外資系のIT企業や金融業界の営業職は、基本給が高く、成果に応じたインセンティブも充実しています。
また、不動産や医療機器など高単価な商材を扱う企業も、営業職の平均年収が高い傾向にあります。
より高い年収を得るには、給与水準の高い業界や企業への転職を視野に入れてみましょう。
一つ注意していただきたいのが、年収を上げるために、平均年収が高い企業を片っ端から受けていくような方法です。
この方法を続けても、面接を突破することは難しいです。
年収を上げるための転職に必要ことは、自己分析を行うことです。
自己分析を行えば、自分が本当にやりたいことが見つかり、転職後に長く働き続けることができます。
もし年収が想像よりも上がらなかったらそこからまた転職してステップアップもできます。
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営業職で働くメリット
営業職で働くのは、「高水準の年収取得」以外にも様々なメリットがあります。
ここでは、営業職で働く以下のメリット3つを紹介します。
順番に詳しく解説します。どの仕事にも活かせるスキルが身につく
営業として働くことで、次のようなスキルを身につけることができます。
また、身につけたスキルが他の職種にどのように役に立つか、実例をあげましたので参考にしてください。
身につくスキル | 実例 |
---|---|
コミュニケーション力 | ・プロジェクトマネージャーがチームメンバーと円滑に連携し、スケジュールや業務内容を調整する場面で、コミュニケーション力は役立ちます。
・カスタマーサポート担当者がクレームの電話に対し、原因と対処方法を分かりやすく説明し、安心感を与える際にも重要です。 ・社内的にも人間関係や信頼関係を築く上で、コミュニケーション力は最も大事なスキルです。 |
論理的思考能力 | ・エンジニアがシステムの不具合を分析し、最適な修正方法を見つける場面で、論理的思考能力は大切です。
・企画職では市場データを整理し、根拠に基づいた戦略を立てる際にも必要とされます。 |
ヒアリング力 | ・コンサルタントがクライアントの課題や要望を正確に把握し、最適な提案を行う場面で、ヒアリング力は役立ちます。
・医療関係スタッフが患者の症状や不安を丁寧に聞き取り、適切な診断や治療方針を決める際にも重要です。 |
課題解決力 | ・ITエンジニアがシステムのトラブルを分析し、最適な修正方法を見つける場面、で課題解決力は大事な力です。
・教師が生徒の学習状況を把握し、一人ひとりに合った指導方法を工夫する際にも課題解決力は欠かせません。 |
提案力 | ・マーケターが消費者のニーズを分析し、効果的なプロモーション戦略を立案する場面で、提案力はカギとなります。
・建築士が顧客の要望を踏まえながら、機能性とデザインを両立させた最適な設計プランを提案する際にも必須の力です。 |
営業職で身につけたスキルは、汎用性が高く、他のどのような職業についても役に立つ人間力と言えます。
年齢や経験が問われない
営業職は、年齢やこれまでの経験に関係なく、成果を出せば評価される職種です。
実績が数字として明確に表れるため、未経験でも若くても努力次第で高収入やキャリアアップを実現できる可能性があります。
メンタルが強くなる
営業職では、提案が断られることが日常的にあるため、自然とメンタルが鍛えられます。
失敗を引きずらずに切り替える力や、改善策を考えて次に活かす力が身につくのも大きなメリットです。
そのため、どんな状況でも前向きに挑戦し続けられる人や、精神的にタフになりたい人に向いています。
営業職は高給だけど激務という噂
「営業職は高給だけど激務」と言われることも多いです。
なぜこのように言われるのか、私、末永が転職エージェントとして働く中で考える理由を3つ解説します。
順番に解説します。
インセンティブがないと給料が低いから
営業職の年収が高いのは、インセンティブを含んでいるからです。
目標達成した月、目標達成できなかった月、それぞれ月収が上下することがあります。
目標達成し、インセンティブを得るために努力をし続けなければなりません。
「営業職は高給だけど激務」といわれるひとつの理由は、努力をし続けなければならない点です。
営業を断られることが多いから
営業職が激務と言われるのは、提案を断られることが多いからです。
例えば、新規開拓営業では1日に何十件もアプローチしても、契約につながるのはごくわずかというケースも珍しくありません。
精神的な負担やモチベーションの維持が難しくなることがあるでしょう。
気持ちを切り替えられない人は「営業は高給だけど激務」と感じてしまいます。
営業目標未達時のプレッシャーがあるから
営業職では、多くの企業で数字目標が設定されており、達成できなければプレッシャーを感じることが少なくありません。
特に、ノルマが厳しい職場では、未達成が続くと上司からの指導が入ったり、給与や評価に影響が出てきます。
そのため、数字に対して責任を持ち、プレッシャーを力に変えて行動できる人でなければ、「営業は激務だ」と感じる職種といえます。
転職成功を成功させるにはすべらないキャリアエージェント
ここまで読んできた人の中には、「年収の高い企業に転職したいけど1人では不安」という人もいると思います。
そのような人は、ぜひ弊社のすべらないキャリアエージェントにご相談ください。
すべらないキャリアエージェントには、転職支援経験が豊富なアドバイザーが多数在籍しています。
そのため、転職を成功させるために必要なノウハウを余すことなくお伝え出来ます。
ほかにもすべらないキャリアエージェントには以下のような強みがあります。
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