インサイドセールスはやめとけと言われる理由を転職エージェントが徹底解説!
インサイドセールスと検索すると、「やめとけ」と書かれていることもあります。
この記事では、転職エージェントが仕事内容やカルチャー、やりがいなどを紹介してやめとけと言われる理由を解説します。
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インサイドセールスがやめとけと言われる理由
インサイドセールスがやめとけと言われる理由には、以下が挙げられます。
多くの顧客を抱えるため業務量が多い
インサイドセールスは、一度に多くの顧客を抱えます。そのため、マルチタスクになりやすく業務量も膨らみやすい傾向にあります。
インサイドセールスの業務で一番大事なのは、見込み顧客を1人でも多く取り込むことです。そのため、労働集約型の勤務体系になってしまうこともあります。
目標に向けてきちんと戦略や仮説を立てて業務に向かうことが重要です。
冷たい対応をされる
顧客に電話をかけたり、メールを送付すると冷たい対応が返ってくることがあります。
そのような言動を向けられることが精神的に辛くなってしまう人もいるので、やめとけと言われます。
慣れていくことで負担が減ることもありますが、入社前に自分の適性をしっかりと把握しておくことも重要です。
社内の折衝業務が多い
インサイドセールスは、戦略を決める部門やカスタマーサクセス、フィールドセールスなど多くの社員と協働します。
数値目標に常に追われる
インサイドセールスは、営業職の一種です。そのため、週ごと、月ごとに細かく目標が定められ達成が求められます。
どんな仕事にも目標はつきものですが、セールスの場合は達成率が会社の利益に直結するため、プレッシャーも大きいです。
目標に追われる仕事が苦手な場合は、バックオフィスなどの職種がおすすめです。
インサイドセールスの業務
インサイドセールスは、電話やメールを活用して見込み顧客にアプローチし、商談の機会を創出する営業スタイルです。
よく比較されるのが、フィールドセールスとカスタマーサクセスになります。
インサイドセールスが獲得した見込み顧客に対面で接触し、成約まで繋げるのがフィールドセールス、成約後の顧客のフォローをするのがカスタマーサクセスの役割です。
インサイドセールスは見込み顧客の母数を獲得するために、あらゆるツールを活用する必要があります。
インサイドセールスの業務や転職方法など、より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。
インサイドセールスの1日の流れ
インサイドセールスが1日におこなう業務について、具体的にひとつずつ説明していきますね。
マーケティングチームとの会議
マーケティングチームと、上流の戦略について確認します。
確認の内容は、例えばターゲットはどのような人にするか、電話ではどういった属性にアプローチするか、1日に何件のメールを送付するかなどです。
この会議によって、インサイドセールスの担当業務の方向性を明確にします。
架電業務
実際の架電業務に入ると求められるのが、根気強さです。
どのような言葉をかければ顧客を行動に移すことができるかを考えながら架電していきます。
1日に100件程度の電話をかける会社も珍しくないようです。目標達成への貪欲さが求められます。
送付するメールの作成
戦略によって決まったターゲットに送るメールの内容を作り上げます。
この際、メールでお伝えした内容が実際のサービスと異なったり、フィールドセールスやカスタマーサクセスの話す内容と相違があると、顧客に不信感が生まれてしまいます。
重要なのは、各担当者と連携をとりながら業務を進めることです。
数値目標の達成率を確認
アプローチした顧客のうち、何名から返信があり、何名が成約に結びついたのかといった達成率を確認します。
不足があれば、メールの内容や架電の声掛けを変更し、目標達成に向けて取り組みます。
このように、素早くPDCAを回していくことで、成長のスピードが速いのも魅力です。
インサイドセールスに向いている人
インサイドセールスに向いている人の特徴は以下になります。
- チームで働くことが好きな人
- 人の話を聞くことが好きな人
- 変化を楽しめる人
SaaS企業におけるインサイドセールスは、マーケティング・フィールドセールス・カスタマーサクセスなど様々な部署と連携しながら仕事を進めるため、チームで協力する姿勢が求められます。
また、顧客の悩みや課題をヒアリングし、最適な提案を行う仕事なので「聞く力」も重要です。
さらに、SaaS業界は変化が激しく、新しいサービスや市場環境への対応力が必要不可欠です。
最新の情報をキャッチアップしながら、柔軟に行動できる人にとって、インサイドセールスは非常にやりがいのある仕事と言えるでしょう。
インサイドセールスの平均年収
インサイドセールスの平均年収は、おおよそ400万円〜600万円が相場とされています。
特に、SaaS業界は全体的に年収が高い傾向があり、実力次第ではさらに高収入を目指すことも可能です。
スタートアップ企業や外資系SaaS企業では、成果報酬型の評価制度を導入しているケースが多く、実績を上げれば年収アップが期待できます。
また、Indeedのデータによると、日本全国のインサイドセールスの平均年収は4,046,599円となっています。
特に東京都渋谷区や港区などのIT企業が集まるエリアでは、月給が高めに設定されている傾向があるようです。
参照:indeed|日本での内勤営業・インサイドセールスの給与インサイドセールスの口コミ
実際にインサイドセールスとして働いている人の、給与・働き方などに関する口コミを紹介します。
インサイドセールスの口コミ

30代・男性
ジョブグレード、組織貢献力グレードの2軸が定められ、半年ごとにグレード評価がある。 グレードが上がると給与レンジも上がる。
急成長の会社なので新たな部署設立や異動も多く、昇進・昇格の機会は多い。年功序列での昇進・昇格はないので実力主義。
エンゲージ 会社の評判
男性/20代
前職から大幅に年収をあげて入社したという人を見たことがなく、そこまで給与はよくない印象です。
360度評価で他者からのFeedBackを受けることができるのはとてもいいと思う。
エンゲージ 会社の評判
女性/30代
実力主義のひとこと。仕事ができれば入社して1年経たずに役職につくし、そこに文句が出るようなこともない。足の引っ張り合いみたいなことがないので、やりたいことをやれるし、意見も言いやすいので仕事のしやすい環境だと思う。
エンゲージ 会社の評判
男性/30代
昇給昇格は能力評価で決定される。ある程度のグレードに到達すると、求める要件は高くなり、昇給が難しく、頭打ちになりがち。
実力主義。成果を出せば、若いうちからでもリーダーなどのマネジメント業務にチャレンジできる。
エンゲージ 会社の評判
インサイドセールスで頑張っている人の口コミを見てみると、年功序列ではなく、成果を出せば若くても昇給・昇格が可能な能力主義を採用しているところがほとんどです。
目標をもってチャレンジ精神旺盛な人には、非常にやりがいのある職種と言えます。
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インサイドセールスのやりがい
インサイドセールスのやりがいをまとめました。
数値目標の達成感
目標に向かって努力するのが好きという人には、インサイドセールスはぴったりの職種です。
いわゆる外回り営業のような体力勝負の仕事は少なく、内勤中心になるので、体力に自信はないけれど目標を持って仕事したい人に最適です。
他の営業職であっても達成感は味わえるので、自分が顧客獲得におけるどのフェーズに関わりたいかという軸で考えるのがおすすめです。
幅広い業務を経験できる
顧客獲得のための戦略立案から、実際に自分で行動を起こし顧客と接点をもつ業務まで、幅広く関われるのがやりがいにつながります。
上流から下流まで携わることで、日々の業務が何のためにおこなわれているのか、顧客にどんな価値を提供しているのかを認識しながら働けるためです。
また、後述しますが豊富なキャリアパスにも繋がるため、長期的な年収アップも見据えることができます。
成長しやすい環境
日々の業務で素早くPDCAサイクルを回すことができるため、成長のスピードは非常に速いです。
多くのフィードバックをもらいながら、成長を実感できる仕事はやりがいに繋がるでしょう。
顧客の反応を直接感じることができる点に面白さを感じる人もいるそうです。
インサイドセールスのキャリアパス
インサイドセールスのキャリアパスは豊富ですので、これからキャリアアップしたい、年収を上げたい人にはおすすめです。
インサイドセールスの人がキャリアアップするためには、以下のような職種があります。
フィールドセールス
フィールドセールスは、インサイドセールスが獲得した商談を引き継ぎ、顧客との対面またはオンライン商談を行い、契約を獲得する役割があります。
課題ヒアリングや提案資料の作成、価格交渉などが主な業務であり、求められるのは顧客折衝スキルや提案力です。
担当業務の幅を広げていくことで、マネジメント職やマーケティングリーダーなどの上流ポジションへのキャリアアップもしやすくなります。
カスタマーサクセス
カスタマーサクセスは、契約後の顧客に対して、サービス活用の支援や継続利用の促進を行う役割です。
導入サポートや利用状況のフォロー、アップセル提案などが主な業務です。
顧客の課題解決や成果創出を支援する仕事のため、顧客との信頼関係構築力が求められます。
業務を通じて顧客理解が深まり、サービス全体の改善提案やチームマネジメントなど、上流ポジションへのキャリアパスに繋がりやすくなります。
マーケティングリーダー
インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセスなどの業務を一通り経験し流れを把握すると、全体の戦略を立案するマーケティングリーダーなどに就きやすくなります。
年収も上がりやすく、これまでの経験を活かした戦略を立てることができるのでおすすめのキャリアパスです。
コンサルタント
コンサルタントに転職する人も多いです。
インサイドセールスで、論理的思考力やコミュニケーション力、顧客起点の思考法を学ぶことで、そのノウハウを活かしてコンサルタントに転職しやすくなります。
特にIT系の企業での経験はコンサルタント業界で評価されやすいです。
未経験からインサイドセールスに転職
未経験からインサイドセールスに転職したいという人もいるでしょう。結論、未経験からでもインサイドセールスへの転職は可能です。
しかし、経験がないため、インサイドセールスに適正があるかどうかをしっかり判断する必要があります。選考においても、インサイドセールスへの適性を十分にアピールする必要があります。
企業によってもインサイドセールスの仕事内容は異なりますし、働き方やカルチャーも異なるため、事前の企業情報収集は必須です。
参考までに、以下に未経験でもインサイドセールスの適性があると判断される経歴を挙げます。
- 飲食店の店長として、注文数増加のために顧客ニーズを考えたキャンペーンをおこなった。
- 学習塾で、毎日生徒1人ひとりに合わせた面談をし合格実績を大幅に上げた。
- イベント会社で、各関係者と連携をとりながら参加者数を上げるための施策を打った。
このように、ニーズを汲み取る、地道に何かに取り組む、チームで動けるといったアピールポイントがある人は、インサイドセールスに採用されやすいですよ。
インサイドセールスへの転職を考えている人へ
インサイドセールスへの転職を考えているなら、転職エージェントの利用をおすすめします。
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会社全体で1人でも多くの顧客を成約に繋げるには、連携が不可欠なのです。
そのため、1人で黙々と作業を進めたいという人にとっては、つらく感じられることもあるそうです。