ゲームプログラマーへ転職する方法とは?転職難易度や将来性は?
本記事ではゲームプログラマーを目指している方へ向けて「ゲームプログラマーへ転職する方法」について紹介しています。
その他にも「ゲームプログラマーの需要や将来性」「向いている人の特徴やおすすめの資格」「転職エージェント」などについても紹介しているので参考にしてみてください。
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ゲームプログラマーへの転職難易度
ゲームプログラマーはゲーム開発においてプログラミング言語を用いて機能の実装などをしていく仕事ですが、未経験から転職を考えている場合の転職難易度は条件によって変わってきます。
前提として、ゲームプログラマーやエンジニアとして活動している人の多くは未経験からキャリアを積み重ねているため、経験がなくてもスキルを身につければゲームプログラマーになることは可能です。
特に20代であれば未経験からでもプログラミングスキルやゲーム開発に関する知識を身につけていけば、第二新卒のゲームプログラマーとして採用される可能性は十分にあります。
ですが、30代でも未経験からゲームプログラマーになっている人はいますが、30代以降ではマネジメントスキルが求められることも増えて転職難易度も高くなるので注意しておきましょう。
ゲームプログラマーになるための方法
ゲームプログラマーへ転職したいと考えている場合、実務経験やスキル習得度によって転職するための方法が変わってきます。
本項ではゲームプログラマーになるために必要な方法を3つのパターンに分けて詳しく紹介していくので参考にしてみてください。
未経験からゲームプログラマーを目指す場合
未経験からゲームプログラマーを目指す場合には、ゲームプログラマーとして必須になるプログラミングやゲーム開発に関するスキル・知識を身につけることから始めましょう。
ゲームの開発にはC#というプログラミング言語やUnityというゲームエンジンを活用するケースが多いですが、これらのスキルや知識の習得には数ヶ月単位の時間が必要になります。
また、スキル習得前にいきなり転職活動をするのも良いですが、他の求職者は基礎的なスキルや知識を身につけているケースも多く、転職が上手くいかない可能性があるためあまりおすすめはしません。
ですので、未経験からゲームプログラマーになりたい場合には、プログラミングスクールを活用して効率的にスキルを習得した上で、転職エージェントを活用して転職活動をしていくのが良いでしょう。
システムエンジニアとしての経験がある場合
システムエンジニアとしての経験がある場合には、プログラミングに関する基本であるオブジェクト指向やプログラミングの構造などについての理解はできている人が多いと思います。
ですので、スキルの習得方法としてはプログラミングスクールを活用してスキルを身につける方法以外にも、独学でC#やUnityについて学んだ後に自身で実際にゲームを作ってみるのも良いでしょう。
ゲームプログラマーのスキルを証明するための方法は実績・成果物を提示するか資格を取得する方法しかないため、自身でゲームを作ったことがあることは転職の際にもアピールポイントになります。
また、ゲームプログラマーへの転職を有利に進めたい場合には、ゲームを作る以外にも専門資格の取得する方法もあるので余裕があればスキル習得と資格取得の両方を進めていくのもおすすめです。
ゲームテスター/デバッガーの経験がある場合
ゲームテスター/デバッガーとしてアルバイトや派遣での実務経験がある場合には未経験の人よりもゲームプログラマーへ転職できる可能性は高いです。
デバッガーの経験者であれば、多少のプログラミングを理解できている人も多いので、キャリアアップの意思を示すために関連する資格を取得して積極的に転職活動を進めていきましょう。
ゲームテスターの経験はあるがプログラミングはわからない場合でも、ゲーム開発に携わった経験や知識を活かすことはできるので、プログラミングスクールを活用してスキル習得を目指すのがおおすすめです。
どちらにしても、スキルを証明するためにゲームを自作したり、資格取得をしたりすることは大切なので、ゲームテスターやデバッガーのアルバイトをしながらスキルを習得していきましょう。
ゲームプログラマーの仕事内容
ゲームプログラマーの仕事内容はゲームの仕様書に沿ってプログラミングを行っていくことだけと思われることもありますが、他に以下のような業務も行っています。
- ゲームの企画ミーティングへの参加
- ゲームの仕様やその他要件の話し合い
- 仕様書や設計書に沿ったプログラミング
- ゲームテスト及びデバッグ作業
- 開発後のパッチの追加やアップデート対応
ゲーム開発ではゲームディレクターやシナリオライター、ゲームデザイナーやゲームエンジニアなど様々な職種の人が関わっていきますが、ゲームプログラマーも企画ミーティングや仕様、要件の話し合いから参加することも多いです。
そしてゲームの具体的な仕様や機能が決まり、デザイナーが担当するデザインやパーツが完成したら随時プログラミングを実施してゲーム開発を進めていきます。
ゲーム開発が特定のプロットまで進んだ段階でゲームテスターやデバッガーと協力しながらゲームテストを行い、バグの修正を行いながらゲームを完成させていきます。
また、ゲームが完成した後もDLCの開発やアップデート作業も行うため、ゲーム開発以降にもゲームプログラマーの仕事は続いていくのもポイントでしょう。
ゲームプログラマーの平均年収
求人ボックスナビの公開されているゲームプログラマーの年収は478万円で月収換算だと40万円程度、未経験からゲームプログラマーとして転職した場合の初任給は月23万円程度となっています。
また、転職エージェントの「doda」で公開されているゲームプログラマーの求人は320万円〜650万円程度の年収を提示している企業が多いため、経験があれば平均以上の年収を目指すことも可能です。
ゲームプログラマーの年収は経験年数以外にも、企業規模や開発タイトルで変わることもあり、リリース後の売上が好調だった場合、基本給にプラスしてボーナスが支給されることもあります。
未経験からの年収は低いと感じるかもしれませんが、ゲームプログラマーとして経験を積んでいけば年収アップを見込むこともできるため、未経験からでも積極的にチャレンジしていくと良いでしょう。
末永
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ゲームプログラマーの需要・将来性
「ゲーム業界の2021年版(2020-21年)の業界レポート」では、2020年-2021年のゲーム業界の業界規模は6兆6,576億円(主要対象企業34社の売上高の合計)で成長率も10%増と業界全体で市場の売上規模は増加傾向にあるという結果が出ています。
他にもVRやAR技術の発展によりVR・ARゲームの市場も少しじつ伸びており、eスポーツなどの新たなゲームのコンテンツも注目されているため、今後も市場規模は拡大することが予想されてれいます。
その中で、ゲームプログラマーはゲーム開発において重要役割を担っているため需要も高く、ゲーム市場の拡大に伴って新たなゲーム開発も進められていくため将来性も十分にあると言えるでしょう。
また、ゲーム業界全体の規模が成長していくに伴い、ゲームの保守・運用の業務も必要になるため需要がなくなることはなく、経験を積めばキャリアアップや年収アップを目指していくことも可能です。
ゲームプログラマーに向いている人の特徴
ゲームプログラマーとして働くのに向いている人の特徴には以下のようなものが挙げられます。
- ゲーム業界で働きたい思いが強い人
- 地道で細かい作業が得意で集中力のある人
- 好奇心が旺盛で学習意欲が高い人
ユーザーが満足するクオリティのゲームを開発するためには、ゲームプログラマーをはじめとした作り手が「ゲームが好きで最高の作品を作りたい!」という熱意を持っていることは非常に大切です。
最近ではゲーム業界でもワークライフバランスの改善に力を入れている企業が増えてきましたが、リリース前や開発作業が立て込んでいる場合には残業が多くきついと思うこともあるかもしれません。
ですが、そんな時でもゲーム開発への熱意があればモチベーション高く仕事に取り組めるため「ゲームが好き」「ゲーム業界に携わりたい」という想いを強く持っている人はゲームプログラマーに向いていると言えるでしょう。
また、プログラミングは地道で細かい作業で集中力も必要なことが多く、ゲーム業界では新しい技術の導入も進んでいます。
そのため、地道な作業や細かい作業が苦にならず集中できる人や学習意欲が高く新しい知識・技術を積極的に取り入れていける人もゲームプログラマーに向いているでしょう。
ゲームプログラマーのやりがいと大変さ
ゲームプログラマーのやりがいと大変さに関して、Yahoo!知恵袋や「ライトハウス」などの口コミサイトを見ると以下のようなものがありました。
評判・口コミ
20代前半 男性
昔から興味があったゲームの開発に携われて、少々きついと感じる部分もありますがとてもやりがいを感じています。
自分の作ったプログラムで実際にゲームが動いているのを見ると、もっといろんなスキルを磨きたいと感じますね。
評判・口コミ
30代前半 男性
ゲーム開発の経験を何年も積んで自分が好きなシリーズのゲーム開発に携われたときは仕事をやっていてよかったと感じました。
リリース前は残業も多くきついですが、それ以上にやりがいや達成感があるのでこれからもこの仕事を続けていきたいですね。
評判・口コミ
20代後半 女性
新卒で入った会社が下請け会社で残業も多くてブラック企業でした。
働きすぎで体調を崩してしまい休職したこともありますが、やっぱりゲーム開発が好きなので今でもゲーム開発に携わっています。
新しく入った企業は、比較的働きやすかったため今では仕事とプライベートを両立しながら、楽しく仕事をさせてもらっています。
評判・口コミ
30代後半 男性
今までいろんなゲーム開発に携わってきましたが、正直離職率は高い業界だなと常々感じています。
最近では多少働き方は改善されている会社が増えてきたと聞きますが、やはりゲーム開発は納期は厳守なので残業せざるを得ないことも多いのは大変ですね。
末永
ゲーム業界が好きだからこそやりがいを感じている人もいれば、残業が多く大変だと感じている人もいるようですね。
ゲーム業界でも労働環境の改善に取り組んでいる企業が増えてきましたが、それでも仕事の性質上残業せざるを得ない場合もあるようです。
なので、ゲームプログラマーとして転職を目指す場合には、ゲーム業界や企業の働き方がどうなっているのかなど企業分析はしっかりとしていくようにしましょう。
ゲームプログラマーに求められるスキル・知識・経験
ゲームプログラマとして働く際に求められるスキル・知識・経験には以下のようなものが挙げられます。
- ゲーム開発の基礎やプログラミングに関するスキル・知識
- UnityやCocos2d-xなどのゲーム開発に関連するスキル・知識
- Redmineやbacklogといった管理ツールの利用経験
ゲームプログラマーとして働く場合にはゲーム開発に関する基礎知識やプロジェクト全体の流れ、C#・AndroidJava・JavaScriptといったプログラミング語のスキルや知識が必要不可欠です。
また、ゲーム開発ではUnityというゲームエンジンやCocos2d-xというフレームワークを活用するケースもあるため、プログラミング言語以外にも関連するスキルや知識の習得も必要となります。
そして、ゲーム開発ではコード管理やバグ報告の際に、Redmine・backlog・Git・Unity Plastic SCMといったツールを使うことも多いため、利用経験もあると転職の際にも有効に働くでしょう。
ゲームプログラマーのスキルを習得する方法
ゲームプログラマーとして働いていくためには、ゲーム開発の基礎知識やプログラミングスキルが必要になってきますが、スキルを習得するためにはどのような方法があるのでしょうか?
本項では、ゲームプログラマーとしてのスキルを習得するための方法について紹介していきます。
独学でスキルを習得する
ゲーム開発やプログラミングに関するスキルや知識を身につけるためには、独学で勉強をしてスキル習得を目指していく人も多いです。
「参考書を購入して学習」「プログラミング学習サービスを活用して勉強」「自身で簡単なゲームを作る」というような方法があり、学習のためにかかる費用が少なく済むのがメリットでしょう。
ですが、今まで全くゲーム開発やプログラミングの経験がない場合には「参考書や学習サービスをどう選べばいいかわからない」「学習の難易度が高く挫折してしまった」人も多いです。
独学は習得難易度が高くなることもあるので、自分のペースで学習を進められる人や何かしらのプログラミングスキルがあり勉強が習慣になっている人におすすめの方法になります。
ゲーム関係の専門学校に通う
ゲームプログラマーの基礎知識やスキルをしっかりと身につけていきたい場合には、ゲーム関係の専門学校に通って勉強をしていく方法もあります。
専門学校は学習費用は高いすが、2年〜4年程度の期間でじっくりと学んでいくことができるので、独学に自信のない方にはおすすめの方法です。
また、社会人として働いている人の場合でも夜間や通信制で通うことができる専門学校もあるため、仕事と両立して取り組むことも可能でしょう。
ですが、社会人として働きながら効率的に学習を進めていきたい場合には、専門学校よりも費用が安く、短い期間でのスキル習得が目指せるプログラミングスクールを活用するのがおすすめです。
プログラミングスクールを活用する
ゲームプログラマーとしてのスキルを身につけたい場合には、プログラミングスクールを活用していくと効率的に学習を進めることができるのでおすすめです。
プログラミングスクールでは、未経験からでもわかりやすいカリキュラムがあり、現役のプロから指導を受けることができるため、わからないことがあった場合でも気軽に質問することができます。
また、プログラミングスクールでは特定のゲーム会社と提携していたり、転職保証がついているコースがあったりするため転職活動も効率的に進めることができるのも大きなメリットです。
独学よりも費用はかかりますが、学習効率や転職活動の効率を考えるのであれば、コストパフォーマンスは高いので、気になる人はスクールについて情報収集をしてみると良いでしょう。
末永
ゲームプログラマーとしてのスキルを身につけたいのであれば、以下のプログラミングスクールがおすすめです。
スクールによってはコースの内容は異なりますが、ゲームに関するスキルを学べるコースもあり、転職支援実績もあるため安心して利用することができるでしょう。
おすすめのプログラミングスクール
ゲームプログラマーへ転職する際に役立つ資格5選
ゲームプログラマーとして転職をしたい場合には、以下のような資格を取得しておくことで転職活動やスキル習得に役立てることができるでしょう。
基本情報技術者/応用情報技術者試験
基本情報技術者試験・応用情報技術者試験は、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が実施する情報処理技術者試験で、ITやシステム開発に関する知識・スキルがあることを証明できる資格になります。
基本情報技術者試験は、ITの基礎知識の他にプログラミングに関する問題も出題されており、CBT方式での試験合格率は40%〜50%程度です。
応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の範囲だけではなく、IT全般に関する知識やスキルに関して問われる試験で、合格率は20%〜24%と基本情報技術者試験よりも難易度は高くなっています。
どちらの試験も受験資格はないので未経験からでも受験がしやすく、資格勉強を通してITや開発に関する基礎を学ぶことができるので、ゲームプログラマーを目指す方にもおすすめの資格になります。
Unity認定資格
Unity認定資格は、Unity Technologiesが運営するゲームエンジンUnityに関する知識やスキルを証明する資格で、ゲームプログラマーにとって非常に重要な資格になります。
資格の難易度は「ユーザー」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「エキスパート」の4種類に分かれており、それぞれ以下の認定試験が実施されています。
ユーザー | 認定ユーザー:プログラマー 認定ユーザー:アーティスト 認定ユーザー:VR 開発者 |
---|---|
アソシエイト | 認定アソシエイト:ゲーム開発者 認定アソシエイト:プログラマー 認定アソシエイト:アーティスト |
プロフェッショナル | 認定プロフェッショナル:プログラマー 認定プロフェッショナル:アーティスト |
エキスパート | 認定エキスパート:プログラマー |
Unity認定資格はゲーム開発を中心に用途によって細かく認定資格が分けられていますが、ゲームプログラマーを目指す場合にはプログラマー・ゲーム開発者の資格がおすすめです。
また、Unity認定資格のではプロフェッショナル以上は実務経験が必要なため、未経験からの場合にはユーザー・アソシエイトの資格からチャレンジしていくのが良いでしょう。
C言語プログラミング能力検定試験
C言語プログラミング能力検定は、ビジネス能力検定サーティファイが運営しているC言語に関する専門資格です。
C++はゲーム開発において活用される言語ですが、C言語にオブジェクト指向を取り入れて効率的なプログラミングできるようにした言語のためC言語とは別の言語であり異なる用途で利用されます。
ですが、C言語の要素を反映しているためC言語プログラミング能力検定試験で基本的なC言語に関するスキルや知識を習得することで、C++の学習効率アップや転職時のアピールにもつながります。
C言語プログラミング能力検定には受験資格はないため、未経験からC++を活用したゲーム開発ができるようになりたい方は積極的に資格取得を目指していくと良いでしょう。
Java™プログラミング能力認定試験
Java™プログラミング能力認定試験は、ビジネス能力検定サーティファイが運営しているJavaに関する認定資格です。
ゲーム開発で活用されるC#は、 JavaとC++を元に作られた言語でJavaとC++の言語の良い部分が取り入れられている言語のため、Javaの資格を取得することでC#の理解を深めることにもつながります。
C#はUnityを利用したゲーム開発の現場においてより高度な機能やプログラムを作成するためにも必要な技術ですが、C++とは別の言語のため互換性はありません。
ですが、Javaは開発において大切なオブジェクト指向の言語のため、Javaの学習とともにオブジェクト指向について理解しておけば転職時のアピールやC#の学習効率アップにもつながるでしょう。
TOEIC
TOEICは、アメリカにあるEducational Testing Service(ETS)が開発・制作している英語コミュニケーション能力の測定テストで、日本で実施されているTOEIC® Programの運営は国際ビジネスコミュニケーション協会が担っています。
ゲームプログラマーとしての業務では英語力が絶対に必要というわけではありませんが、英語が読み書きできるだけでもプログラマーとしての学習できる知識の幅が広がるので転職にも有利に働きます。
プログラミングやゲーム開発に関する情報を収集する場合、参考資料や説明が英語の場合もあるため読み書きができれば、広い範囲での情報収集を効率的に行うこともできるでしょう。
また、転職市場においてもTOEICで600点〜700点以上をとっていると英語力があるということで転職活動でも役立つため、積極的にチャレンジしていくと良いでしょう。
ゲームプログラマーのキャリアパス
ゲームプログラマーとして働く場合のキャリアパスには以下のようなものが挙げられます。
- ゲームプログラマー → ゲームエンジニア
- ゲームプログラマー → ゲームプランナー
- ゲームプログラマー → ゲームディレクター
- ゲームプログラマー → ゲームプロデューサー
ゲーム開発を行う場合にキャリアアップを目指すのであれば、要件定義や基本・詳細設計からプログラミングまで幅広く対応していくゲームエンジニアを目指していくのが良いでしょう。
ゲームプログラマーとして働いていくのも良いですが、ゲームエンジニアとして上流の仕事に携わる方が様々な経験が積めて年収アップにもつながります。
他にも「ゲームの企画を考えるゲームプランナー」「ゲーム開発の現場ディレクションを行うゲームディレクター」「ゲーム開発プロジェクトの責任者であるゲームプロデューサー」などもゲームプログラマーのキャリアパスとして挙げられます。
キャリアパスは将来どのような業務に携わって働いていきたいのかで変わるため、将来的には何がしたいのかを考えてキャリアプランを明確にしておくことで、最適なキャリア選択ができるでしょう。
ゲームプログラマーへの転職を成功させるコツ
ゲームプログラマーへの転職を成功させるためには以下のポイントを意識していきましょう。
- 資格取得やポートフォリオを作成する
- 職務経歴書は採用者が知りたい情報を載せる
- プログラミングスクールを活用して学習する
- 転職エージェントを活用して転職活動をする
ゲームプログラマーの転職ではスキルレベルは重視されるポイントのため、スキルの証明するために資格を取得したり、ゲームを自作してポートフォリオとして可視化していのが有効です。
他にも職務経歴書を作成するときは「スキルや得意ジャンル」「アピールポイント」「業務経歴」「開発現場における概要・開発環境・規模・役割」といった採用担当が知りたい情報を網羅して端的まとめることが重要なので意識しておきましょう。
また、未経験からゲームプログラマーに転職したい場合には、転職支援もあるプログラミングスクールを活用すれば学習や転職活動も効率的に進めていくことができるのでおすすめです。
そして、ゲームプログラマーの転職には転職エージェントを活用することで希望に沿う求人を効率的に探すことができ、手厚くフォローもしてくれるため積極的に活用していくようにしましょう。
末永
以下の転職エージェントでは、IT業界やゲーム業界の求人を豊富に取り扱っているので、ゲームプログラマーとして働きたい方はぜひ登録してみてくださいね。
IT業界やゲーム業界の転職に強いエージェント
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ゲームプログラマーに転職をする際の注意点
ゲームプログラマーとして転職をする際には以下のような点には気をつけておきましょう。
- 未経験からの転職には期間やコストが必要
- こだわりすぎると転職活動に支障が出る
- ゲーム開発経験がある場合は守秘義務に注意
未経験から転職する場合、プログラミングスクールを活用した場合でもスキル習得や転職活動には2ヶ月〜6ヶ月は見積もっておく必要があり、費用も20万円〜100万円程度かかる可能性もあります。
また、転職活動時に条件にこだわりすぎてスキルや経験に不釣り合いな条件で求人探しをすると紹介できる求人数が限られてしまい転職活動が上手くいかないこともあるので注意が必要です。
そして、ゲーム業界では守秘義務違反に抵触してしまうとそれだけで信用を失う可能性もあるため、ゲーム開発現場について経歴書・ポートフォリオに記載したり、面接で話したりするときには注意しましょう。
ゲームプログラマーの求人例
ゲームプログラマーの求人にはどのようなものがるのでしょうか?
本項では、ゲーム業界の求人を豊富に取り扱っている転職エージェントの「ワークポート」の情報を参考に求人例について紹介していきます。
大ヒットゲームを開発している企業のゲームプログラマー|未経験・第二新卒向け
【職務内容】
・コンシューマゲーム開発におけるプログラミング業務
※経験や強みを活かせる分野のチームに所属していただきます
【勤務要件】
・勤務地:東京都千代田区
・勤務時間:11:00〜20:00
・想定年収:400万円〜500万円
※経験・スキル・年齢を考慮の上検討
【必須条件】
・ゲームプログラミングの経験(プロ/アマ問わず)
※ゲーム業界未経験でも応募は可能
【求めるスキル】
・論理的に物事を考えることができる方
・周りと協力しながら制作できる方
・若いうちから任せてもらえる環境を求めている方
◇参照元:ワークポート
受託開発会社におけるゲームプログラマーの募集|第二新卒・エンジニア経験者向け
【職務内容】
・担当する案件ごとにアーケードゲームからコンシューマーゲーム、スマートフォン向けアプリ開発などに携わっていただきます。
【勤務要件】
・勤務地:東京都港区
・勤務時間:10:00〜19:00
・想定年収:300万円〜600万円
※経験・スキル・年齢を考慮の上検討
【必須条件】
・プログラム言語を使用した開発経験(ゲームコンテンツ開発経験及び学歴は不問です)
・Unityを使った開発経験(勉強中でも可)
【歓迎条件】
・C/C++/java/Objective-Cなどの開発経験
・3Dゲーム制作に関する開発経験
・iPhone、Android での開発経験
・ソーシャルゲームなどWebゲームの開発経験
・ゲームエンジン(unityやUDKなど)を利用した開発経験
◇参照元:ワークポート
モバイルゲームアプリ企業におけるゲームプログラマー|ゲーム開発経験者向け
【職務内容】
・Unityを使用したゲームの設計・開発業務
・開発したゲームの運用保守業務
・若手メンバー育成、 マネジメント
【勤務要件】
・勤務地:東京都港区
・勤務時間:10:00〜19:00
(コアタイム:10:30〜15:30)
・想定年収:420万円〜900万円
※経験・スキル・年齢を考慮の上検討
【必須条件】
・ゲーム開発経験
・スマートフォンゲーム、コンシューマーゲームあるいはオンラインゲーム開発経験
・当たり判定、描画周りの経験
【歓迎条件】
・企画にも携わりたい方
・サーバサイドのプログラミング経験のある方
・メンバーマネジメントもしくは育成経験のある方
◇参照元:ワークポート
ゲームプログラマーへの転職におすすめの転職エージェント
ゲームプログラマーへ転職をする場合には、転職エージェントを活用することで条件に合った求人を効率的に探していくことができるのでおすすめです。
転職エージェントでは職務経歴書の添削や面接の日程調整、企業面接の際のアドバイスなど、転職が上手くいくようにサポートしてくれるため、未経験からゲームプログラマーに転職したい方でも安心して転職活動に取り組むことができます。
また、ゲームプログラマーの求人を探す場合には、ゲーム業界・IT業界の求人を取り扱っているエージェントや求人を多数保有している大手エージェントを活用することでより希望に合った求人を見つけやすくなるので参考にしてみてください。
末永
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「複数のエージェントを利用すると失礼なのでは?」と感じる人もいるかもしれませんが、一番は納得した転職をすることなのでまずは登録して話を聞いてみるようにしましょう。
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また、特定のゲーム開発会社と提携しているスクールもあり、学習後に転職の支援をしてくれることもあるため、学習してからスムーズに転職活動を進めていくこともできるでしょう。
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