HISへの転職方法!中途採用の難易度や求人情報を徹底解説!

HISへの転職方法!中途採用の難易度や求人情報を徹底解説!

    旅行代理店大手の株式会社エイチ・アイ・エスへ転職するコツを就職・転職支援のプロである現役転職エージェントが徹底解説します。

    また、中途採用の転職難易度や求人情報、採用倍率の高い企業から内定獲得するためのポイントも紹介します。

    あわせて企業文化や採用大学、面接で聞かれる質問や社員からの口コミも分かりやすくまとめました。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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HISの事業内容・ビジネスモデル

HISは旅行代理店として、主に日本国外をターゲットにした比較的安いパッケージツアー商品を販売したり、フリープラン商品を販売したりしています。

日本国外には128都市187拠点のネットワークがあり、全世界6大陸すべてに事業所を置く会社です。

とくにバリ島やプーケット島、ハワイなどのリゾート地への旅行のシェアは大きく日系旅行代理店の中では1番のシェアを誇っています。

HISの売上業績・事業展望

利益の二本柱である、旅行事業とハウステンボス事業が好調な伸びをみせ、増収増益となっています。

旅行事業の主軸である海外旅行の収益が改善しています。得意としている欧州向けの旅行がシェア拡大を果たし、増収増益に拍車をかける結果となりました。

また、オンライン予約システムへの投資や、団体旅行の営業強化が功を奏しました。

課題はホテル事業

過去最高の売り上げを記録しているものの、まだ他の事業に比べて大きな利益は出ていません。

首都圏にホテルをオープンさせていたり、海外のホテルグループを買収していますが、今後、増加していく訪日外国人観光客を上手く囲い込めるかが非常に重要です。

HISに転職できる職種

HISの公式HPより、HISに転職できる職種は「インバンド営業・旅行コンサルタント・新規事業プロジェクトの立ち上げ・旅行商材の仕入企画・外国人観光客への観光案内」となります。

また、雇用形態は「正社員・契約社員・アルバイト」です。

https://job.axol.jp/gs/c/his/job/list

近年、新型コロナウイルスの影響で旅行業界が危機に陥っています。

それを逆手に「今なら受かりやすいだろ」と安直な気持ちでHISの転職面接に挑む人が後を立ちません。

そして、そのような温度感の人達の末路は決まって”不合格”です。

言うまでもないことですよね。

転職はあくまで手段であり、大事なのは「あなたはどうなりたいのか?」すなわち将来のビジョンです。

転職エージェント末永 末永

もし、転職面接で「私の将来のビジョンはこうです」「現実とのギャップはこうです」「そのために必要なスキルはこうです」「だから私は競合他社でなくHISなんです」と言えない人がいれば今すぐにでも転職エージェントを使ってください!

転職エージェントは、目先の転職だけでなく長期的にキャリアプランを立ててあなたが本当に定着や活躍できる会社を選んでくれますよ。

HISの仕事内容について、営業職をピックアップして紹介します。

パッケージツアーのセールスをするのが仕事内容です。まずは、バックオフィスでの事務処理の仕事を経験します。その後外回りの営業活動をおこないます。対法人向けの海外旅行をセールスします。

契約した後は、現地のホテルの手配や、現地の事業所とコミュニケーションをとって旅行をコーディネートします。

HISの企業文化・働きがい

評判は悪くないと言えるでしょう。

「上層部の判断が絶対という風潮があり、下の人間はそれに従うしかない」という口コミが多く見られました。フランクな風通しの良い社風ではないようです。

体育会系のカルチャーを持っており、モーレツ社員がどんどんと出世していくシステムになっているようです。

「本当に旅行が好きでないと続かない」という口コミも見られました。

ワークライフバランスは取りづらい可能性があります。土日でも仕事の連絡は来るのでそれに対して応答しなくてはなりません。

チャレンジ精神が重要視されるカルチャーを持っています。若い人でもどんどんと挑戦していくことが良しとされています。なので体力が必要な仕事です。

労働時間はどうしても長くなってしまいます。そこを乗り越えられた人が上にいくというシステムです。

HISの仕事のやりがい

全世界に事業所があり、キャリアの描きかた次第では、どんな国でも仕事ができるのがやりがいだと言えるでしょう。

元々HISに入社する人はいつか海外配属を考えて入社している人が多いです。そのために日本国内で結果を残し、海外配属のチャンスを掴むのです。

なので、日本国内でとどまっているわけではなく、海外志向の強い人が社内にはたくさんいます。営業になれば、現地の事業所とのやりとりで外国語を使う必要がでてきます。

そういった国際的な環境で仕事ができることにやりがいを感じるようです。

HISの面接傾向・選考対策

かなり知名度が高い企業なので、応募者の数もかなり多いでしょう。

難易度は高いと言えるでしょう。

「HISを一言で表現するとどのような言葉になりますか?」「今の職場で嫌いな人はいますか?」という意表を突く質問がありました。

事前に準備しておける質問とそうでない質問の振れ幅が大きいです。

一般的な質問は準備可能ですが、そうでない質問が来るということは、採用側は咄嗟の事態にきちんと対処できる人材かどうかを見極めています。

内定をもらえるか不安がある人は、転職エージェントに登録して面接対策を手伝ってもらうのが良いです。

HISの求人はリクルートエージェントなどの大手エージェントが持っているので、興味がある人は以下の3社に登録してみるのがオススメです。

おすすめの大手総合型転職エージェント

HISの平均年収・給与相場

中途採用の想定年収は400〜600万ほどです。(営業職の場合)

前職でも経験や年齢が考慮されるようです。特筆すべき点はやはり、旅行関係なので日常会話以上の英語力を求められる事です。

HISの採用大学・就職難易度

マイナビ2025を参考に、採用実績校を紹介します。

採用実績校

愛知淑徳大学、青山学院大学、秋田大学、亜細亜大学、跡見学園女子大学、茨城大学、宇都宮大学、江戸川大学、桜美林大学、大阪大学、大妻女子大学、お茶の水女子大学、学習院大学、学習院女子大学、神奈川大学、金沢大学、関西外国語大学、関西学院大学、関西大学、神田外語大学、関東学院大学、九州産業大学、共愛学園前橋国際大学、京都大学、京都外国語大学、京都産業大学、共立女子大学、杏林大学、近畿大学、久留米大学、群馬県立女子大学、慶應義塾大学、神戸学院大学、国学院大学、国際教養大学、国際基督教大学、国士舘大学、駒澤大学、駒沢女子大学、札幌大学、産業能率大学、芝浦工業大学、首都大学東京、上智大学、昭和女子大学、信州大学、椙山女学園大学、駿河台大学、成蹊大学、成城大学、西南学院大学、西武文理大学、専修大学、創価大学、大東文化大学、大正大学、高崎経済大学、拓殖大学、玉川大学、多摩大学、千葉商科大学、千葉大学、中央大学、中京大学、筑波大学、津田塾大学、都留文科大学、帝京大学、デジタルハリウッド大学、東海大学、桐蔭横浜大学、東京大学、東京外国語大学、東京学芸大学、東京経済大学、東京工科大学、東京国際大学、東京女子大学、東京電機大学、東京農業大学、東京理科大学、同志社大学、その他海外大学も多数

マイナビ2025を参照に、男女別の採用人数を紹介します。

年度 男性 女性 全体
2021年 109人 454人 563人
2022年 6人 22人 28人
2023年 0人 1人 1人

HISへの転職を成功させるコツ

人気企業や大手メーカーなどは、公募で応募が殺到するのを防ぐために大手転職エージェントに「非公開求人」として限定で求人を依頼しているケースがあります。

以下で紹介する転職エージェントに登録しておくことで、そういった求人を漏れなくチェックすることができますよ。

また、転職エージェントでは企業とのやり取りの代行や面接対策といった転職にまつわるサポートを無料でおこなってくれているので、相談しておいて損はありません。

志望企業の社風や働きやすさ、所属部署のリーダーの人柄など自分だけで転職活動をしていてはなかなか手に入らないような情報が手に入るのもメリットです。

ただ、転職エージェントは担当になるアドバイザーの質によって左右されるので、転職エージェントには2〜3社登録することをオススメします!!

また、ビズリーチに登録して興味ある企業からのスカウトを待つのも手段の1つですよ。

大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント

大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。

リクルートエージェント

業界No.1!転職者の8割が利用している
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  1. 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
  2. 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
  3. たくさんの求人の中から比較検討できる

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  1. リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
  2. 20万件以上(2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
  3. リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い

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マイナビエージェント

20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有

マイナビエージェント

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  1. 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
  2. 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
  3. 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり

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ハイクラス求人は全体的に少ないため網羅するためにも、転職サイトと転職エージェントは両方に登録しておくのがオススメです。

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年収600万〜1500万の優良求人を多数掲載している転職サイト

登録しておくだけでスカウト機能が使えるので、どんな企業からどんなスカウトが来るかで、気軽に自分の市場価値を確かめることができますよ。

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JACリクルートメント

国内3位、高年収求人領域では国内No.1の転職エージェント
外資系企業やコンサル、管理職/専門職への転職サポートに強み(経験者のみ対象)

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  1. 年収600〜1500万円の高年収の非公開求人を大量に保有
  2. 30〜40代のマネジメント層や専門スキルを持った人向けの求人も多数
  3. 業界・職種別コンサルタントによるレベルの高いサポートを受けられる
※正しい連絡先・ご経歴を入力することで、より条件にマッチした求人のご紹介が可能になります

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既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント

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大手エージェントと合わせて登録しておきましょう。

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