イオンへの転職方法!中途採用の難易度・求人情報を解説!
大手流通企業グループとして世界11カ国に事業展開していて、売上高8兆円を誇るイオン株式会社へ転職するコツを就職・転職支援のプロである現役転職エージェントが徹底解説します。
また、中途採用の転職難易度や求人情報、採用倍率の高い企業から内定獲得するためのポイントも紹介します。
あわせて企業文化や採用大学、面接で聞かれる質問や社員からの口コミも分かりやすくまとめました。
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イオンリテールとイオンモールの違い
総合スーパーの「イオン」、大型のショッピングセンター「イオンモール」。1度は行ったことがあるのではないでしょうか?
現在国内外にイオン系の総合スーパーは625店舗、ショッピングモールは274モール存在し、国内最大手の流通グループとなっています。
イオンやイオンモールの運営はそれぞれ「イオンリテール」「イオンモール」などの子会社が担っています。
- イオンリテール
GMS(総合スーパー)事業 - イオンモール
ディベロッパー事業(モール型ショッピングセンター)
イオンリテール株式会社
イオングループ内ではGMS(総合スーパー)事業を中核的に担う企業です。
本州と四国でイオン、イオンスタイルなどのGMS、スーパーマーケットを約400店舗展開するほか、イオンスポーツプラザ、イオンバイクなども運営しています。
かつてはイオンショッピングセンター、イオンモールなども展開していましたが、イオングループ内の事業重複を解消するために2013年に後述のイオンモール株式会社へ運営を移譲しました。
イオンモール株式会社
イオングループ内のディベロッパー事業を担っており、モール型ショッピングセンター「イオンモール」を運営しています。
敷地面積10万m2以上、商業施設面積6万m2以上、駐車台数3,500台以上の大型店舗を中心に、郊外・準郊外を中心に約200店舗展開しています。
同じくディベロッパー事業を担うイオンタウン株式会社がネイバーフッド型の小型ショッピングセンターを運営しているのに対して住み分けがなされています。
2013年にイオンリテールの商業施設(54モール、15大型CS)をイオンモールが管理することになり、イオングループのディベロッパー事業が機能統合されました。
これによりイオンリテールは小売り事業、イオンモールはディベロッパー事業とグループ内での住み分けができました。
イオンリテールの中途採用・求人情報
2024年11月時点でイオンリテールでの求人情報は公開されていませんが、採用は行われているようです。
2024年11月時点でイオンモールの求人情報は、8件の募集があります。
イオンモールの求人一覧
- 総合職(設備管理・テナントマネジメント)
- ビジネスイノベーション推進
- デジタル推進
- リーシング
- 開発
また、上記以外に2024年11月時点でdodaで17件の求人募集があります。
イオンリテールの売上業績・事業展望
イオンの2018年2月期の連結決算は営業収益が8,390,0億円(前年比102.2%)、営業利益は2,102億円(前年比113.8%)といずれも過去最高益を更新しました。
セグメント別ではGMS事業で利益構造改革が功を奏して大幅な利益改善を達成したのをはじめ、SM事業、ドラッグ・ファーマシー事業、総合金融事業、ディベロッパー事業など主要事業すべてにおいて増収となり、2017年度~2019年度の中期計画初年度を幸先良い形でスタートを切りました。
また、2019年2月期は営業収益8,700,0億円、営業利益2,400億円とさらなる増収益、最高益の再更新が予測されています。
イオンリテールの将来性・事業展望
それでは、イオンリテールの将来性と今後の課題を見ていきましょう。
イオングループはこれまでダイエーやマイカル、ヤオハンやコーヨーなど数多くの企業を吸収合併して成長してきた経緯があり、いまや291社の連結子会社を持つ大企業です。
そのためイオンは今日まで様々な事業が入り組んで重複して存在しており、事業の分解、移譲、合併や企業名の変更などをグループ内で繰り返しています。
イオンリテールも同様に何度も事業を拡大しては分化しを繰り返し、2013年に大型ショッピングセンターのイオンモールへの移管を経て現在の形になっています。
GMS(総合スーパー)やスーパーマーケットの運営を主体とした事業展開に集中していくことでイオングループ内の確固たる地位を築き上げているといえます。
しかし、事業の変化とともに利益構造も変化していき、システムの複雑化や労働環境の変化が生じているのも事実であり、今後の課題であるといえます。
イオンリテールの企業文化・働きがい
口コミでは以下のようなものが声があります。
環境 | 口コミ |
---|---|
やりがい | ・達成感が数字でわかる ・裁量権が大きいなど |
福利厚生 | ・施設の充実 ・自社製品の割引ができる ・休暇がとれるなど |
教育制度 | ・研修制度は充実しているが多忙の中参加するのは難しい ・ライフスタイル制度がある ・キャリア教育制度がある |
社内評価制度 | ・公募制度で若くても昇進することができる ・年に1度筆記試験がある |
女性の活躍 | ・産休、育休は取りやすい ・女性管理職を増やしている、ポジションも増えている |
やりがい
イオンでのやりがいは以下のようなものがあげられます。
- 大きな店舗、売り上げ規模で与えられる裁量権
- 売上という形で見える達成感
- 業界最大手のプライド
福利厚生
イオンでの福利厚生は以下のようなものがあります。
- 有休、長期休暇が取りやすい
- レジャー施設の利用など充実しているが、実際に使う人は少ない
- 自社店舗、サービスなどの割引券制度があり必要なものが安く買える
教育制度
イオンでの教育制度は以下のようなものがあります。
- ビジネススクール制度がある
- 研修制度は充実しているが多忙の中参加するのは難しい
ライフスタイル支援制度
コーポレートサイトには、ライフスタイル支援制度と呼ばれる項目があり、ワークライフバランスの整備に取り組んでいるとあります。
主な支援制度としては以下のものが挙げられています。
- 長期休暇制度:
20日間を1回~4回に分けて連続休暇として取得 - 社宅制度
- 育児求職・育児勤務制度
- 介護求職・介護勤務制度
- リ・エントリー制度:
円満退社の場合、事前登録にて復帰が可能になる制度 - 65歳定年
- 買い物割引制度
- イオングッドライフクラブ:
けがや病気の際、結婚祝い金や災害見舞金などの共済制度 - イオン企業年金基金
キャリア教育制度
薬剤師のキャリア支援制度です。
「一般教育」と「専門教育」の2本柱で育成。
コーポレートサイトには主な支援制度として以下が挙げられています。
- 入社オリエンテーション
- 専門研修
- イオンビジネススクール
- 国内留学(MBAコース)
- 経営者教育
- 資格昇格制度
- 公募制度
- 自己申告制度
- セルフスタディ
社内評価制度
イオンでの社内評価制度は以下のようなものがあります。
- 年に1度筆記試験があるが、忙殺されて勉強が難しい
- 公募制度があるので若くても要件を満たしていれば試験を受け昇進することができる
- キャリアアップの面談やスクールがある
女性の活躍
イオンでの女性の活躍は以下のようになっています。
- 産休、育休は取りやすい
- 女性管理職を増やしている、ポジションも増えている
- 店舗によって制度の利用率には差がある
イオンリテールの平均年収・給与相場
2024年11月時点の転職口コミサイト「エンゲージ会社の評判」によると、イオンリテールの平均年収は425万円(平均年齢33歳)です。
イオン本体と給与基準は同じですが、薬剤師の年収が高く他と大きく差があります。年収は社内資格と連動しており資格試験に合格することで給与が上がっていきます。
資格試験は年1回、筆記試験と面接でおこなわれますが、これを受けない、合格できないと評価がよくても給与は上がらないシステムとなっています。
年収の口コミ
資格試験に関わるものが多く、イオンリテールの社員にとって、資格試験は大きな関心事項であることは間違いありません。
- 残業代はしっかり出る
- サービス残業が多い傾向
残業に関する口コミで本社勤務と店舗勤務での労働に対する考え方(慣習レベルでの)と違いも垣間見えます。
イオンリテールの面接傾向・選考対策
選考フロー | 面接での主な質問例 |
---|---|
筆記試験(SPI)と 2回の面接 |
・入社してやりたいこと ・サービス業の特色について(土日の勤務などについてどのように考えるかなど) ・希望部署について ・食についてどう思うか ・薬剤師の役割について ・長所、短所について |
このように、面接では様々な質問がありますが特徴的な質問はあまりなされないようです。
しかし、ほとんどの社員が店舗勤務を経験するため、土日に休みが取れないことを確認する質問は頻出のようです。
イオンへの転職を成功させるコツ
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