医師の東京都への転職事情を徹底解説!労働環境や平均年収も紹介

医師の東京都への転職事情を徹底解説!労働環境や平均年収も紹介

    東京への転職を考える医師の人は、年収や労働環境がどう変化するのか、気になるのではないでしょうか。本記事では、都内で働く医師の年収や、オススメの転職方法などを解説します!

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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医師が東京都で働く際の労働環境

東京都で働いている医師の労働環境について全国の状況と比較して解説します。比較する内容は、忙しさの指標として地域の人口あたりの医師の人数、また、地域の医師が稼げる年収平均の2点です。

東京都の医師は数が多く働きやすい

東京都は、人口あたりの医師の人数が全国平均に比べて多く、働きやすい環境です。

厚生労働省の発表した「令和4年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国的に医師は内科外科など含め、人口10万人あたり274人いて、そのうち医療施設で働いている人は262人います。男女別に見ると男性が210人、女性が65人です。

一方で東京都では、10万人あたりの医師の総数は300人以上で全国平均に比べると40人以上多いことがわかります。

この人数は全国の都道府県でトップクラスであり、他の地域に比べると医師の数が多くて働きやすい環境が整っていると考えられます。

東京都で働く医師の平均年収は約1100万円

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、東京都で働く医師の平均年収と全国的な医師の平均年収は以下の通りです。

全国 東京都
男性医師 1226万円 1106万円
女性医師 1016万円 1122万円

この結果を見ると男女で傾向に大きな違いがあることがわかります。男性の場合には全国平均のほうが120万円ほど年収が高く、女性の場合は全国平均のほうが106万円ほど年収が低くなっています。

この結果から、より高い年収を稼ぎたいのなら、男性は東京以外の地域、女性は東京都内で働いたほうが良いと言えます。

東京都の医師オススメ・人気の病院求人

東京で転職先を探すときは、目的ごとにオススメの勤務先施設や科目が変わります。目的別のオススメ勤務先施設は以下の通りです。

ここからは実際に、どんな求人があるのかも紹介しながら、それぞれについて解説します。

スキルアップをしたいなら大規模病院

スキルアップをしたい人は、大規模病院への転職がオススメです。

大規模病院は最新の設備が整っており、最先端の医療を実施しているところが多いことや、仕事が細分化されているため専門的な仕事に注力できることから、専門的なスキルを学ぶには最適な職場です。

また、病院がつぶれにくい、残業代がしっかり支払われるといった金銭的な安定もポイントです。デメリットは、当直が多く忙しくなりやすいことです。

実際に、品川区の大手法人グループ病院からは年収1500~1800万円、週5日勤務の神経内科医が募集されています。当直の可不可なども相談できる優良求人です。

開業医になりたい・ワークライフバランスを整えたいなら診療所

将来的に開業医になりたい人やワークライフバランスを整えたい人は、診療所やクリニックなどの小規模な勤務先がオススメです。これら小規模な病院では、業務内容が幅広くなり、1人でこなす仕事内容が増えます。

開業をすると、医師の業務だけでなく経営までおこなっていくため、幅広い業務を経験できることは大きなメリットです。また、実際に開業した小規模な病院であれば、開業のアドバイスなども聞くことができる場合があります。

加えて、小規模な病院は病床数が少ないため、入院患者が減り、その分当直の数が減ります。そのため、できるだけ当直には入りたくない人やワークライフバランスを重要視する人にとっても小規模な病院はオススメです。

求人として例えば幅広い内科の経験を求める訪問診療の求人があります。ニーズが高まる訪問医療に興味がある人には魅力的な候補で1500万円以上の年収で求人が出されています。

臨床以外の道へ進むなら産業医や製薬会社

臨床医として働く以外の道を考えるなら産業医・製薬会社がオススメです。

臨床があまり向いていない人でも、労働者の健康管理をする産業医や、製薬会社の新薬開発などから医療に関わることができます。また、これら2つの勤務先はワークライフバランスが整っているメリットもあります。

しかし、医師免許以外に産業医には産業医資格、製薬会社には海外の企業とわたりあえる語学力が求められることもありますので、注意は必要です。

また、転職を実際に考える場合は、求人数が限られるので転職サイトのアドバイザーへの相談がオススメです。

給料に不安があればアルバイトもオススメ

転職で、給料が下がってしまうことに不安を感じるなら、アルバイトもオススメです。医師のバイトは時給1万円が相場なので、休日に8時間働けば8万円もの日給を得られます。

今の職場で安定した収入を得ながらも、バイト代を生活の足しにできるので、今よりも豊かな生活が送れます。医師のアルバイトについて、さらに詳しく知りたい人は以下の記事も読んでみてください。

医師が東京都で転職する方法

医師が東京都へ転職するときの方法は、主に以下の3つです。

ここからは、それぞれについて具体的に解説していきます。

転職サイト

転職サイトはオンラインで自由に求人を検索して応募できることが特徴です。また、求人数が豊富で検索条件を設定することにより、簡単に希望の求人を絞り込めることが魅力です。

転職サイトではスカウトの募集をかけたり、キャリアアドバイザーとキャリアの相談をして、希望にマッチした求人を紹介してもらえます。

末永雄大 末永

東京都にはたくさんの大学病院や特定機能病院があります。また、ブランド病院と呼ばれる有名病院も。こうした病院に転職したい場合は転職サイトのキャリアアドバイザーに相談するのが一番です。


なぜなら非公開求人を紹介してもらえる可能性が高いからです。複数の転職サイトに登録することで、非公開求人を抜け漏れなくチェックすることをおすすめします。

医師におすすめの転職サイトについて詳しく知りたい人は以下の記事も読んでみてください。

医局や上司からの紹介

医師が転職をするとき、医局や上司からの紹介で転職をすることはよくあります。紹介は、スムーズに転職先が見つかるメリットがあるものの、安易に転職を決めてしまうとトラブルが起こりがちです。

転職先が自分と合わない場合、例えば医局からの紹介であれば、再転職をすぐにすることは基本的にできません。仮に再転職をしたとしても、医局の意向に反したことで、将来のキャリアが傷ついてしまう可能性があります。

また、医局と上司どちらに紹介してもらった転職でも、給与や休みなどの交渉をしにくいデメリットもあります。

ハローワーク

求人を探す際、ハローワークを利用することも1つの手段ではあるものの、医師の転職ではオススメできません。なぜなら、ハローワークにはそもそも医師の求人が少なく、見つかったとしても助手や受付の業務がほとんどだからです。

医師と比べると給与も大幅に下がってしまい、業務内容も医師の専門性を活かせないものとなってしまうためです。そのため、基本的にはハローワークの利用は控えたほうがいいでしょう。

医師が東京都で転職するなら転職サイトがおすすめ

複数の転職方法を比較すると、医師が東京都へ転職する際は転職サイトの利用が適しているとわかります。

転職サイトは数多くあるものの、とくにオススメはキャリアアドバイザーと相談ができる転職サイトです。また、医療業界に特化したサイトであるとさらにオススメです。

業界に特化したキャリアアドバイザーは医師の忙しい労働環境をよく理解していて、転職活動に時間をあまり割けないことを考慮したサポートをしてくれます。

労働環境や年収希望を伝えれば、条件にマッチした求人を紹介してもらうこともできますし、書類作成や面接対策などの手間も肩代わりしてくれます。

医師が現職を辞めるときに注意するべきこと

医師が現職を辞めるときに注意すべきことは「退職の伝え方」です。

退職の意思が決まっているなら、3ヶ月前までに伝えるのがベストだと言えます。なぜなら、病院は少人数で業務をこなしているケースが多く、募集をしても採用までに時間がかかってしまうからです。

そのため、自分が退職してしまった分を埋められるように、日数に余裕を持って退職する旨を伝えるのが望ましいです。

医局を辞めるときの方法と注意点

医局を辞めるというのは難しく、その中でもとくに大学医局から退局するのが容易ではないと言われています。だからこそ、ここで重要なポイントは5つあります。

  1. 転職先を探して条件比較し、決意を固める
  2. できるだけ早く退局の旨を伝える
  3. すでに退局した医師の情報収集
  4. 転職先の院長に相談
  5. 自発的に退局の段取りを進める

上記では退職する3ヶ月前に退職の旨を伝えるのがベストだとお話しましたが、医局になると少し変わります。医局の場合は、退局する旨をできる限り早い段階で伝える必要があります。

例えば「3ヶ月後に辞めます」と伝えると、新しい人員を補充できない可能性があり、医局の人事も調整がつきにくくなってしまいます。その結果、強く引きとめられてしまい、退局することが難しくなってしまう可能性も考えられます。

また、どの医局に所属するのかにもよって事情が変わってきます。ですので、過去に退局した医師の情報を収集しておくことで、自分が退局する際の参考になります。

場合によっては、転職先の院長に相談をして解決するという方法もありますよ。

自発的に退局の準備や交渉が難しい、または不安を感じているという医師は転職サイトのアドバイザーに頼ってみるという選択肢もあります。自分1人で対処するよりも負担が軽くなるので、検討してみてはいかがでしょうか。

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